JP2009107659A - シート状物品収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートを容易に取り出せ、製造が簡易なシート状物品収納容器を提供する。
【解決手段】積層された複数のシート状物品300を内部に収納する容器であって、板状体100の2つの片101、105が重ね合わせ部を形成して固定され、下側片105のうち、板状体を折り曲げた角部に対向する第1端縁から角部へ向かって延びる第1切込み線と、第1端縁のうち、第1切込み線に至る部分に形成され角部へ向かって凹む2つの第1湾曲縁と、下側片のうち第1端縁より内側に形成され第1湾曲縁とほぼ平行でかつ第1切込み線に至る湾曲した2つの第2切込み線とを備え、第1切込み線、第1湾曲部、及び第2切込み線によって2つのフラップ10、11が画成され、フラップは第1切込み線側を自由端として回動可能であり、上側片101を開封して開口210が形成され、開口から突出したシート状物品がフラップの間に係止可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、家庭用、産業用又は業務用で使用されるペーパーナプキン、ティッシュペーパー等のシート状物品の収納容器に関する。
紙や不織布等をシート状にした掃除用ワイパーやタオルを積層し、取出し易いように収容した容器が種々知られている。このような容器としては、容器の開口にプラスチックフィルム製のスリットを設けてティッシュペーパーを取出すティッシュボックスがある。
又、プラスチックフィルムを用いず、紙製の取出口舌片を設けたティッシュペーパー収納容器が開示されている(特許文献1参照)。一方、ティッシュのように折り畳まずフラットな吸収性ペーパシートの容器が開示されている(特許文献2参照)。さらに、使用しない時に、次回使用するシートの汚れ付着を防止する蓋を設け、蓋を閉じた時に次シートに伴って移動する中台紙を有する収納箱が開示されている(特許文献3参照)。この中台紙はシートを取出す開口部を有し、箱に固定されていないため、蓋を閉じた時に次シートが開口部の下に脱落することを防止する。
特開平8-244863号公報 特開平8-53170号公報 特開2002-179163号公報
しかしながら、従来の容器の場合、取出し口が単なる開口やスリットであるため、シートが軽量でポップアップ式のティッシュペーパーであればスリットから次ティッシュが飛び出した状態で形状を保持するが、比較的厚く大型の吸収性シート等の場合、次シートを取出し易い位置に保持することが難しい。例えば、特許文献2記載の技術の場合、単に長尺の開口が形成されているだけであるので、取出し時にシートが容器内に落ち込み、その都度、容器内に手をいれて引き出す手間を要することが想定される。又、特許文献3記載の技術の場合、中台紙はシートを取出す開口部を有するが、中台紙を容器本体と別体で作成する必要があり、コストアップとなる。
さらに、シートが折り畳まれたままの状態で取出されるのでなく、使用に便利なように広がった状態で次シートを取出すことができれば、使用の度にシートを広げる手間が不要で都合がよいが、このような技術は開発されていない。
又、衛生面を重視する場合には、容器内への埃等の混入や取出し口から突出した次シートへの汚れ等を防ぐため蓋を設けることが好ましいが、突出し次シートに干渉して蓋の閉鎖が不十分となることがある。特に、ティッシュペーパーに比較して厚く大型の吸収性シート等の場合にこの問題が顕著になる。
すなわち、本発明は、シートを容易に取り出せるとともに製造が簡易なシート状物品収納容器の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のシート状物品収納容器は、板状体を折り曲げて箱状に組立ててなり、積層された複数のシート状物品を内部に収納する容器であって、前記板状体の2つの片が重ね合わせ部を形成して固定され、前記重ね合わせ部の下側片のうち、前記板状体を折り曲げた角部に対向する第1端縁から前記角部へ向かって延びる第1切込み線と、前記第1端縁のうち、前記第1切込み線に至る部分に形成され前記角部へ向かって凹む2つの第1湾曲縁と、前記下側片のうち前記第1端縁より内側に形成され、前記第1湾曲縁とほぼ平行でかつ前記第1切込み線に至る湾曲した2つの第2切込み線とを備え、前記第1切込み線、前記第1湾曲部、及び前記第2切込み線によって2つのフラップが画成され、該フラップは前記第1切込み線側を自由端として回動可能であり、前記重ね合わせ部のうち上側片を開封することにより、前記シート状物品を取出す開口が形成され、前記開口から突出した前記シート状物品が前記フラップの間に係止可能である。
