JP2009097740A - 冷暖房システム - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄熱時の蓄熱効率並びに室内冷暖房時の冷暖房効率を向上させた冷暖房システムを提供すること。
【解決手段】冷暖房システム1は、スラブSに埋設され、蓄熱時に液体Lを流す冷温液管21と、スラブSと冷暖房対象室Rとの間に形成され、冷暖房対象室Rとの区画面Pで空気Aの流通が可能なチャンバー38と、導入した空気Aの温度を調節して導出する温調機器11と、冷暖房対象室R、温調機器11、チャンバー38の間で相互に流れる空気Aの流れ方向を切り換える切換手段40とを備え、冷暖房対象室R内の冷房時にチャンバー38内の空気Aを温調機器11に導入して温度が調節された空気Aを冷暖房対象室Rに供給し、暖房時に冷暖房対象室R内の空気Aを温調機器11に導入して温度が調節された空気Aをチャンバー38に供給するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は冷暖房システムに関し、特に蓄熱効率及び冷暖房効率を向上させて消費エネルギーを削減した冷暖房システムに関する。
近年の地球環境保全意識の高まりを背景に、消費エネルギーの削減がますます重要な課題となっている。室内を冷房又は暖房する際の省エネルギー対策の1つとして、躯体蓄熱空調システムがある。躯体蓄熱空調システムの一例として、夜間の蓄熱時に、空気調和機から給気ダクトを通じて送られてきた空調空気を、供給ダクトの途中で上階スラブ方向に分岐して設けられた蓄熱用吹付けダクトを介して蓄熱用吹付け口から上階スラブに吹き付けて蓄熱を行い、その翌日の昼間に、空調空気の供給先を、供給ダクトの空調空気用吹出し口付近と蓄熱用吹付けダクトの蓄熱用吹付け口付近とに設けられた切換ダンパにより切り換え、空調対象室の天井部に設けられた空調空気用吹出し口に接続された給気ダクトから室内に空調空気を供給し、室内に供給された空調空気を、室内から天井部に設けられた還気口を介して天井チャンバーに入れ、天井チャンバー内を通過する間に夜間蓄熱された上階スラブと熱交換を行わせることで還気温度を低下(冷房時)又は上昇(暖房時)させることにより、非蓄熱時に比べて昼間の空気調和機の処理負担の低減を可能とするものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−279071号公報(段落0002、図5等)
しかしながら、上記の躯体蓄熱空調システムは、空調空気を上階スラブに吹き付けてスラブに蓄熱するため、冷水又は温水等の液体を用いてスラブに蓄熱するよりも蓄熱効率が低くならざるを得なかった。また、室内の空調を行う際に、冷房時及び暖房時のいずれの場合も天井部に設けられた空調空気用吹出し口から空調空気を室内に供給するため、暖房時の室内暖房効率が低くなってしまっていた。
本発明は上述の課題に鑑み、蓄熱時の蓄熱効率並びに室内冷房時の室内冷房効率及び室内暖房時の室内暖房効率を向上させた冷暖房システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る冷暖房システムは、例えば図1に示すように、コンクリートスラブSに埋設された冷温液管21であって、冷却された液体L(LC)を冷熱蓄熱時に流し、加熱された液体L(LH)を温熱蓄熱時に流す冷温液管21と;冷温液管21が埋設されたコンクリートスラブSと冷房及び暖房が行われる冷暖房対象室Rとの間に形成され、冷暖房対象室Rとの区画面Pで空気Aの流通が可能なチャンバー38と;空気Aを導入し、導入した空気Aの温度を調節して導出する温調機器11と;冷暖房対象室R内の空気Aを温調機器11に導入し空気Aをチャンバー38に供給する空気Aの流れと、チャンバー38内の空気Aを温調機器11に導入し空気Aを冷暖房対象室Rに供給する空気Aの流れとに切り換える切換手段40とを備え;冷暖房対象室R内の冷房を行う時にチャンバー38内の空気Aを温調機器11に導入して温度が調節された空気Aを冷暖房対象室Rに供給し、冷暖房対象室R内の暖房を行う時に冷暖房対象室R内の空気Aを温調機器11に導入して温度が調節された空気Aをチャンバー38に供給するように構成されている。
