JP2009095052A - 携帯電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラ撮影時に被写体の音声を録音することができる携帯電話装置を提供することを目的としている。
【解決手段】第一の筐体と第二の筐体を開閉自在に支持する携帯電話装置に、第一の筐体又は第二筐体の外側に第一のマイクロフォン及びカメラと、第二の筐体に第二のマイクロフォンを設けることで、撮影するときは第一の筐体1の外側と被写体Bが向かい合うこと
となり、被写体の発する音声等を第一のマイクロフォンで直接受け、より確実に撮影しつつ音声を録音することができるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロフォン及びカメラを備えた携帯電話装置に関する。
近年、携帯電話装置に関する技術進歩は目覚しく、カメラや音声録音機能等を搭載した携帯電話装置がある(例えば特許文献1)。特に音声録音機能を搭載した携帯電話装置の例としては、一つの送話用マイクロフォンに近接する位置にもう一つマイクロフォンを備えた携帯電話装置がある。
上記の携帯電話装置は、図12、図13に示すように、第一の筐体100及び第二の筐体101がヒンジ102で一体化され、かつ互いに回転可能に支持されていて、筐体をそれぞれの対向面100a、101aを接近させて二つ折りにできる。図12は筐体を開いた状態、図13は筐体を二つ折りした状態である。第一の筐体100にはイヤースピーカ開口部103とアンテナ106が設けられている。第二の筐体101には第一のマイクロフォン用開口部104、キー操作部105が設けられ、また第一のマイクロフォン用開口部104に対向する位置に第二のマイクロフォン用開口部107が設けられている。そして第一のマイクロフォン開口部104及び第二のマイクロフォン開口部107の内部には、それぞれ第一及び第二のマイクロフォンが備えられ、これらマイクロフォンに入る音声を録音する装置が携帯電話装置内部に備えられる。
そして上記携帯電話装置を開いている状態の時には、第一のマイクロフォンの利得を大きくする。また、上記携帯電話装置を二つ折りにした状態の時には、第二のマイクロフォンの利得を大きくする。これにより、通常の携帯電話として使用するだけではなく、携帯電話装置を開いた状態でも二つ折りにした状態でも効率良く音声を録音することができる(例えば特許文献2)。
特開平11−215217号公報(第4頁、第1図) 特開平9−93318号公報(第4、5頁、第1,2図)
しかしながら、上記の携帯電話装置において、第一の筐体100にカメラを備え、カメラで撮影しながら音声を録音することを想定すると、カメラ側にマイクロフォンを設けていないため、携帯電話装置のカメラを被写体に向けた状態で被写体の発する音声を録音しつつ撮影することはできなかった。
また、カメラで撮影しながら音声を録音し、あるいはボイスレコーダーとして携帯電話を使用することを考えると、上記の携帯電話装置のように、携帯電話装置の開閉状態に応じてマイクロフォンの利得を変えるだけでは、マイクロフォンにより十分に音声をひろうことができなかった。
そこで本発明は、筐体の外側にカメラとマイクロフォンを設けることで、カメラ撮影時に被写体の音声を録音しあるいは送出することができる携帯電話装置を提供することを第一の目的としている。
そして、カメラで撮影しながら音声を録音しあるいは送出する、またはボイスレコーダーとして使用したとしても、確実に音声を録音することができる携帯電話装置を提供することを第二の目的としている。
本発明は、第一の筐体と第二の筐体を開閉自在に支持する携帯電話装置であって、前記第一の筐体又は前記第二の筐体の外側に第一のマイクロフォン及びカメラを、前記第二の筐体に第二のマイクロフォンを設けた携帯電話装置である。これによって、カメラで撮影をしながら被写体の音声を録音等することができる。
また本発明は、前記第一のマイクロフォンの利得及び前記第二のマイクロフォンの利得を調整する利得調整手段を設けた携帯電話装置である。これによって、携帯電話の使用状況に応じてマイクロフォンの利得を調整することができ、確実に音声を録音等することができる。
また本発明は、前記利得調整手段は、前記第一のマイクロフォンの利得を第一の筐体が閉じている時は開いていたときより大きくする携帯電話装置である。これによって、携帯電話装置をボイスレコーダーとして使用しているとき、確実に音声を録音等することができる。
