JP2009262596A - ステアリング装置とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インナーコラム10aとアウターコラム11aとの上端部に、それぞれ開口部37a、37bを設ける。又、車体に固定するブラケットの1対の側壁部の間に配置される、上記アウターコラム11aの1対の平板部30b、30bの下端縁同士を連結する連結平板部32を、平板とする。上記ステアリングシャフト3bは、上記両開口部37a、37bを通じて、上下方向から挿入可能である。又、チルト操作時に上記両平板部30b、30bに互いに近づく方向に力が作用しても、上記連結平板部32により突っ張れる。
【選択図】図1
Description
このうちのステアリングシャフトは、インナーシャフトとアウターシャフトとを、回転力の伝達自在に、且つ軸方向に関する相対変位を可能に組み合わせて成る。
又、上記ステアリングコラムは、インナーコラムとアウターコラムとを、軸方向に関する相対変位を可能に組み合わせて成り、上記ステアリングシャフトを回転自在に挿通する。
又、車体に固定のブラケットを構成する、それぞれが上下方向に配置された1対の側壁部同士の間に、上記インナー、アウター両コラムのうちの何れか一方のコラムを配置した状態で、上記両側壁部の間隔を変える事により、これら両側壁部とこの一方のコラムのうちのこれら両側壁部と当接する部分との間に生じる摩擦力を変化させて、上記ステアリングコラムを上記ステアリングシャフトと共に、上下方向に揺動可能又は揺動不能とする。
又、上記両コラムの上下方向他端側に、少なくとも上記ステアリングシャフトがこれら両コラムと平行な状態で、このステアリングシャフトの中間部が進入可能な開口部を、それぞれ設けている。
更に、上記インナーコラムの軸方向一端部と、上記アウターコラムの軸方向他端部とに、上記ステアリングシャフトの両端部を回転自在に保持する保持部材を、それぞれ固定している。
先ず、インナーシャフトとアウターシャフトとを組み合わせてステアリングシャフトとすると共に、これらインナー、アウター両シャフトのそれぞれの端部に保持部材を配置して、ステアリングシャフト組立体とする。尚、上記インナー、アウター両シャフトを組み合わせる工程と、これら両シャフトの端部に保持部材を配置する工程との順番は、組み合わせ作業を行える限り、特に問わない。
又、インナーコラムとアウターコラムとを組み合わせてステアリングコラムとする。尚、この工程は、上述のステアリングシャフト組立体の組立工程以前に行っても良い。
次に、上記両コラムの開口部を通じて上下方向他端側から、上記ステアリングシャフト組立体の中間部を進入させる。
これと共に、上記両コラムのそれぞれの端部に設けた、このステアリングシャフト組立体の両端部に配置した保持部材が上下方向他端側から進入可能な第二の開口部を通じて、これら両保持部材を配置する。
その後、これら両保持部材を、例えば、上記両コラムのそれぞれの端部の一部をかしめたり、或は、ねじ止め、溶接等により、これら両コラムのそれぞれの端部に固定する。
又、ステアリングシャフトの両端部をステアリングコラムの両端部に回転自在に保持する保持部材の、このステアリングコラムに対する固定は、上述したかしめによる構造以外であっても良い。例えば、ねじ止めや、上記保持部材が金属製の場合には溶接により行う事もできる。
又、ステアリングシャフトを構成するインナー、アウター両シャフト、或は、ステアリングコラムを構成するインナー、アウター両コラムの前後の位置関係は、上述した実施の形態と異ならせる事もできる。例えば、両コラムの前後の位置関係を、この実施の形態と逆にし、インナーコラムをブラケットに支持する構造の場合、このインナーコラムを構成する連結部の両端部を折り曲げる事なく、1対の平板部の一端縁に直接連続させる。
更に、上記ステアリングコラムの上下方向に関する上下関係を、上述の実施の形態と逆にしても良い。この場合、ステアリングシャフト組立体を、上記ステアリングコラム内に上下方向下方から挿入する。
2 ステアリングホイール
3、3a、3b ステアリングシャフト
4、4a、4b、4c ステアリングコラム
5 操舵力補助装置
6 タイロッド
7 ステアリングギヤユニット
8、8a インナーシャフト
9、9a アウターシャフト
10、10a インナーコラム
11、11a アウターコラム
12 ギヤハウジング
13 出力軸
14 支持ブラケット
15 車体
16 自在継手
17 中間シャフト
18 別の自在継手
19 入力軸
20 インナーシャフト
21 アウターシャフト
22 電動モータ
23 平板部
24 湾曲部
25 ブラケット
26、26a レバー
27、27a チルトボルト
28、28a チルトナット
29 側壁部
30a、30b 平板部
31 連結部
32 連結平板部
33 凹部
34 長孔
35 切り欠き
36a、36b 保持部材
37a、37b 開口部
38a、38b 突出板部
39 透孔
40 段部
41 小孔
42a、42b 突部
43 揺動腕
44 貫通孔
45 転がり軸受
46 保持孔
47 段部
48 係合凹部
49 ブラケット
50 側壁部
51 取付部
52 透孔
53 延出板部
54 通孔
55 突部
56a、56b 第二の開口部
57 ステアリングシャフト組立体
58 素子
59 段部
60、60a 係合突部
61、61a 係合凹部
62 折り曲げ突部
Claims (2)
- インナーシャフトとアウターシャフトとを、回転力の伝達自在に、且つ軸方向に関する相対変位を可能に組み合わせて成るステアリングシャフトと、インナーコラムとアウターコラムとを、軸方向に関する相対変位を可能に組み合わせて成り、上記ステアリングシャフトを回転自在に挿通するステアリングコラムとを備え、
車体に固定のブラケットを構成する、それぞれが上下方向に配置された1対の側壁部同士の間に、上記インナー、アウター両コラムのうちの何れか一方のコラムを配置した状態で、上記両側壁部の間隔を変える事により、これら両側壁部とこの一方のコラムのうちのこれら両側壁部と当接する部分との間に生じる摩擦力を変化させて、上記ステアリングコラムを上記ステアリングシャフトと共に、上下方向に揺動可能又は揺動不能とするステアリング装置に於いて、
上記一方のコラムは、それぞれが、上下方向に存在して軸方向に配置された1対の平板部と、これら両平板部の上下方向一端縁同士を連結する、軸方向に配置された平板である連結平板部とを備え、上記両平板部の外側面が上記両側壁部の内側面にそれぞれ当接するものであり、
上記両コラムの上下方向他端側に、少なくとも上記ステアリングシャフトがこれら両コラムと平行な状態で、このステアリングシャフトの中間部が進入可能な開口部をそれぞれ設けており、上記インナーコラムの軸方向一端部と、上記アウターコラムの軸方向他端部とに、上記ステアリングシャフトの両端部を回転自在に保持する保持部材をそれぞれ固定した事を特徴とするステアリング装置。 - 請求項1に記載したステアリング装置の製造方法であって、インナーシャフトとアウターシャフトとを組み合わせてステアリングシャフトとすると共に、これらインナー、アウター両シャフトのそれぞれの端部に保持部材を配置して、ステアリングシャフト組立体とし、インナーコラムとアウターコラムとを組み合わせてステアリングコラムとし、これら両コラムの開口部を通じて上下方向他端側から、上記ステアリングシャフト組立体の中間部を進入させると共に、上記両コラムのそれぞれの端部に設けた、このステアリングシャフト組立体の両端部に配置した保持部材が上下方向他端側から進入可能な第二の開口部を通じて、これら両保持部材を配置した後、これら両保持部材を上記両コラムのそれぞれの端部に固定する、ステアリング装置の製造方法。
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