このように構成すると、コンクリートスラブに埋設された冷温液管であって、冷却された液体を冷熱蓄熱時に流し、加熱された液体を温熱蓄熱時に流す冷温液管を備えるので、コンクリートスラブへの蓄熱効率を向上させることができる。「蓄熱効率」は、コンクリートスラブへの蓄熱量の消費エネルギーに対する比である。また、冷暖房対象室内の冷房を行う時にチャンバー内の空気を温調機器に導入して温度が調節された該空気を冷暖房対象室に供給し、冷暖房対象室内の暖房を行う時に冷暖房対象室内の空気を温調機器に導入して温度が調節された該空気をチャンバーに供給するように構成されているので、冷暖房対象室内の空気の流れが、冷房時に上方から下方へ、暖房時に下方から上方へと動くこととなり、冷暖房対象室内の冷房時の冷房効率及び暖房時の暖房効率の双方とも向上させることができる。
また、本発明の第2の態様に係る冷暖房システムは、例えば図2(a)に示すように、上記本発明の第1の態様に係る冷暖房システム1において、冷熱蓄熱時に、チャンバー38に空気Aが供給されるように構成されている。
従来、液体を用いて躯体に蓄熱する液体方式の躯体蓄熱は、冷房時の冷熱を蓄熱しようとすると躯体が結露することが多かったため、専ら暖房時の蓄熱方式として用いられていた。しかし、本発明の第2の態様に係る冷暖房システムのように構成すると、冷熱蓄熱時にチャンバー内に空気の流れを作り出すことができ、また、チャンバー内を正圧にして露点温度が高い空気のチャンバー内への侵入を防ぐことができ、コンクリートスラブが結露することを抑制することができる。
また、本発明の第3の態様に係る冷暖房システムは、例えば図2(a)を参照して示すと、上記本発明の第2の態様に係る冷暖房システム1において、温調機器11が、導入した空気Aの湿度を調節可能に構成され;冷熱蓄熱時に、冷暖房対象室R内の空気Aを温調機器11に導入し温度及び湿度が調節された空気Aをチャンバー38に供給するように構成されている。
このように構成すると、冷熱蓄熱時に冷暖房対象室内の空気を温調機器に導入し温度及び湿度が調節された空気をチャンバーに供給するので、冷熱蓄熱時にコンクリートスラブが結露することをより確実に抑制することができる。
また、本発明の第4の態様に係る冷暖房システムとして、例えば図1に示すように、上記本発明の第2の態様又は第3の態様に係る冷暖房システム1において、冷暖房対象室Rとチャンバー38との区画面Pに設けられた、冷暖房対象室Rとチャンバー38との間で空気Aを流通させる通気口39であって、空気Aの流通を遮断可能な遮断機構を有する通気口39を複数備え;冷熱蓄熱時に、複数の通気口39の合計の開口面積を前記遮断機構で調節し、チャンバー38に供給される空気Aの流量が、チャンバー38内の結露を防ぐことができる最小の流量となるように構成されていてもよい。
このように構成すると、冷熱蓄熱時にチャンバーに供給される温度調節された空気の流量が少なくなり、温調機器におけるエネルギー消費量を抑制することができる。
また、本発明の第5の態様に係る冷暖房システムとして、例えば図1に示すように、上記本発明の第2の態様乃至第4の態様のいずれか1つの態様に係る冷暖房システム1において、温調機器11が、導出する空気Aの流量を随時変更可能な空気流量可変機構14を有し;冷熱蓄熱時に、チャンバー38に供給される空気Aの流量が、チャンバー38内の結露を防ぐことができる最小の流量となるように、空気流量可変機構14を調節してもよい。
このように構成すると、冷熱蓄熱時にチャンバーに供給される空気量が適切に調節されることとなり、搬送動力を低減することができる。
また、本発明の第6の態様に係る冷暖房システムとして、例えば図1に示すように、上記本発明の第2の態様乃至第5の態様のいずれか1つの態様に係る冷暖房システム1において、切換手段40が、温調機器11から導出された空気Aの一部をチャンバー38及び冷暖房対象室Rに供給せずに温調機器11に戻すバイパス機構を有し;冷熱蓄熱時に、チャンバー38に供給される空気Aの流量が、チャンバー38内の結露を防ぐことができる最小の流量となるように、前記バイパス機構を調節して温調機器11から導出された空気Aの一部をチャンバー38に供給せずに温調機器11に戻してもよい。
