JP2009112467A - 遊技台 - Google Patents
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Abstract
【課題】同種機能を有する複数種類の交換部品の中から選択されて装着される交換部品装着ミスを防止すること。
【解決手段】本発明の遊技台は、同種機能を有する複数種類の交換部品の中から選択されて装着される交換部品と、装着されている前記交換部品の種類を特定する特定手段と、前記特定手段の特定結果に基づいて予め定めた処理を実行する処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図12
【解決手段】本発明の遊技台は、同種機能を有する複数種類の交換部品の中から選択されて装着される交換部品と、装着されている前記交換部品の種類を特定する特定手段と、前記特定手段の特定結果に基づいて予め定めた処理を実行する処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図12
Description
本発明はスロットマシン等の遊技台に関する。
スロットマシンのようにメダルを投入して遊技を行い、遊技結果に応じてメダルの払出しを受ける遊技台では、正規のメダルを選別するメダルセレクタが設けられている(例えば、特許文献1参照。)。また、遊技結果に応じてメダルの払出しを行う払出装置が設けられている。
ここで、遊技に使用されるメダルの種類が異なる場合がある。例えば、現在では、直径30mmのメダルと、直径25mmのメダルとが存在し、同じホールであっても直径30mmのメダル用の遊技台が設置される島と、直径25mmのメダル用の遊技台が設置される島が混在する場合がある。メダルの種類が異なると、メダルセレクタや払出装置が誤動作を生じる場合がある。このため、遊技台のメーカは、メダルの種類に応じてメダルセレクタや払出装置を複数種類準備し、使用されるメダルに応じた種類のメダルセレクタや払出装置を選択的に遊技台に装着し、他の構成については共通の部品を使用するようにしている。
しかし、各種類のメダルセレクタや払出装置は、一般には、その外観がほとんど同じであるため、遊技台の生産時やホール導入後のメンテナンス(故障部品の交換等)時に、種類を誤って装着される場合がある。この場合、メダルセレクタや払出装置が誤動作を生じる場合がある。よって、メダルセレクタ等のように、同種機能を有する複数種類の交換部品の中から選択されて装着される交換部品については、その装着ミスを防止することが望ましい。
以上のような問題点に鑑み、本発明の目的は、同種機能を有する複数種類の交換部品の中から選択されて装着される交換部品装着ミスを防止することにある。
本発明によれば、同種機能を有する複数種類の交換部品の中から選択されて装着される交換部品と、装着されている前記交換部品の種類を特定する特定手段と、前記特定手段の特定結果に基づいて予め定めた処理を実行する処理手段と、を備えたことを特徴とする遊技台が提供される。
また、本発明によれば、同種機能を有する複数種類の第1の交換部品の中から選択されて装着される第1の交換部品と、前記第1の交換部品とは異種の機能であって、同種機能を有する複数種類の第2の交換部品の中から選択されて装着される第2の交換部品と、装着されている前記第1及び第2の交換部品の種類を特定する特定手段と、前記特定手段の特定結果に基づいて予め定めた処理を実行する処理手段と、を備えたことを特徴とする遊技台が提供される。
本発明によれば、同種機能を有する複数種類の交換部品の中から選択されて装着される交換部品装着ミスを防止することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観斜視図である。スロットマシン100は、メダルの投入により遊技が開始され、遊技の結果によりメダルが払い出されるものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観斜視図である。スロットマシン100は、メダルの投入により遊技が開始され、遊技の結果によりメダルが払い出されるものである。
<全体構成>
スロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の絵柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施形態において、各絵柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110乃至112が構成されている。リール110乃至112上の絵柄は、遊技者から見ると、絵柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの絵柄が見えるようになっている。そして、各リール110乃至112を回転させることにより、遊技者から見える絵柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
スロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の絵柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施形態において、各絵柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110乃至112が構成されている。リール110乃至112上の絵柄は、遊技者から見ると、絵柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの絵柄が見えるようになっている。そして、各リール110乃至112を回転させることにより、遊技者から見える絵柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
また、各々のリール110乃至112の背面には、絵柄表示窓113に表示される個々の絵柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の絵柄ごとに遮蔽されて個々の絵柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン100内部において各々のリール110乃至112の近傍には、投光部と受光部からなる光学式センサ(図示せず)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部のあいだを、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の絵柄の回転方向の位置を判断し、目的とする絵柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110乃至112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入されたメダルの数によって予め定まっている。5本の入賞ライン114のうち、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110乃至112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技役に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、後述する内部抽選において、特定の入賞役(例えば、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。メダル投入ランプ124は、メダルの投入が可能であることを知らせるランプである。払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、後述するメダル投入時のエラー表示や、ビッグボーナスゲーム中(BBゲーム中)の遊技回数、所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。
