JP2009104278A - 医療情報処理システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】医療情報を閲覧する作業の効率の向上を図る。
【解決手段】医療情報処理システム1は、眼圧の検査結果の経時変化を表すグラフ情報Gを表示する。医療情報処理システム1は、このグラフ情報Gの一部がオペレータにより指定されると、その指定部分に対応する検査日時の検査結果を表示する。また、医療情報処理システム1は、指定されたグラフ情報Gの一部に対応する検査日時に近い実施日時の医療行為情報を検索して表示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、医療情報の処理を実行する医療情報処理システム及び当該システムに用いられるプログラムに関する。
近年、各種の医療情報を電子化して一元的に管理するための医療情報処理システムが普及してきている。特許文献1には医療情報処理システムの例が開示されている。この医療情報処理システムは、複数の医療情報のグラフを、それらの表示期間を合わせて表示するものである。表示対象となるグラフとしては、眼圧の経時変化を表すグラフや、視野検査の検査結果の経時変化を表すグラフなどが開示されている。
更に、特許文献1の医療情報処理システムは、測定日付を選択可能に提示し、オペレータが選択した日付に対応する複数の医療情報を表示させることが可能である。
特開2005−301816号公報
このような従来の医療情報処理システムによれば、所望の日付に得られた医療情報をまとめて閲覧することは可能である。しかしながら、従来の医療情報処理システムでは、実際に医療情報を閲覧するときに不便を感じることがある。
たとえば、複数の検査結果を閲覧する場合において、或る検査結果から想定される異常を確認するために他の検査結果を参照することがある。その場合、従来の医療情報処理システムによれば、オペレータは、異常な検査結果が取得された日付を探し、この日付を手作業で入力する必要があったため、医療情報の閲覧作業を効率的に行うことができなかった。
この発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、医療情報を閲覧する作業の効率の向上を図ることが可能な医療情報処理システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、表示手段と、操作手段と、被検体に対して予め実施された検査の検査結果及び検査日時を含む医療情報を予め記憶する記憶手段と、前記医療情報に基づいて前記検査結果の経時変化を表すグラフ情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、を有する医療情報処理システムであって、前記操作手段により前記グラフ情報の一部が指定されたときに、前記制御手段は、前記グラフ情報の一部に対応する検査日時の検査結果を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医療情報処理システムであって、前記医療情報は、前記被検体に対して予め実施された医療行為に関する医療行為情報と、各医療行為の実施日時とを含み、前記制御手段は、前記グラフ情報の一部に対応する検査日時に最も近い実施日時の医療行為情報を含む1つ以上の医療行為情報を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の医療情報処理システムであって、前記記憶手段は、グラフ情報として表示される検査と医療行為とを関連付ける関連情報を予め記憶し、前記制御手段は、前記関連情報を参照し、前記表示手段に表示されたグラフ情報に対応する検査に関連付けられた医療情報に関する医療行為情報を表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の医療情報処理システムであって、前記制御手段は、前記グラフ情報の一部に対応する検査日時を含む所定期間に実施日時が含まれる医療行為に関する医療行為情報を表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の医療情報処理システムであって、前記医療行為情報は、他の検査の検査結果、医用画像、薬剤名及び手術名のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、表示手段と、被検体に対して予め実施された検査の検査結果及び検査日時を含む医療情報を、前記被検体の識別情報に関連付けて予め記憶する記憶手段と、前記医療情報に基づいて前記検査結果の経時変化を表すグラフ情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、を有する医療情報処理システムであって、前記グラフ情報の一部を指定する指定手段と、前記制御手段は、前記グラフ情報の一部に類似した検査結果を含む他の被検体の医療情報を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の医療情報処理システムであって、前記指定手段は、前記グラフ情報の一部を指定するために操作される操作手段を含む、ことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の医療情報処理システムであって、前記制御手段は、前記グラフ情報の一部における前記検査結果の変動値を演算する演算手段を含み、前記変動値と略等しい変動値を有する検査情報を含む他の被検体の医療情報を表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の医療情報処理システムであって、前記指定手段は、前記検査結果又は前記グラフ情報に基づいて、前記グラフ情報において所定閾値以上の変動値を有する部分を特定する特定手段を含み、前記制御手段は、前記特定された部分と略等しい変動値を有する検査結果を含む他の被検体の医療情報を表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項6〜請求項9のいずれか一項に記載の医療情報処理システムであって、前記医療情報は、病名情報を含み、前記制御手段は、前記他の被検体の病名情報を表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、表示手段と、操作手段と、被検体に対して予め実施された検査の検査結果及び検査日時を含む医療情報を予め記憶する記憶手段とを有し、前記医療情報に基づいて前記検査結果の経時変化を表すグラフ情報を前記表示手段に表示させるコンピュータを、前記操作手段により前記グラフ情報の一部が指定されたときに、前記グラフ情報の一部に対応する検査日時の検査結果を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる制御手段として機能させる、ことを特徴とするプログラムである。
