JP2009110274A - 業務フローチャート作成プログラムおよび業務フローチャート作成装置 - Google Patents

業務フローチャート作成プログラムおよび業務フローチャート作成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】業務フローチャート作成プログラムにおいて、簡潔で見やすく、業務処理の流れを容易に理解することができる業務フローチャートを自動的に作図する。
【解決手段】作図手段12は、業務情報記憶手段11から業務情報を読み出し、業務組織を表すレーンを作成する。そして、作図手段12は、実行順序関係に従って業務処理を表すノードを作成して業務処理を実行する業務組織に対応するレーン内に配置し、実行順序関係を表すノード間を接続するリンクを作成する。リンク制御手段13は、作図手段12がリンクを作成する際に、業務処理間の実行順序関係に基づいて、業務処理の分岐後のレーン内のリンクとレーンをまたがるリンクのうち、レーン内のリンクを作成しないように作図手段12を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務フローチャート作成プログラムおよび業務フローチャート作成装置に関し、業務フローチャートを自動的に作成する業務フローチャート作成プログラムおよび業務フローチャート作成装置に関する。
近年、業務の改善、効率化によるコストの削減などを目的として、業務の流れを表す業務フローチャートを作図し、既存の業務を分析するという方法がよく用いられている。
業務フローチャートは、業務を構成する処理単位にノードを定義し、各ノードを処理の順に従ってノード間を接続するリンクにより関連付けることで、業務の流れを可視化することができる。
さらに、最近では、企業において内部統制が義務付けられる方向にあり、企業内部における業務の透明性がさらに求められている。業務フローチャートは、このような業務を明確に表して他者に示すといった用途にも非常に有用であり、業務フローチャートへの関心が一層高まっている。
ここで、業務フローチャートを作成するにあたっての手順、手法および表記方法は統一されておらず、作成者は試行錯誤を繰り返しながら業務フローチャートを作成しなければならないため、作成者に対して負担が掛かっている。また、このようにして作成された業務フローチャートは、作成者が異なれば、たとえ同じ業務に関して作成された業務フローチャートであっても、表記が大きく異なる。そのため、各業務フローチャートを参照して業務の流れを把握するためには、様々な表記方法を理解しなければならないといった困難も生じる。
また、業務フローチャートは、1度だけ作成すればよいものではなく、適宜作成し直す必要がある。例えば、時間の経過に伴って、組織内のある部門で実施されていた業務が、別の部門に移管されたり、業務の効率化のため業務の流れ自体が改善されたりする。このような場合には、1度作成した業務フローチャートを新しい業務フローチャートに作成し直す必要がある。そのため、業務の数が多くなるほど業務フローチャートを修正する場合に、多大な労力が必要となるといった問題がある。
ここで、上記の問題に対応するための手段として、業務フローチャート作成ツールの使用が挙げられる。業務フローチャート作成ツールは、作成者に対して業務の要点となる情報のみを入力させ、その情報に基づいて作図を行うことで、業務フローチャートを作成する際の負担を軽減する。例えば、業務フローチャート上で処理を表すノードを作図して、ノード間のリンクのみを作成者に作図させることで、作成者の作図の負担を軽減する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。さらに、作成者にノードごとに前後のノードとの参照関係を定義させて、その定義情報に基づいてノード間のリンクを自動的に作成する方法も知られている(例えば特許文献2,3参照)。さらにまた、業務ごとにその業務に属する処理の内容や実行する組織、処理で読み書きする情報を、作成者によって一覧表に入力させ、その表に基づいて自動的にノードおよびノード間のリンクの作図まで行い、作成者の負担を大幅に軽減する方法も知られている(例えば特許文献4参照)。
業務フローチャート作成ツールを用いると、上記のように作成者の負担が大幅に軽減されるだけでなく、ツールによってルール化された表記で作図が行われることで、業務フローチャートごとの表記の差異がなくなるので、業務の流れを統一した表記によって表すことが容易となる。さらに、業務フローチャートに変更が生じた場合にも、作成者が当初入力した業務の要点となる情報を更新するだけで、自動的に業務フローチャートが更新されるため、随時必要となる更新のための労力も削減される。
特開2003−308421号公報 特開平6−274504号公報 特開平9−231280号公報 特開平7−249024号公報
しかし、上記特許文献2〜4に記載の方法では、業務フローチャート作成ツールが自動的に各ノードを配置し、各ノードに定義された前後のノードとの関連付けによって、業務フローチャートのノード間の実行順序関係を表すリンクを作成する。このとき、ノードの配置によっては、リンクが交差してしまう場合がある。ノード間のリンクが交差してしまうと、業務フローチャートが見にくくなるとともに、交差部分において各ノードがどのような順序であるのかを判別するのが困難となる。また、業務フローチャートのノード間のリンクが交差しないように作成者が手作業で業務フローチャートを修正したとしても、更新の時点で各ノードの配置が変更されると、業務フローチャート作成ツールによって自動的にノード間のリンクが再描画されて、関連線の交差が生じてしまう場合がある。このようなノード間のリンクの交差は、業務の規模が大きくなるほど顕著に現れ、業務フローチャートの理解を妨げる要因となる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、見やすく、業務処理の流れを容易に理解することができる業務フローチャートを自動的に作図する業務フローチャート作成プログラムおよび業務フローチャート作成装置を提供することを目的とする。
本発明では、上記課題を解決するために、図1に示すような処理をコンピュータに実行させるための業務フローチャート作成プログラムが提供される。この業務フローチャート作成プログラムを実行するコンピュータ10は、業務情報記憶手段11、作図手段12およびリンク制御手段13を有する。業務情報記憶手段11は、業務フローを構成する複数の業務処理と各業務処理を実行する業務組織と業務処理間の実行順序関係とを定義した業務情報を記憶する。作図手段12は、業務情報記憶手段11から業務情報を読み出し、業務組織を表すレーンを作成する。そして、作図手段12は、実行順序関係に従って業務処理を表すノードを作成して業務処理を実行する業務組織に対応するレーン内に配置し、実行順序関係を表すノード間を接続するリンクを作成する。リンク制御手段13は、作図手段12がリンクを作成する際、第1のレーン内に第1のノードと第2のノードと第3のノードとが配置され第2のレーン内に第4のノードが配置され、レーン方向に対して第2のノードが第1のノードの後ろかつ第3のノードの前に配置され、レーンの幅方向に対して第3のノードが第2のノードより第2のレーン寄りに配置される配置関係にあり、第1のノードが表す業務処理に続いて第2のノードが表す業務処理と第3のノードが表す業務処理とに分岐し、第2のノードが表す業務処理に続いて第4のノードが表す業務処理が実行される実行順序関係を検出すると、作図手段12が第1のノードから第3のノードへの経路上のリンクを作成しないように制御する。