メダル投入ボタン130、131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルを所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施形態においては、メダル投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。メダル投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン130又は131により電子的に投入することもできるし、メダル投入口134から実際のメダルを投入することもできる。
スタートレバー135は、遊技の開始操作を行うためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望する枚数のメダルを投入して、スタートレバー135を操作すると、これを契機としてリール110乃至112が回転し、遊技が開始される。ストップボタン137乃至139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110乃至112に対する停止操作を行うためのボタンであり、各リール110乃至112に対応して設けられている。そして、いずれかのストップボタン137乃至139を操作すると対応するいずれかのリール110乃至112が停止することになる。
精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル及びベットされたメダルを精算し、メダル払出口155より受皿210に排出するためのボタンである。メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口155は、メダルを払出すための払出口である。メダル受皿210は、メダル払出口155から払出されたメダルを溜めるための器である。なお、メダル受皿210は、本実施形態では発光可能な受皿を採用しており、以下受け皿ランプと呼ぶこともある。
音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受皿ランプ210は、遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。灰皿部200は、煙草の吸殻を入れるための容器であり、受け皿210の内側にネジ止めされている。リールパネル161は、絵柄表示窓113を有するパネルであり、タイトルパネル162は、そのスロットマシンの機種名や各種のデザインが描かれるパネルである。演出装置600は、液晶表示装置を含み、各種の情報が表示される。
<メダルセレクタ>
スロットマシン100にはメダル投入口134から投入されるメダルが通過する通路を形成すると共に、正規のメダルを選別するメダルセレクタが設けられている。図4(a)はメダルセレクタ20の分解斜視図、図6はメダルセレクタ20におけるメダルの通過態様を示す図である。このメダルセレクタ20は公知のメダルセレクタと同様の構成のものであり、簡単に説明すると、メダルセレクタ20は、本体部21と、本体部21と着脱可能なガイド部材22と、本体部21の下部に着脱可能なカバー部材23と、を備え、固定部材24を介して前面扉102の裏面に取り付けられる。
スロットマシン100にはメダル投入口134から投入されるメダルが通過する通路を形成すると共に、正規のメダルを選別するメダルセレクタが設けられている。図4(a)はメダルセレクタ20の分解斜視図、図6はメダルセレクタ20におけるメダルの通過態様を示す図である。このメダルセレクタ20は公知のメダルセレクタと同様の構成のものであり、簡単に説明すると、メダルセレクタ20は、本体部21と、本体部21と着脱可能なガイド部材22と、本体部21の下部に着脱可能なカバー部材23と、を備え、固定部材24を介して前面扉102の裏面に取り付けられる。
本体部21はガイド板部21aを備えており、ガイド部材22を本体部21に取り付けた状態では、ガイド部材22のガイド板部22aとガイド板部21aとが隙間を置いて対向して配置されてメダルの通路の入口となる受け入れ部が形成される。図6に示すようにメダルはまず、この受け入れ部を通過する(同図のA参照)。本体部21には断面L字型の下側のガイドレール部21bと上側のガイドレール部21cとが設けられており、投入されたメダルは図19に示すようにこれらのガイドレール部21b及び21cに沿ってメダルセレクタ20内を転動して通過する。ガイド部材22には、メダルの通路に直交する方向に回動可能なガイド片22bが設けられ、通過するメダルの側面に当接してメダルがガイド部材22側へ傾倒しないようにメダルを案内する。
ガイドレール部21cは通過するメダルの上端の僅かな範囲を案内するように設定されており、正規のメダルよりも小さな偽のメダルが通過しようとすると、図6のBの位置でガイドレール部21cに案内されずに脱落することになる。一方、本体部21にはメダルの通路に直交する方向に回動可能な可動片21dが設けられている。そして、メダル詰まりが生じた場合にはメダル返却ボタン133を押圧することで、可動片21dがメダル通路側へ回動して詰まったメダルがメダルセレクタ20から脱落することになる。また、本体部21には、メダルの通路に直交する方向に回動可能なメダルブロッカ21eと、メダルブロッカ21eに回動力を付勢する電磁ソレノイド21fが設けられており、スタートレバー135の操作後等のメダルの投入が行われない状態では図6のCの位置をメダルが通過できないようにメダルブロッカ21eを返却状態(メダルブロッカ21eがメダルの通路に突出してメダル通路が閉じられた状態)とする。
一方、本体部21のメダルの通路の下流端にはセンサユニット21gが配置されている。図4(b)に示すようにセンサユニット21gは2つのメダル投入センサ320a及び320b(総称する時は単にメダル投入センサ320という。)が内蔵されている。メダル投入センサ320は光学式のセンサであり、図4(c)に示すように受光素子と発光素子とを備え、これらの間をメダルが通過し(図6のDの位置を参照)、発光素子からの光が遮断されることでメダルの通過を検出する。図4(b)及び図6に示すように、メダル投入センサ320a及び320bはメダルの通路に沿って配置されており、メダル投入センサ320aが通路の上流側に、メダル投入センサ320bが通路の下流側に配設されている。なお、本実施形態ではメダル投入センサ320を2組設けているが、これに限られず、一つでもよいし3以上設けてもよい。
