JP2009112591A - コードレスアンカ - Google Patents

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Abstract

【課題】全体を軽量化しながら長時間にわたって適温に加温し、十分な強度にする。
【解決手段】コードレスアンカは、ケース2に内蔵される電池1から供給される電力で発熱する発熱体3で、ケース表面に固定している放熱プレート4を加温する。ケース2は、放熱プレート4の内面に支持プレート30を有し、この支持プレート30に対向して表面プレート20を設けて、支持プレート30と表面プレート20との間を収納部5としている。支持プレート30と表面プレート20との中間には、中間補強プレート10を配設している。中間補強プレート10と表面プレート20との間には、表面プレート20に連結してなる箱形支持リブ22を配設して、箱形支持リブ22で中間補強プレート10を支持している。さらに、支持プレート30の内面には、支持リブ32を連結して設けて、この支持リブ32を介して支持プレート30を中間補強プレート10に支持している。
【選択図】図4

Description

本発明は、電池式のコードレスアンカに関する。
商用電源で使用されるアンカは、電源コードをコンセントに接続して使用される。このアンカは、使用するときに電源コードが邪魔になる。とくに、病院などで使用されるときには、電源コードが邪魔になる。この欠点を解消するアンカとして、蓄熱材を内蔵するコードレスアンカが開発されている。(特許文献1参照)
この特許文献に記載されるコードレスアンカは、ヒーターで蓄熱材を加熱し、コードを外した状態では蓄熱材に蓄える熱で加温する。このコードレスアンカは、蓄熱材に蓄える熱を放熱して加温するので、長時間にわたって一定の温度に保持するのが難しく、使用するにしたがって温度が低下する。蓄熱材を多くして、温度の低下を少なくできるが、蓄熱材の使用量を多くすると、全体が重くなって便利に使用できなくなる欠点がある。
実用新案登録第3092914号公報
本発明は、この欠点を解決することを目的として開発されたものである。本発明の重要な目的は、全体を軽量化しながら長時間にわたって適温に加温でき、しかも十分な強度にできるコードレスアンカを提供することにある。
本発明のコードレスアンカは、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
コードレスアンカは、ケース2と、このケース2内の収納部5に内蔵してなる充電できる電池1と、この電池1から供給される電力で発熱する発熱体3と、ケース2の表面に固定されて発熱体3で加温される放熱プレート4とを備える。ケース2は、金属板からなる放熱プレート4の内面に支持プレート30を有すると共に、この支持プレート30に対向して、支持プレート30から離して表面プレート20を設けて、支持プレート30と表面プレート20との間を収納部5とし、支持プレート30と表面プレート20との外周を周壁部31、21で連結して、内部を閉鎖空間の収納部5としている。支持プレート30と表面プレート20との中間には、放熱プレート4と表面プレート20に対向する姿勢で中間補強プレート10を配設している。この中間補強プレート10と表面プレート20との間には、表面プレート20に連結してなる箱形支持リブ22を配設して、この箱形支持リブ22で中間補強プレート10を表面プレート20側に支持している。さらに、支持プレート30の内面には、中間補強プレート10に向かって突出する支持リブ32を連結して設けており、この支持リブ32を介して支持プレート30を中間補強プレート10に支持している。
本発明の請求項2のコードレスアンカは、箱形支持リブ22の内側に電池1を収納している。
本発明の請求項3のコードレスアンカは、ケース2を、放熱プレート4を固定して支持プレート30を設けている上ケース2Bと、表面プレート20を有する下ケース2Aとで構成している。
本発明のコードレスアンカは、全体を軽量化しながら長時間にわたって適温に加温でき、しかも十分な強度にできる特徴がある。長時間にわたって加温状態に保持できるのは、蓄熱材に代わって、充電できる電池で発熱体を加温して発熱体で放熱プレートを加温するからである。また、コードレスアンカは、軽量化しながら十分な強度とすることが大切である。それは、ユーザーが上に乗って十分に耐える強度が要求されるからである。軽量化と強度は相反する特性であって、両方を満足するのは難しいが、本発明は、独特の構造で両方の特性を満足する。本発明のコードレスアンカのケースは、金属板からなる放熱プレートの内面に支持プレートを設けており、さらに、この支持プレートに対向して、支持プレートから離して表面プレートを設けて支持プレートと表面プレートとの間を収納部とし、さらにまた、支持プレートと表面プレートとの中間に、放熱プレートと表面プレートに対向するように中間補強プレートを配設している。