JP2009107598A - 車載用システム、車載用システムの制御方法及び制御プログラム - Google Patents

車載用システム、車載用システムの制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】エンジン停止後におけるワイパーの凍結可能性を判別し、必要に応じてドライバーにワイパーを上げるように告知する。
【解決手段】外気温センサにより前記車両の周囲の外気温を検出し、現在の日時のうち少なくとも現在の日付を日時情報として検出し、検出した外気温および日時情報に基づいて、当該車両のエンジン停止以降にワイパーが凍結して車両のウィンドガラスに固着する可能性の有無をエンジンの停止時に判別し、ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性がある場合に、その旨を告知する。
【選択図】図5

Description

本願発明は、車載用システム、車載用システムの制御方法及び制御プログラムに係り、特に車両のワイパーのウィンドへの凍結を防止するための技術に関する。
車両のフロントウィンドは、車両の駐車中に、その表面に凍結が発生することがある。そして一旦凍結するとワイパー(ワイパーブレード)の動作では除去することが困難であるため、ドライバーなどが直接除去する必要があった。
これを防止するため、従来においては、凍結が発生する前に、適切にワイパーを駆動するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−273287号公報
しかしながら、上記従来の技術は、車両を寒冷期の夜間等に野外にエンジンを停止して駐車する場合、エンジンが停止した状態でワイパーを駆動することとなり、特に寒冷地などにおいては、エンジンを停止した状態で、長時間にわたってワイパーを駆動する可能性が生じ、バッテリーが放電しきってしまう可能性がある。
これを避けるためには、ワイパーの駆動頻度を下げる必要が生じるが、この場合には、ワイパーを駆動するまでにウィンドガラス(特に、フロントウィンドガラス)に霜等が凍結状態で付着し、ワイパーも一緒に凍結されてウィンドガラスに固着してしまう可能性があった。
このように、ワイパーがウィンドガラスに固着してしまった場合には、視界不明瞭時に動作しなかったり、無理やり動作させようとしてワイパーを破損させてしまったりという不具合があった。
そこで本発明の目的は、エンジン停止後におけるワイパーの凍結可能性を判別し、必要に応じてドライバーにワイパーを上げるように告知することが可能な車載用システム、車載用システムの制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、ワイパーを有する車両に搭載される車載用システムであって、前記車両の周囲の外気温を検出する外気温検出部と、現在の日時のうち少なくとも現在の日付を日時情報として検出する日時検出部と、検出した前記外気温および前記日時情報に基づいて、当該車両のエンジン停止以降に前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性の有無を前記エンジンの停止時に判別する凍結可能性判別部と、前記判別により前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性がある場合に、その旨を告知する告知部と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、外気温検出部は、車両の周囲の外気温を検出し、日時検出部は、現在の日時のうち少なくとも現在の日付を日時情報として検出する。
これにより凍結可能性判別部は、外気温および日時情報に基づいて、当該車両のエンジン停止以降にワイパーが凍結して車両のウィンドガラスに固着する可能性の有無をエンジンの停止時に判別する。
告知部は、凍結可能性判別部の判別によりワイパーが凍結して車両のウィンドガラスに固着する可能性がある場合に、その旨を告知する。
ここで、エンジンの停止時とは、実際にエンジンが停止したと判断される場合の他、車両のキーが操作されて車載オーディオ機器などの車載の付属機器へバッテリーから電源を供給するアクセサリスイッチ(ACCスイッチ)がオフ状態になり、エンジン停止状態で運転者が降車し、車両がエンジン停止状態で駐車状態に移行すると判断される状況を含むものとする。
したがって、ユーザは、ワイパーが凍結して車両のウィンドガラスに固着する可能性がある場合には、告知に基づいてワイパーを上げることができ、固着を未然に防止することができる。
この場合において、日付毎あるいは所定の季節毎に前記外気温の変化パターンを記憶する変化パターン記憶部を備え、前記凍結可能性判別部は、前記変化パターンに基づいて以降の温度変化を予測して前記可能性の有無を判別するようにしてもよい。
また、当該車両の現在位置を検出する現在位置検出部を備え、前記凍結可能性判別部は、検出した前記現在位置、前記外気温および前記日時に基づいて、前記可能性の有無を判別するようにしてもよい。
また、前記凍結可能性判別部は、予め前記判別を行う時期を予め記憶する判別時期記憶部を有し、前記現在の日時が、前記時期に属している場合に、前記判別を行うようにしてもよい。
