JP2009090960A - 昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降プラットホームの昇降と開閉に油圧シリンダを共用でき、昇降動作と開閉動作の切換を操作性よく実行でき、機構の簡素化を図ることが可能な昇降装置を提供する。
【解決手段】ガイドポスト2と、これにより昇降自在に案内されるランナ4と、開いた状態では水平になるようにランナ4に枢着される昇降プラットホーム10とを備え、一端がガイドポスト2に枢着され、他端がプラットホーム10に固定のアーム20端部に枢着される複動油圧シリンダ30と、ランナ4を上昇位置で係止する係止機構40とを有する。係止機構40による係止解除状態で複動油圧シリンダ30を作動させることでプラットホーム10の昇降動作を行い、係止機構40によるランナ係止状態で複動油圧シリンダ30を作動させることでプラットホームの開閉動作を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降プラットホームを昇降駆動して荷役等に用いる昇降装置に関する。
貨物自動車等の車両荷台後部に装着し、昇降プラットホームを昇降させることで貨物等の荷台への積み降ろしを行う昇降装置(荷役作業機)が、近年しばしば使用されるようになってきている。この種の昇降装置では、昇降プラットホームを昇降させて荷役を行うが、不使用時(走行時)は昇降プラットホームを垂直に立てて荷台の後部ゲート板と兼用するのが一般的である。
しかるに、大型車両に装着する昇降装置にあっては、昇降プラットホーム自体の重量が大となり、手動による開閉動作(ゲート板を兼ねたプラットホームを水平から垂直に立てる動作及びその逆の動作)が不可能になるので、昇降プラットホームの昇降駆動用の油圧シリンダとは別に開閉用の油圧シリンダを設けている。
また、開閉用の油圧シリンダを用いない機構としては、本出願人による特許文献1がある。
実公昭55−5393号公報 この特許文献1では、車両シャーシ側に開閉用の案内レールを固着し、先端にローラーを有する開閉用棒を昇降プラットホーム(ゲート板)側に取り付け、開閉用棒を当該プラットホームと平行な面内で回動自在とすることで、開閉用棒先端のローラーが案内レールに係合可能な位置と、開閉用棒がプラットホーム内側に引き込まれた位置とを取り得るようにしている。開閉用棒先端のローラーが案内レールに係合可能な状態においては昇降プラットホームが上昇するのに伴って昇降プラットホームを閉じる向きに回動させることができる。
上述したような従来例では、案内レールをシャーシ側の適切な位置に固定する必要があるが、車種によっては案内レールの適切な固定位置が見いだせない場合がある。また、開閉用棒は昇降プラットホームが水平に展開した荷役状態ではプラットホームの中間位置裏側に配置されることになるが、開閉用棒先端のローラーが案内レールに係合するように昇降プラットホーム裏側の開閉用棒を操作するのは操作性が悪い問題がある。
本発明は、上記の点に鑑み、昇降プラットホームの昇降と開閉に油圧シリンダを共用でき、昇降動作と開閉動作の切換を操作性よく実行でき、機構の簡素化を図ることが可能で、しかも多様な車種に適用可能な昇降装置を提供することを目的とする。
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、車両荷台に沿って垂直に取り付けられたガイドポストと、前記ガイドポストにより昇降自在に案内されるランナと、閉じた状態で垂直で開いた状態では水平になるように前記ランナに枢着される昇降プラットホームとを備える昇降装置であって、
一端が前記ガイドポストに枢着され、他端が前記昇降プラットホームに固定のアーム端部に枢着される複動油圧シリンダと、
前記ランナを上昇位置で係止する係止機構とを備え、
前記係止機構による係止解除状態で前記複動油圧シリンダを作動させることで前記昇降プラットホームの昇降動作を行い、
前記係止機構による前記ランナ係止状態で前記複動油圧シリンダを作動させることで前記昇降プラットホームの開閉動作を行うことを特徴としている。
本発明の第2の態様は、車両荷台に沿って垂直に取り付けられたガイドポストと、前記ガイドポストにより昇降自在に案内されるランナと、閉じた状態で垂直で開いた状態では水平になるように前記ランナに枢着される昇降プラットホームと、
一端が前記ガイドポストに枢着され、他端が前記昇降プラットホームに固定のアーム端部に枢着される複動油圧シリンダと、
