JP2009096802A - 脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 アルキレンオキサイド、特にエチレンオキサイド付加モル数が多く、色調が良好な脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物を提供する。
【解決手段】 下記一般化学式(1)で表わされ、そのガードナー色数による色調が下記数式(1)または(2)を満足することを特徴とする脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物である。
ガードナー色数 ≦ 0.5×(m+n+2)−1.5 (1)
(但し1≦m+n≦15の場合)
ガードナー色数 ≦ 6 (2)
(但し15<m+n≦100の場合)
【化1】
[式中、Rは炭素数が4〜24の飽和もしくは不飽和の炭化水素基またはR’OCH2CH2CH2で表されるアルコキシプロピル基(但しR’は炭素数1〜18のアルキル基);A1OとA2Oはオキシエチレン基および/またはオキシプロピレン基である。mおよびnはそれぞれ独立に0〜50の数であり、1≦m+n≦100である。]
【選択図】 なし
【解決手段】 下記一般化学式(1)で表わされ、そのガードナー色数による色調が下記数式(1)または(2)を満足することを特徴とする脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物である。
ガードナー色数 ≦ 0.5×(m+n+2)−1.5 (1)
(但し1≦m+n≦15の場合)
ガードナー色数 ≦ 6 (2)
(但し15<m+n≦100の場合)
【化1】
[式中、Rは炭素数が4〜24の飽和もしくは不飽和の炭化水素基またはR’OCH2CH2CH2で表されるアルコキシプロピル基(但しR’は炭素数1〜18のアルキル基);A1OとA2Oはオキシエチレン基および/またはオキシプロピレン基である。mおよびnはそれぞれ独立に0〜50の数であり、1≦m+n≦100である。]
【選択図】 なし
Description
本発明は、脂肪族アミンのアルキレンオキサイド付加物、特に、アミノ基に直接結合しているオキシアルキレン基がオキシエチレン基であり、アルキレンオキサイドの合計付加モル数が多くても従来になく色調が良好な脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物に関する。
脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物、特にエチレンオキサイド付加物は、界面活性剤及びその原料として用いられ、利用分野は界面活性剤、繊維の染色助剤、繊維柔軟仕上げ剤、殺菌剤、農薬展着剤、帯電防止剤、塗膜表面改質剤など家庭用、工業用、農業用等多岐にわたっている。
前記脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、一般的には無触媒、又はアルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物などのアルカリ触媒の存在下において、脂肪族アミンにアルキレンオキサイドを付加して製造されている。エチレンオキサイド付加量が2モルまではアミノ基の活性度が高く、無触媒で色の良好な付加物が出来ることは古くから知られている。
無触媒で反応を行った場合は、原料アミンが4級化され、さらにホフマン分解によってアルキル基が脱離を起こして着色の原因となる物質を生成し、製造直後は良好な色調であっても経日変化で着色が起こる。
アルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物などのアルカリ触媒を使用すると、さらに色調が悪く、特にエチレンオキサイドの付加モル数が多くなるにつれて、着色が顕著になるという問題がある。
前記脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、一般的には無触媒、又はアルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物などのアルカリ触媒の存在下において、脂肪族アミンにアルキレンオキサイドを付加して製造されている。エチレンオキサイド付加量が2モルまではアミノ基の活性度が高く、無触媒で色の良好な付加物が出来ることは古くから知られている。
無触媒で反応を行った場合は、原料アミンが4級化され、さらにホフマン分解によってアルキル基が脱離を起こして着色の原因となる物質を生成し、製造直後は良好な色調であっても経日変化で着色が起こる。
アルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物などのアルカリ触媒を使用すると、さらに色調が悪く、特にエチレンオキサイドの付加モル数が多くなるにつれて、着色が顕著になるという問題がある。
かかる問題を解決するため、前記着色を防止する方法として、低温で反応させる方法(例えば特許文献1)、金属酸化物触媒または酸触媒を用いる方法(例えば特許文献2)などが提案されている。
しかしながら、これらの方法であっても、色調の改善効果が得られるのは、エチレンオキサイド付加モル数が少ない場合に限られ、付加モル数が2モルを超えて多くなるにつれ、色調の改善効果は不十分となる。
特開2003−96186号公報
特開2005−154370号公報
本発明は、前記の従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、アルキレンオキサイド、特にエチレンオキサイド付加モル数が多く、色調が良好な脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、従来になく色調良好な脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、下記一般化学式(1)で表わされ、そのガードナー色数による色調が下記数式(1)または(2)を満足することを特徴とする脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物である。
1≦m+n≦15の場合は、
ガードナー色数≦0.5×(m+n+2)−1.5 (1)
15<m+n≦100の場合は、
ガードナー色数≦6 (2)
すなわち、本発明は、下記一般化学式(1)で表わされ、そのガードナー色数による色調が下記数式(1)または(2)を満足することを特徴とする脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物である。
1≦m+n≦15の場合は、
ガードナー色数≦0.5×(m+n+2)−1.5 (1)
15<m+n≦100の場合は、
ガードナー色数≦6 (2)