また、前記凍結可能性判別部は、凍結基準温度を予め記憶する凍結基準温度記憶部を有し、前記予測した温度変化が前記凍結基準温度を下回った場合に、前記凍結の可能性が有ると判別するようにしてもよい。
また、ワイパーを有する車両に搭載されるとともに、当該車両の周囲の外気温を検出する外気温センサを有する車載用システムの制御方法であって、前記外気温センサにより前記車両の周囲の外気温を検出する外気温検出過程と、現在の日時のうち少なくとも現在の日付を日時情報として検出する日時検出過程と、検出した前記外気温および前記日時情報に基づいて、当該車両のエンジン停止以降に前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性の有無を前記エンジンの停止時に判別する凍結可能性判別過程と、前記判別により前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性がある場合に、その旨を告知する告知過程と、を備えたことを特徴としている。
また、ワイパーを有する車両に搭載されるとともに、当該車両の周囲の外気温を検出する外気温センサを有する車載用システムをコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、前記外気温センサにより前記車両の周囲の外気温を検出させ、現在の日時のうち少なくとも現在の日付を日時情報として検出させ、前記外気温および前記日時情報に基づいて、当該車両のエンジン停止以降に前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性の有無を前記エンジンの停止時に判別させ、前記判別により前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性がある場合に、その旨を告知させる、ことを特徴としている。
本発明によれば、ワイパーが凍結によりウィンドに固着するのを未然に防止することが可能となる。
次に本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
[1]第1実施形態
図1は、実施形態の車載用システムが搭載される車両の外観斜視図である。
車両1は、フロントウィンド2を備えており、このフロントウィンド2の下部近傍には、ワイパー3が収納されている。
フロントウィンド2の前方の車体ボディ4上には、気温センサ5が配置されている。
さらに車両1内には、車載用システム10が配置されている。
図2は、車載用システムの概要構成ブロック図である。
車載用システム10は、大別すると、本体部20と、表示操作部40と、を備えている。
本体部20は、車載用システム10全体を制御するためのメインCPU21と、SRAM、SDRAM、フラッシュROMなどを有し、各種データあるいは各種制御プログラムを記憶するメモリ部22と、表示操作部40における表示制御を行うための表示制御部23と、各種インタフェース部を有するCPU周辺回路部24と、CD、DVD、ハードディスクなどを駆動するディスクドライブ部25と、車両の進行方位を検出する方位検出部26と、GPS電波、ビーコン等の測位用電波を受信する受信装置(レシーバ等)により、あるいは、自立測位装置により自己の車両位置を検出する車両位置検出部27と、案内音声を合成する音声合成部28と、合成された案内音声を増幅しスピーカSPより音響出力するアンプ部29と、車速(パルス)信号、バック信号などの車両情報信号が入力される車両インタフェース(I/F)部30と、アンテナATを介してFM多重信号あるいはビーコンなどのVICS情報を取り込むVICS放送受信部31と、を備えている。
この場合において、CPU周辺回路部24は、計時部24Aを備えており、この計時部24Aは、現在日時(日付および時刻)を検出して、メインCPU21から要求が有った場合に、現在日時データを通知することとなる。
表示操作部40は、ビデオ信号を処理するビデオ信号処理部41と、ビデオ信号処理部41により処理されたビデオ信号に基づいて表示を行う液晶ディスプレイなどの表示部42と、ユーザが各種操作を行うためのキースイッチなどが設けられた操作部43と、図示しないリモートコントローラからのリモートコントロール信号を受信するリモコン受光部44と、を備えている。
次に実施形態の動作に先立ち、メモリ部22に格納している外気温の変化パターンについて説明する。
図3は、所定の地域に対応した日付毎の外気温変化パターンデータに基づいて一日の外気温変化を模式的に示した図である。
図3に対応する外気温変化パターンデータは、車両の停車位置に対応する所定の地域ごと、かつ、日付毎に平均的な外気温変化パターンを格納しているものであり、メモリ部22あるいはディスクドライブ部25の所定領域に予め格納されている。
これにより、メインCPU21は、エンジンが切られると、この外気温変化パターンデータを読み出して、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着されてしまう可能性の有無を判断している。
図3に示すように、この日は、午前3時頃から午前6時頃までは、外気温が0℃前後となっているのがわかる。
したがって、この日の前日にユーザが車両1のエンジンを切って停車した場合には、ワイパー3が停車後に凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性があるとメインCPU21は判断することとなる。
