JP4331775B2 - 遊技台 - Google Patents

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Description

本発明はスロットマシンに代表される遊技台に関し、特に、メダル投入に関する不正行為を防止する技術に関する。
スロットマシンのようにメダルを投入して遊技を行い、遊技結果に応じてメダルの払出しを受ける遊技台では、正規のメダルを選別するメダルセレクタが設けられている(例えば、特許文献1参照。)。このメダルセレクタは、メダル投入口から通じるメダルの通路を形成すると共に、正規のメダルと大きさの異なる偽のメダルが投入されると、その通路から脱落させてメダルの受皿に排出する機構を備えている。また、メダルの通路には投入されたメダルの数をカウントするために、メダルの通過を検出するセンサが配設されている。このセンサは、通常、光学式センサが採用され、通路に沿って例えば2つ設けられる。図18(a)は2つのセンサによるメダルの通過の検出態様を示すタイミングチャートである。センサ1とセンサ2とは通路に沿ってずれて配置されているため、メダルが通路を通過すると、まず、センサ1がONになる。続いてセンサ2がONとなる。次に、センサ1がOFFとなり、センサ2がOFFとなる。そして、遊技台の制御部は、センサ1とセンサ2のON−OFFが同図のシーケンスで行われた場合に、メダルが正常に通過したと判断し、メダルの有効な投入数として1つカウントすることになる。
特開2001―17611号公報
一方、このようなメダルの検出原理に着目し、特殊な器具による不正行為が行われている。図19は不正行為に用いられる器具の構成図である。この基部は、メダルセレクタのメダルの通路の形状に沿って湾曲したプラスチック等の基材1と、基材1の一方の端部に設けられたスイッチ2と、制御回路3と、メダルセレクタの2つのセンサの配置に合わせて設けられた2つの発光素子4と、電気回路3と発光素子4を接続する信号線5とを備える。制御回路3はスイッチ2が押圧されると発光素子4を所定周期で点滅させるものである。
しかして、この器具は発光素子4側を先頭にしてメダル投入口からメダルセレクタ内に、発光素子4が丁度メダルセレクタの2つのセンサに到達するまで挿入される。そして、スイッチ2を押圧することで発光素子4を発光させる。この時、2つの発光素子4は、若干タイミングをずらして発光と消灯とを繰り返すように制御回路3により駆動される。その結果、メダルセレクタの2つのセンサは、例えば、図18(b)に示すように実際にメダルが通過した場合と同じシーケンスでON−OFFする。このため、発光素子4の点滅がメダルの通過として検出されしまい、メダルが投入されていないのに、メダルが投入されたものとしてカウントされてしまうことになる。しかも、発光素子4が高速で点滅するため、一瞬にして電子的に貯留されるクレジットが満杯になる(スロットマシンの場合、通常50枚が最大である。)。
以上のような問題点に鑑み、本発明の目的は、メダル投入に関する不正行為を防止することが可能な遊技台を提供することにある。
本発明によれば、投入されるメダルが通過する通路に配設され、メダルの通過を検出する、メダル投入数検出用の第1の検出手段を備えた遊技台において、前記通路が、メダルが同一平面上を移動するように形成された第1の通路部と、前記第1の通路部により規定されるメダルの移動平面と交わる方向にメダルを案内する第2の通路部と、を有し、前記第1の通路部を形成すると共に、前記第1の検出手段が配置され、正規のメダルを選別するためのメダルセレクタと、前記メダルセレクタに連設され、前記第2の通路部を形成するレール部と、を備え、前記レール部は、前記第2の通路部として、投入されたメダルをメダル払出装置へ案内する湾曲形状の通路を構成し、メダルの通過を検出する、不正行為検出用の第2の検出手段を前記レール部の途中の部位に配設し、メダルの投入受付開始から遊技の開始操作までの間に、前記第1の検出手段により少なくとも1つのメダルの通過が検出されたが、前記第2の検出手段によりメダルの通過が1つも検出されなかった場合に、前記開始操作後にエラー処理を行う処理手段を更に備え、前記メダルセレクタが、前記第1の通路に直交する方向に回動可能に設けられ、前記開始操作があった場合に、前記第1の通路に突出するメダルブロッカを備えたことを特徴とする遊技台が提供される。
また、本発明によれば、投入されるメダルが通過する通路に配設され、メダルの通過を検出する、メダル投入数検出用の第1の検出手段を備えた遊技台において、前記通路が、メダルが同一平面上を移動するように形成された第1の通路部と、前記第1の通路部により規定されるメダルの移動平面と交わる方向にメダルを案内する第2の通路部と、を有し、前記第1の通路部を形成すると共に、前記第1の検出手段が配置され、正規のメダルを選別するためのメダルセレクタと、前記メダルセレクタに連設され、前記第2の通路部を形成するレール部と、を備え、前記レール部は、前記第2の通路部として、投入されたメダルをメダル払出装置へ案内する湾曲形状の通路を構成し、メダルの通過を検出する、不正行為検出用の第2の検出手段を前記レール部の下流側の端部に配設し、メダルの投入受付開始から遊技の開始操作までの間に、前記第1の検出手段により少なくとも1つのメダルの通過が検出されたが、前記第2の検出手段によりメダルの通過が1つも検出されなかった場合に、前記開始操作後にエラー処理を行う処理手段を更に備え、前記メダルセレクタが、前記第1の通路に直交する方向に回動可能に設けられ、前記開始操作があった場合に、前記第1の通路に突出するメダルブロッカを備えたことを特徴とする遊技台が提供される。
また、本発明の遊技台は、複数種類の絵柄が施され、回転駆動される複数のリールと、複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、各々の前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるための停止スイッチと、前記抽選手段の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御を行うリール停止制御手段と、停止時の前記リールにより表示された前記絵柄の組合せが、予め定めた絵柄の組合せであるか否かに基づいて入賞を判定する入賞判定手段と、を備え、前記入賞判定の判定結果に基づいてメダルを払い出す遊技台とすることができる。
本発明によれば、メダル投入に関する不正行為を防止することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観斜視図である。スロットマシン100は、メダルの投入により遊技が開始され、遊技の結果によりメダルが払い出されるものである。
<全体構成>
スロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の絵柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施形態において、各絵柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110乃至112が構成されている。リール110乃至112上の絵柄は、遊技者から見ると、絵柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの絵柄が見えるようになっている。そして、各リール110乃至112を回転させることにより、遊技者から見える絵柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
また、各々のリール110乃至112の背面には、絵柄表示窓113に表示される個々の絵柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の絵柄ごとに遮蔽されて個々の絵柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン100内部において各々のリール110乃至112の近傍には、投光部と受光部からなる光学式センサ(図示せず)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部のあいだを、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の絵柄の回転方向の位置を判断し、目的とする絵柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110乃至112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入されたメダルの数によって予め定まっている。5本の入賞ライン114のうち、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110乃至112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技役に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、後述する内部抽選において、特定の入賞役(例えば、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。メダル投入ランプ124は、メダルの投入が可能であることを知らせるランプである。払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、後述するメダル投入時のエラー表示や、ビッグボーナスゲーム中(BBゲーム中)の遊技回数、所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。
メダル投入ボタン130、131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルを所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施形態においては、メダル投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。メダル投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン130又は131により電子的に投入することもできるし、メダル投入口134から実際のメダルを投入することもできる。
スタートレバー135は、遊技の開始操作を行うためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望する枚数のメダルを投入して、スタートレバー135を操作すると、これを契機としてリール110乃至112が回転し、遊技が開始される。ストップボタン137乃至139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110乃至112に対する停止操作を行うためのボタンであり、各リール110乃至112に対応して設けられている。そして、いずれかのストップボタン137乃至139を操作すると対応するいずれかのリール110乃至112が停止することになる。
精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル及びベットされたメダルを精算し、メダル払出口155より受皿210に排出するためのボタンである。メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口155は、メダルを払出すための払出口である。メダル受皿210は、メダル払出口155から払出されたメダルを溜めるための器である。なお、メダル受皿210は、本実施形態では発光可能な受皿を採用しており、以下受け皿ランプと呼ぶこともある。
音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受皿ランプ210は、遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。灰皿部200は、煙草の吸殻を入れるための容器であり、受け皿210の内側にネジ止めされている。リールパネル161は、絵柄表示窓113を有するパネルであり、タイトルパネル162は、そのスロットマシンの機種名や各種のデザインが描かれるパネルである。演出装置600は、液晶表示装置を含み、各種の情報が表示される。
<メダルセレクタ>
スロットマシン100にはメダル投入口134から投入されるメダルが通過する通路を形成すると共に、正規のメダルを選別するメダルセレクタが設けられている。図14(a)はメダルセレクタ20の分解斜視図、図16はメダルセレクタ20におけるメダルの通過態様を示す図である。このメダルセレクタ20は、本体部21と、本体部21と着脱可能なガイド部材22と、本体部21の下部に着脱可能なカバー部材23と、を備え、固定部材24を介して前面扉102の裏面に取り付けられる。本体部21とガイド部材22とにより、投入されたメダルが通過する通路のうち、上流側の第1の通路部が形成され、固定部材24のレール部24aにより、下流側の第2の通路部が形成される。
本体部21はガイド板部21aを備えており、ガイド部材22を本体部21に取り付けた状態では、ガイド部材22のガイド板部22aとガイド板部21aとが隙間を置いて対向して配置されてメダルの通路の入口となる受入部が形成される。図16に示すようにメダルはまず、この受入部を通過する(同図のA参照)。本体部21には断面L字型の下側のガイドレール部21bと上側のガイドレール部21cとが設けられており、投入されたメダルは図16に示すようにこれらのガイドレール部21b及び21cに沿ってメダルセレクタ20内を転動して通過する。ガイド部材22には、メダルの通路に直交する方向に回動可能なガイド片22bが設けられ、通過するメダルの側面に当接してメダルをガイドレール部21b及び21c側へ押圧し、案内する。
