JP2009100282A - 電力線通信装置、当該電力線通信装置を有する情報処理装置、および当該電力線通信装置を備える映像受信装置 - Google Patents

電力線通信装置、当該電力線通信装置を有する情報処理装置、および当該電力線通信装置を備える映像受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電力消費が抑制される電力線通信装置(PLCアダプタ)を提供する。
【解決手段】PLCアダプタ100は、ACアウトレット110と、LAN I/F120と、プラグ130と、トランス240と、フィルタ250と、アナログフロントエンド回路260と、CPU220を有するPLCモデム部210と、電力監視部230とを備える。電力監視部230がACアウトレット110から供給される電力の低下を検知すると、CPU220は、アナログフロントエンド回路260における動作を一時的に停止させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力線を媒体として通信する電力線通信装置、当該電力線通信装置を有する情報処理装置および当該電力線通信装置を有する映像受信装置に関する。より特定的には、本発明は、電力線通信装置、当該電力線通信装置を有する情報処理装置および当該電力線通信装置を有する映像受信装置における電力消費を抑制する技術に関する。
家庭内やオフィスなどでLAN(Local Area Network)を構築する技術として、PLC(Power Line Communication:電力線搬送通信)がある。この技術によると、PLCアダプタと称される通信装置が電源コンセントに接続される。PLCアダプタは、LAN端子を有する。このLAN端子とPC(Personal Computer)等のネットワーク機器とが、LANケーブルによって接続される。PLCアダプタにおいては、通信時の消費電力と待機時の消費電力との差が小さい。そのため、消費電力の削減が難しく、無通信時の電力消費が無駄になる場合がある。
消費電力の削減に関し、たとえば、特開2002−365312号公報(特許文献1)は、埋め込み型コンセントにPLCアダプタを内蔵する技術を開示する。同様に内蔵された電力計測部で計測された値を電力線通信によって通信することができる。また、電力線通信によって受けた指示により、コンセントからの電力の供給/遮断を制御することができる。
特開2003−46417号公報(特許文献2)は、PLCアダプタのLANポートに機械的なスイッチを設ける技術を開示する。この技術によると、LANケーブルが接続されたときだけPLCアダプタの通信部の電源がONにされ、無駄な電力消費が防止される。また、通信部の電源スイッチを設ける技術、LAN端子の電気的信号有無により接続機器の動作を判断して通信部の電源のON/OFFを切り替える技術も開示されている。
さらに、特開2005−184285号公報(特許文献3)は、無線中継端末において、端末間の経路情報交換によって使用される経路情報を得て、自端末を経由する通信がない場合には、自端末の一部機能を停止させる技術を開示する。
特開2002−365312号公報 特開2003−46417号公報 特開2005−184285号公報
しかしながら、特開2002−365312号公報に開示された技術によると、電力線通信を介した指示を受信しない限り、電力消費が抑制されないという問題点があった。
特開2003−46417号公報に開示された技術によると、機械的なスイッチの操作が必要なため、電力消費の抑制がタイムリーに実現されない場合もあった。
また、特開2005−184285号公報に開示された技術によると、無線中継端末において使用される通信経路上に自端末が存在するか否かが確認される。そのため、PLCアダプタに接続される通信機器が通信する経路は当該PLCアダプタのみとなる。したがって、当該技術ではPLCアダプタにおける電力消費の抑制を達成することができなかった。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、外部からの指示信号を用いることなく電力消費を実現できる電力線通信装置を提供することである。他の目的は、電力消費の抑制をタイムリーに実現できる電力線通信装置を提供することである。
本発明の他の局面における目的は、外部からの指示信号を用いることなく電力消費を実現できる情報処理装置を提供することである。他の目的は、電力消費の抑制をタイムリーに実現できる情報処理装置を提供することである。
本発明のさらに他の局面における目的は、外部からの指示信号を用いることなく電力消費を実現できる映像受信装置を提供することである。他の目的は、電力消費の抑制をタイムリーに実現できる映像受信装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明のある局面に従う電力線通信装置は、電力線から電力の供給を受けるとともに信号を通す電源プラグ部と、電力線通信装置の外部に電力を供給するコンセント部と、電源プラグ部とコンセント部との間で伝送される信号を処理する通信処理部と、コンセント部から供給される電力量を検出する検出部と、検出部による検出結果に応じて、電力線通信装置の動作状態を制御する制御部とを備える。
好ましくは、コンセント部が電力を供給しているとき、制御部は、通信処理部を作動させ、コンセント部が電力を供給していないとき、制御部は、通信処理部を停止させる。
好ましくは、電力線通信装置は、時間を計測するタイマ部と、通信処理部が停止してから予め設定された時間が経過した後に、通信処理部を作動させる復帰部とをさらに備える。
好ましくは、制御部は、電力の供給が開始されると、通信処理部を作動させる。