さらに、この中間補強プレートと表面プレートとの間には、表面プレートに連結している箱形支持リブを設けて、箱形支持リブで中間補強プレートを表面プレート側に支持し、また、支持プレートの内面には、中間補強プレートに向かって突出する支持リブを連結して設けて、この支持リブを介して支持プレートを中間補強プレートで支持している。この構造のコードレスアンカは、放熱プレートの内面に支持プレートを設けて放熱プレートと支持プレートとでこの部分を二重構造とし、さらに、支持プレートと表面プレートとを直接には支持することなく、その間に中間補強プレートを設け、この中間補強プレートと表面プレートとは、表面プレートに連結している箱形支持リブで支持し、さらに、中間補強プレートと支持プレートとの間は、支持プレートに連結している支持リブで支持する。この構造は、支持プレートと表面プレートが、中間補強プレートを介して、しかも、この中間補強プレートの両面を支持リブと箱形支持リブで支持する独特の構造となる。この構造によって、放熱プレートに作用する荷重は直接に表面プレートに作用することなく、支持プレートと中間補強プレートと箱形支持リブを介して表面プレートに支持される。この構造は、箱形支持リブと支持リブとを短くして強固にできる。また、支持リブと箱形支持リブの間に中間補強プレートを配設することから、中間補強プレートの緩衝作用でもって、支持リブに作用する加重を箱形支持リブで支持できる。さらにまた、支持リブと箱形支持リブの間に中間補強プレートを配設して、支持リブの荷重を中間補強プレートを介して支持リブで支持することから、支持リブと箱形支持リブを必ずしも完全に一致する部位には配置する必要がなく、支持リブと箱形支持リブとを収納している部材の邪魔にならない多数の部分に配置して、耐荷重を向上できる。
また、本発明の請求項2のコードレスアンカは、箱形支持リブの内側に電池を収納している。この構造は、箱形支持リブを電池を収納する電池ホルダーに併用できる。また、箱形支持リブは、開口部を中間補強プレートで閉塞しているので、電池を中間補強プレートで保護しながら定位置に配置できる。
また、本発明の請求項3のコードレスアンカは、ケースを、放熱プレートを固定して支持プレートを設けている上ケースと、表面プレートを有する下ケースとで構成する。このコードレスアンカは、上ケースと下ケースを連結して組み立てできる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのコードレスアンカを例示するものであって、本発明はコードレスアンカを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図11に示すコードレスアンカは、ケース2と、このケース2内の収納部5に内蔵してなる充電できる電池1と、この電池1から供給される電力で発熱する発熱体3と、ケース2の表面に固定されて発熱体3で加温される放熱プレート4とを備える。さらに、図のコードレスアンカは、電池1を充電する充電回路45と、電池1から発熱体3に供給する電力をコントロールする制御回路40とを実装する回路基板6をケース2に内蔵している。ここで、コードレスアンカは、電池を内蔵する電気加温器である。
ケース2は、図3の分解斜視図に示すように、金属板からなる放熱プレート4の内面に支持プレート30を設けている。さらに、図4の断面図に示すように、この支持プレート30に対向するように支持プレート30から離して表面プレート20を設けて、支持プレート30と表面プレート20との間を収納部5としている。さらに、支持プレート30と表面プレート20との外周部は周壁部31、21で連結して、内部を閉鎖空間の収納部5としている。
さらに、ケース2は、図3と図4に示すように、支持プレート30と表面プレート20との中間に、放熱プレート4と表面プレート20に対向する姿勢で中間補強プレート10を配置している。また、この中間補強プレート10と表面プレート20との間には、表面プレート20に連結している箱形支持リブ22を設けて、この箱形支持リブ22でもって、中間補強プレート10を表面プレート20側に支持している。また、支持プレート30は、図4の断面図と、図6の下側から見た分解斜視図に示すように、その内面に、中間補強プレート10に向かって突出する支持リブ32を連結して設けている。支持プレート30は、この支持リブ32を介して中間補強プレート10に支持される。
図1と図2の斜視図に示すケース2は、全体の平面形状を四角形として、そのコーナー部と各辺を湾曲形状とし、内部に電池1と発熱体3を収納する厚さとしている。ケース2はプラスチック製で、電池1を内蔵する下ケース2Aと、放熱プレート4を固定している上ケース2Bとを別々に成形して、外周縁で連結している。