ガイドレール部21cは通過するメダルの上端の僅かな範囲を案内するように設定されており、正規のメダルよりも小さな偽のメダルが通過しようとすると、図16のBの位置でガイドレール部21cに案内されず、ガイド片22bの押圧により脱落することになる。なお、メダル投入口134の穴は正規のメダルと略ピッタリの大きさと成っているため、正規のメダルよりも大きな偽のメダルはメダル投入口134から投入することができない。一方、本体部21にはメダルの通路に直交する方向に回動可能な可動片21dが設けられている。そして、メダル詰まりが生じた場合にはメダル返却ボタン133を押圧することで、可動片21dがメダル通路側へ回動して詰まったメダルがメダルセレクタ20から脱落することになる。また、本体部21には、メダルの通路に直交する方向に回動可能なメダルブロッカ21eと、メダルブロッカ21eに回動力を付勢する電磁ソレノイド21fが設けられており、所定の条件が成立した場合(例えば、スタートレバー135の操作があった後等)では図16のCの位置をメダルが通過できないようにメダルブロッカ21eを返却状態(メダルブロッカ21eがメダルの通路に突出してメダル通路が閉じられた状態)とする。
一方、本体部21及びガイド部材22により形成される第1の通路部の下流端にはセンサユニット21gが配置されている。図14(b)に示すようにセンサユニット21gは、メダル投入数検出用の2つのメダル投入センサ320a及び320b(総称する時はメダル投入数検出用センサ320という。)が内蔵されている。メダル投入数検出用センサ320は光学式のセンサであり、図14(c)に示すように受光素子と発光素子とを備え、これらの間をメダルが通過し(図16のDの位置を参照)、発光素子からの光が遮断されることでメダルの通過を検出する。図14(b)及び図16に示すように、メダル投入センサ320a及び320bはメダルの通路に沿って配置されており、メダル投入センサ320aが第1の通路部の上流側に、メダル投入センサ320bが第1の通路部の下流側に配設されている。本実施形態ではメダル投入数検出用センサ320を2組設けているが、これに限られず、一つでもよいし3以上設けてもよい。
なお、上述した通り、メダルブロッカ21eは、スタートレバー135の操作があった後等、所定の条件が成立した場合に、第1の通路部に突出して、返却状態とされるが、この返却状態となる時とは、新たなメダルの投入を受け付けない場合である。従って、メダルブロッカ21eが返却状態となった時に、第1の通路部を通過中のメダルが存在し、メダル投入数検出用センサ320にその通過が検出されてしまう場合を防止する必要がある。従って、メダルブロッカ21eは、これが返却状態となる所定の条件が成立した場合に、第1の通路を通過途中のメダルが、メダル投入数検出用センサ320に到達しないように、メダル投入数検出用センサ320に対して位置決めされており、本実施形態ではメダル投入数検出用センサ320の上流側において、メダル投入数検出用センサ320の近傍に配設されている。
次に、固定部材24には、本体部21のメダル投入数検出用センサ320を通過したメダルを案内し、第2の通路部を構成するレール部24aが設けられている。レール部24aはその下部の断面がU字型のレール状をなしており、メダルはこのレール状の部分に案内されることになる。ここで、本体部21及びガイド部材22により形成される第1の通路部は、ガイド板部22aとガイド板部21aとにより形成される受入部から斜め下方に下降する曲折した通路を形成しているが、同一平面上で通路が曲折しており、メダルは同一平面上を移動することになる。一方、レール部24aは、第1の通路部により規定されるメダルの移動平面と交わる方向にメダルを案内するように形成されている。つまり、レール部24aは第1の通路部を含む平面から逸脱して延在しており、第1及び第2の通路部から構成されるメダルの通路は、全体として3次元的に捩れた通路をなしている。本実施形態の場合、レール部24aは、第1の通路部に対して略直交する方向に湾曲した形状の通路を構成しており、レール部24aを通過したメダルがメダル払出装置へ案内されるようにしている。図15は前面扉102を取り外したスロットマシン100の内部を示す正面図であり、メダル払出装置30の配置を示す図である。メダル払出装置30は、上方に開口した、メダルを貯留するタンク30aを備えており、レール部24aによりメダルセレクタ20を通過したメダルはこのタンク30aに落下することになる。
一方、レール部24aの下流側の端部には、不正行為検出用のメダル投入センサ320cが配設されている。このメダル投入センサ320cも上述したメダル投入センサ320a及びbと同様に光学式のセンサであり、図14(d)に示すように受光素子と発光素子とを備え、これらの間をメダルが通過し(図16を参照)、発光素子からの光が遮断されることでメダルの通過を検出する。メダル投入センサ320cはレール部24aに設けられているため、メダル投入数検出用センサ320から大きく離間している。従って、図19に示す器具により不正行為を行おうとしても、発光素子4がメダル投入センサ320cまで届かず、メダル投入センサ320cをON−OFFすることは困難である。更に、例えば、図19に示す器具において、メダル投入センサ320cに対応する発光素子4を設けたとしても、レール部24aが第1の通路部により規定されるメダルの移動平面と交わる方向にメダルを案内するように形成され、しかも、レール部24aが湾曲しているので、図19に示す器具の先端をメダル投入センサ320cにまで到達させることは困難である。
なお、本実施形態ではメダル投入センサ320cをレール部24aの下流側の端部に設けたが、必ずしも下流側の端部ではなく、任意の場所に設けることができる。図17はその一例であり、固定部材24’のレール部24a’の途中の部位にメダル投入センサ320c’を設けた例を示す。この場合、メダル投入センサ320c’は光学式でかつ反射型のセンサを用いることが望ましい。
さて、このような構成からなるメダルセレクタ20では、図16に示すようにメダル投入口134から投入されたメダルは受入部をまず通過し(同図A)、ガイドレール部21b及び21cに案内されてメダルセレクタ20内を転動していく(同図B乃至D)。この際、正規のメダルよりも小さい偽のメダルは、上述した作用により選別されて脱落し、メダル払出口155へ至り、遊技者に返却されることになる。正規のメダルは同図のDの位置においてメダル投入数検出用センサ320により通過が検出され、第1の通路部を通過することになる。その後、同図Eに示すように固定部材24のレール部24aに案内されて第2の通路部を通過し、メダル払出装置30へ落下することになる。
<制御部>
次に、図2及び図3を参照して、スロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信されたコマンドに応じて各種機器を制御する副制御部400と、から構成されている。
