JP2009087579A - 連結端子台 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連結端子台15は、ボディ16に設けられた収容部22を囲む壁部26,27の内側に配置されて収容部22を閉鎖するカバー31と、ボディ16およびカバー31の相対的な嵌合を維持する嵌合手段33とを備えている。嵌合手段33は、カバー31のカバー端面31C,31Dと、壁部26,27においてカバー端面31C,31Dに対面する壁部内面26B,27Bとのうちの一方に設けられた嵌合凹部41,42と、他方に設けられて嵌合凹部41,42に係合する嵌合爪部51,52とを有している。
【選択図】図4
Description
連結端子103は、帯状の導電部材が略三角形に屈曲され、その頂点位置に両端部が位置し、両端部に第1接触部104および第2接触部105がそれぞれ形成され、底辺部106からリード端子107が延出されている。
第1接触部104および第2接触部105間に電線の芯線が接続した状態に保持される。リード端子107は、プリント基板に半田付けにより接続される。
筐体101に連結端子103を収容した状態で、リード端子107が底部101Aから外側に突出されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ボスおよびボス穴の嵌合では、嵌合力をボスおよびボス穴の周面の摩擦のみに依存しているため嵌合力を十分に確保することは難しい。
しかし、爪部112を弾性変形させて凹部114に係止させる際に爪部112の基部112Aが破損する虞がある。
爪部112の基部112Aを破損させることなく弾性変形量を多く確保するためには爪部112の断面積を小さくすればよいが、爪部112の断面積を小さくすると爪部112自体の引張強度が低下してしまう。
これにより、ボディに対するカバーの取付方向に対して交差する方向に延びる嵌合爪部により嵌合が維持されるため、嵌合爪部の断面積を大きくすることなく良好な嵌合力が得られ、嵌合爪部の破損の虞をなくすことができる。
さらに、ボディに対する他のボディの取付方向に対して交差する方向に延びる嵌合爪部により嵌合が維持される。
これにより、嵌合爪部の断面積を大きくすることなく、ボディに対する他のボディの嵌合力を良好に得られ、嵌合爪部の破損の虞をなくすことができる。
図1に示すように、連結端子台ユニット10は、プリント基板(基板)11に組み込まれ、プリント基板11が下ケース12に設けられ、プリント基板11および連結端子台ユニット10が上ケース13で覆われている。
連結端子台ユニット10は、連結端子台15、複数のボディ16および複数の連結端子18(図3参照)を備えている。
すなわち、連結端子台15はプリント基板11用の端子台である。
以下、連結端子台15について詳しく説明する。
これにより、連結端子18を手間をかけないで簡単に筐体に取り付けることができる。
このボディ16は、カバー31と対向する部位35に複数のボス36が設けられ、収容部22とは反対側の裏面44に複数のボス凹部45が設けられ、収容部22とは反対側の側面38にカバー31と同じ形状の嵌合手段としてボディ嵌合手段(閉鎖部)39が形成されている。
左壁部26および右壁部27は、カバー31を挟持した状態に収容可能な部材である。左壁部26は、嵌合手段33の左嵌合凹部(嵌合凹部)41が上側に形成されている。右壁部27は、嵌合手段33の右嵌合凹部(嵌合凹部)42が上下側にそれぞれ形成されている。
ボス凹部45は、ボス36が嵌合する凹部である。
ボディ16にボディ嵌合手段(嵌合爪部)39を備えることで、ボディ嵌合手段(嵌合爪部)39を介してボディ16が複数連結されている。
そして、複数のボディ16のうちの最端部のボディ16にカバー31が取り付けられている。
よって、カバー31を左壁部26および右壁部27で覆うことができるので、カバー31に外力が加わらないようにでき、カバー31が外れたり、割れたりすることを防止できる。
これにより、通常の連結端子台のように、ボディにカバーの裏面を突き合わせたものと比較すると、カバー31の厚さ寸法L2だけ絶縁距離を増すことができるので、絶縁距離L1を長くできる。
実施の形態ではボス凹部47を貫通孔として例示するが、貫通孔に限らないで凹部とすることも可能である。
また、右嵌合爪部52は、カバー31のカバー右端面31Dから、ボディ16に対するカバー31の取付方向に対して交差する方向に突出されている。
ここで、従来技術の爪部112は、ボディ111に対するカバー113の取付方向に対して平行に突出しているために、嵌合力を確保するために断面積を大きくする必要がある。しかし、断面積を大きくすると、爪部112が弾性変形した場合に爪部112が基部112Aで破損する虞がある。
このため、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52には、爪部112が弾性変形した場合に基部112Aで破損するという現象が生じない。
右嵌合凹部42は、右壁部27においてカバー右端面31Dに対面する右壁部内面27Bのうち上下側にそれぞれ設けられている(図3参照)。
したがって、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52の断面積を大きくすることなく良好な嵌合力が得られ、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52の破損の虞をなくすことができる。
これにより、ボディ嵌合手段(嵌合爪部)39の断面積を大きくすることなく、ボディ16に対する他のボディ16の嵌合力を良好に得られ、ボディ嵌合手段(嵌合爪部)39の破損の虞をなくすことができる。
左壁部26の左壁部内面26Bおよび右壁部27の右壁部内面27Bに出っ張りがないため、収容部22に連結端子18を収容する際に干渉する虞がない。
実施の形態では左嵌合凹部41および右嵌合凹部42を貫通孔として例示するが、貫通孔に限らないで凹部とすることも可能である。
さらに、左嵌合凹部41および左嵌合爪部51や右嵌合凹部42および右嵌合爪部52を、それぞれ複数設けることで、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52の高さを抑えて、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52の強度を確保することも可能である。
以下、芯線19Aを挟持しない初期状態の角度を「初期状態挟み角度」という。
以下、芯線19Aを挟持した挟持状態の角度を「挟持状態挟み角度」という。