このように構成すると、冷熱蓄熱時に温調機器を全負荷運転させつつ温調機器に戻される空気の温度の上昇を抑制することができ、温調機器の運転効率を高めて消費エネルギーを抑制することができる。
本発明によれば、コンクリートスラブに埋設された冷温液管であって、冷却された液体を冷熱蓄熱時に流し、加熱された液体を温熱蓄熱時に流す冷温液管を備えるので、コンクリートスラブへの蓄熱効率を向上させることができる。また、冷暖房対象室内の冷房を行う時にチャンバー内の空気を温調機器に導入して温度が調節された該空気を冷暖房対象室に供給し、冷暖房対象室内の暖房を行う時に冷暖房対象室内の空気を温調機器に導入して温度が調節された該空気をチャンバーに供給するように構成されているので、冷暖房対象室内の空気の流れが、冷房時に上方から下方へ、暖房時に下方から上方へと動くこととなり、冷暖房対象室内の冷房時の冷房効率及び暖房時の暖房効率の双方とも向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係る冷暖房システム1を説明する。図1は、冷暖房システム1の系統図である。冷暖房システム1は、冷温液管としての冷温水埋設管21と、温調機器としての空調機11と、冷熱又は温熱を発生させる熱源機16と、チャンバー38と、冷暖房用の空気Aの流れ方向を切り換える切換手段40と、冷暖房システム1を制御する制御装置2とを備えている。
冷温水埋設管21は、コンクリートスラブS(以下、単に「スラブS」という。)に埋設され、スラブSを冷却又は加熱する熱媒体としての媒体水Lを流す管である。媒体水Lは、スラブSを冷却するときの冷水LCとスラブSを加熱するときの温水LHとの総称である。冷水LCは、冷暖房対象室R(以下、単に「対象室R」という。)の冷房時季に冷温水埋設管21内を流れる、冷房時季の外気よりも低温の媒体水Lである。温水LHは、対象室Rの暖房時季に冷温水埋設管21内を流れる、暖房時季の外気よりも高温の媒体水Lである。冷温水埋設管21は、スラブSの単位面積あたりの熱伝達面積を増大させる観点から、蛇行させて配設されている。また、冷温水埋設管21は、スラブS内における漏水防止の観点から、可とう性を有し、継手を用いずに蛇行させることができる材質で形成されていることが好ましい。冷温水埋設管21には、典型的には、架橋ポリエチレン管やポリブデン管が用いられる。
空調機11は、空気Aの温度を調節可能な機器であり、典型的には汎用のエアハンドリングユニットが用いられる。空調機11は、空気Aの湿度も調節可能なように構成されている。空調機11は、導入した空気Aを冷却又は加熱するコイル12と、コイル12で温度が調節された空気Aを圧送するファン13と、ファン13の回転速度を調節して送風量を調節する空気流量可変機構としてのインバータ14とを有している。インバータ14は、実際にはファン13に電力を送電する動力盤(不図示)内に配設されているが、図1では説明の便宜上、空調機11の構成部材として示している。また、空調機11は、加湿器(不図示)及びエリミネータ(不図示)を有している。
熱源機16は、冷温水埋設管21と空調機11のコイル12とに供給する冷水LC及び温水LHを製造する機器である。熱源機16は、典型的には汎用のヒートポンプチラーであるが、冷温水発生機等であってもよい。また、冷水LCを製造する冷凍機等の冷熱源機と、温水LHを製造するボイラー等の温熱源機とを別々に設けることとしてもよい。
チャンバー38は、スラブSの上方に設けられた対象室Rの床面Pと、スラブSとの間の空間として形成されている。床面Pは、対象室Rとチャンバー38とを区画する区画面となっている。床面Pは、典型的にはフリーアクセスフロアにより構成されるが、木材等で構成されていてもよい。
床面Pには、遮断機構を有する通気口としてのシャッター39が複数配設されている。シャッター39は、例えば、複数のスリットが間隔を隔てて形成された平板が2枚重ねられて構成され、2枚の平板の面を相互にずらすことにより、両平板のスリットが連通すると開となり、一方の平板のスリットが他方の平板で塞がれることにより閉となるように構成されている。このようなシャッター39を開にすることでチャンバー38と対象室Rとの間で床面Pでの空気Aの流通が可能となり、シャッター39を閉にすることでチャンバー38と対象室Rとの間の床面Pでの空気Aの流通を遮断することができる。シャッター39は、2枚の平板のずらし加減により開口面積を任意に変えることができるように構成されている。シャッター39の開度は、典型的にはアクチュエータ(不図示)により調節されるように構成されているが、手動で調整するように構成されていてもよい。
