JP2009104178A - パターン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】化学的シュリンク法により得られるレジストパターンの形状を良好にする。
【解決手段】基板101上にレジスト膜102を形成し、形成したレジスト膜102に露光光103を選択的に照射してパターン露光を行なう。パターン露光を行なったレジスト膜102を現像して第1レジストパターン102bを形成し、続いて、基板101の上に第1レジストパターン102bを含む全面にわたって、レジストの構成材と架橋する架橋剤を含む水溶性膜105を形成する。続いて、加熱により水溶性膜105及び第1レジストパターン102bの側面上で接する部分同士を架橋反応させた後、アルカリ性水溶液106を用いて水溶性膜105の第1レジストパターン102bとの未反応部分を除去することにより、第1レジストパターン102bからその側面上に水溶性膜105が残存してなる第2レジストパターン107を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造プロセス等において用いられるパターン形成方法に関する。
近年、半導体装置の製造プロセスにおいては、半導体素子の集積度の向上に伴ってリソグラフィ技術によるレジストパターンの解像性も一層の微細化が図られている。特に、コンタクトホール形成用の開口部(孔部)を有するレジストパターンは、従来の光リソグラフィ法ではコントラストが低下してしまい、所望の形状を得ることが困難となってきている。
そこで、光リソグラフィによる微細なコンタクトホールパターンを形成する方法として、形成されたレジストパターンを覆うように架橋剤を含む水溶性膜を形成し、レジストパターンの未露光部に残存する酸により、熱を触媒として水溶性膜と架橋反応を起こさせて、コンタクトホールパターンの開口径を縮小(シュリンク)させる方法が提唱されている(例えば、非特許文献1参照。)。
以下、従来の化学的シュリンク法を用いたパターン形成方法について図14及び図15を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2アダマンチルアクリレート(50mol%)−メバロニックラクトンメタクリレート(50mol%))(ベースポリマー)………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロプレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図14(a) に示すように、基板1の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜2を形成する。
次に、図14(b) に示すように、開口数が0.60であるArFエキシマレーザスキャナーにより、露光光3をマスク4を介してレジスト膜2に照射してパターン露光を行なう。
次に、図14(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜2に対して105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図14(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド現像液(アルカリ現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜2の未露光部よりなり開口径が0.20μmの初期レジストパターン2aを得る。
次に、図15(a) に示すように、スピン塗布法により、基板1の上に初期レジストパターン2aを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤を含む水溶性膜5を成膜する。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図15(b) に示すように、成膜した水溶性膜5に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、初期レジストパターン2aにおける開口部の側壁部分と該側壁部分と接する水溶性膜5とを架橋反応させる。
次に、図15(c) に示すように、純水6により、水溶性膜5における初期レジストパターン2aとの未反応部分を除去することにより、図15(d) に示すように、初期レジストパターン2aと、水溶性膜5における初期レジストパターン2aの開口側壁と架橋反応してなる残存部5aとからなり、0.15μmの開口径を有するレジストパターン7を得ることができる。このように、レジストパターン7の開口径は、初期レジストパターン2aの0.20μmから0.15μmに縮小される。
T.Ishibashi et al., "Advanced Micro-Lithography Process with Chemical Shrink Technology", Jpn. J. Appl. Phys. Vol.40. 2001. pp.419-425 特開平10−73927号公報
ところが、図15(d) に示すように、得られたレジストパターン7の開口部の底部には、水溶性膜5が完全に除去されないで残渣5bが生じるという問題がある。このように、縮小パターンを得られたレジストパターン7に残渣5bが生じると、その後のエッチング工程において、エッチング対象となる部材のパターン形状の不良にもつながり、半導体装置の製造に大きな問題となる。なお、レジスト膜2にはポジ型の化学増幅型レジスト材料を用いたが、ネガ型の化学増幅型レジスト材料を用いても残渣は生じる。
従って、このような残渣5bが生じた不良なレジストパターン7では、エッチング対象部材に得られるパターンの形状も不良となってしまうため、半導体装置の製造プロセスにおける生産性及び歩留まりが低下してしまうという問題が生じる。
前記に鑑み、本発明は、化学的シュリンク法により得られるレジストパターンの形状を良好にすることを目的とする。
本願発明者らは、化学的シュリンク法により得られるレジストパターンにおいて、初期レジストパターンをシュリンクする水溶性膜の未反応部分を確実に除去できるよう種々の検討を重ねた結果、水溶性膜の未反応部分を除去する液体を純水に代えてアルカリ水溶液とすると、該水溶性膜の除去を容易に且つ確実に行なえるようになるとの第1の知見を得ている。これは架橋剤を含む水溶性膜に対する溶解性が純水よりもアルカリ水溶液の方が高いためと考えられる。
