JP2009089528A - 二次電池の保護回路モジュール - Google Patents

二次電池の保護回路モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】電池パック内で保護回路モジュールの電池側外部接続端子と二次電池を接続するための金属リードを引き回すための空間を少なくする。
【解決手段】保護回路モジュール1の配線基板2において、一表面2aに電池側外部接続端子4a,4bが配置され、裏面2bに負荷側外部接続端子8aが配置されている。配線基板2は金属板10aの搭載位置の一部分に切欠き2cを備えている。配線基板2の裏面2bから見て金属板10aの一部分が切欠き2cを介して露出している。金属板10aは、配線基板2の裏面2bから見て切欠き2cに露出している部分を配線基板2に対して動く自由端10a−1にするための切込み10a−2を備えている。自由端10a−1の先端部は自由端10a−1の基端部が折り曲げられて配線基板2の側方から見て配線基板2とは間隔をもって配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、2つの電池側外部接続端子と複数の負荷側外部接続端子をもつ配線基板と、その配線基板に実装された1又は複数の電子部品と、上記2つの電池側外部接続端子上にそれぞれ搭載された金属板を少なくとも備えた二次電池の保護回路モジュールに関するものである。
各種携帯情報機器などに実装される電池は、繰り返しの充放電が可能な二次電池が多く使用されている。二次電池の劣化の防止、長時間の電力供給、小型化、安価が重視されている。従来から、例えばリチウムイオンバッテリーなどの電池パックなどには、電気回路の短絡や誤った充電(大電圧や逆電圧)等で流れる過電流に起因する過度の発熱で電池が劣化しないようにするための保護回路を実装した保護回路モジュールが内蔵されている(例えば特許文献1から3を参照)。
二次電池の保護回路モジュールは電子部品が実装された配線基板によって構成されている。その配線基板には、電子部品と二次電池を電気的に接続するための2つの電池側外部接続端子と複数の負荷側外部接続端子が形成されている。2つの電池側外部接続端子には半田により金属板がそれぞれ実装されている。保護回路モジュールと二次電池の接続は帯状の金属リードを介して行なわれる。具体的には、金属リードの一端が保護回路モジュールの金属板に溶接され、他端が二次電池の電極に接続される。
図8は従来の保護回路モジュールを備えた電池パックを示す概略構成図であり、(A)は一部断面で示す平面図、(B)は一部断面で示す側面図である。
絶縁性部材からなる筐体101の内部に、保護回路モジュール103と、二次電池105と、金属リード107a,107bが配置されている。保護回路モジュール103の2つの電池側外部接続端子には半田を介して金属板109a,109bが搭載されている。
保護回路モジュール103は、負荷側外部接続端子及びテスト用端子が形成されている面を外側にし、金属板109a,109b及び封止樹脂111が形成されている面を内側にして筐体101内に配置されている。
保護回路モジュール103の金属板109aは、金属板109aにスポット溶接された金属リード107aを介して二次電池105の電極105aに接続されている。金属リード107aと電極105aはスポット溶接によって接続されている。
保護回路モジュール103の金属板109bは、金属板109bにスポット溶接された金属リード107bを介して二次電池105の電極105bに接続されている。金属リード107bと電極105bはスポット溶接によって接続されている。
特開2006−187185号公報 特開2000−307052号公報 特開平11−026029号公報
従来の二次電池の保護回路モジュールでは、2つの電池側外部接続端子上にそれぞれ搭載された金属板と二次電池の接続は2本の金属リードを介して行なわれているので、電池パックにおいて2本の金属リードを引き回すための空間が必要であった。
本発明は、電池パック内で保護回路モジュールの電池側外部接続端子と二次電池を接続するための金属リードを引き回すための空間を少なくする又は無くすことができる二次電池の保護回路モジュールを提供することを目的とするものである。
本発明にかかる二次電池の保護回路モジュールは、2つの電池側外部接続端子と複数の負荷側外部接続端子をもつ配線基板と、その配線基板に実装された1又は複数の電子部品と、上記2つの電池側外部接続端子上にそれぞれ搭載された金属板を少なくとも備えたものであって、上記配線基板において、一表面に上記電池側外部接続端子が配置され、上記一表面とは反対側の裏面に上記負荷側外部接続端子が配置されており、上記配線基板は少なくとも一方の上記金属板の搭載位置の一部分に切欠き又は貫通孔を備え、上記配線基板の上記裏面から見て上記金属板の一部分が上記切欠き又は上記貫通孔を介して露出しているものである。