また、請求項12に記載の発明は、表示手段と、被検体に対して予め実施された検査の検査結果及び検査日時を含む医療情報を、前記被検体の識別情報に関連付けて予め記憶する記憶手段とを有し、前記医療情報に基づいて前記検査結果の経時変化を表すグラフ情報を前記表示手段に表示させるコンピュータを、前記グラフ情報の一部を指定する指定手段として機能させ、かつ、前記グラフ情報の一部に類似した検査結果を含む他の被検体の医療情報を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる制御手段として機能させる、ことを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、操作手段により指定されたグラフ情報の一部に対応する検査日時の検査結果を自動的に表示することができるので、医療情報を閲覧する作業の効率の向上を図ることが可能である。
また、この発明によれば、操作手段により指定されたグラフ情報の一部に対応する検査日時に近い実施日時の医療行為情報を自動的に表示することができるので、医療情報を閲覧する作業の効率の向上を図ることが可能である。
また、この発明によれば、指定手段により指定されたグラフ情報の一部に類似した検査結果を含む他の被検体の医療情報を自動的に表示することができるので、医療情報を閲覧する作業の効率の向上を図ることが可能である。更に、医師による診断を支援することも可能である。
この発明に係る医療情報処理システム及びプログラムの実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
以下に説明する実施形態は、この発明の眼科分野への適用例である。なお、この発明は、眼科分野だけではなく、他の診療科で用いられる医療情報処理システムに適用することも可能である。
〈第1の実施形態〉
この実施形態に係る医療情報処理システムは、所定の検査結果の経時変化を表すグラフ情報を表示する。表示されたグラフ情報の一部が指定されると、医療情報処理システムは、当該指定部分に対応する検査日時の検査結果(数値等)や、当該検査位置に近い日時に実施された医療行為に関する情報を表示する。以下、このように作用する医療情報処理システムについて詳しく説明する。
[システム構成]
まず、図1及び図2を参照し、この実施形態に係る医療情報処理システムの構成を説明する。ここで、図1は、この医療情報処理システムの機能的構成の一例を表し、図2は、この医療情報処理システムのハードウェア構成の一例を表す。
図1に示すように、医療情報処理システム1は、制御部11、記憶部12、操作部13及び表示部14を含んで構成される。
〔制御部〕
制御部11は、医療情報処理システム1の各部を制御する。たとえば、制御部11は、表示部14に各種の画面やデータを表示させる。また、制御部11は、操作部13が操作されたときに、その操作内容に応じた処理を医療情報処理システム1に実行させる。
特に、制御部11は、所定の検査結果の経時変化を表すグラフ情報を表示部14に表示させるとともに、このグラフ情報の一部が指定されたときに、各種医療情報を表示部14に表示させる。これらの処理の具体的な内容については後述する。制御部11は、この発明の「制御手段」の一例である。
上記のように機能するために、制御部11には、主制御部111、グラフ情報作成部112及び情報検索部113が設けられている。
(主制御部)
主制御部111は、表示部14を制御して各種情報を表示させる。これらの情報の表示態様については後述する。
また、主制御部111は、各種の画面を表示部14に表示させる。表示される画面としては、たとえば、情報の閲覧対象となる患者を指定するための画面や、情報を閲覧するための画面などがある。
また、主制御部111は、記憶部12からのデータの読み出し処理や、記憶部12に対するデータの書き込み処理を行う。
また、主制御部111は、院内LAN等の通信回線を介してデータ通信を行うためのLANカード等の通信インターフェイスを備えていてもよい。この場合、記憶部12は、通信回線上の記憶装置(データベース等)を含んでいてもよい。
(グラフ情報作成部)
グラフ情報作成部112は、所定の検査結果の経時変化を表すグラフ情報を生成する。そのために、グラフ情報作成部112は、グラフ情報の背景となるテンプレートを予め保持している。このテンプレートには、たとえば、時間経過を表す横軸と検査結果の値を表す縦軸とからなる2次元直交座標系が定義されている。
グラフ情報作成部112には、一の患者(一の検査部位)に対して複数回に亘って実施された検査の結果が入力される。各検査結果には、測定値と検査日時とが含まれている。グラフ情報作成部112は、各検査結果を上記テンプレートに合わせてプロットする。すなわち、グラフ情報作成部112は、各検査結果について、検査日時を横軸に合わせ、かつ、測定値を縦軸に合わせるようにして、上記テンプレート上におけるプロット位置を決定する。
なお、グラフ情報作成部112は、複数の検査結果の時間的範囲(最初の検査から最後の検査までの時間間隔)に応じて、横軸のスケールを自動的に調整することができる。同様に、グラフ情報作成部112は、複数の検査結果の測定値の範囲(測定値の最小値と最大値との差)に応じて、縦軸のスケールを自動的に調整することができる。
また、この実施形態において「日時」とは、日付(年、月、日など)のみであってもよいし、時刻(時、分、秒など)のみであってもよいし、日付と時刻の双方であってもよい。すなわち、「日時」とは、検査等の医療行為が実施されたタイミングを判別できる情報であれば十分である。
(情報検索部)
情報検索部113は、表示部14に表示されたグラフ情報の一部が操作部13を用いて指定されたときに、この指定部分に応じた医療情報を検索する。この処理の具体的な内容については後述する。
〔記憶部〕
記憶部12は、各種の情報を記憶する。特に、記憶部12は、医療情報121と関連情報125が記憶される。記憶部12は、この発明の「記憶手段」の一例である。
医療情報121は、診断や治療において参照される情報である。医療情報121には、眼圧情報122、検査情報123及び画像情報124が含まれる。なお、記憶部12には、各患者毎の医療情報121が記憶されている。各患者の医療情報121は、患者毎に予め付与された識別情報により識別可能とされている。この識別情報の例としては、患者ID、保険証番号、患者氏名などがある。
眼圧情報122は、被検眼に対する眼圧検査により取得された情報である。眼圧情報122には、その検査日時と検査結果(眼圧値)とが含まれている。検査日時と眼圧値は、各眼圧検査毎に互いに関連付けられて記憶される。この実施形態においては、眼圧情報122は、一の被検眼に対して複数回に亘って実施された眼圧検査のそれぞれにおける検査日時と眼圧値とが含まれている。
