JP2009100458A - 無線中継増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ間に電波の回り込みを生じた場合でも、受信性能の劣化を抑えて中継増幅動作を継続できる無線中継増幅装置を提供する。
【解決手段】無線中継増幅装置40Bは、下り入力フィルタ45aと下り出力フィルタ46aとの間に回り込みキャンセル部50、分配器47及び下り増幅器48を設け、上り入力フィルタ46bと上り出力フィルタ45bとの間に上り増幅器49を設ける。分配器47の分配信号は、自動利得制御用の受信機51に入力する。受信機51は、回り込みキャンセル部50により品質が改善された電波を受信し、基地局からの報知情報に含まれる基地局の送信電力と受信電力との差により電波の伝播損を算出し、制御部52へ出力する。制御部52は、受信機51の出力信号に基づいて上り増幅器49の利得を最適値に制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、基地局と移動局との間を無線中継する無線中継増幅装置に係り、特に自動利得制御機能及び回り込みキャンセル機能を備えた無線中継増幅装置に関する。
無線中継増幅装置は、基地局と、移動局である携帯電話機等のユーザー側端末装置との間の中継を行う。無線中継増幅装置は、基地局からの電波を増幅して送信し、ユーザー側端末装置の使用できるエリアを拡張するものであり、同様にユーザー側端末装置より送信される電波を増幅して基地局へ送信するものである。
図9は、基地局10と、移動局であるユーザー側端末装置15との間を中継する従来の無線中継増幅装置20の構成例を示すブロック図である。基地局10は、無線中継増幅装置20との間で無線電波を送受信するアンテナ11を備えている。上記基地局10からは、ユーザー側端末装置15に対する通信情報の他に基地局10の送信電力等を示す情報が報知情報12として送信されている。
無線中継増幅装置20は、基地局側入出力端子21及び移動局側入出力端子22を備え、基地局側入出力端子21に対基地局用アンテナ23が接続され、移動局側入出力端子22に対移動局用アンテナ24が接続される。また、上記基地局側入出力端子21には下り入力フィルタ25a及び上り出力フィルタ25bが接続され、移動局側入出力端子22には下り出力フィルタ26a及び上り入力フィルタ26bが接続される。
そして、上記下り入力フィルタ25aと下り出力フィルタ26aとの間の下り信号ラインには、下り信号を2分配する分配器27及び下り増幅器28が設けられる。また、上り入力フィルタ26bと上り出力フィルタ25bとの間の上り信号ラインには、上り増幅器29が設けられる。
また、上記分配器27で分配された信号は、自動利得制御用の受信機31に入力される。受信機31は、基地局10から送られてくる報知情報12を受信し、報知情報12に含まれる基地局10の送信電力と受信機31によって受信された受信電力との差によって電波の損失、すなわち、基地局10と無線中継増幅装置20との間における電波の伝播損を算出し、その算出結果を制御部32に出力する。
上記制御部32は、無線中継増幅装置20から基地局10に送信される電波に含まれる雑音が基地局10の受信系に影響を及ぼさないように、上記受信機31により算出された伝播損に基づいて上り増幅器29の利得を制御し、また、下り信号ラインに設けられている下り増幅器28についても利得を制御する。
上記のように従来の無線中継増幅装置20では、基地局10から送信された電波を対基地局用アンテナ23で受信し、その受信信号を分配器27で分配して受信機31に入力する。そして、受信機31は基地局10からの報知情報12に含まれる基地局10の送信電力と受信機31によって受信された受信電力の差によって電波の伝播損を算出し、その算出結果等に基づいて制御部32が上り増幅器29及び下り増幅器28の利得を制御している。
また、本発明に関連する公知技術として、受信した入力波を増幅して出力波として送信する無線中継増幅装置において、前記出力波のうち、前記入力波と共に受信された回り込み波による発振が起きないよう、電源投入時の装置利得を十分低くしておき、段階的に前記装置利得を引き上げると共に、前記回り込み波を打ち消すキャンセル波を生成し、前記キャンセル波を前記入力波及び回り込み波と合成して増幅する動作を、前記装置利得が回り込み波による発振が起きない範囲で最適な装置利得に達するまで行うようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−286772号公報
上記図9に示したような従来の無線中継増幅装置20において、受信機31は基地局10から送られてくる報知情報12と受信信号のレベルとを利用し、基地局10の受信系に影響を与えないように雑音指数などを考慮して利得を自動的に制御する自動利得制御機能(インテリジェント機能)を実現するためのもので、装置の運用に重要な意味を持っており、報知情報を受信できない場合には装置の運用を継続することは極めて困難なものになる。
