JP2009112275A - 乳含有飲料用分散安定剤及び乳含有飲料 - Google Patents

乳含有飲料用分散安定剤及び乳含有飲料 Download PDF

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Abstract

【課題】乳蛋白の沈澱量を少なくし、かつ沈澱を柔らかくすることができる乳含有飲料用分散安定剤及びこれを配合した乳含有飲料を提供する。
【解決手段】CMC−Na塩を含有してなる乳含有飲料用分散安定剤であって、含水有機溶媒中でセルロース質原料にアルカリを作用させて、反応溶媒中のアルカリ濃度が30〜40wt%となる条件下でアルカリセルロースを調製したのち、エーテル化を行い、このエーテル化反応終了後の反応液のpHが8.0〜9.0になるように調整して得られ、エーテル化度が0.7〜1.0であり、2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sであるCMC−Na塩60〜90wt%と、エーテル化度が0.7〜1.0であり、このうち酸型エーテル化度が10〜30%であり、2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sである部分酸型CMC40〜10wt%とからなるものとする。
【選択図】なし

Description

本発明はカルボキシメチルセルロースナトリウム塩(以下、CMC−Naと記載する場合もある)を用いた乳含有飲料の乳蛋白分散安定剤、及びこれを配合した乳含有飲料に関する。
乳含有飲料の製造において、乳蛋白を安定化させる為の方法としては、種々の方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、酸性乳飲料に増粘安定剤とともに平均粒径が20μm以下の微細セルロースを含有させることが開示されている。
また、特許文献2には、エーテル化度、粘度の異なるCMC−Naを配合使用する他、ペクチン、アルギン酸プロピレングリコールエステル、大豆多糖類等を安定剤として使用する方法が提案されている。
しかし、これら従来提案されている方法では乳蛋白の沈澱完全防止には至らず、また、生成した沈澱が保存中に容器の底面で硬くかたまり、乳含有飲料を空けた時に容器底面に付着して見え、商品価値を低下させるという問題がある。
また、このような現象を防止する方法として、乳蛋白分散安定剤の添加量を増やすことで沈澱量を減少させる事はできるが、一方で、乳含有飲料の粘度が高くなり、ベタツキ、糊感により、喉越し等の食感を大きく損なうという問題が生じる。
特許第3497666号公報 特許第3462637号公報
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、乳含有飲料に添加することで、乳蛋白の沈澱量を少なくし、かつ、沈澱を柔らかくすることができる乳含有飲料用分散安定剤及びこれを配合した乳含有飲料を提供することを目的とする。
本発明の乳含有飲料用分散安定剤は、CMC−Na塩を含有してなる乳含有飲料用分散安定剤であって、上記の課題を解決するために、含水有機溶媒中でセルロース質原料にアルカリを作用させて、反応溶媒中のアルカリ濃度が30〜40wt%となる条件下でアルカリセルロースを調製したのち、エーテル化を行い、このエーテル化反応終了後の反応液のpHが8.0〜9.0になるように調整して得られ、エーテル化度が0.7〜1.0であり、2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sであるCMC−Na塩60〜90wt%と、エーテル化度が0.7〜1.0であり、このうち酸型エーテル化度が10〜30%であり、2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sである部分酸型CMC40〜10wt%とからなるものとする。但し、上記CMC−Na塩の含有量と部分酸型CMCの含有量の合計量が100wt%となるものとする。
また、本発明の乳含有飲料は、本発明の乳含有飲料用分散安定剤を乳含有飲料に対して0.1〜1.0wt%添加してなるものとする。
