JP5052272B2 - 加温機能付き座布団とこの座布団に使用される加温器具 - Google Patents

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Description

本発明は、加温機能を備える座布団とこの座布団に使用される加温器具に関し、とくにペット用に最適な加温機能付き座布団とこの座布団に使用される加温器具に関する。
ペット用の座布団は開発されている。(特許文献1ないし3参照)特許文献1は、保温効果の良いプラスチックを成形して、その内部にヒーターを内蔵する蓄熱材を充填した容器を固定し、上面を保温効果の良い布でカバーしているペット用の保温器を記載している。また、特許文献2は、柔軟な密封袋本体に保温用の液体を充填して、これをクッション材と一緒に保護収納カバーに収納するペット用のクッションを記載している。さらに、特許文献3は、柔らかい布地を袋状として、その内部に保温カイロを設けているペット用の座布団を記載している。これらの公報に記載されるペット用の座布団は、ペットが汚し、あるいは尿などが付着するときに、簡単に洗浄できない欠点がある。
また、ペット用ではないが、人が使用する座布団であって、使い捨てカイロ等で加温される座布団も開発されている。(特許文献4参照)
特開2005−198637号公報 実用新案登録第3073621号公報 実開昭61−182259号公報 実開平1−119654号公報
特許文献4の公報は、中央に空間部を設けて、ここに使い捨てカイロなどの発熱部を配置し、この上に遠赤外線放射するセラミックを布にコーティングした遠赤外線放射部材を挿入して両面接着テープで内周面に固定して、空間部の底を蓋で閉塞している座布団を記載している。この座布団は、主として痔の悪い人が座って使用するもので、座るときに肛門部に苦痛を与えない特徴がある。ただ、この座布団も、遠赤外線を放射する布を簡単に交換できないので、ペット用に使用して、これが汚れるときに簡単に綺麗にできず、また尿などで汚れを綺麗に除去できず衛生的に使用できない欠点がある。
本発明は、従来のこれらの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単かつ容易に、しかも速やかに加温ユニットをクッションから分離してクッションを綺麗にでき、さらにクッションの上のペットや人体を加温プレートで快適に加温できる加温機能付き座布団とこの座布団に使用される加温器具を提供することにある。
本発明の加温機能付き座布団は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
加温機能付き座布団は、中心孔5のあるクッション2と、このクッション2の中心孔5に脱着できるように配置している加温ユニット1とを備える。加温ユニット1は、中心孔5の内形よりも大きな外形の加温プレート3と、この加温プレート3の下面に熱結合して連結されると共に、クッション2の中心孔5に配設される外形の発熱部4とを備える。加温機能付き座布団は、加温ユニット1の発熱部4をクッション2の中心孔5に入れて、加温プレート3をクッション2の上面に載置して加温ユニット1をクッション2に脱着自在に装着している。
本発明の加温機能付き座布団は、加温ユニット1の発熱部4が、内蔵する電池11で表面を加温するカイロ10を備えている。
さらに、本発明の加温機能付き座布団は、発熱部4であるカイロ10が、充電できる電池11と、この電池11に通電されて発熱するヒーター13と、このヒーター13で加温される放熱プレート14とを備え、放熱プレート14を加温プレート3に熱結合している。
さらに、本発明の加温機能付き座布団は、中心孔5の内面が、上方に向かって次第に内径を大きくするように傾斜しており、この傾斜面5Aに加温プレート3の外周部を載せてセットしている。
さらにまた、本発明の加温機能付き座布団は、クッション2が、外形と中心孔5を円形としている。
本発明の座布団用の加温器具は、中心孔5のあるクッション2に脱着できるように配置される加温ユニット1を備える。この加温ユニット1は、中心孔5の内形よりも大きな外形の加温プレート3と、この加温プレート3の下面に熱結合して連結されると共に、クッション2の中心孔5に配設される外形の発熱部4とを備える。この加温器具は、発熱部4を中心孔5に入れて、加温プレート3をクッション2の上面に載置して加温ユニット1をクッション2に脱着自在に装着する。
本発明の座布団用の加温器具は、加温ユニット1の発熱部4が、加温プレート3に熱結合されるカイロ10と、このカイロ10を収納するケース8とを備える。カイロ10は、充電できる電池11と、この電池11に通電されて発熱するヒーター13と、このヒーター13で加温される放熱プレート14とを備えている。ケース8は、カイロ10の放熱プレート14が加温プレート3の内面と対向する位置にカイロ10を収納すると共に、放熱プレート14と加温プレート3との間に熱伝導部材53を配設している。さらに、ケース8は、収納されるカイロ10を押圧して、放熱プレート14を加温プレート3の内面に熱結合状態に押圧する押圧部52を備えている。
