JP2010141592A - 画像通信装置、画像通信方法及びプログラム - Google Patents

画像通信装置、画像通信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機密情報の誤送信による情報漏洩を防止するために行う画像データ等の機密性判定の条件を設定して、装置全体の動作時間を短縮することでセキュリティ性を維持したまま動作性を向上させることが可能な画像通信装置、画像通信方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像データを送信する宛先を指定する宛先指定手段と、宛先指定手段で指定された宛先に機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する宛先判定手段と、宛先判定手段で機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき画像データは機密性があるかを判定する機密性判定手段と、機密性判定手段で機密性があると判定されなかったとき、および宛先判定手段で機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されなかったときに宛先指定手段で指定された宛先に画像データを送信する送信手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、送信する画像データ等を、送信前に検査する画像通信装置、画像通信方法及びプログラムに関する。
ファクシミリ送信などの送信操作を行う際に、外部の宛先に送信すべきでない機密情報を誤って送信してしまうことによる情報漏洩が問題となっている。
そこで、例えば特許文献1に示すように、ファクシミリ送信などにおいて、実際に送信を開始する前に、スキャナで読み取った原稿画像の中から文字掲載部分を特定して文字認識処理を行い、認識した文字データを元に、文書の機密性を判断し、機密性が高ければ送信前に送信を抑制するという発明について開示されている。
特開2006−279545号公報
しかしながら、文字認識処理を行って文書の機密性が判断されるまでには時間がかかるために、全ての送信原稿に対して文字認識処理を行うと動作性が落ちてしまう。
また特許文献1においては、文字認識処理による機密性判定そのものを行う条件については言及されていない。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ファクシミリ送信などにおいて、機密情報の誤送信による情報漏洩を防止するために行う文書や画像データ等の機密性判定の条件を設定して、装置全体の動作時間を短縮することで、セキュリティ性を維持したまま動作性を向上させることが可能な画像通信装置、画像通信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像通信装置は、画像データを送信する宛先を指定する宛先指定手段と、宛先指定手段で指定された宛先に、機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する宛先判定手段と、宛先判定手段で機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、画像データは機密性があるかを判定する機密性判定手段と、機密性判定手段で機密性があると判定されなかったとき、および宛先判定手段で機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されなかったときに宛先指定手段で指定された宛先に画像データを送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
宛先指定手段で指定された宛先に、機密性判定対象外宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する対象外宛先判定手段をさらに備え、送信手段は、対象外宛先判定手段で機密性判定対象外宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、宛先指定手段で指定された宛先に画像データを送信することを特徴とする。
複数の宛先を予め記憶しておく宛先記憶手段と、宛先指定手段で指定された宛先が、宛先記憶手段に記憶されている宛先かを判定する記憶済宛先判定手段と、をさらに備え、送信手段は、記憶済宛先判定手段で記憶されている宛先であると判定されたとき、宛先指定手段で指定された宛先に画像データを送信することを特徴とする。
宛先記憶手段は、記憶しておく宛先毎に機密性判定を行うかの情報を併せて記憶しておき、記憶済宛先判定手段で記憶されている宛先であると判定されたときであって、該宛先に機密判定を行うとの情報が併せて記憶されているときには、機密性判定手段が画像データは機密性があるかを判定することを特徴とする。
機密性判定手段で機密性があると判定されたときに、画像データを送信しない旨を表示する表示手段を備えることを特徴とする。
表示手段は、宛先指定手段で指定された宛先を表示することを特徴とする