このような構成とすると、開口付近に形成された1対のフラップにより、次シートを取出し易い位置に保持することができる。又、各フラップ間に保持された次シートを取出す際、シートがフラップ間を通過することにより、使用に便利なように広がった状態となるので、使用の度にシートを広げる手間が不要となり、拭き取り等の作業がしやすくなる。
そして、各フラップの前縁部分が第1湾曲部で湾曲し、各フラップの合わさる部分が第1切込み線に向かって最も凹んでいるため、シートを第1切込み線(保持位置)に誘導しやすい。また、各フラップの後縁部分となる第2切込み線が第1湾曲部に平行であるため、フラップの幅が一定となり、フラップの撓みが均一になる。その結果、フラップがシートを確実に保持すると共に、シートのスムーズな取出しが可能となり、シートへのダメージも少ない。
さらに、各フラップは容器本体を構成する下側片に形成されているので、フラップを容器本体と別体で作成する必要がなく、生産が容易でコストを低減できる。又、容器をリサイクルする際も容器本体と一体で回収できる。
前記前記上側片は、前記開口及び前記下側片を覆って開閉可能な蓋をなすことができる。
このような構成とすると、容器内への埃等の混入や取出し口から突出した次シートへの汚れ等を防ぐことができる
前記開口は、前記下側片が配置された面及び該面の隣接面に連通して形成されていることが好ましい。
このような構成とすると、開口が大きく、初回のシート状物品の取出しや、容器の中身の確認に都合がよく、一度に数枚のシート状物品を取出す場合にも便利である。
前記角部のうち、前記第1切込み線の延長線との交点から角部終端までの長さをWとし、前記角部に平行でかつ前記第2切込み線のうち前記第1端縁に最も近い部分を通る直線が前記第1端縁に隣接する前記下側片の第2端縁と交わる点を第2交点とし、前記直線が前記第1切込み線及び前記第2交点と交わる部分の長さをFaとしたとき、0.4W<F≦Wを満たし、前記角部から該角部に対向する角部までの距離をDとし、前記角部から前記第1端縁までの距離をFbとしたとき、0.2D≦F≦Dを満たし、前記第1切込み線の長さをFcとしたとき、0.1D≦F≦0.5Dを満たすことが好ましい。
この発明によれば、シートを容易に取り出せるとともに製造が簡易なシート状物品収納容器が得られる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシート状物品収納容器の斜視図を示す。シート状物品収納容器200は、1枚の板紙を折り曲げて概ね箱状に組立ててなり、矩形状の天面101、前面(長側面)102、短側面108を備えている。又、天面101からこれに隣接する長側面102に連通してミシン目109aが形成され、ミシン目109aで囲まれた領域が切り開かれて蓋109となる。蓋109は、ミシン目109aが形成されていない折線109bを軸に開閉可能になっている。
図2は、図1のミシン目109aを切り開いて蓋109を開いた状態を示す。蓋109を開いた部分には、収納されたシート状物品300を取出す開口210が形成され、開口210は天面101及びこれに隣接する長側面102に連通している。蓋109は、開口210及び後述する下側片105を覆っている。又、下側片105の一部はシート状物品300を係止可能な1対のフラップ10,11を形成している。なお、下側片105の面方向は、シート状物品300の面方向に平行である。
開口210の大きさは、後述するフラップの作用を妨げない範囲で任意に設定することができる。さらに、蓋109の先端に、開封がしやすい様に凸部(摘み部)109cを設けることが好ましい。なお、図2に示すように、開口210を天面101と長側面102にまたがって大きく設けると、初回のシート状物品の取出しや、容器の中身の確認に都合がよく、一度に数枚のシート状物品を取出す場合にも便利である。
図3は、シート状物品収納容器200に収納されるシート状物品(の積層体)300を示す(図3(a))。この実施形態では、2つ折りされた個々のシート状物品が積層され、上側のシート300aから1枚ずつシート状物品を上方に取出す(引上げる)ようになっている(図3(b))。
又、この実施形態では、2つ折りされたシート状物品の上側が短くなるよう、ずらして折られているため、シート端が摘み易くなっている。