<主制御部>
まず、図2を参照して、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、後述するセンサやスイッチの状態を常時監視するためのタイマ割り込み処理の周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
また、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等の各種データを記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部においても同様である。また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、メダル投入センサ320(320a乃至320c)、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、精算ボタンセンサ324、メダル払い出しセンサ326の状態を検出し、各センサを監視している。
スタートレバーセンサ321はスタートレバー132の操作を検知するためのセンサである。ストップボタンセンサ322はストップボタン133乃至135のいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検知するためのセンサである。メダル投入ボタンセンサ323はメダル投入ボタン130、131のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検知するためのセンサである。精算ボタンセンサ324は、精算ボタン132に設けられており、精算ボタン132が一回押されると、貯留されているメダル及びベットされているメダルが精算されて払い出されることになる。メダル払い出しセンサ326は、払い出されるメダルを検知するためのセンサである。
CPU310には、さらに、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、各リール110乃至112の取付台の所定位置に設置されており、リールに設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにHレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのモータを制御するリールモータ駆動部330と、メダル払出装置30のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、メダル投入ランプ124等)と、7セグメント(SEG)表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)、電磁ソレノイド21fが接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基いて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。本発実施形態における乱数発生回路317は、2つの乱数カウンタを備えている。CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。主制御部300と副制御部400との情報通信は一方方向の通信であり、主制御部300は副制御部400へコマンドを送信するが、副制御部400から主制御部300へ何らかのコマンド等を送信することはできない。
<副制御部>
次に、図3を参照して、スロットマシン100の副制御部400について説明する。副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、CPU410には、副制御部400の全体を制御するための命令及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。また、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、各リール110乃至112の絵柄を背面より照明するためのバックライト420、前面扉102の開閉を検出するための扉センサ421、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ422が接続されている。
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、演出装置制御部500からの信号を入力するための入力インタフェース471、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472等が接続されている。
時計IC423が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部400に設定された所定の情報を店の係員等が確認できるようになっている。更に、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルパネルランプ170、受け皿ランプ210、払出口ストロボ171を制御する。タイトルパネルランプ170は、タイトルパネル162を照明するランプであり、払出口ストロボ171は、払い出し口の内側に設置されたストロボタイプのランプである。なお、CPU410は、演出装置制御部500への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。演出装置制御部500は、図1の演出装置600を制御する制御部である。
<遊技の基本的制御>
図4は、本実施形態のスロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。遊技の基本的制御は、MainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の遊技処理を実行する。以下、この遊技処理について説明する。電源投入が行われると、まず、S101で主制御部300を初期化する初期処理が実行される。S102では、遊技開始処理を行う。ここでは、メダル投入に関する処理と、スタートレバー135による遊技の開始に関する処理を行う。詳細は後述する。
S103では、乱数発生回路317で発生させた乱数を取得する。S104では、S103で取得した乱数値と、ROM312に格納されている入賞役抽選テーブルを用いて、入賞役の内部抽選を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役に内部当選した場合、RAM313に設定されたその入賞役のフラグがONになる。入賞役としては、例えば、リプレイ(再遊技)、小役、ボーナス(BB、RB)等を挙げることができる。
