JP3199394U - 冷却、加熱が可能なペット用マット - Google Patents
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Abstract
Description
本考案に係る冷却、加熱が可能なペット用マットは、底面に少なくとも1つの伝導エリアが凸設される機能プレートと、熱伝導可能に、前記機能プレートに取り付けられる少なくとも1枚の電熱クーラーと、前記機能プレートに連結されると共に、上面に熱伝導溝が凹設される少なくとも1つの放熱座と、前記放熱座の熱伝導溝に設置され、平坦な接触面を備え、該接触面を介して電熱クーラーと接触する少なくとも1つの熱伝導棒と、を有する。
該2つの伝導エリア11はそれぞれ、機能プレート10の底面に凸設され、該各伝導エリア11の両端は、機能プレート10の相対する両側縁部の近傍に設けられ、更に、該伝導エリア11に、中央部分が露出するように伝導シール111が設置され、該伝導シール111の露出箇所に放熱グリス112が塗布され、伝導エリア11の表面及び伝導シール111の一側に該熱遮断テープ12が貼り付けられ、それにより密閉して断熱の効果を提供する。
一方、図3に示すように、他の実施例においては、その支持柱14の底部にさらに、脚座16が取り付けられることが好ましい。
一方、図6に示すように、第二実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、放熱座30Aが異なり、その放熱座30Aは、上面に熱伝導溝32Aが凹設され、該熱伝導溝32Aは、U字形の凹部であり、3つの面を有し、そのうちの底面が放熱座30Aの両側の壁に対して垂直するように形成される。
図5に示すように、該熱伝導棒40は、上面を介して電熱クーラー20と接触する。
図6に示すように、第二実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、熱伝導棒40Aが異なり、該各熱伝導棒40Aは、熱伝導溝32Aに設置され、上面を介して電熱クーラー20と接触し、また、本実施例の熱伝導棒40Aの厚さ(図面の上下方向の幅)は、上述した熱伝導棒40の厚さより厚い設定となっている。
一方、前記制御基板61は、底板50の内面における2つの放熱座30の間に取り付けられ、電熱クーラー20及びファン62と電気接続されることにより、電熱クーラー20及び換気扇62の制御により稼動させることができる。
また、前記熱排出部材60Aは、底蓋80と反対する側に位置するように、機能プレート10Aに取り付けられると共に、2つのファン62Aと、制御基板61Aと、導流板63Aとを備え、該制御基板61Aは、機能プレート10Aの底面に取り付けられ、該各導流板63Aは、放熱座30における、底蓋80に面する側に取り付けられ、その中央に通気穴631Aが形成され、該ファン62Aは、通気穴631Aと対応するように、導流板63Aに取り付けられる。
本実施例の冷却、加熱が可能なペット用マットを使用する時は、制御基板61Aによるファン62Aを駆動させて空気を供給し、その空気を通気穴631Aを介して放熱座30に送り、導流板63Aによる空気を案内してケース70のネットフィルター開口71から外部へ排出させる。この構造によれば、ケース70の内部の熱を排出することができる。
また、その電熱クーラー20を制御して冷却モードに切り替える場合は、機能プレート10に面する接触面が冷却面となり、該機能プレート10からの熱を伝導エリア11を介して該冷却面に送ることにより、機能プレート10の温度を下げ、この時、電熱クーラー20の冷却面と反対する面が加熱面となり、その加熱面に熱を生じるが、その熱は、放熱座30のフィン31を介して外部に排出される。
一方、その電熱クーラー20を制御して加熱モードに切り替える場合は、機能プレート10に対する面が加熱面となり、機能プレート10の伝導エリア11を介して加熱面からの熱を機能プレート10に送ることにより、機能プレート10の温度を上げ、この時、電熱クーラー20の加熱面と反対する面が冷却面となり、該冷却面が放熱座30のフィン31による吹き込んだ空気と熱エネルギーを交換することができる。
11 伝導エリア
111 伝導シール
112 放熱グリス
12 熱遮断テープ
13 取付穴
14 支持柱
141 固定穴
15 ボルト
16 脚座
20 電熱クーラー
30、30A 放熱座
31 フィン
32、32A 熱伝導溝
33 サイド凹部
40、40A 熱伝導棒
50 底板
51 第一壁部
52 第二壁部
60、60A 熱排出部材
61、61A 制御基板
62、62A ファン
63A 導流板
70 ケース
71 ネットフィルター開口
80 底蓋
90 ベース
91 嵌合穴
92 連通穴
93 凸縁
94 取っ手穴
Claims (10)
- 底面に少なくとも1つの伝導エリアが凸設される機能プレートと、
