JP2009092493A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 道路地図画面の表示スペースを制限することなく交差点の進行方向を表示する「ナビゲーション装置」を提供する。
【解決手段】 ナビゲーション装置は、目的地までの誘導経路2を探索する探索し、誘導経路2の直近の交差点N1を特定し、特定された交差点N1の進行方向を判定し、判定された進行方向(直進、左折、または右折)に基づき誘導経路2の表示色を(緑、青、または赤)に決定し、決定された表示色で誘導経路2を道路地図画面上に表示する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ナビゲーション装置に関し、特に、交差点の進行方向の案内表示に関する。
目的地までの経路を探索し、これを案内するナビゲーションシステムが開発され、車両や携帯端末等で利用されている。ナビゲーション装置は、自車の走行している位置を算出し、ディスプレイに映し出される自車位置周辺地図上に自車位置マークを表示し、周辺道路の案内を行ったり、目的地までの経路を探索し、探索された誘導経路により目的地までの案内等を行う。
ナビゲーション装置には、誘導経路上の次の交差点の進行方向を案内する機能が設けられている。特許文献1は、走行距離の増減を基準に交差点毎の重要度を設定し、重要度が高い交差点ほど目立つ色で表示する。例えば、交差点で進行方向を誤った場合に走行距離が著しく増加するとき、当該交差点の重要度は高くなり、交差点が赤色等の目立つ色で表示される。
特許文献2は、進行方向を示す矢印の色を進行状況に応じて色を変化して表示する。特許文献3は、自車と案内交差点の間に他の交差点があるか否かを判別し、他の交差点がある場合とない場合とで誘導経路を色分けする。
特開2001−116574号 特開2004−245837号 特開2006−64473号
ナビゲーション装置において、道路地図画面に自車位置マークや目的地までの誘導経路を表示することで、ユーザは、自車位置周辺の道路状況や進行方向を認識する。自車が交差点に近づくと、交差点の進行方向を示すアイコン等が道路地図画面上に表示される。例えば、図1(a)に示すように、道路地図画面1には、誘導経路2と自車位置マークMが表示され、次の交差点Aを左折することを案内する交差点案内アイコン3が表示される。また、図1(b)に示すように、ディスプレイを2画面表示にし、一方には道路地図画面1が表示され、他方には誘導経路2上の交差点の進行方向の案内する交差点案内画面4が表示される。
このように従来の交差点の進行方向を案内する表示は、道路地図画面上に交差点案内アイコン3を表示したり、交差点案内画面4を設定するため、道路地図画面1に見えない部分が生じたり、道路地図画面1の表示スペースが制限されてしまうという課題があった。特に、ポータブルナビゲーション装置には、小型軽量化が求められるので、ディスプレイのサイズが小さくなり、このような課題が顕著になる。さらに、交差点案内アイコン3を表示する場合には、画面デザインをも考慮しなければならない。
本発明は、上記従来の課題を解決し、道路地図画面の表示スペースを極力制限することなく交差点の進行方向の案内を表示することができるナビゲーション装置を提供すること目的とする。
本発明に係るナビゲーション装置は、目的地までの誘導経路を探索する探索手段と、誘導経路上の直近の交差点を特定する交差点特定手段と、特定された交差点の進行方向を判定する判定手段と、判定手段により判定された進行方向に基づき誘導経路または自車位置マークの表示色を決定する表示色決定手段と、表示色決定手段により決定された表示色で誘導経路または自車位置マークを道路地図上に表示する表示手段とを有する。また、誘導経路または自車位置マークに代えて、道路地図データの背景の表示色を進行方向に応じて可変するようにしてもよい。
ナビゲーション装置はさらに、自車位置から前記特定された交差点までの距離を算出する算出手段を含み、前記表示手段は、算出された距離が一定以下となったとき、前記表示色決定手段により決定された表示色で表示するようにしてもよい。好ましくは、表示色決定手段は、交差点の右折、左折、または直進に応じて表示色を異ならせる。
さらに本発明に係るナビゲーション装置は、目的地までの誘導経路を探索する探索手段と、誘導経路上の直近の交差点を特定する交差点特定手段と、特定された交差点の進行方向を判定する判定手段と、判定手段により判定された進行方向に基づき自車位置マークの表示形態を決定する形態決定手段と、形態決定手段により決定された表示形態で自車位置マークを道路地図上に表示する表示手段とを有する。