本願発明者らは、また、架橋剤を含む水溶性膜に脂環式化合物を添加すると、水溶性膜を構成するポリマー中に分子レベルの隙間を生じさせることができ、その結果、水溶性膜を除去する際の溶液がこの隙間に浸透して、水溶性膜の未反応部分を確実に除去できるようになるという第2の知見を得ている。
また、架橋剤を含む水溶性膜に可塑性を与える可塑剤を水溶性膜に接触させると、水溶性膜が脆弱化して水溶性膜を除去する際の液体の浸透性が向上することにより、水溶性膜の残渣を防止できるという第3の知見を得ている。
また、架橋剤を含む水溶性膜をプラズマにさらすことによっても、水溶性膜が脆弱化して水溶性膜を除去する際の液体の浸透性が向上することにより、水溶性膜の残渣を防止できるという第4の知見を得ている。
本発明は、これらの知見に基づいてなされたものであり、初期レジストパターンをシュリンクするために設けた水溶性膜の残渣を生じないようにすることが可能となる。具体的には以下の方法によって実現される。
本発明に係る第1のパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なうことにより、第1レジストパターンを形成する工程と、基板の上に第1レジストパターンを含む全面にわたって、第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、水溶性膜を加熱することにより、水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、アルカリ性水溶液を用いて、水溶性膜における第1レジストパターンとの未反応部分を除去することにより、第1レジストパターンからその側面上に水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えている。
第1のパターン形成方法によると、第1レジストパターンと架橋反応させた水溶性膜の未反応部分を除去する際に、水溶性膜に対する溶解性が純水よりも高いアルカリ性水溶液を用いるため、該未反応部分を確実に除去できるので、第2レジストパターンに水溶性膜の残渣が生じなくなり、その結果、第1レジストパターンの側面上に水溶性膜が残存してその開口径又はスペース幅が縮小(シュリンク)した第2レジストパターンの形状が良好となる。
ここで、アルカリ性水溶液の重量濃度は、数wt%〜50wt%程度が好ましい。より好ましくは、通常のアルカリ性現像液の重量濃度(2.38wt%)の2分の1(=約1.20wt%)以下であり、さらには、通常のアルカリ性現像液の10分の1(=約0.24wt%)程度が好ましい。
本発明に係る第2のパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なうことにより、第1レジストパターンを形成する工程と、基板の上に第1レジストパターンを含む全面にわたって、第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤及び脂環式化合物を含む水溶性膜を形成する工程と、水溶性膜を加熱することにより、水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、水溶性膜における第1レジストパターンとの未反応部分を液体により除去することにより、第1レジストパターンからその側面上に水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えている。
第2のパターン形成方法によると、パターンの開口径又はスペース幅を縮小する水溶性膜に脂環式化合物を含ませているため、該水溶性膜を構成する水溶性ポリマー中に分子レベルの隙間が生じる。これにより、第1レジストパターンと架橋反応させた水溶性膜の未反応部分を液体により除去する際に該液体の水溶性膜に対する浸透性が向上するため、液体により水溶性膜の未反応部分を確実に除去できるので、第2レジストパターンに水溶性膜の残渣が生じなくなり、その結果、第1レジストパターンの側面上に水溶性膜が残存してその開口径又はスペース幅が縮小した第2レジストパターンの形状が良好となる。
本発明に係る第3のパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なうことにより、第1レジストパターンを形成する工程と、基板の上に第1レジストパターンを含む全面にわたって、第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、水溶性膜を加熱することにより、水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、架橋反応を終えた水溶性膜に可塑性を与える可塑剤を含む溶液を水溶性膜に接触させる工程と、水溶性膜における第1レジストパターンとの未反応部分を液体により除去することにより、第1レジストパターンからその側面上に水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えている。
第3のパターン形成方法によると、架橋反応を終えた水溶性膜に可塑性を与える可塑剤を含む溶液を水溶性膜に接触させることにより該水溶性膜が脆弱化するため、液体により水溶性膜の未反応部分を確実に除去できるので、第2レジストパターンに水溶性膜の残渣が生じなくなり、その結果、第1レジストパターンの側面上に水溶性膜が残存してその開口径又はスペース幅が縮小した第2レジストパターンの形状が良好となる。
なお、可塑剤の水溶性膜中への添加量は数wt%程度が好ましい。
本発明に係る第4のパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なうことにより、第1レジストパターンを形成する工程と、基板の上に第1レジストパターンを含む全面にわたって、第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、水溶性膜に可塑性を与える可塑剤を含む溶液を水溶性膜に接触させる工程と、可塑剤を含む溶液と接触された水溶性膜を加熱することにより、水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、水溶性膜における第1レジストパターンとの未反応部分を液体により除去することにより、第1レジストパターンからその側面上に水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えている。
第4のパターン形成方法によると、水溶性膜を形成した後、形成した水溶性膜に可塑性を与える可塑剤を含む溶液を水溶性膜に接触させることにより該水溶性膜が脆弱化するため、液体により水溶性膜の未反応部分を確実に除去できるので、第2レジストパターンに水溶性膜の残渣が生じなくなり、その結果、第1レジストパターンの側面上に水溶性膜が残存してその開口径又はスペース幅が縮小した第2レジストパターンの形状が良好となる。
