JP2009104055A - 駆動装置及び駆動方法、並びに電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば液晶表示装置等の駆動装置において、表示の際のディスクリネーションラインの発生を防止することで、画質を向上させる。
【解決手段】駆動装置は、画素領域(10a)での表示に用いられる元画像信号を補正し、補正後画像信号として供給することで、電気光学装置を駆動する駆動装置であって、一の画素と隣接画素との間における元画像信号の階調の差分を、隣接画素毎に算出する算出手段(120)と、差分に応じて、一の信号部分と複数の信号部分との間の電位差が小さくなるように補正するための補正量を、隣接画素毎に決定する補正量決定手段(130)と、補正量の各々を一つの合成補正量に合成する合成手段(140)と、合成補正量に基づいて、一の信号部分を補正する補正手段(150)と、補正された元画像信号を、電気光学装置に供給する信号供給手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば液晶表示装置等を駆動する駆動装置及び駆動方法、並びに該駆動装置を備えた電気光学装置、及び該電気光学装置を備えた、例えば液晶プロジェクタ等の電子機器の技術分野に関する。
この種の駆動装置として、例えば液晶表示装置等の表示装置を駆動する場合に、表示の際のディスクリネーションラインと呼ばれる表示ムラの発生を防止して画質を向上させるものがある。ディスクリネーションラインは、隣接画素間、或いは画素領域において輝度の低下によって部分的に暗くなったり、光漏れにより明るくなってしまう表示ムラであり、液晶に印加される電界の乱れに起因して発生する。例えば、基板面に垂直な縦電界の印加が想定されている場合における想定外の横電界の発生に起因して、顕在化しやすい。このため、例えば特許文献1では、駆動極性を反転させつつ液晶表示装置を駆動する場合において、相隣接する画素に印加される電圧の極性が、互いに逆となる時間を短くするように駆動することにより、ディスクリネーションラインの発生を防止する技術が開示されている。
特開平11−295697号公報
しかしながら、上述した技術においては、駆動極性が逆となってしまう期間が少なからず存在するため、そのような期間においてディスクリネーションラインが発生してしまう。また、極性が逆とならない期間であっても、表示する階調の違いによって隣接する画素間に電位差が生じるため、同様にディスクリネーションラインが発生してしまうおそれがある。即ち、上述した技術によれば、電界の乱れや想定外の横電界の発生による、液晶の配向の乱れを、十分に小さくすることが困難であるという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、表示の際のディスクリネーションラインの発生を防止することで、画質を向上させることが可能な駆動装置及び駆動方法、並びに該駆動装置を備えた電気光学装置、及び該電気光学装置を備えた電子機器を提供することを課題とする。
本発明の駆動装置は上記課題を解決するために、複数の画素が配列されてなる画素領域で表示されるべき画像を画素単位で示す元画像信号を補正し、補正後画像信号として前記画素領域を有する電気光学装置に供給することで、前記電気光学装置を駆動する駆動装置であって、前記複数の画素のうち一の画素と該一の画素に隣接する一又は複数の隣接画素との間における前記元画像信号の階調の差分を、前記隣接画素毎に算出する算出手段と、前記算出された差分に応じて、前記元画像信号を構成する前記一の画素に対応する一の信号部分と前記一又は複数の隣接画素に対応する複数の信号部分との間の電位差が小さくなるように前記一の信号部分を補正するための補正量を前記隣接画素毎に決定する補正量決定手段と、前記一の画素に対する前記隣接画素毎の補正量の各々を、一つの合成補正量に合成する合成手段と、前記合成された合成補正量に基づいて、前記一の信号部分を補正する補正手段と、前記一の信号部分が補正された後の前記元画像信号を、補正後画像信号として、前記電気光学装置に所定方式で供給する信号供給手段とを備える。
本発明に係る駆動装置によれば、その動作時に、先ず複数の画素が配列されてなる画素領域で表示されるべき画像を画素単位で示す元画像信号が装置に入力される。元画像信号が入力されると、例えばプロセッサ、メモリ等を有する算出手段によって、複数の画素のうち一の画素と一の画素に隣接する一又は複数の隣接画素との間における元画像信号の階調の差分が算出される。差分は、典型的には、一の画素に隣接する一又は複数の画素全てについて算出される。例えば、一の画素に対して上下左右の4方向で隣接画素が存在する場合には、差分は一つの画素に対して4つ算出される。尚、差分は所定の画素についてのみ算出されるようにしてもよい。即ち、上述したように4方向で隣接画素が存在する場合において、差分が1つから3つ算出されるようにしてもよい。
続いて、例えばプロセッサ、メモリ、コンパレータ等を有する補正量決定手段により、算出された差分に応じて、補正量が隣接画素毎に決定される。補正量は、元画像信号を構成する一の画素に対応する一の信号部分と複数の隣接画素に対応する複数の信号部分との間の電位差が小さくなるように一の信号部分を補正する値として決定される。尚、ここでの「信号部分」とは、元画像信号を構成する個々の画素信号或いは元画素信号を意味している。即ち、画像信号は、複数の画素に対応する複数の信号部分(或いは画素信号)の集合体ということもできる。補正量は、典型的には、算出された差分の数だけ決定される。即ち、上述したように4つの差分が算出された場合には、4つの補正量が決定される。また補正量は、数式等を用いて算出することで決定されてもよいし、予め設定されたテーブル等を用いて決定されてもよい。