本発明の保護回路モジュールにおいて、上記配線基板は両方の上記金属板の搭載位置の一部分にそれぞれ切欠き又は貫通孔を備えているようにしてもよい。
また、上記金属板は、上記配線基板の上記裏面から見て上記切欠き又は上記貫通孔に露出している部分を上記配線基板に対して動く自由端にするための切込みを備え、上記自由端の先端部は上記自由端の基端部が折り曲げられて上記配線基板の側方から見て上記配線基板とは間隔をもって配置されているようにしてもよい。
本発明の二次電池の保護回路モジュールでは、配線基板において、一表面に電池側外部接続端子が配置され、一表面とは反対側の裏面に負荷側外部接続端子が配置されており、配線基板は少なくとも一方の金属板の搭載位置の一部分に切欠き又は貫通孔を備え、配線基板の裏面から見て金属板の一部分が切欠き又は貫通孔を介して露出しているようにしたので、保護回路モジュールの金属板を二次電池の電極に直接溶接できる。これにより、切欠き上又は貫通孔上に搭載されている金属板については金属リードを必要としなくなるので、一方の金属板に対応して配線基板に切欠き又は貫通孔が形成されている場合に、電池パック内で保護回路モジュールの電池側外部接続端子と二次電池を接続するための金属リードを引き回すための空間を少なくすることができる。金属リードを引き回すための空間を少なくできると、電池パックのサイズを小さくすることができ、また、同一サイズの電池パックにおいて二次電池の容量を大きくすることができる。
さらに、本発明の保護回路モジュールにおいて、配線基板は両方の金属板の搭載位置の一部分にそれぞれ切欠き又は貫通孔を備えているようにすれば、両方の金属板について二次電池の電極に直接溶接できるようになるので、金属リードが不要になり、電池パック内で保護回路モジュールの電池側外部接続端子と二次電池を接続するための金属リードを引き回すための空間を無くすことができる。
また、本発明の保護回路モジュールにおいて、金属板は、配線基板の裏面から見て切欠き又は貫通孔に露出している部分を配線基板に対して動く自由端にするための切込みを備え、自由端の先端部は自由端の基端部が折り曲げられて配線基板の側方から見て配線基板とは間隔をもって配置されているようにすれば、金属板の自由端の基端部に弾力をもたせて、保護回路モジュールと二次電池の電極との間にかかる応力を吸収することができる。
図1は、保護回路モジュールの一実施例を示す概略構成図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は裏面図、(D)は(A)のA−A’位置での断面図である。
保護回路モジュール1は配線基板2を備えている。配線基板2の一表面2aに2つの電池側外部接続端子4a,4bと、複数の電子部品を実装するための電子部品用電極(図示は省略)と、配線パターン(図示は省略)が形成されている。電池側外部接続端子4a,4b、電子部品用及び配線パターンは例えば銅により形成されている。電子部品用電極は2つの電池側外部端子4a,4aの間に配置されている。
配線基板2は切欠き2cを備えている。電池側外部接続端子4aは切欠き2cを囲むように略コの字型に形成されている。
配線基板2の一表面2a上に絶縁性材料層6aが形成されている。絶縁性材料層6aには電池側外部接続端子4a,4b上と電子部品用電極上に開口部が形成されている。
配線基板2の裏面(一表面2aとは反対側の面)2bに、例えば、3つの負荷側外部接続端子8aと、1つのテスト用端子8bが形成されている。負荷側外部接続端子8a及びテスト用端子8bは例えば銅により形成されている。なお、本発明の保護回路モジュールにおいて、負荷側外部接続端子の個数及びテスト用端子の個数は任意である。また、テスト用端子は必ずしも備えていなくてもよい。
配線基板2の裏面2b上に絶縁性材料層6bが形成されている。絶縁性材料層6bには負荷側外部接続端子8a上とテスト用端子8b上に開口部が形成されている。負荷側外部接続端子8a表面及びにテスト用端子8b表面に金メッキ層(図示は省略)が形成されている。
配線基板2の一表面2a側で、電池側外部接続端子4a上に半田(図示は省略)を介して金属板10aが搭載され、電池側外部接続端子4b上に半田(図示は省略)を介して金属板10bが搭載されている。金属板10a,10bは例えばニッケルによって形成されている。
金属板10aの一部分は、配線基板2の裏面2bから見て切欠き2cを介して露出している。配線基板10aは、配線基板2の裏面2bから見て切欠き2cを介して露出している部分を配線基板2に対して動く自由端10a−1にするための切込み10a−2を備えている。金属板10aの自由端10a−1の先端部は、自由端10a−1の基端部が折り曲げられて配線基板2の側方から見て配線基板2とは間隔をもって配置されている。