なお、各入賞役には、メダルのベット数及び設定値(1〜6)ごと、に内部抽選の当選確率が設定されており、入賞役抽選テーブルはこれに従って構成され、抽選時に取得される乱数値の範囲(例えば、0〜16384)は予めいくつかの領域(各当選確率の大きさに相当する領域)に分割されており、各領域に各入賞役の当選やはずれが対応付けられている。そして、入賞役の内部抽選では、取得した乱数値がどの範囲に属するかで入賞役の内部当選の当否が決定する。この方式は他の抽選処理でも採用される。
S104では、内部抽選の後、リール停止制御テーブルを選択する処理を行う。これは、各リールの停止操作に対する制御を選択する処理である。ここで、リール110乃至112の停止制御について簡単に説明する。リールの停止制御は、予め定めた複数種類のリール停止制御テーブルの中から内部抽選結果に基づいていずれかを選択し、選択したリール停止制御テーブルに基づき行う。リール停止制御テーブルは主制御部300のROM312に格納されている。リール停止制御テーブルは、内部抽選で内部当選した入賞役か、又は、いわゆるフラグ持ち越し中の入賞役については、対応する絵柄組合せが揃って表示されることが許容される一方、そうでない場合には各入賞役に対応する絵柄組合せが揃って表示されないように構成されている。例えば、小役の「ベル」に内部当選していない場合、「ベル」の絵柄組合せが表示されるタイミングでリール110乃至112の停止操作が行われたとしても、リール110乃至112は直ちに停止せずにベルの絵柄組合せが揃わないように制御される。逆に、「ベル」に内部当選している場合には、ベルの絵柄組合せが表示されるタイミングでリール110乃至112の停止操作が行われなかったとしても、一定の範囲でリール110乃至112は直ちに停止せずにベルの絵柄組合せが揃うように制御されることになる。
S105では、全リール110乃至112の回転を開始させる。その後、ストップボタン137乃至139の受け付けが可能となる。S106ではリールの停止制御を行う。ここでは、ストップボタン137乃至139に対する操作に応じて、リール110乃至112のうち、操作されたストップボタン137乃至139対応するいずれかのリールをS104で選択したリール停止制御テーブルに従って停止させる。全リール110乃至112が停止するとS107へ進む。
テーブルに従って停止させる。
S107では、入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、内部当選した入賞役又はフラグ持越し中の入賞役に対応する絵柄組合せが表示された場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、「ベル−ベル−ベル」が揃っていたならばベル入賞と判定する。また、入賞した入賞役に対応するフラグがリセットされる。S108では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。S109では、遊技状態制御処理を実行する。この遊技状態制御処理では、遊技状態を移行するための制御が行われ、例えば、ビッグボーナスやレギュラーボーナスのようなボーナス入賞の場合に次回から対応するボーナスゲームを開始できるよう準備し、それらの最終遊技では、次回から通常遊技が開始できるよう準備する。以上により1ゲームの処理が終了し、その後S102へ戻って同様の処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。
<不正行為防止の概略>
図19に示した器具を用いた不正行為に対する本実施形態における防止技術について概説する。図19の器具を用いた不正行為はメダルセレクタ20のメダル投入数検出用センサ320の受光素子と発光素子との間に発光素子4を介在させ、発光素子4を点滅させることでメダル投入数検出用センサ320の受光素子がこれを検出することを利用したものである。一方、本実施形態ではメダルの投入はメダル投入数検出用センサ320のみならず、固定部材24のレール部24aに設けた不正行為検出用のメダル投入センサ320cによっても検出される。しかし、図19の器具を用いた場合、メダル投入センサ320cではメダルの投入が検出されない。
そこで、本実施形態ではメダル投入数検出用センサ320の検出結果に基づくメダルの投入数と、不正行為検出用のメダル投入センサ320cの検出結果に基づくメダルの投入数と、の差を算出し、算出された差が、所定の範囲外である場合に、エラー処理を行う。本実施形態の場合、メダル投入数検出用センサ320の検出結果に基づくメダルの投入数と、不正行為検出用のメダル投入センサ320cの検出結果に基づくメダルの投入数と、の差はメダル投入数検出用センサ320によりメダルの通過が検出された場合にカウント値が加算され、不正行為検出用のメダル投入センサ320cによりメダルの通過が検出された場合にカウント値が減数される差数カウンタにより管理する。差数カウンタは、RAM313の所定のエリア上にカウント値が記憶されるソフトウエアカウンタである。なお、差数カウンタを用いる以外にも、例えば、メダル投入数検出用センサ320の検出結果に基づくメダルの投入数をカウントするカウンタと、不正行為検出用のメダル投入センサ320cの検出結果に基づくメダルの投入数をカウントするカウンタと、を用意し、両者の差をとってこれが所定の範囲外である場合にエラー処理を行うようにしてもよい。
<遊技開始処理>
図5を参照してS102の遊技開始処理について説明する。図5はS102の遊技開始処理を示すフローチャートである。S111では規定枚数を設定する。規定枚数とは、その遊技においてベット可能な最大のメダル数を意味する。規定枚数は、スロットマシン100の遊技の仕様によるが、例えば、通常遊技の場合は3枚に設定され、RBゲーム等においては1枚に設定される。S112では割り込みステータスをメダル投入処理中へ設定する。割り込みステータスとは、割り込み処理で実行すべき処理の内容を示す情報である。割り込み処理で実行される内容は複数種類あり、S112の設定により、その後実行される割り込み処理ではメダル投入処理中の内容のものが選択されることになる。
S113ではメダル投入異常か否かが判定され、該当する場合はS119へ進み、そうでない場合はS114へ進む。メダル投入異常か否かは、後述する割り込み処理においてメダル投入異常が設定されたか否かに依存し、このメダル投入異常は上述した図19の器具を用いた不正行為が検出された場合も含まれる。S114では、投入されたメダルの枚数が1枚以上か否かを判定する。該当する場合はS115へ進み、そうでない場合はS113へ戻る。S115ではスタートレバー135が操作されたか否かを判定する。該当する場合はS116へ進み、そうでない場合はS113へ戻る。S116では差数カウンタのカウント値を0にクリアする。S117では5本の入賞ライン114のうち今回の遊技で有効な入賞ライン数を設定する。上述した通り、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、規定枚数が1枚の場合はメダル1枚の投入で、例えば中段の水平入賞ラインが有効となる。