冷温水埋設管21は、一端が熱源機16の媒体水導出口16aと冷温水往管22で接続され、他端が熱源機16の媒体水導入口16bと冷温水還管23で接続されている。冷温水往管22には、媒体水Lを圧送する冷温水ポンプ25が配設されている。冷温水ポンプ25は、インバータ(不図示)により回転速度を調節することができ、媒体水Lの吐出量を変えることができるように構成されている。冷温水ポンプ25の下流の冷温水往管22には、コイル往管28の一端が接続されており、コイル往管28の他端は空調機11のコイル12に接続されている。また、冷温水還管23には、コイル還管29の一端が接続されており、コイル還管29の他端はコイル12に接続されている。また、冷温水還管23には冷温水還弁23vが、コイル還管29にはコイル還弁29vがそれぞれ配設されており、媒体水Lの流通の遮断あるいは媒体水Lの流量の調節をすることができるように構成されている。
空調機11の空気導入口11bには、外気を搬送する外気ダクト31と、チャンバー38又は対象室R内から還ってきた空気を空調機11に導くレタンダクト32とが接続されている。空調機11の空気導出口11aには、温度が調節された空気Aを搬送するサプライダクト33が接続されている。対象室Rの上方には、対象室Rに空気Aを供給又は対象室R内の空気Aを受け入れる室ダクト34が接続されている。チャンバー38には、チャンバー38に空気Aを供給又はチャンバー38内の空気Aを受け入れるチャンバーダクト35が接続されている。レタンダクト32、サプライダクト33、室ダクト34、チャンバーダクト35は、空気Aの流れ方向を切り換える切換手段としての切換機構40に接続されている。外気ダクト31には、外気の流通を遮断可能な外気ダンパ49が配設されている。
切換機構40は、レタンダクト32とチャンバーダクト35とを接続する第1ダクト41と、チャンバーダクト35とサプライダクト33とを接続する第2ダクト42と、サプライダクト33と室ダクト34とを接続する第3ダクト43と、室ダクト34とレタンダクト32とを接続する第4ダクト44とを有している。第1ダクト41には第1ダンパ41dが配設されており、同様に第2ダクト42には第2ダンパ42dが、第3ダクト43には第3ダンパ43dが、第4ダクト44には第4ダンパ44dが、それぞれ配設されている。各ダンパ41d〜44dは、開とすることにより第1ダクト41〜第4ダクト44内をそれぞれ空気Aが流れるようにし、閉とすることにより第1ダクト41〜第4ダクト44内の空気Aの流れをそれぞれ遮断することができるように構成されている。
制御装置2は、空調機11と信号ケーブルで接続されており、ファン13の発停やインバータ14の調節によるファン13の回転速度を制御することができるように構成されている。また、制御装置2は、熱源機16と信号ケーブルで接続されており、冷水LC及び温水LHのいずれを製造するかを含む導出する媒体水Lの温度を制御することができるように構成されている。また、制御装置2は、冷温水ポンプ25と信号ケーブルで接続されており、発停や、回転速度の調節による媒体水Lの流量を制御することができるように構成されている。また、制御装置2は、冷温水還弁23v、コイル還弁29vと信号ケーブルでそれぞれ接続されており、媒体水Lの流通の遮断あるいは媒体水Lの流量を調節することができるように構成されている。また、制御装置2は、複数のシャッター39と信号ケーブルでそれぞれ接続されており、各シャッター39を遠隔で開閉させることができるように構成されている。また、制御装置2は、各ダンパ41d〜44d、49と信号ケーブルでそれぞれ接続されており、各ダンパ41d〜44dを遠隔で開閉させることができるように構成されている。
続いて、冷暖房システム1の作用について説明する。なお、以下の説明において言及する冷暖房システム1を構成する部材の符号は、図1を参照することとする。
