JPH0438700Y2 - - Google Patents

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JPH0438700Y2
JPH0438700Y2 JP14486088U JP14486088U JPH0438700Y2 JP H0438700 Y2 JPH0438700 Y2 JP H0438700Y2 JP 14486088 U JP14486088 U JP 14486088U JP 14486088 U JP14486088 U JP 14486088U JP H0438700 Y2 JPH0438700 Y2 JP H0438700Y2
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electronic cooling
plate
changeover switch
indoor
cooling element
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば犬小屋等の床に設置されるペ
ツト用冷暖房装置に関する。
(従来の技術) 従来、犬、猫等のペツト用冷暖房装置として
は、ペツトシヨツプや動物園に大がかりなものが
あるが、これらは高価かつ大型であるため家庭の
ペツト用には向いていない。このため、室内でペ
ツトを飼う場合には、室内の冷暖房をそのまま利
用し、ペツトを室外で飼う場合には、犬小屋等の
床に保温用のマツトを敷いたり、ヒータを設置し
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、室内で飼われているペツトにとつて
は、人間に合わせた冷暖房温度が必ずしも快適と
はいえず、また動物の種類によつても快適な温度
は相違する。一方、室外で飼われている犬等は、
寒さよりも暑さに弱いが、犬小屋を簡易に冷房し
得る装置はなく、仮に内部を冷却したとしても犬
小屋には大きな出入口があるので効率が極めて悪
くなる。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、既存の犬小屋等にも手軽に設
置でき、しかもペツトがある程度適温を選択でき
るペツト用冷暖房装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案のペツト用冷
暖房装置は、2つの電子冷却素子と、各電子冷却
素子の一方の熱交換面に取付けられ床等に設置可
能な室内プレートと、電子冷却素子の他方の熱交
換面に取付けられた室外プレートと、電子冷却素
子に接続された電源と、電子冷却素子の一方また
は双方への通電を切替える第1の切替スイツチ
と、電子冷却素子に流れる電流の方向を切替える
第2の切替えスイツチとから構成されている。
(作用) これらの構成により、まず室内プレートを犬小
屋等の床に嵌込み、室外プレートを床下に出した
状態で双方の電子冷却素子に通電すると、各室内
プレートが吸熱冷却され、室外プレートでは放熱
が行なわれるので内部の冷房が可能となる。ま
た、第1の切替スイツチで一方の電子冷却素子の
みに通電すると一方の室内プレートのみが冷却さ
れ、ペツトは冷たいプレートと常温のプレートの
好きな方を選択することができる。
次に第2の切替スイツチで各電子冷却素子に流
れる電流方向を逆にすると、室外プレートが吸熱
冷却、室内プレートで放熱が行なわれるので内部
の暖房が可能となる。この場合にも第1の切替ス
イツチにより一方の室内プレートのみを放熱させ
ることができ、ペツトは好きなプレートを選択で
きる。
(実施例) 第1図は、本考案のペツト用冷暖房装置1が組
込まれた犬小屋2を示したもので、犬小屋2の図
中圧左側に小犬3の出入口4が形成されている。
冷房装置1は、床5に形成された2つの取付口
6A,6B内に設置され、第3図及び第4図に示
すように2つの電子冷却素子7A,7B、2枚の
室内プレート8A,8B、2枚の室外プレート9
A,9B、断熱材10A,10B、直流電源1
1、第1切替スイツチ12、第2切替スイツチ1
3及びサーモスタツト14から構成されている。
2つの電子冷却素子7A,7Bは、通電される
と一面が吸熱、他面が放熱を行なう素子で、第4
図に示すようにP形半導体15及びN形半導体1
6を金属板17,18で直列に接続し、各金属板
17,18の外側に絶縁板19,20を接合して
成る。
また、2つの電子冷却素子7A,7ABの各金
属板17は、第1の切替スイツチ12を介して直
流電源11に直列に接続され、第1切替スイツチ
12が接点a側に入ると双方の素子7A,7Bが
通電され、接点b側に入ると素子7Aのみが通電
される。
更に回路中には、直流電源11を挾んで二連式
の第2切替スイツチ13が設けられ、該スイツチ