特に開空間で使用される無線中継増幅装置20は、対基地局用アンテナ23と対移動局用アンテナ24の分離度(アイソレーション)33が悪化すると電波の回り込みが発生し、装置入力に装置の出力が合成されて波形品質の劣化を起こす原因となり、分離度33が装置の利得を下回ると発振を引き起こし、中継増幅動作を継続することができなくなる。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、対基地局用アンテナと対移動局用アンテナとの間に電波の回り込みを生じた場合でも、受信性能の劣化を抑えて中継増幅動作を継続することができる無線中継増幅装置を提供することを目的とする。
本発明は、基地局と移動局との間を無線中継する無線中継増幅装置において、前記基地局との間で無線電波を受信する対基地局用アンテナと、前記移動局との間で無線電波を送信する対移動局用アンテナと、前記対基地局用アンテナで受信された下り信号のうち、前記対移動局用アンテナからの回り込み波を打ち消すキャンセル波を生成する回り込みキャンセル部と、前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされた下り信号を増幅する下り増幅器と、前記対移動局用アンテナで受信された上り信号を増幅する上り増幅器と、前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされた下り信号から受信信号のレベルを検出し、検出された受信レベルと、前記下り信号中の報知情報に含まれる前記基地局の送信レベルとの差を伝播損失として出力する受信機と、前記受信機により出力された伝播損失に基づいて前記下り増幅器及び上り増幅器の少なくとも一方の利得を制御する制御部とを具備する。
また、本発明の一態様は、前記受信機は、前記下り増幅器で増幅された後の下り信号の受信レベルを検出する。
また、本発明の一態様は、前記キャンセル部と前記下り増幅器との間に設けられ、前記受信信号の通過及び遮断を選択的に行うフィルタをさらに具備する。
また、本発明の一態様は、前記フィルタが前記受信信号を通過させる場合は前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされた下り信号を前記受信機に入力し、前記フィルタが前記受信信号を遮断する場合は前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされる前の下り信号を前記受信機に入力するように切り替える切替器をさらに具備する。
さらに、本発明の一態様は、前記回り込み波が発生している場合は前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされた下り信号を前記受信機に入力し、前記回り込み波が発生していない場合は前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされる前の下り信号を前記受信機に入力するように切り替える切替器をさらに具備する。
本発明によれば、回り込みキャンセル部を備えることにより、対移動局用アンテナから対基地局用アンテナへの回り込み波をキャンセルして入力波形品質の劣化を防止でき、入力波形品質の劣化により報知情報の受信が不能となって中継増幅動作が中断するという問題を解決することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る無線中継増幅装置40Aの構成を示すブロック図である。
上記無線中継増幅装置40Aは、図9で説明したように基地局10と移動局であるユーザー側端末装置15との間を中継するもので、基地局10からはユーザー側端末装置15に対する通信情報の他に基地局10の送信電力を示す情報が報知情報12として送信されている。
無線中継増幅装置40Aは、基地局側入出力端子41及び移動局側入出力端子42を備え、基地局側入出力端子41の外部に対基地局用アンテナ43が接続され、移動局側入出力端子42の外部に対移動局用アンテナ44が外部接続される。
また、上記基地局側入出力端子41の内部には下り入力フィルタ45a及び上り出力フィルタ45bが接続され、移動局側入出力端子42の内部には下り出力フィルタ46a及び上り入力フィルタ46bが接続される。上記下り入力フィルタ45a及び下り出力フィルタ46aは、基地局からユーザー側端末装置へ送られる下り信号の周波数を選択し、上り入力フィルタ46b及び上り出力フィルタ45bは、ユーザー側端末装置から基地局へ送られる上り信号の周波数を選択する。
そして、上記下り入力フィルタ45aと下り出力フィルタ46aとの間の下り信号ラインには、例えば方向性結合器を用いた分配器47及び下り増幅器48が設けられると共に、上記分配器47と下り増幅器48との間に回り込みキャンセル部50が設けられる。この回り込みキャンセル部50は、上記対移動局用アンテナ44から対基地局用アンテナ43に回り込む回り込み波を打ち消す信号(キャンセル波)を生成するものである。また、上り入力フィルタ46bと上り出力フィルタ45bとの間の上り信号ラインには、上り増幅器49が設けられる。