検査情報123には、眼科検査を含む各種の医学検査について、その検査日時と検査結果とが含まれている。検査日時と検査結果は、各医学検査毎に互いに関連付けられて記憶される。
なお、眼圧情報122も被検眼に対する検査により取得される情報の一例であるが、この実施形態では、説明を分かり易くするために、グラフ情報に供される検査情報(眼圧情報122)と、それ以外の検査情報(検査情報123)とを別々に記載してある。
検査情報123に含まれる眼科検査の検査結果の例としては、次のようなものがある。
(1)自覚検眼装置による検査結果(自覚値)
(2)他覚検眼装置による検査結果(他覚値)
(3)ケラトメータによる角膜屈折力や角膜曲率半径や主経線角度の検査結果
(4)スペキュラーマイクロスコープによる角膜内皮細胞密度の検査結果
(5)眼底画像に基づく視神経乳頭のC/D比(Cup/Disc比)やR/D比(Rim/Disc比)の検査結果
(6)眼底画像に基づく網膜の厚さ(単層の厚さ、複数層の厚さ)の検査結果
(7)角膜画像に基づく隅角の角度の検査結果
ここで、(5)で参照される眼底画像は、たとえば、光コヒーレンストモグラフィ(Optical Coherence Tomography;OCT)装置により取得される眼底の断層画像や、立体眼底カメラにより取得される眼底の立体画像である。また、(6)で参照される眼底画像は、たとえば、OCT装置により取得される眼底の断層画像である。また、(7)で参照される角膜画像は、たとえば、OCT装置により取得される角膜の断層画像である。
なお、検査情報123に含まれる検査結果は、上記の検査に限定されるものではなく、任意の医学検査の検査結果であってよい。眼科以外の診療科における検査結果の例としては、心電計による検査結果(心電図)、血圧検査、脳波検査、聴覚検査の検査結果、血液検査の検査結果(特定物質の含有密度など)、腫瘍のサイズの計測結果などがある。
画像情報124には、医用画像(の画像データ)と、その取得日時とが含まれている。眼科における医用画像の例としては、たとえば次のようなものがある。
(1)眼底カメラにより撮影された眼底像
(2)スリットランプにより撮影された前眼部像
(3)OCT装置により取得された眼底や角膜の断層画像や三次元画像
(4)スペキュラーマイクロスコープにより撮影された角膜細胞の画像
また、眼科以外の診療科における医用画像としては、X線写真、X線CT(Computed Tomography)画像、MRI(Magnetic Resonance Imaging)画像、PET(Positron Emission Tomography)画像、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)画像、超音波画像などがある。
なお、医療情報121には、上記の情報以外にも、患者に投与された薬剤名(眼圧を変化させる薬剤がある)や、患者に対して実施された手術名(眼科手術後に眼圧が変化することがある)などが含まれていてもよい。これらの各情報は、その実施日時に関連付けられて記憶される。これらの情報は、この発明の「医療行為情報」の一例である。
関連情報125は、グラフ情報として表示される検査と医療行為とを関連付ける情報である。特に、関連情報125は、グラフ情報として表示される検査に対して、その検査結果に影響を与える医療行為や、その検査結果から影響を受ける医療行為を関連付ける。関連情報125は、情報検索部113が医療情報を検索するときに参照される。
この実施形態では、上記のように、眼圧情報に基づいてグラフ情報が表示される。関連情報125には、眼圧検査と医療行為とが関連付けられている。情報検索部113は、グラフ情報の一部が指定されたときに、関連情報125において「眼圧検査」に関連付けられている医療行為を特定する。この実施形態の関連情報125は、「眼圧検査」に対し、眼圧に関係する医療行為として、「自覚検眼」、「他覚検眼」、「角膜検査」、「眼底像」を関連付けているものとする。それにより、情報検索部113は、眼圧の経時変化を表すグラフ情報の一部が指定されたときに、これらの医療行為に関する情報を検索するように機能する。
関連情報125は、事前に作成されて記憶部12に記憶される。なお、オペレータは、関連情報125による関連付けを適宜に変更することが可能である。
〔操作部〕
操作部13は、オペレータが医療情報処理システム1を操作するときや、各種情報を入力するときに使用される。操作部13は、オペレータによる操作を受けると、その操作内容に応じた信号(操作信号)を生成して主制御部111に入力する。主制御部111は、この信号に基づいて医療情報処理システム1を制御する。
操作部13は、キーボード、マウス、トラックボール、ジョイスティック、コントロールパネルなど、任意の操作デバイスや入力デバイスを含んで構成される。操作部13は、この発明の「操作手段」の一例である。
〔表示部〕
表示部14は、主制御部111の制御にしたがって各種の画面やデータを表示する。表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)や、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなど、任意の表示デバイスにより構成される。表示部14は、この発明の「表示手段」の一例である。
なお、図1においては、操作部13と表示部14とがそれぞれ個別に記載されているが、操作手段と表示手段とを一体化したデバイスを用いることも可能である。そのようなデバイスとしては、たとえば、ペン・タブレットやタッチパネル方式のLCDなどがある。
[ハードウェア構成]
次に、図2を参照しつつ、医療情報処理システム1のハードウェア構成について説明する。医療情報処理システム1は、コンピュータ100を少なくとも含んで構成されている。医療情報処理システム1は、更にデータベース200や検査装置310〜330を含んでいてもよい。
コンピュータ100は、医療情報の閲覧作業や編集作業などに用いられる。データベース200は、医療情報等の各種情報を保管し管理するサーバ等を含む。
各検査装置310、320、330は、医学検査に使用される装置である。眼科分野における検査装置としては、たとえば、眼底カメラ、スリットランプ(細隙灯顕微鏡)、OCT装置、SLO(Scanning Laser Ophthalmoscope)装置、視力検査装置(自覚検眼用)、オートレフラクトメータ(他覚検眼用)、オートケラトメータ(角膜検査用)、眼圧計、視野計、眼軸長計測装置などがある。