個々のシート状物品は3つ以上に折られていてもよく、又、折られずにフラットな状態であってもよい。又、シート状物品としては、特に限定されないが、例えばペーパーナプキン、ティッシュペーパー、紙タオル、掃除用シート等を用いることができる。
なお、各シート状物品を交互に折り込んでポップアップ可能にしたものは本発明では用いない。
図4は、シート状物品収納容器200を組立てるための板紙(板状体)100の展開図を示す。板紙100は所定形状に切り抜かれ、天面101の上下端縁にそれぞれ短側面106、108が連設し、天面101の左端縁に長側面102が連設し、天面101の右端縁には他の面が連設していない。短側面106、108は天面101以外の面と連設されない自由端となっている。又、天面101から長側面102につながってミシン目109aが形成されている。
又、長側面102の左端縁に底面103が連設し、底面103の左端縁に長側面104が連設し、長側面104の左端縁に下側片105が連設している。下側片105は長側面104以外の面と連設されない自由端となっていて、長側面104との接続部分を90度折り曲げることで、容器の角部120を構成する。
さらに、長側面102、底面103、長側面104の上端縁にそれぞれ片102a〜104aが連設し、長側面102、底面103、長側面104の下端縁にそれぞれ片102b〜104bが連設している。片102a〜104a及び片102b〜104bは、それぞれ長側面102、底面103、長側面104以外の面と接続されない自由端となっている。
そして、天面101、長側面102、底面103、長側面104、下側片105の各面の接続部分をそれぞれ90度折り曲げる。この際、天面101の先端部と下側片105とが天面101を上にして重ね合わせられ、重ね合わせ部を糊付け固定することで、容器の胴部が形成される。
さらに、片102a〜104aを接続部分でそれぞれ90度折り曲げて重ね合わせ、その上に短側面106を重ね合わせ、糊付け固定することで、容器の一方の短側面が形成される。そいて、適宜シート状物品を容器内に収納した後、片102b〜104bを接続部分でそれぞれ90度折り曲げて重ね合わせ、その上に短側面108を重ね合わせ、糊付け固定することで、容器の他の短側面が形成され、直方体(箱)状の容器が組み立てられる。
なお、板状体100は特に限定されず、紙の他、例えば可撓性のプラスチック板等を用いることができる。
図5は、下側片105近傍の構成を示す部分拡大図である。下側片105は角部120側を底辺とし、角部120に対向する下側片105の先端(上辺)が第1端縁4を形成する等脚台形状をなし、第1端縁4に隣接する辺(第2端縁)30、31の長さが等しい。下側片105は、角部120側が固定された自由端をなし、第1端縁4の中央から角部120に向かい、第1端縁4と垂直に第1切込み線2が延びている。又、第1端縁4のうち、終端部4eから第1切込み線2に至る部分の長さの約1/2までの部分は角部120に水平であるが、それより第1切込み線2寄りの部分は角部120へ向かって凹む第1湾曲縁4c1、4c2を形成する。そして、第1切込み線2によって分けられた2つの第1湾曲縁4c1、4c2は第1切込み線2の始点2sで接し、第1切込み線2の始点2sで第1端縁4が角部120へ向かって最も凹んでいる。
下側片105のうち第1端縁4より内側には、それぞれ第1湾曲縁4c1、4c2とほぼ平行でかつ第1切込み線2に至る湾曲した第2切込み線6c1、6c2がそれぞれ形成されている。第2切込み線6c1、6c2はより詳しくは、第1切込み線2から角部120に平行な方向に外側へ向かってそれぞれ第1湾曲縁4c1、4c2とほぼ平行に切込まれ、第1端縁4に最も接近した凸部6L1、6L2に至った後、凸部6L1、6L2から第1端縁4と離間するように湾曲して切込まれ、終端6e1、6e2に至る。
第2切込み線6c1、6c2は第1切込み線2の終点2eで接し、第1切込み線2はその始点2sから終点2eまで切込まれている。
第1切込み線2、第1湾曲部4c1、及び第2切込み線6c1によって左フラップ10が画成され、同様に第1切込み線2、第1湾曲部4c2、及び第2切込み線6c2によって右フラップ11が画成される。各フラップ10、11は第1切込み線2側を自由端として回動可能である。
