JP2009097171A - ブラインド用電動ロールスクリーン - Google Patents
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Abstract
【課題】スクリーンの生地種類や大きさに応じてバネ定数を適宜設定可能にしつつ、製造工場等で保管所持する捩りコイルバネの種類を少なくして保管の容易化を図るとともに、音鳴りの発生を防止し得る電動ロールスクリーンを提供する。
【解決手段】電動ロールスクリーンは、中空状の巻き取りパイプ内に配置されたバランサー11を備える。バランサーは、サイドブラケットに回転不能に結合される固定側部材13と、巻き取りパイプに一体回転するように設けられる回転側部材14と、回転側部材と固定側部材とを連接する心棒15と、心棒の外周を囲繞するように配置され、一端が固定側部材に、他端が回転側部材に各々結合された捩りコイルバネ16とを有する。捩りコイルバネを、1以上の箇所で分離し、その分離箇所に、心棒に回転自在に嵌合するバネ中継軸31を設け、バネ中継軸の外周面に、分離した2つの分離コイルバネ32〜34の一端を各々装着する。
【選択図】図4
【解決手段】電動ロールスクリーンは、中空状の巻き取りパイプ内に配置されたバランサー11を備える。バランサーは、サイドブラケットに回転不能に結合される固定側部材13と、巻き取りパイプに一体回転するように設けられる回転側部材14と、回転側部材と固定側部材とを連接する心棒15と、心棒の外周を囲繞するように配置され、一端が固定側部材に、他端が回転側部材に各々結合された捩りコイルバネ16とを有する。捩りコイルバネを、1以上の箇所で分離し、その分離箇所に、心棒に回転自在に嵌合するバネ中継軸31を設け、バネ中継軸の外周面に、分離した2つの分離コイルバネ32〜34の一端を各々装着する。
【選択図】図4
Description
本発明は、建屋の窓に設置されるブラインド用電動ロールスクリーンに関し、特に、スクリーンの巻き下げ量に応じてバネ反力を発生してモータの負荷を軽減するためのバランサーの改良に係わる。
従来、ブライド用電動ロールスクリーンとして、例えば特許文献1に開示されているように、建屋の窓の上縁に沿って配置されかつ両端がそれぞれサイドブラケット(サイドプレートともいう。)により回転自在に支持された中空状の巻き取りパイプと、この巻き取りパイプに上端が固定され、下端にウエイトバーを取り付けた窓ブラインドとしてのスクリーンと、上記巻き取りパイプ内の一端側に配置されたモータとを備え、このモータにより上記巻き取りパイプを正逆方向に回転させて上記スクリーンの巻き上げ又は巻き下げを行うように構成したものは知られている。
そして、この種の電動ロールスクリーンにおいては、モータの負荷を軽減するために、スクリーンの巻き下げ量に応じてバネ反力を発生するバランサーが巻き取りパイプ内の他端側(つまりモータの配置側と反対側)に配置して装備されており、このバランサーとしては、例えば図12に示すようなものが従来知られている。すなわち、この従来のバランサー100は、サイドブラケットに固定ロッド101を介して回転不能に結合される固定側部材102と、巻き取りパイプに一体回転するように嵌合して設けられる回転側部材103と、この回転側部材103と上記固定側部材102とを連接するパイプからなる心棒104と、この心棒104の外周を囲繞するように配置され、一端が上記固定側部材102に、他端が上記回転側部材102にそれぞれねじ止め又は係合構造により結合された捩りコイルバネ105とを有してなる。尚、図12中、106は固定側部材102の外周面にベアリング107を介在して回転自在に装着されたバネクラウンであって、このバネクラウン106には巻き取りパイプの一端が嵌合するようになっている。
特開平10−46961号公報
ところが、上記従来のバランサー100では、スクリーンの生地種類や大きさ(幅寸法及び高さ寸法)によって仕様毎に捩りコイルバネ105の長さや線径を変えてバネ定数を適宜調整する必要があり、製造工場などでは多くの種類の捩りコイルバネを保管所持しなければならないという問題がある。
また、捩りコイルバネ105の長さが長い場合、捩りコイルバネ105が自重により撓んで心棒104に接触するため、巻き取りパイプの回転時つまりスクリーンの巻き上げ又は巻き下げ時に音鳴りが発生するという問題もある。この問題を解決するために、心棒104の外周面に熱収縮チューブ108を装着しているが、音鳴りの発生を十分に防止できていないのが実状である。