図4は、所定の地域に対応した年間の平均最低気温に対応する外気温変化パターンデータに基づいて年間の外気温(平均最低気温)変化を模式的に示した図である。
図4に対応する外気温変化パターンデータは、車両の停車位置に対応する所定の地域ごとに年間の平均最低気温の変化パターンを格納しているものであり、上述の日付毎の外気温変化パターンデータと同様に、メモリ部22あるいはディスクドライブ部25の所定領域に予め格納されている。
図4に示すように、当該所定の地域においては、12月の初旬から3月中旬頃までは、外気温としての平均最低気温が0℃前後となっているのがわかる。
したがって、この期間中にユーザが車両1のエンジンを切って停車した場合には、ワイパー3が停車後に凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性があるとメインCPU21は判断することとなる。
次に上記外気温変化パターンに基づいてユーザにワイパーが凍結により固着してしまう旨を告知する場合の実施形態の動作について説明する。
図5は、第1実施形態の凍結予防告知処理の処理フローチャートである。
この場合において、車両1のエンジンは動作中であるものとし、外気温変化パターンデータはメモリ部22に格納されているものとする。
まずメインCPU21は、車両インタフェース部30およびCPU周辺回路部24を介して、車両1のエンジンが停止されたか否かを判別する(ステップS11)。
ステップS11の判別において、メインCPU21は、未だ車両1のエンジンが停止されていない場合には(ステップS11;No)、待機状態となる。
ステップS11の判別において、車両1のエンジンが停止された場合には(ステップS11;Yes)、メインCPU21は、CPU周辺回路部24の計時部24Aから日付データおよび時刻データを取り込む(ステップS12)。
次にメインCPU21は、気温センサ5からCPU周辺回路部24を介して車両周囲の外気温に対応する外気温データを取り込む(ステップS13)。
次にメインCPU21は、日付データに基づいて現在日付に対応する外気温変化パターンデータをメモリ部22から読み出す(ステップS14)。
続いてメインCPU21は、現在時刻、外気温および外気温変化パターンから、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性が有るか否かを判別する(ステップS15)。
具体的には、現在時刻が0時であるとし、現在の外気温が15℃であるとし、図3に示す外気温変化パターンと同様の温度変化を辿るものとすると、外気温が最も低くなる午前5時頃の予想される外気温は、8℃程度である。したがって、このような場合には、メインCPU21は、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性はないと判断する。
また、現在時刻が0時であるとし、現在の外気温が7℃であるとし、図3に示す外気温変化パターンと同様の温度変化を辿るものとすると、午前4時頃には、外気温が最も低くなる午前5時頃の予想される外気温は、0℃程度となり、午前5時頃には、0℃を下回る。したがって、このような場合には、メインCPU21は、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性があると判断する。
ステップS15の判別において、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性がないと判別した場合には(ステップS15;No)、メインCPU21は、車載用システム10の計時部24Aの電源などの待機電源以外の電源供給を停止する電源供給停止処理を行って(ステップS17)、処理を終了する。
図6は、ワイパー凍結可能性を告知する画面の一例の説明図である。
ステップS15の判別において、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性があると判別した場合には(ステップS15;Yes)、メインCPU21は、表示制御部23、ビデオ信号処理部41を介して表示部42に図6に示すようにワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性があるので、降車後、ワイパー3を上げた状態にするように告知する画面を所定時間表示し、さらには、CPU周辺回路部24、音声合成部28及びアンプ部29を介してスピーカSPからその旨を音声で告知する(ステップS16)。
その後、メインCPU21は、車載用システム10の計時部24Aの電源などの待機電源以外の電源供給を停止する電源供給停止処理を行って(ステップS17)、処理を終了する。
以上の説明のように、本第1実施形態によれば、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性が有るか否かを車載用システム10が自動的に判別し、凍結の可能性が高いと判別した場合には、ユーザであるドライバーにその旨を告知し、ワイパーを上げさせるようにするので、ワイパー3がフロントウィンド2に凍結により固着して破損してしまうのを未然に防止することができる。
[2]第2実施形態