本発明の乳含有飲料用分散安定剤によれば、乳含有飲料の乳蛋白の沈澱量を減少させ、かつその沈澱の硬さを低下させることが可能となる。
本発明でいう乳含有飲料とは、ドリンクヨーグルト、乳酸菌飲料等の発酵乳飲料(生菌、および殺菌の両タイプ)及びこれらを凍結させたフローズンヨーグルト等の発酵工程を含む乳飲料、あるいは、牛乳、全脂粉乳、脱脂粉乳等の乳成分に、乳酸、クエン酸等を添加した酸性乳飲料をいう。
本発明で使用するCMC−Naは、エーテル化度が0.7〜1.0であり、2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sのものである。
CMC−Naのエーテル化度は0.7〜1.0が好ましく、0.85〜0.95がより好ましい。エーテル化度が0.7未満では乳含有飲料中の乳蛋白を充分に安定に分散させる事ができない場合がある。一方、エーテル化度が1.0を超えると、安定剤としての効果に特に問題はないが、必要以上に高エーテル化度とすることは原料コスト高につながり好ましくない。
CMC−Naの粘度は2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sとする。15mpa・s未満では乳含有飲料の粘性/保持による乳蛋白の分散安定性が得られない場合があり、また400mpa・sを越えると乳含有飲料の粘度が高くなり、飲料の喉越しが悪くなるので好ましくない。
上記CMC−Naは、含水有機溶媒中でセルロース質原料にアルカリを作用させてアルカリセルロースを調製したのち、エーテル化剤を作用させて、CMC−Naを製造する方法において、アルカリセルロースの調製時の反応溶媒中の水に溶解したアルカリ濃度を30〜40重量%とし、エーテル化反応終了後に反応液中の過剰のアルカリを有機酸で中和して反応液のpHを8.0〜9.0に調整することにより製造することができる。
反応溶媒中のアルカリ濃度を3.0重量%未満にすると、アルカリセルロース反応時のアルカリ量が不足し、アルカリセルロース化を充分にできない場合があり、40重量%より高くすると、アルカリ量により、セルロース分子鎖が切断され、重合度(粘度)が低下する傾向がある。また、エーテル化反応終了後の反応液のpHを8.0未満にすると、食品用として用いる場合に、食品のpHがCMC−Naの食品添加物公定量規格であるpH6.0〜8.5の範囲に合致しなくなる。
含水有機溶媒に使用する有機溶媒としては、たとえば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、アセトン、ジオキサン、エチルアルコール−ベンゼン混合溶媒、エチルアルコール−トルエン混合溶媒、イソプロピルアルコール−ベンゼン混合溶媒が使用される。含水有機溶媒中の水の濃度は、30〜50重量%であることが好ましく、とりわけ35〜45重量%であることが好ましい。含水有機溶媒中の水の濃度が低過ぎると、エーテル化剤の副反応が進んでエーテル化剤の有効利用率が低下し、高過ぎると反応系内で水によるセルロース分子へのアタックが減少し、結晶化が阻害され、水溶性の低いCMC−Naができる傾向がある。
セルロース質原料としては、たとえば、木材パルプ、コットンリンターパルプが使用される。アルカリとしては、たとえば、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ルビジウムが使用される。エーテル化剤としては、たとえば、モノクロール酢酸、モノクロール酢酸ナトリウム、モノクロール酢酸メチル、モノクロール酢酸エチル、モノクロール酢酸イソプロピルが使用される。有機酸としては、たとえば、酢酸、リンゴ酸、スルファミン酸、ギ酸、プロピロン酸が使用される。
本発明では上記CMC−Naを使用することによって、乳飲料中の乳蛋白の粒子を安定に分散させることができる。
このCMC−Naは、たとえば特開2001−114801号公報記載の製造方法によって製造することができる。