本発明の座布団用の加温器具は、中心孔5のあるクッション2に脱着できるように配置される加温ユニット1を備える。この加温ユニット1は、中心孔5の内形よりも大きな外形の加温プレート3と、この加温プレート3の下面に連結されると共に、クッション2の中心孔5に配設される外形の発熱部4とを備える。発熱部4は、加温プレート3に熱結合される加熱器を収納できる構造としている。この加温器具は、発熱部4に加熱器を収納して、発熱部4を中心孔5に入れて、加温プレート3をクッション2の上面に載置して加温ユニット1をクッション2に脱着自在に装着する。
本発明の加温機能付き座布団と座布団用の加温器具は、簡単かつ容易に、しかも速やかに加温ユニットをクッションから外してクッションを綺麗にできる特徴がある。それは、本発明の加温機能付き座布団と座布団用の加温器具が、クッションの中心孔に発熱部を入れ、この発熱部を連結している中心孔よりも大きい加温プレートをクッションの上面に載せて加温ユニットをクッションに連結しているからである。この座布団と加温器具は、加温ユニットを、中心孔から引き上げて簡単にクッションから外すことができ、また中心孔に入れて簡単に定位置に配置できる。
さらに、本発明の加温機能付き座布団と座布団用の加温器具は、クッションの上に載るペットや人体を加温プレートで快適に加温できる特徴がある。それは、発熱部を中心孔に入れて加温プレートをクッションの上に載置すると共に、この加温プレートの下面に発熱部を熱結合しているからである。
本発明の加温機能付き座布団は、加温ユニットの発熱部が、電池で表面を加温するカイロを備える。この座布団は、電池で加温プレートを快適な温度に加温できる。また、電池で加温するカイロは、電池を交換し、あるいは充電することで簡単に長い時間加温プレートを快適に加温できる。
さらに、本発明の加温機能付き座布団は、充電できる電池と、この電池に通電されて発熱するヒーターと、このヒーターで加温される放熱プレートとを備えるカイロを発熱部に使用し、カイロの放熱プレートを加温プレートに熱結合している。この座布団は、カイロの放熱プレートを加温プレートに熱結合して、放熱プレートよりも広い加温プレートを加温して、快適に使用できる。
さらに、本発明の加温機能付き座布団は、中心孔の内面を、上方に向かって次第に内径を大きくするように傾斜させて、この傾斜面に加温プレートの外周部を載せてセットしている。この構造は、加温プレートをクッションの上面よりもわずかに下がった位置に配置できる。このため、ペットが加温プレートに安定に乗ることができ、また、人体が使用するときには、加温プレートが体表面を強く押圧することがなく、快適に接触して適温に加温できる。
さらにまた、本発明の加温機能付き座布団は、クッションの外形と中心孔を円形としているので、クッションの全体形状をドーナツ状として、方向性なく便利に使用できる。
さらに、本発明の座布団用の加温器具は、加温ユニットの発熱部が、加温プレートに熱結合されるカイロと、このカイロを収納するケースとを備えており、このカイロが、内蔵
される電池に通電されて発熱するヒーターで加温される放熱プレートを備えると共に、この放熱プレートと加温プレートの内面が対向するようにカイロをケースに収納しており、さらに、放熱プレートと加温プレートとの間に熱伝導部材を配設している。しかも、この加温器具は、収納されるカイロを押圧して、放熱プレートを加温プレートの内面に熱結合状態に押圧する押圧部を備えている。したがって、この加温器具は、ケースに収納されるカイロの放熱プレートと加温プレートとを、熱伝導部材を介して確実に熱結合させて、カイロで加温プレートを効率よく加温できる。とくに、この加温器具は、カイロを押圧部で押圧して、カイロの放熱プレートと熱伝導部材と加温プレートとを密着させる状態で熱結合できるので、カイロの発熱を放熱プレートから加温プレートに確実に熱伝導できる。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための加温機能付き座布団と座布団用の加温器具を例示するものであって、本発明は加温機能付き座布団と座布団用の加温器具を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図3に示す加温機能付き座布団は、ペット用の座布団に使用され、あるいは人が使用する座布団として使用される。この座布団は、クッション2と、このクッション2に脱着できるように連結している加温ユニット1とを備える。この加温ユニット1は、クッション2に脱着自在に装着される加温器具として使用される。
クッション2は、所定の厚さと外形を有し、中央部には上下に貫通して中心孔5を設けている。クッション2は、綿、不織布、プラスチックフォームなどの弾性材6を内部に入れ、あるいは軟質プラスチック等の柔軟な弾性材6を成形して、ペットや人が上に載って弾性変形できるように柔らかくしている。座布団は、ペットや人が載らない自由な厚さを、約5cmとしている。ただ、座布団の厚さは、用途によって最適値とすることから、たとえば、2cm〜10cmとすることができる。
