JP2009101916A - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】荷受台本体2に補強支持部材を取り付けるための取付溝7が、荷受台本体2の背面2a側で開口するようにして形成されている。取付溝7のうち補強支持部材が取り付けられている部分以外における開口部8を塞ぐカバー部材10が設けられている。カバー部材10は、取付溝7内に水が浸入することを抑制する封止部11と、取付溝7内に設けられ封止部11を当該取付溝7に止定している止定部12とを有している。
【選択図】 図6
Description
このような荷受台において、補強支持部材を荷受台本体に取り付けるため、荷受台本体の背面側に取付溝としてT溝(蟻溝)が形成されている。このT溝内にナットプレートを設け、このナットプレートに対してボルトによって補強支持部材の一部(取付片)を共締めすることにより、補強支持部材を荷受台本体に固定している。
そして、補強支持部材を荷受台本体に前記のとおり固定するに際し、前記ナットプレートは、前記ボルトを締め付ける前において、この取付溝内を移動することができる。これにより、ナットプレートの位置調整が容易となり、荷受台本体に対する補強支持部材の取り付け位置を容易に調整することができる。
この荷受台昇降装置によれば、荷受台本体に補強支持部材を取り付けるために用いられる取付溝が全幅にわたって形成されていても、その取付溝のうちの補強支持部材が取り付けられている部分以外の部分において、カバー部材が取り付けられることにより、取付溝内に水が浸入することを抑制することができる。これにより、取付溝に例えば雨水が溜まることを防止することができる。
これによれば、カバー部材の止定部によって、封止部の位置ずれを防ぐことができる。また、カバー部材の封止部を止定部によって開口部に位置させるため、開口部から取付溝内に水が浸入することを抑制することができる。
この構成によれば、T溝の対向面部に接触可能である接触部とT溝の底面部との間に介在している付勢部が、接触部を対向面部に弾性的に押し付けることによって、止定部がT溝に止定され、これにより、封止部をT溝に対して動かないようにして取り付けることができる。
図1はこの発明の荷受台昇降装置が取り付けられた貨物自動車の後部の側面図である。貨物自動車36のボデイは、車体フレーム37と、この車体フレーム37上に搭載された荷箱38とを備えている。荷箱38には、荷物を載置させるための荷台面38aが形成されている。
昇降装置は、車体フレーム37の後部に取り付けられた固定部材39と、この固定部材39に取り付けられた左右一対の平行リンクLと、この平行リンクLの先部に取り付けられた昇降フレーム40と、固定部材39と平行リンク機構Lとの間に設けられた第1アクチュエータ(油圧シリンダ)41とを有している。
昇降フレーム40に荷受台4が取り付けられており、第1アクチュエータ41が伸縮動作することによって、平行リンクLが固定部材39側を中心として上下に回動し、昇降フレーム40を一定の姿勢を保ったまま昇降させることができる。これにより、荷受台4は、荷台面38aと同じ高さの位置と地上との間を昇降移動することができる。
この第2アクチュエータ42の伸縮動作により、荷受台4は荷箱38の後面に沿って起立した起立位置と、車両後方へ展開した展開位置(図1の実線で示している状態)との間を回動することができる。さらに、この第2アクチュエータ42を動作させることにより、荷受台4の載置面4aを、水平姿勢と傾斜姿勢とに変化させることができる。
図2の実施形態では、荷受台4の基部側(図2の左側)から先部側(右側)に向かって、第1成形ブロックB1、第2成形ブロックB2、第3成形ブロックB3、第4成形ブロックB4、第5成形ブロックB5、第6成形ブロックB6、第7成形ブロックB7及び第8成形ブロックB8の順で並べて連結されている。隣り合う成形ブロック同士は、それぞれに形成されている雌部D1と雄部D2との結合により連結される。
この取付溝7は、各ブロックの押出成形の際に同時に形成されるものである。このため、取付溝7は長手方向(溝方向)に均一の断面を有しており、押出成形の方向(押出方向)となる荷受台本体2(各ブロック)の左右方向の全長にわたって長く形成されたものとなる。荷受台本体2に補強支持部材3を固定している部分となっている取付部20は、取付溝7に沿って左右の2箇所設けられている。
このために、前記T溝7a内のナットプレート21を左右方向に移動させることで位置調整しつつ、図4と図5とに示しているように、ナットプレート21のボルト孔21a,21a(ナット21b,21b)と、補強支持部材3の両取付片18a,18bの取付孔19a,19bとを一致させ、取付ボルト22a,22bを取付孔19a,19bと開口部8とボルト孔21a,21aとに通しナット21b,21bに螺合させることにより、補強支持部材3を、荷受台本体2の背面2aに固定することができる。
つまり、ナットプレート21に対して取付ボルト22a,22bによって補強支持部材3の取付片18a,18b及びT溝7aの開口側の壁部29を共締めすることにより、補強支持部材3を荷受台本体2に固定することができる。