(冷房時季)
図2は、冷房時季の冷暖房システム1の媒体水L及び空気Aの流れを示す図であり、(a)は蓄熱運転時のフロー図、(b)は対象室Rの冷房運転時のフロー図である。図2において、各バルブ23v、29v、各ダンパ41d〜44d、49、各シャッター39(39E)の白抜きは「開」を、黒塗りは「閉」を示す。まず、図2(a)を参照して、蓄熱運転時(冷熱蓄熱時)の冷暖房システム1の作用を説明する。蓄熱運転は、典型的には、夜間、対象室Rの冷房が行われていないときに行われる。冷熱蓄熱を行う際、制御装置2は、外気ダンパ49、第1ダンパ41d及び第3ダンパ43dを閉じ、第2ダンパ42d及び第4ダンパ44dを開けると共に、チャンバー38へのチャンバーダクト35の接続口から最も遠いシャッター39を開とし、残りのシャッター39を閉とする。また、各バルブ23v、29vを開とする。そして、制御装置2は、熱源機16及び冷温水ポンプ25を起動する。
冷温水ポンプ25が起動すると、媒体水Lが、熱源機16から導出されて冷温水往管22、冷温水埋設管21、冷温水還管23をこの順番で流れて再び熱源機16に流入する。その一方で、冷温水往管22を流れる媒体水Lの一部が分流してコイル往管28、コイル12、コイル還管29をこの順番で流れて冷温水還管23に流入する。熱源機16が起動することで、熱源機16に導入された媒体水Lが冷却され、スラブSに冷熱を蓄熱可能な温度の冷水LCが製造される。つまり、冷温水埋設管21を流れる冷水LCは、スラブSに冷熱を蓄熱可能な温度となっている。
冷水LCが冷温水埋設管21を流れると、冷水LCの冷熱がスラブSに伝達され、スラブSが冷やされる。スラブSを構成するコンクリートは熱伝導率が比較的小さい材料であるため、スラブSは、金属のような熱伝導率の大きい材料を冷却する場合に比べて全体を冷却するのに時間がかかるが、一旦冷却されると自然に放熱しにくい。スラブSは、冷却により温度が低くなるほど冷熱蓄熱量が増大することとなる。その反面、スラブSが露点温度以下に冷却されるとスラブSの表面に結露が発生し、躯体の劣化やカビ発生の原因となりうる。このような不都合を回避するため、スラブSに結露を生じさせないことが好ましい(従来は、このような不都合を回避するため、媒体水Lを用いた冷熱の躯体蓄熱が行われていなかった。)。
本実施の形態に係る冷暖房システム1では、スラブSへの冷熱蓄熱時に、空調機11をも起動する。空調機11が起動すると、空気Aが、空調機11から導出されてサプライダクト33、第2ダクト42、チャンバーダクト35を流れてチャンバー38に流入する。空気Aがチャンバー38内に流入すると、チャンバー38内に存在していた空気Aが開となっているシャッター39Eを通過して対象室Rに流入する。このため、チャンバー38内に空気Aの流れが発生し、この空気Aの流れが、空気の停滞に伴って空気が露点温度以下に冷却されることを防ぎ、スラブSの表面における結露発生を抑制することとなる。また、チャンバー38内に空気が流入することでチャンバー38内が正圧となり、露点温度の高い空気がチャンバー38内に侵入することを防いでスラブSの表面における結露発生を抑制することができる。チャンバー38内の正圧は、露点温度の高い空気が侵入することを防ぎつつチャンバー38内の水蒸気分圧が大きくならない程度の小さな正圧とすることが好ましい。対象室Rに流入した空気Aは、その後室ダクト34、第4ダクト44、レタンダクト32を流れて空調機11に流入する。
空調機11から導出される空気Aの流量は、チャンバー38内に結露が生じないようにするために必要な最小の流量となるように制御される。このとき、シャッター39Eの開口面積(空気Aが通過する面積)をできるだけ小さくしてチャンバー38内の気密度を上昇させることにより、チャンバー38内の結露を防止するための空気Aの供給量を最小化することができ、空気Aの搬送動力を低減することができる。また、空調機11から導出される空気Aは、スラブSへの冷熱蓄熱を補助しつつチャンバー38内に結露が生じないように温度及び湿度が調節されていることが好ましい。