本発明に係るナビゲーション装置における交差点の進行方向を表示する表示方法または表示プログラムは、目的地までの誘導経路上の直近の交差点を特定するステップと、特定された交差点の進行方向を判定するステップと、判定された進行方向に基づき誘導経路または自車位置マークまたは道路地図の背景の表示色を決定するステップと、決定された表示色で誘導経路を道路地図上に表示するステップとを有する。
本発明によれば、目的地までの誘導経路の表示色を交差点の進行方向に応じて決定するようにしたので、交差点案内用アイコンを道路地図画面上に表示したり、交差点案内画面を設定する必要がなくなり、小さなディスプレイであっても、道路地図画面が見易くなる。また、画面デザイン上の制約がなくなるので、道路地図データの作成も容易になる。
さらに、交差点案内用アイコンの場合、その内容を見て理解する必要があったが、誘導経路等の表示色を変化させて交差点の進行方向を表現するので、直感的に進行方向を理解することができる。これにより、ユーザは、事前に交差点の進行方向を認識し、例えば、複数の車線がある道路を走行しているとき、余裕を持ってレーンを移動することができる。さらに、誘導経路等の表示色を交差点拡大案内のときの案内矢印に適用することも可能であり、これによりアイコンの視認性をより向上させることができる。
本発明の最良の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。ここでは、車載用ナビゲーション装置を例に用いる。
図2は、本実施例に係るナビゲーション装置10の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置10は、走行距離を測定する車速センサや進行方向を測定するジャイロセンサ等を含む自律航法センサ20、GPS衛星からの電波を受信し自車の現在位置・現在方位を測定するGPS受信機22、アンテナ24から現在の道路交通情報を受信するVICS(Vehicle Information and Communication System、FM多重レシーバー26、ユーザ入力インターフェース30(操作パネル32、音声入力部34及びリモコン操作部36を含む)、大容量ハードディスクを有する記憶装置40、無線または有線によりデータ通信を行うデータ通信制御部42、スピーカー52に音声を出力させる音声出力部50、ディスプレイ62に画像を表示させる表示制御部60、プログラムを記憶するプログラムメモリ70、データを一時記憶するデータメモリ80、および制御部90を含んで構成される。
ユーザ入力インターフェース30は、地図検索キー、地図スクロールキー、経路探索キー、セットキー、探索開始キーなどを備えている。記憶装置40は、ナビゲーションの各種機能を実行するために必要なプログラム、データベース、施設や自車位置マークその他の図形を表示するためのポリゴンデータ等を記憶する。データベースには、リンク(道路)データ、ノード(交差点)データ等を含む道路地図データ、施設データなどが含まれる。リンクデータは、交差点と交差点とを連結する道路に関するデータであり、道路の始点と終点の経緯度、リンクの長さ(距離)、道路の種別(高速道路、国道、一般道など)、道路の幅員、規制(一方通行など)、車線数等を含む。ノードデータは、交差点であるか否かを示す交差点フラグ、交差点に連結されるリンクID、交差点の規制等を含む。
さらに、記憶装置40には、誘導経路や自車位置マーク等の表示色を決定するための表示色決定テーブルや、自車位置マークの表示形態を決定するための表示形態決定テーブルが記憶され、後述するように、誘導経路や自車位置マークは、表示色決定テーブルや表示形態決定テーブルに従い道路地図画面上に表示される。
プログラムメモリ70は、記憶装置40に記憶されたプログラムをロードし格納する。プログラムメモリ70は、例えば、自律航法センサ20やGPS受信機22からの位置情報に基づき自車位置を検出する自車位置検出プログラム72、出発地点から目的地までの誘導経路を探索する誘導経路探索プログラム74、ディスプレイに表示される道路地図画面を構成する表示データを生成する表示データ生成プログラム76、交差点の進行方向を案内または表示する交差点進行方向表示プログラム78等を含む。制御部90は、これらのプログラムに従い、各動作を制御する。
データメモリ80は、自律航法センサ20やGPS受信機22から得られた位置データ82、記憶装置40から読み出された自車位置周辺の道路地図データ84、目的地までの誘導経路データ86、交差点の進行方向を表示するために必要な進行方向表示データ88等を記憶する。