このような業務フローチャート作成プログラムによれば、作図手段12により、業務処理を実行する業務組織を表すレーンが作成される。そして、作図手段12により、実行順序関係に従って業務処理を表すノードが作成されて、業務処理を実行する業務組織に対応するレーン内に配置され、実行順序関係を表すノード間を接続するリンクが作成される。また、リンク制御手段13により、作図手段12がリンクを作成する際、第1のレーン内に第1のノードと第2のノードと第3のノードとが配置され第2のレーン内に第4のノードが配置され、レーン方向に対して第2のノードが第1のノードの後ろかつ第3のノードの前に配置され、レーンの幅方向に対して第3のノードが第2のノードより第2のレーン寄りに配置される配置関係にあり、第1のノードが表す業務処理に続いて第2のノードが表す業務処理と第3のノードが表す業務処理とに分岐し、第2のノードが表す業務処理に続いて第4のノードが表す業務処理が実行される実行順序関係が検出されると、作図手段12が第1のノードから第3のノードへの経路上のリンクを作成しないように制御される。
また、上記課題を解決するために、業務フローを可視化した業務フローチャートを自動的に作成する業務フローチャート作成装置において、業務フローを構成する複数の業務処理と各業務処理を実行する業務組織と業務処理間の実行順序関係とを定義した業務情報を記憶する業務情報記憶手段と、業務情報記憶手段から業務情報を読み出し、業務組織を表すレーンを作成し、実行順序関係に従って業務処理を表すノードを作成して当該業務処理を実行する業務組織に対応するレーン内に配置し、実行順序関係を表すノード間を接続するリンクを作成する作図手段と、作図手段がリンクを作成する際、第1のレーン内に第1のノードと第2のノードと第3のノードとが配置され第2のレーン内に第4のノードが配置され、レーン方向に対して第2のノードが第1のノードの後ろかつ第3のノードの前に配置され、レーンの幅方向に対して第3のノードが第2のノードより第2のレーン寄りに配置される配置関係にあり、第1のノードが表す業務処理に続いて第2のノードが表す業務処理と第3のノードが表す業務処理とに分岐し、第2のノードが表す業務処理に続いて第4のノードが表す業務処理が実行される実行順序関係を検出すると、作図手段が第1のノードから第3のノードへの経路上のリンクを作成しないように制御するリンク制御手段と、を有することを特徴とする業務フローチャート作成装置が提供される。
このような業務フローチャート作成装置によれば、作図手段により、業務処理を実行する業務組織を表すレーンが作成される。そして、作図手段により、実行順序関係に従って業務処理を表すノードが作成されて、業務処理を実行する業務組織に対応するレーン内に配置され、実行順序関係を表すノード間を接続するリンクが作成される。また、リンク制御手段により、作図手段がリンクを作成する際、第1のレーン内に第1のノードと第2のノードと第3のノードとが配置され第2のレーン内に第4のノードが配置され、レーン方向に対して第2のノードが第1のノードの後ろかつ第3のノードの前に配置され、レーンの幅方向に対して第3のノードが第2のノードより第2のレーン寄りに配置される配置関係にあり、第1のノードが表す業務処理に続いて第2のノードが表す業務処理と第3のノードが表す業務処理とに分岐し、第2のノードが表す業務処理に続いて第4のノードが表す業務処理が実行される実行順序関係が検出されると、作図手段が第1のノードから第3のノードへの経路上のリンクを作成しないように制御される。
本発明では、業務フローチャートにおける業務処理を表す各ノードを実行順序関係を表すリンクで接続する際に、業務処理の分岐後のレーン内のリンクとレーンをまたがるリンクのうち、レーン内のリンクを作成しないことでリンクの交差を解消することとした。これにより、簡潔で見やすく、業務処理の流れを容易に理解できる業務フローチャートを作成できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の概要について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。図1に示されるコンピュータ10は、業務フローチャートにおける業務処理を表す各ノードを実行順序関係を表すリンクで接続する際、業務処理の分岐後のレーン内のリンクとレーンをまたがるリンクのうち、レーン内のリンクを作成しないことでリンクの交差を解消する。
コンピュータ10は、業務情報記憶手段11、作図手段12およびリンク制御手段13を有する。
業務情報記憶手段11は、業務フローを構成する複数の業務処理と各業務処理を実行する業務組織と業務処理間の実行順序関係とを定義した業務情報を記憶する。
作図手段12は、業務情報記憶手段11から業務情報を読み出し、業務組織を表すレーンを作成する。そして、作図手段12は、実行順序関係に従って業務処理を表すノードを作成して業務処理を実行する業務組織に対応するレーン内に配置し、実行順序関係を表すノード間を接続するリンクを作成する。作図手段12は、上記ノードおよびリンクの作成によって業務フローチャート21を作図する。
リンク制御手段13は、作図手段12がノード間のリンクを作成する際、業務処理間の実行順序関係に基づいて、作図手段12を制御する。具体的には、リンク制御手段13は、第1のレーン内に第1のノードと第2のノードと第3のノードとが配置され第2のレーン内に第4のノードが配置され、レーン方向に対して第2のノードが第1のノードの後ろかつ第3のノードの前に配置され、レーンの幅方向に対して第3のノードが第2のノードより第2のレーン寄りに配置される配置関係にあり、第1のノードが表す業務処理に続いて第2のノードが表す業務処理と第3のノードが表す業務処理とに分岐し、第2のノードが表す業務処理に続いて第4のノードが表す業務処理が実行される実行順序関係を検出すると、作図手段12が第1のノードから第3のノードへの経路上のリンクを作成しないように制御する。
このような業務フローチャート作成プログラムによれば、リンク制御手段13により、作図手段12がノード間のリンクを作成する際に、業務処理間の実行順序関係に基づいて、業務処理の分岐後のレーン内のリンクとレーンをまたがるリンクのうち、レーン内のリンクを作成しないよう作図手段12が制御され、リンクの交差が解消される。
これにより、簡潔で見やすく、業務処理の流れを容易に理解できる業務フローチャートを作成することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、業務フローチャート作成装置のハードウェア構成を示す図である。
業務フローチャート作成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、HDD(Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。
