JP2009108541A - ドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアパネルの振動を抑えるための振止構造を一体化したラッチ装置にて、ドアパネルに発生する開閉方向と交差する方向の振動を受ける際の耐久性をより向上させる。
【解決手段】ストライカ44は、機体側のフレームに固定される取付ブラケット45を備えている。取付ブラケット45は、ブラケット底板部45aとその両側に設けた1対のブラケット側板部45bとにより凹形断面に形成した上下方向に長尺な部材である。左右のブラケット側板部45bの中央部には、台形状に形成した1対の凸部45cを、ラッチ機構部43に向かって突出させる。取付ブラケット45の1対のブラケット側板部45bの端面から凸部45cの端面にわたって、ラッチ機構部43側にV字状に膨出形成したフック取付部46を溶接などにより固着する。このフック取付部46の先端平面部46cからフック金具48を突出させ、ラッチ機構部43と係合させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアパネルにラッチ機構部が設けられたドア装置に関する。
図13は、作業機械としての油圧ショベル10を示し、下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に設けられ、この上部旋回体12上にキャブ13、作業装置14、エンジンなどの動力装置15が搭載されている。動力装置15は、上部カバー16およびサイドドア17などにより覆われている。これらの上部カバー16およびサイドドア17は、機体側のフレームにヒンジにより開閉自在に取付けられている。これらのサイドドア17などは、基本的にはラッチ装置18により機体側のフレームに閉じ状態で固定される(例えば、特許文献1、2、3参照)。
図14に示されるようにサイドドア17には、上下振動を抑えるための振止部品19が、ラッチ装置18とは別部品として取付けられ、図14に示されるように機体側のフレームに取付けられた上下振動規制体19aと係合させることで、サイドドア17の上下振動を抑えるようにしている。
このような上下振動を抑える手段としては、2つのドアの重ね合わされた部分を同時に振れ止めするものや(例えば、特許文献1参照)、ドア側のストッパ部材を機体側のフレームのストッパ受けと嵌合させるものがある(例えば、特許文献3参照)。
図12は、本発明に係るドア装置の前提技術を示し、ヒンジ36,37により、油圧ショベルの機体側のフレーム41に対しサイドドア17のドアパネル20の一側部が開閉自在に取付けられ、このドアパネル20のヒンジ36,37とは反対側には、ラッチ装置42のラッチ機構部43が設けられ、一方、ドアパネル20の開閉にともないドアパネル20が当接される方向に対向して機体側のフレーム41よりラッチ装置42の係合体としてのストライカ44が突設され、このストライカ44に対しドアパネル20側に設けられたラッチ機構部43が開閉方向に係脱可能となっているとともに、V形の係合部構造により上下方向にも係合されて、この係合部構造により上下振動も抑制できるように構成されている。
特開2001-262618号公報(第3−4頁、図2−4) 特開2007-137183号公報(第3頁、図3−5) 特開2007-170114号公報(第5−8頁、図2−7)
図13および図14に示されるように、上下振動を抑えるための振止部品19を、ラッチ装置18とは別部品として加えることは、部品点数の増加に伴なう問題、例えば部品代などの点で効率が悪い問題がある。また、発生する振動が大きな大型機などでは、複数の振止部品19が必要となるが、その際にレイアウト上の制約を受ける問題がある。
一方、図12に示されたラッチ装置42にドアパネル20の上下振動を抑えるための振止構造を一体化した前提技術は、部品点数の減少と部品レイアウト作成の容易性とを図ることができるが、板金の曲げ加工品のみで形成されたストライカ44には、ドアパネル20に発生する上下振動を受ける際の耐久性を向上させる余地がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ラッチ装置にドアパネルの振動を抑えるための振止構造を一体化したものにおいて、ドアパネルに発生する開閉方向と交差する方向の振動を受ける際の耐久性をより向上させることを目的とする。