図3は、本実施例の交差点進行方向表示プログラム78の機能ブロック図である。交差点進行方向表示プログラム78は、道路地図データや誘導経路に基づき誘導経路上に存在する交差点を特定する交差点特定部100と、自車位置から交差点までの道なりの距離を計測する交差点距離計測部101と、交差点における自車の進行方向を判定する進行方向判定部102と、進行方向に基づき誘導経路の表示色を決定する表示色決定部103と、決定された色情報を出力する色情報出力部104とを備えている。
交差点特定部100は、誘導経路上にある全てのノードを検索し、交差点フラグを参照し、当該ノードが交差点か否かを判定する。なお、本実施例でいう交差点は、3つ以上の道路が接続された案内の対象となり得る交差点であって、例えば、T字路、十字路その他の分岐点を含み、信号機等の有無は不問である。交差点距離計測部101は、自車が位置するリンクから交差点に進入するリンクの長さの合計を算出する。進行方向判定部102は、交差点に進入するリンクと交差点を脱出するリンクを識別し、これらのリンクの接続関係から右折、左折、または直進等の進行方向を判定する。表示色決定部103は、進行方向に応じた誘導経路の表示色を決定する。従来例では、誘導経路は、道路や地図と識別できるような色で表示され、その表示色は一定である。これに対し、本実施例では、誘導経路は、交差点の進行方向に応じて表示色を変化させ、つまり、誘導経路の表示色は、誘導経路を他から識別する機能と、次の交差点の進行方向を識別する機能とを包含する。
図4(a)は、誘導経路の表示色を決定するために用いられる表示色決定テーブルの例である。表示色決定部103は、このテーブルに従い誘導経路の配色を決定する。例えば、自車位置から1km以内に交差点が無ければ、誘導経路は緑色で表示される。交差点が1km以内にあり、交差点を直進するときは、誘導経路は緑色で表示される。一方、自車位置から1km以内に交差点があり、そこを左折するとき、誘導経路は青色で表示され、右折するとき、誘導経路は赤色で表示される。なお、表示色を図面で表すときのハッチングを併せて示している。
誘導経路の配色は、ユーザの覚えやすさに配慮して決定される。好ましくは、対面式の車両用信号機の配列、すなわち、向かって左側が青色、右側が赤色と同じである。勿論、配色は、道路地図データ上の他の表示物の配色との関係から決定したり、ユーザが任意に設定しても良い。また、渋滞情報や一方通行などの交通情報を誘導経路の色分けにより表示するので、それらと混同しない表示色を選択することが望ましい。
色情報出力部104は、表示色決定部103により決定された色情報を、表示データ生成プログラム76へ出力する。表示データ生成プログラム76は、当該色情報に従い道路地図データ上に表示されるべく誘導経路の表示データを生成する。
次に、本実施例のナビゲーション装置における交差点の進行方向の表示動作について図5のフローチャートを参照して説明する。まず、ユーザが目的地を設定すると(ステップS101)、出発地点から目的地までの最適な誘導経路が探索され、探索された誘導経路データ86がデータメモリ80に保持される。自車の走行開始に伴い、自律航法センサ20およびGPS受信機22により自車位置が検出され、自車位置に対応する道路地図データが記憶装置40から読み出される。表示データ生成プログラム76は、ディスプレイ62に映し出される道路地図画面を生成する。この表示データは、道路地図データに合成される自車位置マークMや誘導経路が含まれる。
次に、交差点特定部100は、誘導経路データ86に基づき、自車の進行方向にある直近の交差点を特定し(ステップS102)、交差点距離計測部101は、自車位置から直近の交差点までの道なりの距離を計測する(ステップS103)。さらに、進行方向判定部103は、誘導経路データ86に基づいて直近の交差点における自車の進行方向を判定する(ステップS104)。
次に、表示色決定部103は、自車位置から直近の交差点までの距離が一定値以下に到達したか否かを判定する(ステップS105)。この値は、交差点の進行方向を案内するタイミングを決定するために予め設定され、ここでは、この距離を1kmとしている。交差点までの距離が一定値以下になったとき、表示色決定部103は、進行方向判定部102の判定結果に応答して図4に示す表示色決定テーブルに従い、誘導経路の表示色を決定する(ステップS106)。色情報出力部104は、決定された誘導経路の色情報を表示データ生成プログラム76へ出力する(ステップS107)。これにより、決定された表示色の誘導経路データが道路地図データ上に合成され、表示制御部60は、道路地図画面上に進行方向に応じた表示色の誘導経路を表示する(ステップS108)。
