JP2009110864A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不良品の発生を短時間で確実に検出することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】自発光素子40を備えた画素PXがマトリクス状に配置されてなる表示エリア102を有するアレイ基板100と、アレイ基板100の自発光素子40側に対向して配置された封止基板200と、表示エリア102を囲むように枠状に配置され、アレイ基板100と封止基板200とを貼り合せるシール材300と、表示エリア102外において、シール材300より内側に配置され、水分の吸収により視覚的な変化を呈する吸湿インジケータ400と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、表示装置に係り、特に、自発光素子を含んで構成される表示装置に関する。
近年、平面表示装置として、有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置が注目されている。この有機EL表示装置は、自発光素子である有機EL素子を備えていることから、視野角が広く、バックライトを必要とせずに薄型化が可能であり、消費電力が抑えられ、且つ応答速度が速いといった特徴を有している。これらの特徴から、有機EL表示装置は、液晶表示装置に代わる、次世代平面表示装置の有力候補として注目を集めている。
このような有機EL表示装置は、基板上において陽極と陰極との間に発光機能を有する有機化合物を含む有機活性層を保持した有機EL素子をマトリックス状に配置することにより構成されている。しかしながら、有機EL素子に用いられる材料、特に、有機活性層を構成する材料には、水分や酸素により劣化しやすいものが含まれる。基板上に有機EL素子を形成しただけの構成の場合、水分や酸素により、短時間のうちにダークスポット、画素シュリンケージと呼ばれる点灯しない領域が発生し、また、このような領域が拡大して商品として使用できない状態になってしまう。
そこで、有機EL素子が配置された基板の周辺に設置した低融点ガラスであるフリットを介して封止基板を貼り合せることにより水分の流入を防止する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−200840号公報
有機EL素子が配置された基板の周辺に設置したフリットを介して封止基板を貼り合わせた有機EL表示装置において、フリットに微少なクラックが発生するなどによって完全に水分の流入を防止できないことがある。このように、有機EL表示装置内に水分が流入可能なパスが形成されてしまうと有機EL素子が劣化し、不良品の発生を招いてしまうことがある。このような不良品を検出する方法として、高温多湿の環境下において、表示エリア内のダークスポットの発生や成長を観察する方法がある。しかしながら、ピンホールの大きさや量によって、検出可能なサイズにダークスポットが成長するまでの時間が異なるため、短時間で確実に不良品を検出するのは困難である。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、不良品の発生を短時間で確実に検出することが可能な表示装置を提供することにある。
この発明の態様による表示装置は、
自発光素子を備えた画素がマトリクス状に配置されてなる表示エリアを有する第1基板と、
前記第1基板の前記自発光素子側に対向して配置された第2基板と、
前記表示エリアを囲むように枠状に配置され、前記第1基板と前記第2基板とを貼り合せるシール材と、
前記表示エリア外において、前記シール材より内側に配置され、水分の吸収により視覚的な変化を呈する吸湿インジケータと、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、不良品を短時間で確実に検出することが可能な表示装置を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る表示装置について図面を参照して説明する。なお、この実施の形態では、表示装置として、自己発光型表示装置、例えば、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置を例にして説明する。
図1に示すように、有機EL表示装置1は、画像を表示する表示エリア102を有するアレイ基板(第1基板)100を備えている。表示エリア102は、マトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている。また、図1では、カラー表示タイプの有機EL表示装置1を例に示しており、表示エリア102は、複数種類の色画素、例えば3原色に対応した赤色画素PXR、緑色画素PXG、及び、青色画素PXBによって構成されている。
各画素PX(R、G、B)は、画素回路10及びこの画素回路10によって駆動制御される表示素子40を備えている。図1に示した画素回路10は、一例であって、他の構成の画素回路を適用しても良いことは言うまでもない。
図1に示した例では、画素回路10は、駆動トランジスタDRT、スイッチ(第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、第3スイッチSW3)、蓄積容量素子Csなどを備えて構成されている。駆動トランジスタDRTは、表示素子40に供給する電流量を制御する機能を有している。第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2は、サンプル・ホールドスイッチとして機能する。第3スイッチ素子SW3は、駆動トランジスタDRTから表示素子40への駆動電流の供給、つまり表示素子40のオン/オフを制御する機能を有している。蓄積容量素子Csは、駆動トランジスタDRTのゲートーソース間の電位を保持する機能を有している。