[式中、Rは炭素数が4〜24の飽和もしくは不飽和の炭化水素基またはR’OCH2CH2CH2で表されるアルコキシプロピル基(但しR’は炭素数1〜18のアルキル基);A1OとA2Oはオキシエチレン基および/またはオキシプロピレン基である。mおよびnはそれぞれ独立に0〜50の数であり、1≦m+n≦100である。]
本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は不純物や着色が少なく、また長期にわたって安定であることから、帯電防止剤、繊維処理剤、衣類用洗剤、塗料樹脂用改質剤などに好適に用いることができる。特に、着色が原因で従来は使用が避けられてきた分野でより好適に使用できる。
本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、下記一般化学式(1)で表わされ、製造方法としては、まず脂肪族第一アミンを用いる。
[式中、Rは炭素数が4〜24の飽和もしくは不飽和の炭化水素基またはR’OCH2CH2CH2で表されるアルコキシプロピル基(但しR’は炭素数1〜18のアルキル基);A1OとA2Oはオキシエチレン基および/またはオキシプロピレン基である。mおよびnはそれぞれ独立に0〜50の数であり、1≦m+n≦100である。]
Rは直鎖または分岐鎖でもよい炭素数が4〜24の飽和もしくは不飽和の炭化水素基、またはR4OCH2CH2CH2で表される。
飽和または不飽和の炭化水素基としては、直鎖または分岐鎖でもよく、炭素数が通常4〜24である。好ましくは直鎖で炭素数6〜18の飽和炭化水素基である。
また、R4OCH2CH2CH2で表されるアルコキシプロピル基としては、炭素数が通常1〜18、好ましくは3〜18、さらに好ましくは3〜12である。
飽和または不飽和の炭化水素基としては、直鎖または分岐鎖でもよく、炭素数が通常4〜24である。好ましくは直鎖で炭素数6〜18の飽和炭化水素基である。
また、R4OCH2CH2CH2で表されるアルコキシプロピル基としては、炭素数が通常1〜18、好ましくは3〜18、さらに好ましくは3〜12である。
原料となる脂肪族第一アミンの具体例としては、n−ブチルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルアミン、ウンデシルアミン、ドデシルアミン、トリデシルアミン、テトラデシルアミン、ペンタデシルアミン、ヘキサデシルアミン、ヘプタデシルアミン、オクタデシルアミン、ノナデシルアミン、イコシルアミン、ヘンイコシルアミン、ドコシルアミン、トリコシルアミン、テトラコシルアミン、オクタデセニルアミン、オクタデカジエニルアミンや、これらの混合物である牛脂アミン、硬化牛脂アミン、ヤシ油アミン、パーム油アミン、大豆油アミン等動植物油由来の脂肪族第1アミン:3−メトキシプロピルアミン、3−エトキシプロピルアミン、3−プロポキシプロピルアミン、3−イソプロポキシプロピルアミン、3−ブトキシプロピルアミン、3−イソブトキシプロピルアミン、3−(2−エチルヘキシロキシ)プロピルアミン、3−デシロキシプロピルアミン、3−アミン、3−ステアリロキシプロピルアミン等、脂肪族アルコールにアクリロニトリルを付加反応させ水素化により得られるアルコキシプロピルアミンを挙げることができる。
脂肪族第1アミンは1種または2種以上の混合物を用いてもよい。また、これらの脂肪族第1アミンは蒸留精製してあることが望ましい。直鎖または分岐鎖でもよい炭素数が4〜24の飽和または不飽和の炭化水素基が好ましく、直鎖で炭素数6〜18の飽和炭化水素基がさらに好ましい。
脂肪族第1アミンは1種または2種以上の混合物を用いてもよい。また、これらの脂肪族第1アミンは蒸留精製してあることが望ましい。直鎖または分岐鎖でもよい炭素数が4〜24の飽和または不飽和の炭化水素基が好ましく、直鎖で炭素数6〜18の飽和炭化水素基がさらに好ましい。
原料の脂肪族第1アミンから本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物(A)を製造する第一段目の反応は、通常、無触媒でエチレンオキサイドを付加させる。
エチレンオキサイドの平均付加モル数は1.5〜2.0であり、好ましくは1.7〜2.0モルである。
第1段目反応の反応温度は、通常80〜120℃であり、好ましくは95〜115℃である。反応温度が80℃未満では付加反応の誘導期間が長くなり生産性が低下する。
反応温度が120℃を超えると、この時点では色は付かないが、第2段目の反応に影響を与え、目的生成物の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物が着色する。
エチレンオキサイドの平均付加モル数は1.5〜2.0であり、好ましくは1.7〜2.0モルである。
第1段目反応の反応温度は、通常80〜120℃であり、好ましくは95〜115℃である。反応温度が80℃未満では付加反応の誘導期間が長くなり生産性が低下する。
反応温度が120℃を超えると、この時点では色は付かないが、第2段目の反応に影響を与え、目的生成物の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物が着色する。
本発明における第2段目の反応には、触媒として低級アルキル(炭素数1〜4)の4級アンモニウム塩、例えばテトラメチルアンモニウムヒドロキシドまたはテトラメチルアンモニウムクロライドが使用できる。
テトラメチルアンモニウム塩の添加量としては、脂肪族第1級アミンエチレンオキサイド付加物(A)に対して0.01〜5重量%が適当である。
好ましくは0.02〜1重量%であり、より好ましくは0.05〜0.5重量%である。
好ましくは0.02〜1重量%であり、より好ましくは0.05〜0.5重量%である。
本発明において第二段目の反応に用いられるアルキレンオキサイドA1OとA2Oとしては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドが挙げられ、1種または2種を混合して使用することができる。
これらのうち、エチレンオキサイドが特に好適に使用できる。また、2種のアルキレンオキサイドを用いる場合、ブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよいが、オキシエチレン鎖とオキシプロピレン鎖の含有比率(モル比)は100/0〜80/20が好ましく、100/0〜90/10がさらに好ましい。
プロピレンオキサイドの付加モル数が多くなると反応速度が低下し、生産性が悪くなる。
これらのうち、エチレンオキサイドが特に好適に使用できる。また、2種のアルキレンオキサイドを用いる場合、ブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよいが、オキシエチレン鎖とオキシプロピレン鎖の含有比率(モル比)は100/0〜80/20が好ましく、100/0〜90/10がさらに好ましい。