すなわち、5リットル二軸ニーダー型反応機に、イソプロピルアルコールと水に所定のアルカリ濃度となる量の水酸化ナトリウムを溶解させたアルカリ溶液を仕込み、ニーダーで撹拌しながら、チップ状の無水物N材パルプ200gを約5分間かけて添加する。25℃で30分間攪拌してアルカリセルロース反応を実施する。ついで、モノクロール酢酸を反応溶媒(水20gおよびイソプロピルアルコール80gの混合物)に溶解させたモノクロール酢酸溶液を25℃に温度調整したのちに、10分間かけて添加する。20分間攪拌し、混合したのち、78℃で120分間エーテル化反応を実施する。反応終了後、50℃以下まで冷却し、過剰の水酸化ナトリウムを50重量%酢酸水溶液で中和して、反応液のpH(中和pH)を所定の値に調整する。ついで、温度80〜100℃で60〜120分間加熱し、溶媒を気化させて冷却器で回収する。そののち、回収されたCMC−Naを取り出し、減圧濾過機で反応溶媒を絞り出し、80%メチルアルコール3kgで30分間の洗浄を2回実施する。そののち、脱液、乾燥、および粉砕してCMC−Naを得ることができる。
次に、エーテル化度が0.7〜1.0であり、このうち酸型エーテル化度が10〜30%であり、2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sである部分酸型CMCについて説明する。
ここで、部分酸型CMCとは、CMC塩を酸によって部分的に遊離酸に変換したCMCを意味する。
部分酸型CMCは、(a)原料パルプをアルカリセルロース化し、さらにエーテル化してCMC塩を製造する工程、(b)前記CMC塩を酸型CMCに変換する工程、(c)前記酸型CMCを洗浄する工程、および(d)洗浄した酸型CMCと、アルカリを反応させる工程を含む製造方法により製造することができる。
工程(a)における原料パルプは、リンターパルプ、針葉樹材を主としたN材パルプ、広葉樹材を主としたL材パルプが用いられる。原料パルプは、チップ状、綿状に粉砕するか、あるいはシート状のまま用いることができるが、アルカリセルロース化およびエーテル化するときに用いる薬剤との反応を促進させるために、原料パルプは粉砕して用いることが好ましい。
アルカリセルロース化に用いるアルカリとしては、通常アルカリ金属の水酸化物が好ましく、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化ルビジウム、水酸化セシウム等の1価の金属の水酸化物が挙げられる。これらの中で、価格および得られるCMC塩の特性の点から水酸化ナトリウムが好ましい。
アルカリの配合量は、原料パルプ中のセルロースのグルコース単位量に対して、モル比で1.5〜6.0倍が好ましく、2.0〜4.0倍がより好ましい。アルカリの配合量が1.5倍より小さいと、アルカリセルロースを充分に生成させることができず、エーテル化が不充分となる傾向がある。一方、アルカリの配合量が6.0倍より大きいと、特に支障はないがアルカリを浪費することになり、また、得られるCMC塩の水溶液の粘度が低下する傾向がある。
アルカリセルロース化を行うときの反応温度は、30〜50℃が好ましく、30〜40℃がより好ましい。アルカリセルロース化の反応温度が30℃より低いと、アルカリセルロースを充分に生成させることができない傾向がある。一方、反応温度が50℃より高いと、得られるCMC塩の水溶液の粘度が低下する傾向がある。また、アルカリセルロース化を行うときの反応時間は、30〜60分間が好ましく、40〜50分間がより好ましい。反応時間が30分間より短いと、アルカリセルロースを充分に生成させることができない傾向がある。一方、反応時間が60分間より長いと、得られるCMC塩の水溶液の粘度が低下する傾向がある。
アルカリセルロース化を行うときの溶媒は、アルカリとの相溶性をもたせるため、含水有機溶媒が使用される。有機溶媒としては、エチルアルコール、メチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール(以下、IPAという)、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコールなどの炭素数1〜4のアルコール類、アセトン、ジエチルケトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、ジエチルエーテルなどがあげられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上の混合物として用いてもよい。とくに入手の手軽さ、低価格、取り扱いやすさの点で、IPA、エチルアルコール、メチルアルコールが好ましい。さらに、エチルアルコール−ベンゼン、エチルアルコール−トルエン、IPA−ベンゼンなどの混合溶媒も使用できる。