好ましくは、電力線通信装置は、予め設定された閾値を格納する記憶部をさらに備える。検出部によって検出された電力が閾値を超えている場合に、制御部は、通信処理部を作動させ、検出部によって検出された電力が閾値を超えていない場合に、制御部は、通信処理部を停止させる。
好ましくは、電力線から電力の供給を受けていない場合に、または、電力線から供給される電力が予め定められた閾値を下回る場合に、制御部は通信処理部を停止させる。電力線から電力の供給が開始された時、または、電力線から供給される電力が閾値を上回る場合に、制御部は通信処理部を作動させる。
好ましくは、電力線通信装置は、記憶部に格納されている閾値を更新する更新部をさらに備える。
この発明の他の局面に従うと、上記のいずれかに記載の電力線通信装置を備える情報処理装置が提供される。
この発明のさらに他の局面に従うと、上記のいずれかに記載の電力線通信装置を備える映像受信装置が提供される。
本発明によると、外部からの指示信号を用いることなく電力消費を実現できる電力線通信装置が提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るPLC(Power Line Communication)アダプタ100の使用態様について説明する。図1は、PLCアダプタ100を用いた電力線通信システムの構成を表わす図である。PLCアダプタ100は、AC(Alternating Current)アウトレット110と、LAN I/F(Local Area Network Interface)120と、プラグ130とを備える。プラグ130は、電力線140に接続され、電力線140から電力の供給を受けている。
ACアウトレット110において、PC(Personal Computer)150が電源ケーブル170によって接続されている。PC150は、LAN I/F160を備える。PLCアダプタ100とPC150とは、LANケーブル180によって通信可能なように接続されている。
PC150は、PLCアダプタ100のACアウトレット110から電力の供給を受けて作動する。PC150は、PLCアダプタ100を介して電力線140に接続される他の情報通信装置(図示しない)と通信することができる。当該他の情報通信装置は、たとえば、電力線140に接続されているパーソナルコンピュータ、あるいはゲートウェイを介して接続されるインターネット上のコンピュータ装置などである。
図2を参照して、PLCアダプタ100の構成について説明する。図2は、PLCアダプタ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。PLCアダプタ100は、図1に示される構成に加えて、PLCモデム部210と、電力監視部230と、トランス240と、フィルタ250と、AFE(Analog Front End)回路(以下、「アナログフロントエンド回路」という)260と、メモリ270と、LED(Light Emitting Diode)280と、操作部290とを備える。PLCモデム部210は、CPU(Central Processing Unit)220を含む。
プラグ130は、電力線140から電力の供給を受けて、PLCアダプタ100の内部にその電力を供給する。電力線140には、電流に加えて、信号が伝送される。そこで、電力線140からPLCアダプタ100に対して、電気信号も流れる。
フィルタ250は、信号(高周波成分)のみを通し、電流(低周波成分)を遮断するものである。したがって、電力線140からPLCアダプタ100の方向へ流れる電流(低周波成分)は、フィルタ250によって分離され、アナログフロントエンド回路260へは流れず、電力監視部230へのみ流れる。また、PLCモデム部210から送出される信号は、フィルタ250を通過し、トランス240によって、電流(低周波成分)に混合される。
アナログフロントエンド回路260は、フィルタ250から出力されたアナログ信号をPLCモデム部210における処理に適合したデジタルデータに変換する。アナログフロントエンド回路260から出力されるデータは、PLCモデム部210に入力される。
PLCモデム部210は、アナログフロントエンド回路260から出力されたデジタルデータを、LAN I/F120を介した通信に適合した形に変換し、変換後のデータをLAN I/F120に転送する。逆に、PLCモデム部210は、LAN I/F120から出力されたデータを、電力線140を介した伝送に適合した形に変換する。PLCモデム部210は、その変換後のデータをアナログフロントエンド回路260に送出する。
PLCモデム部210は、PLCアダプタ100の内部の動作を制御する。より具体的には、CPU220が、メモリ270に格納されているデータおよびソフトウェアに基づいて特定の処理を実行する。PLCモデム部210は、電力監視部230から出力される信号の入力を受け付ける。PLCモデム部210は、PLCアダプタ100の作動状態に適合した信号を生成し、その生成した信号をLED280に送出する。LED280は、その信号に従って点灯する。点灯の態様は特に限られない。
電力監視部230を通過する電流は、ACアウトレット110に送られ、PC150その他ACアウトレット110に接続される機器に供給される。
電力監視部230は、プラグ130からACアウトレット110に流れる電流に基づいてACアウトレット110に接続されている情報通信装置における電力の消費状態を監視する。電力監視部230は、その監視によって検出した電力を表わす信号をPLCモデム部210に対して出力する。PLCモデム部210は、その信号に基づいて後述する処理を実行する。
メモリ270は、PLCアダプタ100における動作を規定するために予め準備されたデータおよび特定の処理を実行するために予め作成されたプログラムを格納する。メモリ270は、たとえばフラッシュメモリその他の不揮発性のメモリとして実現される。また他の局面において、メモリ270は、CPU220によって生成されたデータを格納することもできる。メモリ270の構成の態様は特に限られない。また、メモリ270は、不揮発性のメモリに加えて、揮発性のメモリが含まれてもよい。