さて、このような構成からなるメダルセレクタ20では、図6に示すようにメダル投入口134から投入されたメダルは受け入れ部をまず通過し(同図A)、ガイドレール部21b及び21cに案内されてメダルセレクタ20内を転動していく(同図B乃至D)。この際、正規のメダルよりも小さい偽のメダルは、上述した作用により選別されて脱落し、メダル払出口155へ至り、遊技者に返却されることになる。正規のメダルは同図のDの位置においてメダル投入センサ320により通過が検出され、その後、固定部材24のレール部24aに案内されてメダル払出装置へ落下することになる。
ここで、遊技に使用されるメダルの種類(大きさ)が異なる場合があり、例えば、直径30mmのメダルと、直径25mmのメダルとがある。そこで、本実施形態では図5に示すように、タイプIとタイプIIのメダルセレクタを用意し、使用されるメダルの種類に応じていずれかを選択的に装着する。タイプIは、例えば、直径30mmのメダル用であり、タイプIIは、直径25mmのメダル用である。
タイプIとタイプIIとは、メダルの直径に併せてメダルの通路の幅の設定が異なるのみであり、メダルの通路を形成すると共に正規のメダルを選別するという同種機能を有する交換部品である。図5に示すように、外観上はほとんど相違がない。これらを区別するために、本実施形態では、図4(a)及び図5に示すように、タイプIのメダルセレクタ20については、被検知片423aを設けている。そして、固定部材24には、光学式のセンサ423を設けている。固定部材24は、タイプI、タイプIIのいずれも共通であり、タイプIが固定部材24に装着されると、被検知片423aが光センサ423のスリット間に位置するようにしている。
センサ423は、上記のメダル投入センサ320a及び320bと同様の構成であり、受光素子と発光素子とがスリットを介して設けられ、これらの間に被検知片423aが存在するか否かを検出する。タイプIIのメダルセレクタ20には、図5に示すように被検知片423aが設けられておらず、センサ423が被検知片423aを検知する場合がない。したがって、センサ423の検知結果を参照することで、現在装着されているメダルセレクタ20がタイプIなのか、タイプIIなのかを特定できる。
メダルの払出装置(ホッパ)についても、2種類用意し、使用されるメダルの種類に応じていずれかを選択的に装着する。図7は、タイプI及びIIの払出装置の外観図である。タイプIは、例えば、直径30mmのメダル用であり、タイプIIは、直径25mmのメダル用である。タイプIとタイプIIとは、メダルの直径に併せてメダルの払出通路の幅の設定やメダルを送り出す回転ディスクのメダル係止部分の径等、メダルに関わる部分が異なるのみであり、メダルを払い出すという同種機能を有する交換部品であり、かつ、メダルセレクタ20とは異種の機能を有する交換部品である。
メダルセレクタ20の場合と同様に、払出装置を区別するために、本実施形態では、図7に示すように、タイプIの払出装置については、被検知片424aを設けている。そして、スロットマシン100の本体101の内部に光学式のセンサ424を設けている。タイプIの払出装置が装着されると、被検知片424aが光センサ424のスリット間に位置するようにしている。センサ424は、上記のセンサ423と同様の構成であり、受光素子と発光素子とがスリットを介して設けられ、これらの間に被検知片423aが存在するか否かを検出する。タイプIIの払出装置には、図7に示すように被検知片424aが設けられておらず、センサ424が被検知片424aを検知する場合がない。したがって、センサ424の検知結果を参照することで、現在装着されている払出装置がタイプIなのか、タイプIIなのかを特定できる。
<制御部>
次に、図2及び図3を参照して、スロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信されたコマンドに応じて各種機器を制御する副制御部400と、から構成されている。
次に、図2及び図3を参照して、スロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信されたコマンドに応じて各種機器を制御する副制御部400と、から構成されている。
<主制御部>
まず、図2を参照して、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
まず、図2を参照して、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、後述するセンサやスイッチの状態を常時監視するためのタイマ割り込み処理の周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
また、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等の各種データを記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部においても同様である。また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、メダル投入センサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、精算ボタンセンサ324、メダル払い出しセンサ326の状態を検出し、各センサを監視している。
スタートレバーセンサ321はスタートレバー132の操作を検知するためのセンサである。ストップボタンセンサ322はストップボタン133乃至135のいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検知するためのセンサである。メダル投入ボタンセンサ323はメダル投入ボタン130、131のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検知するためのセンサである。精算ボタンセンサ324は、精算ボタン132に設けられており、精算ボタン132が一回押されると、貯留されているメダル及びベットされているメダルが精算されて払い出されることになる。メダル払い出しセンサ326は、払い出されるメダルを検知するためのセンサである。
CPU310には、さらに、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、各リール110乃至112の取付台の所定位置に設置されており、リールに設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにHレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのモータを制御するリールモータ駆動部330と、ホッパー(バケットにたまっているメダルをメダル払出口155から払出すための払出装置。図示せず。)のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、メダル投入ランプ124等)と、7セグメント(SEG)表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)、電磁ソレノイド21fが接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基いて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。本発実施形態における乱数発生回路317は、2つの乱数カウンタを備えている。CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。主制御部300と副制御部400との情報通信は一方方向の通信であり、主制御部300は副制御部400へコマンドを送信するが、副制御部400から主制御部300へ何らかのコマンド等を送信することはできない。