機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列は外線番号を示す文字列であることを特徴とする。
また、本発明に係る画像通信方法は、画像データを送信する宛先を指定する宛先指定ステップと、宛先指定ステップで指定された宛先に、画像通信装置内部に機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する宛先判定ステップと、宛先判定ステップで機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、画像データは機密性があるかを判定する機密性判定ステップと、機密性判定ステップで機密性があると判定されなかったとき、および宛先判定ステップで機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されなかったときに宛先指定ステップで指定された宛先に画像データを送信する送信ステップと、を備えることを特徴とする。
宛先指定ステップで指定された宛先に、画像通信装置内部に機密性判定対象外宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する対象外宛先判定ステップをさらに備え、送信ステップは、対象外宛先判定ステップで機密性判定対象外宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、宛先指定ステップで指定された宛先に前記画像データを送信すること、を特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、画像通信装置を、画像データを送信する宛先を指定する宛先指定手段と、宛先指定手段で指定された宛先に、画像通信装置内部に機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する宛先判定手段と、宛先判定手段で機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、画像データは機密性があるかを判定する機密性判定手段と、機密性判定手段で機密性があると判定されなかったとき、および宛先判定手段で機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されなかったときに宛先指定手段で指定された宛先に画像データを送信する送信手段として機能させること、を特徴とする。
本発明により、装置全体の動作時間を短縮することが可能となり、セキュリティ性を維持したまま、装置の動作性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る画像通信装置(複合機)の構成及び動作について説明する。
まず、本実施形態に係る複合機の構成について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係る複合機の内部システム構成図を示す。本複合機は、G3ファクシミリ通信を行うためのG3ファクシミリ機能、LANを介してメール送受信を行う機能、複写物をプリントアウトする複写機能を備えている。
本複合機は、システム制御部1と、システムメモリ2と、不揮発メモリ3と、画像メモリ4と、操作表示部5と、符号化復号化部6と、ファックスモデム7と、ネットワークインターフェース(I/F)8と、スキャナ9と、プロッタ10と、文字認識装置11と、を有して構成される。
各制御部やメモリや装置は、バス20で相互接続されており、バス20に接続したある制御部(例えばシステム制御部1)からバス20に接続した、あるメモリ(例えばシステムメモリ2)にアクセスしたり、バス20に接続したメモリ(例えば画像メモリ4)や装置(例えばスキャナ9)との間でデータを転送したりできるようになっている。
システム制御部1は、この複合機の各部の制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するものである。
不揮発メモリ3は、恒久的な(電源を切っても消えない)設定データや情報を保持するためのメモリであり、アドレス帳や各設定情報を保持するために用いられる。画像メモリ4は、スキャナ9で読み取った画像データを公衆回線網12やLAN13に送信したり、公衆回線網12やLAN13から受信した画像データをプロッタ10で出力したりする際、画像データを一時的に保持するためのメモリである。
操作表示部5は、本複合機を操作するためのもので、各種の操作キー、および各種の表示器から成る。符号化復号化部6は、画像データをファクシミリ送信用の画情報に符号化圧縮したり、符号化圧縮された画情報を元の画像に復号化したり、画像データをメール送信用のMIMEデータにエンコードしたり、MIMEエンコードされたデータをデコードしたりするものである。
ファクスモデム7は、公衆回線網12に接続され、ファクシミリ装置側のデジタル信号と公衆回線網側のアナログ信号の変換を行い、G3プロトコルに従って公衆回線網12に対してファクシミリ送受信を行うものである。
ネットワークインターフェース(I/F)8は、LAN13に接続され、TCP/IPなどのプロトコルに従ってLAN13とのデータやメールの送受信を行うものである。
