JP4972510B2 - 連結端子台 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に接続するとともに電線の芯線を弾性的に挟持することで、芯線を基板に接続可能な連結端子および連結端子台に関する。
図15に示すように、連結端子台100は、プリント基板に配置可能な筐体101を備え、筐体101に収納され電線をプリント基板に接続可能な連結端子103を備える。
連結端子103は、帯状の導電部材が略三角形に屈曲され、その頂点位置に両端部が位置し、両端部に第1接触部104および第2接触部105がそれぞれ形成され、底辺部106からリード端子107が延出されている。
第1接触部104および第2接触部105間に電線の芯線が接続した状態に保持される。リード端子107は、プリント基板に半田付けにより接続される。
筐体101は、外殻が略直方体に形成され、底部101Aがプリント基板に載置に形成され、底部101Aに対する対向面の一端から底部101Aに向けて電線の挿入孔109が形成されている。
筐体101に連結端子103を収容した状態で、リード端子107が底部101Aから外側に突出されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の連結端子台100によれば、リード端子107がプリント基板に半田付けされ、電線の挿入孔109から電線が挿入されて第1接触部104および第2接触部105間に保持されることで、電線がプリント基板に接続される。
特開2002−324598号公報
ところで、第1接触部104における先端側の幅寸法は第2接触部105の幅寸法よりも小さく形成されている。
このため、電線の挿入孔109から電線を挿入して第1接触部104および第2接触部105間に電線の芯線を保持する際に、第2接触部105に沿って案内された電線の芯線が第1接触部104からずれてしまうことが考えられる。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、第1接触部および第2接触部間の正規位置に電線の芯線を案内し、かつ、保持できる連結端子および連結端子台を提供することにある。
本発明の連結端子は、帯状の導電部材における長手方向一端側に設けられた第1接触部における長手方向に沿った接触面と、前記第1接触部の基端部に連結部を介して連結され、前記導電部材における長手方向他端側に設けられた第2接触部の先端面との間に電線の芯線を弾性的に挟持可能とされ、前記第1接触部における先端側の幅寸法が前記第2接触部の幅寸法よりも小さいとともに、前記第1接触部の一側端面と前記第2接触部の一側端面とが同一平面に沿い、かつ、前記先端面が凹状となるような案内凹部が前記第2接触部の先端部に形成され、前記第2接触部の長手方向に沿った前記案内凹部の凹部中心線が前記第2接触部における幅方向中心から前記一側端面側に偏芯していることを特徴とする。
第2接触部の先端部に先端面が凹状となるような案内凹部を形成し、この案内凹部の凹部中心線を第2接触部における幅方向中心から一側端面側に偏芯させた。
よって、案内凹部の凹部中心線を第1接触部の一側端面側に寄せて、第1接触部の接触面に確実に臨ませることができる。
これにより、第1接触部および第2接触部間の正規位置に電線の芯線を案内し、かつ、案内した芯線を保持できる。
また、本発明は、前記第1接触部における前記一側端面に対する反対側の他端側面に連結された凸部を有し、前記凸部が、前記第2接触部の先端部と干渉しない位置に設けられていることを特徴とする。
第1接触部の他端側面に凸部を有することで、電線の芯線が斜めに挿入された場合でも、第1接触部の凸部に芯線を接触させることができる。
さらに、本発明は、前記凸部の先端から前記一側端面までの凸部幅寸法と、前記第2接触部の幅寸法とが同じであることを特徴とする。
よって、連結端子を収容する筐体の収容部に、連結端子を略隙間なく収容できるので、収容部において連結端子にガタや位置ずれが生じることを防止できる。
また、本発明は、前記連結部の一部を切り曲げることにより前記電線から離れる方向に延びるとともに基板に接続可能なリード部が設けられていることを特徴とする。
リード部を連結部(すなわち、連結端子)と一体に形成することで、連結端子の簡素化が図れる。
さらに、本発明の連結端子台は、前記連結端子と、前記連結端子を収容する筐体とを有し、前記筐体が、前記導電部材の幅方向に沿って前記連結端子を収容する収容部が設けられたボディと、前記収容部を囲む壁部の内側に配置されて前記収容部を閉鎖するカバーと、前記ボディの外側から前記連結端子に前記電線を案内可能な挿通孔と、前記連結端子に設けられたリード部を前記ボディの外側に突出可能なリード部引き出し孔とを備えることを特徴とする。