また、上記分配器47で分配された信号は、自動利得制御用の受信機51に入力される。受信機51は、基地局から送られてくる報知情報を受信すると共に、受信機51に入力された信号の受信レベルを検出する。また、この受信機51は、無線中継増幅装置40Aから基地局に送信する上り回線が、電波の伝播損失が最も少ない基地局の受信系に影響を与えないように雑音指数などを考慮して利得を自動制御する自動利得制御機能(インテリジェント機能)を実現するための機能を有する。上記受信機51は、基地局からの報知情報に含まれる基地局の送信電力と受信した電力との差によって電波の損失、すなわち、基地局と無線中継増幅装置40Aとの間における電波の伝播損を算出し、その算出結果を制御部52に出力する。
制御部52は、無線中継増幅装置40Aの対基地局用アンテナ43から基地局に送信される電波に含まれる雑音が基地局の受信系に影響を及ぼさないように、上記受信機51により算出された伝播損に基づいて上り増幅器49及び下り増幅器48の少なくとも一方の利得を制御する。
上記の構成において、対基地局用アンテナ43で受信された基地局からの下り信号は、無線中継増幅装置40Aの基地局側入出力端子41に入力される。この基地局側入出力端子41に入力された下り信号は、下り入力フィルタ45aで選択され、分配器47、回り込みキャンセル部50、下り増幅器48及び下り出力フィルタ46aを介して移動局側入出力端子42より出力され、対移動局用アンテナ44からユーザー側端末装置へ送信される。
また、対移動局用アンテナ44で受信されたユーザー側端末装置からの上り信号は、無線中継増幅装置40Aの移動局側入出力端子42に入力される。この移動局側入出力端子42に入力された上り信号は、上り入力フィルタ46bで選択され、上り増幅器49で増幅された後、上り出力フィルタ45bを介して基地局側入出力端子41から出力され、対基地局用アンテナ43から基地局へ送信される。
また一方、上記下り信号ラインにおいて、下り入力フィルタ45aで選択された下り信号は、分配器47により受信機51に分配される。受信機51は、基地局からの報知情報に含まれる基地局の送信電力と実際に受信した受信電力との差に基づいて基地局と無線中継増幅装置40Aとの間における電波の伝播損を算出し、その算出結果を制御部52に出力する。
制御部52は、上記受信機51により算出された伝播損に基づいて上り増幅器49の利得が最適値となるように、すなわち、対基地局用アンテナ43から基地局に送信される電波に含まれる雑音が基地局の受信系に影響を及ぼさないように上り増幅器49の利得を最適値に制御する。
上記のように対移動局用アンテナ44から対基地局用アンテナ43への電波の回り込みが発生した場合でも、回り込み波を回り込みキャンセル部50により生成したキャンセル波によってキャンセルでき、対移動局用アンテナ44からユーザー側端末装置に送信される下り信号の波形品質の劣化を防止することができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態に係る無線中継増幅装置について図2を参照して説明する。
図2は本発明の第2実施形態に係る無線中継増幅装置40Bの構成を示すブロック図である。この第2実施形態に係る無線中継増幅装置40Bは、第1実施形態に係る無線中継増幅装置40Aで分配器47と下り増幅器48との間に設けていた回り込みキャンセル部50を下り入力フィルタ45aと分配器47との間に設けたものである。その他の構成は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
第1実施形態で示したように分配器47と下り増幅器48との間に回り込みキャンセル部50を設けることにより、対移動局用アンテナ44から対基地局用アンテナ43への電波の回り込みが発生した場合でも、対移動局用アンテナ44からユーザー側端末装置に送信される電波は回り込みキャンセル部50により波形品質が改善されている。しかし、受信機51の入力信号は、回り込みキャンセル部50を通過していないので波形品質が劣化している場合が考えられ、回り込みキャンセル機能が十分にカバーできる量の回り込みでも、受信が不安定になる恐れがある。
このため第2実施形態では、分配器47の前段に回り込みキャンセル部50を設け、受信機51に入力される信号の波形品質を改善している。つまり、受信機51には、キャンセル部50で回り込み波がキャンセルされた下り信号が入力される。この結果、対移動局用アンテナ44から対基地局用アンテナ43への電波の回り込みが発生した場合でも、回り込みキャンセル部50が改善できる範囲の回り込み波形であれば、装置の送信波形品質を改善するとともに受信機51へ入力される信号の波形品質を改善し、受信特性の改善や受信レベルの測定精度を改善して自動利得制御機能を実現でき、中継増幅動作を継続することが可能となる。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態に係る無線中継増幅装置について図3を参照して説明する。
図3は本発明の第3実施形態に係る無線中継増幅装置40Cの構成を示すブロック図である。上記第2実施形態に係る無線中継増幅装置40Bは、回り込みキャンセル部50と受信機51とを別個に独立して設けているのに対し、この第3実施形態に係る無線中継増幅装置40Cでは回り込みキャンセル部50内に受信機51を搭載している。その他の構成は第1実施形態及び第2実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