HDD103には、業務フローチャート作成装置100上のOSやアプリケーションプログラムが扱うデータが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ160が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ160の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード170とマウス180とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード170やマウス180から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、ネットワーク190に接続されている。通信インタフェース106は、ネットワーク190を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
次に、業務フローチャート作成装置100の機能構成について説明する。
図3は、業務フローチャート作成装置の機能を示すブロック図である。
業務フローチャート作成装置100は、業務情報記憶部110、2次元配置部120、座標算出部130、作図部140およびリンク制御部150を有する。業務フローチャート作成装置100が作成する業務フローチャートは、時系列に上から下へと業務処理を表すノードを配置し、業務フローを可視化したものである。
業務情報記憶部110は、業務フローを構成する複数の業務処理と各業務処理を実行する業務組織と業務処理間の実行順序関係とを定義した業務情報を記憶する。業務フローチャートの作成者は、上記の業務情報をキーボード170やマウス180を用いた入力によって業務情報記憶部110に格納する。ここで、業務情報を管理するテーブルとしては、業務情報テーブルがある(後述する)。
ここで、業務フローチャートにおいて、業務処理を表すノードは、長方形やひし形などの記号を用いて描画される。そのため、作成者は、これらの記号の大きさや記号を配置する間隔を決定するためのパラメータを定義し、上記の入力方法によって業務情報記憶部110に描画情報として予め格納する。ここで、描画情報を管理するテーブルとしては、記号サイズテーブルおよびレーンサイズテーブルがある(後述する)。
2次元配置部120は、業務情報記憶部110に格納された業務情報に基づいて、業務組織を表すレーンを作成する。そして、2次元配置部120は、実行順序関係に従って業務処理を表すノードを作成して、業務処理を実行する業務組織に対応するレーン内に配置する。このとき、2次元配置部120は、レーンを行および列に分割し、予め決められた配置のルールに基づいて、分割した行および列に対応付けてノードを配置する。2次元配置部120は、ノードの行および列の配置とノードとの対応付けを定義した情報である2次元配置情報を業務情報記憶部110に格納する。ここで、2次元配置情報を管理するテーブルとしては、2次元配置テーブルがある(後述する)。
座標算出部130は、業務情報記憶部110に格納された業務情報、描画情報および2次元配置情報に基づいて、ノードを描画するための座標情報を作成する。座標算出部130は、座標情報を業務情報記憶部110に格納する。ここで、座標情報を管理するテーブルとしては、座標テーブルがある(後述する)。
作図部140は、業務情報記憶部110に格納された座標情報に基づいて、業務フローチャートにおけるノードを作成する。そして、作図部140は、業務処理間の実行順序関係に基づいて、ノード間のリンクを作成する。
リンク制御部150は、作図部140が上記リンクを作成する際に、業務処理間の実行順序関係に基づいて、業務処理の分岐後のレーン内のリンクとレーンをまたがるリンクのうち、レーン内のリンクを作成しないよう作図部140を制御する。
図4は、業務情報テーブルのデータ構造例を示す図である。業務情報テーブル111には、作成者が業務情報入力画面から入力した情報が設定される。この業務情報入力画面も図4と同じ構成であるため、便宜的に図4を業務情報テーブル111、または業務情報入力画面111aとして説明する。業務情報入力画面111aは、業務フローチャート作成装置100によって例えばモニタ160に表示される。
業務情報テーブル111には、項目番号を示す項目、業務を示す項目、処理の区分を示す項目、処理(区分、内容、部門)を示す項目、入力(内容、部門)を示す項目、出力(内容、部門)を示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの処理についての情報を構成する。
項目番号を示す項目には、表の行順に付与された番号が設定される。項目番号の小さい行から業務処理が流れる。業務を示す項目には、業務の名称が設定される。業務を示す項目には、業務の分類ごとに最も項目番号の小さい行に1度だけ設定されればよい。例えば、業務情報テーブル111に表されている項目番号“1”〜“7”の処理は、全て“販売”という業務に分類される処理であるため、項目番号“1”に対応する業務を示す項目に“販売”と設定されるのみでよく、この場合、項目番号“2”〜“7”に対応する業務を示す項目は空欄となる。
処理(区分)を示す項目には、通常の処理であるかif処理であるかといった処理の区分が設定される。通常の処理の場合には、処理(区分)の欄は空欄となる。表中の“if”は、該当する処理がif処理であることを示している。また、“if−yes”、“if−no”は、if処理に続く判定後の処理を示している。“if−yes”は、if処理の判定が真であった場合に実行される処理である。“if−no”は、if処理の判定が偽であった場合に実行される処理である。“endif”は、“if”処理に続く処理が全て完了したことを示す記号であり、if処理後に続く処理がその後に続けて設定される。処理(内容)を示す項目には、処理の内容が設定される。処理(部門)を示す項目には、上記処理の区分および内容によって定義される処理を実行する部門および担当が設定される。
入力(内容)を示す項目には、上記処理に対する入力内容を示す名称が設定される。例えば、データの名称や媒体の名称が設定される。入力(部門)には、上記入力元となる部門および担当が設定される。ここで、上記処理に対する入力が存在しない場合は、入力(内容、部門)の欄は空欄となる。
出力(内容)を示す項目には、上記処理からの出力内容を示す名称が設定される。例えば、データの名称や媒体の名称が設定される。出力(部門)には、上記出力先となる部門および担当などが設定される。ここで、上記処理に対する出力が存在しない場合は、出力(内容、部門)の欄は空欄となる。
上記の入力および出力の内容は、データの名称や媒体の名称が一般的であるが、本発明の業務フローチャート作成プログラムにおいては、特にこれらに限らない。入力および出力の内容は、例えば、口頭での情報でもよい。また、上記のように、各処理における入力および出力は、業務フローチャートの作図にあたって任意に設定可能である。このため、各処理の入力や出力の内容が明確に決定されないような業務においても、業務フローチャートで可視化することが可能である。
業務情報テーブル111には、例えば、項目番号が“1”、業務が“販売”、処理(区分)が空欄、処理(内容)が“受付”、処理(部門)が“本屋”、入力(内容)が“本の注文”、入力(部門)が“顧客”、出力(内容)が空欄、出力(部門)が空欄という情報が設定される。