本実施の形態では、熱源機16から導出された冷水LCが冷温水埋設管21とコイル12とに供給されるので、チャンバー38へ供給される空気Aの流量が最小化されることと相俟って、共に冷水CLによって冷却されるスラブSと空調機11から導出される空気Aとが同程度の温度となり、冷却されたスラブSと同程度の温度の空気Aがチャンバー38内に供給されることとなって、チャンバー38内の結露の発生を効果的に抑制することができる。チャンバー38に供給される空気Aは、その温度が冷熱蓄熱されたときのスラブSの温度に近いと冷熱蓄熱の妨げにならず、その湿度が低いとスラブSに接する空気Aの水蒸気分圧が小さくなってスラブSの表面における結露の発生が抑制される。このとき、空調機11から導出される空気Aの流量が少ないほど温度及び湿度を調節する際の消費エネルギーが小さくなり好適である。このように、冷暖房システム1は、スラブS内に冷水LCを流して躯体(スラブS)に冷熱を蓄熱しつつチャンバー38内に空気Aを供給するので、効率よく冷熱蓄熱を行いつつチャンバー38内の結露の発生を防ぐことができる。
次に図2(b)を参照して、対象室Rの冷房運転時の冷暖房システム1の作用を説明する。冷房運転は、典型的には昼間に行われる。冷房運転を行う際、制御装置2は、外気ダンパ49、第1ダンパ41d及び第3ダンパ43dを開け、第2ダンパ42d及び第4ダンパ44dを閉じると共に、各シャッター39を開とする。また、制御装置2は、冷温水還弁23vを閉じ、コイル還弁29vを開ける。そして、制御装置2は、熱源機16及び冷温水ポンプ25を起動する。すると、冷水LCが冷温水埋設管21には供給されずにコイル12に供給される。
また、制御装置2は空調機11も起動する。空調機11が起動すると、対象室Rを冷房可能な空気A(典型的には対象室Rの設定温度よりも10℃程度低い温度の空気A)が、空調機11から導出されてサプライダクト33、第3ダクト43、室ダクト34を流れて対象室Rの上部に供給される。冷却された空気Aが対象室Rに供給されると、既に冷房に利用されて温度が上昇した空気Aが、新たに供給された空気Aに押し出されるように各シャッター39からチャンバー38に流入する。チャンバー38内に流入した空気Aは、チャンバーダクト35、第1ダクト41、レタンダクト32を流れて再び空調機11に流入する。このとき、レタンダクト32を流れる空気Aの一部は排気ダクト(不図示)を介して屋外に排出される。空調機11には、チャンバー38から導かれてきた空気Aのほか、屋外に排出された分に相当する外気が外気ダクト31を介して導入される。空調機11内では導入されたレタン空気Aと外気とがミキシングされ、対象室Rの冷房に適した温度及び湿度に調節された後、対象室Rに向けて供給される。
対象室Rからチャンバー38に流入した空気Aがチャンバーダクト35に向かってチャンバー38内を流れる際、空気Aは冷熱蓄熱時に冷却されたスラブSから冷熱を受熱して温度が低下する(厳密には空気Aの熱がスラブSに移動することによって空気Aが冷やされるのであるが、ここで有用であるのは冷熱であることに鑑み便宜上冷熱を受熱すると表現している。)。これにより、チャンバーダクト35に流入する空気Aの温度は、室ダクト34から対象室Rに供給される空気よりも高く、対象室Rからチャンバー38に流入する温度よりも低くなる。そして、レタンダクト32を介して空調機11に流入する空気Aの温度は、スラブSが蓄熱されていない場合よりも低くなる。空調機11に流入する空気Aの温度が低くなれば、対象室Rの冷房に適した温度に調節する際に要するエネルギーが少なくて済む。冷暖房システム1は、一般的に世間の電力消費量が少ない夜間に冷熱蓄熱が行われることと相俟って、昼間の消費電力を低減することができ、電力利用の平準化に寄与することとなる。また、冷暖房システム1は、対象室Rの冷房時に、密度の大きい冷却された空気Aが対象室Rの上方から下方へと流れるように、切換機構40が設定されるため、効率のよい冷房を行うことができる。
(暖房時季)