上記のように回り込みキャンセル部50内に受信機51を搭載した第3実施形態においても、キャンセル部50で回り込み波がキャンセルされた下り信号を受信機51に入力することができる。このようにしても、第2実施形態と同様の効果が得られ、電波の回り込み発生時における受信レベル測定精度や受信特性を改善し、回り込みキャンセル部が有効に働く分離度量まで中継増幅動作を継続することが可能となる。また、回り込みキャンセル部50内に受信機51を搭載することにより、下り信号を受信機51に分配する分配器が不要となり、回路構成を簡易化することができる。
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態に係る無線中継増幅装置について図4を参照して説明する。
図4は本発明の第4実施形態に係る無線中継増幅装置40Dの構成を示すブロック図である。この第4実施形態に係る無線中継増幅装置40Dは、図1に示した第1実施形態の場合と同様に分配器47と下り増幅器48との間に第1の回り込みキャンセル部50aを設けると共に、分配器47と受信機51との間に受信専用の第2の回り込みキャンセル部50bを設けたものである。その他の構成は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
上記第4実施形態に係る無線中継増幅装置40Dは、中継増幅を行う下り信号ラインでは、第1の回り込みキャンセル部50aにより下り信号の波形品質を改善し、対移動局用アンテナ44からユーザー側端末装置へ送信する。
また、分配器47により分配された信号は、受信専用の第2の回り込みキャンセル部50bを介して受信機51に入力される。この結果、電波の回り込みが発生した場合でも、受信機51に入力される信号の波形品質を良好に保つことができ、受信レベル測定精度や受信特性を改善して自動利得制御動作及び中継増幅動作を回り込みキャンセル機能が働く範囲内で継続することができる。
(第5実施形態)
次に本発明の第5実施形態に係る無線中継増幅装置について図5を参照して説明する。
図5は本発明の第5実施形態に係る無線中継増幅装置40Eの構成を示すブロック図である。この第5実施形態に係る無線中継増幅装置40Eは、第1実施形態に係る無線中継増幅装置40Aで回り込みキャンセル部50の前段に設けていた分配器47を回り込みキャンセル部50及び下り増幅器48の後段、すなわち下り増幅器48と下り出力フィルタ46aとのに間に設けたものである。その他の構成は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
上記のように構成された無線中継増幅装置40Eは、中継増幅を行う下り信号ラインでは、下り入力フィルタ45aで選択された下り信号は、回り込みキャンセル部50により波形品質が改善され、下り増幅器48で増幅された後、対移動局用アンテナ44からユーザー側端末装置へ下り信号が送信される。
また、上記回り込みキャンセル部50により波形品質が改善された下り信号は、下り増幅器48で増幅された後、分配器47で分配されて受信機51に入力される。この結果、電波の回り込みが発生した場合でも、受信機51における受信レベル測定精度や受信特性を改善でき、回り込みキャンセル部50が有効に働く分離度量まで中継増幅動作を継続することが可能になる。
(第6実施形態)
次に本発明の第6実施形態に係る無線中継増幅装置について図6を参照して説明する。
図6は本発明の第6実施形態に係る無線中継増幅装置40Fの構成を示すブロック図である。この第6実施形態に係る無線中継増幅装置40Fは、上記第5実施形態に係る無線中継増幅装置40Eの回り込みキャンセル部50にフィルタ55を設けると共に、受信機51に切替器56を設け、さらに下り入力フィルタ45aで選択された下り信号を回り込みキャンセル部50と受信機51とに分配するようにしたものである。その他の構成は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
無線中継増幅装置の中には、回り込みキャンセル部にデジタルフィルタや、アナログフィルタ等で構成されるフィルタ55を備えているものがある。このようにフィルタ55を備えることにより、キャリア毎の通過、遮断の制御を可能とし、入力される電波に応じて、キャリア毎にフィルタの制御を行うことができる。しかしながら、上記第5実施形態に係る無線中継増幅装置40Eにおいて、回り込みキャンセル部50に、キャリアの通過や遮断及び帯域外の利得を抑えるためにデジタルフィルタ等を設け、この構成でキャリアの遮断を行った場合には、遮断されたキャリアはフィルタを通過することができないため、受信機51では通過するキャリアに含まれる報知情報は受信できるが、遮断されたキャリアに含まれる報知情報は受信することができない。