なお、作成者による業務情報入力画面111aにおける処理(部門)、入力(部門)および出力(部門)を示す項目への入力の際には、予め定義された部門および担当の名称の中から、例えばプルダウン方式による選択を可能とすることが望ましい。このようにすると、部門欄へ誤った部門名を入力してしまうといった入力ミスが無くなるとともに、入力作業を迅速に行うことができる。また、業務情報入力画面111aにおける業務を示す項目に関しても、上記と同様に予め定義された業務の名称の中から選択を可能とすることが望ましい。
図5は、部門・担当テーブルのデータ構造例を示す図である。部門・担当テーブル112は、業務情報記憶部110に格納されている。部門・担当テーブル112には、部門IDを示す項目、部門名称を示す項目、レーン幅サイズを示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの部門についての情報を構成する。
部門IDを示す項目には、部門の識別番号が設定される。部門名称を示す項目には、部門の名称が設定される。部門名称を示す項目は、業務フローチャートの作成者が、部門の名称を定義するためのインタフェースに基づいて、名称を予め入力することで設定される。なお、部門名称を示す項目は、部門の名称に限らず、担当する人の名称が設定されても構わない。レーン幅サイズを示す項目には、各部門における業務フローチャートを作図するためのレーンの幅を表す値が設定される。レーン幅サイズを示す項目に設定される値は、そのレーン内でのノードの配置によって、座標算出部130により自動的に計算されて設定される。
部門・担当テーブル112には、例えば、部門IDが“1”、部門名称が“顧客”、レーン幅サイズが“152”という情報が設定される。
なお、業務情報入力画面111aの処理(部門)、入力(部門)および出力(部門)を示す項目として作成者に選択を促すための選択対象は、部門・担当テーブル112の部門名称に設定された名称から抽出することができる。
図6は、業務テーブルのデータ構造例を示す図である。業務テーブル113は、業務情報記憶部110に格納されている。業務テーブル113には、業務IDを示す項目、業務名称を示す項目、レーン高さサイズを示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの業務についての情報を構成する。
業務IDを示す項目には、業務の識別番号が設定される。業務名称を示す項目には、業務の名称が設定される。レーン高さサイズを示す項目には、対応する業務を作成するレーンの高さを表す値が設定される。レーン高さサイズを示す項目に設定される値は、そのレーン内でのノードの配置によって、座標算出部130により自動的に計算されて設定される。
業務テーブル113には、例えば、業務IDが“1”、業務名称が“販売”、レーン高さサイズが“505”という情報が設定される。
なお、業務情報入力画面111aの業務を示す項目として作成者に選択を促すための選択対象は、業務テーブル113の業務名称に設定された名称から抽出することができる。
図7は、記号サイズテーブルのデータ構造例を示す図である。記号サイズテーブル114は、業務情報記憶部110に格納されている。記号サイズテーブル114の各項目の設定は、作成者によって予め定義される。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの記号についての情報を構成する。
記号サイズテーブル114には、記号種別を示す項目、幅略称を示す項目、幅サイズを示す項目、高さ略称を示す項目、高さサイズを示す項目が設けられている。記号種別を示す項目には、処理の種別が設定される。業務フローチャートにおいて処理を表す記号は、処理の名称によって指定することができる。例えば、処理部、入力部、出力部では長方形が指定され、ifではひし形が指定される。幅略称を示す項目には、対応する記号の幅を表す文字列が設定される。幅サイズを示す項目には、対応する記号の幅を表す数値が設定される。高さ略称を示す項目には、対応する記号の高さを表す文字列が設定される。高さサイズを示す項目には、対応する記号の高さを表す数値が設定される。
記号サイズテーブル114には、例えば、記号種別が“処理部”、幅略称が“p_w”、幅サイズが“60”、高さ略称が“p_h”、高さサイズが“30”という情報が設定される。
なお、記号サイズテーブル114には、記号種別として“記号幅の最大値”が設定される。記号種別“記号幅の最大値”に対応する幅サイズは、業務フローチャートの作図に使用される記号のうち、最大の幅をもつ記号の幅サイズの値が設定される。記号サイズテーブル114の例では、記号種別“記号幅の最大値”に対応する幅サイズとして、ifの幅サイズの値である“100”が設定される。記号種別“記号幅の最大値”に対応する高さ略称および高さサイズに関する情報の設定は不要であり、これらの項目の設定は“−(ハイフン)”となる。
図8は、レーンサイズテーブルのデータ構造例を示す図である。レーンサイズテーブル115は、業務情報記憶部110に格納されている。レーンサイズテーブル115の各項目の設定は、作成者によって予め定義される。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つのレーンの余白部分の寸法についての情報を構成する。
レーンサイズテーブル115には、寸法名称を示す項目、幅略称を示す項目、幅サイズを示す項目、高さ略称を示す項目、高さサイズを示す項目が設けられている。
寸法名称を示す項目には、レーンの余白部分の長さやノード間のリンク部分の長さの名称が設定される。幅略称を示す項目には、寸法名称で指定される幅を表す文字列が設定される。幅サイズを示す項目には、寸法名称で指定される幅を表す数値が設定される。高さ略称を示す項目には、寸法名称で指定される高さを表す文字列が設定される。高さサイズを示す項目には、寸法名称で指定される高さを表す数値が設定される。
レーンサイズテーブル115としては、例えば、寸法名称が“トップ余白高さ”、幅略称および幅サイズが“−(ハイフン)”、高さ略称が“t_h”、高さサイズが“10”という情報が設定される。寸法名称が“トップ余白高さ”である場合、その名称で指定される情報は、高さの情報のみであるため、幅略称および幅サイズの設定は不要であり、これらの項目の設定は“−(ハイフン)”となる。
図9は、記号およびレーンの各部の寸法を表す模式図である。図9に示される各部の略称は、記号サイズテーブル114およびレーンサイズテーブル115に示される各部の略称に対応している。
“p_w”は、記号サイズテーブル114における記号種別“処理部”の幅略称を示しており、対応する幅サイズは“60”である。“p_h”は、記号サイズテーブル114における記号種別“処理部”の高さ略称を示しており、対応する高さサイズは“30”である。なお、“in_w”、“in_h”、“o_w”、“o_h”、“if_w”、“if_h”、“e_w”、“e_h”に関しても同様に記号サイズテーブル114の各部の幅や高さの略称に対応する。
また、“l_w”は、レーンサイズテーブル115における寸法名称“セル左余白幅”の幅略称を示しており、対応する幅サイズは、“46”である。“t_h”は、レーンサイズテーブル115における寸法名称“トップ余白高さ”の高さ略称を示しており、対応する高さサイズは“10”である。なお、“b_h”、“r_w”、“re_h”、“re2_h”に関しても同様にレーンサイズテーブル115の各部の幅や高さの略称に対応する。
