JP2009096453A - 車両用ステアリングコラムの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体側ブラケット31の一対の側板31b,31c及びコラム側ブラケット30の車幅方向変位部30b,30cの外壁の一方の部材に、非金属からなる弾性を有する横剛性補強部38を装着している。締付け部34の緩め操作時には、コラム側ブラケットが車両前後方向或いは車両上下方向に移動する際に、一対の側板及びコラム側ブラケットの車幅方向変位部の外壁の他方の部材が横剛性補強部に摺動し、締付け部の締付け操作時には、横剛性補強部が弾性圧縮しつつ他方の部材に局部的に当接し、コラム側ブラケットの一対の側板が車体側ブラケットの車幅方向変位部外壁に面接触で当接する。
【選択図】図3
Description
特許文献1の構造は、ステアリングシャフトの車両後端にステアリングホイールが装着されており、このステアリングシャフトを、金属製のステアリングコラムが回動自在に支持している。ステアリングコラムの車両前方にはチルトピボット部が設けられており、このチルトピボット部を車体側部材に連結することで、ステアリングコラムの車両前方側が車体側部材に回転自在に支持されている。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、ステアリングコラムの位置調整時のゴリ感や異音の発生を防止しながら横方向の支持剛性を向上させることができる車両用ステアリングコラムの支持構造を提供することを目的としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項2記載の車両用ステアリングコラムの支持構造において、前記他方の部材に摺動する前記横剛性補強部の摺動面は、前記他方の部材に向かって凸の円錐台として形成されている。
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用ステアリングコラムの支持構造において、前記横剛性補強部は、弾性圧縮を促進する薄肉弾性部を設けている。
さらに、請求項11記載の発明は、請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の車両用ステアリングコラムの支持構造において、前記ステアリングコラムを、車両前方に位置するインナコラムと、車両後方に位置するアウタコラムと、このアウタコラムの車両後方側に一体に設けられ、前記インナコラムをコラム軸方向に摺動自在に外嵌する前記車体側ブラケットとで構成するとともに、前記アウタコラム及び前記車体側ブラケットを、軽合金材料で形成した。
図1は本発明に係るステアリング装置を組付けた車両を示す全体構成図であり、図2は本発明に係る第1実施形態のステアリングコラムの支持構造を示すものであり、図3は図2のIII−III線矢視図であり、図4(a)は第1実施形態の横剛性補強部の形状を示す図、図4(b)は第1実施形態の横剛性補強部を軸方向から示した図であり、図5は第1実施形態の横剛性補強部をコラム側ブラケットに装着した状態を示す断面図であり、図6は車体側ブラケットの形状を示す断面図であり、図7(a)は第2実施形態の横剛性補強部の形状を示す図、図7(b)は第2実施形態の横剛性補強部を軸方向から示した図であり、図8は第3実施形態のステアリングコラムの支持構造を示す断面図であり、図9(a)は第3実施形態の横剛性補強部の形状を示す断面図、図9(b)は図9(a)のIX−IX線矢視図であり、図10(a)は第4実施形態の横剛性補強部の形状を示す断面図、図10(b)は図10(a)のX−X線矢視図であり、図11は第5実施形態のステアリングコラムの支持構造を示す側面図であり、図12は第5実施形態の構造を車両後方の右側から示した斜視図であり、図13は第5実施形態の構造を車両後方から示した正面図であり、図14は第5実施形態で使用するライナ及びライナを装着する位置を示す図であり、図15は第5実施形態のライナの構造を示す図であり、図16は第5実施形態のライナを構成する横剛性補強部の構造を示す図であり、図17は図16符号Cで示す丸印の範囲を拡大して示した図であり、図18は第5実施形態で使用するライナを装着した状態を示す図である。
図2に示すように、ステアリングシャフト11は、ステアリングホイール13(不図示)を取付けたアウタシャフト11aと、このアウタシャフト11aにスプライン結合又はセレーション結合されて摺動自在に係合されたインナシャフト11bとで構成されている。
