JP2009097831A - 地熱収集ブロック及び杭並びに地熱利用システム - Google Patents

地熱収集ブロック及び杭並びに地熱利用システム Download PDF

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Abstract

【課題】地中に埋設したコンクリート杭によって地熱を収集して、融雪や暖房の熱源として利用する技術に関し、融雪装置や一般家庭用の給水装置では、水が間歇的に利用されることが多いことに鑑み、地中深い箇所の地熱をより経済的な設備で、より合理的に利用することが可能な技術を提供する。
【解決手段】一本の又は長手方向に接続した複数本の杭状のコンクリートブロック内に、杭の長手方向に細長い長尺容器4を形成して、この長尺容器内に貯留した水にコンクリート躯体1を通して地熱を伝熱し、地熱によって暖められ又は冷やされたた水を間歇的に使用ないし循環させる。杭内に貯留される水の量を多くでき、ブロックを接続することによって、杭を地中深くまで打ち込むことができる。
【選択図】図5

Description

この発明は、地中に埋設したコンクリート杭によって地熱を収集して、融雪や暖房の熱源として利用する技術に関するものである。
地中に埋設される杭状のコンクリートブロックに水を循環する配管を設けることによって地熱を収集する技術として、従来次のようなものが提唱されている。
特許文献1には、コンクリート製基礎杭の中空部にU字形状の熱交換パイプを挿入し、この熱交換パイプと前記中空部の空間部分を熱伝導の良い適宜の材料で埋めた熱交換杭が提案されている。また、特許文献2には、コンクリート製中空杭のコンクリート層内に螺旋状の熱媒体流入側の吸熱パイプを埋設し、該吸熱パイプの下端と連結した熱媒体流出側の流出パイプを中空杭の中空部を直線状に昇って杭の上部へ導き出した熱交換機能を有する基礎杭が提案されている。
また、特許文献3、4には、コンクリート製中空杭の本体内に、熱媒体が流動する往路パイプと復路パイプとを交互に巻き回した螺旋状の熱交換パイプ2を埋設した熱交換杭が提案されている。また、特許文献5には、基礎杭内に管体を埋設した構造が提案されている。
また、地下に埋設したタンクに水を貯留する技術は、一般的なものであり、これらも貯留タンクが地下に埋設されていることから、タンク内の水に地熱が伝熱されるから、これらの水を使って融雪や暖房を行うシステムでは、結果的に地熱を利用しているということができる。
特開昭60−8659号公報 特開平3−83226号公報 特開平11−336008号公報 特開2004−324913号公報 特開2007−24395号公報
前述した各特許文献に記載された地熱収集ブロック(地熱収集コンクリート杭)は、総て杭状のコンクリート内に水を通過させる配管を埋設したものである。ブロック内の配管を螺旋状としたものは、コンクリート躯体と配管内の水の伝熱面積を大きくして、単位時間当たりの伝熱量を増大させることを意図したものである。ブロック内の配管の長さを長くすることによって伝熱面積が大きくなるため、特許文献1のように杭内に配管を単純なU字状に配置したものに比べて、配管を流れる水により効率よく地熱を吸収させることができる。
配管を流れる流量が一定であるとすれば、ブロック内の管路長さを長くしたものほどブロックに入る水と出て来る水との温度差を大きくすることができる。しかし、管路を長くすれば、流動抵抗が増すので、管路に水を循環させる循環ポンプとして、より吐出圧の高いものが必要になり、ポンプの消費動力も増加する。
一方、地下の貯水タンクは、杭状の地熱収集ブロックに比べて設置工事に費用がかかる。すなわち、杭状のブロックは、アースオーガで掘削した孔にブロックを打ち込むことにより、容易に地中に埋設することができ、工事等に必要とする地表の面積も小さい。一方、地下埋設タンクは、広い面積で地表を掘削してその中にタンクを設置し、その後、掘削した孔を埋め戻す必要があり、工事に多大な費用が必要である。地熱は、深いほど地表との温度差が大きいが、貯水タンクは、杭のように深く埋設することができないので、地中深い部分の熱を有効に利用することができない。
従来の地熱収集ブロックは、ブロック内の配管に水を循環させながら地熱を吸収しようという発想に基づくもので、ブロック内の配管を螺旋状にして地熱の収集量を大きくしようという発想も、単位時間当たりの伝熱量を増大させることを意図したものであり、配管に水を循環させながら地熱を収集するときの収集量を大きくすることを意図したものである。
また、従来の地熱収集ブロックは、複数本のブロックを長手方向に接続することができない。ブロックは、製造や運搬の関係で、成形や現場へ運搬できる長さに制限がある。従って、接続することができない地熱収集ブロックは、杭としての打込み深さがブロック一本の長さにしかならず、地表との温度差が大きい地中深くの地熱を有効に利用できない。
この発明は、連続的に地熱を使用し続ける場合もあるが、融雪装置や一般家庭用の給水装置では、水が間歇的に利用されることが多いことに着目して、地中深い箇所の地熱をより経済的な設備で、より合理的に利用することが可能な技術を提供することを課題としている。