S118では割り込みステータスをメダル投入処理中から、次のステータスへ設定する。これにより割り込み処理においてメダル投入処理中の内容の処理の実行が終了することになる。S119ではエラー処理を行う。エラー処理の内容は種々選択できるがここでは遊技回数表示器126に所定のエラーコードを表示させ、遊技を中断する。この状態はスロットマシン100に設けられたリセットスイッチが操作されると解除される。なお、エラー処理の内容はこれに限られず、例えば、警報を発したり、或いは、ホールコンピュータにエラーが生じたことを示す情報を送信する、といったことが挙げられる。
<割り込み処理>
次に、図6(a)を参照して割り込み処理の詳細について説明する。S121ではCPU310の各レジスタの情報をRAM313に退避する等の処理(現在処理中のデータの一時保存)を行う。S122では、入力インターフェース360のポートの値を取得し、RAM313の所定のエリアに保存する。図6(b)は入力インターフェース360のポートの各ビット(8ビット)の割り当てを示す図である。図2を参照して説明した通り、入力インターフェース360にはメダル投入センサ320a乃至320c等が接続されており、メダル投入センサ320aの検出結果はビットD0に、メダル投入センサ320bの検出結果はビットD1に、メダル投入センサ302cの検出結果はビットD2に、それぞれ割り当てられている。以下、各ポートの値のうち、メダル投入センサ320a及び320bの検出結果を示すビットD0及びD1の値をメダルセレクタ状態1と、メダル投入センサ320cの検出結果を示すビットD2の値をメダルセレクタ状態2と、両者を総称してメダルセレクタ状態ともいう。なお、RAM313の上記所定のエリアには複数回分のポートの値が保存され、S122では今回取得したポートの値を最も古いポートの値に上書きされる。
S123では現在の割り込みステータスがメダル投入処理中か否かを判定する。メダル投入処理中の場合はS125へ進み、後述する遊技メダル投入受付処理を実行する。そうでない場合はS124へ進み、現在の割り込みステータスに応じた処理を実行する。S126ではS121で退避した各レジスタの情報を復帰する等の処理を行い、1単位の割り込み処理が終了する。
<遊技メダル投入受付処理>
次に、図6(c)を参照してS125の遊技メダル投入受付処理について説明する。S131ではメダルセレクタ処理を行う。処理の詳細は後述する。S132ではその他の処理を行う。ここでは、例えば、精算ボタン132の受付処理やメダル投入ボタン130、131の受付処理等を行う。
<メダルセレクタ処理>
次に、図7を参照してS131のメダルセレクタ処理について説明する。S141ではRAM313に保存してある前回のメダルセレクタ状態を取得する。S142ではRAM313に保存してある今回のメダルセレクタ状態を取得する。S143ではメダルブロッカ21eが返却状態か否かを判定する。該当する場合は処理を終了し、そうでない場合はS144へ進む。S144ではS141で取得した前回のメダルセレクタ状態のうち、メダルセレクタ状態1とS142で取得した今回のメダルセレクタ状態のメダルセレクタ状態1とを比較し、メダルセレクタ状態1に変化があったか否かを判定する。変化があった場合はS145へ進み、そうでない場合は処理を終了する。
S145では正常通過判定データを取得する。正常通過判定データとは、投入されたメダルが正常にメダルセレクタ20を通過しているか(特に第1の通路部を正常に通過しているか)否かを判定するためのデータでありROM312に格納される。これを図8を参照して説明する。図8はメダルが正常にメダルセレクタ20を通過した場合における、各メダル投入センサ320a、320bの検出結果の変化を示している。同図の状態ST1はメダル投入数検出用センサ320をメダルが通過していない状態を示しており、いずれのメダル投入センサ320a、320bも非検出状態となっている。同図の状態ST2ではメダル投入センサ320aが検出状態となっているがメダル投入センサ320bは非検出状態となっている。メダル投入センサ320aと320bは、相対的にメダル投入センサ320aが通路の上流側に配置されているため、同図の状態ST2に示すようにメダルの通過はまずメダル投入センサ320aで検出される。
同図の状態ST3ではいずれのメダル投入センサ320a、320bも検出状態となっている。これは、メダルがメダル投入センサ320a、320bの双方を通過中であることを示す。同図の状態ST4ではメダル投入センサ320aが非検出状態となり、メダル投入センサ320bは検出状態のままとなっている。これは、メダルがメダル投入センサ320aを通過したが、メダル投入センサ320bを通過中であることを示す。同図の状態ST4の後、再び、状態ST1に戻る。
このように本実施形態では、メダル投入センサ320aと320bは、相対的にメダル投入センサ320aが通路の上流側に配置されているため、メダルが正常に通過した場合、メダル投入数検出用センサ320の検出結果、つまり、メダルセレクタ状態1は、ST1→ST2→ST3→ST4→ST1...と推移する。そして、正常通過判定データは各状態ST1〜ST4の場合のメダルセレクタ状態1の値からなるデータであり、前回の処理において状態ST1であった場合には今回のS145の処理で状態ST2のデータが取得され、前回の処理において状態ST2であった場合には今回のS145の処理でST3のデータが取得される、といった具合に、各状態ST1〜ST4のデータを循環的に取得していく。
図7に戻り、S146ではS142で取得した今回のメダルセレクタ状態1とS145で取得した正常通過判定データとを比較して、正常通過中であるか否かを判定する。正常通過中の場合はS148へ進み、そうでない場合はS147へ進む。ここでは、例えば、S142で取得した今回のメダルセレクタ状態1が図8に示す状態ST2であり、S145で取得した正常通過判定データで取得した正常通過判定データが図8に示す状態ST2である場合には、正常通過と判定される。逆に、S142で取得した今回のメダルセレクタ状態1が図8に示す状態ST3であり、S145で取得した正常通過判定データで取得した正常通過判定データが図8に示す状態ST2である場合には、メダルの通過が状態ST2の状態を経ずに行われたことになり、何らかの異常があったとして正常通過中でないと判定される。
S147ではメダル投入異常を設定する。この設定が行われると、図5のS113でメダル投入異常と判定されてS119のエラー処理が行われることになる。S148ではメダルが正常に通過を完了したか否かを判定する。正常に通過を完了した場合とは、図8の状態ST4から状態ST1へ移行した場合である。該当する場合はS149へ進み、そうでない場合はS153へ進む。S149では、メダルの投入枚数が図5のS111で設定した規定枚数よりも少ないか否かを判定する。該当する場合はS151へ進み、ベット枚数として投入されたメダルを加算する。該当しない場合はS150へ進み、貯留枚数がその最大数である50よりも小さいか否かを判定する。該当する場合はS151へ進み、スロットマシン100に電子的に貯留されるクレジットのメダルとして投入されたメダルを加算する。該当しない場合はS152へ進む。なお、S151のメダルの加算は、S149からの場合はベット枚数カウンタにより、また、S150からの場合は貯留枚数カウンタとにより行われる。ベット枚数カウンタ及び貯留枚数カウンタは、RAM313の所定のエリア上に各カウント値が記憶され、各カウント値を更新することでベット枚数、貯留枚数をカウントするソフトウエアカウンタである。ベット枚数カウンタは1回の遊技の終了時にクリアされる。S152では差数カウンタのカウント値を1つ加算する。S153では後述する不正判断処理を行う。