隣接画素毎に補正量が決定されると、例えばプロセッサ、メモリ等を有する合成手段によって、補正量の各々が一つの合成補正量に合成される。即ち、一の画素に対して複数存在していた補正量が、一の画素に対する一つの補正量とされる。補正量の合成は、例えば単純に複数の補正量を足し合わせることによって行われてもよいし、数式等を用いることで行われてもよい。尚、補正量が一つしか決定されていない場合は、上述した合成手段による合成は省略されてもよい。即ち、一の隣接画素に対してのみ補正量が決定された場合には、決定された一つの補正量を合成補正量として用いてもよい。
補正量が合成され合成補正量となると、例えばプロセッサ、メモリ等を有する補正手段により、合成された合成補正量に基づいて、一の信号部分が補正される。ここでの補正は、典型的には、補正量が一の信号部分に加算又は減算されることで行われる。これにより、一の信号部分の電圧が変化し、隣接する画素間の電位差は小さくなる。
補正された補正後画像信号は、例えばプロセッサ、メモリ、電源等を有する信号供給手段によって、電気光学装置に所定方式で供給される。例えば、走査線別にシリアルな画素信号のフォーマットや、これに加えて複数本のデータ線を同時駆動する場合におけるシリアル−パラレル変換(或いは相展開)された画像信号のフォーマットで供給される。これにより、電気光学装置が駆動され、画像が表示されることとなる。尚、典型的には、駆動装置からは、このような補正後画像信号の所定方式による供給に同期して、走査信号が供給される。但し、このような走査信号は、当該駆動装置とは別に用意された走査線駆動回路から、供給されても構わない。
ここで仮に、上述したような補正が行われないとすると、一の画素と隣接画素との間に比較的大きな電位差が生じることとなる。このような電位差は、例えば横電界等を発生させる原因となり、このような横電界は、画素領域においてディスクリネーションラインを発生させる原因となる。特に、縦電界で駆動されることが想定されている電気光学装置の場合には、想定外の横電界の発生により、ディスクリネーションラインが顕著に発生し得る。ディスクリネーションラインが発生してしまうと、画素領域において、部分的に暗い部分や明るい部分が存在することとなり、結果として表示ムラが発生してしまう。即ち、画質が低下してしまう。
しかるに本発明では特に、上述したように、一の画素に供給される信号部分を補正することで、一の画素と隣接画素との間の電位差を小さくすることが可能である。よって、ディスクリネーションラインの発生を防止することが可能である。更に、本発明では特に、隣接画素毎に決定された補正量が、合成手段により、一つの合成補正量に合成される。このため、複数の隣接画素の各々が一の画素に与える影響を総合的に考慮した補正を行うことが可能となる。よって、例えば一の画素に対して多くの隣接画素が存在しており、隣接画素が一の画素に夫々異なる影響を与えているような場合であっても、適切な補正を行うことができる。従って、観察者である人間の目の特性を勘案した上でディスクリネーションラインの発生を防止することで、極めて効果的に画質を向上させることが可能である。
尚、信号部分の階調の差分が小さくなるように補正すると、表示される画像は、多少ぼやけるように補正されてしまう。しかしながら、ディスクリネーションラインによる画質の低下が改善される分を考慮すると、全体として画質は向上される。特に、表示の高精細化のために画素が小さく構成されている電気光学装置を駆動する場合においては、補正によるぼやけは、視覚的に殆ど或いは全く感じられないまでに低減される。これに対し、ディスクリネーションラインは、例えば画面上に暗い線や明るい線として現れるため、非常に目に付きやすい。従って、ディスクリネーションラインの発生を防止することで、効果的に画質を向上させることが可能である。
以上説明したように、本発明に係る駆動装置によれば、一の画素と隣接画素との間で差分を算出することで、好適に元画像信号を補正することが可能である。よって、表示の際のディスクリネーションラインの発生を防止し、画質を向上させることが可能である。
本発明の駆動装置の一態様では、前記算出手段は、前記一の画素及び前記複数の隣接画素間のうち、所定方向で隣接する画素間における前記階調の差分を、前記隣接画素毎に算出する。
この態様によれば、算出手段により算出される差分は、一の画素と所定方向で隣接する画素との間で、隣接画素毎に算出される。即ち、一の画素と所定方向でない方向で隣接する画素との間では、差分が算出されない。
一の画素に隣接する画素に供給される信号部分のうち、一の画素に供給される画像信号に影響を与える画像信号は、例えば液晶表示装置を用いる場合、ラビング方向や分子の傾き等によって限定される。従って、隣接する画素全てについて差分を算出しなくとも、効果的な補正を行うことが可能である。
所定方向で隣接する画素間で差分を算出するようにすることで、隣接画素毎の補正量の決定や補正量の合成等の処理が簡単化される。よって、装置への負荷を低減しつつ、効果的にディスクリネーションラインの発生を防止することが可能となる。
本発明の駆動装置の他の態様では、前記補正量決定手段は、前記隣接画素毎に算出された差分の各々に、所定の補正係数を乗ずることで、前記補正量を算出する。
この態様によれば、補正量決定手段によって、算出された差分に所定の補正係数が乗ぜられることにより、上述した補正量が算出される。所定の補正係数は、例えば所定の補正係数を用いた補正を行いつつ、実際の表示をシミュレートすることで求められ、予め設定される。尚、設定される所定の補正係数は1つに限られなくともよく、例えば差分の大きさ等に応じて、複数の補正係数が使い分けられるようにしてもよい。
所定の補正係数を用いることにより、補正量をより容易に決定することができる。従って、表示の際のディスクリネーションラインの発生をより確実に防止し、画質を向上させることが可能となる。
上述した補正量決定手段が所定の補正係数を用いる態様では、前記所定の補正係数は、前記一の画素に対して、前記隣接画素が一の方向で隣接する場合及び前記一の方向と交わる他の方向で隣接する場合で別々に設定されているように構成してもよい。