プロピレンオキサイドの付加モル数が多くなると反応速度が低下し、生産性が悪くなる。
アルキレンオキサイドの付加モル数m、nはそれぞれ独立に0〜50モルであり、好ましくは3〜30モルである。
m+nは1〜100モルである。100モルを超えると反応速度が低下して長時間を要するようになり、生産性が低下する。
m+nは1〜100モルである。100モルを超えると反応速度が低下して長時間を要するようになり、生産性が低下する。
本発明において第2段目の反応温度は、通常50〜105℃であり、好ましくは70〜95℃である。反応温度が50℃未満では反応が遅く生産性が低下する。
反応途中で、アルキレンオキサイドが存在する状況で温度が105℃を超えると、触媒の4級アンモニウム塩や原料の第一級アミンに水などがさらに付加した4級化物の分解物(例えば、不飽和炭化水素、ケチミンなど不特定多数の分解物)とアルキレンオキサイドとの副反応が起こり易くなり、著しく着色する。
反応途中で、アルキレンオキサイドが存在する状況で温度が105℃を超えると、触媒の4級アンモニウム塩や原料の第一級アミンに水などがさらに付加した4級化物の分解物(例えば、不飽和炭化水素、ケチミンなど不特定多数の分解物)とアルキレンオキサイドとの副反応が起こり易くなり、著しく着色する。
前記における第1段目のエチレンオキサイドの付加反応および第2段目のアルキレンオキサイドの付加反応においては、圧力条件は特に限定されず、通常のアルキレンオキサイド付加反応の条件で行うことができるが、温度コントロールの観点から−0.1〜0.3MPaで行うのが好ましい。
本発明の第2段目のアルキレンオキサイドの付加反応の後、触媒分解時の着色を防止するため水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤を添加してもよい。
還元剤の種類としては、水素化ホウ素ナトリウムのほか、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素カリウム、水素化アルミニウムリチウムなどが挙げられる。
還元剤の種類としては、水素化ホウ素ナトリウムのほか、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素カリウム、水素化アルミニウムリチウムなどが挙げられる。
還元剤の添加温度は70℃以下で、できる限り空気(酸素)が混入しない方法がよい。さらには、40℃以下であれば30分以内に添加後の不活性ガス置換を終えれば着色は起こらない。
本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、アルカリ金属含有量が1000ppm以下であることが好ましい。アルカリ金属含有量が1000ppmを超えると経日変化で着色が起こる。前記還元剤の添加量は脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物に対して10〜1000ppmあれば十分であり、20〜100ppmが好ましく、20〜50ppmがさらに好ましい。
本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、その色調が式(1)または(2)を満足する。
1≦m+n≦15の場合は、
ガードナー色数 ≦ 0.5×(m+n+2)−1.5 (1)
15<m+n≦100の場合は
ガードナー色数 ≦ 6 (2)
本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、不純物や着色が少なく、また長期にわたって熱に対して安定であることから、帯電防止剤、繊維処理剤、衣類用洗剤、塗料樹脂用改質剤などに好適に用いることができる。特に、着色が原因で従来は使用が避けられてきた分野でより好適に使用できる。
1≦m+n≦15の場合は、
ガードナー色数 ≦ 0.5×(m+n+2)−1.5 (1)
15<m+n≦100の場合は
ガードナー色数 ≦ 6 (2)
本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、不純物や着色が少なく、また長期にわたって熱に対して安定であることから、帯電防止剤、繊維処理剤、衣類用洗剤、塗料樹脂用改質剤などに好適に用いることができる。特に、着色が原因で従来は使用が避けられてきた分野でより好適に使用できる。
本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、製造直後の色調が良好であるだけではなく、長期間色調を保持していることも特長である。
一般の製造法による脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物では、製造直後に通常着色している(後述する比較例1〜4)。
本発明で第2段目反応後に触媒の加熱分解工程と減圧除去工程を省略したときには、2段目反応直後の色調は良好であっても、経日による着色が著しく、例えば、後述する比較例5が、ガードナー法で8と著しく着色する。
これに対して、本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、製造後の貯蔵中の着色、および実際の使用時の加熱による着色がほとんど認められない。
一般の製造法による脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物では、製造直後に通常着色している(後述する比較例1〜4)。
本発明で第2段目反応後に触媒の加熱分解工程と減圧除去工程を省略したときには、2段目反応直後の色調は良好であっても、経日による着色が著しく、例えば、後述する比較例5が、ガードナー法で8と著しく着色する。
これに対して、本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、製造後の貯蔵中の着色、および実際の使用時の加熱による着色がほとんど認められない。
本発明において、ガードナー色数はJIS K0071−2(国際規格ではISO4630−1:2004)に記載された方法により行った。また、ガードナー色数が1以下のものはハーゼン単位色数を測定した。なお、色調値のハーゼン単位色数300がガードナー色数1とほぼ同等であり、ハーゼン単位色数300以下はガードナー色数1以下に相当する。
本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物(A)中に含まれる臭気成分となる不純物はガスクロマトグラフ(GC)によって確認できる。
不純物の中には、未反応の脂肪族アミンや加熱による分解生成物があり、GC分析において、溶剤ピークと脂肪族アミンエチレンオキサイド2モル付加物のピークの間に検出される。この検出されるピークの合計量は、通常0.1%以下、好ましくは0.05%以下、さらに好ましくは検出されないことである。