さらに、図2のクッション2は、外形と中心孔5を円形としている。円形のクッション2は、外径を20cmないし50cmとし、中心孔5の内径を5cm〜10cmとする。ただ、クッションの外径と内径は、用途により最適値とされ、たとえば小さいペット用にあっては小さく、人や大きなペット用にあっては大きくする。外形と内形を円形とするクッション2は、所定の幅の円板状に裁断された表面シート7を、外周縁と内周縁でミシンなどで縫いつけて連結し、その内部に弾性材6を充填して制作される。外形と内形を円形とするクッション2は、すっきりと美しいデザインとしながら、使用するときと、加温ユニット1をセットするときに方向が特定されずに便利に使用できる。ただし、クッションは、外形と内形を必ずしも円形とする必要はなく、たとえば図示しないが、多角形や楕円形などとすることもできる。
クッション2の中心孔5は、図3の断面図に示すように、加温ユニット1をスムーズに挿入でき、かつ、加温ユニット1の加温プレート3をクッション2の上面からわずかに、たとえば5mmないし3cm下がった位置に配置するように、上方に向かって次第に内径を大きくするように傾斜している。さらに、図3のクッション2は、上下を対称な形状としている。このクッション2は、上下の区別なく、すなわち上下を反転して便利に使用できる。たとえば、上面が汚れると上下を反転して使用できる。
加温ユニット1は、図2ないし図4に示すように、クッション2の中心孔5の内形よりも大きな外形の加温プレート3と、この加温プレート3の下面に熱結合して連結される共に、クッション2の中心孔5に配設される外形の発熱部4とを備える。この加温ユニット1は、発熱部4を中心孔5に入れて、加温プレート3をクッション2の上面に載置してクッション2に脱着自在に装着される。
加温プレート3は、アルミニウム板などの熱伝導に優れた金属板である。この加温プレート3は、中心孔5から抜けないように、クッション2の中心孔5の内形よりも大きくしている。図3の加温プレート3は、中心孔5の傾斜面5Aに外周部を載せる外形として、クッション2の上面よりも下がった位置にセットされる。この構造は、加温プレート3の外形を調整して、加温プレート3のクッション2に対する上下位置をコントロールできる。加温プレート3を小さくして、クッション2に対して低く、また大きくして高い位置に配置できる。本発明の座布団は、加温プレートの外周部を、必ずしも中心孔の傾斜面に配置する必要はない。クッション2は、加温ユニット1の自重で弾性変形するので、クッション2を変形させて、加温プレート3をクッション2の上面よりも下がった位置に配設できるからである。
加温プレート3の外形とクッション2の外形との差は、加温プレート3の外側でクッション2を上面に表出させる幅を特定する。加温プレート3の外形をクッション2の外形よりも小さくして、上面に表出されるクッション2の幅が広くなる。反対に、加温プレート3の外形を大きくして、加温プレート3による加温面積を広くできる。したがって、加温プレート3とクッション2の外形は、加温面積と、要求されるクッション2の表出幅とを考慮して最適値に設定される。たとえば、加温プレート3とクッション2を円盤状とする場合、加温プレート3の外径をクッション2の外径の1/4〜2/3とする。座布団は、クッション2の一部を上面に表出させることから、加温プレート3の外径はクッション2の外径よりも小さくする。
発熱部4は、図4と図5に示すように、加温プレート3の下面に熱結合状態で連結されて、加温プレート3を加温する。図の発熱部4は、加温プレート3に熱結合される加熱器であるカイロ10と、このカイロ10を収納して加温プレート3に連結するケース8とを備える。
カイロ10は、図5ないし図8に示すように、電池11と、この電池11を内蔵するケース12と、このケース12に内蔵している電池11に通電されて加熱されるヒーター13と、このヒーター13に熱結合している放熱プレート14と、ヒーター13に供給する電力をコントロールする制御回路16とを備える。このカイロ10は、内蔵するヒーター13に通電して、ヒーター13の発熱で加温する。このカイロ10は、長時間にわたって、安定して所定の温度に加温できる特徴がある。ただ、本発明は、発熱部に収納される加熱器をヒーターを内蔵するカイロに特定しない。発熱部は、加熱器として、化学反応による発熱で加温するカイロ、例えば使い捨てカイロや、蓄熱材等も使用できる。
ヒーター13は、平面状PTCヒーター13Aである。ただ、ヒーターには、平面状PTCヒーター以外に、トランジスターの発熱を利用したもの、抵抗体等も利用できる。
電池11は、角型のリチウムイオン二次電池又はリチウムポリマー電池からなる角型二次電池11Aである。角型二次電池11Aは、アルミニウムやアルミニウム合金を角型にプレス加工している外装缶に、電極と電解液を入れて密閉している。角型二次電池11Aは、電圧を3.7V、容量を2000mAhとするリチウムイオン二次電池である。この電池11は、平面状PTCヒーター13Aで放熱プレート14を42℃〜46℃に加温して、約8〜10時間使用できる。ただ、電池には、リチウムポリマー電池も使用できる。