以上の第1実施形態は、現在時刻、外気温および外気温変化パターンから、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性が有るか否かを判別する場合の実施形態であったが、本第2実施形態は、さらに車両1の現在位置も考慮する場合の実施形態である。
同一の時期であっても日本のように地域によって寒暖の差が激しい場所では、ある地域で、ワイパーの凍結可能性が高い時期でも、他の地域では全くワイパーの凍結可能性がないことも起こりえる。一方、車両は移動により、いずれの地域に停車されるのかはわからない。
そこで、本第2実施形態においては、車両1の位置をGPS電波などにより検出し、車両の停車位置に合わせて、ワイパーの凍結可能性を判断するようにしている。
図7は、第2実施形態の凍結予防告知処理の処理フローチャートである。図7において、図5の処理フローチャートと同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
まずメインCPU21は、車両インタフェース部30およびCPU周辺回路部24を介して、車両1のエンジンが停止されたか否かを判別し(ステップS11)、車両1のエンジンが停止された場合には(ステップS11;Yes)、メインCPU21は、CPU周辺回路部24の計時部24Aから日付データおよび時刻データを取り込むとともに(ステップS12)、気温センサ5からCPU周辺回路部24を介して車両周囲の外気温に対応する外気温データを取り込む(ステップS13)。
次にメインCPU21は、車両位置検出部27からPU周辺回路部24を介して自車位置に対応する自車位置データを取り込む(ステップS21)。
次にメインCPU21は、日付データおよび自車位置データに基づいて現在日付および車両の現在位置に対応する外気温変化パターンデータをメモリ部22から読み出す(ステップS22)。
続いてメインCPU21は、現在日付、車両の現在位置、外気温および外気温変化パターンから、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性が有るか否かを判別する(ステップS15)。
具体的には、現在の日付が1月15日であるとし、現在の外気温が5℃であるとし、図4に示す外気温変化パターンであるとすると、当日の平均最低気温は、−4℃程度であるので、メインCPU21は、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性があると判断する。
また、現在の日付が5月1日であるとし、現在の外気温が5℃であるとし、図4に示す外気温変化パターンであるとすると、当日の平均最低気温は、8℃程度であるので、メインCPU21は、外気温が0℃程度まで低下する可能性は低いと判断し、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性がないと判断する。
ステップS15の判別において、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性がないと判別した場合には(ステップS15;No)、メインCPU21は、車載用システム10の計時部24Aの電源などの待機電源以外の電源供給を停止する電源供給停止処理を行って(ステップS17)、処理を終了し、ステップS15の判別において、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性があると判別した場合には(ステップS15;Yes)、メインCPU21は、その旨を告知し(ステップS16)、電源供給停止処理を行って(ステップS17)、処理を終了する。
本第2実施形態によれば、車両1が停車した自車位置も考慮して、ワイパー3が凍結によりフロントウィンド2に固着する可能性が有るか否かを車載用システム10が自動的に判別し、凍結の可能性が高いと判別した場合には、ユーザであるドライバーにその旨を告知し、ワイパーを上げさせるようにするので、第1実施形態の効果に加えて、より確実に判断が行える。
[3]実施形態の変形例
以上の説明においては、ワイパーをユーザであるドライバーに上げさせる旨の判別を外気温変化パターンに基づいて行うようにしていたが、予めワイパーをユーザであるドライバーに上げさせる旨の判別を行う日付(あるいは期間)を予め定めて記憶しておくとともに、ワイパーが凍結によりフロントウィンドに固着する可能性が高い温度を凍結基準温度として予め記憶する予め定めておき、当該所定の日付に外気温が所定の凍結基準温度を下回っている場合に告知を行うように構成することも可能である。
この場合において、メモリ部22あるいはディスクドライブ部25を判別を行う日付(あるいは期間)を予め記憶する判別時期記憶部として機能させれよい。同様にメモリ部22あるいはディスクドライブ部25を凍結基準温度を予め記憶する凍結基準温度記憶部として機能させればよい。
以上の説明においては、日付単位あるいは年単位で外気温変化パターンを記憶するように構成していたが、季節(春夏秋冬)単位で、外気温変化パターンを記憶しておき、季節単位で判断するように構成することも可能である。
以上の説明においては、ワイパーがフロントウィンドに設けられている場合のものであったが、リアウィンドに設けられている場合や、バックミラーに設けられている場合でも同様に適用が可能である。
以上の説明においては、ディスプレイの表示あるいは音声で告知を行うものであったが、所定のインジケータ(例えば、LEDなど)により告知するように構成することも可能である。
