JP2007090946A - ルーフボウの取付構造 - Google Patents

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潤 神尾
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Abstract

【課題】ルーフボウの取付位置を車両前後方向に移動可能としつつ、締結部材点数や作業工数を削減する。
【解決手段】車両上部が車両前後方向の略全長に亘って略同一断面を有するように形成された左右のルーフサイドレールインナ8,16に対して、ルーフボウ24の両端部を夫々取り付けるルーフボウの取付構造において、
前記左右のルーフサイドレールインナの一方8に、車両上方に開口しつつ車両前後方向に延び、前記ルーフボウ24の一端部24aが挿入可能な溝8bを形成する一方、
前記ルーフボウ24の少なくとも他端部24bに、締結部材(ボルト22)が挿通される挿通孔24dを形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ルーフボウの取付構造、特に、締結部材点数や作業工数を削減するものに関する。
ルーフを補強するルーフボウの端部をルーフサイドレールに取り付ける構造として、特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載のものでは、ルーフサイドレールおよびルーフボウ端部の双方に孔を開口し、この両孔をビスにより締結する手法によって、ルーフボウの両端部を左右のルーフサイドレールにそれぞれ取り付けている。
実開昭61−205869号公報
しかしながら、特許文献1においては、ルーフボウの取付位置を車両前後方向に任意に移動可能であるものの、ルーフボウ両端部に締結部材(ビス)が用いられるため、締結部材点数や作業工数が増え、コスト高となるという問題点があった。
本発明は、以上のような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ルーフボウの取付位置を車両前後方向に移動可能としつつ、締結部材点数や作業工数を削減できるルーフボウの取付構造を提供することを目的とする。
このため本発明は、車両上部が車両前後方向の略全長に亘って略同一断面を有するように形成された左右のルーフサイドレールインナに対して、ルーフボウの両端部を夫々取り付けるルーフボウの取付構造であって、前記左右のルーフサイドレールインナの一方に、車両上方に開口しつつ車両前後方向に延び、前記ルーフボウの一端部が挿入可能な溝を形成する一方、前記ルーフボウの少なくとも他端部に、締結部材が挿通される挿通孔を形成する構成とした。
これにより、前記ルーフボウの一端部は、前記溝の前端から後端までの間で自由な位置に挿入され、前記ルーフサイドレールインナの一方に取り付けられる。
一方、前記締結部材を、前記挿通孔へ車幅内方から挿通して前記ルーフサイドレールインナの他方と締結することで、前記ルーフボウの他端部は、前記ルーフサイドレールインナの他方に取り付けられる。
ここで、前記ルーフサイドレールインナの一方を、車両前後方向に延びる略水平線によって2分割される上部材および下部材から構成し、前記上部材および下部材の重合部で、前記溝を形成してもよい。
これにより、容易な加工によって、前記溝が形成される。
また、前記挿通孔は、車両上下方向に延びる長穴に形成してもよい。
これにより、前記ルーフボウの寸法のばらつきが、前記挿通孔によって吸収される。
以上の構成によって、前記ルーフボウの取付位置を車両前後方向に移動可能としつつ、前記ルーフボウの一端部の取り付けにおいて締結部材が不要となり、作業工数も削減され、コストを低減できる。
以下に、本発明の実施形態について説明する。
まず、ルーフ2は、図1(a)に示すように、キャブを上方から覆っている。
ルーフサイドレール4,6は、それぞれ、ルーフ2の車幅方向両端を下方から支持している。なお、ルーフ2およびルーフサイドレール4,6から構成される車両上部は、車両前後方向の略全長に亘って略同一断面を有している。
ルーフサイドレール4は、ルーフサイドレールインナ8と、ルーフサイドレールアウタ10と、から構成されている。さらに、ルーフサイドレールインナ8は、車両前後方向に延びる略水平線によって、上部材12と、下部材14と、に2分割されている。
上部材12と下部材14とは、上部材12が下部材14の車幅外方に位置するように重合し、重合部8aを形成している。重合部8aには、溶接部(図示せず)が車両前後方向に並び、これにより上部材12と下部材14とが接合されている。
下部材14の上端部は、重合部8aから車幅内方に延びる略L字形に折曲形成され、これにより、上部材12と下部材14との間に、車両上方に開口しつつ車両前後方向に延びた溝8bを形成している。溝8bには、従来のルーフサイドレールインナの構成に部品を追加せず、該構成に対する容易な加工によって形成されるという利点がある。
ルーフサイドレール6は、ルーフサイドレールインナ16と、ルーフサイドレールアウタ18と、から構成されている。ルーフサイドレールインナ16は単一部材であり、溝8bに相当する構成は備えていない。
ナット20は、ルーフサイドレールインナ16の車幅外方の面に対して、溶接により一体的に取り付けられている。ここで、ルーフサイドレールインナ16には、ナット20のねじ孔と連通した孔(図示せず)が開口され、これにより、車幅内方から、後述するボルト22を該ねじ孔と螺合可能としている。