次に、交差点特定部100は、自車位置を参照し、直近の交差点を通過したかを判定する(ステップS109)。交差点を通過していなければ誘導経路の表示色はそのまま継続される。交差点を通過すると、誘導経路上の次の交差点が特定され(ステップS110)、上記と同様の処理によって、交差点の進行方向に応じた表示色が決定され、決定された誘導経路が道路地図画面に表示される。誘導経路上に次の交差点がなければ交差点の進行方向の表示動作を終了する。
次に、本実施例の具体的な表示例について説明する。図6は、表示データ生成プログラム76によって生成された表示データを模式的に表したものである。表示データ130は、ディスプレイの表示エリアよりも広範囲の道路地図データを記憶装置40から読み出し、自車位置を中心に複数の図葉(パーセル)を構成している。これは、地図の尺度変更や画面のスクロールに迅速に対応するためである。
表示データ130は、道路地図データ上に、誘導経路2および自車位置マークMを合成している。自車位置から直近の交差点をN1、その後に通過する交差点をN2、N3、自車位置から交差点N1までのリンクをL1、その後の交差点N2、N3間のリンクをL2、L3で表している。交差点N1の進行方向を直進、交差点N2の進行方向を左折、交差点N3の進行方向を右折とする。また、破線で示す矩形領域S1、S2、S3、S4は、ディスプレイに映し出される表示エリアすなわち道路地図画面である。
図7は、図6に示す道路地図画面S1ないしS4を分かり易く拡大している。図7の道路地図画面S1において、自車位置が交差点N1から1km以内のリンクL1上にあるとき、交差点N1を直進するなので、誘導経路2は緑色で表示される。道路地図画面S2において、自車位置が交差点N2から1km以内のリンクL2上にあるとき、交差点N2を左折するので、誘導経路2は青色で表示される。道路地図画面S3において、自車位置が交差点N3から1km以上はなれているとき、誘導経路2に交差点案内が表示されず、誘導経路2は緑色で表示される。道路地図画面S4において、自車位置が交差点N3から1km以内のリンクL3上にあるとき、交差点N3を右折するので、誘導経路2は赤色で表示される。なお、道路地図画面S3、S4は、進行方向をディスプレイの上方にするヘッドアップの表示例である。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。第1の実施例は、交差点の進行方向に応じて誘導経路の表示色で変化させたが、第2の実施例は、交差点の進行方向に応じて自車位置マークの表示色を変化させる。自車位置マークは、典型的に、進行方向を示す矢印または三角形とそれを囲む円等で構成される。進行方向を示す矢印や円を点滅させてもよい。第2の実施例は、このような自車位置マークの一部または全部の表示色を、図4に示す表示色決定テーブルに従い変更する。
図8は、第2の実施例による自車位置マークの表示例である。図8(a)は、交差点N1を直進するときの表示例であり、自車位置マークの進行方向を示す部分が緑色で表示される。図8(b)は、交差点N1を左折するときの表示例であり、自車位置マークは青色で表示される。図8(c)は、交差点N1を右折するときの表示例であり、自車位置マークは赤色で表示される。第1の実施例のときと同様に、自車位置マークMは、自車位置から交差点N1までの道なり距離が例えば1km以内に到達したときに、その進行方向を表す色によって表示されるようにしてもよい。さらに、第2の実施例は、第1の実施例と組合せて用いることができ、自車位置マークと誘導経路の表示色を同時に変更するようにしてもよい。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。道路地図データの背景は、そこに表示される道路、施設、誘導経路が分かり易くなるような配色に選択され、あるいは、ロケーションや走行時間帯によってその情景をイメージさせる配色に選択される。例えば、ロケーションが高原であれば、山間部をイメージさせる緑色を基調とした背景色が使われたり、夜間の市街地であれば、ライトアップされた街中を表現するような黒色を基調とした背景色が使われたりする。第3の実施例は、交差点の進行方向に応じてこのような背景の表示色を変化させるものである。ここでいう背景とは、少なくとも道路、誘導経路および自車位置マークの背景である。