本発明に係る第5のパターン形成方法は、基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なうことにより、第1レジストパターンを形成する工程と、基板の上に第1レジストパターンを含む全面にわたって、第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、水溶性膜を加熱することにより、水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、架橋反応を終えた水溶性膜にプラズマを接触させる工程と、水溶性膜における第1レジストパターンとの未反応部分を液体により除去することにより、第1レジストパターンからその開口部の側壁上に水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えている。
第5のパターン形成方法によると、架橋反応を終えた水溶性膜にプラズマを接触させることにより該水溶性膜が脆弱化するため、液体により水溶性膜の未反応部分を確実に除去できるので、第2レジストパターンに水溶性膜の残渣が生じなくなり、その結果、第1レジストパターンの側面上に水溶性膜が残存してその開口径又はスペース幅が縮小した第2レジストパターンの形状が良好となる。
第2〜第5のパターン形成方法において、水溶性膜の未反応部分を除去する液体には、水又はアルカリ性水溶液を用いることが好ましい。
本発明に係るパターン形成方法によると、第1レジストパターンにおける開口径又はスペース幅が縮小した第2レジストパターンの形状が良好となるため、該第2レジストパターンを用いてエッチングされた被処理膜のパターン形状も良好となる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法について図1(a) 〜図1(d) 及び図2(a) 〜図2(d) を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2アダマンチルアクリレート(50mol%)−メバロニックラクトンメタクリレート(50mol%))(ベースポリマー)………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図1(a) に示すように、基板101の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜102を形成する。
次に、図1(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザスキャナーによる露光光103をマスク104を介してレジスト膜102に照射してパターン露光を行なう。
次に、図1(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜102に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図1(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜102の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部102aを持つ第1レジストパターン102bを得る。
次に、図2(a) に示すように、スピン塗布法により、基板101の上に第1レジストパターン102bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤を含む水溶性膜105を成膜する。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図2(b) に示すように、成膜した水溶性膜105に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン102bにおける開口部102aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜105とを架橋反応させる。ここで、水溶性膜105が第1レジストパターン102bの開口部102aの側壁部とのみ反応するのは、第1レジストパターン102bの上面が露光光103を照射されない未露光部であるため、レジスト膜102から酸が残存していないからである。
次に、図2(c) に示すように、純水に0.24wt%程度のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドを加えたアルカリ性水溶液106を用いて、水溶性膜105における第1レジストパターン102bとの未反応部分を除去する。これにより、図2(d) に示すように、第1レジストパターン102bと水溶性膜105における第1レジストパターン102bの開口部102aの側壁上部分105aとからなり、開口部102aの開口幅が0.15μmに縮小した第2レジストパターン107を得ることができる。このとき、開口部102aの底部には水溶性膜105の残渣が生じることがない。
このように、第1の実施形態によると、第1レジストパターン102bの開口部102aの開口径をシュリンクする水溶性膜105の未反応部分を除去する際に、水溶性膜105に対する溶解性が純水よりも高いアルカリ性水溶液、例えば通常用いるアルカリ性現像液のアルカリ濃度よりも濃度が低いアルカリ性水溶液106を用いるため、水溶性膜105の未反応部分がアルカリ性水溶液に106に十分に溶解するようになる。その結果、水溶性膜105の残渣の発生を防止することができるので、第2レジストパターン107の形状が良好となる。
なお、アルカリ性水溶液106の濃度は、通常のアルカリ性現像液の2分の1程度、すなわち1.20wt%以下が好ましく、さらには、通常のアルカリ性現像液の10分の1程度の濃度(0.24wt%)が好ましい。