13が接点dに入ると電流が実線矢印方向に流
れ、接点eに入ると電流の流れが逆転される。ま
た、電子冷却素子7Aと直流電流11との間に
は、温度制御用のサーモスタツト14が設置され
ている。
室内プレート8A,8Bは、第3図に示すよう
に電子冷却素子7A,7Bの上面に固着され、そ
の周囲が床5の取付口6に嵌合している。室内プ
レート8A,8Bには、熱伝導の良好な材料、例
えばアルミニウムが用いられている。
室外プレート9A,9Bは、電子冷却素子7
A,7Bの下面に固着され、室内プレート8A,
8Bと同様に熱伝導率の高い銅やアルミニウムが
用いられている。また、室外プレート9A,9B
は、冷房時には放熱、暖房時には吸熱作用をする
ので、フイン等を設けて熱交換面積を大きくする
のが望ましい。
断熱材10A,10Bは、室内プレート8A,
8Bの下面に取付けられ、内外の熱交換を防止す
る。各室内プレート8A,8Bの下面には、前述
のサーモスタツト14が設置されている。
従つて、まず、第1切替スイツチ12を接点a
側に入れ、第2切替スイツチ13を接点d側に入
れると、第4図いおいて電流が各電子冷却素子7
A,7B内を実線矢印方向に流れて冷房モードと
なる。このため、双方の室内プレート8A,8B
で吸収された熱が室外プレート9A,9Bで放出
され、小犬3(第1図)の体が冷却される。
次に第1切替スイツチ12を接点に切替える
と、直流電源11からの電流が電子冷却素子7A
のみに流れ、室内プレート8Aが冷却、室内プレ
ート8Bは常温となるので、小犬3は自分で好き
なプレートを選択できる。
次に第1切替えスイツチ12を接点a、第2切
替スイツチを接点eに入れると、電子冷却素子7
A,7Bを流れる電流の方向が点線矢印方向に逆
転して暖房モードとなる。従つて、各室外プレー
ト9A,9Bで吸収された熱が室内プレート8
A,8Bで放出され、小犬3の体が暖められる。
また、この状態で第1切替えスイツチ12を接
点bに入れると、電子冷却素子7Aのみが通電さ
れるので、室内プレート8Aが放熱、室内プレー
ト8Bは常温となり、小犬3はプレートを選択で
きることになる。
冷暖房いずれの場合においても、室内プレート
8A,8Bの温度はサーモスタツト14によつて
一定に維持され、また動物の種類に応じた温度設
定も可能である。冷暖房装置の停止時には、第1
切替スイツチ12をcの位置(第4図)に切替え
ればよい。
(考案の効果) 以上詳細したように本考案のペツト用冷暖房装
置によれば、2枚の室内プレートを双方冷房、片
側冷房、双方暖房、片側暖房の4つのモードで作
動できるので、簡単な構造で犬小屋等の冷暖房が
行なえると共にペツトが適温のプレートを選択で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のペツト用冷暖房装置が適用さ
れた犬小屋の断面図、第2図は床の平面図、第3
図は冷暖房装置の拡大断面図、第4図は電子冷却
素子の回路図である。 1……ペツト用冷暖房装置、2……犬小屋、5
……床、7A,7B……電子冷却素子、8A,8
B……室内プレート、9A,9B……室外プレー
ト、11……直流電源、12……第1切替スイツ
チ、13……第2切替スイツチ、14……サーモ
スタツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの電子冷却素子と、各電子冷却素子の一方
    の熱交換面に取付けられ床等に設置可能な室内プ
    レートと、電子冷却素子の他方の熱交換面に取付
    けられた室外プレートと、電子冷却素子に接続さ
    れた電源と、電子冷却素子の一方または双方への
    通電を切替える第1の切替スイツチと、電子冷却
    素子に流れる電流の方向を切替える第2の切替え
    スイツチと、から成るペツト用冷暖房装置。
JP14486088U 1988-11-08 1988-11-08 Expired JPH0438700Y2 (ja)

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JPH0267748U JPH0267748U (ja) 1990-05-22
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JP5052272B2 (ja) * 2007-09-18 2012-10-17 三洋電機株式会社 加温機能付き座布団とこの座布団に使用される加温器具

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JPH0267748U (ja) 1990-05-22

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