下ケース2Aは、表面プレート20の外周部を上向きに湾曲して上ケース2Bに連結する周壁部21としている。下ケース2Aは、図7の斜視図に示すように、表面プレート20の内面に突出して箱形支持リブ22を一体的に成形して設けている。箱形支持リブ22は、中間補強プレート10を支持すると共に、内部に電池1を収納している。図の下ケース2Aは、表面プレート20の長手方向に細長い四角形の箱形支持リブ22を設けている。箱形支持リブ22は、表面プレート20のほぼ両端まで伸びる長さであって、その幅を表面プレート20の約半分として、表面プレート20の中央部分を含む領域に設けている。下ケース2Aは、箱形支持リブ22の横に制御回路40などを実装するメイン回路基板6を配置しているので、箱形支持リブ22は、メイン回路基板側に突出する幅を狭く、反対側に突出する幅を広くして、表面プレート20の広い面積に設けている。箱形支持リブ22のメイン回路基板側の側壁リブ22Aは、所定の間隔で平行に配置してなる2列リブ構造として、2列のリブを所定の間隔の横連結リブ22Bで連結している。メイン回路基板6と反対側の側壁リブ22Aは、箱形支持リブ22に収納する電池1に接続するリード板19を外部に引き出すために、リード板19の引き出し隙間23を設けている。図の箱形支持リブ22は、表面プレート20の中央部に近いメイン回路基板側の側壁リブ22Aを2列リブ構造として、2列リブを連結する複数の板状壁を設けて、耐荷重を大きくしている。このため、その反対側の側壁リブ22Aにリード板19の引き出し隙間23を設けながら、上面に固定される中間補強プレート10を十分な強度で支持できる。さらに、図の箱形支持リブ22は、電池1を複数のブロック、図において3ブロックに区画して収納することから、箱形支持リブ22を複数の中間支持リブ22Cで区画し、中間支持リブ22Cによっても中間補強プレート10の耐荷重を大きくしている。また、中間支持リブ22Cは、電池1を複数のブロックを区画することから、電池1の熱暴走が隣に誘発されるのを阻止する作用もある。
さらに、下ケース2Aは、箱形支持リブ22の上に中間補強プレート10を固定するための連結ボス24を一体的に成形して設けている。連結ボス24は、箱形支持リブ22の側面に連結され、図の下ケース2Aにあっては、箱形支持リブ22の外側に連結して設けられる。この連結ボス24は、中間補強プレート10を貫通する止ネジ15がねじ込まれて、中間補強プレート10を箱形支持リブ22の上面に固定する。
中間補強プレート10は、プラスチックを板状に成形して制作される。この中間補強プレート10は、図8の斜視図に示すように、箱形支持リブ22の上面開口部をカバーできるように、その外形を箱形支持リブ22の外形以上に大きくして、箱形支持リブ22の上面に固定される。図の中間補強プレート10は、電池1を冷却するための放熱孔11を設けている。放熱孔11は、各々のブロックの電池1を冷却するために、各々のブロックに開口している。図の中間補強プレート10は、各々のブロックにふたつの放熱孔11を開口している。さらに、図の中間補強プレート10は、外周から突出して、複数の突出片12を設けている。各々突出片12は、下ケース2Aに配線されるリード線18などが上に移動するのを阻止して、定位置に配置する。さらに、図7と図8に示す下ケース2Aは、リード線19を挟着して定位置に配置する一対の挟着リブ26を一体的に成形して設けている。挟着リブ26で挟着され、さらに、突出片12で上からカバーされるリード線19は、下ケース2Aの定位置に配置される。
さらに、下ケース2Aは、図3と図5に示すように、中間補強プレート10の上に、発熱体3を連結している回路基板7を固定している。また、下ケース2Aは、図2に示すように、底面に凹部27を設けて、凹部27にスイッチ17を設けている。ケース2の底面の凹部27に設けたスイッチ17は、使用するときに、誤操作されることがない。スイッチ17が凹部27の操作できない位置に配置されるからである。凹部27には、電源スイッチと、発熱体3の供給電力をコントロールして、放熱プレート4の温度を調整する強、弱の切換スイッチを設けている。例えば、凹部27に3つの押圧スイッチを設けるなら、以下のように動作させることができる。第1のスイッチは、押圧動作により、切/入、強、弱とを切り替え、第2のスイッチは、押圧動作により、所定の時間により、自動で切れるタイマをオンオフさせ、第3のスイッチは、押圧動作により、電池1の残量に対応した表示をオンオフさせることができる。
上ケース2Bは、支持プレート30の上面に放熱プレート4を固定して、放熱プレート4をケース2の上表面に配置している。上ケース2Bは、支持プレート30の周囲に湾曲する周壁部31を設ける形状にプラスチックを成形している。上ケース2Bは、周壁部31の表面から放熱プレート4を突出させないように、放熱プレート4の厚さに相当して、支持プレート30を周壁部31から下がる段差部34としている。上ケース2Bは、放熱プレート4が上面のほぼ全面をカバーするように、支持プレート30の周囲に幅の狭い周壁部31を設けている。