また本発明は、前記カメラを動作させている時に前記第一のマイクロフォンを動作させるようにした携帯電話装置である。これによって、カメラで撮影しながらでも、確実に被写体の音声を録音等することができる。
また本発明は、前記カメラを動作させている時に前記第二のマイクロフォンを動作させるようにした携帯電話装置である。これによって、カメラで撮影しながらでも、確実に音声を録音等することができる。
前記第一のマイクロフォンと前記第二のマイクロフォンの動作を切り替えるマイクロフォン切り替え手段を設けた携帯電話装置である。これによって、携帯電話の使用状況に応じてマイクロフォンを動作させることができる。
本発明によれば、携帯電話装置にカメラとマイクロフォンを設け使用状況に応じてマイクロフォンの利得を切り替えるようにしているため、ボイスレコーダーとしての機能を有しつつ、カメラ撮影時に被写体の音声を録音しあるいは送出することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置を図面と共に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置であり、筐体を開いた状態の外観図である。1は第一の筐体を2は第二の筐体を示し、ヒンジ3にて支持されており、開閉自在にすることができる。第一の筐体1の外側にはカメラ5及び第一のマイクロフォン11が備えられ、カメラ5のレンズを通した映像をメインディスプレイ6に映し出すことができる。7はスピーカであって第一の筐体の内側に備えられ、通話中の使用者は、スピーカ7から通話相手の音声を聞き取ることができる。第二の筐体2には、第二のマイクロフォン8が備えられており、使用者の音声等をひろう。また9はテンキーであって、携帯電話装置を制御するための操作ボタンとなる。第二の筐体2の側面には、カメラ用ボタン12と録音ボタン13が設けてある。カメラ用ボタン12を所定時間、長押しするとカメラモードになり、カメラモードになった状態でカメラ用ボタン12を再び押すと、撮影した画像とマイクロフォン11がひろった音声をメモリに保存するようにしている。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置であり、筐体を閉じた状態の外観図である。第一の筐体1の外側にはカメラ5及びサブディスプレイ10が備えられ、サブディスプレイ10にはカメラ5のレンズを通した映像を映し出すことができる。また11は第一のマイクロフォンであって、外部の音声をひろうことができる。そのため、図2のように筐体を閉じた状態でも、カメラ用ボタン12を用いて撮影した画像と第一のマイクロフォン11でひろった音声をメモリに保存することができる。また、これとは別に録音ボタン13を押すとマイクロフォン11により周囲の音声を録音するボイスレコーダーとして使うことができる。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置の構成のブロック図である。31はカメラ制御手段でありカメラ5の動作を制御する。33はディスプレイ制御手段でありメインディスプレイ6及びサブディスプレイ10を制御し、ディスプレイ切り替え手段34により動作するディスプレイを切り替える。35はマイクロフォン制御手段であり第一のマイクロフォン11及び第二のマイクロフォン8を制御し、マイクロフォン切り替え手段36により動作するマイクロフォンを切り替え、利得調整手段37により動作するマイクロフォンの利得を調整する。すなわち、利得調整手段37により第一のマイクロフォン11の利得が調整され利得が大きくなった場合は、第一の筐体1の外側の音声がよりひろいやすくなる。一方、第二のマイクロフォン8の利得が調整され利得が大きくなった場合は、第二の筐体2の内側の音声がよりひろいやすくなる。マイクロフォン制御手段35は全体制御手段41に備えられた音声処理手段に接続される。音声処理手段はマイクロフォンからの音声信号をディジタル信号に変えメモリ40に記憶したり無線手段により他の携帯電話装置に送信できるようにする。38は開閉検出手段であって、筐体が開いている状態であるか閉じている状態であるかを検出する。39はテンキー9等のキー操作部であって、マイクロフォン切り替え手段36の切り替え及び利得調整手段37の制御等の各種機能の動作を操作する。40はメモリであって、カメラ5等で撮影した画像や第一のマイクロフォン11でひろった音声を録音した音声データ等を保存する記憶媒体である。