このように構成すれば、補正量が決定される際に、画素が隣接する方向によって、相異なる所定の補正係数が用いられる。例えば、一の画素に対して、上下左右の4方向から隣接画素が隣接している場合には、上下方向と左右方向とで所定の補正係数が2つ設定され、補正量が決定される。
上述したように補正量を決定することで、隣接する方向によって特性が異なる場合に、より適切な補正量が決定される。例えば、電気光学装置において、走査線毎に画像信号の極性を反転させて駆動を行う場合(所謂、1H反転駆動方式の場合)には、走査線と交わる方向に隣接する画素間においてディスクリネーションラインが発生しやすくなる。このような場合には、画素が走査線と交わる方向に隣接する場合の補正係数を大きくすることで、より適切な補正量が決定される。
より適切な補正量が決定されることで、表示の際のディスクリネーションラインの発生は効果的に防止される。従って、画質を向上させることが可能となる。
本発明の駆動装置の他の態様では、前記一の信号部分及び前記複数の信号部分のうち、少なくとも一方を記憶する記憶手段を更に備え、前記算出手段は、前記記憶手段に記憶された信号部分を用いて、前記差分を算出する。
この態様によれば、差分を算出する一の信号部分及び複数の信号部分のうち少なくとも一方が、例えばラインバッファメモリ、フレームバッファメモリ等を有する記憶手段によって記憶されている。そして、差分を算出する際には、記憶手段に記憶された少なくとも一方の信号部分を用いて差分が算出される。より具体的には、例えば複数の信号部分が記憶されている場合、記憶された複数の信号部分と入力された一の画像信号との差分が算出される。また、一の信号部分及び複数の信号部部分の両方の信号部分が記憶されている場合は、記憶されている両方の信号部分から差分を算出する。
例えば、電気光学装置における走査線と交わる方向で隣接する画素について差分を算出しようとする場合には、信号部分の供給されるタイミングが画素間で異なる。よって、二つの信号部分から直接(即ち、いずれの信号部分も記憶させずに)差分を算出することが困難である。
しかるに本態様では特に、上述したように、記憶手段によって、少なくとも一方の信号部分を記憶させておくことが可能である。このため、信号部分の供給されるタイミングが画素間で異なる場合であっても、容易に差分を算出することが可能となる。よって、補正量決定手段において、確実に補正量を決定することができる。従って、表示の際のディスクリネーションラインの発生を確実に防止し、画質を向上させることが可能である。
本発明の電気光学装置の駆動方法は上記課題を解決するために、複数の画素が配列されてなる画素領域で表示されるべき画像を画素単位で示す元画像信号を補正し、補正後画像信号として前記画素領域を有する電気光学装置に供給することで、前記電気光学装置を駆動する駆動方法であって、前記複数の画素のうち一の画素と該一の画素に隣接する一又は複数の隣接画素との間における前記元画像信号の階調の差分を、前記隣接画素毎に算出する算出工程と、前記算出された差分に応じて、前記元画像信号を構成する前記一の画素に対応する一の信号部分と前記一又は複数の隣接画素に対応する複数の信号部分との間の電位差が小さくなるように前記一の信号部分を補正するための補正量を前記隣接画素毎に決定する補正量決定工程と、前記一の画素に対する前記隣接画素毎の補正量の各々を、一つの合成補正量に合成する合成工程と、前記合成された合成補正量に基づいて、前記一の信号部分を補正する補正工程と、前記一の信号部分が補正された後の前記元画像信号を、補正後画像信号として、前記電気光学装置に所定方式で供給する信号供給工程とを備える。
本発明に係る駆動方法によれば、上述した本発明の駆動装置の場合と同様に、一の画素と一の画素に隣接する隣接画素との間において、信号部分の階調の差分を算出することで、好適に元画像信号を補正することが可能である。よって、表示の際のディスクリネーションラインの発生を防止し、画質を向上させることが可能である。
尚、本発明の駆動方法においても、上述した本発明の駆動装置における各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
本発明の電気光学装置は上記課題を解決するために、上述した本発明の駆動装置(但し、その各種態様も含む)を具備する。
本発明の電気光学装置によれば、上述した本発明に係る駆動装置を具備してなるので、表示の際のディスクリネーションラインの発生を効果的に防止し、画質を向上させることが可能である。
本発明の電子機器は上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置(但し、その各種態様も含む)を具備する。
本発明の電子機器によれば、上述した本発明に係る電気光学装置を具備してなるので、高品質な表示を行うことが可能な、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。また、本発明の電子機器として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置等も実現することも可能である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。
<電気光学装置>
先ず、本実施形態に係る駆動装置によって駆動される電気光学装置の構成について、図1から図3を参照して説明する。以下では、駆動回路内蔵型のTFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例にとる。
本実施形態に係る電気光学装置の全体構成について、図1及び図2を参照して説明する。ここに図1は、本実施形態に係る液晶装置の構成を示す平面図であり、図2は、図1のH−H´線断面図である。