ケース12は、全体の平面形状を楕円形としている。また、断面形状も薄い楕円形状としている。このケース12はプラスチック製である。このケース12は、角型二次電池11Aを内蔵するプラスチック製の第1ケース12Aと第2ケース12Bとからなる。
第1ケース12Aは、角型二次電池11Aと、制御回路16の電子部品を実装する回路基板17を内蔵する大きさに成形している。さらに、第1ケース12Aは、第2ケース12Bを連結する止ネジ20をねじ込む連結リブ21を一体的に成形して設けている。連結リブ21は、角型二次電池11Aの四隅部に位置するように設けられる。さらに、図の第1ケース12Aは、その表面に、電源スイッチ19の操作部39を設けている。図7に示す電源スイッチ19はスライドスイッチである。したがって、操作部39は、電源スイッチ19をオンオフに切り換えできる方向にスライドできる構造で第1ケース12Aに連結している。
第2ケース12Bは、本体プレート15の周囲に放熱プレート14を固定する周壁22を設けている。本体プレート15は、角型二次電池11Aを収納している第1ケース12Aの開口部を閉塞する。本体プレート15は、角型二次電池11Aのフラット面に沿うプレート状に成形している。本体プレート15と角型二次電池11Aのフラット面には、熱伝導をコントロールする調整シート18を配置して、ヒーター13である平面状PTCヒーター13Aと角型二次電池11Aとの熱伝導をコントロールすることができる。調整シート18に熱伝導率の小さいシートを使用して、平面状PTCヒーター13Aと角型二次電池11Aの熱伝導を小さくできる。平面状PTCヒーター13Aと角型二次電池11Aとの熱伝導は、本体プレート15の厚さや熱伝導率でコントロールすることもできる。
第2ケース12Bは、周壁22の上端縁に放熱プレート14を固定して、放熱プレート14をケース12の表面に配置する。この放熱プレート14は、第2ケース12Bに設けている周壁22の開口部を閉塞する。周壁22の開口部は、放熱プレート14の外形に等しい。さらに周壁22は、その上端縁に沿って放熱プレート14の外周縁部を嵌着する段差部23を設けている。第2ケース12Bは、周壁22の下端縁を第1ケース12Aの外周縁に連結する形状としている。第2ケース12Bに放熱プレート14を固定する状態で、本体プレート15と放熱プレート14との間に平面状PTCヒーター13Aを配置する。また、角型二次電池11Aは、第1ケース12Aの底プレート24と本体プレート15との間に配設される。平面状PTCヒーター13Aは、本体プレート15と放熱プレート14との間に配設されて、放熱プレート14を直接に加熱して、角型二次電池11Aを、本体プレート15を介して加温する。
平面状PTCヒーター13Aは、略円板形であって、第2ケース12Bの本体プレート15の上面に配設される。この平面状PTCヒーター13Aに熱結合して放熱プレート14が固定され、平面状PTCヒーター13Aが放熱プレート14を加温する。平面状PTCヒーター13Aは、通電されて温度が設定温度まで上昇すると、電気抵抗が急激に大きくなって実質的には電流が遮断される。したがって、平面状PTCヒーター13Aは、自己で温度を設定温度以下にコントロールする機能があり、温度を制御する制御回路を使用しないで、最高温度を設定温度よりも低くできる。ただ、平面状PTCヒーター13Aは、通電する電流をコントロールして温度を制御することもできる。平面状PTCヒーター13Aは、その両面に、銀メッキされた電極が形成されており、その表面に、金属板25、26を押圧した状態で接触することで、電力が供給される。すなわち、平面状PTCヒーター13Aは、両面を2枚の金属板25、26で挟着される状態で本体プレート15と放熱プレート14の間の定位置に配置される。金属板25、26は、本体プレート15を貫通するように折曲片25A、26Aが延在して形成されており、これらの折曲片25A、26Aが回路基板17に電気接続されている。
放熱プレート14は、アルミニウムや銅等の熱伝導の優れた金属板で製作される。放熱プレート4は、第2ケース12Bの上面に配置されて、本体プレート15の周囲と周壁22との境界部に設けた段差部23に外周縁を嵌合させる状態で第2ケース12Bに連結される。図の放熱プレート14は、一端に設けた突出片14Aを段差部23の内側に設けた凹部27に挿入すると共に、他端部に設けたネジ孔14Bに挿通される止ネジ28を第2ケース12Bにねじこんで定位置に固定している。
カイロ10の回路図を図8に示す。この回路図のカイロ10は、電池11である角型二次電池11Aからヒーター13である平面状PTCヒーター13Aに供給する電力をコントロールする制御回路16と、放熱プレート14の温度を検出する温度センサ30とを備える。制御回路16は、平面状PTCヒーター13Aへの供給電力をコントロールして、平面状PTCヒーター13Aの温度、すなわち放熱プレート14の温度を制御する。