含水有機溶媒中の水と有機溶媒の重量比としては、反応系中のアルカリ濃度を充分に高濃度に保つことができるという観点から、水:有機溶媒が10:90〜40:60が好ましく、15:85〜30:70がより好ましい。水と有機溶媒との重量比が10:90を外れて水の量が少なくなると、水によるセルロース分子へのアタックが減少し、結晶化領域の破壊が少なくなるため、水溶液としたときに透明性が高いCMC塩を得ることが困難になる。一方、水と有機溶媒との重量比が40:60を外れて水の量が多くなると、水とエーテル化剤との間での副反応が進み、エーテル化剤の有効利用率が低下する。
含水有機溶媒の配合量は、原料パルプに対して、重量比で2.5〜10倍が好ましく、3〜8倍がより好ましい。含水有機溶媒の配合量が2.5倍より小さいと、含水有機溶媒と原料パルプ中のセルロースとが充分に攪拌混合されなくなるため、攪拌時の反応機に対する負荷が大きくなり、また均一反応に支障をきたす傾向がある。一方、含水有機溶媒の配合量が10倍より大きいと、原料経費が高くなる傾向がある。
次に、得られたアルカリセルロースにエーテル化剤を反応させてエーテル化する。エーテル化は、通常アルカリ過剰下で進行させる。エーテル化剤としては、例えばモノクロール酢酸、モノクロール酢酸ナトリウム、モノクロール酢酸メチル、モノクロール酢酸エチル等が使用される。エーテル化剤の配合量は、目的とするCMC塩のエーテル化度によって決定されるため、特に制限はないが、通常原料パルプ中のグルコース単位量に対して、モル比で0.5〜6倍が好ましく、2〜4倍がより好ましい。エーテル化剤の配合量が、0.5倍より小さいと、CMC塩のエーテル化度が低く、目的とするエーテル化度が得にくい傾向がある。一方、エーテル化剤の配合量が6倍より大きいと、特に支障はないが、高価なエーテル化剤を無駄に使用する傾向がある。
エーテル化を行うときの反応温度は、75〜100℃が好ましく、80〜90℃がより好ましい。反応温度が75℃より低いと、エーテル化が不充分になる傾向がある。一方、反応温度が100℃より高いと反応溶媒の沸点をこえる場合があり、溶媒が揮発する傾向がある。また、反応時間は、50〜120分間が好ましく、50〜90分間がより好ましい。反応時間が50分間より短いとエーテル化が不充分になる傾向がある。一方、反応時間が90分間より長いと、特に支障はないが時間の浪費となり、得られるCMC塩の粘度が低下する傾向がある。
エーテル化反応終了後、反応溶媒として用いた有機溶媒を一部除去する。有機溶媒を一部除去したCMC塩の固形分濃度は、30〜80重量%が好ましく、40〜70重量%がより好ましく、50〜60重量%がさらに好ましい。CMC塩の固形分濃度が30重量%より小さいと、CMC塩はスラリー状態となり、以降の攪拌効率が低下する傾向がある。一方、CMC塩の固形分濃度が80重量%より大きいと、CMC塩固形分が高く、攪拌時の負荷が大きくなり作業性が低下する傾向がある。
工程(a)で調製されたCMC塩は、工程(b)において酸を添加することにより酸型CMCに変換させる。酸の添加量は、理論エーテル化度に対して、モル比で1.5〜3.0倍が好ましく、2.0〜2.5倍がより好ましい。酸の添加量が、1.5倍より小さいと、酸不足により充分に酸置換されない傾向がある。一方、酸の添加量が、3.0倍より大きいと、酸が多いことにより、酸置換度が高くなる傾向がある。酸は特に限定されないが、具体的には硫酸、硝酸、クエン酸、リンゴ酸、モノクロール酢酸等があげられる。
CMC塩に酸を添加後の反応温度は、60〜110℃が好ましく、65〜105℃がより好ましく、70〜90℃がさらに好ましい。反応温度が、60℃より低いと、酸置換が充分にできない傾向がある。一方、反応温度が110℃より高いと、酸置換反応が瞬時に行われるため、不均一に酸置換される傾向がある。また、攪拌時間は、30〜60分間が好ましく、40〜50分間がより好ましい。攪拌時間が、30分間より短いと、酸置換が充分にできない傾向がある。攪拌時間が、60分間より長いと、特に支障はないが、いたずらに時間をかけることになるため、工程時間の延長、コスト増となり好ましくない。
