JP2009113602A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバーが運転操作を行わなくても車両の安全性が確保されている場合に、車両の走行中であっても走行強制をより容易に解除することを可能にする車両用表示装置を提供する。
【解決手段】自車両が自動追従を行って走行している最中であるか否かを検出する自動追従有無検出部11と、自動追従有無検出部11によって、自動追従を行って走行している最中であると検出したことに基づいて、走行強制を解除させる判定を行う解除判定部15と、解除判定部15で走行強制を解除させる判定が行われた場合に、走行強制を解除させる解除部16とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の走行時には画面の表示に関わる所定の操作を制限する車両用表示装置に関するものである。
車両用表示装置の画面表示に関わる操作を運転中に行うことは危険であるため、車両用表示装置では、走行時に画面表示に関わる操作を制限する、いわゆる走行強制が行われている。
しかしながら、この走行強制によれば、走行中にはドライバー以外の乗員も車両用表示装置の操作を制限されることになり、いささか不便である。そこで、この走行強制を車両の走行中に解除可能にする技術がいくつか提案されている。例えば、特許文献1には、ユーザからのスイッチ等への入力操作に応じて走行強制を解除する車両用表示装置が開示されている。
また、従来から、自動車交通の安全性の向上を目指した運転支援システムの開発が行われており、停止および発進を繰り返すような低速度域における先行車両への自動追従を可能とする渋滞走行支援システムなどが実現化されている。
特開2004−26050号公報
しかしながら、特許文献1に開示の車両用表示装置では、走行中であってもユーザからの入力操作に応じて走行強制の解除が可能であるため、利便性は向上するものの、走行中の安全性を低下させるという問題点を有していた。すなわち、特許文献1に開示の車両用表示装置では、ドライバーが運転操作に集中しなくてはならない場合であっても、走行強制を解除して画面表示に関わる操作を可能にしてしまうため、ドライバーの注意を散漫にしてしまい、車両の安全性を十分に確保できないという問題点を有していた。
また、従来の渋滞走行支援システムでは、低速で自動追従走行を行っている状態であっても走行強制によって車両用表示装置の操作が制限されるため、車間距離が保たれて車両の安全性が確保されている状態にも関わらず車両用表示装置に対してドライバーの意図する操作を行えないという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、車両の安全性を確保しつつ、利便性を向上させ得る車両用表示装置を提供することにある。
請求項1の車両用表示装置は、上記課題を解決するために、先行車両への自動追従を可能にする車両制御装置を備えた車両に設けられ、画面表示に関わる所定の操作を、前記車両の走行時には制限する走行強制の機能を有する車両用表示装置であって、前記車両が前記自動追従を行って走行している最中であるか否かを検出する自動追従有無検出手段と、前記自動追従有無検出手段によって、前記自動追従を行って走行している最中であると検出したことに基づいて、前記走行強制を解除させる判定を行う解除判定手段と、前記解除判定手段で前記走行強制を解除させる判定が行われた場合に、前記走行強制を解除させる解除手段と、を備えることを特徴としている。
これによれば、自動追従を行って走行している最中であれば、解除判定手段が走行強制を解除させる判定を行うことが可能になる。その結果、走行中であっても、自動追従を行なっている最中であれば、走行強制を解除させて画面表示に関わる操作を可能とすることができるので、車両用表示装置の利便性を向上させることが可能になる。しかも、走行中に走行強制を解除させるのは、自動追従を行っている最中に限られるので、安全性も確保される。
また、請求項2の車両用表示装置では、前記車両の走行車線前方の渋滞状況の情報である渋滞情報を取得する情報取得手段をさらに備え、前記解除判定手段は、前記自動追従を行って走行している最中であると検出した場合に、前記情報取得手段で取得した渋滞情報に基づいて、前記走行強制を解除させるか否かの判定を行うことを特徴としている。
これによれば、車両が自動追従を行って走行している最中は、車両の走行車線前方の渋滞状況に基づいて解除判定手段によって走行強制を解除するか否かの判定が行われ、走行強制を解除させる判定が行われた場合には、車両の走行時であっても解除手段によって走行強制が解除されることになる。よって、渋滞に巻き込まれた中で自動追従を行って車両が走行している場合、すなわち、より車両の安全性が確保された状況で走行している場合に、走行強制を解除する判定を行うことになる。