<副制御部>
次に、図3を参照して、スロットマシン100の副制御部400について説明する。副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
次に、図3を参照して、スロットマシン100の副制御部400について説明する。副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、CPU410には、副制御部400の全体を制御するための命令及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。また、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、各リール110乃至112の絵柄を背面より照明するためのバックライト420、前面扉102の開閉を検出するための扉センサ421、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ422、上述したセンサ423(セレクタ種類特定用)、センサ424(払出装置種類特定用)が接続されている。
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、演出装置制御部500からの信号を入力するための入力インタフェース471、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472等が接続されている。
時計IC423が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部400に設定された所定の情報を店の係員等が確認できるようになっている。更に、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルパネルランプ170、受け皿ランプ210、払出口ストロボ171を制御する。タイトルパネルランプ170は、タイトルパネル162を照明するランプであり、払出口ストロボ171は、払い出し口の内側に設置されたストロボタイプのランプである。なお、CPU410は、演出装置制御部500への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。演出装置制御部500は、図1の演出装置600を制御する制御部である。
<遊技の基本的制御>
図8は、本実施形態のスロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。遊技の基本的制御は、MainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の遊技処理を実行する。以下、この遊技処理について説明する。電源投入が行われると、まず、S101で主制御部300を初期化する初期処理が実行される。S102では、遊技開始処理を行う。ここでは、メダル投入に関する処理と、スタートレバー135による遊技の開始に関する処理を行う。詳細は後述する。
図8は、本実施形態のスロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。遊技の基本的制御は、MainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の遊技処理を実行する。以下、この遊技処理について説明する。電源投入が行われると、まず、S101で主制御部300を初期化する初期処理が実行される。S102では、遊技開始処理を行う。ここでは、メダル投入に関する処理と、スタートレバー135による遊技の開始に関する処理を行う。詳細は後述する。
S103では、乱数発生回路317で発生させた乱数を取得する。S104では、S103で取得した乱数値と、ROM312に格納されている入賞役抽選テーブルを用いて、入賞役の内部抽選を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役に内部当選した場合、RAM313に設定されたその入賞役のフラグがONになる。入賞役としては、例えば、リプレイ(再遊技)、小役、ボーナス(BB、RB)等を挙げることができる。
なお、各入賞役には、メダルのベット数及び設定値(1〜6)ごと、に内部抽選の当選確率が設定されており、入賞役抽選テーブルはこれに従って構成され、抽選時に取得される乱数値の範囲(例えば、0〜16384)は予めいくつかの領域(各当選確率の大きさに相当する領域)に分割されており、各領域に各入賞役の当選やはずれが対応付けられている。そして、入賞役の内部抽選では、取得した乱数値がどの範囲に属するかで入賞役の内部当選の当否が決定する。この方式は他の抽選処理でも採用される。
S104では、内部抽選の後、リール停止制御テーブルを選択する処理を行う。これは、各リールの停止操作に対する制御を選択する処理である。ここで、リール110乃至112の停止制御について簡単に説明する。リールの停止制御は、予め定めた複数種類のリール停止制御テーブルの中から内部抽選結果に基づいていずれかを選択し、選択したリール停止制御テーブルに基づき行う。リール停止制御テーブルは主制御部300のROM312に格納されている。リール停止制御テーブルは、内部抽選で内部当選した入賞役か、又は、いわゆるフラグ持ち越し中の入賞役については、対応する絵柄組合せが揃って表示されることが許容される一方、そうでない場合には各入賞役に対応する絵柄組合せが揃って表示されないように構成されている。例えば、小役の「ベル」に内部当選していない場合、「ベル」の絵柄組合せが表示されるタイミングでリール110乃至112の停止操作が行われたとしても、リール110乃至112は直ちに停止せずにベルの絵柄組合せが揃わないように制御される。逆に、「ベル」に内部当選している場合には、ベルの絵柄組合せが表示されるタイミングでリール110乃至112の停止操作が行われなかったとしても、一定の範囲でリール110乃至112は直ちに停止せずにベルの絵柄組合せが揃うように制御されることになる。
S105では、全リール110乃至112の回転を開始させる。その後、ストップボタン137乃至139の受け付けが可能となる。S106ではリールの停止制御を行う。ここでは、ストップボタン137乃至139に対する操作に応じて、リール110乃至112のうち、操作されたストップボタン137乃至139対応するいずれかのリールをS104で選択したリール停止制御テーブルに従って停止させる。全リール110乃至112が停止するとS107へ進む。