封止部11は、T溝7aの開口部8に沿って長く形成されている部分であり、断面が(扁平した)U字形として形成されている。また、この封止部11は、荷受台本体2の開口側にある壁部29の厚さと略同じ高さ寸法乃至その厚さよりも僅かに大きい高さ寸法を有している。これにより、荷受台本体2の背面2aとカバー部材10のカバー面10eとを略一様な平面(略同一平面)とすることができ、荷受台裏面の美観を良くすることができる。
そして、カバー部材10がT溝7aに取り付けられ、封止部11が開口部8に存在していることにより、この封止部11は、取付溝7のうち補強支持部材3が取り付けられている部分以外における開口部8を塞ぐことができ、これにより取付溝7内に水が浸入することを抑制(防止)することができる。
カバー部材10がT溝7aに取り付けられていない状態において、カバー部材10の接触部13と付勢部14との合計高さ(図6の上下方向の高さ)は、T溝7aの底面部26から対向面部27までの高さよりも大きく設定されている。したがって、カバー部材10がT溝7aに取り付けられた状態で、付勢部14は、図6の上下方向の寸法を小さくするように弾性変形した状態にある。これにより、接触部13とT溝7aの底面部26(側方底部26b)との間に介在している付勢部14は、接触部13を対向面部27に弾性的に押し付けることができる。これにより、カバー部材10の止定部12は、上下方向に弾性収縮した状態でT溝7a内に張り詰められている状態にある。
さらに、カバー部材10がT溝7aに取り付けられている状態で、付勢部14の両先端部14aは、T溝7aの底面部26と側面部28との間の隅部に位置している。これにより、付勢部14の先端部14aが側面部28に当ることによって、T溝7a内におけるカバー部材10の位置ずれ(図6の左右方向の位置ずれ)を防止することができる。
以上のように、荷受台4を車両の後方へ展開した状態において、カバー部材10の止定部12は、T溝7aに対する当該カバー部材10のがたつき(移動)を、車両前後方向及び上下方向について防止することができ、車両の走行によって荷受台4が揺れたり振動したりしても、カバー部材10はがたつかず、騒音の発生を防止することができる。
なお、荷受台4の左右方向の両端部において、T溝7aは開口しているが、この両端部には、前記保護部材16が取り付けられている。そして、この保護部材16がT溝7aの端部を覆っているため、荷受台4の左右方向の両端部から水が浸入することを防止することができる。
図7において、T溝7a(取付溝7)に取り付けられているカバー部材60は、封止部61と、止定部62とを有している。この封止部61は、前記実施形態(図6)と同様に、T溝7aのうち前記補強支持部材3が取り付けられている部分以外における開口部8を塞ぐことにより、当該T溝7a内に水が浸入することを防止する部分である。そして、止定部62は、T溝7a内に設けられている部分であって、封止部61を当該T溝7aに止定している部分である。
さらに、カバー部材60がT溝7aに取り付けられた状態において、封止部61の幅方向の両側部61aは、荷受台本体2の背面2aに接触している。また、この両端部61aは弾性力変形した状態であり、背面2aに対して密接している。このため、封止部61と荷受台本体2の背面2aとの間から水が浸入することを防止することができる。
また、止定部12が付勢部14を有している場合、その付勢部14は取付溝7内において前後方向について付勢している形状であってもよく、側面部28を弾性的に押し付けている形状であってもよい。
また、図1において、荷受台4が起立した位置と、車両後方へ展開した位置との間の姿勢変化について、前記実施形態では、第2アクチュエータ42によって行なう構成としたが、この姿勢変化は、作業者が手動で行なうものであってもよい。この場合、図3に示している第2アクチュエータ42及び油圧配管Pは不要となる。
2 荷受台本体
2a 背面
3 補強支持部材
4 荷受台
4a 載置面
7 取付溝
7a T溝
8 開口部
10,60 カバー部材
11,61 封止部
12,62 止定部
13 接触部
14 付勢部
26 底面部
27 対向面部
Claims (3)
- 表面が荷物の載置面となる荷受台本体、及びこの荷受台本体を補強すべく当該荷受台本体の背面側に取り付けられた補強支持部材を有している荷受台と、
この荷受台を昇降させる昇降装置と、を備え、
前記荷受台本体に前記補強支持部材を取り付けるための取付溝が、前記荷受台本体の背面側で開口するようにして形成された荷受台昇降装置であって、
前記取付溝のうち前記補強支持部材が取り付けられている部分以外における開口部を塞ぐカバー部材を備えていることを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記カバー部材は、前記取付溝内に水が浸入することを抑制する封止部と、前記取付溝内に設けられ前記封止部を当該取付溝に止定している止定部とを有している請求項1に記載の荷受台昇降装置。
- 前記取付溝はT溝であり、
前記止定部は、前記封止部と一体形成されかつ前記T溝の底面部に対向している対向面部に接触可能である接触部と、この接触部と前記底面部との間に介在して当該接触部を前記対向面部に弾性的に押し付けている付勢部とを有している請求項2に記載の荷受台昇降装置。
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