JP2009088580A - 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ - Google Patents

増幅回路及びこれを備える光ピックアップ Download PDF

Info

Publication number
JP2009088580A
JP2009088580A JP2007251512A JP2007251512A JP2009088580A JP 2009088580 A JP2009088580 A JP 2009088580A JP 2007251512 A JP2007251512 A JP 2007251512A JP 2007251512 A JP2007251512 A JP 2007251512A JP 2009088580 A JP2009088580 A JP 2009088580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
amplifier circuit
output
voltage
source follower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007251512A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Miyaji
慶太 宮地
Masashi Kami
正史 上
Hiroshi Kobayashi
浩 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2007251512A priority Critical patent/JP2009088580A/ja
Publication of JP2009088580A publication Critical patent/JP2009088580A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】ソースフォロア回路を出力段とする複数段構成のオペアンプを用いる帰還型の増幅回路において、入力電圧が比較的高い場合においても、比較的低い電源電圧を用いて十分なダイナミックレンジを確保する。
【解決手段】本発明による増幅回路は、入力信号Vinが供給される差動増幅回路20と、差動増幅回路20の出力を受けるソースフォロア回路30と、ソースフォロア回路30の出力端と差動増幅回路20の入力端とを接続する帰還回路と、を備え、ソースフォロア回路30を構成するMOSトランジスタ31がデプレッション型である。これにより、MOSトランジスタ31のゲート電圧をソースフォロア回路30の出力電圧Vout以下とすることができる。つまり、MOSトランジスタ31のゲート電圧を低く抑えることができることから、入力電圧が比較的高い場合においても比較的低い電源電圧を用いて十分なダイナミックレンジを確保することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は増幅回路に関し、特に、フォトダイオードの出力信号の増幅に用いることが好適な増幅回路に関する。また、本発明はこのような増幅回路を備えた光ピックアップに関する。
CD、DVD、ブルーレイディスク等の光ディスクへのデータの記録及び再生を行う光記録再生装置は光ピックアップを備えている。光ピックアップには、光源であるレーザーダイオードや、光ディスクにて反射したレーザービームを受光するフォトダイオードなどが備えられている。フォトダイオードは、受光したレーザービームを電気信号に変換する素子であり、その出力信号を参照することにより光ディスクに記録されている情報を読み取ることが可能となる。
しかしながら、フォトダイオードの出力信号は極めて微弱であることから、これを外部に出力するためには、増幅回路が必要である。したがって、光ピックアップにはこのような増幅回路(受光アンプ)も搭載されることになる。
この種の増幅回路には、一般に、バイポーラトランジスタによって構成される半導体IC(バイポーラIC)が用いられる(特許文献1〜5参照)。これは、バイポーラICは広帯域化が容易という利点を有しているためである。しかしながら、バイポーラICには、製造時に用いるフォトマスクの数が多く、低コスト化が難しいという問題がある。また、消費電力が比較的大きいという問題もある。したがって、製造コストを低減するとともに低消費電力化するためには、上記のような問題のないMOSトランジスタからなる半導体ICを用いることが好適であると考えられる。
特開2004−235764号公報 特開2005−94149号公報 特開2005−210147号公報 特開2007−150608号公報 特開2007−122841号公報
上述したMOSトランジスタからなる半導体ICの具体的な例として、初段が差動増幅回路、次段がソースフォロア回路である2段構成のオペアンプを備え、ソースフォロア回路の出力端と増幅部の入力端とが抵抗を介して接続された帰還型の増幅回路が挙げられる。このような増幅回路の電圧増幅度は抵抗値の調節によって適宜設定可能である。なお、フォトダイオードの出力電圧は、受光したレーザービームの強度に応じ、所定電圧(以下、バイアス電圧という。)を基準として上下に変動するので、上記増幅回路にもこのバイアス電圧と同値のバイアス電圧が印加される。
ところで、オペアンプの電源電圧は低消費電力化などのためにできるだけ低く設定されることが好ましいが、上記増幅回路には設定可能な電源電圧の下限がある。すなわち、電源電圧が低いほど上記増幅回路のダイナミックレンジ(入力信号の電圧値の線形増幅可能範囲)は小さくなるため、フォトダイオードの出力電圧がダイナミックレンジを超えない程度に、電源電圧を高く設定する必要がある。