LED280は、PLCモデム部210から出力される信号に従って点灯する。LED280は、1つの発光素子でもよく、また複数の発光素子でもよい。この場合、LED280は、PLCアダプタ100の動作状態について予め規定された発光色あるいは点滅パターンを実現する。
操作部290は、PLCアダプタ100に対する操作入力を受け付けて、当該入力に応じた信号をPLCモデム部210に出力する。操作部290は、たとえばPLCアダプタ100の筐体の前面に設けられるボタン、スイッチ、タッチパネルその他の入力手段として実現される。
図3を参照して、PLCアダプタ100が備える電力監視部230について説明する。図3は、電力監視部230の構成を表わすブロック図である。電力監視部230は、コイル310と、電流検出部320と、A/D(Analog to Digital)変換部330とを備える。コイル310の中心には、プラグ130とACアウトレット110とを結ぶ導電線が設けられる。電流検出部320は、コイル310によって誘起される電流の値を検出する。電流検出部320のアナログ出力は、A/D変換部330に入力される。A/D変換部330は、そのアナログデータをデジタルデータに変換し、そのデジタルデータをPLCモデム210に送出する。
図4を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタ100を実現するCPU220について説明する。図4は、CPU220が実現する機能の構成を表わすブロック図である。CPU220は、入力部410と、判定部420と、停止指令部430と、供給指令部440とを備える。
入力部410は、PLCモデム部210に与えられた入力を受け付ける。たとえば、入力部410は、操作部290に対して与えられた操作入力に応じた信号を受け付ける。また、入力部410は、電力監視部230から送られた電力を示すデジタルデータの入力を受け付ける。
入力部410の出力は、判定部420に入力される。判定部420は、入力部410を介して入力された電流のデータと、メモリ270に格納されているデータとに基づいて、PLCアダプタ100の内部の消費電力が予め規定された閾値を上回っているか否か、あるいは他の閾値を下回っているか否かを判定する。判定部420による判定の結果は、停止指令部430あるいは供給指令部440によって使用される。
停止指令部430は、判定部420による判定の結果に基づいて、アナログフロントエンド回路260、PLCモデム210の変換部等の通信処理部に対する電力の供給を停止あるいは通信機能を停止して消費電力を低減するための命令を生成し、その命令を出力する。たとえば、ACアウトレット110から電力が供給されていないことが判定部420によって判定されると、停止指令部430は、アナログフロントエンド回路260の動作を停止するように指示する。他の局面において、ACアウトレット110を介して供給される電流が予め規定された閾値を下回っている場合に、停止指令部430は、アナログフロントエンド回路260その他PLCアダプタ100における通信処理部に対して供給されている電力の供給を停止あるいは通信機能を停止して消費電力を低減するように、たとえば、PLCモデム部210に通信機能を停止するように命令する。その結果、PLCアダプタ100の通信処理部は無効にされる。
供給指令部440は、判定部420による判定の結果に応じて、通信処理部に対する電力の供給を指令する。ACアウトレット110を介して電流が予め規定された閾値以上流れていることが検出されると、判定部420は、通信処理部に対する電力の供給を開始すると判定する。供給指令部440は、その判定の結果に従って、通信処理部に対する電力の供給を指令する。その結果、PLCアダプタ100の通信処理部は再び有効にされる。
次に、図5を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタ100のデータ構造について説明する。図5は、メモリ270におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。メモリ270は、データを格納するための複数のメモリ領域を含む。第1の基準値(VL)はメモリ領域510に格納されている。第1の基準値は、アナログフロントエンド回路260その他の通信処理部に対する電力の供給を停止するための条件として予め規定された閾値に相当する。
第2の基準値(VH)は、メモリ領域520に格納されている。第2の基準値は、アナログフロントエンド回路260その他の通信処理部に対する電力の供給を再開するためにその判断基準として予め規定された閾値をいう。なお、各基準値の大小関係は、たとえば第1の基準値(VL)<第2の基準値(VH)である。
PLCアダプタ100における電力の消費を制御するための電力制御プログラムは、メモリ領域530に格納されている。CPU220は、このプログラムを実行することにより、電力監視部230からの検出結果に応じた電力の消費を抑制するための処理を実現する。より具体的には、CPU220は、前述のように各通信処理部に対する電力の供給を停止し、あるいは供給を行なう命令を出力する。
次に、図6を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタ100の制御構造について説明する。図6は、CPU220が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。この動作は、たとえばPLCアダプタ100が電力線140に接続されて、電力が供給されている間、実行される。