ここで、X座標は、各レーンの左上端を原点として幅方向に左から右へ値が増加する座標系とし、Y座標は、各レーンの左上端を原点として高さ方向に上から下へ値が増加する座標系とする。X座標およびY座標は、レーンに定義される。
図10は、2次元配置テーブルのデータ構造例を示す図である。2次元配置テーブル116は、業務情報記憶部110に格納されている。2次元配置部120は、業務組織を表すレーンを列に対応させて、例えば、2次元配置テーブル116の“列1(顧客)”、“列2(本屋)”、“列3(卸業者)”のように定義する。そして、2次元配置部120は、レーンの高さ方向を行に分割し、例えば、2次元配置テーブル116の“行1”、“行2”、“行3”のように定義する。そして、2次元配置部120は、予め決められた配置のルールに基づいて、分割した行および列に対応付けて業務処理を表すノードを配置する。
2次元配置部120は、業務情報記憶部110に格納された業務情報テーブル111を参照して、2次元配置テーブル116を作成する。2次元配置テーブル116では、各処理は業務情報テーブル111の項目番号に対応付けたアルファベットで表現される。アルファベットは、業務情報テーブル111における“処理”であれば“P”、“入力”であれば“I”、“出力”であれば“O”とし、これらの後に業務情報テーブル111の項目番号を付与する。このようにして、2次元配置テーブル116には、例えば、行1列1にI1(本の注文)、行1列2にP1(受付)という情報が予め決められた配置のルールに基づいて設定される。
座標算出部130は、このようにして作成された2次元配置テーブル116に基づいて、各ノードの実行順序関係の情報を取得することができる。
図11は、各ノードの実行順序関係を示す模式図である。
2次元配置116aは、2次元配置テーブル116に基づく各ノードの実行順序関係を表す。各ノードの実行順序は、同じ行内では、入力(記号:I)、処理(記号:P)、出力(記号:O)の順に定義される。さらに、各ノードの実行順序は、行番号の小さい順に上から下へといった順に定義される。入力や出力が定義されていない場合は、そのノードを飛ばして次のノードへと実行順序が定義される。例えば、ある処理“P1”に対して、出力“O1”がある場合は、出力“O1”から次の処理“P2”へと処理がつなげられる。出力“O1”がない場合は、処理“P1”から次の処理“P2”へと処理がつなげられる。
座標算出部130は、2次元配置テーブル116を参照することで、2次元配置116aで示したように、各ノードの実行順序関係の情報を取得する。そして、座標算出部130は、この情報に基づいて各ノードを配置する座標を算出する。
図12および図13は、座標テーブルのデータ構造例を示す図である。座標テーブル117は、業務情報記憶部110に格納されている。座標テーブル117は、業務情報テーブル111、記号サイズテーブル114、レーンサイズテーブル115および2次元配置テーブル116に基づいて、座標算出部130によって値が設定される。座標テーブル117には、2次元配置を示す項目、記号を示す項目、内容を示す項目、業務を示す項目、部門を示す項目、幅を示す項目、高さを示す項目、中心X座標を示す項目、中心Y座標を示す項目、上接点(X座標、Y座標)を示す項目、下接点(X座標、Y座標)を示す項目、右接点(X座標、Y座標)を示す項目、左接点(X座標、Y座標)を示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つのノードについての情報を構成する。
2次元配置を示す項目には、ノードに対する2次元配置テーブル116での行および列の情報が設定される。記号を示す項目には、ノードの処理区分が設定される。内容を示す項目には、処理の内容が設定される。業務を示す項目には、ノードが分類される業務の名称が設定される。部門を示す項目には、処理を実行する部門の名称や担当する人の名称が設定される。幅を示す項目には、ノードとして描画する記号の幅を表す値が設定される。高さを示す項目には、ノードとして描画する記号の高さを表す値が設定される。中心X座標を示す項目には、ノードの中心を配置するX座標が設定される。中心Y座標を示す項目には、ノードの中心を配置するY座標が設定される。上接点(X座標、Y座標)を示す項目には、対応するノードと直前のノードとを接続するリンクが、対応するノードと接する点のX座標およびY座標が設定される。下接点(X座標、Y座標)を示す項目には、対応するノードと直後のノードとを接続するリンクが、対応するノードと接する点のX座標およびY座標が設定される。右接点(X座標、Y座標)を示す項目には、対応するノードと直後のノードとを接続するリンクが、対応するノードと接する点のX座標およびY座標が設定される。左接点(X座標、Y座標)を示す項目には、対応するノードと直前のノードとを接続するリンクが、対応するノードと接する点のX座標およびY座標が設定される。座標テーブル117には、ノードの実行順に時系列に上から下へとデータが格納される。
上記に説明したように、ノードの上下左右のリンクの接点に関して、あるノードから次のノードを接続するリンクは、ノードの右接点または下接点に接続される。また、あるノードと直前のノードを接続するリンクは、ノードの左接点または上接点に接続される。ここで、ノードがif処理であった場合には、if処理のノードの下接点にif−yes処理を表すノードとのリンクを接続し、if処理のノードの左接点にif−no処理を表すノードとのリンクを接続する。すなわち、2次元配置116aにおけるif−no処理“P4”は、業務フローチャート上ではレーンの幅方向に分岐した処理として、if−yes処理“P3”よりも列3(“卸業者”のレーン)寄りに配置される。
座標テーブル117には、例えば、2次元配置が“1行1列”、記号が“入力”、内容が“本の注文”、業務が“販売”、部門が“顧客”、幅が“60”、高さが“40”、中心X座標が“76”、中心Y座標が“30”、上接点(X座標)が“76”、上接点(Y座標)が“10”、下接点(X座標)が“76”、下接点(Y座標)が“50”、右接点(X座標)が“46”、右接点(Y座標)が“30”、左接点(X座標)が“106”、左接点(Y座標)が“30”という情報が設定される。
次に、以上のような構成における業務フローチャート作成装置100での業務フローチャート作成処理の詳細を説明する。
図14は、業務フローチャート作成の手順を示すフローチャートである。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS100]作成者は、業務情報入力画面111aに従って、業務情報を入力する。業務情報記憶部110は、入力された情報を業務情報テーブル111として記憶する。
[ステップS200]2次元配置部120は、業務情報テーブル111を参照して、2次元配置処理を実行する。
[ステップS300]座標算出部130は、業務情報記憶部110に記憶された業務情報テーブル111、記号サイズテーブル114、レーンサイズテーブル115および2次元配置テーブル116に基づいて座標算出処理を実行する。
[ステップS400]作図部140は、業務情報記憶部110に記憶された座標テーブル117に基づいて、業務フローチャートの作図処理を実行する。
以下に、上記ステップS200,300,400で示した処理の詳細を説明する。まず、ステップS200における2次元配置処理について説明する。