図1及び図2において、本実施形態に係る液晶装置では、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10は、例えば石英基板、ガラス基板、シリコン基板等の透明基板である。対向基板20も、TFTアレイ基板10と同様に、透明基板である。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されている。TFTアレイ基板10と対向基板20とは、複数の画素電極が設けられた画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
シール材52は、両基板を貼り合わせるための、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布された後、紫外線照射、加熱等により硬化させられたものである。シール材52中には、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔(即ち、基板間ギャップ)を所定値とするためのグラスファイバ或いはガラスビーズ等のギャップ材が散布されている。
シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。但し、このような額縁遮光膜53の一部又は全部は、TFTアレイ基板10側に内蔵遮光膜として設けられてもよい。
周辺領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域には、データ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。走査線駆動回路104は、この一辺に隣接する2辺に沿い、且つ、額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。更に、このように画像表示領域10aの両側に設けられた二つの走査線駆動回路104間をつなぐため、TFTアレイ基板10の残る一辺に沿い、且つ、額縁遮光膜53に覆われるようにして複数の配線105が設けられている。
TFTアレイ基板10上には、対向基板20の4つのコーナー部に対向する領域に、両基板間を上下導通材107で接続するための上下導通端子106が配置されている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
図2において、TFTアレイ基板10上には、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、配向膜が形成されている。画素電極9aは、ITO(Indium Tin Oxide)膜などの透明導電膜からなり、配向膜は、ポリイミド膜などの有機膜からなる。他方、対向基板20上には、格子状又はストライプ状の遮光膜23が形成された後に、その全面に亘って対向電極21が設けられており、更には最上層部分に配向膜が形成されている。対向電極21は、ITO膜などの透明導電膜からなり、配向膜は、ポリイミド膜などの有機膜からなる。このように構成され、画素電極9aと対向電極21とが対面するように配置されたTFTアレイ基板10と対向基板20との間には、液晶層50が形成されている。液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で所定の配向状態をとる。
尚、図1及び図2に示したTFTアレイ基板10上には、これらのデータ線駆動回路101、走査線駆動回路104等の駆動回路に加えて、画像信号線上の画像信号をサンプリングしてデータ線に供給するサンプリング回路、複数のデータ線に所定電圧レベルのプリチャージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャージ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路等を形成してもよい。
次に、本実施形態に係る電気光学装置の画素部の電気的な構成について、図3を参照して説明する。ここに図3は、本実施形態に係る液晶装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路図である。
図3において、画像表示領域10aを構成するマトリクス状に形成された複数の画素の各々には、画素電極9a及びTFT30が形成されている。TFT30は、画素電極9aに電気的に接続されており、本実施形態に係る液晶装置の動作時に画素電極9aをスイッチング制御する。画像信号が供給されるデータ線6aは、TFT30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、・・・、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
TFT30のゲートに走査線3aが電気的に接続されており、本実施形態に係る液晶装置は、所定のタイミングで、走査線3aにパルス的に走査信号G1、G2、・・・、Gmを、この順に線順次で印加するように構成されている。画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、・・・、Snが所定のタイミングで書き込まれる。画素電極9aを介して電気光学物質の一例としての液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、・・・、Snは、対向基板に形成された対向電極との間で一定期間保持される。
液晶層50(図2参照)を構成する液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体として液晶装置からは画像信号に応じたコントラストをもつ光が出射される。