ステップS610にて、CPU220は、入力部410として、電力監視部230から出力された電力のデータの入力を受け付ける。ステップS620にて、CPU220は、判定部420として、当該電力が第1の基準値(VL)以下であるか否かを判定する。CPU220は、当該電力が第1の基準値以下であると判定すると(ステップS620にてYES)、制御をステップS630に切り換える。そうでない場合には(ステップS620にてNO)、CPU220は、制御をステップS610に戻す。
ステップS630にて、CPU220は、アナログフロントエンド回路260に対する電力の供給を停止する。より具体的には、CPU220は、停止指令部430として、アナログフロントエンド回路260への電力の供給が遮断されるように命令を出力する。たとえば、アナログフロントエンド回路260に繋がるスイッチが開かれる。あるいは、PLCモデム部210の変換部その他通信処理部に対する電力の供給を停止、または、低消費電力モードに設定するなどして、通信機能を停止させる。
ステップS640にて、CPU220は、入力部410として、電力監視部230から出力されるデータの入力を受け付ける。ステップS650にて、CPU220は、判定部420として、当該電力の値が第2の基準値(VH)以上であるか否かを判定する。CPU220は、そのデータが第2の基準値以上であると判定すると(ステップS650にてYES)、制御をステップS660に切り換える。そうでない場合には(ステップS650にてNO)、CPU220は、制御をステップS640に戻す。
ステップS660にて、CPU220は、アナログフロントエンド回路260に対する電力の供給を再開する。より具体的には、CPU220は、アナログフロントエンド回路260への電力の供給路において開かれていたスイッチを閉じる命令を出力する。スイッチは、その命令に応じて閉じる。
このような処理が実行されるとPLCアダプタ100は、ACアウトレット110を介した電力の供給に応じて、内部の消費電力を抑制することができる。
ここで、図7を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタ100における消費電力と閾値との関係について説明する。図7は、PLCアダプタ100の動作中に変化する電力の推移を表わす図である。
PLCアダプタ100にPC150その他の通信装置が接続されているとき、ACアウトレット110を介して供給される電力はたとえば図7に示されるように変動する。ここで、第1の基準値(VL)と第2の基準値(VH)とは、図7に示されるように設定されている。たとえば、時刻t(1)において、第2の基準値(VH)は、ACアウトレット110を介して供給される電力と交差している。この場合、供給される電力が増大する場合における閾値が設定されているため、PLCアダプタ100は、通信処理部に対する電力の供給を開始する。その後、たとえば電力が変動し時刻t(2)において、第1の基準値(VL)を下回ると、CPU220は、アナログフロントエンド回路260に対する電力の供給を停止すると判定する(ステップS620にてYES)。
その結果、アナログフロントエンド回路260その他の通信処理部による電力の消費が抑制されるため、PLCアダプタ100における電力消費が抑制されることになる。
その後、PC150その他の機器における動作によって、ACアウトレット110を介して電力の供給が増加する。たとえば時刻t(3)において、増加した電力の値が第2の基準値(VH)を上回ると(ステップS650にてYES)、CPU220は、アナログフロントエンド回路260に対する電力の供給を再開すると判定する(ステップS660)。その結果、PLCアダプタ100を介した通信(すなわち、プラグ130とLAN I/F120を介した通信)が可能となる。
次に、図8を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタ100の作動状態の表示態様について説明する。図8は、PLCアダプタ100の状態の変化をそれぞれ表わす図である。
図8(A)に示されるように、PLCアダプタ100が通常の状態であるとき、LED280−1が点滅し、LED280−2が消灯する。通常の状態とは、たとえばPLCアダプタ100にPC150その他の機器が接続されており、PC150がPLCアダプタ100を介して通信している状態である。このとき、PLCアダプタ100の通信処理部に対して定格の電力が供給される。したがって、電力の消費は特に抑制されていない。
その後、PC150による使用が終了すると、通信が行なわれなくなる。この場合、たとえばPC150による電力の消費が少なくなり、あるいは、殆どゼロになるため、PCアダプタ100は、通信処理部に対して電力の供給を行なわなくなる。この場合、図8(B)に示されるように、LED280−1が消灯し、LED280−2が点灯する。LED280−2は、PLCアダプタ100のモードがいわゆる「省エネモード」であることを通知する。PLCアダプタ100の表示によって、PLCアダプタ100の使用者は、接続されている他の機器(たとえばPC150)が使用されているか否かも判断可能となるため、誤ってプラグ130を電力線140のコンセント(図示しない)から引抜くなどの誤操作も防止され得る。
以上のようにして、本実施の形態に係るPLCアダプタ100は、接続されている機器における電力の消費が低下したことを検知すると、通信処理部に対する電力の供給を停止し、あるいは抑制する。これにより、当該機器による通信を妨げることなく、PLCアダプタ100における電力消費が抑制される。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態に係るPLCアダプタ900は、消費電力の抑制を時間によってコントロールする機能を有する点で、第1の実施の形態と異なる。より具体的には、ある局面において、アナログフロントエンド回路260その他の通信処理部の作動が停止してから予め規定された時間が経過した後に、供給指令部440は、当該通信処理部に対して電力を供給する。なお、本実施の形態に係る電力線通信装置は、特に説明する場合を除き、前述の実施の形態に係る電力線通信装置が有するハードウェア構成を用いて実現される。したがって、ハードウェア構成についての同じ説明は、繰り返さない。