この制御回路16は、電池1と平面状PTCヒーター3Aとの間にあって、電源スイッチ19と直列に接続しているスイッチング素子31と、このスイッチング素子31をオンオフに制御するマイコンを含む制御部32とを備える。このカイロ10は、平面状PTCヒーター13Aがスイッチング素子31を介して電池11と直列に接続されるので、平面状PTCヒーター13Aが電池11の保護回路に併用される。たとえば、スイッチング素子31が内部短絡あるいは溶着されてオン状態に保持されても、平面状PTCヒーター13Aは設定温度になる電気抵抗が急激に大きくなって、電流を実質的に遮断して電池11を保護するからである。
制御部32は、スイッチング素子31を所定の周期でオンオフに切り換えるデューティーを制御して、放熱プレート14の温度をコントロールする。制御部32がスイッチング素子31をオンにする時間を長くして、平面状PTCヒーター13Aの温度を高く、すなわち放熱プレート14の温度を高くできる。また、反対に制御部32がスイッチング素子31のオン時間を短くして、平面状PTCヒーター13Aと放熱プレート14の温度を低くできる。また、制御部32は、放熱プレート14の温度を検出する温度センサ30からの信号で、スイッチング素子31のデューティーをコントロールして、平面状PTCヒーター13Aと放熱プレート14を設定温度とすることもできる。
制御回路16は、設定温度を記憶するメモリ33を制御部32に内蔵している。平面状PTCヒーター13Aが、メモリ13に記憶される設定温度となるように、制御部32はスイッチング素子31をオンオフに切り換えるデューティーを制御する。制御部32は、必ずしもスイッチング素子31を所定の周期でオンオフに切り換えてデューティーで温度を制御する必要はない。制御部32は、温度センサ30からの信号で、平面状PTCヒーター13Aが設定温度よりも高くなるとスイッチング素子31をオフに切り換え、平面状PTCヒーター13Aが設定温度よりも低くなるとスイッチング素子31をオンに切り換える制御をして、平面状PTCヒーター13Aを設定温度に保持することもできる。
さらに、図7と図8のカイロ10は、表示用のLED29を備えている。LED29は、ケース12に内蔵される回路基板17に固定されており、制御回路16で点灯状態が制御される。このLED29は、その点灯状態が制御されて、カイロ10の動作状態、例えば、電源スイッチ19のオンオフの状態やヒーター13の加温状態、さらには、電池11の残容量等を表示する。制御回路16は、LED29を点灯する点灯パターンを制御部32のメモリ33に記憶している。制御回路16は、電池11の残容量を表示する場合、たとえば、残容量の程度によってLED29の点滅周期を変更して、残容量の違いを段階的に表示することができる。図のカイロ10は、LED29の下方に配置される第1ケース12Aを透光性を有するプラスチックで製作している。このケース12は、LED29を表出させる開口窓を設けることなく、LED29の発光を透過させて外部に表示できる。ただ、ケースは、開口窓を設けてLEDをケースから表出させて外部に表示することもできる。
さらに、図8のカイロ10は、ケース12に電池11の充電回路35を内蔵している。充電回路35は、ケース12に内蔵される回路基板17に実装される。充電回路35は、角型二次電池11Aであるリチウムイオン二次電池やリチウムポリマー電池を充電する充電制御部36を備える。この充電制御部36は、角型二次電池11Aを定電流・定電圧充電して満充電を検出して、充電を停止する。さらに、図の充電回路35は、角型二次電池11Aと直列に保護用FET37を接続しており、この保護用FET37を保護回路38で制御する。保護回路38は、電池11の過充電や過放電を検出して、保護用FET37をオンオフに制御する。充電している電池11が満充電されて過充電される状態になると、保護回路38は保護用FET37をオフに切り換えて充電を停止する。また、放電している電池11が過放電される状態になると、保護回路38は、保護用FET37をオフに切り換えて電池11の放電を停止する。
図8の回路図のカイロ10は、ACアダプタ40に接続されて、ACアダプタ40から電池11を充電する直流が入力される。カイロ10は、ACアダプタ40を接続するDCジャック34を設け、このDCジャック34を充電回路35に接続している。このカイロ10は、商用電源を電池11の充電電圧に変換する回路を内蔵しないので、充電回路35を小さくできる。ただし、カイロは、直接に商用電源に接続して、電池を充電することもできる。このカイロは、図示しないが、ケースに折り畳みできるようにACプラグを設けて、このACプラグを電源コンセントに接続して、内蔵する電池を充電する。このカイロは、商用電源を電池の充電電圧に変換する回路内蔵する充電回路を備えており、この充電回路で電池を充電する。