スキャナ9は、所定の解像度で原稿画像を読み取るものであり、プロッタ10は、所定の解像度で画像を紙出力するものである。
文字認識装置11は、画像メモリ4に保持された画像データから文字を抽出し、抽出した文字を認識する装置であり、認識した文字は文字データとしてシステム制御部1が扱えるデータとなる。
図2は、本実施形態に係る複合機の操作表示部5の例を示す。
スタートキー5aは、本複合機の原稿読み取り開始を指令入力するためのものであり、ストップキー5bは、本複合機の動作の停止を指令入力するためのものであり、テンキー5cは、電話番号などの数字(数値)情報を入力するためのものであり、クリアキー5dは、テンキー5cより入力した電話番号等を消去するためのものである。
ファクスキー5eは、本複合機の動作モードをファクシミリモードへ設定するためのものであり、コピーキー5fは、本複合機の動作モードをコピーモードへ設定するためのものであり、初期設定キー5gは、本複合機の動作モードを初期設定モードへ設定するためのものである。
液晶表示器5hは、本複合機の操作ガイダンスの表示や、入力情報のフィードバック表示などの種々のメッセージを表示する。この液晶表示器5hには、ユーザのタッチ入力操作のためのタッチパネル5iが付設されている。ユーザの操作入力は、液晶表示器5hに表示される操作項目の画面をタッチ操作することで行われ、そのユーザのタッチ操作の発生およびタッチ座標等は、付設されているタッチパネル5iにより検出されて、システム制御部1へと通知される。
次に、本実施形態に係る複合機の動作について図面を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る複合機の、読み取った原稿に対して機密性判定を行う場合のフローチャート図を示す。
送信先の宛先を図15(a)に示すような画面に図15(b)に示すように入力し(ステップS101)、原稿をスキャナにセットし、スタートキーを押下すると(ステップS102)、原稿の読み取りが実行される(ステップS103)。
原稿の読み取り終了後、読み取った原稿画像に対し文字認識処理を行い、原稿の内容が機密性の高いものであるかどうか判定する(ステップS104)。
その結果、機密性ありと判定されたら(ステップS105、YES)、図14に示すような警告画面を表示し、送信を行わずに(ステップS107)終了する。
一方、機密性なしと判定されたら(ステップS105、NO)、入力した電話番号の宛先に送信を行い(ステップS106)終了する。
宛先入力の際は、図15(a)に示すような宛先未入力時の画面で、テンキー5cを押下することによって、電話番号が入力できる。また、電話番号を入力すると、図15(b)のように入力した電話番号が宛先として画面に表示される。
図4は、「外線発信番号」を設定登録する場合の操作表示部5の画面の例を示す。図2の初期設定キー5gを押下すると、(a)の初期設定画面に移行する。そこで「ファクス初期設定」21を押下すると、(b)のファクス初期設定画面に移行する。そこで「外線発信番号設定」22を押すと、(c)の外線発信番号設定画面に移行する。
(c)の外線発信番号設定画面では、テンキーから外線発信番号を入力できるので、外線発信番号を入力して、「設定」23、を押下すると外線発信番号が設定されて(不揮発メモリに記憶されて)、(b)のファックス初期設定画面に戻る。設定を取り消す場合は、「取消」24を押すと、入力した番号は設定されずに(不揮発メモリに記憶されずに)、(b)のファックス初期設定画面に戻る。
図5は、本実施形態に係る複合機で、機密性判定対象宛先として「外線発信番号」を登録し、送信する宛先がその「外線発信番号」で始まる場合に機密性判定を行う場合の例のフローチャート図を示す。
送信先の宛先を入力し(ステップS201)、原稿をスキャナにセットし、スタートキーを押下すると(ステップS202)、原稿の読み取りが実行される(ステップS203)。
原稿読み取り実行後に、指定した宛先と設定されている「外線発信番号」とを比較し、指定した宛先の先頭部分が「外線発信番号」と一致しているか判断(ステップS204)し、一致した場合(ステップS204、YES)は、読み取った原稿画像に対し文字認識処理を行い、その結果から機密性の判定をする(ステップS205)。
判定の結果、機密性ありと判定されたら(ステップS206、YES)、図14に示すような警告画面を表示し、送信を行わずに(ステップS208)終了する。一方、機密性なしと判定されたら(ステップS206、NO)、入力した宛先に送信を行い(ステップS207)終了する。
指定した宛先の先頭部分が「外線発信番号」と一致しなかった場合(ステップS204、NO)は、機密性判定は行わず送信を実行し(ステップS207)終了する。
このように、「外線発信番号」で始まる宛先(外部の宛先)は機密性判定対象宛先であるために送信する際には機密性の判定を行い、機密性ありと判定されると送信を抑制するため外部の宛先への機密文書の漏洩を未然に防止できる。また、内部の宛先へ送信時は時間のかかる文字認識処理、機密性判定を行わずに送信するため文書送信の動作にかかる時間を短縮できる。
