JP2009094709A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
宛先の送信先情報を適切に管理することが可能な通信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る通信装置は、宛先名とその宛先名に対応して送信先情報とを記憶する宛先情報記憶手段と、操作に係る情報を表示する操作画面表示手段とを有し、前記宛先情報記憶手段により記憶した前記宛先名が操作画面に表示され、通信相手先として選択されたときに、前記操作画面表示手段は前記宛先名とともに前記送信先情報を操作画面に表示する通信装置であって、前記送信先情報を非表示とする設定を行う送信先情報非表示設定手段を有し、前記操作画面表示手段は、前記送信先情報非表示設定手段による設定に基づき、前記送信先情報を前記操作画面に表示しないことを特徴とする。
【選択図】図2
宛先の送信先情報を適切に管理することが可能な通信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る通信装置は、宛先名とその宛先名に対応して送信先情報とを記憶する宛先情報記憶手段と、操作に係る情報を表示する操作画面表示手段とを有し、前記宛先情報記憶手段により記憶した前記宛先名が操作画面に表示され、通信相手先として選択されたときに、前記操作画面表示手段は前記宛先名とともに前記送信先情報を操作画面に表示する通信装置であって、前記送信先情報を非表示とする設定を行う送信先情報非表示設定手段を有し、前記操作画面表示手段は、前記送信先情報非表示設定手段による設定に基づき、前記送信先情報を前記操作画面に表示しないことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、通信装置に関し、特に、複合機、ファクシミリ装置、メール機能を有する端末装置等の宛先を指定して通信する機能を備える装置において好適に用いられる技術であって、操作画面に宛先情報を表示させ、その表示に対応した通信を行う際に、その宛先情報を適切に管理する技術に関する。
ファクシミリ装置をはじめとする通信装置では、予めアドレス帳に宛先を登録しておき、送信操作時にアドレス帳に登録した宛先を選択することにより、登録された電話番号(ファクシミリ送信時)、メールアドレス(メール送信時)、IPアドレス(IPファクス送信時)に基づいて送信することができる。
しかし、上記のように送信操作時にアドレス帳に登録した宛先を選択するとき、「福岡1」、「福岡2」のように複数の宛先表示が相紛らわしい場合や操作者が宛先の送信先情報(電話番号、メールアドレス、IPアドレス等)しか知らない場合等、宛先指定誤りによる誤送信が起きる可能性がある。
そこで、宛先指定誤りによる誤送信を防止するため、アドレス帳から宛先を選択した場合でも、選択した宛先の送信先情報を送信前に確認できるように、その送信先情報を宛先と共に操作部上に表示するようにしているものがある。例えば、特許文献1では、タッチパネル上に、宛先と、宛先の送信先情報とを表示させ、その表示に触れることで送信許可状態に移行することで、宛先の確認が確実に行われるようにしている。
特開2000−115434号公報
特開平11−234458号公報
一方で、メールアドレスやIPアドレスが悪意のある第三者に漏洩してしまうと、スパムメールや不正アクセスに利用されてしまうため、これらの情報はできるだけ非公開にしたい。
しかしながら、通信装置のアドレス帳には様々な宛先とその送信先情報とが登録されており、上記のように宛先と共にその送信先情報を表示するようにしていると、秘密とすべき情報の保護の観点では、これらの情報が悪意のある第三者に漏洩してしまう可能性があるという問題点がある。
そこで、上記問題点を解決するために、宛先の送信先情報を適切に管理することが可能な通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る通信装置は、宛先名とその宛先名に対応して送信先情報とを記憶する宛先情報記憶手段と、操作に係る情報を表示する操作画面表示手段とを有し、前記宛先情報記憶手段により記憶した前記宛先名が操作画面に表示され、通信相手先として選択されたときに、前記操作画面表示手段は前記宛先名とともに前記送信先情報を操作画面に表示する通信装置であって、前記送信先情報を非表示とする設定を行う送信先情報非表示設定手段を有し、前記操作画面表示手段は、前記送信先情報非表示設定手段による設定に基づき、前記送信先情報を前記操作画面に表示しないことを特徴とする。
これによって、宛先の送信先情報を適切に管理することが可能な通信装置を提供することができる。
また、上記目的を達成するために、前記送信先情報非表示設定手段は、前記通信装置のユーザ毎に前記送信先情報を非表示とする設定を行うことを特徴とする。
これによって、宛先の送信先情報を通信装置のユーザ毎に管理することが可能な通信装置を提供することができる。
また、上記目的を達成するために、前記送信先情報非表示設定手段は、前記宛先名毎に前記送信先情報を非表示とする設定を行うことを特徴とする。
これによって、宛先の送信先情報を宛先名毎に管理することが可能な通信装置を提供することができる。
また、上記目的を達成するために、前記送信先情報非表示設定手段は、前記送信先情報の通信の態様に係るグループ毎に前記送信先情報を非表示とする設定を行うことを特徴とする。
これによって、宛先の送信先情報を送信先情報の通信の態様に係るグループ毎に管理することが可能な通信装置を提供することができる。
また、上記目的を達成するために、前記送信先情報非表示設定手段は、当該通信装置のユーザと前記宛先名との組合せに対応して、前記送信先情報を非表示とする設定を行うことを特徴とする。
これによって、宛先の送信先情報を通信装置のユーザと宛先名との組合せに対応して、管理することが可能な通信装置を提供することができる。
また、上記目的を達成するために、パスワードを予め登録しておくパスワード登録手段と、当該通信装置使用時に前記パスワードを入力させるパスワード入力手段とを有し、前記パスワード入力手段により入力されたパスワードと、前記パスワード登録手段により登録されているパスワードとが一致しているとき、前記操作画面表示手段は、常に、宛先名とともに前記送信先情報を操作画面に表示することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、前記パスワード入力手段により入力されたパスワードと、前記パスワード登録手段により登録されているパスワードとが一致しているとき、前記送信先情報を前記操作画面に表示した日時と、前記宛先名とを記録する操作画面表示ログ記録手段を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、当該通信装置が前記宛先名と通信を行った通信日時と、前記操作画面表示手段により操作画面に表示された内容とを記録する通信ログ記録手段を有することを特徴とする。