以下、電源電圧とダイナミックレンジの関係について、一例を挙げて説明する。まず、フォトダイオードの出力電圧がVinであるとき、ソースフォロア回路を構成するMOSトランジスタのゲート電圧はVin+Vthとなる。なお、Vthはソースフォロア回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧であり、ここでは1.05Vであるとする。
さらに、電源電圧を3.3Vとすると、前段に位置する差動増幅回路が出力可能な電圧の最大値は3.3Vとなる。この場合において、フォトダイオードのバイアス電圧が1.65Vであるとすると、差動増幅回路が出力し得る信号の振幅の最大値は3.3V−(1.65V+1.05V)=0.6Vとなる。したがって、上記増幅回路のダイナミックレンジの上限値は、1.65V+0.6V=2.25Vとなる。電源電圧を例えば4.35Vに上げれば、この値は1.65V+1.65V=3.3Vに上昇する。
以上説明したような電源電圧の下限の存在は、低消費電力化の妨げとなるため、増幅回路設計において大きな問題となっている。なお、このような問題は、フォトダイオード用の増幅回路のみならず、ソースフォロア回路を出力段とする複数段構成のオペアンプを用いる帰還型の増幅回路において、その入力電圧が比較的高い場合に共通に生じる問題である。
したがって、本発明の目的は、ソースフォロア回路を出力段とする複数段構成のオペアンプを用いる帰還型の増幅回路において、入力電圧が比較的高い場合においても、比較的低い電源電圧を用いて十分なダイナミックレンジを確保することが可能な増幅回路を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、MOSトランジスタを用いたフォトダイオード用の改良された増幅回路を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、このような増幅回路を備える光ピックアップを提供することにある。
本発明による増幅回路は、入力信号が供給される増幅部と、増幅部の出力を受けるソースフォロア回路と、前記ソースフォロア回路の出力端と前記増幅部の入力端とを接続する帰還回路と、を備え、ソースフォロア回路を構成するMOSトランジスタがデプレッション型であることを特徴とする。
本発明によれば、ソースフォロア回路を構成するMOSトランジスタがデプレッション型であることから、そのしきい値電圧Vthは比較的低い値(通常0以下)となる。したがって、該MOSトランジスタのゲート電圧を比較的低い値に抑えることができ、前段増幅部が出力し得る信号の振幅の最大値が比較的大きくなる。このため、入力電圧が比較的高い場合においても、比較的低い電源電圧を用いて十分なダイナミックレンジを確保することが可能になる。
また、上記増幅回路において、前記増幅部が差動増幅回路を含むこととしてもよい。これによれば、差動増幅回路を含む増幅回路においても、十分なダイナミックレンジを確保できる。
また、上記増幅回路において、前記入力信号がフォトダイオードの出力信号であることとしてもよい。これによれば、フォトダイオードの出力信号を増幅するための増幅回路において、十分なダイナミックレンジを確保できる。
また、本発明による光ピックアップは、レーザービームを受光するフォトダイオードと、フォトダイオードの出力信号を増幅する増幅回路とを備える光ピックアップであって、増幅回路は、フォトダイオードの出力信号が供給される差動増幅回路と、差動増幅回路の出力を受けるソースフォロア回路と、前記ソースフォロア回路の出力端と前記差動増幅回路の入力端とを接続する帰還回路と、を備え、前記ソースフォロア回路を構成するMOSトランジスタがデプレッション型であることを特徴とする。これによれば、光ピックアップ内の増幅回路において、十分なダイナミックレンジを確保できる。
このように、本発明によれば、ソースフォロア回路を出力段とする複数段構成のオペアンプを用いる帰還型の増幅回路において、入力電圧が比較的高い場合においても、比較的低い電源電圧を用いて十分なダイナミックレンジを確保することが可能になる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1にかかる増幅回路1及びフォトダイオード2の基本構成を示す回路図である。
図1に示すように、増幅回路1は、オペアンプ10の反転入力端子(−)にフォトダイオード2が接続され、オペアンプ10の非反転入力端子(+)に基準電圧源14が接続された構成を有している。また、増幅回路1は、オペアンプ10の出力端と反転入力端子(−)とを接続する帰還回路を備えている。この帰還回路は抵抗16を含んで構成される。これらの構成により、増幅回路1は所謂反転増幅回路を構成している。
一方、フォトダイオード2は、光ディスクにて反射したレーザービームを受光し、光電変換を行う素子である。一例では、フォトダイオード2はPNダイオード、逆バイアス電源、抵抗を含んで構成され、PNダイオードにレーザービームが当たることによって抵抗の両端の電圧が変動する。この電圧は所定の電圧値(バイアス電圧)を基準として上下に変動し、フォトダイオード2の出力Vinとなる。以下では、このバイアス電圧は1.65Vであるとする。
増幅回路1は、フォトダイオード2の出力Vinを増幅して出力する。その結果、増幅回路1の出力Voutには、受光したレーザービームの強度に応じた出力が得られる。
図2は、本実施形態による増幅回路1をより詳細に示す回路図である。