駆動トランジスタDRTは、高電位電源線P1と第3スイッチSW3との間に接続されている。表示素子40は、第3スイッチSW3と低電位電源線P2との間に接続されている。第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2のゲート電極は、第1ゲート線GL1に接続されている。第3スイッチSW3のゲート電極は、第2ゲート線GL2に接続されている。第1スイッチSW1のソース電極は、映像信号線SLに接続されている。これらの駆動トランジスタDRT、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、及び、第3スイッチ素子SW3は、例えば薄膜トランジスタによって構成され、その半導体層は、ここではポリシリコンによって形成されている。
このような回路構成の場合、第1ゲート線GL1からオン信号が供給されたのに基づいて第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2がオンとなり、映像信号線SLを流れる電流量に応じて高電位電源線P1から駆動トランジスタDRTに電流が流れ、また、駆動トランジスタDRTを流れる電流に応じて蓄積容量素子Csが充電される。これにより、駆動トランジスタDRTは、映像信号線SLから供給された電流量と同一の電流量を、高電位電源線P1から表示素子40に供給可能となる。
そして、第2ゲート線GL2からオン信号が供給されたのに基づいて第3スイッチSW3がオンとなり、蓄積容量素子CSで保持した容量に応じて、駆動トランジスタDRTは、高電位電源線P1から第3スイッチSW3を介して表示素子40に所定輝度に対応した所定量の電流を供給する。これにより、表示素子40は、所定の輝度に発光する。
表示素子40は、自発光性の表示素子である有機EL素子40(R、G、B)によって構成されている。すなわち、赤色画素PXRは、主に赤色波長に対応した光を出射する有機EL素子40Rを備えている。緑色画素PXGは、主に緑色波長に対応した光を出射する有機EL素子40Gを備えている。青色画素PXBは、主に青色波長に対応した光を出射する有機EL素子40Bを備えている。
各種有機EL素子40(R、G、B)の構成は、基本的に同一である。すなわち、図2に示すように、アレイ基板100は、配線基板120の主平面に配置された複数の有機EL素子40を備えている。なお、配線基板120は、ガラス基板やプラスチックシートなどの絶縁性の支持基板上に、スイッチSW、駆動トランジスタDRT、蓄積容量素子Cs、各種配線(ゲート線GL、映像信号線SL、電源線P等)などを備えて構成されたものとする。
この有機EL素子40は、マトリクス状に配置され色画素PX毎に孤立島状に配置された第1電極60と、第1電極60に対向して配置され複数の色画素PXに共通に配置された第2電極64と、これらの第1電極60と第2電極64との間に保持された有機活性層62と、によって構成されている。
有機EL素子40を構成する第1電極60は、配線基板120の表面の絶縁膜上に配置されている。第1電極60は、陽極として機能する。この第1電極60は、画素回路10を構成する第3スイッチSW3のドレイン電極にコンタクトしている。このような第1電極60は、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)などの光透過性を有する導電材料によって形成された透過層と、アルミニウム(Al)などの光反射性を有する導電材料によって形成された反射層とを積層した積層体によって構成しても良いし、透過層単層、または、反射層単層で構成しても良い。トップエミッション方式の場合、第1電極60は、反射層を含んでいることが望ましい。
有機活性層62は、第1電極60上に配置され、少なくとも発光層62Aを含んでいる。この有機活性層62は、発光層62A以外の機能層を含むことができ、例えば、ホール注入層、ホール輸送層、ブロッキング層、電子輸送層、電子注入層、バッファ層などの機能層を含むことができる。この有機活性層62は、複数の機能層を複合した単層で構成されても良いし、各機能層を積層した多層構造であっても良い。有機活性層62においては、発光層62Aが有機系材料であればよく、発光層62A以外の層は、無機系材料でも有機系材料でも構わない。
有機活性層62において、発光層62A以外の機能層は共通層であっても良く、図2に示した例では、発光層62Aの第1電極60側に配置されたホール側共通層62Hは、ホール注入層及びホール輸送層を含み、また、発光層62Aの第2電極64側に配置された電子側共通層62Eは、ブロッキング層、電子輸送層及び電子注入層を含んでいる。発光層62Aは、これらのホール側共通層62Hと電子側共通層62Eとの間に配置されている。発光層62Aは、赤、緑、または青に発光する発光機能を有した有機化合物によって形成されている。
第2電極64は、有機活性層62を覆うように配置され、陰極として機能する。第2電極64は、電子注入機能を有する導電材料によって形成される。トップエミッションタイプを採用した構成では、この第2電極64は、例えば、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)などの光透過性を有する導電材料や、マグネシウム(Mg)と銀(Ag)との混合物などの半透過性を有する導電材料などを用いて形成されている。