コラム側ブラケット30は、図3に示すように、内周面でロアコラム12aの外周を保持し、コラム軸P1方向に沿ってスリット30aを設けることで車幅方向に離間配置されている一対の車幅方向変位部30b,30cを備えており、これら車幅方向変位部30b,30cには、長軸がコラム軸P1方向に延在するテレスコ長孔30e,30fが形成されている。
また、一対のコイルスプリング35は、スプリング上端が車体側ブラケット31の一対の側板31b,31cにそれぞれ係合し、スプリング下端がコラム側ブラケット30の車幅方向変位部30b,30cにそれぞれ係合し、互いに車幅方向に離間して配置されている。これら一対のコイルスプリング35は、アッパコラム12bを上昇させるバネ力が作用している。
横剛性補強部材38は、合成樹脂、合成ゴム等からなる外観円筒形状の弾性部材であり、図4(a)に示すように、軸方向の中央部に両端部と比較して径が小さい縮径部38aが形成され、軸方向の両端面には断面円弧形状の端面を有する曲率端面38b,38cが形成されている。また、軸方向の両端側の外周には、軸方向に延在する凸条38dが90°間隔に4箇所形成されている。そして、図4(b)に示すように、軸対称位置で離間している一対の凸条38d,38d間の外径寸法はDに設定されている。
なお、本発明の横剛性補強部が横剛性補強部材38に対応し、本発明の湾曲面が曲率端面38b,38cに対応し、本発明の突起が凸条38dに対応し、本発明の薄肉弾性部が縮径部38aに対応している。
チルトテレスコ機構15の操作によりチルト・テレスコ調整を行なうには、先ず、一対の車幅方向変位部30b,30cが互いに離間する方向に締付け部34の操作レバー34eを回動する。これにより、車体側ブラケット31の側板31b,31cを介して一対の車幅方向変位部30b,30cを近接させる方向の力が解除され、一対の車幅方向変位部30b,30cのロアコラム12aに対する締付けが解除される。そして、締付けロッド34aを車体側ブラケット31のチルト長孔39の長軸方向にスライドさせることでステアリングホイール13の傾動動作を行う。或いは、締付けロッド34aを、一対の車幅方向変位部30b,30cのテレスコ長孔30e,30fの長手方向にスライドさせてアッパコラム12bを車両前後方向に移動させることで、ステアリングホイール13の伸縮動作を行う。
したがって、本実施形態のステアリングコラムの支持構造によると、チルトテレスコ機構15のステアリングコラム12の締結時には、車体側ブラケット31の一対の側板31b,31cが、コラム側ブラケット30の一対の車幅方向変位部30b,30cの車幅方向の外側に密着し、一対の横剛性補強部材38が弾性変形しながら一対の側板31b,31cに局部的に当接するので、ステアリングコラム12の車幅方向(横方向)の支持剛性が高まり、ステアリングホイール13の振れ、びびり音などを確実に防止することができる。
また、金属製の一対の側板31b,31cに摺動する横剛性補強部材38の摺動部は、曲率端面38b,38cの一方として接触面積を小さくしているので、さらにゴリ感、異音を抑制することができる。
さらに、アッパコラム12b及びアッパコラム12bの車両前方側に一体に形成されているコラム側ブラケット30はアルミニウム合金を材料とした軽量部品なので、チルト・テレスコ調整時におけるステアリングホイール13の傾動操作、或いは伸縮操作を容易に行うことができる。
ここで、横剛性補強部材38の構造は、図4の形状に限らず、図7に示す第2実施形態の形状のものであってもよい。
本実施形態の横剛性補強部材38が図4と異なる部位は、軸方向の両端側に円すい台形状の円すい台部38e,38fが形成されている。
本実施形態の横剛性補強部材38を使用すると、金属製の一対の側板31b,31cに摺動する横剛性補強部材38の摺動部は、円すい台部38e,38fの一方として接触面積が小さくなるので、さらにゴリ感、異音を抑制することができる。
次に、図8及び図9に示すものは、第3実施形態のステアリングコラムの支持構造を示すものである。
本実施形態が図3から図7で示した第1及び第2実施形態と異なる点は、コラム側ブラケット30の一対の車幅方向変位部30b,30cの車幅方向外方を向く面を平坦な形状とし、車体側ブラケット31の一対の側板31b,31cに、表裏に連通する連通孔40,41が形成されているとともに、これら連通孔40,41に横剛性補強部材42が装着されていることである。
横剛性補強部材42は、合成樹脂、合成ゴム等からなる弾性部材であり、図9(a)に示すように、一方の側板31bに形成した連通孔40の小径孔40bと同一の軸長さで孔内に嵌まり込んでいる軸部42aと、軸部42aより大径に形成されて大径孔40aの底面に当接し、断面円弧形状の端面を有する傘形状の曲率端部42bとで構成されている。また、軸部42aには、軸方向に延在する凸条42cが90°間隔に4箇所形成されている。そして、図9(b)に示すように、軸対称位置で離間している一対の凸条42c間の外径寸法はDに設定されており、横剛性補強部材42は、軸部42aを小径孔40bに圧入し、曲率端部42bを大径孔40aの底面に当接し、一方の側板31bの内壁から僅かに突出した状態で装着されている。なお、他方の側板31cの連通孔41に装着されている横剛性補強部材42も同様の構造である。