<不正判断処理>
次に、図9を参照してS153の不正判断処理について説明する。S161では、S141で取得した前回のメダルセレクタ状態のうち、メダルセレクタ状態2とS142で取得した今回のメダルセレクタ状態のメダルセレクタ状態2とを比較し、メダルセレクタ状態2に変化があったか否かを判定する。該当する場合はS162へ進み、そうでない場合はS165へ進む。S162では通過判定データを取得する。通過判定データとは、投入されたメダルがメダルセレクタ20を通過しているか(特に第2の通路部を通過しているか)否かを判定するためのデータでありROM312に格納される。そして、メダル投入センサ320cが検出状態から非検出状態へ変化した場合にメダルが第2の通路部を通過したと判断できるため、通過判定データはメダル投入センサ320cが検出状態から非検出状態へ変化したことを示すデータとなる。
S163ではS141で取得した前回のメダルセレクタ状態2及びS142で取得した今回のメダルセレクタ状態2と、S162で取得した通過判定データとを比較して、メダルが通過したか否かを判定する。通過した場合、S164へ進み、差数カウンタのカウント値を1つ減算する。通過していない場合はS165へ進む。S165では差数カウンタのカウント値が所定の範囲内か否かを判定する。所定の範囲内であれば処理を終了し、所定の範囲外であればS166へ進み、メダル投入異常を設定する。この所定の範囲としては、例えば、5である。上述したとおり差数カウンタのカウント値は、メダル投入数検出用センサ320で検出されたメダルの投入数と、不正行為検出用のメダル投入センサ320cで検出されたメダルの投入数と、の差を示すものであり、本実施形態では両者の差が5枚を越えるとエラー処理が行われることになる。両者の差は、本来実際にメダルが投入される限り0となるが、本実施形態ではメダル投入数検出用センサ320と不正行為検出用のメダル投入センサ320cとが離間しているため、投入されたメダルの通過をこれらのセンサが検出するタイミングには時間差があること、及び、投入されたメダルが不正行為検出用のメダル投入センサ320cへ至る前にレール部24aから脱落する可能性もあり得ること、から幅を持たせたものである。
S166ではメダル投入異常が設定される。この設定が行われると、図5のS113でメダル投入異常と判定されてS119のエラー処理が行われることになる。なお、本実施形態では、S146によるメダルの正常通過の判定で正常通過でなかった場合とS165による差数の判定の場合とで、同様のメダル投入異常を設定しているが、これらのメダル投入異常を区別して取扱い、S119のエラー処理では異なるエラー処理を行っていずれのエラーかが明らかになるようにしてもよい。
<第2実施形態>
上述した通り、図19の器具を用いた場合、メダル投入センサ320cではメダルの投入が検出されない。従って、図19の器具を用いて不正行為が行われた場合、所定の期間の間において、メダル投入数検出用センサ320ではメダルの通過が検出されているのに対して、メダル投入センサ320cではメダルの通過が検出されないことになり、両者の検出結果に齟齬が生じる。
そこで、本実施形態では、メダル投入数検出用センサ320の検出結果と、メダル投入センサ320cの検出結果と、を比較し、メダル投入数検出用センサ320により少なくとも1つのメダルの通過が検出されたが、メダル投入センサ320cによりメダルの通過が1つも検出されなかった場合に、エラー処理を行う。また、その逆の場合もエラー処理を行う。つまり、少なくとも1枚のメダルの通過の有無について、両者の検出結果が不一致の場合にエラー処理を行う。前記比較のため、本実施形態では、メダル投入数検出用センサ320により少なくとも1枚のメダルの通過が検出されたか否かを示す通過検出フラグAと、メダル投入センサ320cにより少なくとも1枚のメダルの通過が検出されたか否かを示す通過検出フラグBとを用いる。これらの通過検出フラグA及びBはRAM313上の所定のエリアに設定される。上記所定の期間の間としては、メダルの投入受付開始から所定の条件成立時までの期間とすることができ、所定の条件成立時とは、例えば、遊技の開始操作(スタートレバー135の操作)が行われた時や、遊技の終了の時(図4のS109の遊技状態制御処理の終了時)が挙げられる。本実施形態では、上記所定の期間の間としてメダルの投入受付開始からスタートレバー135の操作が行われた時までとし、スタートレバー135による遊技の開始操作がされた時に上記比較等を行う。
以下、上記第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。図10(a)は第2実施形態における遊技開始処理(図5に相当する)を示すフローチャートである。図10(a)において図5と同じ処理を行うステップについては同じ符号を付しており、その説明を割愛する。本実施形態ではS115でスタートレバー135が操作されたか否かを判定した後、受け付けた場合にS171へ進み後述する不正判断処理を行う。不正判断処理の後、S172へ進み通過検出フラグA及びBをOFFにする。その後、上述したS117及びS118の処理を行う。
図10(b)はS171の不正判断処理を示すフローチャートである。S181乃至S183は、メダル投入数検出用センサ320の検出結果と、メダル投入センサ320cの検出結果と、を比較する処理を行っている。まず、S181では通過検出フラグAがONか否かを判定する。通過検出フラグAがONの場合はメダル投入数検出用センサ320により少なくとも1枚のメダルの通過が検出されたことを意味する。該当する場合はS182へ進み、該当しない場合はS183へ進む。S182では通過検出フラグBがONか否かを判定する。通過検出フラグBがONの場合はメダル投入センサ320cにより少なくとも1枚のメダルの通過が検出されたことを意味する。該当する場合は、メダル投入数検出用センサ320の検出結果とメダル投入センサ320cの検出結果とに齟齬が生じていないので処理を終了する。該当しない場合は両者に齟齬が生じており、図19の器具により不正行為が行われたとしてS184へ進みエラー処理を行う。エラー処理の内容は上述したS119と同様である。
<遊技メダル投入受付処理>