図15は、2次元配置処理の手順を示すフローチャートである。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS201]2次元配置部120は、業務情報テーブル111から定義されている部門名を取得する。
[ステップS202]2次元配置部120は、各部門名に対応付けられたレーンを作成する。また、2次元配置部120は、各レーンを行および列に分割して管理する。
[ステップS203]2次元配置部120は、業務情報テーブル111のテーブル参照行を示す行カウンタNを1に初期化する。
[ステップS204]2次元配置部120は、業務情報テーブル111のN行目を参照して、テーブルに設定されている業務情報を取得する。
[ステップS205]2次元配置部120は、業務情報に含まれる入力、処理、出力の各ノードを対応するレーンの行に配置し、2次元配置テーブル116に配置結果のデータを設定する。2次元配置部120は、2次元配置テーブル116を業務情報記憶部110に格納する。
[ステップS206]2次元配置部120は、行カウンタNの値を1増加させる。
[ステップS207]2次元配置部120は、業務情報テーブル111のN行目にデータが無くなったか否かを判定する。データが無くなった場合、2次元配置処理は完了する。データが存在する場合、処理がステップS204に移される。
次にステップS300における座標算出処理について説明する。
図16は、座標算出処理の手順を示すフローチャートである。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、以下で記載する“p_w”、“p_h”、“l_w”、“t_h”といったパラメータは、全て記号サイズテーブル114およびレーンサイズテーブル115で定義されるものである。また、記号のサイズを表すパラメータとしては、全て記号種別が処理部である場合を想定して説明するが、入力部、出力部、ifなどの記号種別に関しても同様となる。
[ステップS301]座標算出部130は、2次元配置テーブル116のテーブル参照行を示す行カウンタNを1に初期化する。
[ステップS302]座標算出部130は、2次元配置テーブル116のN行目を参照して、各ノードの2次元配置データを取得する。
[ステップS303]座標算出部130は、行カウンタNの値が1より大きいか否かを判定する。Nが1より大きい場合、処理がステップS304に移される。Nが1より大きくない、すなわちNが1である場合、処理がステップS306に移される。
[ステップS304]座標算出部130は、ノードがif−no処理以外であるか否かを判定する。if−no処理以外である場合、処理がステップS305に移される。if−no処理以外でない、すなわちif−no処理である場合、処理がステップS307に移される。
[ステップS305]座標算出部130は、2次元配置データを参照して、座標算出の対象となっているノードの直前のノードからのリンクの矢印の向きを判定する。リンクの矢印が右向き(以降の説明では、右展開と呼ぶこととする)である場合、処理がステップS308に移される。リンクの矢印の向きが左向き(以降の説明では、左展開と呼ぶこととする)である場合、処理がステップS309に移される。リンクの矢印の向きが右展開または左展開以外の場合、処理がステップS310に移される。
[ステップS306]座標算出部130は、ノードの中心を配置するX座標をX=“l_w”+1/2דp_w”、Y座標をY=“t_h”+1/2דp_h”として計算する。
[ステップS307]座標算出部130は、ノードの中心を配置するX座標をX=(同レーン内のノードのうち1つ前に定義されたノードの中心の配置X座標)+1/2דmax_w”+1/2דp_w”、Y座標をY=(同レーン内のノードのうち1つ前に定義されたノードの下接点のY座標)+“re2_h”+1/2דp_h”として計算する。
[ステップS308]座標算出部130は、ノードの中心を配置するX座標をX=“l_w”+1/2דp_w”として計算する。そして、座標算出部130は、ノードの中心を配置するY座標を、対象のノードと接続される直前のノードのY座標とする。
[ステップS309]座標算出部130は、ノードの中心を配置するX座標をX=“l_w”+1/2דp_w”、Y座標をY=(全てのノードのうち1つ前に定義されたノードの下接点のY座標)+“re_h”+1/2דp_h”として計算する。ここで、この式で計算されたY座標でノードを配置した場合に、他のノードと重なるような場合には、Y座標の値にさらに“re2_h”を加算して、ノード同士が重ならないように高さ方向の位置を調節する。
[ステップS310]座標算出部130は、ノードの中心を配置するX座標を、対象のノードと接続される直前のノードがある場合は、直前のノードと同じX座標とし、endifのように接続される直前のノードが無い場合は、対応するif処理などのノードと同じX座標とする。また、座標算出部130は、対象のノードと接続される直前のノードがある場合は、ノードの中心を配置するY座標をY=(同レーン内のノードのうち1つ前に定義されたノードの下接点のY座標)+“re_h”+1/2דp_h”として計算し、endifのように接続される直前のノードが無い場合は、Y=(同レーン内のノードのうち1つ前に定義されたノードの下接点のY座標)+“re2_h”+1/2דe_h”として計算する。
[ステップS311]座標算出部130は、ノードにおけるリンクの接続点を算出する。
[ステップS312]座標算出部130は、ノードが配置されるレーンの幅を再計算する。
[ステップS313]座標算出部130は、2次元配置テーブル116の参照行を示す行カウンタNの値を1増加させる。
[ステップS314]座標算出部130は、2次元配置テーブル116のN行目にデータが無くなったか否かを判定する。データが無くなった場合、座標算出処理は完了する。データが存在する場合、処理がステップS302に移される。
次にステップS400における作図処理について説明する。
図17は、作図処理の手順を示すフローチャートである。以下、図17に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS401]作図部140は、座標テーブル117のテーブル参照行を示す行カウンタNを1に初期化する。
[ステップS402]作図部140は、座標テーブル117のN行目を参照して、各ノードの座標データを取得する。
[ステップS403]作図部140は、座標データに基づいてノードを作成する。
[ステップS404]リンク制御部150は、上記ステップS403で作成されたノードの処理区分を判定する。ノードの処理区分が、if−yes処理、if−no処理、endif処理以外の場合、処理がステップS405に移される。ノードの処理区分が、if−yes処理の場合、処理がステップS406に移される。ノードの処理区分が、if−no処理の場合、処理がステップS407に移される。ノードの処理区分が、endif処理の場合、処理がステップS408に移される。