実施形態の車載用システムが搭載される車両の外観斜視図である。 車載用システムの概要構成ブロック図である。 所定の地域に対応した日付毎の外気温変化パターンデータに基づいて一日の外気温変化を模式的に示した図である。 所定の地域に対応した年間の平均最低気温に対応する外気温変化パターンデータに基づいて年間の外気温(平均最低気温)変化を模式的に示した図である。 第1実施形態の凍結予防告知処理の処理フローチャートである。 ワイパー凍結可能性を告知する画面の一例の説明図である。 第2実施形態の凍結予防告知処理の処理フローチャートである。
符号の説明
1 車両
2 フロントウィンド
3 ワイパー
4 車体ボディ
5 気温センサ
10 車載用システム
20 本体部
21 メインCPU
22 メモリ部
23 表示制御部
24 CPU周辺回路部
24A 計時部
25 ディスクドライブ部
26 方位検出部
27 車両位置検出部
28 音声合成部
29 アンプ部
30 車両インタフェース部
31 VICS放送受信部
40 表示操作部
41 ビデオ信号処理部
42 表示部
43 操作部
44 リモコン受光部
AT アンテナ
SP スピーカ

Claims (7)

  1. ワイパーを有する車両に搭載される車載用システムであって、
    前記車両の周囲の外気温を検出する外気温検出部と、
    現在の日時のうち少なくとも現在の日付を日時情報として検出する日時検出部と、
    検出した前記外気温および前記日時情報に基づいて、当該車両のエンジン停止以降に前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性の有無を前記エンジンの停止時に判別する凍結可能性判別部と、
    前記判別により前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性がある場合に、その旨を告知する告知部と、
    を備えたことを特徴とする車載用システム。
  2. 請求項1記載の車載用システムにおいて、
    日付毎あるいは所定の季節毎に前記外気温の変化パターンを記憶する変化パターン記憶部を備え、
    前記凍結可能性判別部は、前記変化パターンに基づいて以降の温度変化を予測して前記可能性の有無を判別することを特徴とする車載用システム。
  3. 請求項1または請求項2記載の車載用システムにおいて、
    当該車両の現在位置を検出する現在位置検出部を備え、
    前記凍結可能性判別部は、検出した前記現在位置、前記外気温および前記日時に基づいて、前記可能性の有無を判別することを特徴とする車載用システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車載用システムにおいて、
    前記凍結可能性判別部は、予め前記判別を行う時期を予め記憶する判別時期記憶部を有し、
    前記現在の日時が、前記時期に属している場合に、前記判別を行うことを特徴とする車載用システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車載用システムにおいて、
    前記凍結可能性判別部は、凍結基準温度を予め記憶する凍結基準温度記憶部を有し、
    前記予測した温度変化が前記凍結基準温度を下回った場合に、前記凍結の可能性が有ると判別することを特徴とする車載用システム。
  6. ワイパーを有する車両に搭載されるとともに、当該車両の周囲の外気温を検出する外気温センサを有する車載用システムの制御方法であって、
    前記外気温センサにより前記車両の周囲の外気温を検出する外気温検出過程と、
    現在の日時のうち少なくとも現在の日付を日時情報として検出する日時検出過程と、
    検出した前記外気温および前記日時情報に基づいて、当該車両のエンジン停止以降に前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性の有無を前記エンジンの停止時に判別する凍結可能性判別過程と、
    前記判別により前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性がある場合に、その旨を告知する告知過程と、
    を備えたことを特徴とする車載用システムの制御方法。
  7. ワイパーを有する車両に搭載されるとともに、当該車両の周囲の外気温を検出する外気温センサを有する車載用システムをコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    前記外気温センサにより前記車両の周囲の外気温を検出させ、
    現在の日時のうち少なくとも現在の日付を日時情報として検出させ、
    前記外気温および前記日時情報に基づいて、当該車両のエンジン停止以降に前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性の有無を前記エンジンの停止時に判別させ、
    前記判別により前記ワイパーが凍結して前記車両のウィンドガラスに固着する可能性がある場合に、その旨を告知させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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