なお、本発明の横剛性補強部が横剛性補強部材42に対応し、本発明の凹部が連通孔40,41に対応し、本発明の湾曲面が曲率端部42bに対応し、本発明の突起が凸条42cに対応し、本発明の薄肉弾性部が曲率端部42bの外径側に対応している。
また、横剛性補強部材42は、傘形状の曲率端部42bの外径側が薄肉となっているので、軸方向に容易に弾性変形しやすい構造とすることができる。
ここで、図9で示した横剛性補強部材42の構造は、図10に示す第4実施形態の形状のものであってもよい。
本実施形態の横剛性補強部材42が図9と異なる部位は、軸部42aより大径に形成されて大径孔40aの底面に当接する、円すい台形状の円すい台部42dが形成されている。
本実施形態の横剛性補強部材42を使用すると、金属製の一対の車幅方向変位部30b,30cの車幅方向の外側に摺動する横剛性補強部材42の摺動部は、円すい台部42dとして接触面積が小さくなるので、さらにゴリ感、異音を抑制することができる。
次に、図11から図18は本発明に係る第5実施形態のステアリングコラムの支持構造を示すものである。なお、本実施形態において、図1から図10で示した構成と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図11から図13に示すように、本実施形態のステアリングシャフト11は、ステアリングホイール13(不図示)を取付けたインナシャフト11cと、このインナシャフト11cにスプライン結合又はセレーション結合されて摺動自在に係合されたアウタシャフト11dとで構成されている。
車体側ブラケット47は、図13に示すように、車体側部材14に固定されるフランジ47aと、このフランジ47aから下方に延在して車幅方向に離間配置されている一対の側板47b,47cとを備えている。フランジ47aは、固定ボルト(不図示)を車体側部材14にねじ込むことで車体側部材14に取付けられている。一対の側板には47b,47cには斜め上下方向に延在するチルト長孔47dが形成されている。
なお、本発明の横剛性補強部が横剛性補強部52に対応し、本発明のスロットライナがスロットライナ50に対応し、本発明の凹部が装着溝46e1に対応し、本発明の変形規制部が変形規制部52d1〜52d5に対応している。
チルトテレスコ機構45の操作によりチルト・テレスコ調整を行なうには、先ず、一対の車幅方向変位部46b,46cが互いに離間する方向に締付け部34の操作レバー34eを回動する。これにより、車体側ブラケット47の側板47b,47cを介して一対の車幅方向変位部46b,46cを近接させる方向の力が解除され、一対の車幅方向変位部46b,46cのロアコラムに対する締付けが解除される。そして、締付けロッド34aを車体側ブラケット47のチルト長孔47dの長軸方向にスライドさせることでステアリングホイール13の傾動動作を行う。或いは、締付けロッド34aを、一対の車幅方向変位部46b,46cに装着した緩衝材49のスロットライナ50に設けたテレスコ長孔50aの長軸方向にスライドさせてアッパコラム12cを車両前後方向に移動させることで、ステアリングホイール13の伸縮動作を行う。
また、緩衝材49の横剛性補強部52は、一対の側板47b,47cに押圧されてブラケット側プレート52cが弾性変形していくと、コラム側プレート52aの内壁に当接してブラケット側プレート52cの過剰な弾性変形を抑制する変形規制部52d1〜52d5を設けているので、一対の側板47b,47c及びコラム突起部46d,46eを確実に密着させてステアリングコラム12の車幅方向(横方向)の支持剛性を高めることができる。
また、各実施形態では、手動式のチルトテレスコタイプのステアリングコラムの支持構造について説明したが、手動式のチルトタイプ、手動式のテレスコタイプのステアリングコラムの支持構造に適用しても同様の効果を奏することができる。
Claims (11)
- ステアリングホイールを取付けたステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、このステアリングコラムの車体後方側に一体に設けた金属製のコラム側ブラケットと、このコラム側ブラケットを車幅方向の外側から挟み込む一対の側板を備えて車体側部材に固定した金属製の車体側ブラケットと、前記車体側ブラケットの一対の側板に対して前記コラム側ブラケットの車両前後方向或いは車両上下方向への移動を拘束する手動式の締付け部とを備えた車両用ステアリングコラムの支持構造において、