前記ランナを上昇位置で係止する係止機構と、
前記昇降プラットホームに設けられた降下防止ストッパとを備え、
前記係止機構による係止解除状態で前記複動油圧シリンダを作動させることで前記昇降プラットホームの昇降動作を行い、
前記係止機構による前記ランナ係止状態で前記複動油圧シリンダを作動させることで前記昇降プラットホームの開閉動作を行い、
前記降下防止ストッパは、前記昇降プラットホームが垂直に閉じた状態のときに、前記車両荷台床面に係合可能な降下防止位置となり、前記昇降プラットホームが水平に開いたときは、前記車両荷台床面に対して係合解除となることをことを特徴としている。
前記第2の態様において、前記降下防止ストッパは前記昇降プラットホームの上面に固着されて、当該上面から突出した突起であってもよい。
各態様において、前記複動油圧シリンダ及び係止機構は前記ガイドポスト内に設けられていてもよい。
また、各態様において、前記係止機構は、前記ガイドポスト側に移動自在に設けられた第1係合部と、前記ランナ側の第2係合部とを有し、係止状態では前記第1係合部が前記第2係合部に係合して前記ランナの下降を阻止する構成でもよい。
本発明に係る昇降装置によれば、昇降プラットホームの昇降と開閉に、ガイドポストに取り付けた油圧シリンダを共用でき、昇降動作と開閉動作の切換を操作性よく実行できる。この結果、機構の簡素化を図ることが可能である。
しかも、昇降プラットホーム側に開閉のための特殊機構が不要で多様な車種に適用可能である。
また、第2の態様のように、昇降プラットホームに降下防止ストッパを設けておくことで、降下防止ストッパは昇降プラットホームが垂直に閉じた状態のときに車両荷台床面に係合可能な降下防止位置となる。このため、昇降プラットホームが閉じた状態にあるとき、操作者の誤操作で昇降プラットホームの枢着されているランナの係止機構の係止解除を行っても、昇降プラットホームが不意に下降して開いてしまう動作を未然に防止できる。これにより、安全性の向上が可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、昇降装置の実施の形態を図面に従って説明する。
図1乃至図4は本発明に係る昇降装置の実施の形態を示す。これらの図において、車両荷台1後部の左右両側に沿って垂直にガイドポスト2が取り付けられており、各ガイドポスト2内にガイドレール3が固定されている。ランナ4には少なくもと上下2カ所にローラー5が枢着されており(回転自在に取り付けられ)、これらのローラー5はガイドレール3で上下方向に移動自在に案内されている。つまり、各ガイドポスト2内に設けられたローラー付きのランナ4は、それぞれガイドポスト2により昇降自在に案内されることになる。
各ランナ4には取付用ブラケット6が固着一体化され、昇降プラットホーム10の基端部は左右両側において、ガイドポスト2の外側に延びているブラケット6及びプラットホーム基端部を貫通する取付ピン12でランナ4側に枢着されている。この結果、プラットホーム10は水平に展開して開いた状態(ブラケット6側のストッパで水平に支持される)と垂直に閉じた状態との間で回動自在に支持されかつ、ランナ4が昇降駆動されるのに伴って昇降自在である。
また、昇降プラットホーム10の左右両側の基端部にはアーム20が固着されている。このアーム20の回転支点はピン12である。アーム20の先端部と、ガイドポスト2間に複動油圧シリンダ30が設けられる。すなわち、ガイドポスト2内に配置されている複動油圧シリンダ30の一端がガイドポスト2の内側上部にピン31で枢着され、他端がアーム20の先端部にピン32で枢着される。
前記昇降プラットホーム10が車両荷台1の床面1aと同じ高さとなった昇降プラットホーム10の上昇限位置にてランナ4を係止する(下降しないように保持する)係止機構40がガイドポスト2内に配置されている。この係止機構40は、ガイドポスト2にピン41にて枢着された第1係合部としての係合レバー42と、ランナ4に形成された第2係合部としての係合凹部43と、係合レバー42を右回転方向(係合方向)に付勢するばね(図示省略)とを有している。係止状態では係合レバー42の一端部(係合端部)42aが係合凹部43に係合(嵌合)してランナ4の下降を阻止するようになっている。なお、係合レバー42の形状及び取付姿勢及び係合凹部43の形状は、昇降プラットホーム10が着地している下降限位置から床面1aと同じ高さの上昇限位置まで、ランナ4が上昇する向きの移動は妨げないように設定されている。