そこで、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るPLCアダプタ900について説明する。図9は、PLCアダプタ900のハードウェア構成を表わすブロック図である。PLCアダプタ900は、図2に示される構成に加えて、タイマ910をさらに備える。タイマ910は、PLCモデム部210からの指令に従って時間を計測し、その計測結果をPLCモデム部210に送出する。たとえば、CPU220が時間の計測を開始する命令をタイマ910に与えると、タイマ910は、その命令が与えられたときから時間を計測し始める。CPU220は、その計測結果に基づいて後述する処理を実行する。
そこで、図10を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタ900の制御構造について説明する。図10は、PLCアダプタ900を実現するCPU220が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。
ステップS1010にて、PLCアダプタ900のCPU220は、電力監視部230から送られた電力のデータの入力を受け付ける。ステップS1020にて、CPU220は、その電力が予め規定された第1の基準値(VL)以下であるか否かを判定する。CPU220は、そのデータが第1の基準値以下であると判定すると(ステップS1020にてYES)、制御をステップS1030に切り換える。そうでない場合には(ステップS1020にてNO)、CPU220は、制御をステップS1010に戻す。
ステップS1030にて、CPU220は、アナログフロントエンド回路260に対する電力の供給を停止する。より具体的には、図6のステップS630において行なわれるような処理が実行される。
ステップS1040にて、CPU220は、タイマ910に対して時間の計測を開始する命令を与える動作信号を送出する。タイマ910は、その動作信号に基づいて時間の計測を開始する。タイマ910は、その時間を表わすデータをPLCモデム部210に送出する。CPU220は、入力部410としてその時間の入力を受け付ける。
ステップS1050にて、CPU220は、タイマ910から送られた時間のデータに基づいて、アナログフロントエンド回路260における電力の消費が停止されてから経過した時間を計測する。
ステップS1060にて、CPU220は、通信処理部に対する電力の供給の停止が開始されてから一定時間が経過したか否かを判定する。CPU220は、一定時間が経過していると判定すると(ステップS1060にてYES)、制御をステップS1070に切り換える。そうでない場合には(ステップS1060にてNO)、CPU220は、制御をステップS1050に戻す。
ステップS1070にて、CPU220は、アナログフロントエンド回路260その他の通信処理部に対する電力の供給を再開する。より具体的には、ステップS660(図6)において示されたような処理が行なわれる。その後、PLCアダプタ900における通信処理部は、通常の作動状態となり、PC150その他の情報通信装置は、PLCアダプタ900を介して通信することが可能となる。
以上のようにして、本実施の形態に係るPLCアダプタ900は、アナログフロントエンド回路260その他の通信処理部に対する電力の供給が抑制されてから経過した時間を計測する。その時間が一定時間を経過したとき、PLCアダプタ900は、アナログフロントエンド回路260その他の通信処理部に対する電力の供給を再開する。一定時間は、可変であってもよい。
このような構成によると、PLCアダプタ900を使用した通信が停止されたときでも、一定時間を経過すると通信が再開できるため、省エネによる通信の不通が防止され得る。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。本発明に係る電力線通信装置は、それ自身単体として用いられる場合もあれば、情報通信装置などに内蔵される場合もある。情報通信装置は、たとえば、パーソナルコンピュータ、ACアダプタが使用可能な携帯型情報通信端末等を含む。なお、本実施の形態に係る電力線通信装置は、特に説明する場合を除き、前述の実施の形態に係る電力線通信装置が有するハードウェア構成を用いて実現される。したがって、ハードウェア構成についての同じ説明は、繰り返さない。
そこで、図11を参照して、第3の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ1100について説明する。図11は、省エネ機能を有するパーソナルコンピュータ(以下PC)1100のハードウェア構成を表わすブロック図である。PC1100は、マウス1102と、キーボード1104と、RAM(Random Access Memory)1106と、ハードディスク1108と、光ディスクドライブ1110と、VRAM(VideoRAM)1114と、モニタ1116と、CPU1120と、PLCモデム1122と、分離合成回路1124と、プラグ1126と、計測回路1128と、電源部1130とを備える。
CPU1120と他の構成要素とは、データバスによって接続されている。光ディスクドライブ1110には、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、その他の光ディスク1112が装着可能である。