工程(b)で得られた酸型CMC粗生成物は、工程(c)において洗浄される。洗浄方法としては、酸型CMC粗生成物に洗浄液を添加し攪拌させ、そののち、洗浄液を分離する。洗浄液としては、含水有機溶媒があげられ、有機溶媒としては、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、IPA、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコールなどの炭素数1〜4のアルコール類、アセトン、ジエチルケトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、ジエチルエーテルなどがあげられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上の混合物として用いてもよい。これらの中で、メチルアルコールがコスト面、蒸留して再利用するときの蒸留操作のやりやすさの観点から好ましい。
洗浄液として含水有機溶媒を用いた場合の水と有機溶媒の重量比としては、水:有機溶媒が10:90〜30:70が好ましく、20:80〜25:75がより好ましい。水と有機溶媒との重量比が10:90を外れて水の量が少なくなると、副生塩の溶出効率が低下して高純度化ができない傾向がある。一方、水と有機溶媒との重量比が30:70を外れて水の量が多くなると、副生塩の溶出効率による高純度化が可能となるが、CMCも溶出されてしまう傾向がある。
洗浄液の添加量は、酸型CMCの固形分に対して重量比で10〜30倍が好ましく、15〜25倍がより好ましい。洗浄液の添加量が、重量比で10倍より小さいと、副生塩溶出量が少なく、高純度化ができない傾向がある。一方、30倍より大きいと、特に支障はないが、原材料使用量が増大し、生産効率を低下させる傾向がある。
酸型CMCを洗浄する際の温度は、20〜50℃が好ましく、30〜40℃がより好ましい。洗浄する際の温度が20℃より低いと、副生塩溶出量が少なく、高純度化ができない傾向がある。一方、洗浄する際の温度が50℃より高いと、溶媒気化量が大きく、作業環境を悪化させ好ましくない。また、攪拌時間は、30〜60分間が好ましい。攪拌時間が、30分間より短いと、副生塩の溶出量が低下する傾向がある。一方、攪拌時間が、60分間より長いと、特に支障はないが、作業効率が低下する傾向がある。
洗浄液を分離する方法としては、例えば、遠心分離などの公知の方法が挙げられる。
上記の洗浄液による洗浄工程は、1回または複数回、好ましくは3〜5回繰り返す。また、遠心分離の際に分離される洗浄液中の遊離酸の量は、0.05重量%以下が好ましく、0重量%であることがより好ましい。洗浄液中の遊離酸の量が、0.05重量%より大きいと、残存する酸によって、部分酸型CMCの加水分解により粘度が低下する、また、保存中での粘度が低下する傾向がある。
工程(c)で洗浄した後の酸型CMCの固形分濃度は、40〜70重量%が好ましく、50〜60重量%がより好ましい。固形分濃度が40重量%より小さいと、酸置換度が不均一になる傾向がある。一方、固形分濃度が70重量%より大きいと、酸置換度が不充分となる傾向がある。
洗浄した酸型CMCは、工程(d)においてアルカリと反応させる。具体的にはアルカリを含む含水有機溶媒に添加してスラリー状にし、酸型CMCとアルカリを反応させる。アルカリとしては、前記工程(a)のアルカリ金属の水酸化物が用いられる。また、アルカリの添加量は、重量比で理論酸エーテル化度にするために必要な量の5〜10倍が好ましく、6〜8倍がより好ましい。アルカリの添加量が5倍より小さいと、充分なアルカリ添加ができなくなる傾向がある。一方、アルカリの添加量が10倍より大きいと、アルカリ添加が行き過ぎる傾向がある。
含水有機溶媒中の水と有機溶媒の重量比としては、反応系中のアルカリ濃度を充分に高濃度に保つことができるという観点から、水:有機溶媒が5:95〜20:80が好ましく、10:90〜15:85がより好ましい。水と有機溶媒との重量比が5:95を外れて水の量が少なくなると、水によるセルロース分子へのアタックが減少し、結晶化領域の破壊が少なくなるため、水溶液としたときに透明性が高い部分酸型CMCを得ることが困難になる傾向がある。一方、水と有機溶媒との重量比が20:80を外れて水の量が多くなると、酸型CMCの溶媒への溶出などが生じる傾向がある。