係合レバー42の他端部42bにはワイヤ44の一端が連結され、ガイドポスト2の外側の操作性の良い位置に設けたハンドル45に連動するガイドポスト内側のアーム46に、ワイヤ44の他端が連結されている。ハンドル45を操作してワイヤ44を引っ張ることで係止機構40の係止解除が可能である。すなわち、ワイヤ44を下向きに引っ張ることで、係合レバー42の係合端部42aを係合凹部43から外すことが可能である。係合レバー42の操作機構はワイヤに限定されず、リンク等を用いてもよいことは明らかである。
昇降プラットホーム10の上面には、三角板状突起である降下防止ストッパ48が当該プラットホーム上面から突出して固着されている。降下防止ストッパ48は、図3のように昇降プラットホームが垂直に閉じた状態のときに、車両荷台1の床面1aに係合可能な降下防止位置となり、昇降プラットホームが水平に開いたときは、床面1aに対して係合解除となり、降下可能になる。
詳細は省略するが、前記ガイドポスト2には昇降プラットホーム10を垂直に立てて閉じた状態に保持するためのロック機構70が設けられている。ロック機構70は例えば昇降プラットホーム10の側面にロックピン71を差し込んでプラットホーム10を垂直に保持するものである。
図5は前記昇降装置を駆動するための油圧回路であり、油タンク60と、油タンク60内の作動油を吸い上げて2本の複動油圧シリンダ30に作動油を供給する油圧ポンプ50と、これを駆動する電動モータ51と、電動モータ51への通電を制御するスイッチ52と、ポンプ50の吐出側が一定圧力を超えたときに開いて作動油を油タンク60内に戻すリリーフ弁(安全弁)VA6と、第1、第2及び第3電磁切換弁VA1,VA2,VA3と、フロートコントロール弁(定流量弁)VA4と、同調弁VA5、チェック弁(逆止弁)VA7、絞り弁VA8とを有している。この図5の油圧回路では第1、第2及び第3電磁切換弁VA1,VA2,VA3共に非励磁状態を示している。
本発明の実施の形態に係る昇降装置における昇降プラットホームの昇降動作及び開閉動作を図5の油圧回路を併用して説明する。
図1の仮想線(イ)及び図3のように昇降プラットホーム10をガイドポスト2に沿わせて垂直に閉じた状態おいてロック機構70を解除し、係止機構40によるランナ4の保持を継続しながら、昇降プラットホーム10の自重を利用して複動油圧シリンダ30を縮動させる。これにより、昇降プラットホーム10は図1の仮想線(イ)の閉じた状態から実線(ロ)の水平に開いた状態に展開する。
この昇降プラットホーム10を垂直から水平に開く動作では、図5の油圧回路で第1電磁切換弁VA1は非励磁状態とし、第2電磁切換弁VA2のAコイルを励磁してA側に切り換え、かつ第3電磁切換弁VA3を励磁して開く。油圧回路の高圧側の圧力がチェック弁VA7に点線の経路で加わることでチェック弁VA7が開いて、昇降プラットホーム10が自重で開く方向に回動し始める。これに伴い、複動油圧シリンダ30の伸動駆動側給油口から出た作動油は、絞り弁VA8、チェック弁VA7、第2電磁切換弁VA2の経路で油タンク60内に還流するが、閉じた状態の第1電磁切換弁VA1に並列接続された絞り弁VA8で流量が絞られるため、昇降プラットホーム10の開く動作は緩慢に行われる。
なお、昇降プラットホーム10の開き動作の初期において、油圧ポンプ50を短時間作動させて昇降プラットホーム10の垂直状態からの開き動作を確実にしてもよい。
ここで、三角板状突起である降下防止ストッパ48の作用について説明する。図1の仮想線(イ)、図3及び図4のように昇降プラットホーム10をガイドポスト2に沿わせて垂直に閉じた状態おいてロック機構70を解除し、係止機構40によるランナ4の保持を継続しながら、昇降プラットホーム10を水平に展開する動作を行わせる代わりに、操作者の誤操作によって係止機構40によるランナ4の保持を解除してしまった場合を考える。
このとき、降下防止ストッパ48が無いと、ランナ4は図2の着地位置に向かって下降してしまい、途中で昇降プラットホーム10が不意に開いてしまう危険がある。