また、指定した宛先とあらかじめ設定された文字列(前記例では「外線発信番号」)との比較は、「指定した宛先が、あらかじめ設定された文字列で終わるか」で判断しても、「指定した宛先が、あらかじめ設定された文字列を含むか」で判断してもよい。
また、宛先をメールアドレスで指定してメール送信する場合、初期設定で「内部ドメイン」(例えば、aaa.jp)を登録しておき、指定した宛先(メールアドレス)が「内部ドメイン」で終わる内部の宛先(例えば HYPERLINK "mailto:bbb@ccc.aaa.jp" bbb@ccc.aaa.jp)へ送信する場合には、文字認識処理、機密性判定を行わずにメール送信し、「内部ドメイン」で終わらない外部の宛先(例えば HYPERLINK "mailto:xxx@yyy.jp" xxx@yyy.jp)へ送信する場合には機密性判定を行うようにしてもよい。
また、比較対象となる「あらかじめ設定された文字列」を複数登録し、登録された文字列のどれか1つを含む、どれか1つで始まる、どれか1つで終わる、のどれかで判断してもよい。
図6は、「機密性判定対象外宛先」を別に設定登録する場合の操作表示部5の画面の例を示す。図2の初期設定キー5gを押下すると、(a)の初期設定画面に移行する。そこで「ファクス初期設定」30を押下すると、(b)のファクス初期設定画面に移行する。そこで「機密性判定対象外宛先設定」31を押すと、(c)の機密性判定対象外宛先設定画面に移行する。
(c)の機密性判定対象外宛先設定画面では、テンキーから外線発信番号を入力できるので、外線発信番号を入力して、「設定」32、を押下すると外線発信番号が設定されて(不揮発メモリに記憶されて)、(b)のファックス初期設定画面に戻る。設定を取り消す場合は、「取消」33を押すと、入力した番号は設定されずに(不揮発メモリに記憶されずに)、(b)のファックス初期設定画面に戻る。
図7は、本実施形態に係る複合機で、「機密性判定対象外宛先」を別に登録し送信する宛先が「機密性判定対象外宛先」と一致する場合には、機密性判定を行わない場合のフローチャート図を示す。
送信先の宛先を入力し(ステップS301)、原稿をスキャナにセットし、スタートキーを押下すると(ステップS302)、原稿の読み取りが実行される(ステップS303)。
原稿読み取り実行後に(ステップS303)、まず指定した宛先が「機密性判定対象外宛先」と一致するかどうかを判断し(ステップS304)、一致していれば(ステップS304、YES)、そのまま送信を実行し(ステップS308)終了する。
一方、指定した宛先が「機密性判定対象外宛先」と一致していなければ(ステップS304、NO)、上記「機密性判定対象宛先」の判定方法に従い、指定した宛先の先頭部分が「外線発信番号」と一致しているか判断し(ステップS305)、一致した場合は(ステップS305、YES)、文字認識処理を行い、機密性の判定をする(ステップS306)。
判定の結果、機密性ありと判定されたら(ステップS307、YES)、図14に示すような警告画面を表示し、送信を行わずに(ステップS309)終了する。一方、機密性なしと判定されたら(ステップS307、NO)、入力した宛先に送信を行い(ステップS308)終了する。
また、指定した宛先の先頭部分が「外線発信番号」と一致しなかった場合は(ステップS305、NO)、機密性判定は行わずに送信を実行し(ステップS308)終了する。
なお、「機密性判定対象外宛先」として複数登録し、指定した宛先が複数登録された「機密性判定対象外宛先」のどれかと一致するかで判断してもよい(ステップS304)。
また、「機密性判定対象外宛先」として宛先の一部を設定するようにし、指定した宛先との比較で、「機密性判定対象外宛先」を含む(で始まる、で終わる)かどうかによって判断してもよい(ステップS304)。
このように、機密文書を送信する必要のある外部の宛先は「機密性判定対象外宛先」として設定しておくことで、その宛先へ送信する時は「機密性あり」で送信が抑制されることがない。
図8は、本実施形態に係る複合機のアドレス帳の構成例を示す。アドレス帳は図8に示すようにアドレス帳テーブルとして登録、保持されている。
アドレス帳テーブルは、BOOK_MAX個からなる配列Bookで構成される。
各配列は登録番号を保持する数値変数[No]、キー表示名(ワンタッチ宛先ボタンに表示する名称)を保持する文字列変数[Key]、宛先名称(その宛先を選択したときに表示する名称)を保持する文字列変数[Name]、送信先を保持する文字列変数[Dest]、「機密性判定対象」OFF/ONを保持する変数[SecChk]から成っている。
i番目(i=0〜BOOK_MAX−1)の配列要素はBook[i]で表し、例えばBook[i]の送信先はBook[i].Destで表す。
[No]には、その配列に宛先が未登録の場合は[0]がセットされ、登録済みなら他の配列要素の[No]と重ならない[0]以外の番号がセットされる。
図9は、本実施形態に係る複合機のアドレス帳に、宛先を設定登録する場合の操作表示部5の画面の例を示す。
(a)の初期設定画面でアドレス帳管理ボタン40を押下すると、(b)のアドレス帳管理画面が表示される。