配線基板2の一表面2a側で、電池側外部接続端子4a,4bの間に設けられた電子部品用電極上に電子部品12が実装されている。電子部品12として、例えば、ICチップや電界効果トランジスタチップ、PTC素子などのサーミスタ素子や、抵抗器、コンデンサなどを挙げることができる。なお、本発明の保護回路モジュールに実装される電子部品の種類及び個数は任意である。
電子部品12の実装領域を含んで、2つの金属板10a,10bの間の絶縁性材料層6a上に封止樹脂14が形成されている。電子部品12は封止樹脂14により覆われて保護されている。
図2は、図1に示した保護回路モジュールを備えた電池パックの一例を示す概略構成図であり、(A)は一部断面で示す平面図、(B)は一部断面で示す側面図である。
絶縁性部材からなる筐体16の内部に、保護回路モジュール1と、二次電池18と、金属リード20が配置されている。金属リード20は例えばニッケルによって形成されている。
保護回路モジュール1は、負荷側外部接続端子8a及びテスト用端子8bが形成されている面を外側にし、金属板10a,10b及び封止樹脂14が形成されている面を内側にして筐体16内に配置されている。筐体16には負荷側外部接続端子8a及びテスト用端子8bに対応して開口部が形成されている。
保護回路モジュール1の金属板10aは、その自由端10a−1が二次電池18の電極18aにスポット溶接によって直接溶接されることにより、電極18aに接続されている。自由端10a−1と電極18aのスポット溶接は配線基板の切欠き2cを介して行なわれる。
金属板10bは、金属板10bにスポット溶接された金属リード20を介して二次電池18の電極18bに接続されている。金属リード20と電極18bはスポット溶接によって接続されている。
保護回路モジュール1では、配線基板2は金属板10aの搭載位置の一部分に切欠き2cを備え、配線基板2の裏面から見て金属板10aの自由端10a−1が切欠き2cを介して露出しているので、保護回路モジュール1の金属板10aを二次電池18の電極18aに直接溶接できる。これにより、金属板10aについては金属リードを必要としなくなるので、電池パックの筐体16内で保護回路モジュール1の電池側外部接続端子4a,4bと二次電池18を接続するための金属リードを引き回すための空間を、両方の電池側外部接続端子4a,4bについて金属リードを引き回す場合に比べて、少なくすることができる。金属リードを引き回すための空間を少なくできると、電池パックのサイズを小さくすることができ、また、同一サイズの電池パックにおいて二次電池の容量を大きくすることができる。
さらに、保護回路モジュール1では、金属板10aは、配線基板2の裏面から見て切欠き2cに露出している部分を配線基板2に対して動く自由端10a−1にするための切込み10a−2を備え、自由端10a−1の先端部は自由端10a−1の基端部が折り曲げられて配線基板2の側方から見て配線基板2とは間隔をもって配置されているので、金属板10aの自由端10a−1の基端部に弾力をもたせて、保護回路モジュール1と二次電池18の電極18aとの間にかかる応力を吸収することができる。
図1に示した実施例において、配線基板2は、金属板10aの自由端10a−1を裏面2b側に露出させるための切欠き2cを備えているが、切欠き2cに代えて、金属板の自由端を裏面側に露出させるための貫通孔を備えているようにしてもよい。
図3は、保護回路モジュールの他の実施例を示す概略構成図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は裏面図、(D)は(A)のB−B’位置での断面図である。
この実施例では、図1に示した実施例と比較して、切欠き2cに代えて貫通孔2dを備えている。電池側外部接続端子4aは貫通孔2dの周囲を取り囲んで枠状に形成されている。
金属板10aは、図示しない半田を介して電池側外部接続端子4a上に搭載されている。切込み10a−2は上方から見て略コの字型に形成されている。金属板10aの自由端10a−1は配線基板2の裏面2b側から見て貫通孔2d内に露出している。
この実施例では、保護回路モジュール1は、配線基板2の金属板10aの搭載位置の一部分に貫通孔2dを備え、配線基板2の裏面から見て金属板10aの自由端10a−1が貫通孔2dを介して露出しているので、図1に示した実施例と同様に、保護回路モジュール1の金属板10aを二次電池18の電極18a(図2参照)に直接溶接でき、図1に示した実施例と同様の作用及び効果を得ることができる。