これに対して、降下防止ストッパ48がある場合、図3の実線のように、降下防止ストッパ48は、昇降プラットホーム10が垂直に閉じた状態のときに、車両荷台1の床面1aに係合可能(床面1aに引っ掛かることが可能)な降下防止位置となっているため、係止機構40によるランナ4の保持を解除しても降下防止ストッパ48が床面1aに当接し、昇降プラットホーム10の下降は阻止される。このため、図1の仮想線(イ)の状態が維持される。以後、係止機構40によるランナ4の保持を行って、正常の昇降プラットホーム10を開く動作を行えばよい。
昇降プラットホーム10を図1の実線(ロ)の水平に開いた状態に展開した後(このとき降下防止ストッパ48は図3のように床面1aに引っ掛からない係合解除状態)、図2のようにワイヤ44を引っ張ることで係止機構40の係止を解除する。すなわち、係合レバー42の係合端部42aをランナ4に形成された係合凹部43から外して、ランナ4を自由に昇降可能にする。そして、昇降プラットホーム10の自重を利用して複動油圧シリンダ30を伸動させることで、昇降プラットホーム10は図2の実線(ハ)の上昇限位置(床面1aと同じ高さ)から仮想線(ニ)の下降位置(着地位置)に下降する。
この昇降プラットホーム10の下降動作では、図5の油圧回路において、第1電磁切換弁VA1を励磁して開き、第2電磁切換弁VA2のBコイルを励磁してB側に切り換え、かつ、第3電磁切換弁VA3を励磁して開く。これにより、昇降プラットホーム10が自重で下降するのに伴い、複動油圧シリンダ30の縮動駆動側給油口から出た作動油を、第3電磁切換弁VA3、同調弁VA5、フロートコントロール弁VA4、第2電磁切換弁VA2の経路で油タンク60内に還流させる。このとき、フロートコントロール弁VA4が作動油の還流経路に挿入されているので、昇降プラットホーム10の下降速度は昇降プラットホーム10上の積載物の重量にかかわらずほぼ一定に維持される。
昇降プラットホーム10を図2の仮想線(ニ)の下降位置(着地位置)から実線(ハ)の上昇限位置(床面1aと同じ高さ)にまで上昇させる動作は、係止機構40の係止解除状態で複動油圧シリンダ30を縮動させることにより行う。
この昇降プラットホーム10の上昇動作では、図5の油圧回路で第1電磁切換弁VA1を励磁して開き、第2電磁切換弁VA2のAコイルを励磁してA側に切り換え、かつ第3電磁切換弁VA3を励磁して開いた状態として、油圧ポンプ50を作動させる。油圧ポンプ50から吐出された作動油は、第2電磁切換弁VA2、フロートコントロール弁VA4、同調弁VA5、第3電磁切換弁VA3の経路で縮動駆動側給油口に供給され、複動油圧シリンダ30を縮動させる。なお、伸動駆動側給油口から出た作動油は、第1電磁切換弁VA1、チェック弁VA7(点線の経路で圧力が加わり開状態)、第2電磁切換弁VA2の経路で油タンク60内に戻る。
昇降プラットホーム10の上昇限位置(床面1aと同じ高さ)で昇降プラットホーム10を水平状態から垂直に閉じる場合、図1のようにワイヤ44を戻して係止機構40でランナ4を係止する。すなわち、係合レバー42の係合端部42aをランナ4に形成された係合凹部43に係合して、ランナ4の下降を阻止する。そして、複動油圧シリンダ30を伸動させることで、昇降プラットホーム10を水平から垂直に閉じることができる。
この昇降プラットホーム10の閉じる動作では、図5の油圧回路において第1電磁切換弁VA1は非励磁とし、第2電磁切換弁VA2のBコイルを励磁してB側に切り換え、かつ第3電磁切換弁VA3を励磁して開く。そして、油圧ポンプ50を作動させることで、作動油を、第2電磁切換弁VA2、チェック弁VA7、絞り弁VA8を通して伸動駆動側給油口に供給し、複動油圧シリンダ30を伸動させる。このとき、閉じた状態の第1電磁切換弁VA1に並列接続された絞り弁VA8で流量が絞られるため、昇降プラットホーム10の閉じる動作は緩慢に行われる。
この実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
(1) 昇降プラットホーム10の昇降と開閉に、ガイドポスト2に取り付けた複動油圧シリンダ30を共用でき、開閉動作と昇降動作の切換を、ガイドポスト2に設けた係止機構40でランナ4を係止するか係止解除するかによって操作性よく実行できる。
(2) 昇降プラットホーム10の重量が大きくても、開閉専用の油圧シリンダは不要であり、機構の簡素化を図ることが可能である。