また、眼科以外の診療科においては、X線診断装置、X線CT装置や、MRI装置、PET、SPECTなど、被検体の内部形態や機能を撮影する医用画像診断装置がある。更に、心電計や血圧計など、各診療科の診療内容に応じた各種の検査装置が用いられる。
コンピュータ100とデータベース200は、院内LAN(Local Area Network)等の通信回線Nを介して接続されている。また、データベース200と各検査装置310〜330も通信回線Nを介して接続されている。
各検査装置310〜330は、取得した検査結果を検査日時とともにデータベース200に送信する。データベース200は、検査結果や検査日時を各患者毎に保管する。また、データベース200には、通信回線N上のコンピュータ(コンピュータ100であってもよい)から、医療行為名(薬剤名、手術名等)やその実施日時が入力される。データベース200は、これらの情報を各患者毎に保管する。
オペレータは、コンピュータ100を操作して、医療情報の閲覧や編集の要求を入力する。この要求は、たとえば、患者ID等の患者識別情報を入力又は選択し、所定のソフトキー(医療情報の検索を指示するソフトキー)をクリックすることにより行う。コンピュータ100は、入力された要求をデータベース200に送信する。データベース200は、この要求に基づいて医療情報を検索し、その検索結果をコンピュータ100に送信する。
なお、コンピュータ100と検査装置310〜330とが通信可能に構成されている場合には、検査装置310〜330からコンピュータ100に直接に検査結果等を入力するようにしてもよい。
次に、コンピュータ100の構成例を説明する。コンピュータ100は、たとえば、制御部11、記憶部12、操作部13及び表示部14として機能する。なお、記憶部12は、データベース200や検査装置310〜330を含んでいてもよい。
コンピュータ100は、一般的なコンピュータと同様に、マイクロプロセッサ101、RAM102、ROM103、ハードディスクドライブ(HDD)104、ペン・タブレット105、ディスプレイ106、キーボード107、マウス108、通信インターフェイス(I/F)109などを含んで構成される。これらの各部101〜109は、バス110を介して接続されている。コンピュータ100には、プリンタやドライブ装置等の外部機器が接続されていてもよい。
マイクロプロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)等を含んで構成される。RAM102は、主記憶装置として機能する。ROM103及びハードディスクドライブ104は、外部記憶装置として機能する。マイクロプロセッサ101は、ハードディスクドライブ104に格納されたプログラム104aをRAM102上に展開することにより、この実施形態に特有の動作をコンピュータ100に実行させる。
また、マイクロプロセッサ101は、コンピュータ100の各部の制御や各種の演算処理を実行する。制御部11は、マイクロプロセッサ101、RAM102、ROM103、ハードディスクドライブ104等を含んで構成される。
記憶部12は、ハードディスクドライブ104を含んで構成される。なお、記憶部12は、更にRAM102やROM103を含んでいてもよい。
ペン・タブレット105、ディスプレイ106、キーボード107、マウス108は、ユーザインターフェイスとして使用される。ペン・タブレット105は、コンピュータ100の本体にたとえばUSB(Universal Serial Bus)接続される。ペン・タブレット105は、操作部13及び表示部14として機能する。ディスプレイ106は、表示部14として機能する。
キーボード107は、文字や数字等をタイピング入力するためのデバイスである。マウス108は、ディスプレイ106に表示されるポインタを移動させて表示画面上のオブジェクトを選択したり、各種動作を実行させたりするためのポインティングデバイスである。キーボード107やマウス108は、操作部13として機能する。
通信インターフェイス109は、マイクロプロセッサ101の制御に基づいて、通信回線Nを介したデータ通信を行う。通信インターフェイス109は、通信回線Nに準拠したLANカード等のネットワークアダプタを含んで構成される。通信インターフェイス109は、たとえば制御部11に含まれる。
データベース200は、コンピュータ100と同様のハードウェア構成を有する。データベース200は、大量の医用画像やカルテ情報などを保管するために、大容量の記憶装置を備えていることが望ましい。データベース200としては、たとえば汎用のファイルサーバを用いることができる。
[動作]
医療情報処理システム1の動作について説明する。図3に示すフローチャートは、医療情報処理システム1の動作の一例を表す。
オペレータが所定の操作を行ったことに対応し、主制御部111は、所定の患者選択画面(図示せず)を表示部14に表示させる。オペレータは、操作部13を操作して、医療情報の閲覧対象となる患者の識別情報を入力する(S1)。このとき、必要に応じて、眼圧のグラフ情報の表示要求や、左眼/右眼の選択を行う。
主制御部111は、入力された識別情報に基づいて、当該患者の眼圧情報122を記憶部12から読み出してグラフ情報作成部112に送る。グラフ情報作成部112は、眼圧情報122に基づいて、眼圧の経時変化を表すグラフ情報を作成する(S2)。主制御部111は、この眼圧のグラフ情報を表示部14に表示させる(S3)。
眼圧のグラフ情報の表示態様を図4に示す。主制御部111は、ステップ3において、医療情報閲覧画面20を表示部14に表示させる。医療情報閲覧画面20には、グラフ情報表示部21と、医療情報表示部22、23が設けられている。主制御部111は、ステップ2で作成されたグラフ情報をグラフ情報表示部21内に表示させる。なお、ステップ3が終了した段階では、医療情報表示部22、23には何も表示されていない。
図4に示すグラフ情報Gは、「日付」を横軸とし、「IOP(Intraocular Pressure):眼圧」」を縦軸とする2次元直交座標系により定義されたグラフである。グラフ情報G上の4つのプロット点P1〜P4は、4回実施された眼圧検査により取得された眼圧値を表している。
オペレータは、操作部13を操作して、グラフ情報Gの一部を指定する(S4)。この操作の一例として、マウス108を用いて所望のプロット点Pi(i=1〜4)をクリックすることができる。ここでは、プロット点P2が指定されたものとする。
主制御部111は、操作部13からの操作信号に基づいて、プロット点P2が指定されたことを認識し、その認識結果を情報検索部113に入力する。情報検索部113は、たとえばプロット点P2の日付を参照し、プロット点P2に対応する眼圧値を眼圧情報122から検索する(S5)。なお、グラフ情報Gの作成に使用された情報が制御部11に残っている場合には、この情報のうちから目的の眼圧値を選択することができる。