また、アルカリ性水溶液106は、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドに代えて、テトラエチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液、テトラブチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液又はコリン水溶液を用いることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法について図3(a) 〜図3(d) 及び図4(a) 〜図4(d) を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2アダマンチルアクリレート(50mol%)−メバロニックラクトンメタクリレート(50mol%))(ベースポリマー)………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図3(a) に示すように、基板201の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜202を形成する。
次に、図3(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザスキャナーによる露光光203をマスク204を介してレジスト膜202に照射してパターン露光を行なう。
次に、図3(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜202に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図3(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜202の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部202aを持つ第1レジストパターン202bを得る。
次に、図4(a) に示すように、スピン塗布法により、基板201の上に第1レジストパターン202bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤及び脂環式化合物であるアダマンタノールを含む水溶性膜205を成膜する。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
アダマンタノール(脂環式化合物)………………………………………………0.05g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図4(b) に示すように、成膜した水溶性膜205に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン202bにおける開口部202aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜205とを架橋反応させる。
次に、図4(c) に示すように、純水206を用いて水溶性膜205における第1レジストパターン202bとの未反応部分を除去する。これにより、図4(d) に示すように、第1レジストパターン202bと水溶性膜205における開口部202aの側壁上部分205aとからなり、開口部202aの開口幅が0.15μmに縮小した第2レジストパターン207を得る。このとき、開口部202aの底部には水溶性膜205の残渣が生じることがない。
このように、第2の実施形態によると、第1レジストパターン202bの開口部202aの開口径をシュリンクする水溶性膜205に、純水206の浸透性が向上する脂環式化合物を添加しているため、該水溶性膜205の未反応部分を除去する際に、純水206が水溶性膜205の未反応部分に十分に浸透するようになる。このため、水溶性膜205の未反応部分に純水206が十分に浸透して該未反応部分が容易に除去されるので、水溶性膜205の残渣の発生を防止することができ、その結果、第2レジストパターン207の形状が良好となる。
なお、水溶性膜205に添加する脂環式化合物は、アダマンタンの誘導体であるアダマンタノールに限られず、例えば、ノルボルネン若しくはその誘導体、パーヒドロアントラセン若しくはその誘導体、シクロヘキサン若しくはその誘導体、トリシクロデカン若しくはその誘導体又はアダマンタンを用いることができる。ここで、ノルボルネンの誘導体にはヒドロキシノルボルネンを用いることができ、パーヒドロアントラセンの誘導体にはヒドロキシパーヒドロアントラセンを用いることができ、シクロヘキサンの誘導体にはシクロヘキサノールを用いることができ、トリシクロデカンの誘導体にはヒドロキシトリシクロデカンを用いることができる。
また、第2の実施形態においても、水溶性膜205を除去する純水206にアルカリ性水溶液、例えばアルカリ性現像液よりも低濃度のアルカリ水溶液を用いると、水溶性膜205の未反応部分をより確実に除去することができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法について図5(a) 〜図5(d) 、図6(a) 〜図6(d) 及び図7を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2アダマンチルアクリレート(50mol%)−メバロニックラクトンメタクリレート(50mol%))(ベースポリマー)………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図5(a) に示すように、基板301の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜302を形成する。
次に、図5(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザスキャナーによる露光光303をマスク304を介してレジスト膜302に照射してパターン露光を行なう。
次に、図5(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜302に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図5(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜302の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部302aを持つ第1レジストパターン302bを得る。
次に、図6(a) に示すように、スピン塗布法により、基板301の上に第1レジストパターン302bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤を含む水溶性膜305を成膜する。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図6(b) に示すように、成膜した水溶性膜305に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン302bにおける開口部302aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜305とを架橋反応させる。