これによって、パスワードを適切に管理することで、送信先情報の漏洩防止を図ることが可能となり、宛先の送信先情報を適切に管理することが可能な通信装置を提供することができる。
本発明によれば、宛先の送信先情報を適切に管理することが可能な通信装置を提供することができる。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<本発明の実施形態に係る通信装置の構成例>
以下、図1を用いて、本発明の実施形態に係る通信装置の構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る通信装置であるファクシミリ装置の構成例を示したものである。当該ファクシミリ装置は、システム制御部(CPU:Central Processing Unit)1、システムメモリ(ROM:Read-Only Memory、RAM:Random Access Memory)2、アドレス帳メモリ3、不揮発性メモリ4、画像メモリ5、タッチパネル6、符号化複合化部7、ファクスモデム8、ネットワークI/F(Interface)9、スキャナ10、プロッタ11、内部バス12から構成される。
以下、図1を用いて、本発明の実施形態に係る通信装置の構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る通信装置であるファクシミリ装置の構成例を示したものである。当該ファクシミリ装置は、システム制御部(CPU:Central Processing Unit)1、システムメモリ(ROM:Read-Only Memory、RAM:Random Access Memory)2、アドレス帳メモリ3、不揮発性メモリ4、画像メモリ5、タッチパネル6、符号化複合化部7、ファクスモデム8、ネットワークI/F(Interface)9、スキャナ10、プロッタ11、内部バス12から構成される。
システム制御部(CPU)1は、RAMをワークメモリとして利用しつつ、ROM内のプログラムに基づいてファクシミリ装置の各部を制御し、ファクシミリ装置としての基本処理を実行する。
システムメモリ(ROM、RAM)2は、システム制御部1が実行するプログラムやデータを記憶するROMや、システム制御部1でROMに記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時保持するRAMで構成される。
アドレス帳メモリ3は、宛先情報(通信相手先の宛先名とそれに対応した送信先情報)を記憶するメモリであり、予めアドレス帳メモリ3に宛先情報を登録しておき、送信操作時に登録済みの宛先名を選択することにより、登録された送信先情報(電話番号、メールアドレス、IPアドレス)に基づいて送信することができる。尚、アドレス帳メモリ3は、システムメモリ2又は不揮発性メモリ4の一部であっても良い。
不揮発性メモリ4は、電源を切ってもデータが消えず保存される半導体メモリのことであり、恒久的な設定データや情報を保持するための装置である。本実施形態では、ユーザ管理情報、各設定情報、通信履歴、操作ログ情報を保持するために利用される。
画像メモリ5は、後述するスキャナ10で読み取った画像データを公衆回線網やLAN(Local Area Network)に送信する際や、公衆回線網やLANから受信した画像データを後述するプロッタ11で出力する際に、画像データを一時的に保持するためのメモリである。
タッチパネル6は、当該ファクシミリ装置の操作ガイダンスや入力情報などを画面表示すると共に、その画面にユーザが接触操作をすることで、ユーザの入力操作を受け付ける装置である。
符号化複合化部7は、画像データをファクシミリ送信用のデータ形式に符号化圧縮処理を行い、符号化圧縮処理が施されたデータを元の画像データに戻す複合化処理を行う。また、画像データをメール送信用のMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)データにするエンコード処理や、MIMEデータのデコード処理を行う。
ファクスモデム8は、公衆回線網に接続され、ファクシミリ装置内のデジタル信号と公衆回線網内のアナログ信号との変換を行い、G3プロトコルに従って公衆回線網に対してファクシミリ送受信を行う。
ネットワークI/F9は、通信ネットワークを介して接続された他の通信制御機能を備えた周辺機器と情報(データ)をやり取りするインタフェースである。本実施形態では、LANに接続され、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)などの通信プロトコルに従ってLANとのデータやメールの送受信を行う。なお、IPファクスは、公衆回線網の代わりにLANを介してリアルタイムでデータの送受信を行うものであるが、このIPファクスの送受信はネットワークI/F9を介して行われる。
スキャナ10は、所定の解像度で原稿画像を読み取る装置である。
プロッタ11は、所定の解像度で画像データを紙出力する装置である。
内部バス12には、システム制御部(CPU)1、システムメモリ(ROM、RAM)2、アドレス帳メモリ3、不揮発性メモリ4、画像メモリ5、タッチパネル6、符号化複合化部7、ファクスモデム8、ネットワークI/F9、スキャナ10、プロッタ11が接続されており、これらの各要素間でのデータのやり取りは、主としてこの内部バス12を介して行われる。
以上の構成により、本発明に係るファクシミリ装置では、アドレス帳メモリ3に宛先情報を予め登録しておき、その宛先情報を参照することにより、ファクシミリ通信を行う。ここで、アドレス帳メモリ3への宛先情報の入力は、操作者がタッチパネル6に接触操作を行うことにより実施される。
また、ファクシミリ送信を行う画像データは、スキャナ10を用いて読み取り、画像メモリ5に一時的に保存する。そして、システム制御部1が送信許可を出せば、その画像メモリ5に保存された画像データが前記宛先情報に基づく通信相手先に送信される。
そして、送信される前に符号化複合化部7によりその画像データは通信形態に応じたデータ形式にエンコード処理がなされ、公衆回線網を利用したFAX通信であればファクスモデム8から、IPFAXやMAILの形態でLANを利用した通信であればネットワークI/F9から、その画像データが送信される。