請求項1に記載された発明は、フレームに対し開閉自在に取付けられたドアパネルと、フレームよりドアパネルの開閉部側に突設された係合体と、ドアパネルに設けられ、係合体と係合してドアパネルの閉状態を保つ係合解除可能なラッチ機構部とを具備し、係合体は、フレームからドアパネルの開閉方向に突出された1対の凸部を有する取付ブラケットと、この取付ブラケットの1対の凸部間に固着されてドアパネルの開閉方向と交差する方向の動きを規制するフック取付部と、このフック取付部からラッチ機構部側に突出されラッチ機構部と係合可能なフック金具とを具備したドア装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のドア装置において、取付ブラケットの1対の凸部とフック取付部との溶接付けによりボックス構造体が形成され、フック金具は、このボックス構造体に一体化されたものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載のドア装置におけるフック取付部が、ラッチ機構部側に膨出形成された複数の振止斜面部を備え、ラッチ機構部は、係合体のフック金具と嵌合するラッチ溝部が切込み形成された機構本体部と、機構本体部のラッチ溝部の開口側に一体形成されフック取付部の複数の振止斜面部と密着して機構本体部の開閉方向と交差する方向の振動を抑える複数の振止規制部とを備えたものである。
請求項1に記載された発明によれば、ドアパネルのラッチ機構部と係合する係合体は、フレームからドアパネルの開閉方向に突出された1対の凸部を有する取付ブラケットと、この取付ブラケットの1対の凸部間に固着されてドアパネルの開閉方向と交差する方向の動きを規制するフック取付部と、このフック取付部からラッチ機構部側に突出されラッチ機構部と係合可能なフック金具とを具備したので、ドアパネルに発生する開閉方向と交差する方向の振動を受ける係合体の耐久性を、1対の凸部と、これらの凸部間に固着されたフック取付部とによって、より向上させることができる。
請求項2に記載された発明によれば、取付ブラケットの1対の凸部とフック取付部との溶接付けにより形成されたボックス構造体は、耐久性に優れ、ラッチ機構部から作用する振動や力を受け続けても、変形や破損をすることなく、ドアパネルの動きを確実に規制できるとともに、このボックス構造体に一体化されたフック金具に対する支持強度も向上できる。
請求項3に記載された発明によれば、係合体のフック取付部は複数の振止斜面部を備え、ラッチ機構部は、係合体のフック金具と嵌合するラッチ溝部が切込み形成された機構本体部と、この機構本体部のラッチ溝部の開口側に一体形成されフック取付部の複数の振止斜面部と密着して機構本体部の振動を抑える複数の振止規制部とを備えたので、係合体およびラッチ機構部にドアパネルの振動を抑えるための振止部品をコンパクトに一体化できる。
以下、本発明を、図1乃至図11に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
図11は、作業機械としての油圧ショベル10を示し、下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に設けられ、この上部旋回体12上にキャブ13、作業装置14、エンジンなどの動力装置15が搭載されている。動力装置15は、上部カバー16およびサイドドア17などにより覆われている。
図6乃至図8は、サイドドア17のドアパネル20を示し、このドアパネル20は、外側板21と、この外側板21より薄い板金を凹凸状にプレス成形して外側板21の内側面に凹部を固定するとともに凸部と外側板21との間に空間を形成する内側板23と、これらの外側板21と内側板23との間の空間に充填された発泡材24とを具備している。
図6に示されるように、外側板21には、正6角形に形成された複数の通気穴25を通気穴25各辺の結合部を介してハニカム状に集合させたハニカム状通気穴集合部26が、穴加工により複数組設けられている。
図8に示されるように、内側板23は、凹状に成形されて外側板21に接合された凹部としての接合部27,28と、これらの接合部27,28に対し膨出成形された凸部29とを具備している。
内側板23の接合部27は、外側板21のハニカム状通気穴集合部26と対応して横方向に3列形成され、これらの接合部27には、外側板21のハニカム状通気穴集合部26より大きな通気用開口部30がそれぞれ穴加工により設けられている。