図2に示すように、オペアンプ10は差動増幅回路20及びソースフォロア回路30からなり、これらが従属接続された構成を有している。つまり、フォトダイオード2の出力Vinはまず差動増幅回路20に供給され、さらに差動増幅回路20の出力がソースフォロア回路30に供給される。
差動増幅回路20は、カレントミラー接続されたPチャンネルMOSトランジスタ21,22と、トランジスタ21,22にそれぞれ直列接続されたNチャンネルMOSトランジスタ23,24と、トランジスタ23,24のソースに接続された定電流源25によって構成されている。トランジスタ23のゲートはフォトダイオード2に接続され、トランジスタ24のゲートは基準電圧源14に接続されている。基準電圧源14はフォトダイオード2のバイアス電圧と同値の電圧(ここでは1.65V。)を発生する。差動増幅回路20の出力は、トランジスタ21とトランジスタ23の接続点から取り出される。
ソースフォロア回路30は、差動増幅回路20の出力がゲートに供給されるNチャンネルMOSトランジスタ31と、トランジスタ31のソースに接続された定電流源32によって構成されている。ソースフォロア回路30の出力は、トランジスタ31のソースから取り出され、増幅回路1の出力Voutとなる。トランジスタ31は、いわゆるデプレッション型のMOSトランジスタである。すなわち、トランジスタ31のしきい値電圧Vthはゼロ又はマイナス値である。
なお、トランジスタ21,22の各ソース,及びトランジスタ31のドレインには電源電圧Vddが供給されている。
ここで、増幅回路1の電圧増幅度は、抵抗16の抵抗値とフォトダイオード2の内部抵抗値の調節により、適宜設定される。ただし、フォトダイオード2の出力電圧がバイアス電圧の電圧値1.65Vである場合、電圧増幅度にかかわらず、ソースフォロア回路30の出力電圧(トランジスタ31のソース電圧)は約1.65V程度となる。
トランジスタ31のしきい値電圧をVthとすると、トランジスタ31のゲート電圧は、Vout+Vthで与えられるが、本実施形態においてはトランジスタ31がデプレッション型であるため、Vth≦0である。したがって、トランジスタ31のゲート電圧は、ソース電圧とほぼ同じか、寧ろこれよりも低くなる。例えば、しきい値電圧Vthがほぼ0Vであるとすると、トランジスタ31のゲート電圧は出力Voutの電圧とほぼ一致することになる。その結果、例えば出力Voutの電圧が約1.65Vであるとすれば、トランジスタ31のゲート電圧も約1.65Vとなる。
これにより、カレントミラー回路を構成するトランジスタ21,22のソースドレイン間電圧が従来に比べて拡大される。つまり、トランジスタ31としてエンハンスメント型のトランジスタを用いると、トランジスタ31のゲート電圧は出力Voutの電圧よりもしきい値電圧分高くなり、その結果、トランジスタ21,22のソースドレイン間電圧が低下し、ダイナミックレンジが狭くなる。このため、ダイナミックレンジを十分に確保するためには、上述したように、電源電圧Vddを高くする必要が生じる。
これに対し、本実施形態では、トランジスタ31としてデプレッション型のトランジスタを用いていることから、電源電圧Vddが比較的低くてもダイナミックレンジを十分に確保することが可能となる。例えば、電源電圧Vddが3.3Vであるとすると、トランジスタ21,22のソースドレイン間電圧の振幅の最大値(差動増幅回路20が出力し得る信号の振幅の最大値)は約1.65V(=3.3V−1.65V(フォトダイオード2のバイアス電圧の電圧値))となり、十分な振幅が確保される。なお、この場合における増幅回路1のダイナミックレンジの上限値は3.3Vとなる。
以上説明したように、本実施形態にかかる増幅回路1によれば、トランジスタ31のゲート電圧を比較的低い値に抑えることができ、前段の差動増幅回路20が出力し得る信号の振幅の最大値が比較的大きくなる。このため、入力電圧が比較的高い場合においても、比較的低い電源電圧を用いて十分なダイナミックレンジを確保することが可能になる。また、フォトダイオードの出力信号を増幅するための増幅回路において、十分なダイナミックレンジを確保できる。
なお、上記実施形態1では、初段が差動増幅回路、次段がソースフォロア回路である2段構成のオペアンプを用いる増幅回路の例を取り上げて説明したが、本発明は、差動増幅回路以外の増幅部を初段に備える増幅回路にも適用可能である。
[実施形態2]
実施形態1において説明した増幅回路1は、フォトダイオード2と同一チップ上に集積することができ、このようなチップは、通常、フォトダイオードIC(PDIC)と呼ばれる。本実施形態では、このPDICを用いる光記録再生装置の回路構成の具体例を挙げ、さらに、この光記録再生装置内において用いられる光ピックアップの構成について説明する。
まず、図3は、光ディスクの記録再生を行う光記録再生装置において用いられるPDIC100の外観例を示す図である。同図に示すPDIC100は、光記録再生装置の中でも特にCD(Compact Disc)/DVD/BD(Blu-ray Disc(登録商標))コンパチブルレコーダーに用いられるものであり、20個のフォトダイオード(A,B,C,D,E1,E2,E3,E4,F1,F2,F3,F4,a,b,c,d,e1,e2,f1,f2)を備えている。各フォトダイオードは、それぞれ受光部R−1〜6のいずれかに配置されている。
受光部R−1〜3はBD/DVD記録再生用に用いられるものである。受光部R−1は4つのフォトダイオードA,B,C,Dにより構成され、BD又はDVDで反射したメインビームMBを受光する。また、受光部R−2は4つのフォトダイオードE1,E2,E3,E4により構成され、BD又はDVDで反射したサブビームSB1を受光する。また、受光部R−3は4つのフォトダイオードF1,F2,F3,F4により構成され、BD又はDVDで反射したサブビームSB2を受光する。