S107では、入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、内部当選した入賞役又はフラグ持越し中の入賞役に対応する絵柄組合せが表示された場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、「ベル−ベル−ベル」が揃っていたならばベル入賞と判定する。また、入賞した入賞役に対応するフラグがリセットされる。S108では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。S109では、遊技状態制御処理を実行する。この遊技状態制御処理では、遊技状態を移行するための制御が行われ、例えば、ビッグボーナスやレギュラーボーナスのようなボーナス入賞の場合に次回から対応するボーナスゲームを開始できるよう準備し、それらの最終遊技では、次回から通常遊技が開始できるよう準備する。以上により1ゲームの処理が終了し、その後S102へ戻って同様の処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。
<遊技開始処理>
図9を参照してS102の遊技開始処理について説明する。図9はS102の遊技開始処理を示すフローチャートである。S111では規定枚数を設定する。規定枚数とは、その遊技においてベット可能な最大のメダル数を意味する。規定枚数は、スロットマシン100の遊技の仕様によるが、例えば、通常遊技の場合は3枚に設定され、RBゲーム等においては1枚に設定される。S112では割り込みステータスをメダル投入処理中へ設定する。割り込みステータスとは、割り込み処理で実行すべき処理の内容を示す情報である。割り込み処理で実行される内容は複数種類あり、S112の設定により、その後実行される割り込み処理ではメダル投入処理中の内容のものが選択されることになる。
図9を参照してS102の遊技開始処理について説明する。図9はS102の遊技開始処理を示すフローチャートである。S111では規定枚数を設定する。規定枚数とは、その遊技においてベット可能な最大のメダル数を意味する。規定枚数は、スロットマシン100の遊技の仕様によるが、例えば、通常遊技の場合は3枚に設定され、RBゲーム等においては1枚に設定される。S112では割り込みステータスをメダル投入処理中へ設定する。割り込みステータスとは、割り込み処理で実行すべき処理の内容を示す情報である。割り込み処理で実行される内容は複数種類あり、S112の設定により、その後実行される割り込み処理ではメダル投入処理中の内容のものが選択されることになる。
S113ではメダル投入異常か否かが判定され、該当する場合はS118へ進み、そうでない場合はS114へ進む。メダル投入異常か否かは、後述する割り込み処理においてメダル投入異常が設定されたか否かに依存する。S114では、投入されたメダルの枚数が1枚以上か否かを判定する。該当する場合はS115へ進み、そうでない場合はS113へ戻る。S115ではスタートレバー135が操作されたか否かを判定する。該当する場合はS116へ進み、そうでない場合はS113へ戻る。S116では5本の入賞ライン114のうち今回の遊技で有効な入賞ライン数を設定する。上述した通り、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、規定枚数が1枚の場合はメダル1枚の投入で、例えば中段の水平入賞ラインが有効となる。
S117では割り込みステータスをメダル投入処理中から、次のステータスへ設定する。これにより割り込み処理においてメダル投入処理中の内容の処理の実行が終了することになる。S118ではエラー処理を行う。エラー処理の内容は種々選択できるがここでは遊技回数表示器126に所定のエラーコードを表示させ、遊技を中断する。この状態はスロットマシン100に設けられたリセットスイッチが操作されると解除される。なお、エラー処理の内容はこれに限られず、例えば、警報を発したり、或いは、ホールコンピュータにエラーが生じたことを示す情報を送信する、といったことが挙げられる。
<割り込み処理>
次に、図10(a)を参照して上述した割り込み処理の詳細について説明する。S121ではCPU310の各レジスタの情報をRAM313に退避する等の処理(現在処理中のデータの一時保存)を行う。S122では、入力インターフェース360のポートの値を取得し、RAM313の所定のエリアに保存する。図10(b)は入力インターフェース360のポートの各ビット(8ビット)の割り当てを示す図である。図2を参照して説明した通り、入力インターフェース360にはメダル投入センサ320等が接続されており、メダル投入センサ320aの検出結果はビットD0に、メダル投入センサ320bの検出結果はビットD1に、それぞれ割り当てられている。以下、各ポートの値のうち、メダル投入センサ320の検出結果を示すビットD0及びD1の値をメダルセレクタ状態ともいう。なお、RAM313の上記所定のエリアには複数回分のポートの値が保存され、S122では今回取得したポートの値を最も古いポートの値に上書きされる。
次に、図10(a)を参照して上述した割り込み処理の詳細について説明する。S121ではCPU310の各レジスタの情報をRAM313に退避する等の処理(現在処理中のデータの一時保存)を行う。S122では、入力インターフェース360のポートの値を取得し、RAM313の所定のエリアに保存する。図10(b)は入力インターフェース360のポートの各ビット(8ビット)の割り当てを示す図である。図2を参照して説明した通り、入力インターフェース360にはメダル投入センサ320等が接続されており、メダル投入センサ320aの検出結果はビットD0に、メダル投入センサ320bの検出結果はビットD1に、それぞれ割り当てられている。以下、各ポートの値のうち、メダル投入センサ320の検出結果を示すビットD0及びD1の値をメダルセレクタ状態ともいう。なお、RAM313の上記所定のエリアには複数回分のポートの値が保存され、S122では今回取得したポートの値を最も古いポートの値に上書きされる。
S123では現在の割り込みステータスがメダル投入処理中か否かを判定する。メダル投入処理中の場合はS125へ進み、後述する遊技メダル投入受付処理を実行する。そうでない場合はS124へ進み、現在の割り込みステータスに応じた処理を実行する。S126ではS121で退避した各レジスタの情報を復帰する等の処理を行い、1単位の割り込み処理が終了する。
<遊技メダル投入受付処理>
次に、図10(c)を参照してS125の遊技メダル投入受付処理について説明する。S131ではメダルセレクタ処理を行う。処理の詳細は後述する。S132ではその他の処理を行う。ここでは、例えば、精算ボタン132の受付処理やメダル投入ボタン130、131の受付処理等を行う。
次に、図10(c)を参照してS125の遊技メダル投入受付処理について説明する。S131ではメダルセレクタ処理を行う。処理の詳細は後述する。S132ではその他の処理を行う。ここでは、例えば、精算ボタン132の受付処理やメダル投入ボタン130、131の受付処理等を行う。
<メダルセレクタ処理>
次に、図11を参照してS131のメダルセレクタ処理について説明する。S141ではRAM313に保存してある前回のメダルセレクタ状態を取得する。S142ではRAM313に保存してある今回のメダルセレクタ状態を取得する。S143ではメダルブロッカ21eが返却状態か否かを判定する。該当する場合は処理を終了し、そうでない場合はS144へ進む。S144ではS141で取得した前回のメダルセレクタ状態とS142で取得した今回のメダルセレクタ状態とを比較し、メダルセレクタ状態に変化があったか否かを判定する。変化があった場合はS145へ進み、そうでない場合は処理を終了する。