不純物ピークは、臭気悪化の原因となるが、本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は不純物ピークが少ないので、臭気が良好である。
不純物の中には、未反応の脂肪族アミンや加熱による分解生成物があり、GC分析において、溶剤ピークと脂肪族アミンエチレンオキサイド2モル付加物のピークの間に検出される。この検出されるピークの合計量は、通常0.1%以下、好ましくは0.05%以下、さらに好ましくは検出されないことである。
不純物ピークは、臭気悪化の原因となるが、本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は不純物ピークが少ないので、臭気が良好である。
上記のGC測定条件は次のとおりである。
<GCの測定条件>
機種 : GC−1700(株式会社島津製作所製)
カラム : キャピラリー Rtx−5 (30m)
注入口温度 : 300℃
検出器 : FID (温度300℃)
オーブン : 初期温度90℃、保持時間0分、昇温速度10℃/分
最終温度300℃
注入量 : 1μl (試料をメタノールで5倍希釈)
<GCの測定条件>
機種 : GC−1700(株式会社島津製作所製)
カラム : キャピラリー Rtx−5 (30m)
注入口温度 : 300℃
検出器 : FID (温度300℃)
オーブン : 初期温度90℃、保持時間0分、昇温速度10℃/分
最終温度300℃
注入量 : 1μl (試料をメタノールで5倍希釈)
<実施例1>
硬化牛脂アミン(アミンABT−R、日本油脂株式会社製)259g(1.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド83.6g(1.9モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約2時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計5時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド1.9モル付加物(A−1)に、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液4.2g(該(A−1)に対して純分0.306%)を、空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド356.4g(8.1モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、3時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド10モル付加物(B−1)の色調はガードナー1であった。これは式(1)においてm+n=8に相当し右辺の計算値が3.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析においては、希釈溶剤のメタノールと脂肪族アミン2モル付加物のピークの間に不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
硬化牛脂アミン(アミンABT−R、日本油脂株式会社製)259g(1.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド83.6g(1.9モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約2時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計5時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド1.9モル付加物(A−1)に、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液4.2g(該(A−1)に対して純分0.306%)を、空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド356.4g(8.1モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、3時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド10モル付加物(B−1)の色調はガードナー1であった。これは式(1)においてm+n=8に相当し右辺の計算値が3.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析においては、希釈溶剤のメタノールと脂肪族アミン2モル付加物のピークの間に不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
<実施例2>
シクロヘキシルアミン(CHA、新日本理化株式会社製)198g(2.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド176g(4.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計3時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたシクロヘキシルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−2)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液6.5g(該(A−2)に対して純分0.434%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド352g(8.0モル、アミン1モルに対して4.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、2時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたシクロヘキシルアミンのエチレンオキサイド6モル付加物(B−2)の色調はガードナー1であった。これは式(1)においてm+n=4に相当し右辺の計算値が1.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