受光部R−4〜6はCD記録再生用に用いられるものである。受光部R−4は4つのフォトダイオードa,b,c,dにより構成され、CDで反射したメインビームMBを受光する。また、受光部R−5は2つのフォトダイオードe1,e2により構成され、CDで反射したサブビームSB1を受光する。また、受光部R−6は2つのフォトダイオードf1,f2により構成され、CDで反射したサブビームSB2を受光する。
図4及び図5は、上記PDIC100の内部回路構成を示す図である。なお、図4及び図5は、2つの図で1つのPDOC100の内部回路構成を示しており、実際には図4の下部と図5の上部とがつながっている。各フォトダイオードにかかる回路構成には互いに類似している部分が多いので、以下では、フォトダイオードA及びフォトダイオードaに着目して説明を行うこととする。
図4に示す回路40は、フォトダイオードA及びフォトダイオードaの他、オペアンプ10、抵抗16、スイッチ41、リミッタ回路42、スイッチ43、抵抗44を含んで構成される。オペアンプ10及び抵抗16は実施形態1で説明したものであり、実施形態1にかかる増幅回路1を構成している。
オペアンプ10の反転入力端子(−)には、外部からの制御に応じたスイッチ41の動作により、記録再生対象メディアがBD又はDVDである場合にフォトダイオードAが接続され、記録再生対象メディアがCDである場合にフォトダイオードaが接続される。一方、オペアンプ10の非反転入力端子(+)には、所定電圧の電源Vsが接続される。オペアンプ10及び抵抗16により構成される増幅回路1は、フォトダイオードの出力信号に増幅処理を施す。
ゲイン制御部50は、外部からの指示に従ってスイッチ43を制御する。これにより抵抗44の帰還回路への組み入れと、それによる増幅回路1のゲイン制御が可能になっている。
リミッタ回路42は、オペアンプ10から出力された信号の振幅が所定の最大値を超えている場合、超えた分の振幅をクリップして、後段に出力する。
リミッタ回路42の出力信号は、端子VA/Vaから出力されるとともに、合成回路60にも入力される。端子VA/Vaからの出力信号は、図示しない制御回路において、光スポットのデフォーカスやトラックからのずれを検出するためのサーボ信号として用いられる。
合成回路60には、上記リミッタ回路42の出力信号の他、フォトダイオードB,C,D又はフォトダイオードb,c,dからも同様にリミッタ回路の出力信号が入力される。これらの各出力信号は合成され、端子VRFP及び端子VRFNから出力される。なお、端子VRFP及び端子VRFNの出力信号は互いに逆相となる。こうして出力される信号は、図示しない制御回路において、記録されているデータを示すデータ信号として用いられる。
次に、図6は、上記PDIC100を備える光ピックアップ101の構成を示す模式図である。
図6に示すように、光ピックアップ101は、レーザ光源102と、レーザ光源102からのレーザービームを複数に分割する回折格子103と、回折格子103から出射されたレーザービームを平行光にするコリメートレンズ104と、平行光とされたレーザービームを光ディスク200側へ導くミラー105と、ミラー105で反射されたレーザービームを円偏光に変換して対物レンズ106に入射する1/4波長板110と、1/4波長板110から入射されたレーザービームをディスク面に収束させる対物レンズ106と、光ディスク200により反射されミラー105でさらに反射された光をPDIC100側へ導くビームスプリッタ107と、ビームスプリッタ107からの反射光を収束させるアナモフィックレンズ108と、アナモフィックレンズ108によって収束された反射光を受光するPDIC100とを備えている。PDIC100は、上述したように20個のフォトダイオードを備え、各フォトダイオードは、上記反射光を受光して光電変換し、反射光の強度に応じた電圧信号を出力する。
なお、光ディスク200に対する対物レンズ106の位置は、対物レンズ駆動装置109によって高精度に制御される。詳細には、対物レンズ106をフォーカス方向へ駆動することにより、光ディスク200の記録面にビームスポットの焦点を合わせるフォーカス補正が行われ、トラッキング方向へ駆動することにより、光ディスク200のトラックにビームスポットを追従させるトラッキング補正が行われる。また、タンジェンシャル方向を回転軸にして対物レンズ106をトラッキング方向に回転させることにより、ディスクの反りに対応するチルト角の補正が行われる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、本発明による増幅回路をPDICに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用範囲がこれに限定されるものではない。
また、差動増幅回路の構成についても図2に示した構成に限定されず、これとは異なる回路構成を有していても構わない。
本発明の実施形態1にかかる増幅回路の基本構成を示す回路図である。 本発明の実施形態1にかかる増幅回路をより詳細に示す回路図である。 本発明の実施形態2にかかるPDICの外観例を示す図である。 本発明の実施形態2にかかるPDICの内部回路構成を示す図である。 本発明の実施形態2にかかるPDICの内部回路構成を示す図である。 本発明の実施形態2にかかるPDICを備える光ピックアップの構成を示す模式図である。