収容部に連結端子を収容して、収容部をカバーで閉鎖することで、連結端子を挿通孔に対して位置決めすることが可能で、かつ、リード部をリード部引き出し孔から突出させることができる。
これにより、連結端子を手間をかけないで簡単に筐体に取り付けることができる。
また、本発明は、前記ボディにおける前記収容部とは反対側の側面に前記カバーと同じ形状の閉鎖部が形成され、前記閉鎖部を介して前記ボディが複数連結されているとともに、前記各ボディのうちの最端部の前記ボディに前記カバーが取り付けられていることを特徴とする。
よって、所望の個数のボディを連結することが可能になり、例えば多種のプリント基板に適用させることができる。
さらに、本発明は、前記第1接触部および前記第2接触部間の挟み角度は、前記芯線を挟持しない初期状態挟み角度が60度以上であるとともに、前記芯線を挟持した挟持状態挟み角度が20度以上であることを特徴とする。
初期状態挟み角度を60度以上とすることで、電線を挿通孔から挿入する際に、芯線に対する第2接触部の先端面の傾斜角度を大きく確保できる。
よって、最大径の電線を挿通孔から挿入した場合でも、第2接触部の先端面で芯線が抜け出すことを防止できる。
また、挟持状態挟み角度を20度以上とすることで、電線を挿通孔から挿入させた状態において、芯線に対する第2接触部の先端面の傾斜角度を大きく確保できる。
よって、最大径の電線を挿通孔から挿入させた状態において、第2接触部の先端面を芯線に十分に食い込ませることができる。
このように、最大径の電線を挿通孔から挿入する際に芯線が抜け出すことを防止し、かつ、最大径の電線を挿通孔から挿入させた状態において、第2接触部の先端面を芯線に十分に食い込ませることができるので、電線を確実に鎖錠できる。
本発明の連結端子および連結端子台によれば、第1接触部および第2接触部間の正規位置に電線の芯線を案内し、かつ、案内した芯線を保持できるという効果を有する。
以下、本発明の実施形態に係る連結端子および連結端子台について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、連結端子台ユニット10は、プリント基板(基板)11に組み込まれ、プリント基板11が下ケース12に設けられ、プリント基板11および連結端子台ユニット10が上ケース13で覆われている。
連結端子台ユニット10は、連結端子台15、複数のボディ16および複数の連結端子18(図3参照)を備えている。
複数のボディ16の挿通孔17から電線19(図14(B)参照)をそれぞれ挿入することで、複数の連結端子18に保持されることで、電線19がプリント基板11に接続される。
すなわち、連結端子台15はプリント基板11用の端子台である。
以下、連結端子台15について詳しく説明する。
図2〜図5に示すように、連結端子台15は、図14(B)に示す電線19の芯線19Aを挟持することにより接続(保持)可能な連結端子18と、連結端子18を収容する筐体21とを備える。
筐体21は、連結端子18を収容する収容部22が設けられたボディ16と、ボディ16の外側から連結端子18に電線19(図14(B)参照)を案内可能な挿通孔17と、連結端子18に設けられたリード部24をボディ16の外側に突出可能なリード部引き出し孔25と、収容部22を囲む左壁部(壁部)26および右壁部(壁部)27の内側に配置されて収容部22を閉鎖するカバー31と、ボディ16およびカバー31の相対的な嵌合を維持する嵌合手段33とを備える。
筐体21に収容部22、挿通孔17およびリード部引き出し孔25を備えることで、収容部22に連結端子18を収容して、収容部22をカバー31で閉鎖することで、連結端子18を挿通孔17に対して位置決めすることが可能で、かつ、リード部24をリード部引き出し孔25から外部に突出させることができる。
これにより、連結端子18を手間をかけないで簡単に筐体に取り付けることができる。
ボディ16は、略矩形体に形成され、カバー31と対向する部位35に収容部22が設けられ、収容部22の左右側に左壁部26および右壁部27が互いに平行に張り出されることで、平面視で略コ字状に形成されている。
このボディ16は、カバー31と対向する部位35に複数のボス36が設けられ、収容部22とは反対側の裏面44に複数のボス凹部45が設けられ、収容部22とは反対側の側面38にカバー31と同じ形状の嵌合手段としてボディ嵌合手段(閉鎖部)39が形成されている。
収容部22は、図6に示すように、連結端子18を形成する導電部材20の幅方向に沿って連結端子18を収容するもので、左壁部26および右壁部27によって左右側が囲まれ、左壁部26および右壁部27の内側に設けられている。