そして、天面101と下側片105との重ね合わせ部のうち上側片となる天面101をミシン目109aで開封することにより、下側片105の第1端縁4と、角部120に対向する角部130との間に、シート状物品を取出す開口210が形成される。使用時には、開口210からシート状物品を取出し、開口210から突出した次のシート状物品をフラップ10、11の間(第1切込み線2内)に係止することができる。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係るシート状物品収納容器においては、開口210付近に1対のフラップが形成されているので、次シートを取出し易い位置に保持することができる。特に、比較的厚く大型の吸収性シート等の場合にフラップが有効となる。
又、各フラップ間に保持された次シートを取出す際、シートがフラップ間を通過することにより、使用に便利なように広がった状態となるので、使用の度にシートを広げる手間が不要となり、拭き取り等の作業がしやすくなる。
そして、各フラップの前縁部分が第1湾曲部で湾曲し、各フラップの合わさる部分が第1切込み線2へ向かって最も凹んでいるため、シートを第1切込み線2(保持位置)に誘導しやすい。また、各フラップの後縁部分となる第2切込み線が第1湾曲部に平行であるため、フラップの幅が一定となり、フラップの撓みが均一になる。その結果、フラップがシートを確実に保持すると共に、シートのスムーズな取出しが可能となり、シートへのダメージも少ない。
さらに、各フラップは容器本体を構成する下側片に形成されているので、フラップを容器本体と別体で作成する必要がなく、生産が容易でコストを低減できる。又、容器をリサイクルする際も容器本体と一体で回収できる。
又、衛生面を重視する場合には、容器内への埃等の混入や取出し口から突出した次シートへの汚れ等を防ぐため蓋を設けることができるが、蓋の閉鎖時に各フラップが適度に撓んで下方に変形することで、蓋とフラップ間に空間が確保され、蓋が閉まりやすくなると共に保持したシートが落下しない。
角部120のうち、第1切込み線2の延長線との交点120pから角部終端120e1(又は120e2)までの長さをWとする(交点120pから角部の左側終端120eまでの長さをW1とし、右側終端120e2までの長さをW2とするが、便宜上、W1とW2を総称してWとする)。また、角部120に平行でかつ第2切込み線の凸部6L1、6L2を通る直線Lが第2端縁30と交わる点を第2交点30pとし、直線Lが第1切込み線2及び第2交点30pと交わる部分の長さをFaとしたとき、0.4W<F≦Wを満たすことが好ましい。
これは、0.4W≧Fであると、フラップの長さがWの40%以下と短くなるため、フラップが充分に回動したり撓むことができず、シートの保持効果が低下するからである。又、F≦Wとするのは、Fが最大とりうる長さがWであるからである。
なお、第1切込み線2が第1端縁4の中央からずれた位置に形成されている場合、第1切込み線2の延長線との交点120pから角部終端120eまでの長さは左右でそれぞれ異なるが(W1,W2)、この場合は、左右の長さFについてそれぞれ0.4W<F≦Wを満たせばよい。
又、角部120から角部120に対向する角部130までの距離をDとし、角部120から第1端縁4までの距離をFbとしたとき、0.2D≦F≦Dを満たすことが好ましい。
これは、0.2D>Fであると、フラップの幅が狭くなるため、フラップの強度が低くなって、シートの保持効果が低下するからである。又、F≦Dとするのは、Fが最大とりうる長さがDであるからである。
なお、Dは容器の天面101の短手方向の長さである。
さらに、第1切込み線2の長さをFcとしたとき、0.1D≦F≦0.5Dを満たすことが好ましい。
これは、0.1D>Fであると、フラップの幅が狭くなるため、フラップの強度が低くなって、シートの保持効果が低下するからである。又、F≦0.5Dとするのは、Fが最大とりうる長さをDとした場合、FをFの1/2以下としないと、フラップを支える部分の幅が狭くなってフラップが撓み過ぎるからである。
より好ましくは、0.8W<F≦W、0.4D≦F≦0.7D、0.2D≦F≦0.4D、とすることで、シートの保持性が良好になり、シートが引き出し易く、又、開口が大きくなって容器内部の視認性が良好となる。