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、特に、従来のバランサーの捩りコイルバネの構造を改良することにより、スクリーンの生地種類や大きさに応じてバネ定数を適宜設定可能にしつつ、製造工場などで保管所持する捩りコイルバネの種類を少なくして保管の容易化を図るとともに、音鳴りの発生を防止し得るブラインド用電動ロールスクリーンを提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、ブラインド用電動ロールスクリーンとして、建屋の窓の上縁に沿って配置されかつ両端がそれぞれサイドブラケットにより回転自在に支持された中空状の巻き取りパイプと、この巻き取りパイプに上端が固定され、下端にウエイトバーを取り付けたスクリーンと、上記巻き取りパイプを回転駆動するモータと、上記巻き取りパイプ内に配置されたバランサーとを備え、上記バランサーは、上記サイドブラケットに回転不能に結合される固定側部材と、巻き取りパイプに一体回転するように設けられる回転側部材と、この回転側部材と上記固定側部材とを連接する心棒と、この心棒の外周を囲繞するように配置され、一端が上記固定側部材に、他端が上記回転側部材にそれぞれ結合された捩りコイルバネとを有し、上記モータにより巻き取りパイプを回転させてスクリーンの巻き下げを行うとき、スクリーンの巻き下げ量に応じて上記捩りコイルバネがバネ反力を発生し、モータの負荷がスクリーンの巻き下げ量に拘わらず略一定になるように構成されてなることを前提とする。そして、上記捩りコイルバネを、1以上の箇所で分離し、その分離箇所に、心棒に回転自在に嵌合するバネ中継軸を設け、このバネ中継軸の外周面に、分離した2つの分離コイルバネの一端をそれぞれ装着する構成にする。
この構成では、バランサーの捩りコイルバネを構成する複数の分離コイルバネを、心棒に嵌合するバネ中継軸を用いて連接することにより、スクリーンの生地種類や大きさに応じて、捩りコイルバネの長さを任意に設定してバネ定数を適宜調整することができる。しかも、分割コイルバネの種類としては、それ程多く必要としないので、その分保管が容易なものになる。また、捩りコイルバネは、その分離箇所でバネ中継軸により支持されているため、心棒と接触することは少なくなり、それに起因する音鳴りの発生を防止できることになる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のブラインド用電動ロールスクリーンにおいて、上記分離コイルバネとして、長さの互いに異なる少なくとも3種類のものを用意し、そのうちの2種類の分離コイルバネは、それぞれ一端に固定側部材又は回転側部材に結合するための結合部を有していて、上記捩りコイルバネの両端部を構成するようになっており、この2種類の分離コイルバネの間に、残り1種類の分離コイルバネを1つ以上配置して、あるいは全く配置せずに上記捩りコイルバネを構成する。この構成では、捩りコイルバネの長さを任意に設定してバネ定数を適宜調整するために、3種類の分離コイルバネを用意保管するだけで足りるので、その分実施化が図り易くなる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のブラインド用電動ロールスクリーンにおいて、上記バネ中継軸の外周面に、2つの分離コイルバネの一端部がそれぞれ嵌り込む一対のネジ溝を形成するとともに、中央位置に各ネジ溝に嵌り込んだ分離コイルバネの一端が当接するストッパー部を形成する構成にする。この構成では、バネ中継軸の外周面に形成した一対のネジ溝に対し、2つの分離コイルバネの一端部をそれぞれ嵌め込むとき、各分離コイルバネは、嵌め込み進行方向には拡径変形をして嵌め込みが比較的に円滑に行われ、嵌め込み後退方向には縮径変形をして引き抜きが行われ難くなるため、バネ中継軸に対する分離コイルバネの装着を容易にかつ確実に行うことができる。
以上のように、本発明のブラインド用電動ロールスクリーンによれば、バランサーの捩りコイルバネを構成する複数の分離コイルバネを、心棒に嵌合するバネ中継軸を用いて連接することにより、スクリーンの生地種類や大きさに応じて、捩りコイルバネの長さを任意に設定してバネ定数を適宜調整することができる。しかも、分割コイルバネの種類は、それ程多く必要としないので、保管の容易化を図ることができる。また、捩りコイルバネは、その分離箇所でバネ中継軸により支持されているため、心棒との接触による音鳴りの発生を防止することができる。