図11は、第2実施形態における遊技メダル投入受付処理(図6(c)に相当する)を示すフローチャートである。S191では後述するメダルセレクタ処理を実行する。S192では精算ボタン132が操作されたか否かを判定する。操作された場合、S193へ進み通過検出フラグA及びBをOFFとする。操作されていない場合、S194へ進む。S194ではその他の処理を行う。ここでは、例えば、メダル投入ボタン130、131の受付処理等を行う。
<メダルセレクタ処理>
図12は、第2実施形態におけるメダルセレクタ処理(図7に相当)を示すフローチャートである。図12において図7と同じ処理を行うステップについては同じ符号を付しており、その説明を割愛する。S150又はS151の処理の後、S201では通過検出フラグAをONにする。S202では後述する通過検出フラグB更新処理を行う。
<通過検出フラグB更新処理>
図13はS202の通過検出フラグB更新処理を示すフローチャートである。S211では、S141で取得した前回のメダルセレクタ状態のうち、メダルセレクタ状態2とS142で取得した今回のメダルセレクタ状態のメダルセレクタ状態2とを比較し、メダルセレクタ状態2に変化があったか否かを判定する。該当する場合はS212へ進み、そうでない場合は処理を終了する。S212では通過判定データを取得する。通過判定データについては、図9のS162で説明した通りである。S213ではS141で取得した前回のメダルセレクタ状態2及びS142で取得した今回のメダルセレクタ状態2と、S212で取得した通過判定データとを比較して、メダルが通過したか否かを判定する。通過した場合、S214へ進み、通過検出フラグBをONにする。通過していない場合は処理を終了する。
以上のとおり、この第2実施形態では、遊技の開始時において、メダル投入数検出用センサ320の検出結果と、メダル投入センサ320cの検出結果と、を比較し、比較の結果、両者の検出結果が不一致の場合にエラー処理を行うことで図19の器具を用いた不正行為を防止できる。
本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観斜視図である。 主制御部300の回路ブロック図である。 副制御部400の回路ブロック図である。 スロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。 S102の遊技開始処理を示すフローチャートである。 (a)は割り込み処理を示すフローチャート、(b)は入力インターフェース360のポートの各ビット(8ビット)の割り当てを示す図、(c)はS125の遊技メダル投入受付処理を示すフローチャートである。 S131のメダルセレクタ処理を示すフローチャートである。 メダルが正常にメダルセレクタ20を通過した場合における、各メダル投入センサ320a、320bの検出結果の変化を示す図である。 S153の不正判断処理を示すフローチャートである。 (a)は本発明の第2実施形態における遊技開始処理を示すフローチャート、(b)はS171の不正判断処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における遊技メダル投入受付処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるメダルセレクタ処理を示すフローチャートである。 S202の通過検出フラグB更新処理を示すフローチャートである。 (a)はメダルセレクタ20の分解斜視図、(b)はセンサユニット21gの外観斜視図、(c)はセンサ320a及び320bの構成及びメダルの検出態様を示す断面図、(d)はセンサ320cの構成及びメダルの検出態様を示す断面図である。 前面扉102を取り外したスロットマシン100の内部を示す正面図であり、メダル払出装置30の配置を示す図である。 メダルセレクタ20におけるメダルの通過態様を示す図である。 メダル投入センサの他の配置例を示す図である。 (a)は2つのセンサによるメダルの通過の検出態様を示すタイミングチャート、(b)は器具を用いた不正行為の場合の2つのセンサの検出態様を示すタイミングチャートである。 不正行為に用いられる器具の構成図である。
符号の説明
100 スロットマシン

Claims (2)

  1. 投入されるメダルが通過する通路に配設され、メダルの通過を検出する、メダル投入数検出用の第1の検出手段を備えた遊技台において、
    前記通路が、メダルが同一平面上を移動するように形成された第1の通路部と、前記第1の通路部により規定されるメダルの移動平面と交わる方向にメダルを案内する第2の通路部と、を有し、
    前記第1の通路部を形成すると共に、前記第1の検出手段が配置され、正規のメダルを選別するためのメダルセレクタと、
    前記メダルセレクタに連設され、前記第2の通路部を形成するレール部と、を備え、
    前記レール部は、前記第2の通路部として、投入されたメダルをメダル払出装置へ案内する湾曲形状の通路を構成し、
    メダルの通過を検出する、不正行為検出用の第2の検出手段を前記レール部の途中の部位に配設し
    メダルの投入受付開始から遊技の開始操作までの間に、前記第1の検出手段により少なくとも1つのメダルの通過が検出されたが、前記第2の検出手段によりメダルの通過が1つも検出されなかった場合に、前記開始操作後にエラー処理を行う処理手段を更に備え、
    前記メダルセレクタが、
    前記第1の通路に直交する方向に回動可能に設けられ、前記開始操作があった場合に、前記第1の通路に突出するメダルブロッカを備えたことを特徴とする遊技台。
  2. 投入されるメダルが通過する通路に配設され、メダルの通過を検出する、メダル投入数検出用の第1の検出手段を備えた遊技台において、
    前記通路が、メダルが同一平面上を移動するように形成された第1の通路部と、前記第1の通路部により規定されるメダルの移動平面と交わる方向にメダルを案内する第2の通路部と、を有し、
    前記第1の通路部を形成すると共に、前記第1の検出手段が配置され、正規のメダルを選別するためのメダルセレクタと、
    前記メダルセレクタに連設され、前記第2の通路部を形成するレール部と、を備え、
    前記レール部は、前記第2の通路部として、投入されたメダルをメダル払出装置へ案内する湾曲形状の通路を構成し、
    メダルの通過を検出する、不正行為検出用の第2の検出手段を前記レール部の下流側の端部に配設し
    メダルの投入受付開始から遊技の開始操作までの間に、前記第1の検出手段により少なくとも1つのメダルの通過が検出されたが、前記第2の検出手段によりメダルの通過が1つも検出されなかった場合に、前記開始操作後にエラー処理を行う処理手段を更に備え、
    前記メダルセレクタが、
    前記第1の通路に直交する方向に回動可能に設けられ、前記開始操作があった場合に、前記第1の通路に突出するメダルブロッカを備えたことを特徴とする遊技台。
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