さらに、この実施例でも、図1に示した実施例と同様に、金属板10aの自由端10a−1の基端部に弾力をもたせて、保護回路モジュール1と二次電池18の電極18aとの間にかかる応力を吸収することができる。
なお、図3に示した保護回路モジュール1において、金属板10aは図1に示した金属板10aのように切込み10a−2が形成されたものであってもよい。
図4は、保護回路モジュールのさらに他の実施例を示す概略構成図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は裏面図、(D)は(A)のC−C’位置での断面図である。
この実施例では、図1に示した実施例と比較して、切欠き2c上に配置された金属板10aは平板形状をしている。
この実施例のように、金属板10aは、必ずしも図1に示した自由端10a−1及び切込み10a−2を備えていなくてもよい。
図5は、図4に示した保護回路モジュールを備えた電池パックの一例を示す概略構成図であり、(A)は一部断面で示す平面図、(B)は一部断面で示す側面図である。図2と同じ機能を果たす部分には同じ符号を付す。
保護回路モジュール1の金属板10aは、配線基板の切欠き2cに露出している部分が二次電池18の電極18aにスポット溶接によって直接溶接されることにより、電極18aに接続されている。金属板10aと電極18aのスポット溶接は配線基板の切欠き2cを介して行なわれる。
図4に示した保護回路モジュールにおいても、保護回路モジュール1は、配線基板2の金属板10aの搭載位置の一部分に切欠き2cを備え、配線基板2の裏面から見て金属板10aの一部分が切欠き2cを介して露出しているので、図1に示した実施例と同様に、保護回路モジュール1の金属板10aを二次電池18の電極18a(図5参照)に直接溶接できる。これにより、電池パックの筐体16内で金属リードを引き回すための空間を少なくすることができ、電池パックのサイズを小さくすることができ、また、同一サイズの電池パックにおいて二次電池の容量を大きくすることができる。
図1に示した実施例において、配線基板2は、金属板10aの一部分を裏面2b側に露出させるための切欠き2cを備えているが、切欠き2cに代えて、金属板の一部分を裏面側に露出させるための貫通孔を備えているようにしてもよい。
図6は、保護回路モジュールのさらに他の実施例を示す概略構成図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は裏面図、(D)は(A)のD−D’位置での断面図である。
この実施例では、図1に示した実施例と比較して、配線基板2に電池側外部接続端子4bにも切欠き2cが形成されている。電池側外部接続端子4bは切欠き2cを囲むように略コの字型に形成されている。
金属板10bは、自由端10a−1及び切込み10a−2を備えた金属板10aと同様に、自由端10b−1及び切込10b−2を備えている。金属板10bの自由端10b−1は、配線基板2の裏面2bから見て切欠き2cを介して露出している。
図7は、図6に示した保護回路モジュールを備えた電池パックの一例を示す概略構成図であり、(A)は一部断面で示す平面図、(B)は一部断面で示す側面図である。図2と同じ機能を果たす部分には同じ符号を付す。
保護回路モジュール1の金属板10aは、その自由端10a−1が二次電池18の電極18aにスポット溶接によって直接溶接されることにより、電極18aに接続されている。自由端10a−1と電極18aのスポット溶接は配線基板の切欠き2cを介して行なわれる。
金属板10bは、その自由端10b−1が二次電池18の電極18bにスポット溶接によって直接溶接されることにより、電極18bに接続されている。自由端10b−1と電極18bのスポット溶接は配線基板の切欠き2cを介して行なわれる。
このように、電極18a,18bが1つの面に設けられている二次電池18に対して、金属リードを用いることなく、保護回路モジュール1と二次電池18を接続することができる。
図6に示した保護回路モジュール1では、配線基板2は金属板10a,10bの搭載位置の一部分に切欠き2c,2cを備え、配線基板2の裏面から見て金属板10aの自由端10a−1及び金属板10bの自由端10b−1が切欠き2c,2cを介して露出しているので、保護回路モジュール1の金属板10aを二次電池18の電極18aに直接溶接でき、金属板10bを二次電池18の電極18bに直接溶接できる。これにより、保護回路モジュールと二次電池を接続するための金属リードを必要としなくなるので、電池パックの筐体16内で保護回路モジュール1の電池側外部接続端子4a,4bと二次電池18を接続するための金属リードを引き回すための空間を無くすことができる。金属リードを引き回すための空間を無くすと、電池パックのサイズを小さくすることができ、また、同一サイズの電池パックにおいて二次電池の容量を大きくすることができる。