この発明は、一本の又は長手方向に接続した複数本の杭状のコンクリートブロック内に、杭の長手方向に細長い長尺容器4を形成して、この長尺容器内に貯留した水にコンクリート躯体1を通して地熱を伝熱し、地熱によって暖められ又は冷やされたた水(以下、単に「冷温水」と言う。)を間歇的に使用ないし循環させることにより、上記課題を解決している。
この発明の請求項1の発明に係る地熱収集ブロックは、断面中心部に合成樹脂又は金属の有底筒体3aを埋込み成形した長尺鉄筋コンクリート成形体からなり、前記有底筒体3aの開口側の端部31がコンクリート躯体1の一端11から突出している地熱収集用のブロックである。
また、本願の請求項2の発明に係地熱収集ブロックるは、上記の地熱収集ブロックに継ぎ足して長さの長い地熱収集杭を得るためのブロックで、断面中心部に両端31、32が開口された合成樹脂又は金属の無底筒体3bを埋込み成形した長尺鉄筋コンクリート成形体からなり、前記筒体の一端31がコンクリート躯体1の一端11から突出しており、他端32が当該他端側のコンクリート躯体の端部に形成した凹所13の底部に突出しており、当該筒体の一端31と他端32の突出長さを加えた長さが前記凹所の深さを越えない長さである地熱収集用のブロックである。
本願の請求項3の発明は、請求項1記載の地熱収集ブロックのみからなる地熱収集杭の発明であって、請求項1記載の地熱収集ブロック10aの筒体3aが開口する側の端部を地表に露出させた状態で地中に鉛直に埋設し、有底筒体3aを冷温水を貯留する長尺容器4とした地熱収集用の杭である。
また、本願の請求項4の発明は、請求項1記載の地熱収集ブロックの上端に1本又は複数本の請求項2記載の地熱収集ブロックを接続してなる地熱収集杭の発明であって、請求項1記載の地熱収集ブロック10aの筒体3aが開口する側の端部に、1本又は上端と下端とを接続した複数本の請求項2記載の地熱収集ブロック10bの凹所13を設けた側の端部を、それらのコンクリート躯体1の端部相互を接続金具6で接続すると共にそれらの筒体3a、3bの端部相互を管継手5で接続して、最上部の請求項2記載の地熱収集ブロック10bの上端を地表に露出させた状態で地中に鉛直に埋設し、下端の有底筒体3aとその上方に接続された一本又は複数本の無底筒体3bで長尺容器4を形成した地熱収集用の杭である。
本願の請求項5の発明は、請求項3又は4記載の地熱収集杭を用いた地熱利用システムの発明であって、請求項3又は4記載の地熱収集杭の長尺容器4の露出端に、一方が長尺容器4の底部に開口し他方が上部で開口する長さの吐出管及び吸引管22a、22bを備えた筒蓋2が嵌着され、当該吐出管と吸引管を介して長尺容器4内に水を循環させることを特徴とする地熱利用システムである。
本願の請求項5の発明は、請求項3又は4記載の地熱収集杭を用いた無散水融雪システムの発明であって、上記吐出管及び吸引管22a、22bが循環ポンプ7を介して地表面に敷設した舗装ブロック8内の循環パイプに接続されていることを特徴とする地熱利用の無散水融雪システムである。
冷温水を間歇的に利用する場合には、杭内の水に対する単位時間当たりの伝熱量と杭内に貯留される水の量とのバランスが重要である。すなわち、冷温水の使用を止めてから、次に冷温水を使用するまでの時間間隔が長ければ長いほど単位時間当たりの伝熱量の大小は問題にならなくなる。従って、1回毎の冷温水の使用量に見合う量の水を杭内に貯留しておくことができれば、杭内に配管を螺旋状に配置したものより伝熱面積が小さいとしても、地熱を効果的に利用することができる。
すなわち、杭内に配管を埋設する従来構造では、長尺容器4を形成したこの発明の地熱収集杭ほど杭内に貯留する水の量を大きくできない。また、ブロックの接続部で配管を接続する有効な手段がないので、杭の長さを長くできない。従って、冷温水の使用を開始すると、杭内に貯留された冷温水がすぐに使用し尽くされてしまい、新たに流入した冷たい水が配管内を循環することとなるので、これを継続的に冷やし又は暖めるために大きな伝熱面積が必要である。
一方、この発明の地熱収集ブロックでは、杭内に螺旋状に配管を設けたものに比べて、杭内に貯留される水の量を遥かに多くすることができる。しかも構造が簡単になるから、ブロックを経済的に生産できる。そして、その構造上、縦方向に連続した杭内に1本の長尺容器4を形成することが容易であるため、1回の冷温水の使用量に応じて貯留される水の量を多くすることが容易にできる。
更にブロックを接続することによって、杭を地中深くまで打ち込むことができるので、地中の深い所の、従って、より温度差の大きい地熱を利用することが可能になる。本願発明者の試算によれば、一般的な土木機械(アースオーガやパイルハンマー)を用いて、直径30cm×長さ4mの筒体3a、3bを設けたブロックを5本接続して、20mの深さまで打ち込むことができ、この場合のブロック10本当りの貯水量は250リットルで、長尺容器全体として1250リットルの冷温水を貯留できる。
筒体3a、3bとしては、水道配管用の塩ビ管をブロック成型時にモールドすればよく、材料費及び成型費も極めて安価で済む。ブロックを接続して長尺容器を形成するときの塩ビ管の接続には、従来から広く使用されているベルパイプと呼ばれる水封用のシールの付いた管継手5をそのまま用いることができ、コンクリート躯体1相互の接続は、これも従来から行われているように接続金具6を用いて簡単に接続することができる。