図9は、第3実施例による背景色の表示例である。図9(a)は、交差点N1を直進するときの表示例であり、道路の背景が緑色で表示される。図9(b)は、交差点N1を左折するときの表示例であり、道路の背景が青色で表示される。図9(c)は、交差点N1を右折するときの表示例であり、道路の背景が赤色で表示される。上記したように、背景色は、ロケーションや走行時間帯によっても変化されるため、これらの背景色と混同しない表示色を選択することが望ましい。また、道路地図画面全体を透明または半透明の背景色とすることも可能である。さらに、第3の実施例は、第1および第2の実施例と組み合わせて用いることも可能である。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。第4の実施例は、第1ないし第3の実施例と異なり、自車位置マークの形態を交差点の進行方向に応じて変更する。図4(b)は、自車位置マークの表示態様を選択するための表示態様決定テーブルの例である。自車位置から1km以内に交差点がないとき、および交差点を直進する場合には、通常の表示形態の自車位置マークが選択され、交差点を右折または左折する場合には、その進行方向を予期させる何らかの目印、例えば突起が付加されている。このような目印は、必ずしも突起に限るものではなく、その他の形状であってもよい。また、目印の表示色は、第1ないし第3の実施例と同様に進行方向に応じて変化させても良い。
図10は、第4の実施例による自車位置マークの表示例である。図10(a)は、交差点N1を直進するときの表示例であり、自車位置マークMには、目印は付加されていない。図10(b)は、交差点N1を左折するときの表示例であり、自車位置マークMの左側に目印140が付加されている。図10(c)は、交差点N1を右折するときの表示例であり、自車位置マークMの右側に目印140が付加されている。このように目印によって、交差点の進行方向を表すことができる。第4の実施例は、第1ないし第3の実施例と組み合わせて用いることも可能である。この場合、目印140のみの表示色を変更してもよいし、誘導経路や自車位置マークMの表示色を一緒に変更するようにしてもよい。さらに、目印140を際立たせるために点滅させてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明に係わる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、アイコン表示による交差点案内時にも、進行方向を示す矢印を進行方向に応じて色分けできる。
図1(a)は、従来の案内用アイコンを表示した道路地図画面の表示例であり、図1(b)は2画面表示により交差点案内画面を表示する例である。 本発明の実施例に係るナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。 図2に示す交差点進行方向表示プログラムの機能的な構成を示すブロック図である。 図4(a)は、誘導経路の表示色を決定するための表示色決定テーブルの例、図4(b)は、自車位置マークの表示形態を決定するための表示形態決定テーブルの例である。 本実施例に係るナビゲーション装置の交差点の進行方向の表示動作のフローチャートである。 第1の実施例による表示データを模式的に示した図である。 図6に示す道路地図画面S1〜S4を示す図である。 第2の実施例による表示例であり、図8(a)は交差点を直進、図8(b)は交差点を左折、図8(c)は交差点を右折するときの表示例である。 第3の実施例による表示例であり、図9(a)は交差点を直進、図9(b)は交差点を左折、図9(c)は交差点を右折するときの表示例である。 第4の実施例による表示例であり、図10(a)は交差点を直進、図10(b)は交差点を左折、図10(c)は交差点を右折するときの表示例である。
符号の説明
1:道路地図画面 2:誘導経路
3:表示アイコン 4:アイコン表示画面
10:ナビゲーション装置 22:GPS受信機
30:ユーザ入力インターフェース 40:記憶装置
60:表示制御部 62:ディスプレイ
70:プログラムメモリ 72:自車位置検出プログラム
74:誘導経路検索プログラム 76:表示データ生成プログラム
78:交差点進行方向表示プログラム 80:データメモリ
82:位置データ 84:道路地図データ
86:誘導経路データ 88:進行方向表示データ
90:制御部 130:道路地図データ
140:目印
L1、L2、L3:リンク
M:自車位置マーク
N1、N2、N3:交差点

Claims (12)

  1. 目的地までの誘導経路を探索する探索手段と、