そこで、図6に示すように、下り入力フィルタ45aで選択された下り信号を分配器47aによって回り込みキャンセル部50へ入力する前で分配し、受信機51に内蔵された切替器56に入力する。また回り込みキャンセル部50を通過し、回り込みによる劣化を抑えた波形を分配器47bによって分配し、受信機51の切替器56に入力する。フィルタ55によりキャリアが通過状態になっているときには、図6中のBのルートを切替器56により選択し、回り込みの影響を最小限に抑えて、受信の精度を向上させることができる。
また、フィルタ55によりキャリアが遮断状態になっているときには、上記Bのルートでは受信できないと共に、遮断されたキャリアは回り込みと増幅の経路を遮断されていることになるため、回り込みによる波形の劣化や発振が発生しない。そのため、図6中のAのルートを切替器56により選択しても波形品質に問題がなく、なおかつフィルタ55に遮断される前のルートから受信しているため、問題なく受信を行うことが可能となる。
なお、Aのルート及びBのルートを選択するための切替器56に対する制御は、受信機51若しくは制御部52が行う態様をとることができる。例えば、切替器56がBのルートを選択している状態で、受信機51がBのルートからキャリアに含まれる報知情報を受信できないときには、制御部52若しくは切替器56は、キャリアがフィルタ55により遮断されていると判断して、Aのルートに切り替えるように切替器56を制御してもよい。
(第7実施形態)
次に本発明の第7実施形態に係る無線中継増幅装置について図7を参照して説明する。
図7は本発明の第7実施形態に係る無線中継増幅装置40Gの構成を示すブロック図である。この第7実施形態に係る無線中継増幅装置40Gは、上記第6実施形態に係る無線中継増幅装置40Eの回り込みキャンセル部50に、さらに受信機51および切替器56を設けたものである。その他の構成は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
このように回り込みキャンセル部50にフィルタ55および受信機51を統合させた場合にも第6実施形態と同様にフィルタ55により遮断されたキャリアを受信するためには回り込みキャンセル部50の処理前の信号を抽出する必要がある。また、キャリアが通過するようフィルタ55が構成されているときには回り込みの影響を最小限に抑えるために、キャンセル処理を行った後の信号を抽出し、受信をする必要がある。そこで、図7に示すように、回り込みキャンセル部50内で切替器56によって信号を切り替えることにより、フィルタ55の状態にかかわらずキャリアに含まれる報知情報を受信することが可能になる。受信機51が回り込みキャンセル部50と一体に構成されたハードウェアで信号処理により受信機能を実現している場合には、受信機51の切り替えのためにハードウェアを追加する必要なく、追加コストの発生なしで実現が可能になる。
(第8実施形態)
次に本発明の第8実施形態に係る無線中継増幅装置について図8を参照して説明する。
図8は本発明の第8実施形態に係る無線中継増幅装置40Hの構成を示すブロック図である。この第8実施形態に係る無線中継増幅装置40Hは、回り込みキャンセル部50とフィルタ55とを別のハードウェアユニットとして構成したものである。その他の構成は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、回り込みキャンセル部50とフィルタ55とが別のハードウェアユニットとして構成されている場合に、回り込みキャンセル部50とフィルタ55との中間部分に分配器47を設け、フィルタ55によりキャリアが遮断される前の信号を受信機51へ入力するようにする。このようにしても、回り込み発生時の品質劣化を最小限に抑えながら、フィルタ55によりキャリアを遮断している場合にも、その影響を受けることなく、受信機51へ信号が入力できるため、フィルタ55の状態にかかわらず受信が可能になる。
上記実施例6及び7に記載の回り込みキャンセル部は、回り込み波の発生の有無を判断する機能を有し、回り込みが発生していると判断された場合には、回り込みキャンセル部で回り込み波がキャンセルされた下り信号を受信機に入力するように切替器を切り替えるようにすることができる。一方、回り込みが発生していないと判断された場合には、回り込みキャンセル部で回り込み波がキャンセルされる前の下り信号を受信機に入力するように切替器を切り替えるようにすることができる。
上記各実施形態で示したように、自動利得制御機能を備えた無線中継増幅装置において、回り込みキャンセル部50を備えることにより、対移動局用アンテナ44から対基地局用アンテナ43への回り込み波をキャンセルして入力波形品質の劣化を防止でき、このため入力波形品質の劣化により報知情報の受信が不能となって中継増幅動作が中断するという問題を解決することができる。
さらに、キャリア毎の通過、遮断機能を追加した無線中継増幅装置において、回り込みキャンセル部を通過した後に受信機を接続した場合、遮断した周波数を受信することができず、新たな周波数を検出するなどの動作をすることができないが、上記実施形態のように、遮断された周波数では、回り込みキャンセル部の前段より受信するようにすることで、すべての周波数を受信対象とすることが可能となる。