[ステップS405]作図部140は、上記ステップS403で作成したノードと直前のノードとを処理の実行順序関係を表すリンクである矢印で接続する。ここで、直前のノードとは、実行順序関係により対象のノードの直前に実行されるノードである。通常は、座標テーブル117の上から順に処理は流れるが、作図部140は、例えば、対象のノードがif−yes処理またはif−no処理である場合、直前のノードをif処理を表すノードとしたり、if−yes処理の出力とif−no処理とをリンクで接続しないなどの制御を行う。
[ステップS406]リンク制御部150は、作図対象となっているif−yes処理を表すノードに対応するif−no処理を表すノードが既に作成されており、さらにそのif−no処理を表すノードが左展開により別のレーンの処理とリンクで接続されているか否かを判定する。if−no処理が既に作成されており、左展開のリンクが接続されている場合、対象のif−yes処理を表すノードの上に“Yes”と表記して、処理がステップS408に移される。if−no処理が作成されていない、または作成されていても左展開のリンクが接続されていない場合、処理がステップS405に移される。
[ステップS407]リンク制御部150は、作図対象となっているif−no処理を表すノードに対応するif−yes処理を表すノードが既に作成されており、さらにそのif−yes処理を表すノードが右展開により別のレーンの処理とリンクで接続されているか否かを判定する。if−yes処理が作成されており、右展開のリンクが接続されている場合、対象のif−no処理を表すノードの上に“No”と表記して、処理がステップS408に移される。if−yes処理が作成されていない、または作成されていても右展開のリンクが接続されていない場合、処理がステップS405に移される。
[ステップS408]作図部140は、座標テーブル117の参照行を示す行カウンタNの値を1増加させる。
[ステップS409]作図部140は、座標テーブル117のN行目にデータが無くなったか否かを判定する。データが無くなった場合、作図処理は完了する。データが存在する場合、処理がステップS402に移される。
このように、リンク制御部150は、作図部140がノード間のリンクを作成する際、
業務処理間の実行順序関係に基づいて、if処理の分岐後のレーン内のリンクとレーンをまたがるリンクのうち、レーン内のリンクを作成しないよう作図手段12を制御して、リンクの交差を解消する。リンクを作成しない場合にも、if処理とif−no処理の間の関係は、if−no処理の上部に付与される“No”という記号により明らかである。すなわち、リンクを作成しなくてもノード間の実行順序を理解することができる。これにより、リンクの交差が解消されるため、簡潔で見やすく、業務処理の流れを容易に理解できる業務フローチャートを作成することができる。
図18は、作成された業務フローチャートを示す図である。
業務フローチャート161は、業務情報テーブル111に示した情報に基づいて作成された本の販売業務に関する業務フローチャートである。
業務フローチャート161に示されるif処理であるノード“在庫確認”からは、if−yes処理であるノード“在庫更新”とif−no処理であるノード“本の発注”とに分岐する。作図部140は、if−no処理であるノード“本の発注”には、上部に“No”という記号を付与し、if処理の分岐に対するif−no処理であることを明示する。これにより、if処理とif−no処理の間の関係は明らかであり、リンクが存在しなくてもノード間の実行順序を理解することができる。また、作図部140は、if処理の終わりを表すendifが、業務フローチャート上に配置されていればif処理の完了を表しており、そこからif処理後の処理が続くことは明らかであるため、if−yes処理やif−no処理とendifとのリンクを作成しない。このように、各ノードの実行順序関係を表すリンクを省略しても前後のノードの流れが明らかである場合には、対象のリンクを作成しないことによって、リンクの交差が解消されて、簡潔で見やすく、業務処理の流れを容易に理解できる業務フローチャートを作成することができる。
なお、業務フローチャート161の各ノードの配置を修正したい場合は、業務情報入力画面111aにて、対象のノードの情報が定義されている行を変更したい行と交換または挿入して、業務情報テーブル111に変更を反映する。また、レーンの順序を変更したい場合は、部門・担当テーブル112の部門IDを変更する。部門IDは、レーンの配置と対応しており、例えば、“顧客”のレーンと“本屋”のレーンを変更したい場合には、“顧客”の部門IDと“本屋”の部門IDを交換して、部門・担当テーブル112に変更を反映する。業務フローチャート作成装置100は、業務情報テーブル111や部門・担当テーブル112の変更を受け付けると各ノードの配置座標を再計算し、修正後の業務フローチャートを自動的に再作図する。このように、業務フローチャート161の修正を行う場合にも、対象となるテーブルのデータを更新するのみで容易に修正が可能である。
図19は、リンクが交差する場合の業務フローチャートの例を示す図である。
業務フローチャート162は、業務フローチャート161のif処理を含む一部分である。ただし、業務フローチャート162では、リンクの交差を許して描画された場合を例として示している。リンクの交差が存在すると、交差部分においてノード間における実行順序を即座に判断することができず、業務処理の流れを理解するのを妨げる一因となる。
図20は、リンクの交差を解消した業務フローチャートの例を示す図である。
業務フローチャート163は、業務フローチャート161のif処理を含む一部分である。業務フローチャート163は、リンク制御部150によって、作図部140がノード間のリンクを作成する際に、業務処理間の実行順序関係に基づいて、if処理の分岐後のレーン内のリンクとレーンをまたがるリンクのうち、レーン内のリンクを作成しないよう作図手段12が制御されて、リンクの交差が解消された結果を表す例である。
このようにすることで、簡潔で見やすく、業務処理の流れを容易に理解できる業務フローチャートを作成することができる。
なお、以上の説明では、if処理に対応するif−yes、if−noとして、業務情報テーブル111における“処理”を例示したが、if−yesやif−noは、“処理”に限らず、“入力”や“出力”であってもよい。
さらに、以上の説明では、条件分岐としてif処理のみを示して説明したが、条件分岐にcase処理を用いる場合も考えられる。以下に、case処理を用いた場合の業務フローチャートの作図に関して説明する。
図21は、case処理の場合の2次元配置テーブルのデータ構造例を示す図である。
2次元配置テーブル(case処理)118は、行および列の構造については、2次元配置テーブル116と同一であるため、説明を省略する。2次元配置テーブル(case処理)118には、レーンとして“列1(W1)”が設定されている。そして、“列1(W1)”のレーンに対して、case処理が行“1”〜“7”に設定されている。
図22は、case処理の場合の各ノードの実行順序関係を示す模式図である。
2次元配置(case処理)118aは、2次元配置テーブル(case処理)118に基づく各ノードの実行順序関係を表す。2次元配置(case処理)118aには、行1列1にcase処理の1つ目の分岐として“P11”が配置され、“P11”に続く処理として“P12”が接続される。また、行3列1にcase処理の2つ目の分岐として“P13”が配置され、“P13”に続く処理として、“P14”が接続される。さらに、行5列1にcase処理の3つ目の分岐として“P15”が配置され、“P15”に続く処理として、“P16”が接続される。そして、行7列1にcase処理の完了を表すendcase“P17”が配置される。