次に、図11を参照してS131のメダルセレクタ処理について説明する。S141ではRAM313に保存してある前回のメダルセレクタ状態を取得する。S142ではRAM313に保存してある今回のメダルセレクタ状態を取得する。S143ではメダルブロッカ21eが返却状態か否かを判定する。該当する場合は処理を終了し、そうでない場合はS144へ進む。S144ではS141で取得した前回のメダルセレクタ状態とS142で取得した今回のメダルセレクタ状態とを比較し、メダルセレクタ状態に変化があったか否かを判定する。変化があった場合はS145へ進み、そうでない場合は処理を終了する。
S145では正常通過判定データを取得する。正常通過判定データとは、投入されたメダルが正常にメダルセレクタ20を通過しているか否かを判定するためのデータでありROM312に格納される。これを図14を参照して説明する。図14はメダルが正常にメダルセレクタ20を通過した場合における、各メダル投入センサ320a、320bの検出結果の変化を示している。同図の状態ST1はメダル投入センサ320をメダルが通過していない状態を示しており、いずれのメダル投入センサ320a、320bも非検出状態となっている。同図の状態ST2ではメダル投入センサ320aが検出状態となっているがメダル投入センサ320bは非検出状態となっている。メダル投入センサ320aと320bは、相対的にメダル投入センサ320aが通路の上流側に配置されているため、同図の状態ST2に示すようにメダルの通過はまずメダル投入センサ320aで検出される。
同図の状態ST3ではいずれのメダル投入センサ320a、320bも検出状態となっている。これは、メダルがメダル投入センサ320a、320bの双方を通過中であることを示す。同図の状態ST4ではメダル投入センサ320aが非検出状態となり、メダル投入センサ320bは検出状態のままとなっている。これは、メダルがメダル投入センサ320aを通過したが、メダル投入センサ320bを通過中であることを示す。同図の状態ST4の後、再び、状態ST1に戻る。
このように本実施形態では、メダル投入センサ320aと320bは、相対的にメダル投入センサ320aが通路の上流側に配置されているため、メダルが正常に通過した場合、メダル投入センサ320の検出結果、つまり、メダルセレクタ状態は、ST1→ST2→ST3→ST4→ST1...と推移する。そして、正常通過判定データは各状態ST1〜ST4の場合のメダルセレクタ状態の値からなるデータであり、前回の処理において状態ST1であった場合には今回のS145の処理で状態ST2のデータが取得され、前回の処理において状態ST2であった場合には今回のS145の処理でST3のデータが取得される、といった具合に、各状態ST1〜ST4のデータを循環的に取得していく。
図11に戻り、S146ではS142で取得した今回のメダルセレクタ状態とS145で取得した正常通過判定データとを比較して、正常通過中であるか否かを判定する。正常通過中の場合はS148へ進み、そうでない場合はS147へ進む。ここでは、例えば、S142で取得した今回のメダルセレクタ状態が図14に示す状態ST2であり、S145で取得した正常通過判定データで取得した正常通過判定データが図14に示す状態ST2である場合には、正常通過と判定される。逆に、S142で取得した今回のメダルセレクタ状態が図14に示す状態ST3であり、S145で取得した正常通過判定データで取得した正常通過判定データが図14に示す状態ST2である場合には、メダルの通過が状態ST2の状態を経ずに行われたことになり、何らかの異常があったとして正常通過中でないと判定される。
S147ではメダル投入異常を設定する。この設定が行われると、図9のS113でメダル投入異常と判定されてS118のエラー処理が行われることになる。S148ではメダルが正常に通過を完了したか否かを判定する。正常に通過を完了した場合とは、図14の状態ST4から状態ST1へ移行した場合である。該当する場合はS149へ進み、そうでない場合は処理を終了する。S149ではメダルの投入枚数が図9のS111で設定した規定枚数よりも少ないか否かを判定する。該当する場合はS151へ進み、ベット枚数として投入されたメダルを加算する。該当しない場合はS150へ進み、貯留枚数がその最大数である50よりも小さいか否かを判定する。該当する場合はS151へ進み、スロットマシン100に電子的に貯留されるクレジットのメダルとして投入されたメダルを加算する。該当しない場合は処理を終了する。以上によりメダルセレクタ処理が終了する。なお、S151のメダルの加算は、S149からの場合はベット枚数カウンタにより、また、S150からの場合は貯留枚数カウンタにより行われる。ベット枚数カウンタ及び貯留枚数カウンタは、RAM313の所定のエリア上に各カウント値が記憶され、各カウント値を更新することでベット枚数、貯留枚数をカウントするソフトウエアカウンタである。ベット枚数カウンタは1回の遊技の終了時にクリアされる。
<副制御部400の処理>
次に、副制御部400の処理について説明する。副制御部400のCPU410は主制御部300からのコマンドに従って以下の処理を実行する。図12(b)は副制御部400のメイン処理を示すフローチャート、図12(a)は副制御部400の割り込み処理を示すフローチャートである。まず、図12(a)を参照して所定周期で行なわれる割り込み処理から説明する。
次に、副制御部400の処理について説明する。副制御部400のCPU410は主制御部300からのコマンドに従って以下の処理を実行する。図12(b)は副制御部400のメイン処理を示すフローチャート、図12(a)は副制御部400の割り込み処理を示すフローチャートである。まず、図12(a)を参照して所定周期で行なわれる割り込み処理から説明する。
S201では主制御部300からコマンドを受信したか否かを判定する。コマンドを受信した場合、S202へ進み、受信していない場合は一単位の処理を終了する。S202ではRAM413上の所定の記憶エリアに受信したコマンドを格納する。主制御部300からのコマンドは当該記憶エリアに順次格納されることになる。以上により一単位の処理が終了する。
次に図12(b)を参照してメイン処理について説明する。電源投入が行われると、まず、S211で初期処理を行う。この初期処理には、後述する交換部品処理が含まれる。S212ではRAM413上の上記記憶エリアに主制御部300からのコマンドが格納されているか否かを判定する。コマンドが格納されている場合は最も古いコマンドを取得してS213へ進み、コマンドが格納されていない場合はS212へ戻る。S213では取得したコマンドの種類を判定し、S214ではコマンドの種類に応じた処理を実行する。その後、S212へ戻る。
<交換部品処理>
次に、S211の初期処理に含まれる交換部品処理について説明する。図12(c)は交換部品処理のフローチャートである。S221では、現在装着されているメダルセレクタ20及び払出装置がタイプIかIIかを特定する。ここでは、センサ423、424の検知結果をそれぞれ取得し、被検知片423a、424aが検知された場合は、それぞれタイプIと判定し、検知されなかった場合は、それぞれタイプIIと判定する。