また、請求項3の車両用表示装置では、前記情報取得手段は、前記車両の走行車線前方の所定範囲を撮像する撮像手段で得られた画像の情報を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段で取得した画像の情報を解析し、前記画像中に含まれる先行車両台数を検出する画像解析手段と、を備え、前記先行車両台数の情報を前記渋滞情報として取得することを特徴としている。
これにより、車両の走行車線前方の所定範囲に存在する先行車両台数を渋滞状況の情報として用いることが可能になる。
また、請求項4の車両用表示装置では、前記車両の速度の情報を取得する速度情報取得手段をさらに備え、前記解除判定手段は、前記自動追従を行って走行している最中であると検出した場合に、前記速度情報取得手段で取得した速度の値に基づいて、前記走行強制を解除させるか否かの判定を行うことを特徴としている。
これにより、車両が自動追従を行って走行している最中は、車両の速度に基づいて解除判定手段によって走行強制を解除するか否かの判定が行われ、走行強制を解除させる判定が行われた場合には、車両の走行時であっても解除手段によって走行強制が解除されることになる。よって、より車両の安全性が確保される速度で車両が走行している場合、すなわち、より車両の安全性が確保された状況で走行している場合に、走行強制を解除する判定を行うことになる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、車両用表示装置1の概略的な構成を示すブロック図である。図1に示す車両用表示装置1は、先行車両への自動追従を可能にする車両制御装置を備えた車両(以降では、自車両と呼ぶ)に搭載されるものであり、自動追従有無検出部11、画像取得部12、画像解析部13、速度情報取得部14、解除判定部15、解除部16、走行強制部17、操作部18、および表示部19を備えている。なお、本実施形態では、自動車等の車両に搭載されるナビゲーションシステムの表示装置に本発明を適用した場合を例に挙げて説明を行う。また、本実施形態では、上述の車両制御装置を、公知の拡張アダプティブクルーズコントロールシステム(EACC:Enhanced Adaptive Cruise ControlSystem)などの、停止および発進(Stop&Go)を繰り返すような低速度域における自動追従を行わせている車両制御装置とした場合を例に挙げて説明を行う。
自動追従有無検出部11は、先行車両への自動追従を行わせるための制御が行われているか否かを検出するものである。また、自動追従有無検出部11は、検出結果(以降では、自動追従有無情報と呼ぶ)を解除判定部15に送るものである。本実施形態では、自動追従有無情報は、先行車両への自動追従を行わせるための制御が行われていた場合には「あり」フラグとし、先行車両への自動追従を行わせるための制御が行われていなかった場合には「なし」フラグとする。なお、先行車両への自動追従を行わせるための制御が行われているか否かは、例えば、その制御を行うための車両制御装置での制御信号を検出することによって行うことができる。先行車両への自動追従を行わせるための制御を行うための車両制御装置での制御信号は、例えば自動追従を行わせるための制御を開始する信号であってもよいし、自動追従を持続させるための制御を行わせる信号であってもよい。
画像取得部12は、自車両の走行車線前方の所定範囲を撮像する撮像装置で得られた画像の情報を取得するものである。また、画像取得部12は、取得した画像の情報を画像解析部13に送るものである。なお、本実施形態の撮像装置は自車両に搭載されるものとする。また、上述の所定の範囲は任意に設定可能な範囲であって、例えば自車両から15m〜数十mの範囲としてもよいし、自車両の数メートル前からさらに前方に15m〜数十mの範囲としてもよい。
画像解析部13は、画像取得部12から送られてきた画像の情報をもとに公知の画像認識技術を用いて画像解析を行い、画像中に車体の一部が含まれる車両の数(以降では、先行車両台数と呼ぶ)を検出するものである。また、画像解析部13は、検出した先行車両台数の情報(以降では、先行車両台数情報と呼ぶ)を解除判定部15に送るものである。なお、先行車両台数情報は、車両の走行車線前方の所定範囲に存在する先行車両の台数、すなわち、その所定範囲内での先行車両の密度を示すものであるので、車両の走行車線前方の渋滞の度合い表す指標となる。
速度情報取得部14は、自車両に備えられた車速センサで検出された速度の情報(以降では、速度情報と呼ぶ)を取得するものである。また、速度情報取得部14は、取得した速度情報を解除判定部15および走行強制部17に送るものである。
解除判定部15は、自動追従有無情報、先行車両台数情報、および速度情報に基づいて、走行強制を解除させるか否かの判定を行うものである。また、解除判定部15は、走行強制を解除させる判定を行った場合に、走行強制を解除する指示を行うように解除部16に命令(以降では、走行強制解除命令と呼ぶ)を送るものである。なお、上述の走行強制とは、車両用表示装置1の画面表示に関わる所定の操作を、自車両の走行時には制限することを表している。走行強制によって制限される操作の詳細については後に詳述する。解除部16は、解除判定部15から走行強制解除命令が送られてきた場合に、走行強制を解除させる指示(以降では、走行強制解除指示と呼ぶ)を走行強制部17に送るものである。