特に、請求項2に係る発明では、捩りコイルバネの長さを任意に設定してバネ定数を適宜調整するために、3種類の分離コイルバネを用意保管するだけで足りるので、実施化を図る上で有利なものである。
また、請求項3に係る発明では、バネ中継軸の外周面に形成した一対のネジ溝に対し、2つの分離コイルバネの一端部をそれぞれ嵌め込むとき、各分離コイルバネは、嵌め込み進行方向には拡径変形をして嵌め込みが比較的に円滑に行われ、嵌め込み後退方向には縮径変形をして引き抜きが行われ難くなるため、バネ中継軸に対する分離コイルバネの装着を容易にかつ確実に行うことができ、組立作業の効率化に寄与することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るブラインド用電動ロールスクリーンAの全体構成を示す。この電動ロールスクリーンAは、建屋の窓の上縁に沿って配置される巻き取りパイプ1を備えており、この巻き取りパイプ1の両端は、それぞれ左右のサイドブラケット2L,2Rにより回転自在に支持されている。各サイドブラケット2L,2Rの上端は、建屋の天井又は側壁に取り付けた取付フレーム3に連結されており、この取付フレーム3の内側には制御盤4が取り付けられている。尚、図1ではサイドブラケット2L,2Rが外部に露見した状態で表示しているが、実際はサイドブラケット2L,2Rの外側面はそれぞれブラケットカバー5(左側のサイドブラケット2Lの場合図2及び図3参照)により覆われている。
上記巻き取りパイプ1内には、図中右側のサイドブラケット2R寄りの位置にモータ6、減速機7及び駆動輪8が配置され、モータ6の回転力を減速機7で減速した後駆動輪8を介して巻き取りパイプ1に伝達して巻き取りパイプ1を回転駆動するように構成されている。また、巻き取りパイプ1には、横幅が巻き取りパイプ1の長さよりも若干小さいブラインド用の生地からなるスクリーン9の上端が固定されており、このスクリーン9の下端にはウエイトバー10が取り付けられている。そして、上記モータ5により巻き取りパイプ1を正逆方向に回転させて上記スクリーン9の巻き上げ又は巻き下げを行うようになっている。
また、上記巻き取りパイプ1内には、図2にも示すように、図中左側のサイドブラケット2L寄りの位置にバランサー11が配置されている。このバランサー11は、図4に詳示するように、上記サイドブラケット2Lに固定ロッド12を介して回転不能に結合される固定側部材13と、巻き取りパイプ1に一体回転するように設けられる回転側部材14と、この回転側部材14と上記固定側部材13とを連接する心棒15と、この心棒15の外周を囲繞するように配置され、一端が上記固定側部材13に、他端が上記回転側部材14にそれぞれ結合された捩りコイルバネ16とを有し、上記モータ6により巻き取りパイプ1を回転させてスクリーン9の巻き下げを行うとき、スクリーン9の巻き下げ量に応じて上記捩りコイルバネ16がバネ反力を発生し、モータ6の負荷がスクリーン9の巻き下げ力に拘わらず略一定に、望ましくは零付近で略一定になるように構成されている。
上記固定側部材13は、小径部13aと大径部13bとからなる段差を有する円柱状のものであり、この固定側部材13の中心線上に上記固定ロッド12が貫通して設けられている。この固定ロッド12は、図5に明示するように、少なくとも外端部12aが断面矩形状に形成され、その外端部12aを、図3に示す如くサイドブラケット2Lの支持部21に設けた矩形状の挿入孔22に挿入することにより、固定ロッド12を介して固定側部材13がサイドブラケット2Lに回転不能に結合される。また、固定側部材13の大径部13bの外端部にはベアリング23を介在してバネクラウン24が回転自在に装着され、このバネクラウン24の外周面には巻き取りパイプ1の一端が嵌合して支持されている。
上記回転側部材14は、円筒状の小径部14aと、この小径部14の底面を構成する大径部14bとからなる。この回転側部材14の大径部14bは、図6に示すように、巻き取りパイプ1内に嵌合するように円周方向に沿って凸部14cと凹部14dとが交互に4つずつ形成されているとともに、最も凹み量の大きい凹部14dには捩りコイルバネ16の一端を固定するための掛け止め部14eが形成されている。