次に、S211の初期処理に含まれる交換部品処理について説明する。図12(c)は交換部品処理のフローチャートである。S221では、現在装着されているメダルセレクタ20及び払出装置がタイプIかIIかを特定する。ここでは、センサ423、424の検知結果をそれぞれ取得し、被検知片423a、424aが検知された場合は、それぞれタイプIと判定し、検知されなかった場合は、それぞれタイプIIと判定する。
S222では、S221の特定結果に基づいて、メダルセレクタ20の種類が、スロットマシン100に装着すべき種類(規定種類)か否かを判定し、規定種類であればS223へ進み、規定種類でなければS224へ進む。
S223では、S221の特定結果に基づいて、払出装置の種類が、スロットマシン100に装着すべき種類(規定種類)か否かを判定し、規定種類であれば処理を終了し、規定種類でなければS224へ進む。
S222、S223での判定において規定種類か否かは、例えば、装着すべきメダルセレクタ20、払出装置の種類を示す情報をROM412記憶しておき、S221の特定結果と、ROM412に記憶した情報と、を比較して判定することができる。ROM412に記憶する情報としては、メダルの種別を表す情報、例えば、直径30mmのメダル用の場合は0、直径25mmのメダル用の場合は1、とし、S221の特定結果がメダルセレクタ20がタイプIであることを示す場合、該情報が0であればOK、1であればNGとしてもよい。払出装置も同様である。
また、ROM412に記憶する情報としては、メダルセレクタ20と、払出装置とのそれぞれの種類を示す情報、例えば、メダルセレクタ20につき、タイプIであれば0、タイプIIであれば1、払出装置につき、タイプIであれば0、タイプIIであれば1、として2ビットの情報としてもよい。
また、規定種類を設定するDIPスイッチ等の設定手段を設け、これを入出力インターフェース460に接続しておき、S222、S223での判定において規定種類か否かは、設定手段の設定内容を読出し、読出した設定内容と、S221の特定結果と、を比較して判定することができる。
S224では報知処理を行い、その後の処理には移行せず、電源断となるまで報知処理を継続する。報知処理では、スロットマシン100に装着すべき種類のメダルセレクタ20又は払出装置と異なる種類のメダルセレクタ20又は払出装置が装着されていることを報知する。報知は、音声であっても表示であってもよい。音声の場合、予め定めたエラー音を発生することが挙げられる。この場合、誤っているのがメダルセレクタ20なのか、払出装置なのか、あるいは双方なのか、を区別して知らせることが望ましく、それぞれの場合に固有の音、或いは、音声案内でもよい。表示の場合、LCD600に特定のエラーコードを表示したり、或いは、メッセージを表示すること、若しくは、ランプを点滅させること、が挙げられる。表示の場合も、誤っているのがメダルセレクタ20なのか、払出装置なのか、あるいは双方なのか、を区別して知らせることが望ましい。
このように本実施形態では、同種機能を有する複数種類の交換部品(メダルセレクタ20又は払出装置)の中から選択されて装着される交換部品の種類を特定し、所定の処理を実行することで、装着ミスを防止することができる。所定の処理として、本実施形態では報知を行うことにより、作業者が装着ミスを容易に確認できる。なお、所定の処理として、単にその後の処理には移行せず、電源断となるまで処理停止状態を維持するようにしてもよい。また、本実施形態では交換部品の種類の特定を、センサ423、424、被検知片423a、424aを用いて行うので、比較的簡易な構成で該特定が行える。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、現在装着されているメダルセレクタ20又は払出装置の種類が規定種類か否かに応じて所定の処理(報知処理)を行うようにしたが、メダルセレクタ20の種類と払出装置の種類との組合せに基づいて所定の処理を行うようにしてもよい。つまり、本実施形態では、メダルセレクタ20がタイプIの場合は払出装置もタイプIが、メダルセレクタ20がタイプIIの場合は払出装置もタイプIIが、装着される関係にあり、双方が間違えて装着される可能性は低い。したがって、この組合せの齟齬の有無を判定することで、装着ミスを防止することができる。
上記第1実施形態では、現在装着されているメダルセレクタ20又は払出装置の種類が規定種類か否かに応じて所定の処理(報知処理)を行うようにしたが、メダルセレクタ20の種類と払出装置の種類との組合せに基づいて所定の処理を行うようにしてもよい。つまり、本実施形態では、メダルセレクタ20がタイプIの場合は払出装置もタイプIが、メダルセレクタ20がタイプIIの場合は払出装置もタイプIIが、装着される関係にあり、双方が間違えて装着される可能性は低い。したがって、この組合せの齟齬の有無を判定することで、装着ミスを防止することができる。
図13は本実施形態における交換部品処理のフローチャートである。S231では、現在装着されているメダルセレクタ20及び払出装置がタイプIかIIかを特定する。上述したS221と同様の処理である。S232では、S231の特定結果に基づいて、メダルセレクタ20及び払出装置の種類の組合せが予め定めた組合せであるか否かを判定する。いずれもタイプI又はタイプIIである場合は、処理を終了し、いずれかがタイプIで他方がタイプIIである場合は、S233へ進む。S223では報知処理を行う。上述したS224の処理と同様であるが、ここでは、メダルセレクタ20の種類と払出装置の種類との組合せが誤っていることを報知することができる。このように本実施形態では、交換部品間の組合せの齟齬を判定し、所定の処理を実行することで、装着ミスを防止することができる。
<第3実施形態>
上記第1及び第2実施形態では、交換部品処理を副制御部400が実行するようにしたが、主制御部300が実行するようにしてもよい。この場合、センサ423、424は入力インターフェース360に接続する。
上記第1及び第2実施形態では、交換部品処理を副制御部400が実行するようにしたが、主制御部300が実行するようにしてもよい。この場合、センサ423、424は入力インターフェース360に接続する。
<第4実施形態>
上記第1乃至第2実施形態では、メダルセレクタ20及び払出装置の種類の特定を、センサ423、424、被検知片423a、424aを用いて行ったが、メダルセレクタ20や払出装置から、その種類を示す信号を出力するようにしてもよい。図15は、メダルセレクタ20が有するコネクタの構成を示した図である。同図の例では、メダルセレクタ20のコネクタを、その種類(タイプI、II)に応じて2種類用意している。このコネクタは、制御部(主制御部300又は副制御部400)のコネクタに接続される。
上記第1乃至第2実施形態では、メダルセレクタ20及び払出装置の種類の特定を、センサ423、424、被検知片423a、424aを用いて行ったが、メダルセレクタ20や払出装置から、その種類を示す信号を出力するようにしてもよい。図15は、メダルセレクタ20が有するコネクタの構成を示した図である。同図の例では、メダルセレクタ20のコネクタを、その種類(タイプI、II)に応じて2種類用意している。このコネクタは、制御部(主制御部300又は副制御部400)のコネクタに接続される。