次に図3を参照して、暖房時季の冷暖房システム1の作用を説明する。図3は、暖房時季の冷暖房システム1の媒体水L及び空気Aの流れを示す図であり、(a)は蓄熱運転時のフロー図、(b)は対象室Rの暖房運転時のフロー図である。図3においても、各バルブ23v、29v、各ダンパ41d〜44d、49、各シャッター39の白抜きは「開」を、黒塗りは「閉」を示す。まず、図3(a)を参照して、蓄熱運転時(温熱蓄熱時)の冷暖房システム1の作用を説明する。蓄熱運転は、典型的には、夜間、対象室Rの暖房が行われていないときに行われる。温熱蓄熱を行う際、制御装置2は、各ダンパ41d〜44d、49及び各シャッター39を閉とする。また、制御装置2は、冷温水還弁23vを開け、コイル還弁29vを閉じる。そして、制御装置2は、熱源機16及び冷温水ポンプ25を起動する。
冷温水ポンプ25が起動すると、媒体水Lが、熱源機16から導出されて冷温水往管22、冷温水埋設管21、冷温水還管23をこの順番で流れて再び熱源機16に流入する。他方、媒体水Lは、コイル12には供給されない。熱源機16が起動することで、熱源機16に導入された媒体水Lが加熱され、スラブSに温熱を蓄熱可能な温度の温水LHが製造される。つまり、冷温水埋設管21を流れる温水LHは、スラブSに温熱を蓄熱可能な温度となっている。温水LHが冷温水埋設管21を流れると、温水LHの温熱がスラブSに伝達され、スラブSが温められる。このようにして、スラブSに温熱が蓄熱される。このとき、各シャッター39が閉じているためチャンバー38内に空気の流動がなく、スラブSからの放熱が抑制されている。
次に図3(b)を参照して、対象室Rの暖房運転時の冷暖房システム1の作用を説明する。暖房運転は、典型的には昼間に行われる。暖房運転を行う際、制御装置2は、外気ダンパ49、第2ダンパ42d及び第4ダンパ44dを開け、第1ダンパ41d及び第3ダンパ43dを閉じると共に、各シャッター39を開とする。また、制御装置2は、冷温水還弁23vを閉じ、コイル還弁29vを開ける。そして、制御装置2は、熱源機16及び冷温水ポンプ25を起動する。すると、温水LHが冷温水埋設管21には供給されずにコイル12に供給される。
また、制御装置2は空調機11も起動する。空調機11が起動すると、加熱された空気Aが、空調機11から導出されてサプライダクト33、第2ダクト42、チャンバーダクト35を流れてチャンバー38に流入する。チャンバー38に流入した空気Aは、温熱蓄熱時に加熱されたスラブSから温熱を受熱して温度が上昇する。空気Aが対象室Rに供給される前にスラブSから受熱することにより、空調機11から導出される空気Aの温度を対象室Rに供給する際の空気Aの温度よりも低くすることができ、空調機11における消費エネルギーを削減することができる。冷暖房システム1は、一般的に世間の電力消費量が少ない夜間に温熱蓄熱が行われることと相俟って、昼間の消費電力を低減することができ、電力利用の平準化に寄与することとなる。
チャンバー38内でさらに温度が上昇して対象室Rの暖房に適した温度になった空気Aは、各シャッター39の開口から対象室Rに供給される。温度が上昇した空気Aが対象室Rに供給されると、既に暖房に利用されて温度が低下した空気Aが、新たに供給された空気Aに押し出されるように対象室Rの上部から室ダクト34に流入する。室ダクト34に流入した空気Aは、第4ダクト44、レタンダクト32を流れて再び空調機11に流入する。このとき、レタンダクト32を流れる空気Aの一部は排気ダクト(不図示)を介して屋外に排出される。空調機11には、対象室Rから導かれてきた空気Aのほか、屋外に排出された分に相当する外気が外気ダクト31を介して導入される。空調機11内では導入されたレタン空気Aと外気とがミキシングされ、対象室Rの暖房に適した温度に調節された後(この際好ましくは湿度も調節される)、チャンバー38に向けて供給される。冷暖房システム1は、対象室Rの暖房時に、密度の小さい加熱された空気Aが対象室Rの下方から上方へと流れるように切換機構40が設定されるため、効率のよい暖房を行うことができる。
以上の説明では、蓄熱運転時に冷温液管としての冷温水埋設管21を流れる液体が媒体水L(冷水LC及び温水LHである水)であるとしたが、水以外の液体(例えば不凍液等)であってもよい。
以上の説明では、空調機11がエアハンドリングユニットであるとしたが、ファンコイル等、温度調節が可能な他の機器であってもよい。また、空調機11が空気Aの湿度を調節可能であるとしたが、湿度が調節できない機器であってもよい。しかしながら、湿度を調節することができると、冷熱蓄熱時にチャンバー38内の空気Aの水蒸気分圧を確実に小さくすることができ、チャンバー38内の結露を防ぐことができるため好ましい。