走行強制部17は、操作部18へのユーザからの入力操作のうち、車両用表示装置1の画面表示に関わる所定の操作を、自車両の走行時には制限する制御を操作部18に対して行うことにより走行強制を行うものである。自車両が走行中であるか否かは速度情報取得部14から供給される速度情報に基づいて行う。なお、走行強制によって制限される操作とは、運転操作に対するドライバーの注意力を比較的大きく低下させてしまう可能性が高い操作であって、例えばナビゲーションにおける地図検索、目的地設定、電話番号入力等の複雑な手順が必要となる入力操作、およびTV/DVD画像の表示に関わる入力操作等がある。さらに、走行強制部17は、解除部16から走行強制解除指示が送られてきた場合には、操作部18に対しての走行強制を解除するものである。なお、本実施形態では、走行強制によって制限される操作は、上述した操作のうちの一部であってもよいし、上述した操作の全てであってもよい。
操作部18は、車両用表示装置1の表示部19の表示画面付近に設けられるメカニカルなスイッチや、表示部19の表示画面上に重ねられたタッチパネルによるソフトスイッチとして構成されるものであって、表示部19に表示された地図の縮尺変更、メニュー表示選択、目的地設定、経路案内開始、現在位置修正、表示画面変更、音量調整、TV/DVD画面への切り替え等の入力に使用されるものである。なお、走行強制時の操作部18での操作の制限は、操作部18での入力操作の禁止または無効化によって行われる。そして、表示部19は、例えば液晶ディスプレイによって構成され、ナビゲーション機能に関する表示やTV/DVD画像の表示を行うものである。
なお、自動追従有無検出部11、画像取得部12、画像解析部13、速度情報取得部14、解除判定部15、解除部16、および走行強制部17は、CPUによって構成される。
また、本実施形態では、車速センサ、撮像装置、および車両制御装置から車両用表示装置1へ情報を送るときに、例えばCAN(Controller AreaNetwork)などの通信プロトコルに準拠した車内LANを介して行う。
次に、図2を用いて、車両用表示装置1での走行強制を解除するまでの動作フローについての説明を行う。図2は、車両用表示装置1での走行強制を解除するまでの動作フローを示すフローチャートである。なお、本フローは、走行強制部17が走行強制を行っているときに所定周期で繰り返し実行される。
まず、ステップS1では、自動追従有無検出部11が自動追従有無情報を取得し、ステップS2に移る。ステップS2では、解除判定部15によって、自動追従有無情報が「あり」フラグであるか否かを判定する。そして、「あり」フラグであった場合(ステップS2でYes)には、ステップS3に移る。また、「なし」フラグであった場合(ステップS2でNo)には、ステップS1に戻ってフローを繰り返す。
ステップS3では、画像取得部12が、自車両の走行車線前方の所定範囲を撮像する撮像装置で得られた画像の情報を取得し、その画像の情報を画像解析部13に送ってステップS4に移る。ステップS4では、画像解析部13が、画像取得部12から送られてきた画像の情報をもとに画像解析を行い、画像中に含まれる先行車両台数を検出する。そして、画像解析部13が先行車両台数情報を解除判定部15に送って、ステップS5に移る。
ステップS5では、解除判定部15が、先行車両台数情報をもとにして、先行車両台数が所定の台数以上であるか否かを判定する。そして、先行車両台数が所定の台数以上であった場合(ステップS5でYes)には、ステップS6に移る。また、先行車両台数が所定の台数以上でなかった場合(ステップS5でNo)には、ステップS1に戻ってフローを繰り返す。なお、ここで言うところの所定の台数とは、撮像装置で撮像する範囲に応じて決められるものであって、渋滞中であった場合にその範囲に存在すると考えられる車両の台数をもとに設定されるものである。例えば、撮像装置で撮像する範囲を15mとした場合には、上述の所定の台数を3台としてもよい。
ステップS6では、速度情報取得部14が、その時点での速度情報を取得する。そして、その速度情報を解除判定部15に送って、ステップS7に移る。ステップS7では、解除判定部15が、速度情報をもとにして、自車両の速度が所定の速度以下であるか否かを判定する。そして、自車両の速度が所定の速度以下であった場合(ステップS7でYes)には、ステップS8に移る。また、自車両の速度が所定の速度以下でなかった場合(ステップS7でNo)には、ステップS1に戻ってフローを繰り返す。なお、ここで言うところの所定の速度とは、任意の速度に設定可能であって、渋滞中の車両の速度と同程度の速度である。例えば、所定の速度は10km/hであってもよい。