41は全体制御手段であって、携帯電話装置に備えられるカメラ機能及び録音機能等を制御する。そして、カメラ用ボタン12を長押しすることで、全体制御手段41にカメラモードの動作制御を開始させ、カメラ制御手段31とマイクロフォン制御手段35によりカメラ5で画像信号を、第一のマイクロフォン11又は第二のマイクロフォン8で音声信号を取り込んで、メインディスプレイ6又はサブディスプレイ10にモニター画像を表示するようにしている。モニター画像を表示しているときに再びカメラ用ボタン12が押されると、表示していた画像とカメラ用ボタン12が押されてから所定時間、例えば10秒間の音声をメモリ40に保存する。録音ボタン13を押すことにより全体制御手段41に録音モードの動作制御を開始させ、押している間にマイクロフォンに入力される音声をメモリ40に保存するようにしている。使用者は、キー操作部39を操作することで、全体制御手段41を介して通信制御部203を制御することができる。
201はアンテナであり、このアンテナ201に送受信部202を接続している。この送受信部202は、送信/受信を振り分けるアンテナスイッチを備えており、アンテナ201からの信号の受信、アンテナ201への信号の送信を行う。そして、この送受信部202に通信制御部203を接続する。通信制御部203は、送受信部202へ信号を送受信し、全体制御手段41から送られる音声データの制御や、全体制御手段41へ信号の送信等を行う。また通信制御部にはインターネット接続機能を持たせており、カメラで撮影した映像や第一のマイクロフォン11を通じ録音した音声データ等をメール配信することができる。
以上のように構成された携帯電話装置について、以下その動作を図4を用いて説明する。図4は上記の実施の形態に係る携帯電話装置を用いて、使用者Aが被写体であるBを撮影しつつ、Bの音声を録音している場合の外観図である。
まず使用者Aは本発明に係る携帯電話装置を開いた状態にし、カメラ用ボタン12を長押しして全体制御手段41を操作し、カメラ5を動作させることで使用者Aの対面にいる被写体Bを撮影する。このとき、開閉検出手段38は筐体が開いていることを検知し、全体制御手段41はディスプレイ制御手段33を制御しディスプレイ切り替え手段34によりメインディスプレイ6を動作させ、マイクロフォン制御手段35を制御しマイクロフォン切り替え手段36により第一のマイクロフォン11を動作させる。これにより、使用者はメインディスプレイ6を見て被写体Bのモニター画像を確認して再びカメラボタン12を押すことにより画像をメモリ40に保存することができ、またカメラ5を動作させている時に第一のマイクロフォン11を動作させ、利得調整手段37により第一のマイクロフォンの利得を大きくし、カメラ用ボタン12を押してからの所定時間、例えば10秒間の音声をメモリに保存する。
これによって、使用者Aはカメラ5で被写体Bを撮影しつつ被写体Bの音声を録音することができる。また本発明に係る携帯電話装置は、メモリ40を備えているため、上記のように撮影した画像及び録音したデータを保存するだけでなく、メモリ40から読み出すこともできる。さらには通信制御部203により被写体Bの音声のついた画像をメールで配信することができる。
また本発明に係る携帯電話装置は、第一の筐体1の外側に第一のマイクロフォン11及びカメラ5を備えているため、撮影するときは第一の筐体1の外側と被写体Bが向かい合うこととなり、被写体Bの発する音声を第一のマイクロフォン11で直接受けることができる。そのため、より確実に撮影しつつ音声を録音することができる。
さらに本発明に係る携帯電話装置は、利得調整手段37により第一のマイクロフォン11が動作しているときに利得を大きくすることができるため、より確実に撮影しつつ音声を録音することができる。
次に図5は、本発明に係る携帯電話装置を閉じた状態で使用し、使用者Aが被写体であるAを撮影しつつ、Aの音声を録音している場合の外観図である。図5において、使用者Aは本発明に係る携帯電話装置を筐体が閉じている状態で使用し、自分自身を撮影する。まず使用者Aはカメラ用ボタン12を操作して第一のカメラ5を動作させるよう制御する。また撮影時に使用者Aの声を録音するためにマイクロフォンを動作させる。そして、使用者Aは第一の筐体が閉じている状態で自らを撮影しつつ音声を第一のマイクロフォン11に向かって発する。この際に、開閉検出手段38は筐体が閉じていることを検知し、全体制御手段41はディスプレイ制御手段33を制御しディスプレイ切り替え手段34によりサブディスプレイ10を動作させ、マイクロフォン制御手段35を制御しマイクロフォン切り替え手段36により第一のマイクロフォン11を動作させる。これにより、使用者はサブディスプレイ10を見て被写体Aとカメラ5の距離等を調整することができ、またカメラ5を動作させている時に第一のマイクロフォン11を動作させて撮影しつつ音声を録音することができる。さらに被写体Aの音声を録音するときは、利得調整手段37により第一のマイクロフォンの利得を大きくするようにする。