また、情報検索部113は、関連情報125により「眼圧検査」に関連付けられた各医療行為について、プロット点P2に対応する検査日時に近い実施日時の医療行為情報を検索する(S6)。なお、ステップ5とステップ6は、どちらを先に実行してもよいし、双方を並行して実行してもよい。
ステップ6の処理の具体例を説明する。まず、情報検索部113は、プロット点P2に対応する検査日時(図4より「2007/5/23」)を特定する。次に、情報検索部113は、関連情報125を参照し、グラフ情報に示す検査(眼圧検査)に関連付けられた医療行為(自覚検眼、他覚検眼、角膜検査、眼底像:前述)を特定する。
続いて、情報検索部113は、特定された各医療行為について、プロット点P2に対応する検査日時に近い実施日時の医療行為情報を検索する。このとき、情報検索部113は、特定された各医療行為について、当該検査日時に最も近い実施日時の医療行為情報を含む1つ以上の医療行為情報を検索する。
この動作態様においては、次の医療行為情報が検索される。
(1)検査情報123に含まれる当該被検眼に対する自覚検眼の検査結果のうち、検査日時が2007/5/23に最も近いものを含む、1つ以上の自覚検眼の検査結果
(2)検査情報123に含まれる当該被検眼に対する他覚検眼の検査結果のうち、検査日時が2007/5/23に最も近いものを含む、1つ以上の他覚検眼の検査結果
(3)検査情報123に含まれる当該被検眼に対する角膜検査の検査結果(角膜屈折力、角膜曲率半径、主経線角度)のうち、検査日時が2007/5/23に最も近い検査結果を含む、1つ以上の角膜検査の検査結果
(4)画像情報124に含まれる当該被検眼の眼底像のうち、撮影日時が2007/5/23に最も近い眼底像を含む、1つ以上の眼底像
主制御部111は、ステップ5で検索された眼圧値と、ステップ6で検索された医療行為情報とを、表示部14に表示させる(S7)。
ステップ7による表示態様を図5に示す。この表示態様は、指定されたプロット点P2に対応する検査日時(2007/5/23)に最も近い実施日時の医療行為情報のみを表示させた場合を表している。
医療情報閲覧画面20のグラフ情報表示部21には、グラフ情報Gがそのまま表示される。医療情報表示部22には、ステップ5で検索された眼圧値と、ステップ6で検索された自覚検眼、他覚検眼及び角膜検査の各検査結果とが表示される。
眼圧値としては、2007/5/23に実施された眼圧検査で得られた左眼及び右眼の各眼圧値が表示される。自覚検眼の検査結果としては、2007/5/22に実施された自覚検眼で得られた左眼及び右眼の各自覚値が表示される。この自覚値は、裸眼視力であってもよいし、矯正視力であってもよい。他覚検眼の検査結果としては、2007/5/23に実施された他覚検眼で得られた左眼及び右眼の各他覚値が表示される。角膜検査の検査結果としては、2007/5/24に実施された角膜検査で得られた左眼及び右眼の各眼の角膜屈折力、角膜曲率半径及び主経線角度が表示される。
また、医療情報表示部23には、2007/5/23に撮影された当該被検眼(グラフ情報Gに係る被検眼)の眼底像Efが表示される。
オペレータは、医療情報表示部22、23に表示された情報をグラフ情報Gとともに閲覧することにより診断などを行う。以上で、医療情報処理システム1の動作の説明を終了する。
[作用・効果]
医療情報処理システム1の作用及び効果について説明する。
医療情報処理システム1は、所定の検査結果の経時変化を表すグラフ情報(眼圧のグラフ情報G)を表示する。医療情報処理システム1は、このグラフ情報の一部がオペレータにより指定されると、その指定部分に対応する検査日時の検査結果を表示するように作用する。
また、医療情報処理システム1は、グラフ情報の一部が指定されたときに、その指定部分に対応する検査日時に最も近い実施日時の医療行為情報を含む1つ以上の医療行為情報を検索して表示するように作用する。表示対象となる医療行為情報は、関連情報125を参照して特定される。
このような医療情報処理システム1によれば、グラフ情報として呈示された検査結果(眼圧値)に異常が見られる場合などに、オペレータは、グラフ情報中の注目部分を指定するだけで、その注目部分の計測値を把握することができる。
また、オペレータは、グラフ情報中の注目部分を指定するだけで、他の検査結果等の医療情報を参照することができる。特に、医療情報処理システム1によれば、指定された注目部分に対応する検査日時に(最も)近い日時に実施された医療行為の情報を把握することが可能である。
このような医療情報処理システム1によれば、医療情報を閲覧する作業の効率の向上を図ることが可能になる。
[変形例]
医療情報処理システム1の変形例を説明する。なお、以下の変形例は、第2の実施形態に係る医療情報処理システムに対しても任意に適用可能である。
上記の実施形態では、オペレータが指定したグラフ情報中の一部に対応する検査日時に最も近い医療行為情報のみを表示するようになっているが、更に他の医療行為情報をも表示するようにしてもよい。たとえば、当該検査日時に最も近い日時に得られた医療行為情報と、2番目に近い日時に得られた医療行為情報とを表示するように構成することが可能である。
また、オペレータが指定したグラフ情報中の一部に対応する検査日時を含む所定期間内に得られた医療行為情報を表示することも可能である。そのための構成の一例として、情報検索部113は、当該所定期間に実施日時が含まれる医療行為に関する医療行為情報を記憶部12から検索する。主制御部111は、検索された医療行為情報のうちの一部又は全部を表示部14に表示させる。
また、上記の実施形態では、グラフ情報G中の1つのプロット点Piを指定するようになっているが、複数のプロット点を指定することも可能である。その場合、指定された各プロット点について、上記と同様の処理を施す。この場合における情報の表示態様としては、複数のプロット点に対応する医療情報を同時に表示させてもよいし、それらを切り替え表示させてもよい。
〈第2の実施形態〉
この実施形態に係る医療情報処理システムは、所定の検査結果の経時変化を表すグラフ情報を表示する。グラフ情報の一部が指定されると、医療情報処理システムは、この指定部分に類似した検査結果を含む他の被検体(患者)の医療情報を表示する。以下、このように作用する医療情報処理システムについて詳しく説明する。
[システム構成]
この実施形態に係る医療情報処理システムの構成例を図6に示す。なお、この実施形態に係る医療情報処理システムは、第1の実施形態と同様のハードウェア構成を有する(図2参照)。
図6に示す医療情報処理システム10は、第1の実施形態とほぼ同様に構成されている。第1の実施形態との主たる相違は、情報検索部113の機能である(後述)。