上記心棒15はパイプからなり、この心棒15の一端は、上記固定側部材13の小径部13aに嵌合して固定されている。また、心棒15の他端は、上記回転側部材14の小径部14a内に挿入されているとともに、剛球25を介在して回転側部材14の大径部14bに形成した半球面状の凹曲面26に当接するようになっている。
そして、本発明の特徴点として、上記捩りコイルバネ16は、1以上の箇所、図4では2箇所で分離されており、その分離箇所にはそれぞれ心棒15に回転自在に嵌合するバネ中継軸31,31が設けられ、この各バネ中継軸31の外周面には、分離した2つの分離コイルバネ32と33又は33と34の一端がそれぞれ装着されている。この分離コイルバネ32〜34としては、本実施形態の場合、図7ないし図9に詳示するように、長さの互いに異なる3種類のものが用意されており、そのうちの2種類の分離コイルバネ32,34は、それぞれ一端に固定側部材13又は回転側部材14に結合するためのリング状又はフック状の結合部35又は36を有していて、上記捩りコイルバネ16の両端部を構成するようになっており、この2種類の分離コイルバネ32,34の間に、残り1種類の分離コイルバネ33を1つ以上配置して、あるいは全く配置せずに上記捩りコイルバネ16が構成されている。
上記3種類の分離コイルバネ32〜34のうち、固定側部材13寄りの分離コイルバネ32は、その一端部を固定側部材13の大径部13bの外周面に嵌め込むとともに、結合部35をネジ37止めすることにより固定側部材13に結合されている。また、回転側部材14寄りの分離コイルバネ34は、その一端部を回転側部材14の小径部14aの外周面に嵌め込むとともに、結合部36を回転側部材14の掛け止め部14eに掛け止めすることにより回転側部材14に結合されている。
一方、上記バネ中継軸31の外周面には、図10及び図11に詳示するように、2つの分離コイルバネ32〜34の一端部がそれぞれ嵌り込む一対のネジ溝38,38が形成されているとともに、中央位置に各ネジ溝38に嵌り込んだ分離コイルバネ32〜34の一端が当接するストッパー部39,39が形成されている。そして、このバネ中継軸31の外周面に2つの分離コイルバネ32〜34の一端部をそれぞれ装着するときには、各分離コイルバネ32〜34の一端がストッパー部39に当接する位置にまで各分離コイルバネ32〜34をネジ溝38に沿って嵌め込むことにより、各分離コイルバネ32〜34の装着が行われるようになっている。
尚、図4中、41は3種類の分離コイルバネ32〜34のうち、長さが最も長い分離コイルバネ32に対応して心棒15の外周面に装着された熱収縮チューブである。
次に、上記実施形態の作用効果を説明するに、スクリーン9の生地種類や大きさに応じて、バランサー11の捩りコイルバネ16のバネ定数を調整する場合、捩りコイルバネ16を構成する3種類の分離コイルバネ32〜34のうち、それぞれ一端に結合部35,36を有する2種類の分離コイルバネ32,34を選択し、この各分離コイルバネ32,34の結合部35,36をバランサー11の固定側部材13又は回転側部材14に結合して装着し、この両分離コイルバネ32,34の間に、残り1種類の分離コイルバネ33を1つ以上配置して、あるいは全く配置せずに捩りコイルバネ16の長さを設定するとともに、心棒15に嵌合するバネ中継軸31を1つ以上用いて隣接する2つの分離コイルバネ32〜34同士を接続することにより、バネ定数を適宜調整した上で捩りコイルバネ16を構成することができる。
しかも、上記捩りコイルバネ16は、3種類の分離コイルバネ32〜34と1種類のバネ中継軸31を用意するだけで足り、従来の如く仕様毎に長さの異なる多種類のコイルバネを用意する必要がないので、保管の容易化を図ることができる。また、捩りコイルバネ16は、分離コイルバネ32〜34同士の接続箇所でバネ中継軸31により支持されているため、捩りコイルバネ16の撓み変形による心棒15との接触を抑制することができ、接触に起因する音鳴りの発生を防止することができる。