これによって、使用者Aはカメラ5で被写体Aを撮影しつつ被写体Aの音声を録音することができる。また本発明に係る携帯電話装置は、メモリ40を備えているため、上記のように撮影した画像及び録音したデータを保存するだけでなくメモリ40から読み出すこともできる。さらには通信制御部203により被写体の音声のついた画像をメールで配信することができる。
また本発明に係る携帯電話装置は、第一の筐体1の外側に第一のマイクロフォン11及びカメラ5を備えているため、撮影するときは第一の筐体1の外側と被写体Aが向かい合うこととなり、被写体Aの発する音声を第一のマイクロフォン11で直接受けることができる。そのため、より確実に撮影しつつ音声を録音することができる。
さらに本発明に係る携帯電話装置は、利得調整手段37により第一のマイクロフォン11が動作しているときに利得を大きくすることができるため、より確実に撮影しつつ音声を録音することができる。
なお、上記の実施の形態では、第一の筐体1と第二の筐体2はヒンジ3にて支持されているが、ヒンジ以外の構成で支持しても良い。
また本発明に係る携帯電話装置は、カメラ5は動作させずにマイクロフォンを動作させることで、ボイスレコーダーとして使用することができる。具体的には、使用者はまず使用者Aは録音ボタン13を操作して第一のマイクロフォン11を動作させ、カメラ5を動作させないように制御する。そして、使用者Aは第一の筐体5が閉じている状態で第二の筐体2の外側の面が接するように机等の携帯電話装置を置く。この際に、開閉検出手段38は筐体が閉じていることを検知し、全体制御手段41は利得調整手段37を制御し第一のマイクロフォン11の利得を大きくする。この第一のマイクロフォン11の利得は、実施の形態1のように筐体を開いていたときよりも大きくなるようにする。
これによって、使用者は本発明に係る携帯電話装置をボイスレコーダーとして使用することができる。また第一のマイクロフォン11の利得を筐体が閉じているときは開いているときより大きくしたため、第一のマイクロフォン11はより携帯電話装置周辺の音声をひろうことができ、確実に音声を録音することができる。
図6に本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の制御動作のフローチャートを示す。携帯電話装置のキー操作部39の図示しない電源ボタンを押して電源を入れると(ステップS1)、全体制御手段41は送受信部202と通信制御部203に電源を投入し、図示しない携帯電話通信網に対して制御信号を間欠送受信して着信待ち受け状態になる(ステップS2)。着信があり(ステップS3)、キー操作部39から通話開始の信号が入力されると、全体制御手段41は通話モードの制御を開始する(ステップS4)。マイクロフォン制御手段35は、利得調整手段37によりマイクロフォン11の利得をゼロにする。また、マイクロフォン8の利得を予め定めた通常通話レベルにする(ステップS6)。これにより、第一の筐体1の外側にあるマイクロフォン11は音を拾わなくなり、第二の筐体2のマイクロフォン8で通話者の音声を拾うようにしている。その後、キー操作部39から通話を終了する信号が入力されると、全体制御手段41は通話を終了する(ステップS7)。
なお、着信待ち受け状態で(ステップS2)、着信が無い状態で(ステップS3)、第二の筐体2の側面にあるカメラ用ボタン12が所定時間、例えば1秒間以上、長押しされると(ステップS8)、全体制御手段41は、カメラモードの制御を開始する(ステップS9)。全体制御手段41は、開閉検出手段38により、筐体の開閉状態を検出し、第一の筐体1が開いていたときには(ステップS10)、マイクロフォン11の利得を前述のマイクロフォン8で説明した通常の通話レベルよりも利得を大きくする。なお、マイクロフォン8の利得は通常の通話レベルにする。同時に、カメラ5を動作させ、デイスプレイ6にカメラ5からの画像をモニター表示する(ステップS11)。