図23は、case処理の場合の業務フローチャートを示す図である。
業務フローチャート164は、2次元配置テーブル(case処理)118に基づいて作図部140が作図した業務フローチャートである。“P11”、“P13”、“P15”に示すcase処理は、それぞれがcase処理の各条件を表していることは明らかであるので、作図部140は、各case処理に続く処理とのリンクを作成するのみで、“P11”、“P13”、“P15”の間のリンクは作成しない。また、作図部140は、“P17”のようなendcaseには、業務フローチャート上に配置されていれば、上記のcase処理の完了を表しており、そこからcase処理後の処理が続くことは明らかであるので、上記のcase処理とのリンクは作成しない。
このように、case処理に関しても、業務フローチャート上のノードを参照すれば処理の関係が明らかであるため、作図部140は、case処理を表すノードとendcaseを表すノードとの間のリンクを作成しない。これによって、簡潔で見やすく、業務処理の流れを容易に理解できる業務フローチャートを作成することができる。
以上、本発明の業務フローチャート作成プログラムおよび業務フローチャート作成装置を図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。また、本発明は前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、コンピュータが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto - Optical disk)などがある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム若しくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
実施の形態に適用される発明の概念図である。 業務フローチャート作成装置のハードウェア構成を示す図である。 業務フローチャート作成装置の機能を示すブロック図である。 業務情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 部門・担当テーブルのデータ構造例を示す図である。 業務テーブルのデータ構造例を示す図である。 記号サイズテーブルのデータ構造例を示す図である。 レーンサイズテーブルのデータ構造例を示す図である。 記号およびレーンの各部の寸法を表す模式図である。 2次元配置テーブルのデータ構造例を示す図である。 各ノードの実行順序関係を示す模式図である。 座標テーブルのデータ構造例を示す図である。 座標テーブルのデータ構造例を示す図である。 業務フローチャート作成の手順を示すフローチャートである。 2次元配置処理の手順を示すフローチャートである。 座標算出処理の手順を示すフローチャートである。 作図処理の手順を示すフローチャートである。 作成された業務フローチャートを示す図である。 リンクが交差する場合の業務フローチャートの例を示す図である。 リンクの交差を解消した業務フローチャートの例を示す図である。 case処理の場合の2次元配置テーブルのデータ構造例を示す図である。 case処理の場合の各ノードの実行順序関係を示す模式図である。 case処理の場合の業務フローチャートを示す図である。
符号の説明
10 コンピュータ
11 業務情報記憶手段
12 作図手段
13 リンク制御手段
21 業務フローチャート

Claims (3)

  1. 業務フローを可視化した業務フローチャートを自動的に作成する業務フローチャート作成プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記業務フローを構成する複数の業務処理と各業務処理を実行する業務組織と前記業務処理間の実行順序関係とを定義した業務情報を記憶する業務情報記憶手段、
    前記業務情報記憶手段から前記業務情報を読み出し、前記業務組織を表すレーンを作成し、前記実行順序関係に従って前記業務処理を表すノードを作成して当該業務処理を実行する業務組織に対応するレーン内に配置し、前記実行順序関係を表す前記ノード間を接続するリンクを作成する作図手段、
    前記作図手段が前記リンクを作成する際、第1のレーン内に第1のノードと第2のノードと第3のノードとが配置され第2のレーン内に第4のノードが配置され、レーン方向に対して前記第2のノードが前記第1のノードの後ろかつ前記第3のノードの前に配置され、レーンの幅方向に対して前記第3のノードが前記第2のノードより前記第2のレーン寄りに配置される配置関係にあり、前記第1のノードが表す業務処理に続いて前記第2のノードが表す業務処理と前記第3のノードが表す業務処理とに分岐し、前記第2のノードが表す業務処理に続いて前記第4のノードが表す業務処理が実行される実行順序関係を検出すると、前記作図手段が前記第1のノードから前記第3のノードへの経路上のリンクを作成しないように制御するリンク制御手段、
    として機能させることを特徴とする業務フローチャート作成プログラム。
  2. 前記コンピュータを、更に、前記作図手段が作成した複数のレーンの隣接関係を変更する指示を受け付ける操作受付手段として機能させ、
    前記リンク制御手段は、前記操作受付手段が前記隣接関係を変更する指示を受け付けると、変更された後のノードの配置関係に基づいてリンクの作成の有無を再判断する、
    ことを特徴とする請求項1記載の業務フローチャート作成プログラム。
  3. 業務フローを可視化した業務フローチャートを自動的に作成する業務フローチャート作成装置において、
    前記業務フローを構成する複数の業務処理と各業務処理を実行する業務組織と前記業務処理間の実行順序関係とを定義した業務情報を記憶する業務情報記憶手段と、
    前記業務情報記憶手段から前記業務情報を読み出し、前記業務組織を表すレーンを作成し、前記実行順序関係に従って前記業務処理を表すノードを作成して当該業務処理を実行する業務組織に対応するレーン内に配置し、前記実行順序関係を表す前記ノード間を接続するリンクを作成する作図手段と、
    前記作図手段が前記リンクを作成する際、第1のレーン内に第1のノードと第2のノードと第3のノードとが配置され第2のレーン内に第4のノードが配置され、レーン方向に対して前記第2のノードが前記第1のノードの後ろかつ前記第3のノードの前に配置され、レーンの幅方向に対して前記第3のノードが前記第2のノードより前記第2のレーン寄りに配置される配置関係にあり、前記第1のノードが表す業務処理に続いて前記第2のノードが表す業務処理と前記第3のノードが表す業務処理とに分岐し、前記第2のノードが表す業務処理に続いて前記第4のノードが表す業務処理が実行される実行順序関係を検出すると、前記作図手段が前記第1のノードから前記第3のノードへの経路上のリンクを作成しないように制御するリンク制御手段と、
    を有することを特徴とする業務フローチャート作成装置。
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