    前記誘導経路上の直近の交差点を特定する交差点特定手段と、
    特定された交差点の進行方向を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された進行方向に基づき前記誘導経路の表示色を決定する表示色決定手段と、
    前記表示色決定手段により決定された表示色で前記誘導経路を道路地図上に表示する表示手段と、
    を有するナビゲーション装置。
  2. 目的地までの誘導経路を探索する探索手段と、
    前記誘導経路上の直近の交差点を特定する交差点特定手段と、
    特定された交差点の進行方向を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された進行方向に基づき自車位置マークの表示色を決定する表示色決定手段と、
    前記表示色決定手段により決定された表示色で自車位置マークを道路地図上に表示する表示手段と、
    を有するナビゲーション装置。
  3. 目的地までの誘導経路を探索する探索手段と、
    前記誘導経路上の直近の交差点を特定する交差点特定手段と、
    特定された交差点の進行方向を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された進行方向に基づき道路地図データの背景の表示色を決定する表示色決定手段と、
    前記表示色決定手段により決定された表示色で道路地図を表示する表示手段と、
    を有するナビゲーション装置。
  4. ナビゲーション装置はさらに、自車位置から前記特定された交差点までの距離を算出する算出手段を含み、前記表示手段は、算出された距離が一定以下となったとき、前記表示色決定手段により決定された表示色で表示する、請求項1ないし3いずれか1つに記載のナビゲーション装置。
  5. 前記表示色決定手段は、交差点の右折、左折、または直進に応じて表示色を異ならせる、請求項1ないし4いずれか1つに記載のナビゲーション装置。
  6. 目的地までの誘導経路を探索する探索手段と、
    前記誘導経路上の直近の交差点を特定する交差点特定手段と、
    特定された交差点の進行方向を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された進行方向に基づき前記自車位置マークの表示形態を決定する形態決定手段と、
    前記形態決定手段により決定された表示形態で自車位置マークを道路地図上に表示する表示手段と、
    を有するナビゲーション装置。
  7. 前記形態決定手段は、交差点の右折、左折、または直進に応じて表示形態を異ならせる、請求項6に記載のナビゲーション装置。
  8. ナビゲーション装置における交差点の進行方向を表示する表示プログラムであって、
    目的地までの誘導経路上の直近の交差点を特定するステップと、
    特定された交差点の進行方向を判定するステップと、
    判定された進行方向に基づき誘導経路の表示色を決定するステップと、
    決定された表示色で誘導経路を道路地図上に表示するステップと、
    を有する、表示プログラム。
  9. ナビゲーション装置における交差点の進行方向を表示する表示プログラムであって、
    目的地までの誘導経路上の直近の交差点を特定するステップと、
    特定された交差点の進行方向を判定するステップと、
    判定された進行方向に基づき自車位置マークの表示色を決定するステップと、
    決定された表示色で自車位置マークを道路地図上に表示するステップと、
    を有する、表示プログラム。
  10. ナビゲーション装置における交差点の進行方向を表示する表示方法であって、
    目的地までの誘導経路上の直近の交差点を特定するステップと、
    特定された交差点の進行方向を判定するステップと、
    判定された進行方向に基づき誘導経路の表示色を決定するステップと、
    決定された表示色で誘導経路を道路地図上に表示するステップと、
    を有する、表示方法。
  11. 表示方法はさらに、判定された進行方向に基づき自車位置マークの表示色を決定するステップを含み、決定された表示色で自車位置マークを表示する、請求項10に記載の表示方法。
  12. 表示方法はさらに、判定された進行方向に基づき自車位置マークの表示形態を決定するステップを含み、決定された表示形態で自車位置マークを表示する、請求項10または11に記載の表示方法。
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