使用者は、ディスプレイ6のモニター表示を見て、カメラ用ボタン12を再び押すと(ステップS12)、全体制御手段41は、カメラ用ボタン12が押されたときの画像をカメラ制御手段31から受け取ってメモリ40に保存する。そして、マイクロフォン11とマイクロフォン8から入力される音声信号が、カメラ用ボタン12が押されてから所定時間、例えば10秒間分、マイクロフォン制御手段35から全体制御手段41に受け渡されメモリ40に保存される(ステップS13)。このまま、再びカメラ用ボタン12を押すと、新たな画像と新たな音声をメモリ40に保存する。キー操作部39からカメラモード終了信号が入力されると、全体制御手段41は、カメラモードを終了する(ステップS14)。
ステップS9で、カメラモードの制御が始まったときに、筐体が閉じていたときには(ステップS10)、全体制御手段41は、マイクロフォン11の利得を通常の通話レベルより大きくし、マイクロフォン8の利得をゼロにする。そして、カメラ5を動作させ、カメラ5で撮像する画像をディスプレイ10にモニター表示する(ステップS17)。このことにより、第一の筐体1を閉じた状態で再びカメラ用ボタン12を押すと(ステップS12)、カメラ5からの画像とマイクロフォン11からの音声をメモリ40に保存する(ステップS13)。キー操作部39からカメラモード終了信号が入力されると、全体制御手段41は、カメラモードを終了する(ステップS14)。
なお、図6のステップS11あるいはステップS17でモニター表示しているときに、カメラ用ボタン12が押される代わりに、開いていた第一の筐体1が閉じたり、逆に閉じていた第一の筐体1が開いたときには、第一の筐体1の開閉状態に応じて、モニター表示するディスプレイを切り替え、マイクロフォン8の利得を変更している。
着信待ち受け状態で、着信が無く、カメラ用ボタン12も押されていない状態で、第一の筐体1の側面にある録音ボタン13が長押されると(ステップS15)、全体制御手段41は、録音モードを開始する(ステップS16)。図6では、録音モードの動作のフローチャートの詳細を省略しているが、録音モードでは、録音ボタン13が押されると、マイクロフォン11が拾う音声信号をメモリ40に保存するようにしている。
以上説明したように、本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置によれば、着信待ち受け時に着信があれば、通話モードで通常の通話をすることができ、着信待ち受け時にカメラ用ボタン12が長押しされると、カメラモードでカメラ5による画像とマイクロフォンからの音声を保存することができる。
なお画像と音声の保存については、第一の筐体1を開いたときはもちろん、第一の筐体1を閉じたときでもマイクロフォンの利得を切り替え、またモニター表示するディスプレイを切り替えて保存することができる。
また、着信待ち受け時に録音ボタン13が長押しされると、録音モードで、録音ボタン13を押している時、のマイクロフォン11からの音声がメモリ40に保存してボイスレコーダーとして使用することも可能である。
さらに、上記の実施の形態では、カメラ動作時にメインディスプレイ6を動作させるようにしたが、サブディスプレイ10を動作させ、被写体Bが撮影状態を確認できるようにしても良い。また、第一のマイクロフォン11だけではなく、第二のマイクロフォンを動作させ利得を大きくしてよい。これにより、被写体Bだけではなく使用者Aの音声も録音することができる。このとき、被写体Bの音声は第一のマイクロフォン11で、使用者Aの音声は第二のマイクロフォン8でひろわれるため、確実にそれぞれの音声を録音することができる。また、カメラは第一の筐体の外側だけではなく、内側に設けても良い。また第二の筐体2の外側にカメラ及び第一のマイクロフォン11を設けても良い。さらに、第一の筐体1と第二の筐体2はヒンジ3にて支持されているが、ヒンジ以外の構成で支持しても良い。