一方、通信相手先から画像データを受信する場合も同様に、ファクスモデム8又はネットワークI/F9が外部とのインタフェースの役割を果たす。そして、その受信したデータは、符号化複合化部7でデコード処理がなされ、一旦、画像メモリ5に保存された後、システム制御部1の印刷指示により、プロッタ11から紙出力される。ここで、上記のような通信を行ったという通信ログは、不揮発性メモリ4に記録される。
本発明に係るファクシミリ装置のより詳細な処理動作については、後述する当該装置の実施形態として説明する。
<本発明に係るファクシミリ装置の実施形態>
以下、図2を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の実施形態について説明する。図2は、本発明に係るファクシミリ装置の機能的な構成を示すブロック図である。
以下、図2を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の実施形態について説明する。図2は、本発明に係るファクシミリ装置の機能的な構成を示すブロック図である。
ファクシミリ装置本体20は、ファクスモデム21、ネットワークI/F22、画像入力I/F23、通信部25、出力I/F26、メモリ制御部29、操作画面表示ログ記録手段30、システム制御部31、送信先情報非表示設定手段32、宛先情報登録/変更/削除手段33、通信ログ記録手段34、操作画面表示手段35、認証部36、パスワード登録手段37、パスワード入力手段38、アドレス帳メモリ制御部39、画面表示制御部40、入力I/F41から構成される。また、当該ファクシミリ装置は、外部装置として、スキャナ24、プロッタ27、記憶部28、アドレス帳メモリ42、操作画面表示装置(タッチパネル)43を有する。
ここで、ファクスモデム21、ネットワークI/F22、システム制御部31、スキャナ24、プロッタ27、アドレス帳メモリ42、操作画面表示装置(タッチパネル)43については、図1のファクスモデム8、ネットワークI/F9、システム制御部1、スキャナ10、プロッタ11、アドレス帳メモリ3、タッチパネル6のそれぞれと対応する。
画像入力I/F23は、スキャナで読み取った画像情報を、後述する記憶部28の画像メモリ281に記憶するためのインタフェースである。
通信部25は、ファクスモデム21、ネットワークI/F22を介して行われる外部とのデータ送受信を制御する機能を有し、図1で示す符号化複合化部7は通信部25に含まれる。
出力I/F26は、ファクスモデム21やネットワークI/F22で外部から受信した画像データをプロッタ27で紙出力するためのファクシミリ装置本体20と外部装置であるプロッタ27とのインタフェースである。
記憶部28は、画像メモリ281、システムメモリ282、不揮発性メモリ283で構成される。画像メモリ281、システムメモリ282、不揮発性メモリ283は、図1の画像メモリ5、システムメモリ2、不揮発性メモリ4のそれぞれと対応する。
メモリ制御部29は、ファクシミリ装置本体20と記憶部28とのデータの授受を制御する機能を有する。
操作画面表示ログ記録手段30は、宛先名と共に送信先情報がタッチパネル43に表示された日時と、その表示された宛先名を、メモリ制御部29を介して、不揮発性メモリ283に記録する機能を有する。
システム制御部31は、画像入力I/F23、通信部25、出力I/F26、メモリ制御部29、操作画面表示ログ記録手段30、宛先情報登録/変更/削除手段33、通信ログ記録手段34、操作画面表示手段35、認証部36、パスワード登録手段37、パスワード入力手段38、入力I/F41、アドレス帳メモリ42と接続され、当該ファクシミリ装置のシステム全体の制御を行う。
送信先情報非表示設定手段32は、アドレス帳メモリ42に登録されている宛先情報のうち、送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かを設定する機能を有する。
宛先情報登録/変更/削除手段33は、タッチパネル43より入力された宛先情報をアドレス帳メモリ42に記憶させる機能を有する。また、一旦記憶させた宛先情報の内容を変更したり、削除したりする機能も有する。
通信ログ記録手段34は、ファクスモデム21やネットワークI/F22を介して、外部と通信を行った場合に、その通信ログ(通信日時、宛先情報)をメモリ制御部29を介して不揮発性メモリ283に記録する機能を有する。
操作画面表示手段35は、タッチパネル43にファクシミリ装置の操作に係る情報を表示する機能を有する。
認証部36は、後述するパスワード登録手段37により不揮発性メモリ283に登録されたパスワードと、タッチパネル43、パスワード入力手段38を介して入力されたパスワードとが一致するか否かを認証する。
パスワード登録手段37は、タッチパネル43より入力されたパスワードを、メモリ制御部29を介して不揮発性メモリ283に記録させる機能を有する。
パスワード入力手段38は、タッチパネル43よりパスワードを入力させ、認証部36へその入力されたパスワードを伝達する機能を有する。
アドレス帳メモリ制御部39は、アドレス帳メモリ42への宛先情報の書き込み処理、読み出し処理を制御する。
画面表示制御部40は、操作画面表示手段35によるタッチパネル43への画面表示要求を制御する。
入力I/F41は、タッチパネル43から入力された情報を、記憶部28、システム制御部31、送信先情報非表示設定手段32、宛先情報登録/変更/削除手段33、パスワード登録手段37、パスワード入力手段38、アドレス帳メモリ制御部39に伝達するためのインタフェースである。
以下、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作について説明する。ここで、後述する各種操作、設定をタッチパネル43で行う場合に、タッチパネル43からその旨の選択がなされると、入力I/F41、メモリ制御部29を介し、システムメモリ282から該当する操作画面が読み出され、その操作画面はメモリ制御部29、操作画面表示手段35、画面表示制御部40を介して、タッチパネル43に表示される。そして、当該ファクシミリ装置の操作者は、タッチパネル43に表示されるこの操作画面を使って、下記の各種操作、設定を行う。
はじめに、アドレス帳メモリ42へ宛先情報を登録する場合は、当該ファクシミリ装置の操作者はタッチパネル43より宛先情報を構成する宛先名とそれに対応する送信先情報とを入力する。その入力されたデータは、入力I/F41を介して、宛先情報登録/変更/削除手段33によりアドレス帳メモリ制御部39を通して、アドレス帳メモリ42に記録される。一方、アドレス帳メモリ42に記録された宛先情報を変更、削除する場合も、操作者はタッチパネル43からその変更、削除する情報の入力操作を行う。その入力されたデータは、入力I/F41を介し、宛先情報登録/変更/削除手段33によりアドレス帳メモリ制御部39を通して、アドレス帳メモリ42に記録される。