図6は、各フラップ10,11に次シート300が保持された状態で、容器200の蓋109を閉じた状態を示す断面図である。蓋を下げて閉鎖すると、蓋に接触した各フラップ10,11が適度に撓んで下方に変形することがわかる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るシート状物品収納容器の斜視図を示す。シート状物品収納容器200Bは、蓋を設けないこと以外は第1の実施形態に係るシート状物品収納容器と同様の構成を有する。
シート状物品収納容器200Bは1枚の板紙を折り曲げて概ね箱状に組立ててなり、矩形状の天面101B、前面(長側面)102B、短側面108Bを備えている。又、天面101に所定のミシン目(図示しない)が形成され、ミシン目で囲まれた領域が切り開かれて開口210Bとなる。
第2の実施形態においても、各フラップ10,11間にシート300を保持することができる。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、第1湾曲縁は第1端縁に対して斜めの直線であってもよく、この場合、第1端縁と第1湾曲縁との接続部分の角を丸めてシートが引っかからないようにすることが好ましい。又、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。
本発明の第1の実施形態に係るシート状物品収納容器の斜視図である。 図1のミシン目109aを切り開いて蓋109を開いた状態を示す図である。 シート状物品収納容器に収納されるシート状物品(の積層体)300を示す図である。 シート状物品収納容器200を組立てるための板紙(板状体)100の展開図である。 下側片105近傍の構成を示す部分拡大図である。 容器200の蓋109を閉じた状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るシート状物品収納容器の斜視図である。
符号の説明
2 第1切込み線
4 第1端縁
4c1、4c2 第1湾曲縁
6c1、6c2 第2切込み線
8、8x、8y 底面壁
10、11 フラップ
100 板状体
101 (重ね合わせ部の)上側片
105 (重ね合わせ部の)下側片
109 蓋
120 板状体を折り曲げた角部
200、200B シート状物品収納容器
210、210B 開口
300 シート状物品
300a (シート状物品の)1枚のシート

Claims (4)

  1. 板状体を折り曲げて箱状に組立ててなり、積層された複数のシート状物品を内部に収納する容器であって、
    前記板状体の2つの片が重ね合わせ部を形成して固定され、
    前記重ね合わせ部の下側片のうち、前記板状体を折り曲げた角部に対向する第1端縁から前記角部へ向かって延びる第1切込み線と、
    前記第1端縁のうち、前記第1切込み線に至る部分に形成され前記角部へ向かって凹む2つの第1湾曲縁と、
    前記下側片のうち前記第1端縁より内側に形成され、前記第1湾曲縁とほぼ平行でかつ前記第1切込み線に至る湾曲した2つの第2切込み線とを備え、
    前記第1切込み線、前記第1湾曲部、及び前記第2切込み線によって2つのフラップが画成され、該フラップは前記第1切込み線側を自由端として回動可能であり、
    前記重ね合わせ部のうち上側片を開封することにより、前記シート状物品を取出す開口が形成され、前記開口から突出した前記シート状物品が前記フラップの間に係止可能であるシート状物品収納容器。
  2. 前記上側片は、前記開口及び前記下側片を覆って開閉可能な蓋をなす請求項1記載のシート状物品収納容器。
  3. 前記開口は、前記下側片が配置された面及び該面の隣接面に連通して形成されている請求項1又は2記載のシート状物品収納容器。
  4. 前記角部のうち、前記第1切込み線の延長線との交点から角部終端までの長さをWとし、前記角部に平行でかつ前記第2切込み線のうち前記第1端縁に最も近い部分を通る直線が前記第1端縁に隣接する前記下側片の第2端縁と交わる点を第2交点とし、前記直線が前記第1切込み線及び前記第2交点と交わる部分の長さをFaとしたとき、0.4W<F≦Wを満たし、
    前記角部から該角部に対向する角部までの距離をDとし、前記角部から前記第1端縁までの距離をFbとしたとき、0.2D≦F≦Dを満たし、
    前記第1切込み線の長さをFcとしたとき、0.1D≦F≦0.5Dを満たす請求項1〜3のいずれかに記載のシート状物品収納容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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