上ケース2Bの支持プレート30は、放熱プレート4を裏面から支持する。したがって、上ケース2Bは、図6の斜視図に示すように、支持プレート30の内面に、中間補強プレート10に向かって突出する支持リブ32を一体的に成形して設けている。支持プレート30は、この支持リブ32を介して中間補強プレート10に支持される。支持リブ32は、その下端が中間補強プレート10に接触する長さとしている。図の上ケース2Bは、内面に突出して複数の支持リブ32を設けており、各々の支持リブ32を介して支持プレート30の中間部分を中間補強プレート10に支持している。さらに、図6の上ケース2Bは、下ケース2Aに連結する複数の連結リブ35を外周部分に設けている。連結リブ35は、支持プレート30と周壁部31との境界部分にあって、所定の間隔で複数個を設けている。図の上ケース2Bは、10個の連結リブ35を設けている。連結リブ35は、プラスチック製の上ケース2Bに一体的に成形して設けられる。上ケース2Bの連結リブ35と対向する位置に、下ケース2Aの内面にも突出して連結リブ25を設けている。下ケース2Aの連結リブ25と上ケース2Bの連結リブ35は、互いに先端を接触させる長さに成形される。下ケース2Aの連結リブ25は、中心に止ネジ16を挿通する貫通孔25Aを設けている。この貫通孔25Aに挿入される止ネジ16が、上ケース2Bの連結リブ35にねじ込まれて、上ケース2Bと下ケース2Aが連結される。
さらに、上ケース2Bの支持プレート30は、発熱体3を案内する貫通孔33を開口して設けている。この支持プレート30は、発熱体3を連結している回路基板7を内側に配設する状態で、貫通孔33に発熱体3を案内して、発熱体3の発熱部を内側から外側に露出させる。貫通孔33から露出する発熱体3の発熱部を放熱プレート4の内面に接触させて、発熱体3を放熱プレート4の内面に熱結合させている。貫通孔33は、発熱体3の発熱部の外形よりも大きくして、ここに発熱体3の発熱部を配置できるようにしている。図に示すコードレスアンカは、6個の発熱体3を備えているので、支持プレート30には、6個の貫通孔33を設けている。支持プレート30は、貫通孔33に配置される発熱体3で、放熱プレート4を内面から均一に加温できるように、複数の貫通孔33を所定の間隔で開口している。発熱体3を連結している回路基板7は、貫通孔33に発熱体3を案内する状態で、支持プレート30の内面の定位置に連結して固定される。支持プレート30は、回路基板7を定位置に連結するために、複数の係止片36を内面に突出して設けている。係止片36は先端に係止フックを備え、この係止フックを回路基板7の外周縁に係止して回路基板7を定位置に連結している。以上のケース2は、上ケース2Bを下ケース2Aに固定して、上ケース2Bに固定している放熱プレート4の下に、発熱体3を熱結合状態で配置している。放熱プレート4は、発熱体3で加温される。
電池1は、複数の素電池1Aを直列と並列に接続している。素電池1Aを直列に接続して出力電圧を高く、並列に接続して電流容量を大きくしている。素電池1Aは、充電できる電池であるニッケル水素電池である。ただ、素電池には、リチウムイオン二次電池やニッケルカドミウム電池等の充電できる電池も使用できる。図のコードレスアンカは、素電池1Aを単三タイプの円筒形電池としている。複数の円筒形電池は、3ブロックに分割され、各々のブロックには3本の円筒形電池を平行に並べて、全体で9本の素電池1Aをケース2に収納している。ただし、図示しないが、各々のブロックに4本の電池を収納して全体を12本として、放熱プレートの加温時間を長くできる。この場合、上述の図7等に開示されるように、メイン回路基板側の側壁リブを2列リブ構造に代わって1列リブ構造として、電池を収納するスペースを増加させることができる。
発熱体3は、平面状のPTCヒーター3Aが使用される。図のコードレスアンカは、複数のPTCヒーター3A、図5と図10において、6個のPTCヒーター3Aを配設して、大きい放熱プレート4を均一に加温する。ただし、発熱体には、平面状のPTCヒーター以外に、トランジスターの発熱を利用したものや、抵抗体等のヒーターが利用できる。平面状のPTCヒーター3Aからなる発熱体3は、略円板形であって、放熱プレート4の下面に密着して熱結合される。発熱体3であるPTCヒーター3Aは、通電されて温度が設定温度まで上昇すると、電気抵抗が急激に大きくなって実質的には電流が遮断される。したがって、PTCヒーター3Aは、自己で温度を設定温度以下にコントロールする機能があり、温度を制御する制御回路を使用しないで、最高温度を設定温度よりも低くできる。ただ、PTCヒーターは、通電する電流をコントロールして温度を制御することもできる。
PTCヒーター3Aは、その両面に、銀メッキされた電極が形成されており、その表面に、金属板であるリード板8が押圧した状態で接触することで、電力が供給される。リード板8は、回路基板7に電気接続されている。複数のPTCヒーター3Aは、絶縁ホルダー9を介して定位置に配置している。