すなわち、外側板21のハニカム状通気穴集合部26と、内側板23の凹部としての接合部27に開口された通気用開口部30は、1対1で対応して複数組設けられているが、内側板23の通気用開口部30は、外側板21のハニカム状通気穴集合部26よりやや大きく形成されている。
外側板21の周縁部は、内側板23の周縁部を包みこむように折返して押しつぶすようにヘミング加工したへミング加工部33を備えている。
内側板23の少なくとも周縁部は、接着剤により外側板21に接着され、この接着剤により外側板21と内側板23とを接合するとともにシールする。接着剤は、粘性と熱硬化性を有するペーストタイプ構造用接着剤が望ましい。
内側板23の一側部内には外側板21に接着された内部補強板(図に表れず)が設けられ、内側板23に開口されたヒンジ取付窓34,35を通して、内部補強板にヒンジ36,37が溶接などで取付けられている。
図5に示されるように、これらのヒンジ36,37により、油圧ショベルの機体側のフレーム41に対しサイドドア17のドアパネル20の一側部が開閉自在に取付けられている。このドアパネル20のヒンジ36,37とは反対側には、ラッチ装置42のラッチ機構部43が設けられている。一方、ドアパネル20の開閉にともないドアパネル20が当接される方向に対向して機体側のフレーム41よりラッチ装置42の係合体としてのストライカ44が突設され、このストライカ44に対しドアパネル20側に設けられたラッチ機構部43が係脱可能となっている。
図1および図2に示されるように、ストライカ44は、機体側のフレーム41に固定される取付ブラケット45を備えている。この取付ブラケット45は、ブラケット底板部45aとその両側に設けられた1対のブラケット側板部45bとにより凹形断面に形成された上下方向に長尺な部材であって、左右のブラケット側板部45bの中央部には、台形状に形成された1対の凸部45cが、ラッチ機構部43に向かって突出されている。
この取付ブラケット45の1対のブラケット側板部45bの端面から凸部45cの端面にわたって、ラッチ機構部43側にV字状に膨出形成されたフック取付部46が溶接などにより固着されている。このフック取付部46は、ドアパネル20の開閉方向と交差する方向の動きを規制するもので、取付ブラケット45のブラケット側板部45b間に溶接などで固着された基部46aに対し、ラッチ機構部43側に膨出形成された複数の振止斜面部46bと、これらの振止斜面部46b間の先端部間に形成された先端平面部46cが、左右1対の凸部45c間に溶接などで固着されている。
取付ブラケット45の1対の凸部45cと、フック取付部46の振止斜面部46bおよび先端平面部46cとの溶接付けにより、ボックス構造体47が形成され、このボックス構造体47にフック金具48が一体化されている。
すなわち、取付ブラケット45は、フック取付部46の先端平面部46cからラッチ機構部43側にフック金具48が突出されて、ラッチ機構部43と係合可能となっている。このフック金具48は、ラッチ機構部43に挿入される丸形断面部材によりコ字形に成形されたものである。
このストライカ44の各取付ブラケット45には、図4に示されるように上下方向に細長く形成された長穴49がそれぞれ設けられ、これらの長穴49に図9および図10に示されるように挿入されたボルト50およびこのボルト50と螺合するナット50aにより、ストライカ44が機体側のフレーム41に取付けられる。その際に、長穴49の範囲内でストライカ44の上下方向位置を調整できる。
図1乃至図3に示されるように、ラッチ機構部43は、ドアパネル20に取付けられる取付板51に機構本体部52を構成する一対の本体プレート52a,52bが、それぞれボルト53およびナット54により取付けられ、この機構本体部52の本体プレート52a,52bには、ストライカ44のフック金具48と嵌合するラッチ溝部55がそれぞれU字形に切込み形成され、これらの各ラッチ溝部55の開口側に複数の振止規制部56がそれぞれV字形に一体形成されている。これらの振止規制部56は、ラッチ溝部55の開口側に位置する本体プレート52a,52bの一部を外側へ折曲して形成する。
ストライカ44の複数の振止斜面部46bおよびラッチ機構部43の複数の振止規制部56は、それぞれ上下に配置され、上下の振止規制部56は、ストライカ44の上下の振止斜面部46bと密着して機構本体部52の上下方向の振動を抑える。
取付板51には、図3に示されるように操作板収納部57が設けられ、この操作板収納部57の内部には、図1に示されるように係合解除用の操作板58が軸59により回動可能に取付けられている。