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話装置の動作を図面を用いて説明する。図7は、本発明の第二の実施の形態に係る携帯電話装置の第一の筐体201を開いたときの外観図を、図8は、第一の筐体201を閉じたときの外観図を示している。第一の筐体201は第二の筐体202に対してヒンジ3で開閉自在に支持しているのは、既に説明した第一の実施の形態の携帯電話装置と同じであるが、第二の筐体202の側面にはカメラ用ボタン12、録音ボタン13に加えて、音量増大ボタン203、音量減少ボタン204と、マイク切替ボタン205を設けている。カメラモード、あるいは録音モードが開始した状態で音量増大ボタン203を押すとマイクロフォン11の利得が大きくなり、音量減少ボタン204を押すとマイクロフォン11の利得が小さくなるようにしている。また、カメラモードが開始した後、マイク切替ボタン205を押すと、音声を入力するマイクロフォンを第一の筐体201の外側のマイクロフォン11あるいは第二の筐体202にあるマイクロフォン8のどちらかだけに選択できるようにしている。なお、他の部分については、既に図1、図2を用いて説明した第一の実施の形態に係る携帯電話装置と同じなので、同じ部分には同じ番号を付して、説明を省略する。
図9に、本発明の第二の実施の形態に係る携帯電話装置の制御動作のフローチャートを示す。図9において、携帯電話装置に電源が入り(ステップS1)、着信待ち受け状態となり(ステップS2)、着信がない状態で(ステップS3)、カメラ用ボタン12が長押しされると(ステップS8)、カメラモードの制御が始まり(ステップS9)、第一の筐体の開閉状態に応じてマイクロフォンの利得が切り替えられ、カメラ5が動作し、外部から見えるティスプレィにモニター画像が表示されるまでの動作ステップは既に図6で示したのと同じである。第二の実施の形態に係る携帯電話装置では、モニター表示しているときに第二の筐体202の側面のマイク切替ボタン205が押されると(ステップS21)、音声を拾うマイクロフォン11として、マイクロフォン11と8のいずれか一つを選択し、マイク切替ボタン205を押す毎に交互に選択状態が切り替わるようにしている。例えば、第一の筐体201が開いた状態でカメラモードの動作が始まると、ステップS11によりマイクロフォン11の利得が大きくなっているが、マイク切替ボタン205を押すと、マイクロフォン11の利得をゼロに切り替え、マイクロフォン8の利得を大きくする。このことにより、既に説明した図4のように、携帯電話装置の第一の筐体を開き、カメラ5で被写体Bを撮影しているときに、携帯電話装置の使用者の声を録音することができる。そして、更にマイク切替ボタン205を次々と押すことにより、使用者Aと被写体Bの声を交互に録音するということもできる。
なお、ステップ21において、第二の筐体202の側面の音量増大ボタン203あるいは音量減少ボタン204を押すと、マイクロフォンの切替と同時に選択しているマイクロフォンの利得を増大したり、減少させることもできるようにしている。
(実施の形態3)
以下、本発明の第三の実施の形態に係る携帯電話装置の動作を図面を用いて説明する。図10は、本発明の第三の実施の形態に係る携帯電話装置の第一の筐体301を開いたときの外観図を示している。本発明の第三の実施の形態に係る携帯電話装置は、第一の筐体301の外側に動画を撮像できるカメラ306を搭載し、おなじく第一の筐体301の内側に動画を撮像できるカメラ307を搭載して、動画像と音声を無線送信するテレビ電話として構成している。また、第一の筐体301の側面には、第一の筐体301が閉じたときでもスピーカ7の音声が外に出るように音孔207を開けている。その他の基本的な構成部分については、第二の筐体302の側面に、音量増大ボタン203、音量減少ボタン204、そしてマイク切替ボタン205等を設けた点など、既に第二の実施の形態の携帯電話装置と同じであるため、同じ部分については、同じ番号を付して説明を省略する。
図11に、本発明の第三の実施の形態に係る携帯電話装置の制御動作のフローチャートを示す。図11において、携帯電話装置に電源が入り(ステップS31)、着信待ち受け状態となり(ステップS32)、着信があると(ステップS33)、テレビ電話による着信か否かを判定する(ステップS34)。着信がテレビ電話で無ければ、全体制御手段41は第一の筐体301を開いた状態でマイクロフォン8で通話する音声通話モードの通話動作を開始する(ステップS35)。すなわちマイクロフォン11の利得をゼロにし、マイクロフォン8の利得を通常の通話レベルにする。そして、キー操作部39から通話を終了する信号が入力されると(ステップS37)、再び着信待ち受け状態に戻る。
図11のステップS34で、テレビ電話の着信があったと判定すると(ステップS34)、全体制御手段41はテレビ電話モードの制御を開始する(ステップS38)。全体制御手段41は、開閉検出手段38により第一の筐体301の開閉状態を検出し(ステップS39)、第一の筐体301が開いていると(ステップS39)、マイクロフォン11の利得をゼロにし、マイクロフォン8の利得を通常の通話レベルにするとともに、カメラ307を駆動して第一の筐体301の内側にあるディスプレイ6にカメラ307のモニター画像303と送信されてきたテレビ電話画像304を表示する(ステップS40)。そして、画像と音声を送受信して通話する(ステップS41)。