発熱体3であるPTCヒーター3Aが回路基板7に固定される構造を図10の分解斜視図に示す。図において、6個のPTCヒーター3Aは、2枚の回路基板7に分割して、それぞれ3個ずつ固定している。各々の発熱体3は、弾性体58を介して回路基板7に連結している。各々の発熱体3は、弾性体58に弾性的に押圧されて、湾曲する放熱プレート4の内面に接触して熱結合している。図に示す弾性体58は、弾性変形するリード板8である。すなわち、図に示す発熱体3は、弾性変形するリード板8を介して回路基板7に連結している。弾性変形するリード板8は、リン青銅などの導電性と弾性のある金属板で、発熱体3を放熱プレート4の内面に弾性的に押圧して、発熱体3を放熱プレート4の内面に広い面積で接触させて、理想的な状態で熱結合する。図に示すコードレスアンカは、支持プレート30の貫通孔33に配置される6個のPTCヒーター3Aを、各々独立して弾性体58でもって放熱プレート4の内面に押圧状態で接触させている。この構造は、複数の弾性体58でバランスして、複数の発熱体3を理想的に放熱プレート4に熱結合できる。とくに、放熱プレート4は、板状であって、ゆるやかに湾曲している形状をしているが、発熱体3は、弾性的に放熱プレート4の内面に押圧されるので、複数の発熱体3を、放熱プレート4に密着あるいは隙間を少なくして配置することができる(図4参照)。
図の発熱体3は、発熱体3の下面に接触する第1のリード板8Aと、上面に接触する第2のリード板8Bとを接触させている。第1のリード板8Aは、発熱体3を載せる部分を発熱体3と同じ外形の円盤状としている。円盤状の外周の複数カ所、図において3カ所には、複数の弾性アーム8aを突出する形状で設けている。この弾性アーム8aは、先端を回路基板7に連結して、円盤状の部分を弾性的に押し上げている。すなわち、第1のリード板8Aは、弾性アーム8aでもって、円盤状の上に載せる発熱体3を回路基板7から離れる方向に弾性的に押し上げて、発熱体3を放熱プレート4の内面に向かって弾性的に押し付けて、放熱プレート4に熱結合している。複数の発熱体3は、リード板8を介して独立して放熱プレート4の内面に弾性的に押圧される。したがって、この構造は、各々の発熱体3を理想的な状態で放熱プレート4の内面に熱結合できる特徴がある。第2のリード板8Bは、発熱体3の上面に接触する部分を円盤状として、その外周から回路基板6に連結する連結アーム8bを突出させている。連結アーム8bは、第1のリード板8Aの弾性アーム8aでもって、発熱体3を介して押し上げられる円盤部が上下に移動できるように、変形自在な長さとしている。連結アーム8bは、回路基板7にハンダ付けなどの方法で接続されて、発熱体3の上面に通電する。さらに、図に示す第2のリード板8Bは、円盤部の外周であって連結アーム8bと対向する位置にガイドアーム8cを突出させている。このガイドアーム8cは下向きに折曲されて、折曲片を回路基板7を貫通して、あるいは切欠して設けているガイド部7bに往復運動できるように挿通している。この構造の第2のリード板8Bは、放熱プレート4と発熱体3との間に挟着されて、発熱体3の上面に通電する。
さらに、図10の回路基板7は、発熱体3の外周を囲む筒状の絶縁ホルダー9を固定している。絶縁ホルダー9は、嵌着構造で回路基板6の定位置に連結される。嵌着構造は、絶縁ホルダー9は下面に嵌着凸部9aを設けて、この嵌着凸部9aを挿入する嵌着部7aを回路基板7に設け、嵌着凸部9aを嵌着部7aに入れて、絶縁ホルダー9を回路基板7の定位置に連結する。絶縁ホルダー9は、その内側に発熱体3を配設して、発熱体3が上下に移動できるように、すなわち、弾性変形するリード板8を介して発熱体3が放熱プレート4に向かって移動できるリング状にプラスチック等の絶縁材を成形している。さらに、図9に示すように、この絶縁ホルダー9は、その外形を支持プレート30の貫通孔33よりも小さくして、支持プレート30の貫通孔33に案内している。この構造は、発熱体3を放熱プレート4に向かって移動できる状態で回路基板7に連結しながら、発熱体3を放熱プレート4の内面に配置できる。このため、各々の発熱体3を理想的な状態で放熱プレート4の内面に熱結合できる。
さらに、図10に示す回路基板7は、発熱体3の温度を検出して、放熱プレート4の温度をコントロールする温度センサ13を備えている。図10に示す回路基板7は、四隅に配置されるPTCヒーター3Aの温度を検出できるように、各回路基板7の両端部に各々2個ずつ、合計で4個の温度センサ13を配設している。図10に示す回路基板7は、図において発熱体3の下面側に温度センサ13を配置して、第1のリード板8Aに接触させている。図の温度センサ13は、第1のリード板8Aに接触させているが、温度センサは、PTCヒーターの表面に、直接に接触させることも、あるいは第2のリード板に接触させることもできる。
さらに、図に示す回路基板7は、温度センサ13を第1のリード板8Aに押圧状態で接触させるために、温度センサ13をPTCヒーター3Aに向かって押圧する押圧部材14を固定している。図に示す押圧部材14はゴム状弾性体またはプラスチック発泡体で、温度センサ13を第1のリード板8Aに向かって弾性的に押圧して、PTCヒーター3Aの温度を第1のリード板8Aを介して正確かつ速やかに検出できるようにしている。さらに、この押圧部材14は、PTCヒーター3Aを、放熱プレート4の内面に向かって押圧する弾性体に併用することもできる。すなわち、押圧部材14は、温度センサ13を、第1のリード板8Aを介してPTCヒーター3Aに押圧すると共に、PTCヒーター3Aを第2のリード板8Bを介して放熱プレート4の内面に押圧して、PTCヒーター3Aを湾曲する放熱プレート4の内面に弾性的に押圧させることができる。押圧部材を弾性体とするコードレスアンカは、弾性変形するリード板を使用することなく、押圧部材の弾性力で発熱体を放熱プレートの内面に弾性的に押圧して熱結合させることもできる。