また、医療情報処理システム10の記憶部12には、複数の患者の医療情報121(j)が記憶されている(j=1〜N)。各患者の医療情報121(j)は、患者ID等の識別情報に関連付けられて記憶されている。それにより、各患者の医療情報121(j)を識別することができる。
また、各患者の医療情報121(j)には、病名情報126(j)が含まれている。病名情報126(j)は、当該患者が罹患している病気の名称を表す情報である。病名情報126(j)は、たとえば当該患者の電子カルテ情報に含まれている。なお、病名が未だ確定していない患者については、医療情報121(j)に病名情報126(j)が含まれている必要はない。
以下、医療情報処理システム10の2つの動作態様を説明する。また、各動作態様における情報検索部113の機能についても説明する。
[第1の動作態様]
図7に示すフローチャートを参照しつつ、医療情報処理システム10の第1の動作態様を説明する。まず、第1の実施形態と同様に、医療情報の閲覧対象となる患者の識別情報が入力されると(S11)、主制御部111は、当該患者の眼圧情報122(J)を記憶部12から読み出してグラフ情報作成部112に送る。グラフ情報作成部112は、眼圧情報122(J)に基づいて、眼圧の経時変化を表すグラフ情報を作成する(S12)。主制御部111は、この眼圧のグラフ情報を表示部14に表示させる(S13)。このときの表示態様は、第1の実施形態と同様である(図4参照)。
オペレータは、操作部13を操作してグラフ情報Gの一部を指定する(S14)。この実施形態では、グラフ情報Gの変動部分が指定される。この変動部分の指定方法の例として、(隣接する)2つのプロット点Pi、P(i+1)を指定することができる(i=1〜3)。また、隣接する2つのプロット点Pi、P(i+1)を結ぶ線を指定するようにしてもよい。なお、この指定操作は、第1の実施形態と同様にマウス108によるクリック操作により行うことができる。また、マウス108によるドラッグ操作により所望の範囲を指定するようにしてもよい。ここでは、眼圧値が急激に上昇している部分として、プロット点P1、P2が指定されたものとする。
主制御部111は、操作部13からの操作信号に基づいて、プロット点P1、P2が指定されたことを認識し、その認識結果を情報検索部113に入力する。情報検索部113は、たとえばプロット点P1、P2の日付を参照し、各プロット点P1、P2に対応する眼圧値を眼圧情報122から検索する(S15)。なお、グラフ情報Gの作成に使用された情報が制御部11に残っている場合には、この情報のうちから目的の眼圧値を選択することができる。
また、情報検索部113は、第1の実施形態と同様にして、関連情報125により「眼圧検査」に関連付けられた各医療行為について、各プロット点P1、P2に対応する検査日時に近い実施日時の医療行為情報をそれぞれ検索する(S16)。
ステップ16において、プロット点P1、P2の一方についてのみ、医療行為情報を検索するようにしてもよい。その場合、眼圧値が高い方(プロット点P2)の医療行為情報を検索することが望ましい。
更に、情報検索部113は、グラフ情報Gの指定部分に類似した検査結果を含む他の患者の医療情報121(k)を検索する(S17)。このとき、情報検索部113は病名情報126(k)を検索する(k=1〜N、k≠J)。更に、情報検索部113は、関連情報125により「眼圧検査」に関連付けられた各医療行為に関する医療行為情報を、医療情報121(k)中から検索してもよい。
ステップ17の処理例を説明する。まず、情報検索部113は、グラフ情報Gの指定部分における眼圧の変動値を演算する。この処理は、たとえば、プロット点P2での眼圧値からプロット点P1での眼圧値を減算することにより行う。変動値は、このような変動量であってもよいし、変動率であってもよい。後者の場合の上記処理は、たとえば、プロット点P2での眼圧値をプロット点P1での眼圧値で除算することにより行う。
次に、情報検索部113は、演算された変動値とほぼ等しい変動値を有する眼圧情報122(k)を探索する。この処理は、たとえば、各眼圧情報122(k)について、プロット点の間における眼圧の変動値(つまり、異なる検査日時に得られた眼圧値の差)を演算して上記演算値と比較することにより行う。なお、各眼圧情報122(k)の変動値については、予め演算しておいてもよい。
それにより、情報検索部113は、演算された変動値とほぼ等しい変動値を有する眼圧情報122(k)を含む医療情報121(k)を特定する。そして、情報検索部113は、特定された各医療情報121(k)から、眼圧情報122(k)や検査情報123(k)や画像情報124(k)や病名情報126(k)を記憶部12から読み出す。以上で、ステップ17の説明を終了する。
ここで、ステップ15、ステップ16及びステップ17は、任意の順序で実行することが可能である。
主制御部111は、ステップ15で検索された眼圧値と、ステップ16で検索された医療行為情報と、ステップ17で検索された他の患者の医療情報121(k)(特に病名情報126(k))とを、表示部14に表示させる(S18)。
ステップ18による表示態様を図8に示す。この表示態様では、第1の実施形態と同様にグラフ情報G及び医療行為情報を表示している。
更に、この表示態様に係る医療情報閲覧画面20には、他の患者の医療情報を表示するための類似患者情報表示部24が設けられている。類似患者情報表示部24には、ステップ17で検索された他の患者の病名情報126(k)等の医療情報が表示される。類似患者情報表示部24に表示される項目は、適宜に変更することが可能である。
以上で、第1の動作態様の説明を終了する。なお、この動作態様においては、操作部13は、この発明の「操作手段」及び「指定手段」の一例として機能し、情報検索部113は、この発明の「演算手段」の一例として機能する。
[第2の動作態様]
図9に示すフローチャートを参照しつつ、医療情報処理システム10の第2の動作態様を説明する。まず、第1の実施形態と同様に、医療情報の閲覧対象となる患者の識別情報が入力されると(S21)、主制御部111は、当該患者の眼圧情報122(J)を記憶部12から読み出してグラフ情報作成部112に送る。グラフ情報作成部112は、眼圧情報122(J)に基づいて、眼圧の経時変化を表すグラフ情報を作成する(S22)。主制御部111は、この眼圧のグラフ情報を表示部14に表示させる(S23)。このときの表示態様は、第1の実施形態と同様である(図4参照)。
情報検索部113は、眼圧情報122(J)又はグラフ情報に基づいて、グラフ情報において所定閾値以上の変動値を有する部分を特定する(S24)。この処理の具体例を説明する。