以上の説明では、冷熱蓄熱時にチャンバー38へ供給される空気Aが空調機11で冷却されることとしたが、冷熱蓄熱時におけるチャンバー38内の結露を抑制することができれば、冷却されていない空気Aが供給されることとしてもよい。しかしながら、チャンバー38内の結露を確実に抑制する観点から、冷却されたスラブSの温度に近い温度の空気Aがチャンバー38内に供給されることが好ましい。
以上の説明では、冷熱蓄熱時に第3ダンパ43dを閉じることとしたが、第3ダンパ43dを所定の開度で開いてチャンバー38に供給される空気Aの一部をレタンダクト32にバイパスさせることにより、チャンバー38への空気Aの供給量を最小化することとしてもよい。この際「所定の開度」は、典型的には、空調機11から導出された空気Aからチャンバー38内の結露を防ぐためにチャンバー38に供給される最小の流量の空気Aを差し引いた残りの流量の空気Aを通過させることができる開度である。第3ダンパ43dを所定の開度で開いてチャンバー38に供給される空気Aの一部をレタンダクト32にバイパスさせると、レタンダクト32から空調機11に流入する空気Aの温度がバイパスさせない場合よりも低くなって、空調機11の負荷がさらに小さくなり、ひいては空調機11におけるエネルギーの消費量がより少なくなる。
以上の説明では、冷房運転時に冷水LCを冷温水埋設管21に供給しないこととしたが、冷房運転時に冷水LCを冷温水埋設管21に供給してスラブSを冷却してもよい。また、暖房運転時に温水LHを冷温水埋設管21に供給しないこととしたが、暖房運転時に温水LHを冷温水埋設管21に供給してスラブSを加熱してもよい。
本発明の実施の形態に係る冷暖房システムの系統図である。 本発明の実施の形態に係る冷暖房システムの冷房時季の媒体水及び空気の流れを示す図である。(a)は蓄熱運転時のフロー図、(b)は対象室の冷房運転時のフロー図である。 本発明の実施の形態に係る冷暖房システムの暖房時季の媒体水及び空気の流れを示す図である。(a)は蓄熱運転時のフロー図、(b)は対象室の暖房運転時のフロー図である。
符号の説明
1 冷暖房システム
11 空調機(温調機器)
14 インバータ(空気流量可変機構)
21 冷温水埋設管(冷温液管)
38 チャンバー
39 シャッター(遮断機構付通気口)
40 切換手段
A 空気
P 床面(区画面)
L 媒体水(液体)
LC 冷水
LH 温水
R 冷暖房対象室
S コンクリートスラブ

Claims (3)

  1. コンクリートスラブに埋設された冷温液管であって、冷却された液体を冷熱蓄熱時に流し、加熱された液体を温熱蓄熱時に流す冷温液管と;
    前記冷温液管が埋設されたコンクリートスラブと冷房及び暖房が行われる冷暖房対象室との間に形成され、前記冷暖房対象室との区画面で空気の流通が可能なチャンバーと;
    空気を導入し、導入した前記空気の温度を調節して導出する温調機器と;
    前記冷暖房対象室内の空気を前記温調機器に導入し該空気を前記チャンバーに供給する空気の流れと、前記チャンバー内の空気を前記温調機器に導入し該空気を前記冷暖房対象室に供給する空気の流れとに切り換える切換手段とを備え;
    前記冷暖房対象室内の冷房を行う時に前記チャンバー内の空気を前記温調機器に導入して温度が調節された該空気を前記冷暖房対象室に供給し、前記冷暖房対象室内の暖房を行う時に前記冷暖房対象室内の空気を前記温調機器に導入して温度が調節された該空気を前記チャンバーに供給するように構成された;
    冷暖房システム。
  2. 前記冷熱蓄熱時に、前記チャンバーに空気が供給されるように構成された;
    請求項1に記載の冷暖房システム。
  3. 前記温調機器が、導入した空気の湿度を調節可能に構成され;
    前記冷熱蓄熱時に、前記冷暖房対象室内の空気を前記温調機器に導入し温度及び湿度が調節された該空気を前記チャンバーに供給するように構成された;
    請求項2に記載の冷暖房システム。
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