以上のカイロ10は、脱着自在にケース8に収納されて、加温プレート3を加温する。カイロ10は、放熱プレート14を加温プレート3に熱結合する状態でケース8の定位置に収納される。図4と図5に示すケース8は、カイロ10を内側に収納すると共に、上面に加温プレート3が連結されるケース本体41と、ケース本体41の下端の開口部を脱着自在に閉塞する蓋体42とを備える。このケース8は、図9に示すように、蓋体42を外した状態でケース本体41の開口部43からカイロ10を出し入れする。
ケース本体41は、図4に示すように、カイロ10を収納する円形の筒部41Aの上端に加温プレート3を連結している。図のケース本体41は、筒部41Aの上端部の外周に円形の鍔部41Bを連結してなる皿状で、この鍔部42Bの上面に加温プレート3の外周部を載せて連結している。この鍔部41Bは、加温プレート3の外形とほぼ等しい外形としている。さらに、ケース本体41は、加温プレート3を連結する止ネジ44をねじこむ連結ボス45を一体的に成形して設けている。ケース本体41は、筒部41Aの上端部の四方に位置して連結ボス45を一体成形している。加温プレート3は、止ネジ44をねじこむ複数のネジ孔3Aを開口しており、このネジ孔3Aに挿通される止ネジ44を連結ボス45にねじこんでケース本体41に連結している。
さらに、図の加温ユニット1は、ケース本体41の鍔部41Bと加温プレート3との間に、リング状であってシート状のパッキン46を積層している。この構造は、加温プレート3とケース本体41とを水密構造に連結できる。この加温ユニット1は、ペットの排泄する尿などがケース8内に浸入して、カイロ10に悪影響を与えたり、悪臭の原因となるのを有効に防止できる。図のケース本体41は、加温プレート3の外周部に沿う鍔部41Bを備えているので、加温プレート3の外周部を下方から支持して、加温プレート3の変形等を防止できる特徴がある。ただ、ケース本体は、必ずしも鍔部を備える必要はなく、筒部の上端を加温プレートの中央部に連結して支持することもできる。
ケース本体41の筒部41Aは、クッション2の中心孔5に配置できるように、その外径を中心孔5の内径とほぼ等しく、あるいはやや小さくしている。さらに、筒部41Aは、その内部に、カイロ10を収納する収納部47を設けている。図4と図9の筒部41Aは、カイロ10の外周に沿う形状の隔壁48を一体的に設けて、この隔壁48の内側をカイロ10の収納部47としている。図に示すカイロ10は、全体の形状を楕円形状としているので、収納部47の内形を、カイロ10の外形に沿う楕円形状としている。さらに、図4と図9に示す筒部41Aは、収納部47に収納されたカイロ10を取り出しやすくするために、収納部47の両側に凹部49を設けている。この構造は、凹部49に指を挿入して、収納部47に嵌入されたカイロ10を簡単に取り出しできる。
蓋体42は、図4と図9に示すように、ケース本体41の開口部43に脱着自在に連結される。蓋体42は、透光性を有するプラスチックで成形している。透光性を有する蓋体42は、ケース8に収納されるカイロ10の動作状態等を外部から視認できる。たとえば、蓋体42を通して、ケース8内のカイロ10の操作部39の位置を目視して、カイロ10の電源スイッチ19のオンオフの状態を確認でき、あるいは、カイロ10の表示部であるLED29の発光(図9においてクロスハッチングで表示)を確認して、電池11の充電状態等を確認できる。
図に示す蓋体42は、筒部41Aの開口部43を閉塞できるキャップ形状で、円形の底板42Aの周囲に周壁42Bを設けている。この蓋体42は、係止構造で筒部41Aに連結できるようにしている。図に示す係止構造は、蓋体42の周壁41Aの内面に設けた嵌着雄ネジ50と筒部41Aの下端部の外周面に設けた嵌着雌ネジ51からなる。この蓋体42は、嵌着雄ネジ50を嵌着雌ネジ51に嵌合させる状態で筒部41Aにねじこんで連結される。ただ、蓋体と筒部との係止構造は、以上の構造に特定せず、蓋体を筒部に脱着自在に連結できる他の全ての構造とすることができる。
さらに、図4に示す蓋体42は、底板42Aの中央部に、内側に突出する押圧部52を設けている。この押圧部52は、蓋体42を筒部41Aに連結する状態で、図5に示すように、筒部41Aに収納されるカイロ10を下面から押圧して、カイロ10の放熱プレート14を加温プレート3の内面に熱結合状態に押圧する。ただ、ケースは、必ずしも底板に突出部を設けて押圧部とする必要はなく、底板とカイロとの間に弾性体を配設して押圧部とすることもできる。この弾性体には、コイルスプリングやゴム状弾性体等のように、カイロを弾性的に加温プレートの内面に押圧できるものが使用できる。
また、底板に突出部を設けて押圧部とすることに代わって、底板を単に平面状として、蓋体42を筒部41Aに連結する状態で、底板42Aが、カイロ10を下面から押圧する構造としても良い。この場合、底板のカイロ10と当接する部分が、押圧部となる。