まず、情報検索部113は、眼圧情報122(J)(又はグラフ情報)に基づいて、隣接する2つのプロット点Pi、P(i+1)の眼圧値の変動値を演算する(i=1〜3)。この処理は、第1の動作態様のステップ17と同様にして実行できる。次に、情報検索部113は、各変動値と所定閾値との大小関係を比較し、所定閾値以上の変動値を有するプロット点Pi、P(i+1)のペアを特定する。なお、所定閾値は事前に設定されている。所定閾値は、たとえば、緑内障患者の眼圧値の臨床データに基づいて統計的に決定される。
所定閾値以上の変動値を有する部分が無い場合(S25:No)、処理は終了となる。なお、最大の変動値を有する部分の眼圧値を表示させたり、当該部分に対応する検査日時に近い医療情報を表示させるなど、任意の処理を適宜に実行するように構成することも可能である。
一方、所定閾値以上の変動値を有する部分が特定された場合(S25:Yes)、情報検索部113は、第1の実施形態と同様にして、関連情報125により「眼圧検査」に関連付けられた各医療行為について、ステップ24で特定された部分に対応する検査日時に近い実施日時の医療行為情報を検索する(S26)。このとき、特定された部分に対応するプロット点Pi、P(i+1)の一方についてのみ、医療行為情報を検索するようにしてもよい。その場合、眼圧値が高い方の医療行為情報を検索することが望ましい。
更に、情報検索部113は、第1の動作態様と同様に、ステップ24で特定されたグラフ情報Gの部分に類似した検査結果を含む、他の患者の医療情報121(k)を検索する(S27)。検索される医療情報121(k)には、特に、病名情報126(k)が含まれる(k=1〜N、k≠J)。
主制御部111は、ステップ24で特定されたグラフ情報の部分における眼圧値と、ステップ26で検索された医療行為情報と、ステップ27で検索された他の患者の医療情報121(k)とを、表示部14に表示させる(S28)。この表示態様は、第1の動作態様と同様である(図8参照)。
以上で、第2の動作態様の説明を終了する。なお、この動作態様においては、情報検索部113は、この発明の「特定手段」及び「指定手段」の一例として機能する。
[作用・効果]
医療情報処理システム10の作用及び効果について説明する。
医療情報処理システム10は、所定の検査結果の経時変化を表すグラフ情報(眼圧のグラフ情報G)を表示する。医療情報処理システム10は、グラフ情報の一部が指定されると、グラフ情報の一部に類似した検査結果を含む他の患者の医療情報121(k)を表示するように作用する。医療情報121(k)には、特に、他の患者の病名情報126(k)が含まれている。
ここで、グラフ情報の指定は、オペレータが手作業で行ってもよいし(第1の動作態様)、医療情報処理システム10が自動的に行ってもよい(第2の動作態様)。
また、医療情報処理システム10は、グラフ情報の一部が指定されたときに、その指定部分に対応する検査日時に近い実施日時の医療行為情報を検索して表示するように作用する。表示対象となる医療行為情報は、関連情報125を参照して特定される。
このような医療情報処理システム10によれば、グラフ情報として呈示された検査結果(眼圧値)に異常が見られる場合などに、その注目部分に類似した症例の患者の医療情報121(k)を容易に参照することができる。
また、グラフ情報中の注目部分に対応する、他の検査結果等の医療情報を容易に参照することができる。特に、指定された注目部分に対応する検査日時に(最も)近い日時に実施された医療行為の情報を把握することが可能である。
このような医療情報処理システム10によれば、医療情報を閲覧する作業の効率の向上を図ることが可能になる。また、医療情報処理システム10によれば、医師は他の患者の医療情報121(k)を参照できるので、診療を支援することが可能である。
[プログラム]
この発明に係るプログラムは、表示手段、操作手段と及び記憶手段とを有するコンピュータを制御するものである。記憶手段には、被検体に対して予め実施された検査の検査結果及び検査日時を含む医療情報が予め記憶されている。このコンピュータは、医療情報に基づいて、上記検査結果の経時変化を表すグラフ情報を表示する。
上記実施形態のプログラム104aは、この発明に係るプログラムの例である。また、前述の医療情報処理システム1、10(特にコンピュータ100)は、それぞれ、この発明に係るプログラムにより制御されるコンピュータの例である。
この発明に係るプログラムの第1の実施形態は、操作手段によりグラフ情報の一部が指定されたときに、グラフ情報の一部に対応する検査日時の検査結果を記憶手段から読み出して表示手段に表示させる制御手段として、上記のコンピュータを機能させる。
このようなプログラムによれば、前述の医療情報処理システム1と同様に、医療情報を閲覧する作業の効率の向上を図ることが可能である。
この発明に係るプログラムの第2の実施形態は、上記のコンピュータを、グラフ情報の一部を指定する指定手段として機能させ、更に、グラフ情報の一部に類似した検査結果を含む他の被検体の医療情報を記憶手段から読み出して表示手段に表示させる制御手段として機能させる。
このようなプログラムによれば、前述の医療情報処理システム1と同様に、医療情報を閲覧する作業の効率の向上を図ることが可能になる。また、このようなプログラムによれば、医師は他の患者の医療情報を参照できるので、診療を支援することが可能である。
この発明に係るプログラムを、コンピュータのドライブ装置によって読み取り可能な任意の記録媒体に記憶させることができる。
そのような記録媒体としては、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク(CD−ROM/DVD−RAM/DVD−ROM/MO等)、磁気記憶媒体(ハードディスク/フロッピー(登録商標)ディスク/ZIP等)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。
また、ハードディスクドライブやメモリなど、コンピュータに搭載された記憶装置に記憶させることも可能である。
更に、インターネットやLAN等のネットワークを通じてこのプログラムを送受信することも可能である。
この発明に係る医療情報処理システムの実施形態の機能的構成の一例を表す概略ブロック図である。 この発明に係る医療情報処理システムの実施形態のハードウェア構成の一例を表す概略ブロック図である。 この発明に係る医療情報処理システムの実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 この発明に係る医療情報処理システムの実施形態におけるグラフ情報の表示態様の一例を表す概略図である。 この発明に係る医療情報処理システムの実施形態におけるグラフ情報及び医療行為情報の表示態様の一例を表す概略図である。 この発明に係る医療情報処理システムの実施形態の機能的構成の一例を表す概略ブロック図である。 この発明に係る医療情報処理システムの実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 この発明に係る医療情報処理システムの実施形態におけるグラフ情報及び医療行為情報の表示態様の一例を表す概略図である。 この発明に係る医療情報処理システムの実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。