なお、本発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1実施形態に係る無線中継増幅装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る無線中継増幅装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る無線中継増幅装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る無線中継増幅装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る無線中継増幅装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態に係る無線中継増幅装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態に係る無線中継増幅装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第8実施形態に係る無線中継増幅装置の構成を示すブロック図である。 従来の基地局とユーザー側端末装置との間を中継する従来の無線中継増幅装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
40A…第1実施形態に係る無線中継増幅装置、40B…第2実施形態に係る無線中継増幅装置、40C…第3実施形態に係る無線中継増幅装置、40D…第4実施形態に係る無線中継増幅装置、40E…第5実施形態に係る無線中継増幅装置、40F…第6実施形態に係る無線中継増幅装置、40G…第7実施形態に係る無線中継増幅装置、40H…第8実施形態に係る無線中継増幅装置、41…基地局側入出力端子、42…移動局側入出力端子、43…対基地局用アンテナ、44…対移動局用アンテナ、45a…下り入力フィルタ、45b…上り出力フィルタ、46a…下り出力フィルタ、46b…上り入力フィルタ、47…分配器、48…下り増幅器、49…上り増幅器、50…回り込みキャンセル部、50a…第1の回り込みキャンセル部、50b…第2の回り込みキャンセル部、51…受信機、52…制御部、55…フィルタ、56…切替器。

Claims (5)

  1. 基地局と移動局との間を無線中継する無線中継増幅装置において、
    前記基地局との間で無線電波を受信する対基地局用アンテナと、
    前記移動局との間で無線電波を送信する対移動局用アンテナと、
    前記対基地局用アンテナで受信された下り信号のうち、前記対移動局用アンテナからの回り込み波を打ち消すキャンセル波を生成する回り込みキャンセル部と、
    前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされた下り信号を増幅する下り増幅器と、
    前記対移動局用アンテナで受信された上り信号を増幅する上り増幅器と、
    前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされた下り信号から受信信号のレベルを検出し、検出された受信レベルと、前記下り信号中の報知情報に含まれる前記基地局の送信レベルとの差を伝播損失として出力する受信機と、
    前記受信機により出力された伝播損失に基づいて前記下り増幅器及び上り増幅器の少なくとも一方の利得を制御する制御部と
    を具備することを特徴とする無線中継増幅装置。
  2. 前記受信機は、前記下り増幅器で増幅された後の下り信号の受信レベルを検出することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記キャンセル部と前記下り増幅器との間に設けられ、前記受信信号の通過及び遮断を選択的に行うフィルタをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 前記フィルタが前記受信信号を通過させる場合は前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされた下り信号を前記受信機に入力し、前記フィルタが前記受信信号を遮断する場合は前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされる前の下り信号を前記受信機に入力するように切り替える切替器をさらに具備することを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 前記回り込み波が発生している場合は前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされた下り信号を前記受信機に入力し、前記回り込み波が発生していない場合は前記キャンセル部で回り込み波がキャンセルされる前の下り信号を前記受信機に入力するように切り替える切替器をさらに具備することを特徴とする請求項3記載の装置。
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