ここで新規に宛先を登録する場合、新規登録ボタン41を押下すると、(c)のアドレス帳登録/変更画面が表示される。この画面では宛先名称42と、キー表示名43と、送信先44と、機密性判定対象45が設定できるようになっている。
(c)のアドレス帳登録/変更画面でテンキーを押下すると送信先44に電話番号が入力されるようになっている。宛先名称42、キー表示名43は、それぞれの変更ボタン46と47、を押下すると、(d)の画面が表示され任意の文字が入力できるようになっている。この画面で宛先名称51を入力して設定52を押下すると(c)のアドレス帳登録/変更画面に戻る。
(c)のアドレス帳登録/変更画面で、機密性判定対象は「OFF」48、「ON」49、それぞれのボタンを押すとOFFまたはONに設定される。ボタンは設定されている方が反転しており、例えば「OFF」が反転しているときに「ON」を押すと、「ON」が反転し「OFF」の反転が解除されるようになっている。
このようにして宛先の設定が完了したら(c)のアドレス帳登録/変更画面で「設定」50を押下すると登録番号が割り当てられてアドレス帳に登録され、(b)のアドレス帳管理画面に戻る。
図10は、本実施形態に係る複合機のアドレス帳から宛先を選択する場合の操作表示部5の画面の例を示す。
(a)の操作表示部画面でテンキーを押下した場合は、(b)の画面に示すように従来通りテンキーから宛先が入力できる(送信先番号64)。(a)の操作表示部画面下部にはアドレス帳から宛先を選択するためのワンタッチ宛先ボタン60〜63が(アドレス帳テーブルのKeyに設定した名称で)表示されている。「東京」60というワンタッチ宛先ボタンを押下すると、(c)の画面に示すように、選択したワンタッチ宛先ボタン65が反転し、選択した宛先の送信先番号66(アドレス帳テーブルのDest)と、宛先名称67(アドレス帳テーブルのName)が表示される。
図11は、本実施形態に係る複合機のアドレス帳から宛先を選択した場合に、送信する宛先が「機密性判定対象宛先」か否か、機密性判定を行う場合のフローチャート図を示す。
送信先の宛先を入力し(ステップS401)、原稿をスキャナにセットし、スタートキーを押下すると(ステップS402)、原稿の読み取りが実行される(ステップS403)。
原稿読み取り実行後に、指定した宛先がアドレス帳の宛先かどうかを判断する(ステップS404)。
判定の結果、アドレス帳の宛先なら(ステップS404、YES)、その宛先がアドレス帳テーブルでSecChkがONになっているかどうか判断する(ステップS405)。アドレス帳テーブルでSecChkがONなら(ステップS405、YES)文字認識処理を行い、機密性判定を行う(ステップS407)。アドレス帳テーブルでSecChkがOFFならば(ステップS405、NO)、送信を実行し(ステップS409)終了する。
機密性判定の結果(ステップS407)、機密性なしの場合には(ステップS408、NO)、送信を実行し(ステップS409)終了する。一方、機密性ありの場合は(ステップS408、YES)、図14に示すような警告画面を表示し送信を行わずに(ステップS410)終了する。
ステップS404で判定の結果がアドレス帳の宛先でなければ(ステップS404、NO)、上記「機密性判定対象宛先」の判定方法に従って、指定した宛先の先頭部分が「外線発信番号」と一致しているか判断し(ステップS406)、一致した場合は(ステップS406、YES)、文字認識処理を行い、機密性の判定をする(ステップS407)。
判定の結果、機密性ありと判定されたら(ステップS408、YES)、図14に示すような警告画面を表示し、送信を行わずに(ステップS410)終了する。一方、機密性なしと判定されたら(ステップS408、NO)、入力した宛先に送信を行い(ステップS409)終了する。
また、指定した宛先の先頭部分が「外線発信番号」と一致しなかった場合は(ステップS406、NO)、機密性判定は行わずに送信を実行し(ステップS409)終了する。
また、アドレス帳宛先に対する機密性判定対象は「OFF」、「ON」に加え、「全体設定に従う」といった設定を加えてもよい。「全体設定に従う」が設定されている場合は、アドレス帳宛先であっても上記「機密性判定対象宛先」の判定方法に従うようにしてもよい。
このように、アドレス帳に登録した宛先ごとに機密性判定を必要とするか不要にするかを宛先ごとにきめ細かく設定できる。
図12は、本実施形態に係る複合機で、宛先を複数指定する場合の操作表示部5の画面の例を示す。宛先を複数指定することにより、一度の動作で読み取った原稿の同じ内容を複数の宛先に送信することができる。
ここで数値変数adr_numには指定した宛先の数が、文字列配列adr[0]〜adr[adr_num−1]には指定した宛先(送信先)が文字列で保持されるとする。(a)の画面は、宛先未指定の状態(adr_num=0)であるが、ここで宛先をテンキーなどから入力すると、入力した宛先がadr[0]に設定され、adr_numが1増え、(b)の画面に示すように入力した送信先の番号70が表示される。また、件数表示71が1増え(件数表示はadr_numと同じ)、「宛先追加」ボタン72が表示される。