ステップS8では、解除判定部15が走行強制解除命令を解除部16に送り、解除部16から走行強制部17に走行強制解除指示を送る。そして、走行強制部17が走行強制解除指示に従って、操作部18に対しての走行強制を解除し、フローを終了する。ここで、走行強制解除指示に従って走行強制が解除される操作は、走行強制によって制限されていた操作の全てであってもよいし、一部であってもよい。
なお、走行強制を解除した後に、自動追従有無検出部11で取得した自動追従有無情報が、解除判定部15によって「なし」フラグであったと判定された場合には、解除判定部15からの命令によって走行強制部17による走行強制が再度行われる。また、走行強制を解除した後に、解除判定部15によって先行車両台数が所定の台数以上でないと判定された場合にも、解除判定部15からの命令によって走行強制部17による走行強制が再度行われる。さらに、走行強制を解除した後に、解除判定部15によって自車両の速度が所定の速度以下でないと判定された場合にも、解除判定部15からの命令によって走行強制部17による走行強制が再度行われる。
以上の構成によれば、自車両が自動追従を行って走行している最中であって、車両の走行車線前方が渋滞中、且つ、自車両の速度が低速である場合にのみ、車両用表示装置1の走行強制が自動的に解除される。また、車両用表示装置1の走行強制が自動的に解除されるので、ドライバーを含む搭乗員がスイッチ等への入力操作を行わなくても車両用表示装置の走行強制を解除することができ、車両用表示装置1の利便性が向上する。また、渋滞に巻き込まれた中で自動追従を行って車両が低速走行している状況は、ドライバーが運転操作を行わなくても車両の安全性が十分に確保されている状況であるので、車両用表示装置1の走行強制を解除しても車両の安全性が十分に確保される。
なお、本実施形態の自動追従とは、ロンジチュージナル制御(速度・車間距離制御)のみを自動で行う自動追従であってもよいし、ロンジチュージナル制御とラテラル制御(操舵制御)との両方を自動で行う自動追従であってもよい。
また、本実施形態では、自動追従有無情報を「あり」/「なし」フラグとする構成を示したが、必ずしもこれに限らない。自動追従有無情報は、先行車両への自動追従が行われていると自動追従有無検出部11で検出したか否かが解除判定部15で判定できる形式の情報であれば、どのような構成をしていてもよい。
なお、本実施形態では、車両制御装置での制御信号を検出することによって、先行車両への自動追従を行わせるための制御が行われているか否かを自動追従有無検出部11が検出する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、ユーザからの、通常走行のモードから先行車両への自動追従を行わせるモードへ切り換える操作入力を検出することによって、先行車両への自動追従を行わせるための制御が行われているか否かを自動追従有無検出部11が検出する構成であってもよい。
また、本実施形態では、画像中に車体の一部が含まれる車両の数を先行車両台数とする構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、画像中に車体の全てが含まれる車両の数を先行車両台数とする構成であってもよい。
なお、本実施形態では、自動追従有無検出部11で検出した自動追従有無情報、画像取得部12および画像解析部13で検出した先行車両台数情報、および速度情報取得部14で検出した速度情報に基づいて、解除判定部15が走行強制を解除させるか否かの判定を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、車両用表示装置1に画像取得部12、画像解析部13、および速度情報取得部14を備えず、自動追従有無情報のみに基づいて、解除判定部15が走行強制を解除させるか否かの判定を行う構成であってもよい。この構成では、解除判定部15は、先行車両への自動追従を行わせるための制御が行われていた場合(自動追従有無情報が「あり」フラグの場合)に、走行強制を解除させる判定を行うようにすればよい。自動追従を行って車両が走行している最中は、ドライバーが運転操作を行わなくても車両の安全性が確保されている状況であるので、以上の構成であっても、車両の安全性を確保しつつ、車両用表示装置の利便性を向上させることが可能になる。
また、例えば、車両用表示装置1に速度情報取得部14を備えず、自動追従有無情報に加えて先行車両台数情報に基づいて、解除判定部15が走行強制を解除させるか否かの判定を行う構成であってもよい。この構成では、解除判定部15は、先行車両への自動追従を行わせるための制御が行われていた場合であって、先行車両台数が所定の台数以上であった場合に、走行強制を解除させる判定を行うようにすればよい。渋滞に巻き込まれた中で自動追従を行って車両が走行している状況は、ドライバーが運転操作を行わなくても車両の安全性がより確保されている状況であるので、以上の構成であっても、車両の安全性を確保しつつ、車両用表示装置の利便性を向上させることが可能になる。