シクロヘキシルアミン(CHA、新日本理化株式会社製)198g(2.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド176g(4.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計3時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたシクロヘキシルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−2)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液6.5g(該(A−2)に対して純分0.434%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド352g(8.0モル、アミン1モルに対して4.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、2時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたシクロヘキシルアミンのエチレンオキサイド6モル付加物(B−2)の色調はガードナー1であった。これは式(1)においてm+n=4に相当し右辺の計算値が1.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
<実施例3>
ラウリルアミン(ファーミン20D、花王株式会社製)296g(1.6モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド140.8g(3.2モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたラウリルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−3)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液3.2g(該(A−3)に対して純分0.183%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド281.6g(6.4モル、アミン1モルに対して4.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、3時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたラウリルアミンのエチレンオキサイド6モル付加物(B−3)の色調はガードナー1であった。これは式(1)においてm+n=4に相当し右辺の計算値が1.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
ラウリルアミン(ファーミン20D、花王株式会社製)296g(1.6モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド140.8g(3.2モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたラウリルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−3)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液3.2g(該(A−3)に対して純分0.183%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド281.6g(6.4モル、アミン1モルに対して4.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、3時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたラウリルアミンのエチレンオキサイド6モル付加物(B−3)の色調はガードナー1であった。これは式(1)においてm+n=4に相当し右辺の計算値が1.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
<実施例4>
オクチルアミン(ファーミン08D、花王株式会社製)129g(1.0モル)を1.5Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド88g(2.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−4)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液1.6g(該(A−4)に対して純分0.184%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド792g(18.0モル、アミン1モルに対して18.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、2時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド20モル付加物(B−4)の色調はガードナー4であった。これは式(2)においてm+n=18に相当し右辺が6であるので式(2)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
オクチルアミン(ファーミン08D、花王株式会社製)129g(1.0モル)を1.5Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド88g(2.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−4)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液1.6g(該(A−4)に対して純分0.184%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド792g(18.0モル、アミン1モルに対して18.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、2時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド20モル付加物(B−4)の色調はガードナー4であった。これは式(2)においてm+n=18に相当し右辺が6であるので式(2)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
<実施例5>