ここで保持された画像信号がリークすることを防ぐために、画素電極9aと対向電極21(図2参照)との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量70が付加されている。蓄積容量70は、画像信号の供給に応じて各画素電極9aの電位を一時的に保持する保持容量として機能する容量素子である。蓄積容量70の一方の電極は、画素電極9aと並列してTFT30のドレインに接続され、他方の電極は、定電位となるように、電位固定の容量線300に接続されている。蓄積容量70によれば、画素電極9aにおける電位保持特性が向上し、コントラスト向上やフリッカの低減といった表示特性の向上が可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る電気光学装置では、画素毎に設けられた画素電極9aが、走査線が伸びる方向(即ち、図中のX方向)、及び走査線と交わる方向(即ち、図中のY方向)で隣接するように、マトリクス状に配置されている。
次に、上述した電気光学装置を駆動する、本実施形態に係る駆動装置の構成及び動作について、図4から図11を参照して説明する。
先ず、本実施形態に係る駆動装置と上述した電気光学装置との接続構成について、図4を参照して説明する。ここに図4は、本実施形態に係る駆動装置と電気光学装置との接続構成を示す斜視図である。
図4において、本実施形態に係る駆動装置100は、図1及び図2に示したデータ線駆動回路101に対して、補正後の画像信号を所定フォーマットで供給する装置として構築されている。より具体的には、外部回路接続端子102にフレキシブルコネクタ200を介して接続される、液晶パネルに対する外部回路或いは装置として構築される。即ち、本実施形態における駆動装置100は、液晶パネルに対する画像信号供給装置或いは回路とも呼べるものとして構築されている。更に、補正を伴わない元画像信号を供給する画像信号供給装置に内蔵される又はその後段に配置される補正回路或いは装置とも呼べるものとして構築されてもよい。加えて、駆動装置は、本実施形態に独自の補正に合わせて、ガンマ補正、シリアル−パラレル変換等の既存の補正や処理を実行するように構成されてもよい。
次に、本実施形態に係る駆動装置の構成及び動作について詳細に説明する。以下では、差分を算出する信号部分が供給される二つの画素電極9aが、互いにどの方向で隣接しているかによって、装置の構成及び動作を別々に説明する。尚ここでは、差分を算出する二つの信号部分のうち、階調の暗い方の信号部分に補正が行われる(即ち、予め暗い方の信号部分を補正するように設定されている)場合を例にとる。
先ず、差分を算出する二つの画素電極9aが、走査線の伸びる方向(即ち、図3におけるX方向)で隣接している場合について、図5から図7を参照して説明する。ここに図5は、X方向の補正を行う駆動装置の構成を示すブロック図であり、図6は、X方向の補正を行う駆動装置の動作を示すフローチャートである。また図7は、本実施形態に係る駆動装置の各部位に出力される信号を示す表である。
図5において、本実施形態に係る駆動装置は、本発明の「記憶手段」の一例である遅延部110と、本発明の「算出手段」の一例である算出部120と、本発明の「補正量決定手段」の一例である補正量決定部130と、本発明の「合成手段」の一例である合成部140と、本発明の「補正手段」の一例である加算部150とを備えて構成されている。
遅延部110は、例えばラインバッファ等のメモリ装置であり、入力された信号部分を、一時的に記憶した後に出力することで、信号部分が算出部120に供給されるタイミングを遅延させる。遅延部110は、1画素分の信号部分を記憶可能であればよいが、例えば1ライン分の信号部分を記憶可能であってもよい。また、このような遅延部110が、複数備えられるように構成してもよい。
算出部120は、例えば演算回路やメモリ等を備えて構成されており、入力される二つの信号部分に係る階調の差分を算出し、一つの差分情報として補正量決定部130に出力する。
補正量決定部130は、例えば演算回路やメモリ等を備えて構成されており、入力された差分に基づいて、補正量を決定する。補正量は、例えば数式等を用いることで算出されてもよいし、予め設定されたテーブル等に基づいて決定されてもよい。
合成部140は、例えば演算回路やメモリ等を備えて構成されており、隣接画素毎に決定された複数の補正量を合成することで、一つの合成補正量とする。補正量の合成は、例えば補正量の各々を足し合わせることによって行われてもよいし、数式等を用いて行われてもよい。
加算部140は、演算回路やメモリ等を備えて構成されており、入力された信号部分に対し、合成補正量を加算することで補正する。そして、補正した信号部分を、上述した電気光学装置に供給する。
図6において、本実施形態に係る駆動装置の動作時には、先ず装置に元画像信号が入力される(ステップS11:YES)。元画像信号は、上述したように、電気光学装置の走査線3a(図3参照)毎に順次入力される。続いて、入力された元画像信号から、差分を抽出する二つの信号部分を抽出する(ステップS12)。即ち、画像表示領域10a(図1参照)において、X方向に相隣接する二つの画素電極9aに供給される信号部分を抽出する。このような抽出動作は、遅延部110(図5参照)が、入力された信号部分を一時的に記憶し、1画素分遅らせて出力することによって行われる。
抽出された二つの信号部分は夫々、算出部120に入力される。算出部120は、二つの信号部分の階調の差分を算出する(ステップS13)。算出された差分は、補正量決定部130に入力される。補正量決定部130は、差分に所定の補正係数をかけることによって補正量を決定する(ステップS14)。一つの差分が入力されると、補正量決定部130は、二つの補正量を決定する。即ち、相隣接する第1の画素及び第2の画素において、第一の画素及び第2の画素の階調の差分から、第1の画素が第2の画素に与える影響を補正する補正量と、第2の画素が第1の画素に与える影響を補正する補正量を決定する。この際、二つの補正量の決定には、夫々異なる補正係数が用いられてもよい。
以下に、上述した補正量決定までの工程を、図5で示した駆動装置の各部位における信号を参照しながら、より具体的に説明する。