よって、最大径の電線19を挿通孔17から挿入した場合でも、第2接触部56の先端面56Bで芯線が抜け出すことを防止できる。
よって、最大径の電線19を挿通孔17から挿入させた状態において、第2接触部56の先端面56Aを芯線19Aに十分に食い込ませることができる。
凸部59は、第2接触部56の先端部56Eと干渉しない位置に設けられている。
また、凸部59の先端59Aから一側端面55Dまでの凸部幅寸法W3は、第2接触部56の幅寸法W2と同じに形成されている。
よって、案内凹部56Dは、第2接触部56の基端部56Aから先端面56Bに向かうに従って徐々に幅が狭くなっている。
よって、案内凹部56Dの凹部中心線60を第1接触部55の一側端面55C側に寄せて、第1接触部55の接触面55B(図12参照)に確実に臨ませることができる。
これにより、第1接触部55および第2接触部56間の正規位置に電線19の芯線19Aを案内し、かつ、案内した芯線19Aを確実に保持できる。
リード部24を連結部57(すなわち、連結端子18)と一体に形成することで、連結端子18の簡素化が図れる。
16 ボディ
17 挿通孔
18 連結端子
19 電線
19A 芯線
20 導電部材
21 筐体
22 収容部
24 リード部
25 リード部引き出し孔
26 左壁部(壁部)
26A,27A 先端
26B 左壁部内面
27 右壁部(壁部)
27B 右壁部内面
31 カバー
31A カバーの表面
31C カバー左端面(カバー端面)
31D カバー右端面(カバー端面)
33 嵌合手段
36 ボス
38 ボディにおける収容部とは反対側の側面
39 ボディ嵌合手段(閉鎖部)
41 左嵌合凹部(嵌合凹部)
42 右嵌合凹部(嵌合凹部)
44 裏面
45ボス凹部
47 先端が通過する面
51 左嵌合爪部(嵌合爪部)
52 右嵌合爪部(嵌合爪部)
Claims (7)
- 電線の芯線を挟持することにより接続可能な連結端子と、前記連結端子を収容する筐体とを有し、
前記筐体が、前記導電部材の幅方向に沿って前記連結端子を収容する収容部が設けられたボディと、前記収容部を囲む壁部の内側に配置されて前記収容部を閉鎖するカバーと、前記ボディおよび前記カバーの相対的な嵌合を維持する嵌合手段とを備え、
前記嵌合手段が、前記カバーのカバー端面と、前記壁部において前記カバー端面に対面する壁部内面とのうちの一方に設けられた嵌合凹部と、
前記カバー端面および前記壁部内面とのうちの他方に設けられて前記凹部に係合する嵌合爪部とを有していることを特徴とする連結端子台。 - 前記カバー端面に前記嵌合爪部が設けられているとともに、前記壁部内面に前記嵌合凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の連結端子台。
- 前記カバーの表面が前記壁部の先端が通過する面よりも突出しないことを特徴とする請求項1に記載の連結端子台。
- 前記嵌合爪部および前記嵌合凹部がそれぞれ複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の連結端子台。
- 前記収容部と、前記カバーにおける前記収容部に対面する裏面とのうちの一方にボスが設けられているとともに、前記収容部および前記裏面のうちの他方に前記ボスが嵌合するボス凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の連結端子台。
- 前記ボスが前記収容部において前記嵌合手段の近傍に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の連結端子台。
- 前記ボディにおける前記収容部とは反対側の側面に前記カバーと同じ形状の閉鎖部が形成され、
前記閉鎖部を介して前記ボディが複数連結されているとともに、前記各ボディのうちの最端部の前記ボディに前記カバーが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の連結端子台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007252465A JP2009087579A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 連結端子台 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009087579A true JP2009087579A (ja) | 2009-04-23 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2007252465A Pending JP2009087579A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 連結端子台 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2009087579A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105591212A (zh) * | 2014-11-11 | 2016-05-18 | Smk株式会社 | 插座端子结构 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10144382A (ja) * | 1996-11-12 | 1998-05-29 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ブロックコネクタ |
JPH10189126A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-21 | Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk | コネクタ |
JP2002324598A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 端子台 |
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2007
- 2007-09-27 JP JP2007252465A patent/JP2009087579A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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