放熱プレート4は、アルミニウムや銅等の熱伝導の優れた金属板で製作される。図4の放熱プレート4は、中央部が突出するように、わずかに湾曲する形状に成形している。放熱プレート4は、支持プレート30の上面であって、上ケース2Bの上面に設けた段差部34に嵌合するように、上ケース2Bに連結して固定される。図4と図6に示す放熱プレート4は、中心部の内面に、内側に突出するネジ部55を固定している。この放熱プレート4は、このネジ部55を、上ケース2Bの支持プレート30の中心部に開口した連結孔37に挿通する状態で、ネジ部55の先端にナット56がねじ込まれて支持プレート30に固定される。この構造は、中央凸に湾曲する放熱プレート4の中心部を、しっかりと支持プレート30に固定できる。
さらに、図4の放熱プレート4は、外周部の内面を、接着剤57を介して支持プレート30の上面に固定している。図に示す上ケース2Bは、支持プレート30の上面に、放熱プレート4の外周縁に沿うリング溝38を設けており、このリング溝38に接着剤57を塗布している。図に示す上ケース2Bは、複数列である3列のリング溝38を互いに平行に設けており、放熱プレート4の外周部の内面と、支持プレート30の上面とを、水密構造として固定している。3列に設けられるリング溝38は、例えば、真ん中に位置するリング溝38に接着剤57を塗布して、放熱プレート4を固定することで、真ん中のリング溝38からはみ出した接着剤57が、内側のリング溝38と外側のリング溝38に広がって入り込み、適量の接着剤57を配置できることになる。図4の支持プレートは、3列のリング溝38のうち、外側のリング溝38を、内側と真ん中のリング溝38よりも、幅を広く、また、深く成形している。このように、広くて深いリング溝38は、真ん中のリング溝38からはみ出した接着剤57を確実に収容して、余剰な接着剤57が上ケース2Bの表面にあふれ出して外観を悪くするのを有効に防止できる。さらに、外側のリング溝38は、図4に示すように、放熱プレート4の外周縁を嵌入して、上ケース2Bの表面から突出しないように保持している。
リング溝38に塗布する接着剤57には、たとえば、シリコンボンドが使用できる。ただ、接着剤には、金属板である放熱プレート4を、プラスチック製の上ケース2Bに水密に接着できる他の全てのものが使用できる。ここで、放熱プレート4は、上ケース2Bに対して水密に閉塞されているが、完全に水の浸入を防止することは必ずしも必要でなく、水の浸入を阻害できるようにすることで、本実施例を防水構造とすることができる。本実施例においては、放熱プレート4を設け、上ケース2Bに支持プレート30を設けているので、発熱体3及びこれらを案内する貫通孔33に、水が浸入するのを阻止できる。また、接着剤を配置しない場合であっても、放熱プレートの外周縁に沿って、リング状の溝であるリング溝を設けているので、不所望にもアンカに水がかかった場合でも、放熱プレートと支持プレートの間から浸入する水を、リング状の溝に溜めて、それ以上の内部への水の浸入を妨げることができる。とくに、リング溝を複数列とし、また、外側のリング溝を深く成形することで、より効果的に水の浸入を防止できる。
以上の連結構造は、中央凸に湾曲する放熱プレート4を、中心部と外周部の両方で支持プレート30に固定するので、放熱プレート4の内面に押圧状態で配置される複数の発熱体3を安定して接触させて熱結合できる特徴がある。さらに、放熱プレートは、支持プレートに係止構造で連結して固定し、あるいは、両面接着テープを介して支持プレートの上面に接着して固定することもできる。さらに、図示しないが、上ケースは、段差部のリング溝にOリングを配設して、放熱プレートの外周部と支持プレートの上面とを水密構造で連結することもできる。
以上のコードレスアンカの回路図を図11に示す。この回路図のコードレスアンカは、充電できる電池1と、この電池1から電力が供給されて発熱する発熱体3と、外部電力で電池1を充電する充電回路45と、発熱体3への電力供給をコントロールする制御回路40と、発熱体3または放熱プレート4の温度を検出する温度センサ13とを備える。
制御回路40は、PTCヒーター3Aへの供給電力をコントロールして、発熱体3の温度、すなわち放熱プレート4の温度を制御する。この制御回路40は、電池1とPTCヒーター3Aとの間に接続しているスイッチング素子41と、このスイッチング素子41をオンオフに制御するマイコンを含む制御部42とを備える。このコードレスアンカは、PTCヒーター3Aがスイッチング素子41を介して電池1と直列に接続されるので、PTCヒーター3Aが電池1の保護回路に併用される。たとえば、スイッチング素子41が内部短絡あるいは溶着されてオン状態に保持されても、PTCヒーター3Aは設定温度になる電気抵抗が急激に大きくなって、電流を実質的に遮断して電池1を保護するからである。