さらに、図4と図5に示す加温ユニット1は、カイロ10の放熱プレート14を加温プレート3に確実に熱結合させるために、放熱プレート14と加温プレート3との間に、熱伝導部材53を配設している。図に示す熱伝導部材53は、熱伝導に優れた部材、たとえば、高熱伝導のゴムをシート状に成形した熱伝導シート53Aである。このように、熱伝導に優れたゴムからなる熱伝導シート53Aは、放熱プレート14と加温プレート3の間に積層する状態で配設されて、放熱プレート14と加温プレート3の表面に密着して、極めて効率よく熱を伝導できる。とくに、図に示す発熱部4は、蓋体42の底板42Aに設けた押圧部52でカイロ10の下面を押圧して、カイロ10の放熱プレート14を加温プレート3の内面に熱結合状態に押圧するので、カイロ10の放熱プレート14と熱伝導シート53Aと加温プレート3とを密着させる状態で熱結合させて、カイロ10の発熱を放熱プレート14から加温プレート3に確実に熱伝導できる。さらに、この熱伝導シート53Aは、ケース8からカイロ10を取り出してカイロ10に内蔵される電池11を充電した後、再びカイロ10をケース8内に収納する状態においても、放熱プレート14と加温プレート3との間に積層する状態で配設して、繰り返し使用できる特徴もある。ただ、熱伝導部材は、必ずしも熱伝導シートには特定しない。熱伝導部材には、金属板を湾曲又は折曲加工して、放熱プレートと加温プレートの表面に沿う形状に成形したものや、放熱プレートと加温プレートの表面を弾性的に押圧して密着する構造としたものも使用できる。さらに、熱伝導部材として、放熱プレートと加温プレートとの間に熱伝導ペーストを塗布することもできる。この熱伝導ペーストには、たとえば、シリコングリスなどが使用できる。
さらに、蓋体42は、底板42Aの外周部であって筒体41Aの下端縁との境界部分に、リング状のパッキン54を配設している。この構造は、蓋体42とケース本体41とを水密構造に連結できる。したがって、ペットの排泄する尿などがこの部分からケース8内に浸入して、カイロ10に悪影響を与えたり、悪臭の原因となるのを有効に防止できる。
以上の構造の加温機能付き座布団は、以下のようにして使用する。
(1)カイロ10に内蔵される電池11を充電する。カイロ10は、加温ユニット1のケース8から取り出して充電される。
(2)カイロ10の操作部39を操作して電源スイッチ19をオンとし、図9に示すように、カイロ10をケース本体41の収納部47に挿入した後、ケース本体41の開口部43を蓋体42で閉塞する。
(3)図3に示すように、加温ユニット1の発熱部4をクッション2の中心孔5に入れて、加温プレート3をクッション2の上面に載置する。
また、加温機能付き座布団は、使用を中止するときには、加温ユニット1をクッション2から取り出した後、蓋体42を取り外し、カイロ10の操作部39を操作して電源スイッチ19をオフに切り換える。さらに、この状態で、ケース本体41からカイロ10を取り出し、カイロ10に内蔵される電池11を充電する。
以上の加温機能付き座布団は、加温ユニット1の発熱部4をクッション2の中心孔5から抜き取って、極めて簡単に加温ユニット1をクッション2から取り出しできる。さらに、図10に示す加温ユニット1は、クッション2の中心孔5に外れない状態で連結できる構造としている。なお、図10において、前述の実施例と同じ構成要素については、同符号を付して、その詳細な説明は省略している。
図10に示す加温ユニット1は、ケース68の下端に抜止部材60を脱着自在に連結できる構造としている。図の抜止部材60は、発熱部4のケース68に脱着自在に連結される連結部60Aと、この連結部60Aの下端に連結された鍔部60Bとを備える。抜止部材60は、加温ユニット1が中心孔5から抜けるのを阻止できるように、鍔部60Bの外形をクッション2の中心孔5の内形よりも大きくしている。図の抜止部材60は、中心孔5の下面側の傾斜面5Bに鍔部60Bを当接させる外形としている。ただ、抜止部材は、鍔部の外形をクッションの下面と等しくし、あるいはやや大きくして、クッションの下面と同一面に配置することもできる。図の抜止部材60は、連結部60Aを筒状としており、ケース68の蓋体62の下面から突出して設けた連結筒63にねじこんで連結できる構造としている。この構造の抜止部材60は、簡単にケース68に連結できる。ただ、抜止部材は、ケースの蓋体と一体構造として、脱着自在にケース本体に連結できる構造とすることもできる。
図10に示す加温機能付き座布団は、加温ユニット1の発熱部4をクッション2の中心孔5に入れた状態で、中心孔5の反対側から抜止部材60を挿入し、この抜止部材60を発熱部4のケース68に連結する。加温ユニット1は、加温プレート3と抜止部材60とでクッション2の中心孔5の上面と下面とを挟着する状態で配置されて、クッション2に抜けない状態で連結される。この座布団は、ペットが暴れたり、クッション2で遊ぶ状態においても、加温ユニット1をクッション2から外れない状態に保持できる。
本発明の一実施例にかかる加温機能付き座布団の斜視図である。 図1に示す加温機能付き座布団の分解斜視図である。 図1に示す加温機能付き座布団の断面図である。 加温ユニットの分解斜視図である。 加温ユニットの断面図である。 カイロの分解斜視図である。 カイロを下側から見た分解斜視図である。 カイロのブロック図である。 加温ユニットの蓋体を外した状態を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施例にかかる加温機能付き座布団の断面図である。