プラグ1126が電力線(たとえば電力線140)に接続されると、PC1100は、電力の供給を受けることができる。分離合成回路1124は、プラグ1126を介して受けた電流から電流と電気信号とを分離する。電流は電源部1130に流れる。電気信号は、分離合成回路1124からPLCモデム1122に送られる。PLCモデム1122は、たとえば前述の第1のまたは第2の実施の形態に係るPLCモデム100,900が有する機能を実現する。PLCモデム1122から出力される信号は、CPU1120に入力される。CPU1120は、その信号を用いて、たとえばVRAM1114に表示用のデータを書き込む。モニタ1116は、VRAM1114に書き込まれたそのデータに基づいて画面を表示する。
このとき、電源部1130は、PC1100の内部に電力を供給する。その後、PC1100がプラグ1126を介した通信(すなわち電力線通信)を終了すると、PLCモデム1122による処理が不要となるため、PLCモデム1122における電力の消費が少なくなる。計測回路1128は、電源部1130から供給される電力を計測し、その計測結果をCPU1120に送出する。CPU1120は、計測結果1128からの出力に基づいて、PC1100において通信が行なわれているか否かを判定する。CPU1120は、その判定の結果に従って、PC1100の通信処理部(たとえばPLCモデム1122その他のハードウェア)に対する電力の供給を遮断し、あるいは予め規定された最低限の電力まで引き下げる。
以上のようにして、本実施の形態に係るPC1100は、電源部1130における電力の消費が低下したことを検知すると、PLCモデム1122その他の通信処理部に対する電力の供給を抑制する。これにより、PC1100が通信していない場合における電力消費が抑制され得る。
なお、図11において、計測回路1128は、CPU1120の全消費電力全体を測定しているが、測定の態様はこれに限られない。たとえば、他の局面において、計測回路1128は、PC1100内の通信処理を行う部分(図示しない)のみの消費電力を計測してもよい。このようにすると、判断精度を高くすることができる。
<第4の実施の形態>
以下、本発明の第4の実施の形態について説明する。本発明に係る電力線通信装置は、たとえばネットワークに接続されるテレビについても適用できる。この場合、当該テレビがネットワークを介した通信を行なっていない場合に、通信処理部に対する電力の供給が制御される。なお、本実施の形態に係る電力線通信装置は、特に説明する場合を除き、前述の実施の形態に係る電力線通信装置が有するハードウェア構成を用いて実現される。したがって、ハードウェア構成についての同じ説明は、繰り返さない。
そこで、図12を参照して、第4の実施の形態に係るテレビ1200について説明する。図12は、テレビ1200のハードウェア構成を表わすブロック図である。
テレビ1200は、外部入力部1204と、受光部1206と、操作部1208と、CPU1210と、チューナ1214と、切換回路1216と、信号処理回路1220と、表示ドライバ1228と、ディスプレイ1230と、アンプ1236a,1236bと、スピーカ1240a,1240bと、メモリ1252と、プラグ1260と、分離合成回路1262と、電源部1280と、計測回路1290とを備える。CPU1210は、メモリ1212を含む。信号処理回路1220は、分離回路1222と、OSD(On Screen Display)回路1224とを含む。チューナ1214には、アンテナ1202が接続される。
外部入力部1204は、テレビ1200の外部から映像/音声信号の入力を受け付ける。外部入力部1204は、映像/音声信号を切換回路1216に送出する。チューナ1214は、CPU1210からの指令に従ってチャンネルを選局し、選局後のチャンネルに応じた信号を切換回路1216に送出する。
受光部1206は、テレビ1200のリモコン端末(図示しない)によって発信された制御信号を受信する。受光部1206は、その受信した信号に応じた電気信号をCPU1210に送出する。
操作部1208は、テレビ1200の筐体(図示しない)の前面に設けられるタッチパネル、ボタン(図示しない)として実現される。操作部1208は、テレビ1200に対する操作を受け付けて、その操作に応じた信号をCPU1210に送出する。
CPU1210は、当該リモコン端末から発信された制御信号、あるいは操作部1208に対して与えられた操作に従って、テレビ1200の動作を制御する。たとえば、CPU1210は、チャンネルの選局指令に従って、特定のチャンネルを選択する命令をチューナ1214に送出する。他の局面において、テレビ1200は、プラグ1260を介していわゆる電力線通信を行なうことができる。この場合、CPU1210は、当該電力線通信によってたとえばインターネットにアクセスするための操作を実行する。より具体的には、CPU1210は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従って、制御信号によって特定される相手先との通信を確立する。この通信の確立のための処理は、たとえばメモリ1252に格納されている設定値に基づいて行なわれる。
切換回路1216は、CPU1210からの指令に従って、信号の入力源を、チューナ1214と外部入力部1204との間で切り換える。いずれかの入力源からの信号は、信号処理回路1220に送られる。
信号処理回路1220は、切換回路1216から与えられた映像/音声信号を、CPU1210からの命令に従って処理し、その処理後の信号を出力する。より具体的には、分離回路1222は、映像/音声信号を、映像信号と音声信号とに分離する。映像信号は、OSD回路1224に入力される。音声信号は、アンプ1236a,1236bにそれぞれ送られる。