制御部42は、スイッチング素子41を所定の周期でオンオフに切り換えるデューティーを制御して、放熱プレート4の温度をコントロールする。制御部42がスイッチング素子41をオンにする時間を長くして、PTCヒーター3Aの温度を高く、すなわち放熱プレート4の温度を高くできる。また、反対に制御部42がスイッチング素子41のオン時間を短くして、PTCヒーター3Aと放熱プレート4の温度を低くできる。また、制御部42は放熱プレート4の温度を検出する温度センサ13からの信号で、スイッチング素子41のデューティーをコントロールして、平面状PTCヒーター3Aと放熱プレート4を設定温度とすることもできる。
制御回路40は、設定温度を記憶するメモリ43を制御部42に内蔵している。PTCヒーター3Aが、メモリ43に記憶される設定温度となるように、制御部42はスイッチング素子41をオンオフに切り換えるデューティーを制御する。制御部42は、必ずしもスイッチング素子41を所定の周期でオンオフに切り換えてデューティーで温度を制御する必要はない。制御部42は、温度センサ13からの信号で、PTCヒーター3Aが設定温度よりも高くなるとスイッチング素子41をオフに切り換え、PTCヒーター3Aが設定温度よりも低くなるとスイッチング素子41をオンに切り換える制御をして、PTCヒーター3Aを設定温度に保持することもできる。
制御回路40のメモリ43は、たとえば、初期設定温度とノーマル設定温度を記憶して、初期設定温度をノーマル設定温度よりも高く設定することができる。この制御回路40は、コードレスアンカのスイッチ17を入れた最初に、PTCヒーター3Aを初期設定温度に加温し、その後、ノーマル設定温度に制御する。この特性でPTCヒーター3Aを加温するコードレスアンカは、短時間で速やかに加温して、ユーザーが冷えたときに暖かく加温できる。その後は、ノーマル設定温度とするので、PTCヒーター3Aの平均電流を少なくして、長時間使用できる。
さらに、図11のコードレスアンカは、ケース2に電池1の充電回路45を内蔵している。充電回路45は、ケース2に内蔵される回路基板6に実装される。充電回路45は、電池1であるリチウムイオン二次電池やリチウムポリマー電池を充電する充電制御部46を備える。この充電制御部46は、入力される外部電力である商用電源の100Vの交流を、電池1の充電に適した直流電圧に変換して出力する。充電制御部46は、電池1を定電流・定電圧充電して満充電を検出して、充電を停止する。さらに、図の充電回路45は、電池1と直列に保護用FET47を接続しており、この保護用FET47を保護回路48で制御する。保護回路48は、電池1の過充電や過放電を検出して、保護用FET47をオンオフに制御する。充電している電池1が満充電されて過充電される状態になると、保護回路48は保護用FET47をオフに切り換えて充電を停止する。また、放電している電池1が過放電される状態になると、保護回路48は、保護用FET47をオフに切り換えて電池1の放電を停止する。
図11の回路図のコードレスアンカは、ACアダプタ44に接続されて、ACアダプタ44から電池1を充電する直流が入力される。コードレスアンカは、ACアダプタ44を接続するDCジャック49を設け、このDCジャック49を充電回路45に接続している。DCジャック49は、図4に示すように、下ケース2Aに固定して定位置に配置しており、ケース2から外部に表出させている。DCジャック49は、ここにACアダプタの端子が挿入されて電力が供給される。また、コードレスアンカは、ACアダプタ44を装着したとき、ACアダプタ44から電力供給を受けて、PTCヒーター3Aを加熱して使用できるし、ACアダプタ44を外した状態で、電池1より電力供給を受けて、PTCヒーター3Aを加熱して使用できる。
さらに、コードレスアンカは、図示しないが、USB端子を設けて、このUSB端子を制御回路に接続することもできる。制御回路は、USB端子を介してコンピュータに接続され、コンピュータから入力される制御信号で、メモリに記憶している設定温度を変更することができる。このコードレスアンカは、コンピュータに接続されて、ユーザーが自分に最適な設定温度に調整できる。また、このUSB端子を充電回路に接続して、USB端子から電力を供給して電池を充電することもできる。