そして、その登録された宛先情報はアドレス帳メモリ制御部39を介し、操作画面表示手段35により画面表示制御部40へ伝達され、登録済みの宛先名がタッチパネル43に表示される。そして、アドレス帳メモリ42に登録された宛先名と通信を行う場合、ファクシミリ装置の操作者がその表示された宛先名を選択すると、選択された宛先名の情報が入力I/F41を介し、アドレス帳メモリ制御部39に伝達される。更に、アドレス帳メモリ制御部39はそれに対応する送信先情報をアドレス帳メモリ42から読み出し、その宛先名とそれに対応する送信先情報とが操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される。その表示により、操作者は通信相手先の宛先名に対応する送信先情報を確認して、当該ファクシミリ装置による通信を行うことができる。
また、通信相手先へ送信する画像データは、スキャナ24よりファクシミリ装置に取り込まれ、画像入力I/F23、メモリ制御部29を介し、画像メモリ281に、一旦、保存される。システム制御部31により当該画像データの送信許可が出ると、画像メモリ281に保存された画像データは、メモリ制御部29を介して、通信部25へ伝達され、公衆回線網を利用した通信であればファクスモデム21を通じて、LANを利用した通信であればネットワークI/F22を通じて、通信相手先に送信される。そのとき、通信部25では、画像データをファクシミリ送信用のデータ形式に符号化圧縮処理が行われ、また、画像データがMAIL形式で送信される場合には当該データをメール送信用のMIMEデータにするエンコード処理が行われる。
一方で、通信相手先からのデータを受信する場合に、公衆回線網を利用した通信であればファクスモデム21を通じて、LANを利用した通信であればネットワークI/F22を通じて、当該データを受信する。そして、その受信データは通信部25、メモリ制御部29を介して、一旦、画像メモリ281に保存される。このとき、通信部25では、受信した符号化圧縮処理が施されたデータを元の画像データに戻す複合化処理が行われ、また、MAIL形式でデータを受信した場合にはMIMEデータのデコード処理が行われる。さらに、プロッタ27により紙出力する場合には、その保存したデータが画像メモリ281より読み出され、メモリ制御部29、出力I/F26を介して、プロッタ27から紙出力される。
また、情報漏洩防止の観点から、宛先名に対応した送信先情報をタッチパネル43に表示しないように設定する場合に、タッチパネル43からその旨の設定を入力すると、送信先情報非表示設定手段32はメモリ制御部29を介し、不揮発性メモリ283にその旨の設定情報を記録する。そこで、上記のようにアドレス帳メモリ42に登録済みの宛先名がタッチパネル43に表示された後、操作者がその宛先名を選択しても、それに対応する送信先情報をタッチパネル43に表示しないという送信先情報非表示設定手段32による設定情報に基づいて、操作画面表示手段35は選択された宛先名に対応する送信先情報をタッチパネル43に表示しない。これにより、送信先情報をタッチパネル43に表示させるか否かの設定をすることができるため、情報漏洩防止の観点から送信先情報を適切に管理することができる。
ここで、送信先情報非表示設定手段32は、ファクシミリ装置のユーザ毎、宛先名毎、FAX、IPFAX、MAIL等のような通信種別毎、ユーザと宛先名の組合せに対応して、それぞれ設定することができる。これにより、送信先情報をタッチパネル43に表示させるか否かの設定をこれらの条件を用いて行うことができ、情報漏洩の防止の観点から送信先情報を適切に管理することができる。
また、通信ログ記録手段34は、操作画面表示手段35により送信先情報がタッチパネル43に表示された場合、通信ログに送信先情報を表示して宛先情報を記録し、操作画面表示手段35により送信先情報がタッチパネル43に表示されない場合、通信ログに送信先情報を表示しないで宛先情報を記録する。これにより、通信ログからの送信先情報の漏洩防止を図ることができる。
次に、タッチパネル43からパスワードが入力された場合、入力されたパスワードは入力I/F41、パスワード入力手段38を介し、認証部36に伝達される。一方、パスワード登録手段37により不揮発性メモリ283に保存されているパスワードは、メモリ制御部29を介して、認証部36へ伝達される。そして、認証部36は登録されているパスワードと入力されたパスワードとが一致するか否かを認証する。一致する場合には、上記のように送信先情報非表示設定手段32により送信先情報をタッチパネル43に表示しないように設定されている場合であっても、操作画面表示手段35は、常に、宛先名と共に送信先情報をタッチパネル43に表示する。これにより、タッチパネル43への送信先情報表示による誤送信防止を図ると同時に、パスワードを適切に管理することで、送信先情報の漏洩防止を図ることができる。
また、送信先情報を適切に管理する観点から、上記のようにパスワード認証により送信先情報非表示設定手段35による送信先情報をタッチパネル43に表示しないという設定情報にも関わらず、送信先情報が表示された場合、操作画面表示ログ記録手段30は、その送信先情報がタッチパネル43に表示された日時と、その表示された宛先名を、メモリ制御部29を介して、不揮発性メモリ283に記録する。この機能により、パスワード認証による送信先情報の確認操作が不正に行われて、送信先情報の漏洩が発生した場合でも、いつ送信先情報の確認操作が行われたかを追跡することができる。
<本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その1)>
以下、図3、図4を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その1)について説明する。
以下、図3、図4を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その1)について説明する。
当該ファクシミリ装置において、通信相手先と通信を行う場合には、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で、通信相手先の宛先名を選択する。そうすると、アドレス帳メモリ42に記録されているその宛先名に対応する送信先情報がその宛先名と共に、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される。ユーザは、その表示により通信相手先の送信先情報を確認して、通信を行う。