また、アレイ基板100は、表示エリア102において、各画素PX(R、G、B)を分離する隔壁70を備えている。隔壁70は、第1電極60の周縁を覆うように格子状またはストライブ状に配置されている。このような隔壁70は、樹脂材料をパターニングすることによって形成されている。また、隔壁70は、有機活性層62とともに、第2電極64によって覆われている。
さらに、アレイ基板100の表示エリア102は、図示しない保護膜によって覆っても良い。この場合、各有機EL素子40の第2電極64が保護膜によって覆われる。
このような構成のアレイ基板100において、少なくとも表示エリア102は、封止基板(第2基板)200によって封止されている。すなわち、封止基板200は、アレイ基板100の有機EL素子40側に対向するように配置されている。そして、これらのアレイ基板100と封止基板200とは、表示エリア102を囲むように枠状に配置されたシール材300により貼り合せられている。シール材300は、低融点ガラスなどのフリットである。このようなフリットは、レーザを照射するなどして熱を加えることによって溶融し、アレイ基板100と封止基板200とを接着する。これにより、アレイ基板100と封止基板200との間に密閉空間が形成される。有機EL素子40は、この密閉空間内に配置されることになる。
有機EL表示装置1は、さらに、吸湿インジケータ400を備えている。図3に示すように、吸湿インジケータ400は、シール材300の内側(つまり、密閉空間内)に配置されている。また、吸湿インジケータ400は、表示エリア102外に配置されている。特に、図1に示した例では、吸湿インジケータ400は、アレイ基板100において、表示エリア102を囲むように一連の枠状に配置されている。
この吸湿インジケータ400は、水分を吸収することによって視覚的な変化を呈する特徴を有している。このような吸湿インジケータ400としては、例えば、マグネシウム、カルシウム、アルミニウムといった酸化することによって透過率が変化する少なくとも1種類を含む材料が使用可能である。これらの材料を選択した場合、吸湿インジケータ400が水分を吸収すると、その透過率が上昇する。また、吸湿インジケータ400としては、例えば、コバルト、マンガンといった酸化数で色が変化する少なくとも1種類を含む材料が使用可能である。
吸湿インジケータ400は、水分を吸湿することによって目視可能な変化が生じる。上述したような構成において、吸湿インジケータ400の変化を観察することによって、有機EL表示装置1内に水分が流入しているか否かを確認することが可能である。つまり、吸湿インジケータ400の変化を観察することによって、シール材300であるフリットが損傷しているか否かを確認することが可能である。これにより、フリットに水分の流入が可能なパスが形成されてしまった不良品を検出することが可能となる。
また、吸湿インジケータ400は、水分を吸湿した部分のみ変化が生じる。このため、図1に示した例のように、吸湿インジケータ400を一連の枠状に配置することによって、フリットにおける水分流入パスの位置を容易に特定することが可能となる。
次に、この実施の形態に係る有機EL表示装置について効果を検証した。
まず、2枚の厚さ0.7mmのガラス基板を用意し、2種類(A、B)のサンプルを準備した。
すなわち、サンプルA及びサンプルBにおいて、2枚のガラス基板にそれぞれにスパッタリング法を用いて、第1電極60として、ITOを100nmの膜厚で成膜した。次に、有機活性層62として、ホール注入層であるアモルファスカーボンを10nmの膜厚で成膜した。続いて、真空蒸着法により、ホール輸送層を200nmの膜厚に成膜し、発光層62Aを50nmの膜厚に成膜し、さらに、電子輸送層を20nmの膜厚に成膜した後、電子注入層としてフッ化リチウム(LiF)を1nmの膜厚に成膜した。そして、これらの有機活性層62を成膜済み基板に、第2電極64としてITOを50nmの膜厚に成膜した。そして、スパッタリング成膜法を用いて、保護膜としてSiONを100nmの膜厚に成膜した。サンプルAについては、以上で成膜工程を終了し、これをアレイ基板100とした。
一方、サンプルBについては、SiONの成膜後、表示エリア102外に真空蒸着法を用いて、吸湿インジケータ400としてカルシウム(Ca)を100nmの膜厚に成膜した。サンプルBについては、以上で成膜工程を終了し、これをアレイ基板100とした。
続いて、サンプルA及びサンプルBのアレイ基板100に対して、それぞれ封止基板200を貼り合せた。すなわち、封止基板200の上に、低融点ガラスからなるフリットを塗布した後に、アレイ基板100に貼り合わせ、レーザを照射して、フリットを溶融して、アレイ基板100と封止基板200とを接着した。このとき、サンプルAについては、フリットは、表示エリア102を囲むように塗布した。サンプルBについては、フリットは、表示エリア102外において、吸湿インジケータ400の外側を囲むように塗布した。これにより、気密空間内に有機EL素子が配置される。各サンプルについて、20個の有機EL表示装置1を製造した。
これらの2×20個の有機EL表示装置1を高温高湿環境(85℃、85%RH)の中に放置し、50時間経過後に表示確認を行ってダークスポット等の水分による劣化の発生状態を目視にて観察した。また、サンプルBについては、50時間経過後に吸湿インジケータ400であるカルシウム(Ca)の透明化の有無を目視にて観察した。その後、再び、これらの2×20個の有機EL表示装置1を高温高湿環境(85℃、85%RH)の中に放置し、300時間経過後に同様の観察を行った。この結果を図4に示す。