符号の説明
1 増幅回路
2,A,B,C,D,a,b,c,d,E1,E2,E3,E4,F1,F2,F3,F4,e1,e2,f1,f2 フォトダイオード
10 オペアンプ
14 基準電圧源
16,44 抵抗
20 差動増幅回路
21,22 PチャンネルMOSトランジスタ
23,24 NチャンネルMOSトランジスタ
31 デプレッション型トランジスタ
25,32 定電流源
30 ソースフォロア回路
40 回路
41,43 スイッチ
42 リミッタ回路
50 ゲイン制御部
60 合成回路
100 PDIC
101 光ピックアップ
102 レーザ光源
103 回折格子
104 コリメートレンズ
105 ミラー
106 対物レンズ
107 ビームスプリッタ
108 アナモフィックレンズ
109 対物レンズ駆動装置
110 1/4波長板
200 光ディスク

Claims (4)

  1. 入力信号が供給される増幅部と、前記増幅部の出力を受けるソースフォロア回路と、前記ソースフォロア回路の出力端と前記増幅部の入力端とを接続する帰還回路と、を備え、
    前記ソースフォロア回路を構成するMOSトランジスタがデプレッション型であることを特徴とする増幅回路。
  2. 前記増幅部が差動増幅回路を含むことを特徴とする請求項1に記載の増幅回路。
  3. 前記入力信号がフォトダイオードの出力信号であることを特徴とする請求項1又は2に記載の増幅回路。
  4. レーザービームを受光するフォトダイオードと、前記フォトダイオードの出力信号を増幅する増幅回路とを備える光ピックアップであって、
    前記増幅回路は、前記フォトダイオードの出力信号が供給される差動増幅回路と、前記差動増幅回路の出力を受けるソースフォロア回路と、前記ソースフォロア回路の出力端と前記差動増幅回路の入力端とを接続する帰還回路と、を備え、
    前記ソースフォロア回路を構成するMOSトランジスタがデプレッション型であることを特徴とする光ピックアップ。
JP2007251512A 2007-09-27 2007-09-27 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ Pending JP2009088580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007251512A JP2009088580A (ja) 2007-09-27 2007-09-27 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007251512A JP2009088580A (ja) 2007-09-27 2007-09-27 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009088580A true JP2009088580A (ja) 2009-04-23

Family

ID=40661485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007251512A Pending JP2009088580A (ja) 2007-09-27 2007-09-27 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009088580A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8674770B2 (en) 2011-09-13 2014-03-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Transimpedance amplifier and light receiving circuit
CN107817097A (zh) * 2017-12-05 2018-03-20 深圳市杰普特光电股份有限公司 激光器光检测电路

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04306905A (ja) * 1991-04-03 1992-10-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 増幅装置
JPH0837431A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Hitachi Ltd 差動増幅回路
JPH09232877A (ja) * 1996-02-23 1997-09-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 光通信用前置増幅器
JPH1022750A (ja) * 1996-03-19 1998-01-23 Motorola Inc 低電圧演算増幅器の入力段および方法
JPH10284953A (ja) * 1997-04-02 1998-10-23 Oki Electric Ind Co Ltd 帰還増幅回路
JP2005094149A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Sharp Corp 受光アンプ回路および光ピックアップ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04306905A (ja) * 1991-04-03 1992-10-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 増幅装置