図3に示されるように、ラッチ機構部43は、機構本体部52の1対の本体プレート52a,52bの一側部間に回動自在に軸支されたラッチプレート61と、1対の本体プレート52a,52bの他側部間に回動自在に軸支されたロック体62とを備えている。
ラッチプレート61は、ストライカ44のフック金具48が図2に示されるようにラッチ溝部55に挿入されるときにこのフック金具48を受入れる受入溝63を有し、この受入溝63がラッチ溝部55の開口側に開放される角度にスプリング64で附勢され、ストッパ65で係止されているが、フック金具48の挿入動作に応じて回動することでその受入溝63を閉じることができる。
ロック体62は、ラッチプレート61の周面にスプリング66で附勢され、受入溝63を閉じた角度のラッチプレート61を係止する。このロック体62の係止は、操作板58の回動と連動する係合解除体67により解除する。係合解除体67は、隣接して設置された施錠装置68により、その係合解除動作を規制される。
このラッチ機構部43の取付板51は、リベット69によりドアパネル20に取付ける。
次に、この実施の形態の作用効果を説明する。
図5に示されるように一方のフレーム41にヒンジ36,37により開閉自在に取付けられたサイドドア17のドアパネル20が、他方のフレーム41に向かって閉じられるときは、図9に示されるように、フレーム41にボルト50およびナット50aにより取付けられたストライカ44に向かってドアパネル20のラッチ機構部43が移動し、その機構本体部52に設けられたラッチ溝部55に、図10に示されるようにストライカ44のフック金具48が挿入される。
その際、ラッチプレート61の受入溝63がストライカ44のフック金具48により押圧されて、図10に示されるように、ラッチプレート61が回転し、ストライカ44のフック金具48を拘束係止する。
このとき、ラッチ機構部43の機構本体部52に一体に設けられた上下の振止規制部56と、ストライカ44に一体に設けられた上下の振止斜面部46bとが係合するので、サイドドア17のドアパネル20は、上下方向の振動を起こさないように規制される。
したがって、図7に示されるように薄く形成されて軽量化を図れる内側板23と、厚く形成されて外側からの衝撃に対する強度を確保できる外側板21との間に充填された発泡材24により、ドアパネル20から発生する音を減衰させて、低騒音化を図ることができるとともに、ラッチ機構部43とストライカ44との間での上下方向の振動を、上下の振止斜面部46bと上下の振止規制部56との係合により規制することでも、ドアパネル20から振動音が発生することを抑制して、低騒音化を図ることができる。
機体側のフレーム41のストライカ44およびドアパネル20のラッチ機構部43は、相互に係合してドアパネル20の開閉方向の動きを規制するが、ドアパネル20の開閉方向と交差する方向(上下方向)の動きを規制する複数の振止斜面部46bおよびこれらの振止斜面部46bと係合する複数の振止規制部56も一体に備えたので、ドアパネル20の開閉方向の動きを規制するラッチ装置42にドアパネル20の開閉方向と交差する方向の振動を抑えるための振止部品を一体化でき、部品点数の減少と部品レイアウト作成の容易性とを図ることができる。
特に、機体側のフレームのストライカ44は、取付ブラケット45からラッチ機構部43側に膨出形成された複数の振止斜面部46bと、これらの振止斜面部46b間から突出されてラッチ機構部43に挿入されるフック金具48とを備え、ドアパネル20側のラッチ機構部43は、ストライカ44のフック金具48と嵌合するラッチ溝部55が切込み形成された機構本体部52と、この機構本体部52のラッチ溝部55の開口側に一体形成されストライカ44の複数の振止斜面部46bと密着して機構本体部52の振動を抑える複数の振止規制部56とを備えたので、ラッチ装置42にドアパネル20の振動を抑えるための振止部品をコンパクトに一体化できる。
機構本体部52にU字形に切込み形成されたラッチ溝部55の開口側に振止規制部56をV字形に形成することにより、振止規制部56の案内作用でストライカ44のフック金具48を機構本体部52のラッチ溝部55へ確実に挿入できるとともに、V字形の振止規制部56によりストライカ44の振止斜面部46bを抑えることで、ドアパネル20の上下方向の振動を確実に防止できる。