符号の説明
1…加温ユニット
2…クッション
3…加温プレート 3A…ネジ孔
4…発熱部
5…中心孔 5A…傾斜面
5B…傾斜面
6…弾性材
7…表面シート
8…ケース
10…カイロ
11…電池 11A…角型二次電池
12…ケース 12A…第1ケース
12B…第2ケース
13…ヒーター 13A…平面状PTCヒーター
14…放熱プレート 14A…突出片
14B…ネジ孔
15…本体プレート
16…制御回路
17…回路基板
18…調整シート
19…電源スイッチ
20…止ネジ
21…連結リブ
22…周壁
23…段差部
24…底プレート
25…金属板 25A…折曲片
26…金属板 26A…折曲片
27…凹部
28…止ネジ
29…LED
30…温度センサ
31…スイッチング素子
32…制御部
33…メモリ
34…DCジャック
35…充電回路
36…充電制御部
37…保護用FET
38…保護回路
39…操作部
40…ACアダプタ
41…ケース本体 41A…筒部
41B…鍔部
42…蓋体 42A…底板
42B…周壁
43…開口部
44…止ネジ
45…連結ボス
46…パッキン
47…収納部
48…隔壁
49…凹部
50…嵌着雄ネジ
51…嵌着雌ネジ
52…押圧部
53…熱伝導部材 53A…熱伝導シート
54…パッキン
60…抜止部材 60A…連結部
60B…鍔部
62…蓋体
63…連結筒
68…ケース

Claims (6)

  1. 中心孔(5)のあるクッション(2)と、このクッション(2)の中心孔(5)に脱着できるように配置している加温ユニット(1)とを備え、加温ユニット(1)が中心孔(5)の内形よりも大きな外形の加温プレート(3)と、この加温プレート(3)の下面に熱結合して連結されると共に、クッション(2)の中心孔(5)に配設される外形の発熱部(4)とを備え、発熱部(4)を中心孔(5)に入れて、加温プレート(3)をクッション(2)の上面に載置して加温ユニット(1)をクッション(2)に脱着自在に装着するようにしてなり、
    前記加温ユニット(1)の発熱部(4)が、内蔵する電池(11)で表面を加温するカイロ(10)を備える加温機能付き座布団。
  2. 前記発熱部(4)であるカイロ(10)が、充電できる電池(11)と、この電池(11)に通電されて発熱するヒーター(13)と、このヒーター(13)で加温される放熱プレート(14)とを備え、放熱プレート(14)を加温プレート(3)に熱結合している請求項に記載される加温機能付き座布団。
  3. 前記中心孔(5)の内面が、上方に向かって次第に内径を大きくするように傾斜しており、この傾斜面(5A)に加温プレート(3)の外周部を載せてセットしている請求項1に記載される加温機能付き座布団。
  4. 前記クッション(2)が、外形と中心孔(5)を円形としている請求項1に記載される加温機能付き座布団。
  5. 中心孔(5)のあるクッション(2)に脱着できるように配置される加温ユニット(1)を備え、この加温ユニット(1)が中心孔(5)の内形よりも大きな外形の加温プレート(3)と、この加温プレート(3)の下面に熱結合して連結されると共に、クッション(2)の中心孔(5)に配設される外形の発熱部(4)とを備え、発熱部(4)を中心孔(5)に入れて、加温プレート(3)をクッション(2)の上面に載置して加温ユニット(1)をクッション(2)に脱着自在に装着するようにしてなり、
    前記加温ユニット(1)の発熱部(4)が、加温プレート(3)に熱結合されるカイロ(10)と、このカイロ(10)を収納するケース(8)とを備え、前記カイロ(10)は、充電できる電池(11)
    と、この電池(11)に通電されて発熱するヒーター(13)と、このヒーター(13)で加温される放熱プレート(14)とを備えており、前記ケース(8)は、カイロ(10)の放熱プレート(14)が加温プレート(3)の内面と対向する位置にカイロ(10)を収納すると共に、放熱プレート(14)と加温プレート(3)との間に熱伝導部材(53)を配設しており、さらに、収納されるカイロ(10)を押圧して、放熱プレート(14)を加温プレート(3)の内面に熱結合状態に押圧する押圧部(52)を備える座布団用の加温器具。
  6. 中心孔(5)のあるクッション(2)に脱着できるように配置される加温ユニット(1)を備え、この加温ユニット(1)が中心孔(5)の内形よりも大きな外形の加温プレート(3)と、この加温プレート(3)の下面に連結されると共に、クッション(2)の中心孔(5)に配設される外形の発熱部(4)とを備え、この発熱部(4)は加温プレート(3)に熱結合される加熱器を収納できる構造としており、
    発熱部(4)に加熱器を収納して、発熱部(4)を中心孔(5)に入れて、加温プレート(3)をクッション(2)の上面に載置して加温ユニット(1)をクッション(2)に脱着自在に装着するようにしてなる座布団用の加温器具。
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