次に、図6(c) に示すように、パドル(液盛り)法により、水溶性膜305に可塑性を与える可塑剤、例えば濃度が4wt%のフタル酸ジノルマルオクチルを添加したシクロヘキサノン溶液306を基板301上の水溶性膜305と30秒間接触させることにより、水溶性膜505の膜質を架橋反応性を失わない程度に脆弱化する。なお、この溶液306を水溶性膜305に接触させる方法は、パドル法に限られず、該溶液306を噴霧するスプレイ法又は基板301ごと溶液306に浸すディップ法を用いてもよい。
次に、図6(d) に示すように、純水307により水溶性膜305における第1レジストパターン302bとの未反応部分を除去する。これにより、図7に示すように、第1レジストパターン302bと水溶性膜305における開口部302aの側壁上部分305aとからなり、開口部302aの開口幅が0.15μmに縮小した第2レジストパターン308を得る。このとき、開口部302aの底部には水溶性膜305の残渣が生じることがない。
このように、第3の実施形態によると、第1レジストパターン302bの開口部302aの開口径をシュリンクする水溶性膜305を第1レジストパターン302bと架橋反応させた後、水溶性膜305の膜質を脆弱化する可塑剤が添加されたシクロヘキサノン溶液306に水溶性膜305を接触させるため、該水溶性膜305の未反応部分を除去する際に、膜質が脆弱化された水溶性膜305の未反応部分を純水307でも十分に溶解できるようになる。このため、水溶性膜305の未反応部分が純水307により容易に除去されるので、水溶性膜305の残渣の発生を防止することができ、その結果、第2レジストパターン308の形状が良好となる。
なお、第3の実施形態においても、水溶性膜305を除去する純水307にアルカリ性水溶液、例えばアルカリ性現像液よりも低濃度のアルカリ水溶液を用いると、水溶性膜305の未反応部分をより確実に除去することができる。
また、第3の実施形態においては、水溶性膜305に適当な可塑性を付与する可塑剤に、フタル酸エステルであるフタル酸ジノルマルオクチルを用いたが、これに限られず、アジピン酸エステル、セバシン酸エステル、アジピン酸ポリエステル系、アゼライン酸ジオクチル、リン酸トリクレシル、アセチルクエン酸トリブチル、エポキシ化大豆油、トリメット酸トリオクチル又は塩素化パラフィンを用いることができる。
また、フタル酸エステルには、フタル酸ジノルマルオクチル以外にも、例えば、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソデシル又はフタル酸ブチルベンジルを用いることができる。また、アジピン酸エステルには、例えば、アジピン酸ジオクチル又はアジピン酸ジイソノニルを用いることができる。また、セバシン酸エステルには、例えば、セバシン酸ジブチル又はセバシン酸ジオクチルを用いることができる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法について図8(a) 〜図8(d) 、図9(a) 〜図9(d) 及び図10を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2アダマンチルアクリレート(50mol%)−メバロニックラクトンメタクリレート(50mol%))(ベースポリマー)………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図8(a) に示すように、基板401の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜402を形成する。
次に、図8(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザスキャナーによる露光光403をマスク404を介してレジスト膜402に照射してパターン露光を行なう。
次に、図8(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜402に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図8(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜402の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部を402a持つ第1レジストパターン402bを得る。
次に、図9(a) に示すように、スピン塗布法により、基板401の上に第1レジストパターン402bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤を含む水溶性膜405を成膜する。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図9(b) に示すように、パドル(液盛り)法により、水溶性膜405に可塑性を与える可塑剤、例えば濃度が6wt%のアジピン酸ジオクチルを添加したテトラヒドロフラン溶液406を、基板401上の水溶性膜405と15秒間接触させることにより、水溶性膜405の膜質を架橋反応性を失わない程度に脆弱化する。なお、この溶液406を水溶性膜405に接触させる方法は、パドル法に限られず、該溶液406を噴霧するスプレイ法又は基板401ごと溶液406に浸すディップ法を用いてもよい。
次に、図9(c) に示すように、可塑剤を添加した溶液406と接触された水溶性膜305に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン402bにおける開口部402aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜405とを架橋反応させる。
次に、図9(d) に示すように、純水407により水溶性膜405における第1レジストパターン402bとの未反応部分を除去する。これにより、図10に示すように、第1レジストパターン402bと水溶性膜405における開口部402aの側壁上部分405aとからなり、開口部402aの開口幅が0.15μmに縮小した第2レジストパターン408を得る。このとき、開口部402aの底部には水溶性膜405の残渣が生じることがない。