一方で、送信先情報の漏洩防止の観点から、当該ファクシミリ装置は送信先情報をタッチパネル43に表示しないように設定することができる。
ここで、図3は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面であり、送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かの設定を行う画面例を示したものである。そして、図3で、送信先情報を非表示とする設定が行われた場合(図3で「ON」を選択した場合)、送信先情報非表示設定手段32は送信先情報を非表示とする旨の設定情報を不揮発性メモリ283に記録する。一方、送信先情報を表示するとの設定が行われた場合(図3で「OFF」を選択した場合)、送信先情報非表示設定手段32は、送信先情報を表示する旨の設定情報を不揮発性メモリ283に記録する。
そして、図4に当該ファクシミリ装置による通信を行うときに宛先名を選択した場合の画面フロー例を示し、操作画面表示手段35によるタッチパネル43への画面表示がどの様になるかを説明する。
まず、S1で、操作画面表示手段35は、システムメモリ282より読み出した操作画面を表示する。
次に、S2で送信先情報非表示手段32により送信先情報を非表示とする設定がされていれば(S2でYesの場合)、S3で宛先名が選択された場合、操作画面表示手段35は、送信先情報非表示設定手段32の設定に基づき、宛先名「東京本社」に対応する送信先情報である東京本社の電話番号をタッチパネル43に表示しない。
また、S2で送信先情報非表示手段32により送信先情報を非表示とする設定がされていなければ(S2でNoの場合)、S4で宛先名が選択された場合、操作画面表示手段35は宛先名「東京本社」と共にその送信先情報である東京本社の電話番号をタッチパネル43に表示する。
これにより、送信先情報のタッチパネル43への表示/非表示を設定することができるため、送信先情報の漏洩を防止し、当該情報を適切に管理することができる。
そして、宛先名と共にその送信先情報が操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示されている場合には、ユーザはこれらの表示情報を確認して通信相手先と通信を行い、送信先情報非表示設定手段32に基づき操作画面表示手段35により、宛先名に対応した送信先情報がタッチパネル43に表示されない場合には、宛先名のみを参照して通信相手先と通信を行う。
<本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その2)>
以下、図5、図6を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その2)について説明する。ここでは、送信先情報の漏洩防止の観点から、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、送信先情報をタッチパネル43に表示しないようにする設定をユーザ毎に行う場合について説明する。
以下、図5、図6を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その2)について説明する。ここでは、送信先情報の漏洩防止の観点から、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、送信先情報をタッチパネル43に表示しないようにする設定をユーザ毎に行う場合について説明する。
送信先情報をタッチパネル43に表示させるか否かの設定は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で行い、送信先情報非表示設定手段32は、送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かについて、ユーザ毎の設定を不揮発性メモリ283に記録する。
そして、図5は、当該ファクシミリ装置のユーザ毎に、送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かの設定を行うユーザ情報管理テーブル例を示したものである。当該ファクシミリ装置におけるユーザの識別は、図5に示すようにユーザ毎にパスワードを設定することにより行い、当該パスワードはタッチパネル43より入力され、パスワード登録手段37により不揮発性メモリ283に記録される。この例で、送信先情報非表示設定手段32は、ユーザ名「Suzuki」に送信先情報を非表示にする設定を行っており、その旨の設定情報を不揮発性メモリ283に記録する。
ここで、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、ユーザは、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で宛先名を選択し、その選択した宛先名に対応する送信先情報の確認操作を行うが、図6は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される送信操作時の操作画面に係る画面フロー例を示したものである。
まず、S5で操作画面表示手段35は操作画面をシステムメモリ282より読み出し、タッチパネル43に表示する。そして、S6でタッチパネル43を使用してパスワード入力手段38によりユーザ名「Suzuki」がパスワードを入力すると、パスワード登録手段37により登録されたパスワードと一致するか否かの認証が認証部36で行われ、これらが一致したときユーザ名「Suzuki」はファクシミリ装置にログインする。また、ユーザのログイン後、S7で操作画面表示手段35は操作画面をシステムメモリ282より読み出し、タッチパネル43に表示する。
次に、S8で、送信先情報非表示設定手段32はユーザ名「Suzuki」には送信先情報を非表示とする設定を行っているため、操作画面表示手段35は、送信先情報非表示設定手段32の当該設定に基づき、宛先名「東京本社」に対応する送信先情報である東京本社の電話番号をタッチパネル43に表示しない。
一方、S9でタッチパネル43を使用してパスワード入力手段38によりユーザ名「Satoh」がパスワードを入力すると、パスワード登録手段37により登録されたパスワードと一致するか否かの認証が認証部36で行われ、これらが一致したときユーザ名「Satoh」はファクシミリ装置にログインする。また、ユーザのログイン後、S7で操作画面表示手段35は操作画面をシステムメモリ282より読み出し、タッチパネル43に表示する。