ココナットアミン(ファーミンCS、花王株式会社製)296g(1.6モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド140.8g(3.2モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたココナットアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−5)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液7.0g(該(A−5)に対して純分0.40%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド281.6g(6.4モル、アミン1モルに対して4.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、3時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、40℃以下に冷却後、水素化ホウ素ナトリウムを0.036g(50ppm)加え、窒素置換した後、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたココナットアミンのエチレンオキサイド6モル付加物(B−5)の色調はガードナー色数1以下であったので、ハーゼン単位色数を測定したところ160であった。これは式(1)においてm+n=4に相当し右辺の計算値が1.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
ココナットアミン(ファーミンCS、花王株式会社製)296g(1.6モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド140.8g(3.2モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたココナットアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−5)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液7.0g(該(A−5)に対して純分0.40%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド281.6g(6.4モル、アミン1モルに対して4.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、3時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、40℃以下に冷却後、水素化ホウ素ナトリウムを0.036g(50ppm)加え、窒素置換した後、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたココナットアミンのエチレンオキサイド6モル付加物(B−5)の色調はガードナー色数1以下であったので、ハーゼン単位色数を測定したところ160であった。これは式(1)においてm+n=4に相当し右辺の計算値が1.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
<実施例6>
ココナットアミン(ファーミンCS、花王株式会社製)185g(1.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド88g(2.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたココナットアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−6)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液4.4g(該(A−6)に対して純分0.40%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド440g(10モル、アミン1モルに対して10モル)とプロピレンオキサイド116g(2モル、アミン1モルに対して2モル)の混合物をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、5時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、40℃以下に冷却後、水素化ホウ素ナトリウムを0.041g(50ppm)加え、窒素置換した後、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたココナットアミンのエチレンオキサイド12モル・プロピレンオキサイド2モルランダム付加物(B−6)の色調はガードナー色数1以下であったので、ハーゼン単位色数を測定したところ120であった。これは式(1)においてm+n=12に相当し右辺の計算値が4.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
ココナットアミン(ファーミンCS、花王株式会社製)185g(1.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド88g(2.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたココナットアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−6)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液4.4g(該(A−6)に対して純分0.40%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド440g(10モル、アミン1モルに対して10モル)とプロピレンオキサイド116g(2モル、アミン1モルに対して2モル)の混合物をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、5時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。さらに、40℃以下に冷却後、水素化ホウ素ナトリウムを0.041g(50ppm)加え、窒素置換した後、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なった。
得られたココナットアミンのエチレンオキサイド12モル・プロピレンオキサイド2モルランダム付加物(B−6)の色調はガードナー色数1以下であったので、ハーゼン単位色数を測定したところ120であった。これは式(1)においてm+n=12に相当し右辺の計算値が4.5となり式(1)を満たしている。
また、GC分析において不純物ピークは検出されず、臭気も良好であった。
<比較例1>
硬化牛脂アミン(アミンABT−R、日本油脂株式会社製)259g(1モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから140℃に昇温した。無触媒で140℃にてエチレンオキサイド440g(10モル)を5時間かけて圧入した。滴下終了後、140℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られた硬化牛脂アミンエチレンオキサイド10モル付加物からは未反応のエチレンオキサイドは検出されなかったが、色調はガードナー色数15であった。