(b)の画面で「宛先追加」ボタン72を押下すると、(c)の画面となり、新たな宛先を追加入力できるようになる。ここで宛先をテンキーなどから入力すると、入力した宛先がadr[adr_num(=1)]に設定され、adr_numが1増え、(d)の画面に示すように追加入力した送信先の番号73が表示される。また、件数表示74が1増え(件数表示はadr_numと同じ)、「宛先追加」ボタン75が表示される。
図13は、本実施形態に係る複合機にて送信先の宛先を複数指定した場合に、送信する宛先が「機密性判定対象宛先」か否かの、機密性判定を行う場合のフローチャート図を示す。
送信先の宛先を複数指定し(ステップS501)、原稿をスキャナにセットし、スタートキーを押下すると(ステップS502)、原稿の読み取りが実行される(ステップS503)。
原稿の読み取り実行後、指定した宛先がなければ、変数flgと宛先adrは[0]となっている(ステップS504)。次に、指定した各宛先adr[i](i=0〜adr_num−1)に対し、先頭部分が外線発信番号に一致するかどうかを判断する(ステップS505)。
一致するものがなければ(ステップS505、NO)変数flgには[0]が入り、次の宛先を調べるためにadr[i=i+1]とし(ステップS507)、調べた宛先が最後であるか判断する(ステップS508)。調べた宛先が最後でない場合は(ステップS508、NO)、指定した宛先数だけ繰り返し行う。調べた宛先が最後の場合は(ステップS508、YES)次にflgが[1]であるか判断する(ステップS509)。
先頭部分が外線発信番号に1つでも一致するものがあれば(ステップS505、YES)変数flgには[1]が入り(ステップS506)次にflgが[1]であるか判断する(ステップS509)。
ここの判断でflgが[1]、すなわち指定した各宛先のうち、先頭部分が外線発信番号に一致するものが1つでもあれば(ステップS509、YES)、文字認識処理、機密性判定を行う(ステップS510)。
機密性判定の結果(ステップS511)、機密性なしの場合には(ステップS511、NO)、各宛先に送信を実行し(ステップS512)終了する。一方、機密性ありの場合は(ステップS511、YES)、図14に示すような警告画面を表示し、送信を行わずに(ステップS513)終了する。
一方、flgが[0]、すなわち先頭部分が外線発信番号に一致するものがなければ(ステップS509、NO)、文字認識処理と機密性判定を行わずに、各宛先への送信を実行し(ステップS512)終了する。
このように、宛先が複数指定されていても、外部の宛先が1つでも含まれていれば機密性判定を行い、外部宛先への機密文書の漏洩を未然に防止することができる。
なお、機密性判定で「機密性あり」と判定された場合、先頭部分が外線発信番号に一致する宛先(すなわち外部の宛先)への送信のみ抑制し、それ以外の内部の宛先への送信は行うようにしてもよい。
図14は、本実施形態に係る複合機の操作表示部5に表示する警告画面の例を示す。図15は宛先入力時の操作表示部5の画面の例を示す。
機密性判定において「機密性あり」と判定された場合の警告画面には、機密性判定対象宛先(上記の実施形態でいえば、先頭部分が外線発信番号に一致した宛先)をあわせて表示している。
このように、文書が「機密性あり」と判定されて送信が抑制された場合、送信する宛先が機密情報の漏洩を避けるべき外部の宛先であることをユーザが知ることができる。
本発明の実施形態によれば、外線発信番号で始まる宛先など、外部の宛先へ送信する場合のみ、送信が実行される前に文字認識処理による文書の機密性判定を行うようにすることで、外部宛先への送信時は、文書の機密性の判定を確実に行うことで機密情報の漏洩を未然に防止しつつ、文書の機密性判定の必要のない内部宛先への送信時は、文字認識処理による文書の機密性判定を行わずに動作時間を短縮することで、セキュリティ性を維持したまま、動作性を向上させることができる。
また、送信する宛先に特定の文字列が含まれるかどうかによって、「機密性判定対象宛先」か否かを判断し、「機密性判定対象宛先」と判断した場合に、文字認識処理による文書の機密性判定を行い、機密性が高いと判定された場合、送信を抑制するようにしたことで、外部の宛先(機密性判定対象宛先)への送信時は、文書の機密性の判定を確実に行い機密性の高い文書が漏洩するのを未然に防止でき、内部の宛先(機密性判定対象でない宛先)への送信時は、文字認識処理による文書の機密性判定を行わず動作時間を短縮できたので、セキュリティ性を維持したまま、動作性を向上させることができる。
また、送信する宛先が特定の文字列(外線発信番号)で始まるかどうかによって、「機密性判定対象宛先」か否かを判断し、「機密性判定対象宛先」と判断した場合に、文字認識処理による文書の機密性判定を行い、機密性が高いと判定された場合、送信を抑制するようにしたことで、外線発信番号で始まる外部の宛先(機密性判定対象宛先)への送信時は、文書の機密性の判定を確実に行い機密性の高い文書が漏洩するのを未然に防止でき、それ以外の内部の宛先(機密性判定対象でない宛先)への送信時は、文字認識処理による文書の機密性判定を行わず動作時間を短縮することができたので、セキュリティ性を維持したまま、動作性を向上させることができる。