次に、S11で、送信先情報非表示設定手段32はユーザ名「Satoh」には送信先情報を非表示とする設定をしていないため、操作画面表示手段35は、宛先名「東京本社」と共にその送信先情報である東京本社の電話番号をタッチパネル43に表示する。
これにより、送信先情報のタッチパネル43への表示/非表示を、ファクシミリ装置のユーザ毎に設定することができるため、送信先情報の漏洩を防止し、当該情報を適切に管理することができる。
そして、宛先名と共にその送信先情報が操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示されている場合には、ユーザはこれらの表示情報を確認して通信相手先と通信を行い、送信先情報非表示設定手段32に基づき操作画面表示手段35により、宛先名に対応した送信先情報がタッチパネル43に表示されない場合には、宛先名のみを参照して通信相手先と通信を行う。
<本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その3)>
以下、図7、図8を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その3)について説明する。ここでは、送信先情報の漏洩防止の観点から、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、送信先情報をタッチパネル43に表示しないようにする設定を宛先名毎に行う場合について説明する。
以下、図7、図8を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その3)について説明する。ここでは、送信先情報の漏洩防止の観点から、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、送信先情報をタッチパネル43に表示しないようにする設定を宛先名毎に行う場合について説明する。
送信先情報をタッチパネル43に表示させるか否かの設定は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で行い、送信先情報非表示設定手段32は、送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かについて、宛先名毎の設定を不揮発性メモリ283に記録する。
そして、図7は、宛先名毎に送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かの設定を行うアドレス帳テーブル例を示したものである。この例で、送信先情報非表示設定手段32は、宛先名「大阪支店」に送信先情報を非表示にするとの設定を行っており、その旨の設定情報を不揮発性メモリ283に記録する。
ここで、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、ユーザは、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で宛先名を選択し、その選択した宛先名に対応する送信先情報の確認操作を行うが、図8は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される送信操作時の操作画面に係る画面フロー例を示したものである。
まず、S12で操作画面表示手段35は操作画面をシステムメモリ282より読み出し、タッチパネル43に表示する。
次に、S13で、送信先情報非表示設定手段32により送信先情報を非表示とする設定がされている宛先名が選択された場合(S13でYesの場合)、S14で操作画面表示手段35は、送信先情報非表示設定手段32の設定に基づき、宛先名「大阪支店」に対応する送信先情報である大阪支店のIPアドレスをタッチパネル43に表示しない。
一方、S13で、送信先情報非表示設定手段32により送信先情報を非表示とする設定がされていない宛先名が選択された場合(S13でNoの場合)、S15で操作画面表示手段35は、宛先名「東京本社」と共にその送信先情報である東京本社の電話番号をタッチパネル43に表示する。
これにより、送信先情報のタッチパネル43への表示/非表示を、宛先名毎に設定することができるため、送信先情報の漏洩を防止し、当該情報を適切に管理することができる。
そして、宛先名と共にその送信先情報が操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示されている場合には、ユーザはこれらの表示情報を確認して通信相手先と通信を行い、送信先情報非表示設定手段32に基づき操作画面表示手段35により、宛先名に対応した送信先情報がタッチパネル43に表示されない場合には、宛先名のみを参照して通信相手先と通信を行う。
また、図9には、通信ログ記録手段34による通信ログの記録例を示す。この例における宛先名「大阪支店」に対応する送信先情報であるIPアドレスのように、送信先情報非表示設定手段32により送信先情報を非表示とする設定がされている場合、通信ログ記録手段34は送信先情報を表示せずに通信ログを記録する。こうすることで、通信ログ記録からの送信先情報の漏洩防止を図ることができる。
<本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その4)>
以下、図10、図11を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その4)について説明する。ここでは、送信先情報の漏洩防止の観点から、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、送信先情報をタッチパネル43に表示しないようにする設定を「FAX」「IPFAX」「MAIL」のような通信種別毎に行う場合について説明する。
以下、図10、図11を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その4)について説明する。ここでは、送信先情報の漏洩防止の観点から、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、送信先情報をタッチパネル43に表示しないようにする設定を「FAX」「IPFAX」「MAIL」のような通信種別毎に行う場合について説明する。
送信先情報をタッチパネル43に表示させるか否かの設定は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で行い、送信先情報非表示設定手段32は、送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かについて、通信種別毎の設定を不揮発性メモリ283に記録する。