また、GC分析において不純物ピークは1.5%であり、刺激臭がした。
硬化牛脂アミン(アミンABT−R、日本油脂株式会社製)259g(1モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから140℃に昇温した。無触媒で140℃にてエチレンオキサイド440g(10モル)を5時間かけて圧入した。滴下終了後、140℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られた硬化牛脂アミンエチレンオキサイド10モル付加物からは未反応のエチレンオキサイドは検出されなかったが、色調はガードナー色数15であった。
また、GC分析において不純物ピークは1.5%であり、刺激臭がした。
<比較例2>
硬化牛脂アミン(ファーミン86T、花王株式会社製)259g(1モル)および水酸化カリウム1.05gを1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから95℃に昇温した。85℃にてエチレンオキサイド440g(10モル)を10時間かけて滴下した。85℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで3時間反応を行った。
得られた硬化牛脂アミンエチレンオキサイド10モル付加物の色調はガードナー色数5であった。
また、GC分析において不純物ピークは1.2%であり、刺激臭がした。
硬化牛脂アミン(ファーミン86T、花王株式会社製)259g(1モル)および水酸化カリウム1.05gを1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから95℃に昇温した。85℃にてエチレンオキサイド440g(10モル)を10時間かけて滴下した。85℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで3時間反応を行った。
得られた硬化牛脂アミンエチレンオキサイド10モル付加物の色調はガードナー色数5であった。
また、GC分析において不純物ピークは1.2%であり、刺激臭がした。
<比較例3>
オクチルアミン(ファーミン08D、花王株式会社製)258g(2.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、130℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド176g(4.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)を徐々に滴下した。約1時間の誘導期間を経て130〜160℃の範囲で計3時間で反応させた。滴下終了後、130℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物にN,N−ジメチルドデシルアミン1.0gを空気が入らないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。エチレンオキサイド440g(10.0モル、アミン1モルに対して5.0モル)を温度110〜130℃にコントロールし、2時間かけて滴下した。滴下終了後、120℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド7モル付加物の色調はガードナー8であった。
また、GC分析において不純物ピークは1.8%であり、刺激臭がした。
オクチルアミン(ファーミン08D、花王株式会社製)258g(2.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、130℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド176g(4.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)を徐々に滴下した。約1時間の誘導期間を経て130〜160℃の範囲で計3時間で反応させた。滴下終了後、130℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物にN,N−ジメチルドデシルアミン1.0gを空気が入らないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。エチレンオキサイド440g(10.0モル、アミン1モルに対して5.0モル)を温度110〜130℃にコントロールし、2時間かけて滴下した。滴下終了後、120℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド7モル付加物の色調はガードナー8であった。
また、GC分析において不純物ピークは1.8%であり、刺激臭がした。
<比較例4>
硬化牛脂アミン(ファーミン86T、花王株式会社製)259g(1.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド83.6g(1.9モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約2時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計5時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド1.9モル付加物(A−1)に、N,N−ジメチルラウリルアミン4.2g(該(A−1)に対して純分0.306%)を、空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド356.4g(8.1モル)を滴下しようとしたが反応活性が低く、オートクレーブ内圧が0.2MPa未満では反応が進行せず、0.2MPaを超えてエチレンオキサイド濃度を高くして反応させたところ、105℃以下では温度コントロールできなかった。最高到達温度120℃に達した。滴下終了後、105℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。ここで、得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド10モル付加物の色調はハーゼン単位色数180であった。これを、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なったところ、得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド10モル付加物の色調はガードナー6であった。
また、GC分析において不純物ピークは0.3%であり、刺激臭がした。