タイプI、タイプIIのいずれも、メダル投入センサ320a及び320b並びに電磁ソレノイド21fの電源配線(+5V、+24V、GND)、メダル投入センサ320a及び320bの検知結果出力用の配線(OUT1、OUT2)、種類信号用の配線(OUT3)がコネクタに接続されている。種類信号は、例えば、副制御部400の入出力インターフェース460、或いは、主制御部300の入力インターフェース360に入力される。
そして、タイプIの場合は、種類信号用の配線(OUT3)が+5V配線に接続され、タイプIIの場合は、種類信号用の配線(OUT3)がGND配線に接続されている。
したがって、タイプIのメダルセレクタ20が装着されている場合、種類信号として常時+5Vの信号が出力され、タイプIIのメダルセレクタ20が装着されている場合、種類信号として常時GNDの信号が出力される。したがって、種類信号が+5V(つまり、High信号)か、GND(つまり、Low信号)かにより、メダルセレクタ20の種類を特定できる。なお、払出装置もモータ等を備えており、制御部側のコネクタと接続されるコネクタを備えているため、同様の構成により、その種類を特定できる。
<第5実施形態>
上記実施形態では、スロットマシンを例に挙げたが、本発明は他の遊技台、例えば、パチンコ機にも適用可能である。パチンコ機としては、例えば、遊技領域に設けた始動口に遊技球が入球したことを条件として、大当たりの抽選を行う抽選手段と、前記始動口に遊技球が入球したことを条件として図柄の組み合わせを構成する各図柄の変動表示を開始した後、各図柄を停止表示して前記抽選手段の抽選結果に応じた図柄の組み合わせを表示する図柄表示手段と、前記抽選手段の抽選結果が大当たりの場合に、遊技者に有利な遊技を実行するものが挙げられる。
上記実施形態では、スロットマシンを例に挙げたが、本発明は他の遊技台、例えば、パチンコ機にも適用可能である。パチンコ機としては、例えば、遊技領域に設けた始動口に遊技球が入球したことを条件として、大当たりの抽選を行う抽選手段と、前記始動口に遊技球が入球したことを条件として図柄の組み合わせを構成する各図柄の変動表示を開始した後、各図柄を停止表示して前記抽選手段の抽選結果に応じた図柄の組み合わせを表示する図柄表示手段と、前記抽選手段の抽選結果が大当たりの場合に、遊技者に有利な遊技を実行するものが挙げられる。
また、パチンコ機における交換部品としては、例えば、現金により球貸しを行う球貸し機に対応したパチンコ機(いわゆる現金機)と、カードにより球貸しを行う球貸し機に対応したパチンコ機(いわゆるCR機)と、において、球貸し用の操作ボタンを備えたCR機用の下部ユニットと、これを備えない現金機用の下部ユニットと、が挙げられる。
100 スロットマシン
Claims (12)
- 同種機能を有する複数種類の交換部品の中から選択されて装着される交換部品と、
装着されている前記交換部品の種類を特定する特定手段と、
前記特定手段の特定結果に基づいて予め定めた処理を実行する処理手段と、
を備えたことを特徴とする遊技台。 - 前記処理手段は、前記特定手段が特定した前記交換部品の種類が、前記遊技台に装着すべき種類の前記交換部品と異なる場合に、前記予め定めた処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の遊技台。
- 前記予め定めた処理が、前記遊技台に装着すべき種類の前記交換部品と異なる種類の前記交換部品が装着されていることを報知する処理であることを特徴とする請求項2に記載の遊技台。
- 同種機能を有する複数種類の第1の交換部品の中から選択されて装着される第1の交換部品と、
前記第1の交換部品とは異種の機能であって、同種機能を有する複数種類の第2の交換部品の中から選択されて装着される第2の交換部品と、
装着されている前記第1及び第2の交換部品の種類を特定する特定手段と、
前記特定手段の特定結果に基づいて予め定めた処理を実行する処理手段と、
を備えたことを特徴とする遊技台。 - 前記処理手段は、前記特定手段が特定した前記第1の交換部品の種類と前記第2の交換部品の種類との組合せが、予め定めた組合せでない場合に、前記予め定めた処理を実行することを特徴とする請求項4に記載の遊技台。
- 前記予め定めた処理が、前記第1及び第2の交換部品の組合せが誤っていることを報知する処理であることを特徴とする請求項5に記載の遊技台。
- 前記交換部品が、前記遊技台に投入されるメダルの通路を形成すると共に正規のメダルを選別するためのメダルセレクタ、又は、前記遊技台からメダルを払い出す払出装置であり、前記メダルセレクタ及び前記払出装置は、メダルの種類に応じて複数種類あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技台。
- 前記第1の交換部品が、前記遊技台に投入されるメダルの通路を形成すると共に正規のメダルを選別するためのメダルセレクタであり、
前記第2の交換部品が、前記遊技台からメダルを払い出す払出装置であり、
前記メダルセレクタ及び前記払出装置は、メダルの種類に応じて複数種類あることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の遊技台。 - 前記遊技台に装着すべき前記交換部品の種類を示す情報を記憶した記憶手段を更に備え、
前記処理手段は、前記情報と前記特定手段が特定した前記交換部品の種類とに基づいて、前記予め定めた処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の遊技台。 - 前記特定手段は、
前記交換部品に設けた、前記交換部品の種類を示す被検知部を検知するセンサを備えたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の遊技台。 - 前記特定手段は、
前記交換部品から送信される前記交換部品の種類を示す信号に基づいて前記交換部品の種類を特定することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の遊技台。 - 前記遊技台は、複数種類の絵柄が施され、回転駆動される複数のリールと、複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止スイッチと、前記抽選手段の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御を行うリール停止制御手段と、停止時の前記リールにより表示された前記絵柄の組合せが、予め定めた絵柄の組合せであるか否かに基づいて入賞を判定する入賞判定手段と、を備え、前記入賞判定の判定結果に基づいてメダルを払い出す遊技台であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の遊技台。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013138696A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Glory Ltd | 遊技媒体貸出機および遊技媒体貸出システム |
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2007
- 2007-11-05 JP JP2007287805A patent/JP2009112467A/ja active Pending
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