OSD回路1224は、分離回路1222から送られる映像信号に対して、文字その他の情報の表示のためのデータを追加する。たとえば、OSD回路1224は、現在選局されているチャンネルの表示を表わす画像データを、分離回路1222から送られる映像信号に重畳する。OSD回路1224は、その重畳によって生成した信号を、表示ドライバ1228に送出する。表示ドライバ1228は、その信号に基づいてディスプレイ1230における表示に適合した形式に信号を処理し、処理後の信号をディスプレイ1230に送信する。ディスプレイ1230は、その信号に基づいて映像を表示する。
アンプ1236a,1236bは、CPU1210からの指令に従って音声信号を増幅し、増幅後の信号をスピーカ1240a,1240bにそれぞれ送出する。
本実施の形態に係るテレビ1200は、上記のような通常のテレビの構成に加えて、電力線通信を行なうための機能を有する。より具体的には、電力線通信は、PLCモデム1270と、分離合成回路1262と、プラグ1260とによって実現される。
すなわち、プラグ1260を介して受け取られた信号は、分離合成回路1262によって電流から分離されて、PLCモデム1270に送られる。PLCモデム1270は、その信号をデジタルデータに変換し、変換後のデータをCPU1210に送出する。たとえば、他の情報通信装置から送られたパケットは、分離合成回路1262において抽出され、PLCモデム1270に送られる。PLCモデム1270は、そのパケットからヘッダを取り除き、データ本体をCPU1210に送信する。逆に、PLCモデム1270は、CPU1210によって出力されたデータを電力線通信に適合した形式に変換し、変換後の信号を分離合成回路1262に送出する。分離合成回路1262は、その信号を電気信号に重畳して、プラグ1260に対して送出する。これにより、テレビ1200と他の情報通信装置との通信が実行される。
このとき、分離合成回路1262における電力の消費は、たとえば計測回路1290によって実現される。より具体的には、プラグ1260によって供給が受けられた電力は、電源部1280に送られる。計測回路1290は、電源部1280における電力の消費を検出する。計測回路1290は、その検出値をCPU1210に送出する。CPU1210は、その検出値に基づいて、テレビ1200が電力線通信を行なっているか否かを判定する。たとえば、テレビ1200が電力線通信を行なっていない場合、CPU1210は、PLCモデム1270の作動を不要と判断する。CPU1210は、PLCモデム1270に対する電力の供給が停止するように、電源部1280に命令を送信する。スイッチが、電源部1280と、PLCモデム1270との間に設けられているとき、当該スイッチは、その命令に従って開かれる。電源部1280からPLCモデム1270に対する電力の供給は、一時的に停止する。
その後、CPU1210は、電力の停止が行なわれてから一定時間が経過したことを検知すると、あるいは、受光部1206または操作部1208に対する操作に基づいて、テレビ1200と電力線通信を行なう要求を検知したとき、CPU1210は、PLCモデム1270に対する電力の供給を再開するように命令を出力する。上記スイッチは、この命令に従って、開かれていた回路を閉じることにより、電源部1280からPLCモデム1270に対する電力の供給を再開する。
以上のようにして、本実施の形態に係るテレビ1200によると、ネットワークを介した通信が行なわれなくなると、通信処理部に対する電力の供給を抑制する。したがって、通信が行なわれていない間の電力消費量が低減する。
<第5の実施の形態>
以下、本発明の第5の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るPLCアダプタは、閾値の学習機能を有する点で、前述の各実施の形態に係る電力線通信装置と異なる。なお、本実施の形態に係る電力線通信装置は、特に説明する場合を除き、前述の実施の形態に係る電力線通信装置が有するハードウェア構成を用いて実現される。したがって、ハードウェア構成についての同じ説明は、繰り返さない。
そこで、図13を参照して、本発明の第5の実施の形態に係る電力線通信装置を実現するCPU220について説明する。図13は、CPU220が実現する機能の構成を表わすブロック図である。CPU220は、図4に示される構成に対して、判定部420に代えて判定部1320を備える。CPU220は、さらに学習部1310と、閾値更新部1330とを備える。
学習部1310は、入力部410によって受け付けられた電力のデータをメモリ270に書き込む。判定部1320は、入力部410からの出力と、メモリ270に格納されている閾値とに基づいて、その閾値を更新するか否かを判定する。より具体的には、判定部1320は、検出された電力の分布と、各電力が計測された時点におけるデータの通信量との間の相関を用いて、基準値となる閾値を更新するか否かを判定する。判定部1320による判定の結果は、閾値更新部1330によって用いられる。閾値更新部1330は、判定部1320が閾値を更新すると判定すると、メモリ270に格納されている電力のデータのうち当該更新の対象として特定される閾値をメモリ270において基準値として予め格納されているメモリ領域の閾値と置き換える。