酸型CMCを部分酸型CMCに反応させる際の温度は、50〜80℃が好ましく、60〜70℃がより好ましい。反応温度が50℃より低いと、充分に反応が行われない傾向がある。一方、反応温度が80℃より高いと、反応が不均一になり、均一反応が損なわれる傾向がある。また、反応時間は、30〜60分間が好ましく、40〜50分間がより好ましい。反応時間が30分間より短いと、反応が不充分となる傾向がある。一方、反応時間が60分間より長いと、特に支障はないが、作業効率を低下させる傾向がある。
部分酸型CMCの全エーテル化度は0.7〜1.0が好ましく、0.8〜0.9がより好ましい。全エーテル化度が0.7より小さいとCMC−Naの不溶化量が多くなり、乳蛋白の分散効果が減少する。一方、1.0より高いと乳蛋白への分散効果より凝集効果作用が発現し、用途上有用性が少ない傾向になる。
また、酸型のエーテル化度は全エーテル化度の10〜30%が好ましく、15〜25%がより好ましい。酸型CMCのエーテル化度が10%より小さいと、本発明の酸型にする効果が発揮できず、一方30%より大きいと酸型の進行による不溶化が促進され、用途上有用性が少ない傾向になる。
部分酸型CMCにおける残余カルボキシメチル基は、上記の工程(a)によって用いられたアルカリ金属の水酸化物により得られるアルカリ塩が挙げられ、具体的には、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、ルビジウム塩およびセシウム塩等が挙げられる。これらの中で、ナトリウム塩、カリウム塩が、一般的に好ましく用いられる。
部分酸型CMCの粘度も2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sとする。15mpa・s未満では乳含有飲料の粘性/保持による乳蛋白の分散安定性が得られない場合がある。また、400mpa・sを越えると乳含有飲料の粘度が高くなり、飲料の喉越しが悪くなるので好ましくない。
本発明の分散安定剤における上記CMC−Naと部分酸型CMCとの比率は60〜90wt%:40〜10wt%(但し、両者で100wt%)とする。CMC−Naの比率が60wt%未満(部分酸型CMCが40wt%以上)では乳飲料の乳蛋白を安定分散させるに充分な量に満たない点で、一方、90wt%を越える(部分酸型CMCが10wt%以下)では乳飲料の乳蛋白沈澱に作用し、沈澱物が硬く固化することを防止する効果が損なわれる点で好ましくない。
本発明の分散安定剤の添加量は、乳含有飲料に対して0.1〜1.0wt%が好ましい。さらに好ましくは0.2〜0.6wt%とする。0.1wt%未満では乳蛋白の沈澱防止効果が発揮できず、1.0wt%を越えると乳含有飲料に粘度が発現し、喉越しを損なう欠点が生ずる。
本発明では、本発明の分散安定剤以外の安定剤として、食品に用いられる水溶性の高分子等を併用することができ、具体的に例示すると、ローカストビーンガム、グアーガム、カゼイン及びカゼインナトリウム、タマリンドシードガム、クインスシードガム、カラヤガム、キチン、キトサン、アラビアガム、トラガントガム、ガッティーガム、アラビノガラクタン、寒天、カラギーナン、アルギン酸及びその塩、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ファーセレラン、ペクチン、マルメロ、タラガム、アーモンドガム、アエロモナスガム、アゾトバクター・ビネランジーガム、アマシードガム、ウェランガム、サイリウムシードガム、キサンタンガム、カードラン、プルラン、デキストラン、ジェランガム、ゼラチン、水溶性大豆多糖類等が挙げられる。中でも、カラギーナン、ペクチン、アルギン酸プロピレングリコールエステル、水溶性大豆多糖類が好ましい。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
1.CMC−Na/部分酸型CMCの分析方法
以下の実施例におけるCMC−Na/部分酸型CMCの分析方法は以下の通りである。
[水分]