そして、図10は、「FAX」「IPFAX」「MAIL」の通信種別毎に送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かの設定を行う情報管理テーブル例を示したものである。この例で、送信先情報非表示設定手段32は、通信種別「IPFAX」に通信先情報を非表示にする設定を行い、その設定情報を不揮発性メモリ283に記録する。
ここで、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、ユーザは、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で宛先名を選択し、その選択した宛先名に対応する送信先情報の確認操作を行うが、図11は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される送信操作時の操作画面に係る画面フロー例を示したものである。
まず、S16で操作画面表示手段35は操作画面をシステムメモリ282から読み出し、タッチパネル43に表示する。
次に、S17で宛先名の選択が行われると、送信先情報非表示設定手段32により送信先情報を非表示とする設定がされている宛先名が選択された場合(S17でYesの場合)、S18で操作画面表示手段35は、送信先情報非表示設定手段32による設定に基づき、宛先名「大阪支店」に対応する送信先情報である大阪支店のIPアドレスをタッチパネル43に表示しない。
一方、S17で送信先情報非表示設定手段32により送信先情報を非表示とする設定がされていない宛先名が選択された場合(S17でNoの場合)、S19で操作画面表示手段35は、宛先名「東京本社」と共にその送信先情報である東京本社の電話番号をタッチパネル43に表示する。
これにより、送信先情報のタッチパネル43への表示/非表示を、通信種別毎に設定することができるため、送信先情報の漏洩を防止し、当該情報を適切に管理することができる。
そして、宛先名と共にその送信先情報が操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示されている場合には、ユーザはこれらの表示情報を確認して、通信相手先と通信を行い、送信先情報非表示設定手段32に基づき操作画面表示手段35により、宛先名に対応した送信先情報がタッチパネル43に表示されない場合には、宛先名のみを参照して通信相手先と通信を行う。
<本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その5)>
以下、図12、図13を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その5)について説明する。ここでは、送信先情報の漏洩防止の観点から、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、送信先情報をタッチパネル43に表示しないようにする設定をファクシミリ装置のユーザ名と宛先名の組合せに対応して行う場合について説明する。
以下、図12、図13を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その5)について説明する。ここでは、送信先情報の漏洩防止の観点から、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、送信先情報をタッチパネル43に表示しないようにする設定をファクシミリ装置のユーザ名と宛先名の組合せに対応して行う場合について説明する。
送信先情報をタッチパネル43に表示させるか否かの設定は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で行い、送信先情報非表示設定手段32は、送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かについて、ファクシミリ装置のユーザ名と宛先名の組合せに対応した設定を不揮発性メモリ283に記録する。
そして、図12は、ファクシミリ装置のユーザ名と宛先名の組合せに対応して、送信先情報をタッチパネル43に表示するか否かの設定を行うアドレス帳テーブル例を示したものである。この例で、送信先情報非表示設定手段32は、「東京本社」はユーザ名「Suzuki」との組合せで、「大阪支店」はユーザ名「Suzuki」と「Satoh」との組合せで、送信先情報を非表示とする設定を行い、その設定情報を不揮発性メモリ283に記録する。
ここで、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、ユーザは、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で宛先名を選択し、その選択した宛先名に対応する送信先情報の確認操作を行うが、図13は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される送信操作時の操作画面に係る画面フロー例を示したものである。
まず、S20で操作画面表示手段35は操作画面をシステムメモリ282から読み出し、タッチパネル43に表示する。
次に、S21で宛先名の選択が行われると、送信先情報非表示設定手段32により非表示の設定がされている組合せであるユーザ名「Suzuki」と宛先名「東京本社」とが選択された場合(S21でYesの場合)、S22で操作画面表示手段35は、送信先情報非表示設定手段32による設定に基づき、宛先名に対応する送信先情報である東京本社の電話番号をタッチパネル43に表示しない。
一方、S21で送信先情報非表示設定手段32により非表示の設定がされていない組合せであるユーザ名「Satoh」と宛先名「東京本社」とが選択された場合(S21でNoの場合)、S23で操作画面表示手段35は、宛先名と共にその送信先情報である東京本社の電話番号をタッチパネル43に表示する。
これにより、送信先情報のタッチパネル43への表示/非表示を、ファクシミリ装置のユーザ名と宛先名の組合せに対応して設定することができるため、送信先情報の漏洩を防止し、当該情報を適切に管理することができる。
そして、宛先名と共にその送信先情報が操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示されている場合には、ユーザはこれらの表示情報を確認して通信相手先と通信を行い、送信先情報非表示設定手段32に基づき操作画面表示手段35により、宛先名に対応した送信先情報がタッチパネル43に表示されない場合には、宛先名のみを参照して通信相手先と通信を行う。
<本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その6)>