ルーフボウ24は、図1(b)に示すように、略左右対称なアーチ状であるが、図中右側の他端部24bには、締結部材としてのボルト22が挿通される挿通孔24dが形成されている。なお、図示はしないが、挿通孔24dは、車両前後方向に複数並べて設けるのがよい。また、図2に示すように、ルーフボウ24の上部は、車幅方向に連続するハット形の断面によって強化されている。
以下、上記ルーフボウ24の取り付け手順について、図3を参照して説明する。
まず、図3(a)に示すように、ルーフボウ24の一端部24aを、上方から溝8bに挿入する。ここで、ボルト、ナット、ビスなどの締結部材が不要であるから、コストおよび作業工数の削減に寄与する。また、溝8bが車両前後方向の略全長に亘って略同一断面を有することで、ルーフボウ24の一端部24aは溝8bの前端から後端までの間で自由な位置に挿入できる。
次に、図3(b)に示すように、挿通孔24dとナット20のねじ孔とが重合するように、ルーフボウ24の上面24cを、ルーフ2の下面2aに対して当接する。なお、ルーフ2の下方にルーフパネルを備える場合は、ルーフパネル下面に対して、ルーフボウ24の上面24cを当接する。また、上面24cと下面2aとは、これらのいずれかに接着剤を塗布したうえで当接する。
最後に、図3(c)に示すように、ボルト22を、車幅内方から挿通孔24dへ挿通し、ナット20のねじ孔と螺合することで、他端部24bをルーフサイドレールインナ16に取り付け、ルーフボウ24の取り付けが完了する。図2は、ルーフボウ24の取り付けが完了した状態(ルーフ2は省略)の斜視図である。
ここで、ルーフ2およびルーフサイドレールインナ8,16から構成される車両上部が車両前後方向の略全長に亘って略同一断面を有するため、ルーフボウ24の取付位置は、車両前後方向に移動可能である。
また、ルーフ2の剛性の向上のため、1車両に複数のルーフボウ24を取り付けてもよく、この場合、同一寸法のルーフボウを自由な位置に取り付けられる。さらに、ルーフサイドレールの車両上下方向の寸法が異なる2車両間(例えば、標準ルーフとハイルーフ)では、ルーフボウ24およびルーフサイドレールインナ8の上部材12を共用し、下部材14(重合部より下方の部分)の寸法のみ異なるようにして対応すればよい。以上より、ルーフボウの種類が減少することでルーフボウの管理が容易となり、管理工数の低減によりコストの削減が可能となる。
本発明は上記実施形態に限られず、以下のような構成としてもよい。
まず、図4に示すように、単一部材から構成されたルーフサイドレールインナ8の車幅内方の面に対し、車幅内方に延びる略L字形に折り曲げられた上端部を有する溝形成部材26を取り付けることで、上記実施形態と同様の溝8bを形成してもよい。これにより、溝形成部材26をルーフサイドレールインナ8に取り付けるだけで、容易に溝8bを形成できるという利点がある。
また、溝8bは、車両上部の前端から後端までの一部に形成してもよい。
さらに、ルーフボウ24の一端部24aと他端部24bとの双方に前記挿通孔を形成し、ルーフサイドレール4,6の左右の配置を気にせずにルーフボウ24を取り付け可能としてもよい。
また、挿通孔24dは、車両上下方向に延びる長穴に形成してもよい。これにより、ルーフボウ24の寸法のばらつきが、挿通孔24dによって吸収される。
本発明の実施形態における横断面図 本発明の実施形態におけるルーフボウ取付後のルーフを省略した斜視図 本発明の実施形態におけるルーフボウ取付手順の説明図 本発明の溝形成部材を設けた実施形態における横断面図
符号の説明
8 ルーフサイドレールインナ(ルーフサイドレールインナの一方)
8a 重合部
8b 溝
12 上部材
14 下部材
16 ルーフサイドレールインナ
22 ボルト(締結部材)
24 ルーフボウ
24a 一端部(ルーフボウの一端部)
24b 他端部(ルーフボウの他端部)
24d 挿通孔

Claims (3)

  1. 車両上部が車両前後方向の略全長に亘って略同一断面を有するように形成された左右のルーフサイドレールインナに対して、ルーフボウの両端部を夫々取り付けるルーフボウの取付構造であって、
    前記左右のルーフサイドレールインナの一方に、車両上方に開口しつつ車両前後方向に延び、前記ルーフボウの一端部が挿入可能な溝を形成する一方、
    前記ルーフボウの少なくとも他端部に、締結部材が挿通される挿通孔を形成したことを特徴とするルーフボウの取付構造。
  2. 前記ルーフサイドレールインナの一方を、車両前後方向に延びる略水平線によって2分割される上部材および下部材から構成し、
    前記上部材および下部材の重合部で、前記溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載のルーフボウの取付構造。
  3. 前記挿通孔は、車両上下方向に延びる長穴に形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のルーフボウの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016117337A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 いすゞ自動車株式会社 車両のハイルーフ取付構造
GB2543962A (en) * 2015-10-27 2017-05-03 Magna Steyr Fahrzeugtechnik Ag & Co Kg Roof Arrangement

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