次に図面を参照して、この発明の実施形態を説明する。図1は、1本で使用する場合及び複数本接続した場合の最下部のブロック10aと、長尺容器4の上端を閉鎖する筒蓋2を示した斜視図である。ブロック10aは、長さ4mの八角断面の鉄筋コンクリートブロックで、その成型時に型枠内に基端を盲栓で閉鎖した直径30cmの塩ビ管3aを配置して成型したものである。基端を閉鎖した塩ビ管3aは、このブロック一本のみで杭を形成するときの長尺容器4となる。塩ビ管3aの開口端31は、ブロック躯体1の端部11から突出している。
1本で使用する場合のブロック10aは、地表に現れたこの突出端31に配管挿入孔21a、21bを設けた筒蓋2を嵌着する。複数本接続して杭とする場合の最下段のものとしてブロック10aを使用するときは、この突出端31と、図2に示すブロック10bの下端とをベルパイプ5で接続する。ブロック躯体1の筒体開口側の端部11に隣接して、ブロックを複数本接続する場合にコンクリート躯体相互の接続金具6を固定するための埋め込みナット12が設けられている。
図2は、複数本接続して使用する際の上端及び中間部に使用されるブロック10bの斜視図である。図1のブロック10aの有底筒体3aと接続して長尺容器4を形成する塩ビ管3bは、両端31、32が開口しており、その一端(埋設したときに上端となる端部)31は図1のものと同様にコンクリート躯体1bの一端11から突出している。塩ビ管3bの他方の端部(下端)32は、ブロック躯体1bの他端15に設けた短円筒状の凹所13の底部に突出している。ブロック躯体1bの外周面の上端部と下端部には、コンクリート躯体相互を接続する接続金具6を取り付けるための埋め込みナット12が設けられている。
図1のブロック10aと図2のブロック10bを接続する場合、図1のブロック10aの上端の塩ビ管の突出端31が図2のブロック10bの下端の凹所13に挿入され、塩ビ管の上端突出端31と下端の突出端32とが凹所13内でベルパイプ5により接続される(図3参照)。このとき、ブロック10aのコンクリート躯体1の上面11とブロック10bのコンクリート躯体1の下面15とが密着することが必要である。従って、凹所13の深さは、塩ビ管の上端突出端31の突出寸法と、塩ビ管の下端突出端32の凹所底面からの突出寸法を加えた寸法より深く、かつその内径は、ベルパイプ5を収容可能な径としなければならない。
ブロック10bの上端突出端31には、上述したと同様な構造で、更にその上にブロック10bが接続されるか、又は筒蓋2が嵌着される。
図4は、ブロック10aを1本だけ用いた地熱利用システムの模式的な断面側面図である。ブロック10aは、アースオーガで掘削した孔にパイルハンマーを用いて打ち込まれ、その上端は地表面Gに臨出している。塩ビ管3の上端の突出端31に嵌着された筒蓋2に2本の配管22a、22bが1本を長尺容器4の底部41近くに開口させ、また他方22bを長尺容器4の上部近くに開口させて設ける。そして、いずれか一方の配管の地表部に循環ポンプ7が設けられている。配管22aと22bとは地表部において融雪ブロックや熱交換器を経て接続されている。また、図には示してないが、長尺容器4及び配管22内に水を供給する供給管が設けられる。
図5は、ブロック10aと10bとを接続して地中に埋設した構造の模式的な側面図である。ブロック10bの塩ビ管の下端がブロック10aの塩ビ管の上端と接続されることにより、長さ8mの長尺容器がコンクリート杭内に形成される。地表面側のブロック10bの上端の突出部11に嵌着した筒蓋2を通して2本の配管22a、22bが一方を長尺容器4の底部41近くに開口させ、他方を上部近くに開口させ、その一方の地表部に循環ポンプ7を設けていることは、図4と同様である。
図5には、配管22a、22bに無散水融雪ブロック8が接続された状態が模式的に示されている。気温によっても異なるが、本願発明者の試算では、1本の地熱収集ブロックにより、10m×10mの路面の融雪を行うことができる。
2本の配管22a、22bの間に図6のようにポンプ7と切換弁9a〜9fを設けることにより、長尺容器4内の水の誘導方向を逆にすることができる。暖められた水は比重が軽くなるので、地熱を吸収して温まった水は長尺容器4の上方に移動する。従って、地熱を冷温水として利用するときは、図4、5の配管の22b側から長尺容器4内の水を汲み上げ、長尺容器の底部に開口する配管22aから長尺容器4内に水を戻すようにするのが合理的である。また、地上温度が地下温度より高いときに地熱を冷房用の低温源として利用するときは、長尺容器4の底部から水を汲み上げて上部へ戻すようにする方が合理的である。図6のように、開閉弁9a〜9fを設けることにより、それらの開閉により冷温水を利用する場合と冷水を利用する場合との長尺容器4内の水の流れの方向を逆にすることができる。
長尺容器を設けたブロックの斜視図 長尺容器の上部ないし中間部となる筒体を設けたブロックの斜視図 ブロック接続部の模式的な断面図 1本のブロックを用いた地熱利用システムの模式的な断面側面図 2本のブロックを接続して用いた地熱融雪システムの模式的な断面図 管路の切換手段の一例を示した配管図
符号の説明
1 コンクリート躯体
2 筒蓋
3a 塩ビ管(有底筒体)
3b 塩ビ管(無底筒体)
4 長尺容器
5 管継手(ベルパイプ)
6 接続金具
7 循環ポンプ
8 無散水融雪ブロック
10 ブロック
11 ブロック躯体の端部
12 埋め込みナット
13 凹所