JPH0837431A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Hitachi Ltd 差動増幅回路
JPH09232877A (ja) * 1996-02-23 1997-09-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 光通信用前置増幅器
JPH1022750A (ja) * 1996-03-19 1998-01-23 Motorola Inc 低電圧演算増幅器の入力段および方法
JPH10284953A (ja) * 1997-04-02 1998-10-23 Oki Electric Ind Co Ltd 帰還増幅回路
JP2005094149A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Sharp Corp 受光アンプ回路および光ピックアップ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8674770B2 (en) 2011-09-13 2014-03-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Transimpedance amplifier and light receiving circuit
CN107817097A (zh) * 2017-12-05 2018-03-20 深圳市杰普特光电股份有限公司 激光器光检测电路
CN107817097B (zh) * 2017-12-05 2024-05-31 深圳市杰普特光电股份有限公司 激光器光检测电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007104136A (ja) 光電流増幅回路、及び光ピックアップ装置
JP4804076B2 (ja) 光電流増幅回路、及び光ピックアップ装置
US20070108374A1 (en) Photocurrent amplifier circuit and optical pick-up device
JP4798610B2 (ja) 半導体装置
JP4687699B2 (ja) 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ
JP4090476B2 (ja) 光電流増幅回路、及び光ピックアップ装置
JP2009088580A (ja) 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ
US6480042B2 (en) Current-to-voltage converting circuit, optical pickup head apparatus, and apparatus and method for recording/reproducing data
JP2009088587A (ja) 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ
US7408143B2 (en) Previous amplifier circuit, light-receiving amplifier circuit, and optical pickup apparatus having grounded emitter amplifier circuits each with a grounded emitter transistor
JP2007066469A (ja) 受光素子回路及びレーザ発光量制御信号導出方法及び光ピックアップ装置
JP4706683B2 (ja) 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ
US7603043B2 (en) Light receiving element circuit and optical disk drive
JP2009088583A (ja) 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ
JP4687700B2 (ja) フォトダイオード用集積回路及びこれを備える光ピックアップ
US20070035801A1 (en) Light receiving element circuit and optical disk device
JP2009088585A (ja) フォトダイオード用集積回路及びこれを備える光ピックアップ
JP2009088584A (ja) 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ
JP4566893B2 (ja) 受光増幅回路、及び、光ピックアップ装置
JP2009088582A (ja) 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ
JP5110017B2 (ja) 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ
JP2007026487A (ja) 受光素子回路及び光ディスク装置
JP5169941B2 (ja) 増幅回路及びこれを備える光ピックアップ
JP4680118B2 (ja) 受光増幅回路および光ピックアップ
JP2007149260A (ja) 受光素子回路、光ヘッド装置、光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308