図7において、図5にa及びbで示す部分には、画素電極9aに供給される信号部分の階調L(nは、1からk(X方向に配置された画素電極9aの数)までの整数であり、画像表示領域10aにおいて、画素電極9aがX方向に数えて何番目のものであるかを示す)が順次出力されている。ここで上述したように、bの部分に出力される階調は、遅延部110により1画素分遅延されている。よって、図に示すように、例えばaの部分に階調Lが出力されている際には、bの部分には階調Lが出力される。
図5にcで示す部分には、算出部120によって算出された差分が出力される。よって、例えば階調L及びLが算出部120に入力された場合には、差分情報としてL−Lが出力される。
図5にd及びeで示す部分には、補正量決定部130によって決定された補正量が出力される。補正量は、上述したように、一つの差分からhna及びhnbの二つが決定される。例えば、h2aは2番目の画素電極9aに供給される信号部分が、1番目の画素電極9aに供給される信号部分に与える影響を補正するための補正量であり、h2bは2番目の画素電極9aに供給される信号部分が、3番目の画素電極9aに供給される信号部分に与える影響を補正するための補正量である。
上述した二つの補正量hna及びhnbは、夫々の決定に用いられる所定の補正係数をp及びpとすると、例えば以下に示す数式(1)及び(2)によって決定される。
hna=(Ln−1−L)×p …(1)
hnb=(L−Ln+1)×p …(2)
このように、補正量決定部130では、差分に基づく補正量が順次決定される。
図6に戻り、補正量が決定されると、合成する補正量が全て決定されたか否かを判定する(ステップS15)。即ち、一の画素に対して、X方向で隣接する全ての画素についての補正量が決定されたか否かが判定される。例えば、2番目の画素電極9aに供給される信号部分に係る合成補正量を合成するためには、h2a及びh2bの二つの補正量を用いる。よって、このような場合は、h2a及びh2bがいずれも決定されているか否かが判定される。
合成する補正量が全て決定されている場合には(ステップS15:YES)、合成部140が補正量を画素毎に合成し、一つの合成補正量とする(ステップS16)。即ち、一つの画素に対して一つの合成補正量が生成される。他方で、合成する補正量が全て決定されていない場合には(ステップS15:NO)、ステップS12からステップS14までの工程を繰り返し行うことで、残りの補正量を決定する。
合成補正量は、加算部150に出力される。加算部150は、合成補正量を対応する信号部分に加算する(ステップS17)。これにより、1度の補正(即ち、加算)で、X方向に隣接する画素全てからの影響を加味した補正を行うことが可能である。
上述したような動作が、X方向で隣接する全ての画素電極9aについて、繰り返し行われることにより、X方向の補正が行われる。この補正によって、X方向で隣接する画素間に供給される画像信号の電位差は小さくなる。従って、電気光学装置の画像表示領域10aにおいて発生するディスクリネーションラインを防止することができ、画質を向上させることが可能である。
このように図5から図7を参照して説明した駆動装置は、図1及び図2に示したデータ線駆動回路101に対して、補正後の画像信号を供給する装置として構築されている。但し、駆動装置は、データ線駆動回路101を含んで構築されてもよく、更に、これに加えて又は代えて図1及び図2に示した走査線駆動回路104を含んで構築されてもよい。いずれにせよ、図5に示した画像信号を補正する回路部分を含む限りにおいて、本実施形態による効果は、同様に得られる。
次に、差分を算出する二つの画素電極9aが、走査線と交わる方向(即ち、図3におけるY方向)で隣接している場合について、図8及び図9を参照して説明する。ここに図8は、Y方向の補正を行う駆動装置の構成を示すブロック図であり、図9は、Y方向の補正を行う駆動装置の動作を示すフローチャートである。尚、以下では、上述したX方向で隣接する画素について補正を行う駆動装置と共通の構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は適宜省略するものとする。
図8において、画素電極9aがY方向で隣接する場合の補正を行う駆動装置は、上述した画素電極9aがX方向で隣接する場合の補正を行う駆動装置に加えて、補正量記憶部160を備えて構成されている。補正量記憶部160は、例えば入力された信号を一時的に記憶するメモリ装置であり、合成部140によって合成された合成補正量を記憶する。また、補正量記憶部160は、記憶された合成補正量を命令に応じて出力する。
図9において、画素電極9aがY方向で隣接する場合の補正を行う駆動装置の動作時には、上述したX方向の場合と同様に、先ず装置に元画像信号が入力される(ステップS11:YES)。元画像信号は、電気光学装置の走査線3a(図3参照)毎に順次入力される。続いて、入力された元画像信号から、差分を抽出する二つの信号部分を抽出する(ステップS12)。即ち、画像表示領域10a(図1参照)において、Y方向に相隣接する二つの画素電極9aに供給される信号部分を抽出する。
Y方向の補正を行う場合は、上述したX方向の補正を行う場合と異なり、遅延部110が、入力された信号部分を1ライン分遅らせて出力することによって行われる。即ち、遅延部110には、1ライン分の信号部分が記憶され、次のラインに係る信号部分が入力された際に、順次出力される。これにより、入力されるタイミングが比較的大きく異なる二つの信号部分について、階調L(mは、1からj(Y方向に配置された画素電極9aの数)までの整数であり、画像表示領域10aにおいて、画素電極9aがY方向に数えて何番目のものであるかを示す)の差分を算出することが可能となる。
差分が算出されると、補正量決定部130は、差分に基づいて補正量を決定する(ステップS14)。ここでは、一つの差分からhmc及びhmdの二つの補正量が決定される。例えば、h2cは2ライン目の画素電極9aに供給される信号部分が、1ライン目の画素電極9aに供給される信号部分に与える影響を補正するための補正量であり、h2dは2ライン目の画素電極9aに供給される信号部分が、3ライン目の画素電極9aに供給される信号部分に与える影響を補正するための補正量である。