Claims (6)

  1. 断面中心部に合成樹脂又は金属の有底筒体(3a)を埋込み成形した長尺鉄筋コンクリート成形体からなり、前記有底筒体(3a)の開口側の端部(31)がコンクリート躯体(1)の一端(11)から突出している、地熱収集ブロック。
  2. 断面中心部に両端(31,32)が開口された合成樹脂又は金属の無底筒体(3b)を埋込み成形した長尺鉄筋コンクリート成形体からなり、前記筒体の一端(31)がコンクリート躯体(1)の一端(11)から突出しており、他端(32)が当該他端側のコンクリート躯体の端部に形成した凹所(13)の底部に突出しており、当該筒体の一端(31)と他端(32)の突出長さを加えた長さが前記凹所の深さを越えない長さである、地熱収集ブロック。
  3. 請求項1記載の地熱収集ブロック(10a)の筒体が開口する側の端部を地表に露出させた状態で地中に鉛直に埋設し、有底筒体(3a)を長尺容器(4)とした、地熱収集杭。
  4. 請求項1記載の地熱収集ブロック(10a)の筒体(3a)が開口する側の端部に、一本又は上端と下端とを接続した複数本の請求項2記載の地熱収集ブロック(10b)の凹所(13)を設けた側の端部を、それらのコンクリート躯体(1)の端部相互を接続金具(5)で接続すると共にそれらの筒体(3a,3b)の端部相互を管継手(5)で接続して、最上部の請求項2記載の地熱収集ブロック(10b)の上端を地表に露出させた状態で地中に鉛直に埋設し、下端の有底筒体(3a)とその上方に接続された一本又は複数本の無底筒体(3b)で長尺容器(4)を形成した、地熱収集杭。
  5. 請求項3又は4記載の地熱収集杭の長尺容器(4)の露出端に、一方が長尺容器(4)の底部に開口し他方が上部で開口する長さの吐出管及び吸引管(22a,22b)を備えた筒蓋(2)が嵌着され、当該吐出管と吸引管を介して長尺容器(4)内に水を循環させることを特徴とする、地熱利用システム。
  6. 上記吐出管及び吸引管(22a,22b)が循環ポンプ(7)を介して地表面に敷設した舗装ブロック(8)内の循環パイプに接続されている、地熱利用の無散水融雪システム。
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