このように、第4の実施形態によると、第1レジストパターン402bの開口部402aの開口径をシュリンクする水溶性膜405を第1レジストパターン402bの上に成膜した後、水溶性膜405の膜質を脆弱化する可塑剤が添加されたテトラヒドロフラン溶液406に水溶性膜405を接触させるため、該水溶性膜405の未反応部分を除去する際に、膜質が脆弱化された水溶性膜405の未反応部分を純水407でも十分に溶解できるようになる。このため、水溶性膜405の未反応部分が純水407により容易に除去されるので、水溶性膜405の残渣の発生を防止することができ、その結果、第2レジストパターン408の形状が良好となる。
なお、第4の実施形態においても、水溶性膜405を除去する純水407にアルカリ性水溶液、例えばアルカリ性現像液よりも低濃度のアルカリ水溶液を用いると、水溶性膜405の未反応部分をより確実に除去することができる。
また、第4の実施形態においては、可塑剤に、アジピン酸エステルであるアジピン酸ジオクチルを用いたが、これに限られず、フタル酸エステル、セバシン酸エステル、アジピン酸ポリエステル系、アゼライン酸ジオクチル、リン酸トリクレシル、アセチルクエン酸トリブチル、エポキシ化大豆油、トリメット酸トリオクチル又は塩素化パラフィンを用いることができる。
この場合に、フタル酸エステルには、例えば、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、フタル酸ジノルマルオクチル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソデシル又はフタル酸ブチルベンジルを用いることができる。また、アジピン酸エステルには、アジピン酸ジオクチル以外にも、例えばアジピン酸ジイソノニルを用いることができる。また、セバシン酸エステルには、例えば、セバシン酸ジブチル又はセバシン酸ジオクチルを用いることができる。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法について図11(a) 〜図11(d) 、図12(a) 〜図12(d) 及び図13を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2アダマンチルアクリレート(50mol%)−メバロニックラクトンメタクリレート(50mol%))(ベースポリマー)………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図11(a) に示すように、基板501の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜502を形成する。
次に、図11(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザスキャナーによる露光光503をマスク504を介してレジスト膜502に照射してパターン露光を行なう。
次に、図11(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜502に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図11(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜502の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部502aを持つ第1レジストパターン502bを得る。
次に、図12(a) に示すように、スピン塗布法により、基板501の上に第1レジストパターン502bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤を含む水溶性膜505を成膜する。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図12(b) に示すように、成膜した水溶性膜505に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン502bにおける開口部502aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜505とを架橋反応させる。
次に、図12(c) に示すように、圧力が1.33Paで出力が50Wのトリフルオロメタン(CHF )からなるプラズマ506に10秒間さらすことにより、水溶性膜505の膜質を架橋反応性を失わない程度に脆弱化する。
次に、図12(d) に示すように、純水507により水溶性膜505における第1レジストパターン502bとの未反応部分を除去する。これにより、図13に示すように、第1レジストパターン502bと水溶性膜505における開口部502aの側壁上部分505aとからなり、開口部502aの開口幅が0.15μmに縮小した第2レジストパターン508を得る。このとき、開口部502aの底部には水溶性膜505の残渣が生じることがない。
このように、第5の実施形態によると、第1レジストパターン502bの開口部502aの開口径をシュリンクする水溶性膜505を第1レジストパターン502bと架橋反応させた後、水溶性膜505の膜質を脆弱化するように水溶性膜505をプラズマにさらすため、該水溶性膜505の未反応部分を除去する際に、膜質が脆弱化された水溶性膜505の未反応部分を純水507でも十分に溶解できるようになる。このため、水溶性膜505の未反応部分が純水507により容易に除去されるので、水溶性膜505の残渣の発生を防止することができ、その結果、第2レジストパターン508の形状が良好となる。
なお、第5の実施形態においても、水溶性膜505を除去する純水507にアルカリ性水溶液、例えばアルカリ性現像液よりも低濃度のアルカリ水溶液を用いると、水溶性膜505の未反応部分をより確実に除去することができる。
また、水溶性膜505を脆弱にするプラズマには、フッ素系プラズマ、塩素系プラズマ又は酸素系プラズマを用いることができる。
この場合に、フッ素系プラズマには、トリフルオロメタン(CHF )に代えて、四フッ化炭素(CF )、ジフルオロメタン(CH)又はモノフルオロメタン(CH F)を用いることができる。
また、塩素系プラズマには、四塩化炭素(CCl )、トリクロロメタン(CHCl )、ジクロロメタン(CHCl)又はモノクロロメタン(CH Cl)を用いることができる。
また、この場合に、酸素系プラズマには酸素(O )を用いることができる。
なお、第1〜第5の実施形態においては、第2のレジストパターンは、コンタクトホール形成用の開口パターンに限られず、ライン部が隣接してなるスペース部に生じる水溶性膜の残渣を防止する場合にも有効である。
