JP2009089540A - 駆動制御装置、及び駆動制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】停止状態にあるキャリッジ38を加速制御する際、まず、ゲイン選択部144は、内部メモリ142から第1比例ゲインを抽出して、PID出力部141へ出力する。加速制御中に、速度比較部145からの信号sig1をゲイン選択部144が受けとると、ゲイン選択部144は、内部メモリ142から第1比例ゲインより大きい第2比例ゲインを抽出して、PID出力部141へ出力する。PID出力部141では、第1比例ゲイン又は第2比例ゲインと、積分ゲインと、微分ゲインとからCRモータ96を制御するための第1制御信号又は第2制御信号を生成してPWM生成部125へ出力する。
【選択図】図8
Description
以下、図1から図9を参照して本発明の第1実施形態について説明する。ここに、図1は、複合機1の外観構成を示す斜視図である。図2は、プリンタ部2の主要構成を示す部分拡大断面図である。図3は、プリンタ部2の主要構成を示す平面図であり、主としてプリンタ部2の略中央から装置背面側の構成が示されている。図4は、キャリッジ38の速度特性(速度の変移)を示すグラフ図である。図5は、プリンタ部2の制御部100の主要構成を示すブロック図である。図6は、図5におけるASIC107の構成を詳細に示すブロック図である。図7は、図6におけるPID演算部124の構成を詳細に示すブロック図である。図8は、キャリッジ38の加速制御中においてPID演算部124で行われる演算処理の手順の一例を示すフローチャートである。図9は、制御部100によって加速制御されたキャリッジ38の速度特性(速度の変移)を示すグラフ図である。
複合機1は、プリンタ部2とスキャナ部3とを一体的に備えた多機能装置(MFP:Multi Function Product)であり、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を有する。図1に示されるように、複合機1は概ね直方体に形成されており、その下部がプリンタ部2であり、上部がスキャナ部3である。なお、プリンタ部2が、本発明のインクジェット記録方式の画像記録装置に相当し、スキャナ部3が、本発明の画像読取装置に相当する。
図2に示されるように、複合機1の底側に給紙トレイ20が設けられている。給紙トレイ20の上側に給紙ローラ25が設けられている。プリンタ部2の図示しないフレームに基軸29が支持されている。この基軸29に給紙アーム26の基端が回動可能に支持されている。給紙ローラ25は、給紙アーム26の先端に回転可能に軸支されている。基軸29には、給紙ローラ25を回転駆動させるためのLFモータ95(図5参照)が連結されている。給紙アーム26には、基軸29から入力されたLFモータ95の回転駆動力を給紙ローラ25に伝達するギヤ駆動機構27が設けられている。LFモータ95の回転駆動力は、基軸29、ギヤ駆動機構27を介して給紙ローラ25に伝達される。これにより、給紙ローラ25が回転駆動される。
次に、図5を参照して、プリンタ部2に設けられた制御部100の主要構成について説明する。
ここで、図6を参照して、ASIC107の構成について詳細に説明する。なお、図6ではLFモータ95に関する制御系統が省略されており、以下の説明でもLFモータ95に関する制御は省略されている。
以下、図10及び図11を参照して本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態が上述の第1実施形態と相違するところは、第2実施形態に係るPID演算部154に制御信号補償部148(本発明の第2生成手段、第3生成手段の一例)が設けられている点にあり、その他の構成は、第1実施形態と共通する。したがって、以下においては、上述の第1実施形態における構成要素と共通する構成要素については、第1実施形態で用いた符号と同じ符号で示すことにより、その詳細な説明を省略する。ここに、図10は、第2実施形態に係るPID演算部154の構成を詳細に示すブロック図である。図11は、PID演算部154を有する制御部100によって加速制御されたキャリッジ38の速度特性(速度の変移)を示すグラフ図である。
2・・・プリンタ部
35・・・光学センサ
38・・・キャリッジ
39・・・記録ヘッド
46・・・ベルト駆動機構
50・・・エンコーダストリップ
95・・・LFモータ
96・・・CRモータ
100・・・制御部
101・・・CPU
102・・・ROM
103・・・RAM
104・・・EEPROM
107・・・ASIC
110・・・CRモータドライバ
111・・・LFモータドライバ
113・・・ヘッド駆動回路
121・・・エッジ検出部
122・・・キャリッジ位置管理部
123・・・エンコーダ周期測定部
124・・・PID演算部
125・・・PWM生成部
141・・・PID出力部
142・・・内部メモリ
145・・・速度比較部
144・・・ゲイン選択部
148・・・制御信号補償部
Claims (12)
- フィードバックされた実速度と予め定められた目標速度との速度差に基づいて被駆動体を駆動させる電動機を制御する駆動制御装置であって、