試料1〜2gを秤量ビンに精密にはかりとり、105±2℃の低温乾燥機中において4時間乾燥し、デシケーター中で冷却した後、フタをして重さをはかり、その減量から次式に基づき算出する。
Figure 2009112275
[2%粘度(無水物)]
300mlのトールビーカーに約4.8gの試料を精秤し、次式で2%水溶液を得るために必要な溶解水量を求め、その量の水を加えて分散させる。
Figure 2009112275
得られた水溶液を一昼夜放置し、マグネチックスターラーで約5分間撹拌して完全な溶液とした後、25℃の恒温水槽に30分間入れて、溶液を25℃とする。この溶液をガラス棒でゆるやかにかき混ぜ、BM型粘度計の適当なローターおよびガードを取り付け、回転数60rpmで3分後の目盛りを読み取る。読み取り目盛りから下記式を用いて粘度を求める。式中、kはローターと回転数によって決まる換算乗数である。ここでは、BM型粘度計ローターNo.2、60rpmを用いたため、k=5となる。
粘度(mPa・s)=読み取り目盛×k
[CMC−Naのエーテル化度]
試料1g(純分換算)を磁性ルツボに入れて600℃で灰化し、灰化によって生成した酸化ナトリウムをN/10のH2SO4100mlを添加して中和する。次に、過剰のH2SO4をN/10のNaOHでフェノールフタレインを指示薬として滴定し、その滴下量Amlを下記式に入れて計算し、DS(エーテル化度)を求める。
Figure 2009112275
[部分酸型CMCのCMC−Na化度、酸型CMC化度]
試料1g(純分換算)を純水200mlとN/10のNaOH100mlが入っているフラスコ中に入れて溶解する。次に、過剰のN/10のNaOHをN/10のH2SO4 でフェノールフタレインを支持数として滴定し、その滴下量Bmlを得る。
次に、別の試料1g(純分換算)を磁性ルツボに入れて600℃で灰化し、灰化によって生成した酸化ナトリウムをN/10のH2SO4 100mlを添加して中和した。次に、過剰のH2SO4をN/10のNaOHでフェノールフタレインを指示薬として滴定し、その滴下量Cmlを得る。これらの数値から、次式によってCMC−Na化度およびCMC−H化度を求める。
Figure 2009112275
2.CMC−Naの合成
CMC−Naを以下の方法によって製造した。すなわち、5リットル二軸ニーダー型反応機に、イソプロピルアルコールと水で表1の(A)のアルカリ濃度となる量の水酸化ナトリウム(B)を溶解させたアルカリ溶液を仕込み、ニーダーで攪拌しながら、チップ状の無水物パルプ(C)200gを約5分間かけて添加した。25℃で30分間攪拌してアルカリセルロース反応を実施した。ついで、モノクロール酢酸(D)を反応溶媒(水20gおよびイソプロピルアルコール80gの混合物)に溶解させたモノクロール酢酸溶液を25℃に温度調整したのちに、10分間かけて添加した。20分間攪拌し、混合したのち、78℃で120分間エーテル化反応を実施した。反応終了後、50℃以下まで冷却し、過剰の水酸化ナトリウムを50重量%酢酸水溶液で中和して、反応液のpH(中和pH)を(E)の値に調整した。ついで、温度80〜100℃で60〜120分間加熱し、溶媒を気化させて冷却器で回収した。そののち、回収されたCMC−Naを取り出し、減圧濾過機で反応溶媒を絞り出し、80%メチルアルコール3kgで30分間の洗浄を2回実施した。そののち、脱液、乾燥、および粉砕してCMC−Naを得た。
Figure 2009112275
3.部分酸型CMCの合成
上記製造例で製造したCMC−Naを用い、酸型CMCを合成した。CMC−Naに対して20%硫酸を添加し、30分間撹拌後、さらに70℃で50分間加熱して、酸型CMCを調整した。
酸型粗生成物に対して、重量比で20倍となるように80%メチルアルコール水溶液を添加し、30℃で50分間撹拌した。
撹拌後、遠心分離機でメチルアルコール水溶液を遠心分離した。
操作を4回くり返し、乾燥、粉砕して部分酸型CMCを得た。
Figure 2009112275
4.酸性乳飲料に対する評価