また、第1〜第5の実施形態においては、各第1レジストパターンを構成するレジスト材にはポジ型の化学増幅型レジストを用いたが、化学増幅型レジストに限られず、第1レジストパターンの形成後にパターンの側壁部に酸が生成されるレジスト材であればよい。また、ポジ型レジストに限られずネガ型レジストであってもよい。
第1〜第5の実施形態において、各第1レジストパターンの開口部の開口径をシュリンクする水溶性膜に添加される架橋剤に、2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジンを用いたが、これに代えて、2,4,6-トリス(トリヒドロキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン、2,4,6-トリス(エトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン、テトラメトキシメチルグリコール尿素、テトラメトキシメチル尿素、1,3,5-トリス(メトキシメトキシ)ベンゼン又は1,3,5-トリス(イソプロポキシメトキシ)ベンゼンを用いることができる。
また、各水溶性膜にはポリビニールアルコール又はポリビニールピロリドンを用いることができる。
また、第1〜第5の実施形態において、各第1レジストパターンの露光光は、ArFエキシマレーザに限られず、KrFエキシマレーザ又はF レーザを用いることができる。
本発明に係るパターン形成方法は、化学的シュリンク法を用いて形成されるレジストパターンの形状を良好にできるという効果を有し、半導体装置の製造プロセス等において用いられるパターン形成方法等として有用である。
(a) 〜(d) は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法を示す一工程の断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法を示す一工程の断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法を示す一工程の断面図である。 (a) 〜(d) は従来の化学的シュリンク法によるパターン形成方法を示す工程順の断面図である。 (a) 〜(d) は従来の化学的シュリンク法によるパターン形成方法を示す工程順の断面図である。
101 基板
102 レジスト膜
102a 開口部
102b 第1レジストパターン
103 露光光
104 マスク
105 水溶性膜
105a 水溶性膜の側壁上部分
106 アルカリ性水溶液
107 第2レジストパターン
201 基板
202 レジスト膜
202a 開口部
202b 第1レジストパターン
203 露光光
204 マスク
205 脂環式化合物が添加された水溶性膜
205a 水溶性膜の側壁上部分
206 純水
207 第2レジストパターン
301 基板
302 レジスト膜
302a 開口部
302b 第1レジストパターン
303 露光光
304 マスク
305 水溶性膜
305a 水溶性膜の側壁上部分
306 可塑剤が添加されたシクロヘキサノン溶液
307 純水
308 第2レジストパターン
401 基板
402 レジスト膜
402a 開口部
402b 第1レジストパターン
403 露光光
404 マスク
405 水溶性膜
405a 水溶性膜の側壁上部分
406 可塑剤が添加されたテトラヒドロフラン溶液
407 純水
408 第2レジストパターン
501 基板
502 レジスト膜
502a 開口部
502b 第1レジストパターン
503 露光光
504 マスク
505 水溶性膜
505a 水溶性膜の側壁上部分
506 CHF プラズマ
507 純水
508 第2レジストパターン

Claims (26)

  1. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なうことにより、第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記基板の上に前記第1レジストパターンを含む全面にわたって、前記第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤及び脂環式化合物を含む水溶性膜を形成する工程と、
    前記水溶性膜を加熱することにより、前記水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、
    前記水溶性膜における前記第1レジストパターンとの未反応部分を液体により除去することにより、前記第1レジストパターンからその側面上に前記水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  2. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なうことにより、第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記基板の上に前記第1レジストパターンを含む全面にわたって、前記第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、
    前記水溶性膜を加熱することにより、前記水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、
    架橋反応を終えた前記水溶性膜に可塑性を与える可塑剤を含む溶液を前記水溶性膜に接触させる工程と、
    前記水溶性膜における前記第1レジストパターンとの未反応部分を液体により除去することにより、前記第1レジストパターンからその側面上に前記水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  3. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なうことにより、第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記基板の上に前記第1レジストパターンを含む全面にわたって、前記第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、
    前記水溶性膜に可塑性を与える可塑剤を含む溶液を前記水溶性膜に接触させる工程と、
    可塑剤を含む溶液と接触された前記水溶性膜を加熱することにより、前記水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、