(3) 昇降プラットホーム10に降下防止ストッパ48を設けておくことで、降下防止ストッパ48は昇降プラットホーム10が垂直に閉じた状態のときに車両荷台1の床面1aに係合可能な降下防止位置となる。このため、昇降プラットホーム10が閉じた状態にあるとき、操作者の誤操作で昇降プラットホーム10の枢着されているランナ4の係止機構40の係止解除を行っても、昇降プラットホーム10が不意に下降して開いてしまう動作を未然に防止できる。これにより、安全性の向上が可能である。
(4) 昇降プラットホーム側に開閉のための特殊機構が不要で多様な車種に適用可能である。
(5) 複動油圧シリンダ30及び係止機構40はガイドポスト2内に設けて収納でき、可動部分がガイドポスト2内に入ることで、安全性にも優れている。
なお、ガイドポスト内を昇降するランナを係止する係止機構は、図示の形状に限定されない。例えば、前記係止機構は、前記ガイドポスト側に移動自在に設けられた第1係合部と、前記ランナ側の第2係合部(例えば第1係合部と嵌合する凸部又は凹部)とを有する構造であって、係止状態では前記第1係合部が前記第2係合部に係合して前記ランナの下降を阻止する構成でもよい。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
本発明に係る昇降装置の実施の形態であって、昇降プラットホームの開閉動作を説明する側断面図である。 同じく昇降プラットホームの昇降動作を説明する側断面図である。 降下防止ストッパの作用を説明するための拡大側面図である。 前記昇降装置において、昇降プラットホームが垂直に閉じた状態の背面図である。 昇降プラットホームを昇降及び開閉するための油圧回路図である。
符号の説明
1 車両荷台
1a 床面
2 ガイドポスト
3 ガイドレール
4 ランナ
5 ローラー
6 取付用ブラケット
10 昇降プラットホーム
12 取付ピン
20 アーム
30 複動油圧シリンダ
40 係止機構
42 係合レバー
43 係合凹部
44 ワイヤ
48 降下防止ストッパ
50 油圧ポンプ
60 油タンク
70 ロック機構

Claims (5)

  1. 車両荷台に沿って垂直に取り付けられたガイドポストと、前記ガイドポストにより昇降自在に案内されるランナと、閉じた状態で垂直で開いた状態では水平になるように前記ランナに枢着される昇降プラットホームとを備える昇降装置であって、
    一端が前記ガイドポストに枢着され、他端が前記昇降プラットホームに固定のアーム端部に枢着される複動油圧シリンダと、
    前記ランナを上昇位置で係止する係止機構とを備え、
    前記係止機構による係止解除状態で前記複動油圧シリンダを作動させることで前記昇降プラットホームの昇降動作を行い、
    前記係止機構による前記ランナ係止状態で前記複動油圧シリンダを作動させることで前記昇降プラットホームの開閉動作を行うことを特徴とする昇降装置。
  2. 車両荷台に沿って垂直に取り付けられたガイドポストと、前記ガイドポストにより昇降自在に案内されるランナと、閉じた状態で垂直で開いた状態では水平になるように前記ランナに枢着される昇降プラットホームと、
    一端が前記ガイドポストに枢着され、他端が前記昇降プラットホームに固定のアーム端部に枢着される複動油圧シリンダと、
    前記ランナを上昇位置で係止する係止機構と、
    前記昇降プラットホームに設けられた降下防止ストッパとを備え、
    前記係止機構による係止解除状態で前記複動油圧シリンダを作動させることで前記昇降プラットホームの昇降動作を行い、
    前記係止機構による前記ランナ係止状態で前記複動油圧シリンダを作動させることで前記昇降プラットホームの開閉動作を行い、
    前記降下防止ストッパは、前記昇降プラットホームが垂直に閉じた状態のときに、前記車両荷台床面に係合可能な降下防止位置となり、前記昇降プラットホームが水平に開いたときは、前記車両荷台床面に対して係合解除となることをことを特徴とする昇降装置。
  3. 前記降下防止ストッパは前記昇降プラットホームの上面に固着されて、当該上面から突出した突起である請求項2記載の昇降装置。
  4. 前記複動油圧シリンダ及び係止機構は前記ガイドポスト内に設けられている請求項1,2又は3記載の昇降装置。
  5. 前記係止機構は、前記ガイドポスト側に移動自在に設けられた第1係合部と、前記ランナ側の第2係合部とを有し、係止状態では前記第1係合部が前記第2係合部に係合して前記ランナの下降を阻止する請求項1,2,3又は4記載の昇降装置。
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