さらに、保護回路モジュール1では、金属板10a,10bにおいて、配線基板2の裏面から見て切欠き2cに露出している部分を配線基板2に対して動く自由端10a−1,10b−1にするための切込み10a−2,10b−2を備え、自由端10a−1,10b−1の先端部は自由端10a−1,10b−1の基端部が折り曲げられて配線基板2の側方から見て配線基板2とは間隔をもって配置されているので、金属板10a,10bの自由端10a−1,10b−1の基端部に弾力をもたせて、保護回路モジュール1と二次電池18の電極18a,18bとの間にかかる応力を吸収することができる。
図6に示した保護回路モジュール1では、配線基板2は金属板10a,10bの搭載位置の一部分に切欠き2c,2cを備えているが、切欠き2c,2cに代えて、図3に示した保護回路モジュール1と同様に、金属板10a,10bの搭載位置に貫通孔を備えているようにしてもよい。
また、図6に示した保護回路モジュール1において、金属板10a,10bは必ずしも自由端10a−1,10b−1及び切込み10a−2,10b−2を備えている必要はなく、図4に示した保護回路モジュールのように、金属板10a,10bは平板状のものであってもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、形状、材料、配置などは一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
保護回路モジュールの一実施例を示す概略構成図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は裏面図、(D)は(A)のA−A’位置での断面図である。 図1に示した保護回路モジュールを備えた電池パックの一例を示す概略構成図であり、(A)は一部断面で示す平面図、(B)は一部断面で示す側面図である。 保護回路モジュールの他の実施例を示す概略構成図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は裏面図、(D)は(A)のB−B’位置での断面図である。 保護回路モジュールのさらに他の実施例を示す概略構成図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は裏面図、(D)は(A)のC−C’位置での断面図である。 図4に示した保護回路モジュールを備えた電池パックの一例を示す概略構成図であり、(A)は一部断面で示す平面図、(B)は一部断面で示す側面図である。 保護回路モジュールのさらに他の実施例を示す概略構成図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は裏面図、(D)は(A)のD−D’位置での断面図である。 図6に示した保護回路モジュールを備えた電池パックの一例を示す概略構成図であり、(A)は一部断面で示す平面図、(B)は一部断面で示す側面図である。 製造方法の他の例を説明するための断面図である。
符号の説明
1 保護回路モジュール
2 配線基板
2a 配線基板の一表面
2b 配線基板の裏面
4a,4b 電池側外部接続端子
6a,6b 絶縁性材料層
8a 負荷側外部接続端子
8b テスト用端子
10a,10b 金属板
10a−1,10b−1 金属板の自由端
10a−2,10b−2 金属板の切込み
12 電子部品

Claims (3)

  1. 2つの電池側外部接続端子と複数の負荷側外部接続端子をもつ配線基板と、その配線基板に実装された1又は複数の電子部品と、上記2つの電池側外部接続端子上にそれぞれ搭載された金属板を少なくとも備えた二次電池の保護回路モジュールにおいて、
    前記配線基板において、一表面に前記電池側外部接続端子が配置され、前記一表面とは反対側の裏面に前記負荷側外部接続端子が配置されており、
    前記配線基板は少なくとも一方の前記金属板の搭載位置の一部分に切欠き又は貫通孔を備え、
    前記配線基板の前記裏面から見て前記金属板の一部分が前記切欠き又は前記貫通孔を介して露出していることを特徴とする保護回路モジュール。
  2. 前記配線基板は両方の前記金属板の搭載位置の一部分にそれぞれ切欠き又は貫通孔を備えている請求項1に記載の保護回路モジュール。
  3. 前記金属板は、前記配線基板の前記裏面から見て前記切欠き又は前記貫通孔に露出している部分を前記配線基板に対して動く自由端にするための切込みを備え、
    前記自由端の先端部は前記自由端の基端部が折り曲げられて前記配線基板の側方から見て前記配線基板とは間隔をもって配置されている請求項1又は2に記載の保護回路モジュール。
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