1lビーカーに水297gをとり、次表3に示した割合(重量部)で配合されたCMC−Naと部分酸型CMCとからなる分散安定剤3.0gを添加して完全に溶解し、30℃に調整した。ついで、これに脱脂粉乳40gを水500gに溶解し、30±0.2℃に調整して溶液を混合した。そして、この混合溶液に、スターラーを600±20rpmにセットして、3%クエン酸水溶液(20±0.2℃に調整したもの)100mlを5分かけて滴下混合した。混合した後、これを90℃まで昇温して加熱殺菌して、水中で10±0.2℃まで冷却した。これに7%安息香酸ナトリウムを2.0ml添加混合することにより酸性乳飲料を製造した。得られた酸性乳飲料の無脂乳固形分は4.0%、脂肪分は0.1%以下、pH値は4.7であった。また、酸性乳飲料中の分散安定剤の含有量は0.3%であった。
得られた酸性乳飲料を、長さ250mm、100ml容のガラス製円筒管に充填し、密栓して5℃にて2週間放置した。2週間後、円筒管の乳蛋白沈澱量を読んだ。この値が小さいほど酸性乳飲料に対する安定性が優れていることを示す。
さらに栓をした状態で完全に逆さにする操作を沈澱状態を見ながら実施し、円筒管底部に付着している沈澱が何回の逆さ操作により分散するか回数を読んだ。この回数が少ないほど沈澱が柔らかく優れていることを示す。結果を表3に示す。
Figure 2009112275
5.乳酸菌飲料に対する評価
次表4の成分比率となるように、グラニュー糖、70%異性化液糖に、上記各安定剤を所定量となるよう計算して水を加え、完全に溶解させた。
Figure 2009112275
この溶解液を80℃で10分間殺菌して、20±1℃まで冷却した後、所定量の醗酵乳(カード)を加えて混合攪拌した。そして、これを150kg/cmにてホモジナイザーにて一回通した。ホモジナイズした混合攪拌液を90℃で殺菌した後、20℃まで冷却し、さらに、腐敗防止のために7%安息香酸ナトリウムを2.0ml添加して乳酸菌飲料を得た。この得られた乳酸菌飲料のpH値は3.7であった。
得られた乳酸菌飲料を、長さ250mm、100ml容のガラス製円筒管に充填し、密栓して5℃にて2週間放置した。2週間後、円筒管の乳蛋白沈澱量を読んだ。この値が小さいほど乳酸菌飲料に対する安定性が優れていることを示す。
さらに栓をした状態で完全に逆さにする操作を沈澱状態を見ながら実施、円筒管底部に付着している沈澱が何回の逆さ操作により分散するか回数を読んだ。この回数が少ないほど沈澱が柔らかく優れていることを示す。結果を表5に示す。
Figure 2009112275

Claims (2)

  1. カルボキシメチルセルロースナトリウム塩を含有してなる乳含有飲料用分散安定剤であって、
    含水有機溶媒中でセルロース質原料にアルカリを作用させて、反応溶媒中のアルカリ濃度が30〜40wt%となる条件下でアルカリセルロースを調製したのち、エーテル化を行い、このエーテル化反応終了後の反応液のpHが8.0〜9.0になるように調整して得られ、エーテル化度が0.7〜1.0であり、2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sであるカルボキシメチルセルロースナトリウム塩60〜90wt%と、
    エーテル化度が0.7〜1.0であり、このうち酸型エーテル化度が10〜30%であり、2%無水物水溶液粘度が15〜400mpa・sである部分酸型カルボキシメチルセルロース40〜10wt%とからなる
    ことを特徴とする乳含有飲料用分散安定剤。
  2. 請求項1に記載の乳含有飲料用分散安定剤を乳含有飲料に対して0.1〜1.0wt%添加してなる乳含有飲料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014036595A (ja) * 2012-08-14 2014-02-27 Asahi Kasei Chemicals Corp 結晶セルロース複合体を含む中性飲料
JP2014507139A (ja) * 2011-02-08 2014-03-27 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 動物タンパク質とカルボキシ−c1〜c3−アルキルセルロースとを含む液体
CN109090246A (zh) * 2018-08-08 2018-12-28 华南理工大学 一种提高乳制品粘稠度的方法

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