さらに、図に示すコードレスアンカは、電池1の充電状態や、残容量等を外部に表示する発光ダイオード50を備える。図4に示すコードレスアンカは、上ケース2Bの内側に発光ダイオード50を配設しており、発光ダイオード50の光をケース2に透過させて外部に放射している。したがって、上ケース2Bは、透光性を有するプラスチックで製作して、発光ダイオード50から放射される光を透過させる透光部51を設けている。発光ダイオード50は、回路基板6に固定されて、上ケース2A内の定位置に配置している。この発光ダイオード50は、図11に示すように、制御回路40に接続している。制御回路40は、発光ダイオード50を点灯する点灯パターンを制御部42のメモリ43に記憶している。発光ダイオード50は、制御回路40でもって、発光色を時間と共に変化し、あるいは点滅して、透光部51の発光色、輝度、点滅などをコントロールできる。さらに、USB端子を備えるコードレスアンカにあっては、制御部のメモリに記憶される発光ダイオードの点灯パターンを、USB端子を介して接続されるコンピュータで変更することもできる。このコードレスアンカは、コンピュータを接続して、発光ダイオードの点灯状態をコントロールして、ユーザーが自分の好む点灯パターンに変更できる。
本発明の一実施例にかかるコードレスアンカの斜視図である。 図1に示すコードレスアンカの底面斜視図である。 図1に示すコードレスアンカの分解斜視図である。 図1に示すコードレスアンカのA−A線断面図である。 図1に示すコードレスアンカの上ケースと放熱プレートを分解した斜視図である。 図5に示すコードレスアンカの底面斜視図である。 図1に示すコードレスアンカの内部構造を示す背面斜視図であって、電池の配列を示す図である。 図1に示すコードレスアンカの内部構造を示す背面斜視図であって、中間補強プレートの配置を示す図である。 図1に示すコードレスアンカの放熱プレートを取り外した状態を示す分解斜視図である。 回路基板と発熱体の連結構造を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例にかかるコードレスアンカのブロック図である。
符号の説明
1…電池 1A…素電池
2…ケース 2A…下ケース
2B…上ケース
3…発熱体 3A…PTCヒーター
4…放熱プレート
5…収納部
6…回路基板
7…回路基板 7a…嵌着部
7b…ガイド部
8…リード板 8A…第1のリード板
8a…弾性アーム
8B…第2のリード板
8b…連結アーム
8c…ガイドアーム
9…絶縁ホルダー 9a…嵌着凸部
10…中間補強プレート
11…放熱孔
12…突出片
13…温度センサ
14…押圧部材
15…止ネジ
16…止ネジ
17…スイッチ
18…リード線
19…リード板
20…表面プレート
21…周壁部
22…箱形支持リブ 22A…側壁リブ
22B…横連結リブ
22C…中間支持リブ
23…引き出し隙間
24…連結ボス
25…連結リブ 25A…貫通孔
26…挟着リブ
27…凹部
30…支持プレート
31…周壁部
32…支持リブ
33…貫通孔
34…段差部
35…連結リブ
36…係止片
37…連結孔
38…リング溝
40…制御回路
41…スイッチング素子
42…制御部
43…メモリ
44…ACアダプタ
45…充電回路
46…充電制御部
47…保護用FET
48…保護回路
49…DCジャック
50…発光ダイオード
51…透光部
55…ネジ部
56…ナット
57…接着剤
58…弾性体

Claims (3)

  1. ケース(2)と、このケース(2)内の収納部(5)に内蔵してなる充電できる電池(1)と、この電池(1)から供給される電力で発熱する発熱体(3)と、ケース(2)の表面に固定されて発熱体(3)で加温される放熱プレート(4)とを備えるコードレスアンカであって、
    ケース(2)は、金属板からなる放熱プレート(4)の内面に支持プレート(30)を有すると共に、この支持プレート(30)に対向して、支持プレート(30)から離して表面プレート(20)が設けられて、支持プレート(30)と表面プレート(20)との間を収納部(5)としており、さらに、支持プレート(30)と表面プレート(20)との外周が周壁部(31)、(21)で連結されて内部を閉鎖空間の収納部(5)としており、
    前記支持プレート(30)と表面プレート(20)との中間には、放熱プレート(4)と表面プレート(20)に対向する姿勢で中間補強プレート(10)が配設され、この中間補強プレート(10)と表面プレート(20)との間には、表面プレート(20)に連結してなる箱形支持リブ(22)が配設されて、この箱形支持リブ(22)でもって中間補強プレート(10)が表面プレート(20)側に支持され、
    さらに、支持プレート(30)の内面には、中間補強プレート(10)に向かって突出する支持リブ(32)が連結して設けられており、この支持リブ(32)を介して支持プレート(30)を中間補強プレート(10)に支持してなるコードレスアンカ。
  2. 前記箱形支持リブ(22)の内側に電池(1)を収納している請求項1に記載されるコードレスアンカ。
  3. 前記ケース(2)が、放熱プレート(4)を固定して支持プレート(30)を設けている上ケース(2B)と、表面プレート(20)を有する下ケース(2A)からなる請求項1に記載されるコードレスアンカ。
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