前記一対の側板及び当該一対の側板に対向している前記コラム側ブラケットの外壁の一方の部材に、非金属からなる弾性を有する横剛性補強部を設け、
前記締付け部の緩め操作時には、前記コラム側ブラケットが車両前後方向或いは車両上下方向に移動する際に、前記一対の側板及び前記コラム側ブラケットの外壁の他方の部材が前記横剛性補強部に摺動し、
前記締付け部の締付け操作時には、前記横剛性補強部が弾性圧縮しつつ他方の部材に局部的に当接し、前記コラム側ブラケットの一対の側板が前記車体側ブラケットの外壁に面接触で当接することを特徴とする車両用ステアリングコラムの支持構造。 - 前記一対の側板及び当該一対の側板に対向している前記コラム側ブラケットの外壁の一方の部材に凹部を設け、この凹部に装着した前記横剛性補強部を、前記締付け部の緩め操作時には、前記一方の部材から所定量だけ突出して前記他方の部材に摺動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。
- 前記他方の部材に摺動する前記横剛性補強部の摺動面は、前記他方の部材に向かって凸の湾曲面として形成されていることを特徴とする請求項2記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。
- 前記他方の部材に摺動する前記横剛性補強部の摺動面は、前記他方の部材に向かって凸の円錐台として形成されていることを特徴とする請求項2記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。
- 前記凹部に入り込む前記横剛性補強部の外周に、前記凹部の内周面との係合によって前記横剛性部材の脱落を防止する突起を設けたことを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。
- 前記横剛性補強部は、弾性圧縮を促進する薄肉弾性部を設けていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。
- 前記一対の側板及び当該一対の側板に対向している前記コラム側ブラケットの外壁の一方の部材に凹部を設け、この凹部に装着した前記横剛性補強部を、前記締付け部の緩め操作時には、前記一方の部材から所定量だけ突出して前記他方の部材に摺動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。
- 前記手動式の締付け部は、前記一対の側板及び前記コラム側ブラケットを車幅方向に貫通する締付けロッドを備えており、
前記一対の側板及び当該一対の側板に対向している前記コラム側ブラケットの外壁の一方の部材に、挿通した前記締付けロッドを案内する非金属からなるスロットライナと、このスロットライナに離間して一体化された前記横剛性補強部とを設け、
前記締付け部の緩め操作時には、前記横剛性補強部が前記一対の側板及び前記コラム側ブラケットの外壁の他方の部材に摺動することを特徴とする請求項1記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。 - 前記一対の側板及び当該一対の側板に対向している前記コラム側ブラケットの外壁の一方の部材に、コラム軸方向に延在する凹部を設け、この凹部内に直方体形状の前記横剛性補強部を装着し、
前記横剛性補強部は、前記締付け部の締付け操作時に、前記他方の部材に押圧されて前記凹部の底に向けて弾性変形しながら前記他方の部材に面接触で当接することを特徴とする請求項8記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。 - 前記横弾性補強部は、前記締付け部の締付け操作時に、過剰な弾性変形を規制する変形規制部を設けていることを特徴とする請求項8又は9記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。
- 前記ステアリングコラムを、車両前方に位置するインナコラムと、車両後方に位置するアウタコラムと、このアウタコラムの車両後方側に一体に設けられ、前記インナコラムをコラム軸方向に摺動自在に外嵌する前記車体側ブラケットとで構成するとともに、
前記アウタコラム及び前記車体側ブラケットを、軽合金材料で形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の車両用ステアリングコラムの支持構造。
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