硬化牛脂アミン(ファーミン86T、花王株式会社製)259g(1.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド83.6g(1.9モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約2時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計5時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド1.9モル付加物(A−1)に、N,N−ジメチルラウリルアミン4.2g(該(A−1)に対して純分0.306%)を、空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド356.4g(8.1モル)を滴下しようとしたが反応活性が低く、オートクレーブ内圧が0.2MPa未満では反応が進行せず、0.2MPaを超えてエチレンオキサイド濃度を高くして反応させたところ、105℃以下では温度コントロールできなかった。最高到達温度120℃に達した。滴下終了後、105℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。ここで、得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド10モル付加物の色調はハーゼン単位色数180であった。これを、130〜160℃で1時間減圧(20torr)処理を行なったところ、得られた硬化牛脂アミンのエチレンオキサイド10モル付加物の色調はガードナー6であった。
また、GC分析において不純物ピークは0.3%であり、刺激臭がした。
<比較例5>
オクチルアミン(ファーミン08D、花王株式会社製)258g(2.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド176g(4.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−4)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液3.2g(該(A−4)に対して純分0.184%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド440g(10.0モル、アミン1モルに対して5.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、2時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。しかし、第2段目反応の後に、加熱減圧処理は行なわなかった。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド7モル付加物の色調はハーゼン単位色数20(すなわちガードナー1以下)であったが、室温半日保存の間にガードナー8となった。
また、GC分析において不純物ピークは1.3%であり、刺激臭がした。
オクチルアミン(ファーミン08D、花王株式会社製)258g(2.0モル)を1Lオートクレーブに仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧にし、95℃に昇温した。同温度にてエチレンオキサイド176g(4.0モル、アミン1モルに対して2.0モル)をオートクレーブ内圧が0.3MPa以上にならないようにして、徐々に滴下した。約1.5時間の誘導期間を経て90〜110℃の範囲で温度コントロールを行ない、計4時間で反応させた。滴下終了後、95℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド2.0モル付加物(A−4)にテトラメチルアンモニウムヒドロキシド25%水溶液3.2g(該(A−4)に対して純分0.184%)を空気が混入しないように添加し、95℃にて1時間減圧脱水した。温度を70℃に下げてからエチレンオキサイド440g(10.0モル、アミン1モルに対して5.0モル)をオートクレーブ内圧が0.2MPa以上にならないようにして、温度を70〜90℃に温度コントロールし、2時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃でオートクレーブの内圧が滴下開始時と同じ圧力を示すまで30分反応を行った。しかし、第2段目反応の後に、加熱減圧処理は行なわなかった。
得られたオクチルアミンのエチレンオキサイド7モル付加物の色調はハーゼン単位色数20(すなわちガードナー1以下)であったが、室温半日保存の間にガードナー8となった。
また、GC分析において不純物ピークは1.3%であり、刺激臭がした。
以上の結果から、実施例1〜6で得られた脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は、その色調が式(1)または(2)を満足することが明らかである。
本発明の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物は不純物や着色が少なく、また長期にわたって安定であることから、帯電防止剤、繊維処理剤、衣類用洗剤、塗料樹脂用改質剤などに好適に用いることができる。特に、着色が原因で従来は使用が避けられてきた分野でより好適に使用できる。
Claims (4)
- 下記一般化学式(1)で表わされ、そのガードナー色数による色調が下記数式(1)または(2)を満足することを特徴とする脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物。
ガードナー色数≦0.5×(m+n+2)−1.5 (1)
(但し1≦m+n≦15の場合)
ガードナー色数≦6 (2)
(但し15<m+n≦100の場合)
- ガスクロマトグラフ分析において、試料の希釈溶剤ピークと脂肪族アミンエチレンオキサイド2モル付加物のピークの間に検出されるピーク面積の合計量が、検出される全ピークのピーク面積(但し溶剤ピーク面積は除く)に対して0.1%以下である請求項1記載の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物。
- オキシエチレン鎖とオキシプロピレン鎖の含有比率(モル比)が100/0〜80/20である請求項1または2記載の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物。
- アルカリ金属含有量が1000ppm以下である請求項1〜3いずれか記載の脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物。
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