JP2009096325A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 可変ギア比機構により転舵輪の転舵角に対する操舵ハンドルの回転角度の伝達ギア比を変化させるとともに、電動パワーステアリングにより操舵時の補助力を発生させるステアリング装置の故障を検知する故障検知装置において、
   前記電動パワーステアリングに用いられ前記補助力の発生源となるアシストモータの回転速度を、前記アシストモータのモータ電流と印加電圧とから算出する算出部と、
   前記可変ギア比機構に用いられ回転することにより前記伝達ギア比を変化させる差動ギア用モータの回転速度と、前記操舵ハンドルの回転速度と、算出された前記アシストモータの回転速度とから前記故障の判定を行う判定部とを有し、
   前記操舵ハンドルの回転速度と前記伝達ギア比を変化させる差動ギア用モータの回転速度と前記アシストモータの回転速度との関係が所定の関係を満たさないときに故障と判定することを特徴とするステアリング装置の故障検知装置。
2. 前記電動パワーステアリングがラック＆ピニオン式ギアボックスを有する請求項１記載のステアリング装置の故障検知装置において、
   前記操舵ハンドルの回転速度と前記伝達ギア比を変化させる差動ギア用モータの回転速度よりピニオン回転速度を算出し、
   前記アシストモータの回転速度からもピニオン回転速度を算出し、
   それぞれ算出したピニオン回転速度の差が所定の関係を満たさないときに故障と判定することを特徴とするステアリング装置の故障検知装置。
3. 可変ギア比機構により転舵輪の転舵角に対する操舵ハンドルの回転角度の伝達ギア比を変化させるとともに、電動パワーステアリングにより操舵時の補助力を発生させるステアリング装置の故障を検知する故障検知装置において、
   前記電動パワーステアリングに用いられ前記補助力の発生源となるアシストモータの回転角度を、前記アシストモータのモータ電流と印加電圧とから算出する算出部と、
   前記可変ギア比機構に用いられ回転することにより前記伝達ギア比を変化させる差動ギア用モータの回転角度と、前記操舵ハンドルの回転角度と、算出された前記アシストモータの回転角度とから前記故障の判定を行う判定部とを有し、
   前記操舵ハンドルの回転角度と前記伝達ギア比を変化させる差動ギア用モータの回転角度と前記アシストモータの回転角度との関係が所定の関係を満たさないときに故障と判定することを特徴とするステアリング装置の故障検知装置。
4. 前記電動パワーステアリングがラック＆ピニオン式ギアボックスを有する請求項３記載のステアリング装置の故障検知装置において、
   前記操舵ハンドルの回転角度と前記伝達ギア比を変化させる差動ギア用モータの回転角度よりピニオン回転角度を算出し、
   前記アシストモータの回転角度からもピニオン回転角度を算出し、
   それぞれ算出したピニオン回転角度の差が所定の関係を満たさないときに故障と判定することを特徴とするステアリング装置の故障検知装置。