上記電動機の制御に用いる制御値を増幅するための第1増幅率及び該第1増幅率よりも大きい第2増幅率が格納された記憶手段と、
上記被駆動体の加速制御中における上記速度差が所定の閾値以下であるか否かを判定する第1判定手段と、
上記第1判定手段によって上記速度差が所定の閾値以下であると判定されるまでの第1区間は、上記第1増幅率を用いて上記速度差に応じた第1制御値を生成し、上記第1判定手段によって上記速度差が所定の閾値以下であると判定された後の第2区間は、上記第2増幅率を用いて上記速度差に応じた第2制御値を生成する第1生成手段と、
を具備する駆動制御装置。 - 上記被駆動体が停止状態から動き出したか否かを判定する第2判定手段と、
上記第2判定手段によって上記被駆動体が動き出したと判定されるまでの第3区間において、上記第1制御値に所定の補助制御値を付加して第3制御値を生成する第2生成手段とを更に備える請求項1に記載の駆動制御装置。 - 上記第1制御値若しくは上記第2制御値のいずれかに応じた駆動電流を上記電動機に出力して該電動機を制御する第1制御手段を更に備える請求項1に記載の駆動制御装置。
- 上記第1制御値、上記第2制御値若しくは上記第3制御値のいずれかに応じた駆動電流を上記電動機に出力して該電動機を制御する第2制御手段を更に備える請求項2に記載の駆動制御装置。
- フィードバックされた実速度と予め定められた目標速度との速度差に基づいて被駆動体を駆動させる電動機を制御する駆動制御装置であって、
上記被駆動体が停止状態から動き出したか否かを判定する第3判定手段と、
上記第3判定手段によって上記被駆動体が動き出したと判定されるまでの第4区間において、上記電動機の制御に用いる第4制御値に所定の補助制御値を付加して第5制御値を生成する第3生成手段と、
を具備する駆動制御装置。 - 上記電動機の制御に用いる制御値を増幅するための第3増幅率及び該第3増幅率よりも大きい第4増幅率が格納された記憶手段と、
上記被駆動体の加速制御中における上記速度差が所定の閾値以下であるか否かを判定する第4判定手段と、
上記第4判定手段によって上記速度差が所定の閾値以下であると判定されるまでの第5区間は、上記第3増幅率を用いて上記速度差に応じた上記第4制御値を生成し、上記第4判定手段によって上記速度差が所定の閾値以下であると判定された後の第6区間は、上記第4増幅率を用いて上記速度差に応じた第6制御値を生成する第4生成手段とを更に備える請求項5に記載の駆動制御装置。 - 上記第4制御値若しくは上記第5制御値のいずれかに応じた駆動電流を上記電動機に出力して該電動機を制御する第3制御手段を更に備える請求項5に記載の駆動制御装置。
- 上記第4制御値、上記第5制御値若しくは上記第6制御値のいずれかに応じた駆動電流を上記電動機に出力して該電動機を制御する第4制御手段を更に備える請求項6に記載の駆動制御装置。
- 上記被駆動体は、インクジェット記録方式の画像記録装置において記録ヘッドを搭載して被記録媒体の搬送方向と交差する方向へ往復移動可能なキャリッジ、若しくは、画像読取装置において複数の画像読取素子を搭載して該画像読取素子の配列方向と交差する方向へ往復移動可能なキャリッジである請求項1から8のいずれかに記載の駆動制御装置。
- 上記被駆動体は、感熱式の画像記録装置において被記録媒体を搬送するための搬送ローラ、若しくは、自動原稿搬送装置において原稿を搬送するための搬送ローラである請求項1から8のいずれかに記載の駆動制御装置。
- フィードバックされた実速度と予め定められた目標速度との速度差に基づいて被駆動体を駆動させる電動機を制御する駆動制御方法であって、
上記被駆動体の加速制御中における上記速度差が所定の閾値以下であるか否かを判定する第1ステップと、
上記第1ステップによって上記速度差が所定の閾値以下であると判定されるまでの間は、記憶手段に格納された第1増幅率を読み出して、この第1増幅率を用いて上記速度差に応じた第1制御値を生成する第2ステップと、
上記第1ステップによって上記速度差が所定の閾値以下であると判定された後は、上記第1増幅率よりも大きい第2増幅率を上記記憶手段から読み出して、この第2増幅率を用いて上記速度差に応じた第2制御値を生成する第3ステップと、
を具備する駆動制御方法。 - フィードバックされた実速度と予め定められた目標速度との速度差に基づいて被駆動体を駆動させる電動機を制御する駆動制御方法であって、
上記被駆動体が停止状態から動き出したか否かを判定する第4ステップと、
上記第4ステップによって上記被駆動体が動き出したと判定されるまでの第4区間において、上記電動機の制御に用いる第4制御値に所定の補助制御値を付加して第5制御値を生成する第2ステップと、
を具備する駆動制御方法。
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KR101460444B1 (ko) * | 2013-07-03 | 2014-11-10 | 엘에스산전 주식회사 | 유도 전동기 벡터 제어장치 |
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