符号の説明
1、10 医療情報処理システム
11 制御部
111 主制御部
112 グラフ情報作成部
113 情報検索部
12 記憶部
121、121(j) 医療情報
122、122(j) 眼圧情報
123、123(j) 検査情報
124、124(j) 画像情報
125 関連情報
126(j) 病名情報
13 操作部
14 表示部
20 医療情報閲覧画面
21 グラフ情報表示部
22、23 医療情報表示部
24 類似患者情報表示部
G グラフ情報

Claims (12)

  1. 表示手段と、
    操作手段と、
    被検体に対して予め実施された検査の検査結果及び検査日時を含む医療情報を予め記憶する記憶手段と、
    前記医療情報に基づいて前記検査結果の経時変化を表すグラフ情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を有する医療情報処理システムであって、
    前記操作手段により前記グラフ情報の一部が指定されたときに、前記制御手段は、前記グラフ情報の一部に対応する検査日時の検査結果を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする医療情報処理システム。
  2. 前記医療情報は、前記被検体に対して予め実施された医療行為に関する医療行為情報と、各医療行為の実施日時とを含み、
    前記制御手段は、前記グラフ情報の一部に対応する検査日時に最も近い実施日時の医療行為情報を含む1つ以上の医療行為情報を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療情報処理システム。
  3. 前記記憶手段は、グラフ情報として表示される検査と医療行為とを関連付ける関連情報を予め記憶し、
    前記制御手段は、前記関連情報を参照し、前記表示手段に表示されたグラフ情報に対応する検査に関連付けられた医療情報に関する医療行為情報を表示させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療情報処理システム。
  4. 前記制御手段は、前記グラフ情報の一部に対応する検査日時を含む所定期間に実施日時が含まれる医療行為に関する医療行為情報を表示させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療情報処理システム。
  5. 前記医療行為情報は、他の検査の検査結果、医用画像、薬剤名及び手術名のうちの少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の医療情報処理システム。
  6. 表示手段と、
    被検体に対して予め実施された検査の検査結果及び検査日時を含む医療情報を、前記被検体の識別情報に関連付けて予め記憶する記憶手段と、
    前記医療情報に基づいて前記検査結果の経時変化を表すグラフ情報を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を有する医療情報処理システムであって、
    前記グラフ情報の一部を指定する指定手段と、
    前記制御手段は、前記グラフ情報の一部に類似した検査結果を含む他の被検体の医療情報を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする医療情報処理システム。
  7. 前記指定手段は、前記グラフ情報の一部を指定するために操作される操作手段を含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の医療情報処理システム。
  8. 前記制御手段は、前記グラフ情報の一部における前記検査結果の変動値を演算する演算手段を含み、前記変動値と略等しい変動値を有する検査情報を含む他の被検体の医療情報を表示させる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の医療情報処理システム。
  9. 前記指定手段は、前記検査結果又は前記グラフ情報に基づいて、前記グラフ情報において所定閾値以上の変動値を有する部分を特定する特定手段を含み、
    前記制御手段は、前記特定された部分と略等しい変動値を有する検査結果を含む他の被検体の医療情報を表示させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の医療情報処理システム。
  10. 前記医療情報は、病名情報を含み、
    前記制御手段は、前記他の被検体の病名情報を表示させる、
    ことを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれか一項に記載の医療情報処理システム。
  11. 表示手段と、操作手段と、被検体に対して予め実施された検査の検査結果及び検査日時を含む医療情報を予め記憶する記憶手段とを有し、前記医療情報に基づいて前記検査結果の経時変化を表すグラフ情報を前記表示手段に表示させるコンピュータを、
    前記操作手段により前記グラフ情報の一部が指定されたときに、前記グラフ情報の一部に対応する検査日時の検査結果を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる制御手段として機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  12. 表示手段と、被検体に対して予め実施された検査の検査結果及び検査日時を含む医療情報を、前記被検体の識別情報に関連付けて予め記憶する記憶手段とを有し、前記医療情報に基づいて前記検査結果の経時変化を表すグラフ情報を前記表示手段に表示させるコンピュータを、
    前記グラフ情報の一部を指定する指定手段として機能させ、かつ、
    前記グラフ情報の一部に類似した検査結果を含む他の被検体の医療情報を前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる制御手段として機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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