上述した二つの補正量hmc及びhmdは、夫々の決定に用いられる所定の補正係数をp及びpとすると、例えば以下に示す数式(3)及び(4)によって決定される。
hmc=(Lm−1−L)×p …(3)
hmd=(L−Lm+1)×p …(4)
補正量が決定されると、ステップS15及びステップS16の工程が行われ、合成補正量が生成される。ここで、補正量記憶部160は、合成補正量を一時的に記憶する(ステップS21)。上述したように、Y方向で隣接する画素電極9aについての補正を行う場合には、隣接する画素電極9a間で信号部分の供給されるタイミングが大きく異なる。よって、加算部150に合成補正量が入力されるタイミング及び合成補正量が加算される信号部分が入力されるタイミングを合わせなければ、適切に補正を行うことが困難である。これに対し、上述したような補正量記憶部160を備えるように構成すれば、合成補正量を、加算部160に適切なタイミングで出力できる。よって、より好適に補正を行うことが可能となる。補正により、Y方向で隣接する画素間に供給される画像信号の電位差は小さくなる。従って、電気光学装置の画像表示領域10aにおいて発生するディスクリネーションラインを防止することができ、画質を向上させることが可能である。
このように図8及び図9を参照して説明した駆動装置は、図1及び図2に示したデータ線駆動回路101に対して、補正後の画像信号を供給する装置として構築されている。但し、駆動装置は、データ線駆動回路101を含んで構築されてもよく、更に、これに加えて又は代えて図1及び図2に示した走査線駆動回路104を含んで構築されてもよい。いずれにせよ、図8に示した画像信号を補正する回路部分を含む限りにおいて、本実施形態による効果は、同様に得られる。
続いて、補正を行う画素の位置関係について、図10及び図11を参照して説明する。ここに図10は、補正を行う画素の位置関係を示す平面図であり、図11は夫々、補正の変形例における画素の位置関係を示す平面図である。
図10において、上述したようなX方向の補正及びY方向の補正を行うことで、一の画素電極9anに対して供給される信号部分は、図に示すように、上下左右の4方向で隣接する画素電極9aに供給される信号部分から受ける影響を加味したものとされる。よって、表示の際のディスクリネーションラインの発生を防止し、画質を向上させることが可能である。尚、上述した例では、X方向とY方向とで別々の合成補正量が生成される場合について説明したが、補正量の合成は、X方向及びY方向で併せて行われてもよい。即ち、一の画素に複数の方向から画素が隣接している場合には、複数の方向について、まとめて補正量を合成するようにしてもよい。
また、一の画素に対して、隣接画素全てに対する補正を行わなくともよい。即ち、補正量が所定の方向で隣接する画素に対してのみ決定されるようにしてもよい。例えば、X方向のみの補正を行ったり、Y方向のみの補正を行ったりすることでも、ディスクリネーションラインの発生を防止するという効果は得られる。
特に、本実施形態に係る駆動装置のように、液晶装置を駆動する場合には、ラビング方向や液晶分子の傾き等によって、ディスクリネーションラインが発生する方向が限定されることがある。よって、駆動する液晶装置の特性が分かっている場合には、隣接する画素全てについて差分を算出しなくとも、効果的な補正を行うことが可能である。例えば、図11(a)に示すように、一の画素電極9anに対して、右方向及び下方向で隣接する画素電極9aに係る補正のみを行うようにしてもよい。また、図11(b)に示すように、右方向で隣接する画素電極9aに係る補正のみを行うようにしてもよいし、図11(c)に示すように、下方向で隣接する画素電極9aに係る補正のみを行うようにしてもよい。尚、一の方向で隣接する画素電極9aに係る補正のみを行う場合には、補正量は一つしか決定されない。この場合、図6及び図9におけるステップS16の工程は省略されても構わない。即ち、決定された補正量を、そのまま合成補正量として用いてよい。このように、所定方向のみの補正を行うようにすることで、装置の負荷を低減させつつ、効果的にディスクリネーションラインの発生を防止することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る駆動装置によれば、一の画素と隣接画素との間で差分を算出することで、好適に元画像信号を補正することが可能である。よって、表示の際のディスクリネーションラインの発生を防止し、画質を向上させることが可能である。
<電子機器>
次に、上述した電気光学装置である液晶装置を各種の電子機器に適用する場合について説明する。ここに図12は、プロジェクタの構成例を概略的に示す平面図である。以下では、この液晶装置をライトバルブとして用いたプロジェクタについて説明する。
図12に示されるように、プロジェクタ1100内部には、RGBの3原色に夫々対応したLED110R、110G及び110Bが設けられている。LED110R、110G及び110Bは、例えば60Hzの周期で夫々順次に光を投射する。LED110R、110G及び110Bから射出された投射光は、夫々合成プリズム300に入射した後、ライトバルブとしての液晶パネル200に対して出射される。
液晶パネル200の構成は、上述した液晶装置と同等であり、画像信号処理回路から供給される信号でそれぞれ駆動されるものである。そして、液晶パネル200によって変調された光は、投射レンズ400を介して投影される。これにより、スクリーン等にカラー画像が投写されることとなる。
本実施形態に係るプロジェクタ1100では、R、G、Bの各原色に対応するLED110R、110G及び110Bが設けられているため、カラーフィルタを設けなくともよい。よって、コストの削減が可能な他、投射光がカラーフィルタを通過しないため、高輝度が得られる。