さらに、例えば、車両用表示装置1に画像取得部12および画像解析部13を備えず、自動追従有無情報に加えて速度情報に基づいて、解除判定部15が走行強制を解除させるか否かの判定を行う構成であってもよい。この構成では、解除判定部15は、先行車両への自動追従を行わせるための制御が行われていた場合であって、自車両の速度が所定の速度以下の場合に、走行強制を解除させる判定を行うようにすればよい。より車両の安全性が確保される速度で車両が走行している状況は、ドライバーが運転操作を行わなくても車両の安全性が確保されている状況であるので、以上の構成であっても、車両の安全性を確保しつつ、車両用表示装置の利便性を向上させることが可能になる。
なお、本実施形態では、車両用表示装置1に画像取得部12および画像解析部13を備えることによって、渋滞の度合い表す指標として先行車両台数を検出し、先行車両台数情報に基づいて解除判定部15で走行強制を解除させるか否かの判定を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、車両用表示装置1に画像取得部12および画像解析部13を備えない代わりに、VICS(登録商標)(Vehicle Information andCommunication System)などによってナビゲーションシステムが受信した自車両の走行車線前方の渋滞情報を取得する通信部を備え、渋滞の度合い表す指標として先行車両台数の代わりに、その渋滞情報に基づいて解除判定部15で走行強制を解除させるか否かの判定を行う構成であってもよい。
また、本実施形態では、Stop&Goを繰り返すような低速度域における自動追従を行わせている車両制御装置に本発明を適用する場合を例に挙げて説明を行ったが、必ずしもこれに限らない。例えば、低速度域以外においても自動追従を行わせている車両制御装置(例えば、0km/h〜約100km/hの範囲で自動追従を行わせる公知のレーダークルーズコントロールに用いられる車両制御装置など)に本発明を適用してもよい。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
車両用表示装置1の概略的な構成を示すブロック図である。 車両用表示装置1での走行強制を解除するまでの動作フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両用表示装置、11 自動追従有無検出部(自動追従有無検出手段)、12 画像取得部(画像取得手段)、13 画像解析部(画像解析手段)、14 速度情報取得部(速度情報取得手段)、15 解除判定部(解除判定手段)、16 解除部(解除手段)、17 走行強制部、18 操作部、19 表示部

Claims (4)

  1. 先行車両への自動追従を可能にする車両制御装置を備えた車両に設けられ、画面表示に関わる所定の操作を、前記車両の走行時には制限する走行強制の機能を有する車両用表示装置であって、
    前記車両が前記自動追従を行って走行している最中であるか否かを検出する自動追従有無検出手段と、
    前記自動追従有無検出手段によって、前記自動追従を行って走行している最中であると検出したことに基づいて、前記走行強制を解除させる判定を行う解除判定手段と、
    前記解除判定手段で前記走行強制を解除させる判定が行われた場合に、前記走行強制を解除させる解除手段と、を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記車両の走行車線前方の渋滞状況の情報である渋滞情報を取得する情報取得手段をさらに備え、
    前記解除判定手段は、前記自動追従を行って走行している最中であると検出した場合に、前記情報取得手段で取得した渋滞情報に基づいて、前記走行強制を解除させるか否かの判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記情報取得手段は、
    前記車両の走行車線前方の所定範囲を撮像する撮像手段で得られた画像の情報を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段で取得した画像の情報を解析し、前記画像中に含まれる先行車両台数を検出する画像解析手段と、を備え、
    前記先行車両台数の情報を前記渋滞情報として取得することを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記車両の速度の情報を取得する速度情報取得手段をさらに備え、
    前記解除判定手段は、前記自動追従を行って走行している最中であると検出した場合に、前記速度情報取得手段で取得した速度の値に基づいて、前記走行強制を解除させるか否かの判定を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
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