熱伝導可能に、前記機能プレートに取り付けられる少なくとも1枚の電熱クーラーと、
前記機能プレートに連結されると共に、上面に熱伝導溝が凹設される少なくとも1つの放熱座と、
前記放熱座の熱伝導溝に設置され、平坦な接触面を備え、該接触面を介して電熱クーラーと接触する少なくとも1つの熱伝導棒と、を有することを特徴とする、
冷却、加熱が可能なペット用マット。 - 前記機能プレートに2つの伝導エリアが設けられ、該各伝導エリアの両端はそれぞれ、機能プレートの両側縁部の近傍に相対するように設けられ、更に、該伝導エリアに、中央部分が露出するように伝導シールが設置され、該伝導シールの露出箇所に放熱グリスが塗布され、該伝導エリアの表面及び該伝導シールの一側に熱遮断テープが貼り付けられ、前記機能プレートにおける、伝導エリアと対応する箇所にそれぞれ電熱クーラーが取り付けられ、該電熱クーラーは、面接触により伝導エリアの放熱グリスに貼り付けられることを特徴とする請求項1に記載の冷却、加熱が可能なペット用マット。
- 前記熱伝導棒の外周面に2対の面部を備え、その内、1対の相対する面部の幅が、他の1対の相対する面部の幅より大きいことを特徴とする請求項1に記載の冷却、加熱が可能なペット用マット。
- 前記機能プレートに2つの放熱座が連結され、該各放熱座は、複数のフィン及び2つのサイド凹部を備え、該複数のフィンはそれぞれ、放熱座の長手方向に沿って間隔をおいて配列されるように放熱座の底面に設けられ、該2つのサイド凹部はそれぞれ熱伝導溝と連通すると共に、対向するように放熱座の上面に凹設され、前記電熱クーラーは、2つのサイド凹部と熱伝導溝との間に嵌め込まれ、前記熱伝導棒は、その上部による電熱クーラーと接触することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の冷却、加熱が可能なペット用マット。
- 前記放熱座の両端を貫通するように、該放熱座の上面に熱伝導溝が凹設され、該熱伝導溝の両側にそれぞれ壁面が形成され、該熱伝導溝の底部に底面が形成され、該熱伝導溝における、底面が両側の壁面と垂直するように設けられ、前記熱伝導棒は、その上部が電熱クーラーと接触するように、放熱座の熱伝導溝に設置されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の冷却、加熱が可能なペット用マット。
- 前記機能プレートは、4つの隅角にそれぞれ取付穴が形成されると共に、4つの支持柱及び4つのボルトを有し、その内、各支持柱の上面に機能プレートの取付穴と対応する固定穴が形成され、該ボルトが機能プレートの取付穴を介して支持柱の固定穴に嵌め込まれることによって、支持柱を機能プレートに取り付けることを特徴とする請求項4に記載の冷却、加熱が可能なペット用マット。
- 前記支持柱の底部にさらに、脚座が設けられることを特徴とする請求項6に記載の冷却、加熱が可能なペット用マット。
- さらに底板及び熱排出部材を有し、前記底板は、2つの第一壁部及び2つの第二壁部を備え、そのうち、2つの第一壁部は、底板の相対する両側の縁部中央に凸設されると共に、該各第一壁部の両端はそれぞれ、放熱座の近傍に位置し、該2つの第二壁部は、底板の他の相対する両側の縁部に設けられると共に、該各第二壁部の両端はそれぞれ、対応する支持柱の外周面に連結され、前記熱排出部材は、底板に取り付けられ、2つのファン及び制御基板を備え、そのうち、2つのファンはそれぞれ、放熱座と対応するように底板の底面に取り付けられ、該制御基板は、底板の内面における2つの放熱座の間に取り付けられ、電熱クーラー及びファンと電気接続されることを特徴とする請求項5または7に記載の冷却、加熱が可能なペット用マット。
- ケースと、底蓋と、熱排出部材とを有し、その内、ケースは、矩形の枠であり、放熱座を囲むように、機能プレートの底面の周縁近傍に設置され、その4つの壁面にそれぞれ複数のネットフィルター開口が形成され、該底蓋は、ケースの底部に嵌め込まれ、該熱排出部材は、底蓋と反対する側に位置するように、機能プレートに取り付けられると共に、2つのファンと、制御基板と、導流板とを備え、該制御基板は、機能プレートの底面に取り付けられ、該各導流板は、放熱座における、底蓋に面する側に取り付けられ、その中央に通気穴が形成され、該ファンは、通気穴と対応するように、導流板に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載の冷却、加熱が可能なペット用マット。
- ベースを有し、該ベースは、中空状を呈すると共に、上面に嵌合穴が形成され、前記機能プレートは、ベースの嵌合穴に嵌め込まれることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の冷却、加熱が可能なペット用マット。
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