以下、図14、図15を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その6)について説明する。ここでは、送信先情報非表示設定手段32により送信先情報非表示の設定がされ、送信先情報がタッチパネル43に表示されない場合でも、パスワード認証により、操作画面表示手段35が送信先情報をタッチパネル43に表示する例を示す。
以下、図14、図15を用いて、本発明に係るファクシミリ装置の処理動作例(その6)について説明する。ここでは、送信先情報非表示設定手段32により送信先情報非表示の設定がされ、送信先情報がタッチパネル43に表示されない場合でも、パスワード認証により、操作画面表示手段35が送信先情報をタッチパネル43に表示する例を示す。
ここで、当該ファクシミリ装置の送信操作時に、ユーザは、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される操作画面で宛先名を選択し、その選択した宛先名に対応する送信先情報の確認操作を行うが、図14は、操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示される送信操作時の操作画面に係る画面フロー例を示したものである。
まず、S24で、操作画面表示手段35は、送信先情報非表示設定手段32による設定に基づき、宛先名「東京本社」に対応する送信先情報である電話番号をタッチパネル43に表示しない。
次に、S25で操作画面表示手段35はパスワードを入力する操作画面をシステムメモリ282から読み出し、タッチパネル43に表示する。S26でタッチパネル43を使用してパスワード入力手段38によるパスワードの入力がなされ、認証部36によりパスワード登録手段37により登録されたパスワードと、この入力されたパスワードとが一致すると認証された場合(S26でYesの場合)、S27で操作画面表示手段35は、常に、宛先名「東京本社」と共にその送信先情報である東京本社の電話番号をタッチパネル43に表示する。
一方、S26で認証部36によりパスワード登録手段37により登録されたパスワードと、パスワード入力手段38により入力されたパスワードとが一致しないと認証された場合(S26でNoの場合)、S25で操作画面表示手段35はパスワード入力画面を再度表示する。
これにより、パスワードを適切に管理することで、送信先情報の漏洩防止を図ることが可能となる。
そして、パスワード認証を行った後、宛先名と共にその送信先情報が操作画面表示手段35によりタッチパネル43に表示されている場合には、ユーザはこれらの表示情報を確認して通信相手先と通信を行う。
また、図15に、上記のようにパスワード認証が行われ、操作画面表示手段が送信先情報を、常に、表示する場合、操作画面表示ログ記録手段30がそのパスワード認証が行われたログ情報を記録した例を示す。これにより、送信先情報が漏洩した場合、記録されたログ情報を確認することにより、送信先情報の漏洩元を追跡することができる。
1 システム制御部
2 システムメモリ
3 アドレス帳メモリ
4 不揮発性メモリ
5 画像メモリ
6 タッチパネル
7 符号化複合化部
8 ファクスモデム
9 ネットワークI/F
10 スキャナ
11 プロッタ
12 内部バス
30 操作画面表示ログ記録手段
32 送信先情報非表示設定手段
33 宛先登録/変更/削除手段
34 通信ログ記録手段
35 操作画面表示手段
37 パスワード登録手段
38 パスワード入力手段
2 システムメモリ
3 アドレス帳メモリ
4 不揮発性メモリ
5 画像メモリ
6 タッチパネル
7 符号化複合化部
8 ファクスモデム
9 ネットワークI/F
10 スキャナ
11 プロッタ
12 内部バス
30 操作画面表示ログ記録手段
32 送信先情報非表示設定手段
33 宛先登録/変更/削除手段
34 通信ログ記録手段
35 操作画面表示手段
37 パスワード登録手段
38 パスワード入力手段
Claims (8)
- 宛先名とその宛先名に対応して送信先情報とを記憶する宛先情報記憶手段と、操作に係る情報を表示する操作画面表示手段とを有し、前記宛先情報記憶手段により記憶した前記宛先名が操作画面に表示され、通信相手先として選択されたときに、前記操作画面表示手段は前記宛先名とともに前記送信先情報を操作画面に表示する通信装置であって、
前記送信先情報を非表示とする設定を行う送信先情報非表示設定手段を有し、
前記操作画面表示手段は、前記送信先情報非表示設定手段による設定に基づき、前記送信先情報を前記操作画面に表示しないことを特徴とする通信装置。 - 前記送信先情報非表示設定手段は、前記通信装置のユーザ毎に前記送信先情報を非表示とする設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記送信先情報非表示設定手段は、前記宛先名毎に前記送信先情報を非表示とする設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記送信先情報非表示設定手段は、前記送信先情報の通信の態様に係るグループ毎に前記送信先情報を非表示とする設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記送信先情報非表示設定手段は、当該通信装置のユーザと前記宛先名との組合せに対応して、前記送信先情報を非表示とする設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- パスワードを予め登録しておくパスワード登録手段と、当該通信装置使用時に前記パスワードを入力させるパスワード入力手段とを有し、
前記パスワード入力手段により入力されたパスワードと、前記パスワード登録手段により登録されているパスワードとが一致しているとき、前記操作画面表示手段は、常に、宛先名とともに前記送信先情報を操作画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記パスワード入力手段により入力されたパスワードと、前記パスワード登録手段により登録されているパスワードとが一致しているとき、
前記送信先情報を前記操作画面に表示した日時と、前記宛先名とを記録する操作画面表示ログ記録手段を有することを特徴とする請求項6に記載の通信装置。 - 当該通信装置が前記宛先名と通信を行った通信日時と、前記操作画面表示手段により操作画面に表示された内容とを記録する通信ログ記録手段を有することを特徴とする請求項1から請求項5に記載の通信装置。
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