なお、テレビ電話モードの制御を開始したときに第一の筐体301が閉じていたとき、あるいは開いていた第一の筐体301が閉じたときには、マイクロフォン11の利得を通常の通話レベルより大きくし、マイクロフォン8の利得をゼロに切り替え、カメラ306で撮像した画像をティスプレイ10にモニター表示する(ステップS43)。第一の筐体301が閉じた状態でも、既に説明した音孔207からスピーカ7の音声が聞こえるので、第一の筐体301を閉じた状態でも、ディスプレイ10のモニター画像を見ながら、使用者の顔をカメラ306で撮影し、使用者の音声をマイクロフォン11から拾って送信することにより、テレビ電話の通話を行うことができる。
また、図11のフローチャートでは、第一の筐体301を開いた状態でテレビ電話の通話中に、使用者を撮影するカメラをカメラ307から306に切り替える用にしておけば、携帯電話装置を使用している使用者だけでなく、その反対側の画像と音声を送信することもできる。
本発明にかかる携帯電話装置は、筐体の外側にマイクロフォン及びカメラを設け使用状況に応じてマイクロフォンの利得を切り替えるようにしているため、音声録音機能及びカメラ機能を備える携帯電話装置等に有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置の外観図 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置の外観図 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置のブロック図 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置を使用する時の外観図 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置を使用する時の外観図 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置の制御動作のフローチャート 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話装置の外観図 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話装置の外観図 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話装置の制御動作のフローチャート 本発明の第3の実施の形態に係る携帯電話装置の外観図 本発明の第3の実施の形態に係る携帯電話装置の制御動作のフローチャート 従来の携帯電話装置の外観図 従来の携帯電話装置の外観図
符号の説明
1 第一の筐体
2 第二の筐体
3 ヒンジ
5 カメラ
6 メインディスプレイ
7 スピーカ
8 第二のマイクロフォン
9 テンキー
11 第一のマイクロフォン
12 カメラ用ボタン
13 録音ボタン

Claims (6)

  1. 第一の筐体と第二の筐体を開閉自在に支持する携帯電話装置であって、
    前記第一の筐体又は前記第二の筐体の外側に第一のマイクロフォン及びカメラを、
    前記第二の筐体に第二のマイクロフォンを
    設けた携帯電話装置。
  2. 前記第一のマイクロフォンの利得及び前記第二のマイクロフォンの利得を調整する利得調整手段を設けた請求項1記載の携帯電話装置。
  3. 前記利得調整手段は、
    前記第一のマイクロフォンの利得を第一の筐体が閉じている時は開いていたときより大きくする
    請求項2記載の携帯電話装置。
  4. 前記カメラを動作させている時に前記第一のマイクロフォンを動作させるようにした請求項1記載の携帯電話装置。
  5. 前記カメラを動作させている時に前記第二のマイクロフォンを動作させるようにした請求項1記載の携帯電話装置。
  6. 前記第一のマイクロフォンと前記第二のマイクロフォンの動作を切り替えるマイクロフォン切り替え手段を設けた請求項1記載の携帯電話装置。
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