このとき、ドアパネル20のラッチ機構部43と係合するストライカ44は、機体側のフレーム41からドアパネル20の開閉方向に突出された1対の凸部45cを有する取付ブラケット45と、この取付ブラケット45の1対の凸部45c間に固着されてドアパネル20の開閉方向と交差する方向の動きを規制するフック取付部46と、このフック取付部46からラッチ機構部43側に突出されラッチ機構部43と係合可能なフック金具48とを具備したので、ドアパネル20に発生する開閉方向と交差する方向の振動を受けるストライカ44の耐久性を、1対の凸部45cと、これらの凸部45c間に固着されたフック取付部46とによって、より向上させることができる。
取付ブラケット45の1対の凸部45cとフック取付部46との溶接付けにより形成されたボックス構造体47は、耐久性に優れ、ラッチ機構部43から作用する振動や力を受け続けても、変形や破損をすることなく、ドアパネル20の動きを確実に規制できるとともに、このボックス構造体47に一体化されたフック金具48に対する支持強度も向上できる。
ストライカ44のフック取付部46は複数の振止斜面部46bを備え、ラッチ機構部43は、ストライカ44のフック金具48と嵌合するラッチ溝部55が切込み形成された機構本体部52と、この機構本体部52のラッチ溝部55の開口側に一体形成されフック取付部46の複数の振止斜面部46bと密着して機構本体部52の振動を抑える複数の振止規制部56とを備えたので、ストライカ44およびラッチ機構部43にドアパネル20の振動を抑えるための振止部品をコンパクトに一体化できる。
本発明は、油圧ショベルなどの作業機械のサイドドア、リアドアなどに利用可能である。
本発明に係るドア装置に設けられたラッチ装置の一実施の形態を示す斜視図である。 同上ラッチ装置の結合状態を示す斜視図である。 同上ラッチ装置のラッチ機構部を示す斜視図である。 同上ラッチ装置の係合体としてのストライカを示す斜視図である。 同上ラッチ装置の装着状態を示す斜視図である。 同上ラッチ装置のラッチ機構部が装着されたドアパネルの外面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 同上ラッチ装置のラッチ機構部が装着されたドアパネルの内面側の斜視図である。 同上ラッチ装置の結合前の状態を示す側面図である。 同上ラッチ装置の結合後の状態を示す側面図である。 本発明に係るドア装置を備えた作業機械の平面図である。 本発明に係るドア装置の前提技術を示す斜視図である。 従来のドア装置を備えた作業機械の斜視図である。 従来のドア装置に設けられた上下振動規制手段を示す斜視図である。
符号の説明
20 ドアパネル
41 フレーム
43 ラッチ機構部
44 係合体としてのストライカ
45 取付ブラケット
45c 凸部
46 フック取付部
46b 振止斜面部
47 ボックス構造体
48 フック金具
52 機構本体部
55 ラッチ溝部
56 振止規制部

Claims (3)

  1. フレームに対し開閉自在に取付けられたドアパネルと、
    フレームよりドアパネルの開閉部側に突設された係合体と、
    ドアパネルに設けられ、係合体と係合してドアパネルの閉状態を保つ係合解除可能なラッチ機構部とを具備し、
    係合体は、
    フレームからドアパネルの開閉方向に突出された1対の凸部を有する取付ブラケットと、
    この取付ブラケットの1対の凸部間に固着されてドアパネルの開閉方向と交差する方向の動きを規制するフック取付部と、
    このフック取付部からラッチ機構部側に突出されラッチ機構部と係合可能なフック金具と
    を具備したことを特徴とするドア装置。
  2. 取付ブラケットの1対の凸部とフック取付部との溶接付けによりボックス構造体が形成され、
    フック金具は、このボックス構造体に一体化された
    ことを特徴とする請求項1記載のドア装置。
  3. フック取付部は、
    ラッチ機構部側に膨出形成された複数の振止斜面部を備え、
    ラッチ機構部は、
    係合体のフック金具と嵌合するラッチ溝部が切込み形成された機構本体部と、
    機構本体部のラッチ溝部の開口側に一体形成されフック取付部の複数の振止斜面部と密着して機構本体部の開閉方向と交差する方向の振動を抑える複数の振止規制部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のドア装置。
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