そこで、図14を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタのデータ構造について説明する。図14は、メモリ270におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。メモリ270は、データを格納するための複数のメモリ領域を含む。学習部1310によって書き込まれるデータを特定するための番号は、メモリ領域1410に格納されている。そのときに検出された電力を表わすデータは、メモリ領域1420に格納される。電力の計測に合わせて算出されたデータ伝送量は、メモリ領域1430に格納される。CPU220は、その電力の値とデータ伝送量とを用いて相関を表わすデータを算出し、その算出結果に従って、基準値を変更するか否かを判定する。たとえば、既にメモリ270に設定されている基準値(図5におけるメモリ領域510,520)と算出された閾値との差がある場合には、CPU220は、その算出後の閾値を各基準値としてメモリ領域510,520に書き込む。
以上のようにして、本実施の形態に係るPLCアダプタは、入力された電力のデータに基づいて基準値を更新することができる。これにより、当該アダプタにおける省電力モードへの切り換えおよび再開のタイミングを修正することも可能になる。その結果、電力消費の精度を向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、電力線から電力の供給を受けて通信する装置に適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るPLCアダプタ100を用いた電力線通信システムの構成を表わす図である。 PLCアダプタ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 PLCアダプタ100が備える電力監視部230の構成を表わすブロック図である。 PLCアダプタ100を実現するCPU220が実現する機能の構成を表わすブロック図である。 PLCアダプタ100のデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 CPU220が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。 PLCアダプタ100の動作中に変化する電力の推移を表わす図である。 PLCアダプタ100の状態の変化をそれぞれ表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係るPLCアダプタ900のハードウェア構成を表わすブロック図である。 PLCアダプタ900を実現するCPU220が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ1100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係るテレビ1200のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の第5の実施の形態に係る電力線通信装置を実現するCPU220が実現する機能の構成を表わすブロック図である。 メモリ270におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
符号の説明
100 PLCアダプタ、110 ACアウトレット、120 LAN I/F、130 プラグ、140 電力線、150 パーソナルコンピュータ、160 LAN I/F、170 電源ケーブル、180 LANケーブル、280−1,280−2 LED、310 コイル、900 PLCアダプタ、1112 光ディスク、1126 プラグ、1202 アンテナ、1228 表示ドライバ、1236a,1236b アンプ、1260 プラグ。

Claims (9)

  1. 電力線通信装置であって、
    電力線から電力の供給を受けるとともに信号を通す電源プラグ部と、
    前記電力線通信装置の外部に電力を供給するコンセント部と、
    前記電源プラグ部と前記コンセント部との間で伝送される信号を処理する通信処理部と、
    前記コンセント部から供給される電力量を検出する検出部と、
    前記検出部による検出結果に応じて、前記電力線通信装置の動作状態を制御する制御部とを備える、電力線通信装置。
  2. 前記コンセント部が電力を供給しているとき、前記制御部は、前記通信処理部を作動させ、前記コンセント部が電力を供給していないとき、前記制御部は、前記通信処理部を停止させる、請求項1に記載の電力線通信装置。
  3. 時間を計測するタイマ部と、
    前記通信処理部が停止してから予め設定された時間が経過した後に、前記通信処理部を作動させる復帰部とをさらに備える、請求項1に記載の電力線通信装置。
  4. 前記制御部は、前記電力の供給が開始されると、前記通信処理部を作動させる、請求項1に記載の電力線通信装置。
  5. 予め設定された閾値を格納する記憶部をさらに備え、
    前記検出部によって検出された電力が前記閾値を超えている場合に、前記制御部は、前記通信処理部を作動させ、前記検出部によって検出された電力が前記閾値を超えていない場合に、前記制御部は、前記通信処理部を停止させる、請求項1に記載の電力線通信装置。
  6. 前記電力線から電力の供給を受けていない場合に、または、前記電力線から供給される電力が予め定められた閾値を下回る場合に、前記制御部は前記通信処理部を停止させ、
    前記電力線から電力の供給が開始された時、または、前記電力線から供給される電力が前記閾値を上回る場合に、前記制御部は前記通信処理部を作動させる、請求項1に記載の電力線通信装置。
  7. 前記記憶部に格納されている閾値を更新する更新部をさらに備える、請求項5に記載の電力線通信装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の電力線通信装置を備える、情報処理装置。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の電力線通信装置を備える、映像受信装置。
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