また、送信する宛先が特定の文字列(ドメイン名)で終わるかどうかによって、「機密性判定対象宛先」か否かを判断し、「機密性判定対象宛先」と判断した場合に、文字認識処理による文書の機密性判定を行い、機密性が高いと判定された場合、送信を抑制するようにしたことで、指定したドメイン名で終わる内部の宛先(機密性判定対象でない宛先)への送信時は、文字認識処理による文書の機密性判定を行わず動作時間を短縮でき、それ以外の外部の宛先(機密性判定対象宛先)への送信時は、文書の機密性の判定を確実に行い機密性の高い文書が漏洩するのを未然に防止できるので、セキュリティ性を維持したまま、動作性を向上させることができる。
また、送信する宛先があらかじめ登録した「機密性判定対象外宛先」と一致する場合、外部の宛先であっても、「機密性判定対象宛先」とは判断せず文字認識処理による文書の機密性判定を行わないようにするようにしたことで、外部の宛先でも機密文書を送信する必要のある宛先を「機密性判定対象外宛先」として登録しておくことで、その外部宛先への送信時は、文字認識処理による文書の機密性判定を行わず動作時間が短縮でき、それ以外の外部宛先への送信時は、文書の機密性の判定を確実に行い機密性の高い文書が漏洩するのを未然に防止できるので、セキュリティ性を維持したまま、さらに動作性を向上させることができる。
また、アドレス帳の各宛先に対し、「機密性判定対象OFF/ON」を設定し、アドレス帳から宛先が指定された場合、その宛先の「機密性判定対象OFF/ON」設定によって「機密性判定対象宛先」か否かを判断して文字認識処理による文書の機密性判定を行うかどうかを決定するようにしたことによって、アドレス帳に登録された各宛先ごとに、文書の機密性の判定を確実に行い機密性の高い文書が漏洩するのを未然に防止させる宛先か、文字認識処理による文書の機密性判定を行わず動作時間を短縮する宛先かを、きめ細かく設定でき、セキュリティ性を維持したまま、さらに動作性を向上させることができる。
また、宛先が複数指定された場合に、1つでも「機密性判定対象宛先」となる宛先が含まれている場合、文字認識処理による文書の機密性判定を行うようにしたことによって、セキュリティ性を維持したまま、動作性を向上させることができる。
また、機密性判定により送信が抑制された場合に表示する警告内に「機密性判定対象宛先」となる宛先をあわせて表示するようにしたことによって、送信が抑制された理由(送信する宛先が、機密情報の漏洩を避けるべき宛先であること)をユーザに的確に伝わるようになり、さらに動作性を向上させることができる。
本発明によれば、ファクシミリ装置、通信装置、スキャナ装置及び画像処理装置などの用途に適用できる。
本発明の実施形態に係る複合機の内部システム構成図である。 複合機の操作表示部の一例である。 本発明の実施形態に係る複合機の動作時のフローチャート図である。 「外線発信番号」設定時のフロー図である。 本発明の実施形態に係る複合機の動作時のフローチャート図である。 「機密性判定対象外宛先」設定時のフロー図である。 本発明の実施形態に係る複合機の動作時のフローチャート図である。 複合機のアドレス帳テーブルの一例である。 「アドレス帳」設定時のフロー図である。 「アドレス帳」操作時のフロー図である。 本発明の実施形態に係る複合機の動作時のフローチャート図である。 「宛先」設定時のフロー図である。 本発明の実施形態に係る複合機の動作時のフローチャート図である。 表示される警告画面の一例である。 操作表示部の画面の一例である。
符号の説明
1 システム制御部
2 システムメモリ
3 不揮発メモリ
4 画像メモリ
5 操作表示部
5a スタートキー
5b ストップキー
5c テンキー
5d クリアキー
5e ファックスキー
5f コピーキー
5g 初期設定キー
5h 液晶表示器
5i タッチパネル
6 符号化復号化部
7 ファックスモデム
8 ネットワークインターフェース(I/F)
9 スキャナ
10 プロッタ
11 文字認識装置
12 公衆回線網
13 LAN
20 バス

Claims (10)

  1. 画像データを送信する宛先を指定する宛先指定手段と、
    前記宛先指定手段で指定された宛先に、機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する宛先判定手段と、
    前記宛先判定手段で前記機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、前記画像データは機密性があるかを判定する機密性判定手段と、
    前記機密性判定手段で機密性があると判定されなかったとき、および前記宛先判定手段で前記機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されなかったときに前記宛先指定手段で指定された宛先に前記画像データを送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする画像通信装置。