尚、図12を参照して説明した電子機器の他にも、モバイル型のパーソナルコンピュータや、携帯電話、液晶テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う駆動装置及び駆動方法、並びに電気光学装置及び電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
実施形態に係る液晶装置の全体構成を示す平面図である。 図1のH−H´線断面図である。 実施形態に係る液晶装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路図である。 実施形態に係る駆動装置と電気光学装置との接続構成を示す斜視図である。 X方向の補正を行う駆動装置の構成を示すブロック図である。 X方向の補正を行う駆動装置の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る駆動装置の各部位に出力される信号を示す表である。 Y方向の補正を行う駆動装置の構成を示すブロック図である。 Y方向の補正を行う駆動装置の動作を示すフローチャートである。 補正を行う画素の位置関係を示す平面図である。 補正の変形例における画素の位置関係を示す平面図(その1)である。 補正の変形例における画素の位置関係を示す平面図(その2)である。 補正の変形例における画素の位置関係を示す平面図(その3)である。 電気光学装置を適用した電子機器の一例たるプロジェクタの構成を示す平面図である。
符号の説明
3a…走査線、6a…データ線、9a…画素電極、10…TFTアレイ基板、10a…画像表示領域、20…対向基板、21…対向電極、30…TFT、50…液晶層、101…データ線駆動回路、102…外部回路接続端子、110…遅延部、120…算出部、130…補正量決定部、140…合成部、150…加算部、160…補正量記憶部、200…フレキシブルコネクタ

Claims (8)

  1. 複数の画素が配列されてなる画素領域で表示されるべき画像を画素単位で示す元画像信号を補正し、補正後画像信号として前記画素領域を有する電気光学装置に供給することで、前記電気光学装置を駆動する駆動装置であって、
    前記複数の画素のうち一の画素と該一の画素に隣接する一又は複数の隣接画素との間における前記元画像信号の階調の差分を、前記隣接画素毎に算出する算出手段と、
    前記算出された差分に応じて、前記元画像信号を構成する前記一の画素に対応する一の信号部分と前記複数の隣接画素に対応する一又は複数の信号部分との間の電位差が小さくなるように前記一の信号部分を補正するための補正量を前記隣接画素毎に決定する補正量決定手段と、
    前記一の画素に対する前記隣接画素毎の補正量の各々を、一つの合成補正量に合成する合成手段と、
    前記合成された合成補正量に基づいて、前記一の信号部分を補正する補正手段と、
    前記一の信号部分が補正された後の前記元画像信号を、補正後画像信号として、前記電気光学装置に所定方式で供給する信号供給手段と
    を備えることを特徴とする電気光学装置の駆動装置。
  2. 前記算出手段は、前記一の画素及び前記複数の隣接画素間のうち、所定方向で隣接する画素間における前記階調の差分を、前記隣接画素毎に算出することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記補正量決定手段は、前記隣接画素毎に算出された差分の各々に、所定の補正係数を乗ずることで、前記補正量を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
  4. 前記所定の補正係数は、前記一の画素に対して、前記隣接画素が一の方向で隣接する場合及び前記一の方向と交わる他の方向で隣接する場合で別々に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記一の信号部分及び前記複数の信号部分のうち、少なくとも一方を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記記憶手段に記憶された信号部分を用いて、前記差分を算出する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の駆動装置。
  6. 複数の画素が配列されてなる画素領域で表示されるべき画像を画素単位で示す元画像信号を補正し、補正後画像信号として前記画素領域を有する電気光学装置に供給することで、前記電気光学装置を駆動する駆動方法であって、
    前記複数の画素のうち一の画素と該一の画素に隣接する一又は複数の隣接画素との間における前記元画像信号の階調の差分を、前記隣接画素毎に算出する算出工程と、
    前記算出された差分に応じて、前記元画像信号を構成する前記一の画素に対応する一の信号部分と前記一又は複数の隣接画素に対応する複数の信号部分との間の電位差が小さくなるように前記一の信号部分を補正するための補正量を前記隣接画素毎に決定する補正量決定工程と、
    前記一の画素に対する前記隣接画素毎の補正量の各々を、一つの合成補正量に合成する合成工程と、
    前記合成された合成補正量に基づいて、前記一の信号部分を補正する補正工程と、
    前記一の信号部分が補正された後の前記元画像信号を、補正後画像信号として、前記電気光学装置に所定方式で供給する信号供給工程と
    を備えることを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  7. 請求項1から5に記載の駆動装置を具備してなることを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項7に記載の電気光学装置を具備してなることを特徴とする電子機器。
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