    前記水溶性膜における前記第1レジストパターンとの未反応部分を液体により除去することにより、前記第1レジストパターンからその側面上に前記水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  4. 基板上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なうことにより、第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記基板の上に前記第1レジストパターンを含む全面にわたって、前記第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、
    前記水溶性膜を加熱することにより、前記水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、
    架橋反応を終えた前記水溶性膜にプラズマを接触させる工程と、
    前記水溶性膜における前記第1レジストパターンとの未反応部分を液体により除去することにより、前記第1レジストパターンからその側面上に前記水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  5. 前記液体は、水又はアルカリ性水溶液であることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  6. 前記レジスト膜は、化学増幅型レジストであることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  7. 前記架橋剤は、2,4,6-トリス(トリヒドロキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン、2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン、2,4,6-トリス(エトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン、テトラメトキシメチルグリコール尿素、テトラメトキシメチル尿素、1,3,5-トリス(メトキシメトキシ)ベンゼン又は1,3,5-トリス(イソプロポキシメトキシ)ベンゼンであることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  8. 前記水溶性膜は、ポリビニールアルコール又はポリビニールピロリドンからなることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  9. 前記アルカリ水溶液の濃度は、1.20wt%以下であることを特徴とする請求項5に記載のパターン形成方法。
  10. 前記アルカリ水溶液は、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液、テトラエチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液、テトラブチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液又はコリン水溶液であることを特徴とする請求項9に記載のパターン形成方法。
  11. 前記脂環式化合物は、ノルボルネン若しくはその誘導体、パーヒドロアントラセン若しくはその誘導体、シクロヘキサン若しくはその誘導体、トリシクロデカン若しくはその誘導体又はアダマンタン若しくはその誘導体であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  12. 前記ノルボルネンの誘導体はヒドロキシノルボルネンであることを特徴とする請求項11に記載のパターン形成方法。
  13. 前記パーヒドロアントラセンの誘導体はヒドロキシパーヒドロアントラセンであることを特徴とする請求項11に記載のパターン形成方法。
  14. 前記シクロヘキサンの誘導体はシクロヘキサノールであることを特徴とする請求項11に記載のパターン形成方法。
  15. 前記トリシクロデカンの誘導体はヒドロキシトリシクロデカンであることを特徴とする請求項11に記載のパターン形成方法。
  16. 前記アダマンタンの誘導体はアダマンタノールであることを特徴とする請求項11に記載のパターン形成方法。
  17. 前記可塑剤は、フタル酸エステル、アジピン酸エステル、セバシン酸エステル、アジピン酸ポリエステル系、アゼライン酸ジオクチル、リン酸トリクレシル、アセチルクエン酸トリブチル、エポキシ化大豆油、トリメット酸トリオクチル又は塩素化パラフィンであることを特徴とする請求項2又は3に記載のパターン形成方法。
  18. 前記フタル酸エステルは、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、フタル酸ジノルマルオクチル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソデシル又はフタル酸ブチルベンジルであることを特徴とする請求項17に記載のパターン形成方法。
  19. 前記アジピン酸エステルは、アジピン酸ジオクチル又はアジピン酸ジイソノニルであることを特徴とする請求項17に記載のパターン形成方法。
  20. 前記セバシン酸エステルは、セバシン酸ジブチル又はセバシン酸ジオクチルであることを特徴とする請求項17に記載のパターン形成方法。
  21. 前記可塑剤を含む溶液を接触させる工程には、ディップ法、パドル法又はスプレイ法を用いることを特徴とする請求項2又は3に記載のパターン形成方法。
  22. 前記プラズマは、フッ素系プラズマ、塩素系プラズマ又は酸素系プラズマであることを特徴とする請求項4に記載のパターン形成方法。
  23. 前記フッ素系プラズマは、四フッ化炭素、トリフルオロメタン、ジフルオロメタン又はモノフルオロメタンのプラズマであることを特徴とする請求項22に記載のパターン形成方法。
  24. 前記塩素系プラズマは、四塩化炭素、トリクロロメタン、ジクロロメタン又はモノクロロメタンのプラズマであることを特徴とする請求項22に記載のパターン形成方法。
  25. 前記酸素系プラズマは酸素プラズマであることを特徴とする請求項22に記載のパターン形成方法。
  26. 前記露光光は、ArFエキシマレーザ、KrFエキシマレーザ又はF レーザであることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のパターン形成方法。
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