  2. 前記宛先指定手段で指定された宛先に、機密性判定対象外宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する対象外宛先判定手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記対象外宛先判定手段で前記機密性判定対象外宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、前記宛先指定手段で指定された宛先に前記画像データを送信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像通信装置。
  3. 複数の宛先を予め記憶しておく宛先記憶手段と、
    前記宛先指定手段で指定された宛先が、前記宛先記憶手段に記憶されている宛先かを判定する記憶済宛先判定手段と、をさらに備え、
    前記送信手段は、前記記憶済宛先判定手段で記憶されている宛先であると判定されたとき、前記宛先指定手段で指定された宛先に前記画像データを送信すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像通信装置。
  4. 前記宛先記憶手段は、記憶しておく宛先毎に機密性判定を行うかの情報を併せて記憶しておき、
    前記記憶済宛先判定手段で記憶されている宛先であると判定されたときであって、該宛先に機密判定を行うとの情報が併せて記憶されているときには、前記機密性判定手段が前記画像データは機密性があるかを判定すること、
    を特徴とする請求項3に記載の画像通信装置。
  5. 前記機密性判定手段で機密性があると判定されたときに、前記画像データを送信しない旨を表示する表示手段を備えること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像通信装置。
  6. 前記表示手段は、前記宛先指定手段で指定された宛先を表示すること、
    を特徴とする請求項5に記載の画像通信装置。
  7. 前記機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列は外線番号を示す文字列であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像通信装置。
  8. 画像通信装置における画像通信方法において、
    画像データを送信する宛先を指定する宛先指定ステップと、
    前記宛先指定ステップで指定された宛先に、前記画像通信装置内部に機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する宛先判定ステップと、
    前記宛先判定ステップで前記機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、前記画像データは機密性があるかを判定する機密性判定ステップと、
    前記機密性判定ステップで機密性があると判定されなかったとき、および前記宛先判定ステップで前記機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されなかったときに前記宛先指定ステップで指定された宛先に前記画像データを送信する送信ステップと、
    を備えることを特徴とする画像通信方法。
  9. 前記宛先指定ステップで指定された宛先に、前記画像通信装置内部に機密性判定対象外宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する対象外宛先判定ステップをさらに備え、
    前記送信ステップは、前記対象外宛先判定ステップで前記機密性判定対象外宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、前記宛先指定ステップで指定された宛先に前記画像データを送信すること、
    を特徴とする請求項8に記載の画像通信方法。
  10. 画像通信装置を、
    画像データを送信する宛先を指定する宛先指定手段と、
    前記宛先指定手段で指定された宛先に、前記画像通信装置内部に機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれているかを判定する宛先判定手段と、
    前記宛先判定手段で前記機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されたとき、前記画像データは機密性があるかを判定する機密性判定手段と、
    前記機密性判定手段で機密性があると判定されなかったとき、および前記宛先判定手段で前記機密性判定対象宛先として予め記憶されている文字列が含まれていると判定されなかったときに前記宛先指定手段で指定された宛先に前記画像データを送信する送信手段として機能させること、
    を特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012178650A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Oki Data Corp データ送信装置及びデータ送信方法

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