図4に示した結果から、50時間経過後にダークスポットが発生したパネル数は、サンプルAについては、2枚であり、サンプルBについては、1枚であった。このとき、サンプルBについて、50時間経過後に吸湿インジケータが透明化したパネル数は、7枚であった。また、300時間経過後にダークスポットが発生したパネル数は、サンプルAについては、6枚であり、サンプルBについては、7枚であった。
サンプルAにおいては、時間の経過とともにダークスポットが発生するパネル数が増える傾向にあり、300時間経過後から更に時間が経過するとダークスポットが発生するパネル数がさらに増える可能性がある。つまり、潜在的にダークスポットが発生しうるパネルを全て確実に検出することは困難である。
これに対して、サンプルBにおいて、50時間経過後に吸湿インジケータが透明化したパネル数と、300時間経過後にダークスポットが発生したパネル数とが一致しており、しかも、50時間経過後に吸湿インジケータが透明化したパネルは、300時間経過後に表示エリア102にダークスポットが発生していた。
この結果から、サンプルBのように吸湿インジケータ400を用いることで、50時間経過後の時点で、潜在的にダークスポットが発生しうるパネルを検出することが可能となる。つまり、有機EL表示装置1を高温高湿環境の中に300時間もの長時間放置することなく、ダークスポットが発生する有機EL表示装置1を短時間で確実に検出することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、不良品の発生を短時間で、確実に検出することが可能である。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本実施の形態において、シール材300として低融点ガラスであるフリットを用いているが、低融点金属を用いても良い。シール材300として低融点金属によってアレイ基板100と封止基板200とを貼り合せた場合においては、封止基板200の端部200Aより外方に延在したアレイ基板100の延在部100Aに引き出された各種配線間のシール材300によるショートを防止するために、配線とシール材との間に絶縁膜が介在している。このように、シール材として低融点金属を用いても、上述した実施の形態と同様に、吸湿インジケータ400を配置することによって同様の効果が得られる。
また、上述した実施の形態では、吸湿インジケータ400が表示エリア102を囲むように一連の枠状に配置された例について説明したが、吸湿インジケータ400は、このような配置に限らず、一連でなくても良い。例えば、吸湿インジケータ400は、島状に形成され、表示エリア102の外側において枠状に点在するように配置されても良い。
さらに、上述した実施の形態では、吸湿インジケータ400がアレイ基板100に配置された例について説明したが、吸湿インジケータ400は、封止基板200に配置されても良い。吸湿インジケータ400は、表示エリアと重ならない目視可能な位置であれば、密閉空間内のどこに配置しても良い。
図1は、この発明の一実施の形態に係る有機EL表示装置の構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した有機EL表示装置の1画素分の構造を概略的に示す断面図である。 図3は、図1に示す有機EL表示装置に適用可能な吸湿インジケータの構造を概略的に示す断面図である。 図4は、吸湿インジケータを配置したことによる効果の検証結果を示す図である。
符号の説明
1…有機EL表示装置 PX(R、G、B)…色画素
10…画素回路 DRT…駆動トランジスタ
SW1…第1スイッチ SW2…第2スイッチ
SW3…第3スイッチ Cs…蓄積容量素子
40…有機EL素子
60…第1電極
62…有機活性層
62A…発光層 62H…ホール側共通層 62E…電子側共通層
64…第2電極
70…隔壁
100…アレイ基板(第1基板)
102…表示エリア 120…配線基板
200…封止基板(第2基板)
300…シール材 400…吸湿インジケータ

Claims (5)

  1. 自発光素子を備えた画素がマトリクス状に配置されてなる表示エリアを有する第1基板と、
    前記第1基板の前記自発光素子側に対向して配置された第2基板と、
    前記表示エリアを囲むように枠状に配置され、前記第1基板と前記第2基板とを貼り合せるシール材と、
    前記表示エリア外において、前記シール材より内側に配置され、水分の吸収により視覚的な変化を呈する吸湿インジケータと、を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記吸湿インジケータは、枠状に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記吸湿インジケータは、酸化することによって透過率が変化する少なくとも1種類の材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記吸湿インジケータは、酸化数で色が変化する少なくとも1種類の材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記シール材は、フリットであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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