さらに、上記バネ中継軸31の外周面に形成した一対のネジ溝38,38に対し、2つの分離コイルバネ32〜34の一端部をそれぞれ嵌め込むとき、各分離コイルバネ32〜34は、嵌め込み進行方向には拡径変形をして嵌め込みが比較的に円滑に行われ、嵌め込み後退方向には縮径変形をして引き抜きが行われ難くなるため、バネ中継軸31に対する分離コイルバネ32〜34の装着を容易にかつ確実に行うことができ、組立作業の効率化に寄与することができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記実施形態では、捩りコイルバネ16を構成する分離コイルバネとして、長さの互いに異なる3種類のものを用いる構成としてが、本発明は、長さだけでなく線径の異なる3種類以上のものを用いて構成してもよいは勿論である。
また、上記実施形態では、巻き取りパイプ1内の右側にモータ6及び減速機7などを配置し、巻き取りパイプ1内の左側にバランサー11を配置してなるブラインド用電動ロールスクリーンに適用した場合について述べたが、本発明は、この場合に限らず、巻き取りパイプ1内の左側にモータ及び減速機などを配置し、巻き取りパイプ1内の右側にバランサーを配置してなるブラインド用電動ロールスクリーン、あるいはモータが巻き取りパイプ1内ではなく、巻き取りパイプ1を支持する一方のサイドブラケットに設けられ、巻き取りパイプ1内にバランサーを配置してなるブラインド用電動ロールスクリーンなどにも同様に適用することができる。
A ブラインド用電動ロールスクリーン
1 巻き取りパイプ
2L,2R サイドブラケット
6 モータ
9 スクリーン
10 ウエイトバー
11 バランサー
13 固定側部材
14 回転側部材
15 心棒
16 捩りコイルバネ
31 バネ中継軸
32,33,34 分離コイルバネ
35,36 結合部
38 ネジ溝
39 ストッパー部
1 巻き取りパイプ
2L,2R サイドブラケット
6 モータ
9 スクリーン
10 ウエイトバー
11 バランサー
13 固定側部材
14 回転側部材
15 心棒
16 捩りコイルバネ
31 バネ中継軸
32,33,34 分離コイルバネ
35,36 結合部
38 ネジ溝
39 ストッパー部
Claims (3)
- 建屋の窓の上縁に沿って配置されかつ両端がそれぞれサイドブラケットにより回転自在に支持された中空状の巻き取りパイプと、この巻き取りパイプに上端が固定され、下端にウエイトバーを取り付けたスクリーンと、上記巻き取りパイプを回転駆動するモータと、上記巻き取りパイプ内に配置されたバランサーとを備え、
上記バランサーは、上記サイドブラケットに回転不能に結合される固定側部材と、巻き取りパイプに一体回転するように設けられる回転側部材と、この回転側部材と上記固定側部材とを連接する心棒と、この心棒の外周を囲繞するように配置され、一端が上記固定側部材に、他端が上記回転側部材にそれぞれ結合された捩りコイルバネとを有し、上記モータにより巻き取りパイプを回転させてスクリーンの巻き下げを行うとき、スクリーンの巻き下げ量に応じて上記捩りコイルバネがバネ反力を発生し、モータの負荷がスクリーンの巻き下げ量に拘わらず略一定になるように構成されてなるブラインド用電動ロールスクリーンにおいて、
上記捩りコイルバネは、1以上の箇所で分離されており、その分離箇所には心棒に回転自在に嵌合するバネ中継軸が設けられ、このバネ中継軸の外周面には、分離した2つの分離コイルバネの一端がそれぞれ装着されていることを特徴とするブラインド用電動ロールスクリーン。 - 上記分離コイルバネとしては、長さの互いに異なる少なくとも3種類のものが用意されており、そのうちの2種類の分離コイルバネは、それぞれ一端に固定側部材又は回転側部材に結合するための結合部を有していて、上記捩りコイルバネの両端部を構成するようになっており、この2種類の分離コイルバネの間に、残り1種類の分離コイルバネを1つ以上配置して、あるいは全く配置せずに上記捩りコイルバネが構成されている請求項1記載のブラインド用電動ロールスクリーン。
- 上記バネ中継軸の外周面には、2つの分離コイルバネの一端部がそれぞれ嵌り込む一対のネジ溝が形成されているとともに、中央位置に各ネジ溝に嵌り込んだ分離コイルバネの一端が当接するストッパー部が形成されている請求項1又は2記載のブラインド用電動ロールスクリーン。
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- 2007-10-15 JP JP2007267612A patent/JP2009097171A/ja active Pending
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