左壁部26および右壁部27は、カバー31を挟持した状態に収容可能な部材である。左壁部26は、嵌合手段33の左嵌合凹部(嵌合凹部)41が上側に形成されている。右壁部27は、嵌合手段33の右嵌合凹部(嵌合凹部)42が上下側にそれぞれ形成されている。
ボス36は、カバー31と対向する部位35において、収容部22の近傍に設けられるとともに、左壁部26および右壁部27の近傍に設けられている。
ボス凹部45は、ボス36が嵌合する凹部である。
ボディ嵌合手段39は、図5に示すように、収容部22とは反対側の側面38に形成された嵌合爪部である。この嵌合爪部39は、後述する嵌合手段33の左嵌合爪部51および右嵌合爪部52と同じ形状の部位である。
ボディ16にボディ嵌合手段(嵌合爪部)39を備えることで、ボディ嵌合手段(嵌合爪部)39を介してボディ16が複数連結されている。
このように、ボディ16にボディ嵌合手段39を備えることで、所望の個数のボディ16を連結することが可能になり、例えば多種のプリント基板11(図1参照)に適用させることができる。
そして、複数のボディ16のうちの最端部のボディ16にカバー31が取り付けられている。
カバー31は、左壁部26および右壁部27で挟持されることにより、左壁部26および右壁部27に収容される略矩形状の部材であり、収容部22に対面する裏面31Bにボス凹部47が設けられている。
図7に示すように、カバー31は、図7に示すように、左壁部26および右壁部27に収容された状態において、左壁部26の先端26Aおよび右壁部27の先端27Aを通過する面47から表面31Aが突出しないように(一例として、面一に)形成されている。
よって、カバー31を左壁部26および右壁部27で覆うことができるので、カバー31に外力が加わらないようにでき、カバー31が外れたり、割れたりすることを防止できる。
また、カバー31を左壁部26および右壁部27で覆うことで、図8(A),(B)に示すように、連結端子18からの絶縁距離L1をカバー31の表面31Aまで確保できる。
これにより、通常の連結端子台のように、ボディにカバーの裏面を突き合わせたものと比較すると、カバー31の厚さ寸法L2だけ絶縁距離を増すことができるので、絶縁距離L1を長くできる。
さらに、カバー31を左壁部26および右壁部27で覆うことで、図9(A)に示すように、電線19の芯線19Bがずれて矢印方向に挿入された場合でも、左壁部26で芯線19Bを止めることができる。
一方、図9(B)に示す、通常の連結端子台80のように、ボディ81の開口部81Aにカバー84の裏面84Aを突き合わせた場合、電線19の芯線19Bがずれて矢印方向に挿入されたとき、開口部82Aと裏面84Aとの突き合わせ状態が開いてしまう虞がある。
図7に戻って、ボス凹部47は、ボス36が嵌合する貫通孔である。ボス凹部47およびボス36を設けた理由については後述する。
実施の形態ではボス凹部47を貫通孔として例示するが、貫通孔に限らないで凹部とすることも可能である。
嵌合手段33は、左壁部26の左壁部内面(壁部内面)26Bに設けられた左嵌合凹部41と、カバー31のカバー左端面(カバー端面)31C(図5も参照)に設けられて左嵌合凹部41に係合する左嵌合爪部(嵌合爪部)51(図5も参照)と、右壁部27の右壁部内面(壁部内面)27Bに設けられた右嵌合凹部(嵌合凹部)42と、カバー31のカバー右端面(カバー端面)31D(図3も参照)に設けられて右嵌合凹部42に係合する右嵌合爪部(嵌合爪部)52(図3も参照)とを有する。
左嵌合爪部51は、カバー31のカバー左端面31Cから、ボディ16に対するカバー31の取付方向に対して交差する方向に突出されている。
また、右嵌合爪部52は、カバー31のカバー右端面31Dから、ボディ16に対するカバー31の取付方向に対して交差する方向に突出されている。
すなわち、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52は、従来技術の爪部112のように、ボディ111に対するカバー113の取付方向に対して平行に突出する必要がない。
ここで、従来技術の爪部112は、ボディ111に対するカバー113の取付方向に対して平行に突出しているために、嵌合力を確保するために断面積を大きくする必要がある。しかし、断面積を大きくすると、爪部112が弾性変形した場合に爪部112が基部112Aで破損する虞がある。
しかし、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52は、従来技術の爪部112のように、ボディ111に対するカバー113の取付方向に対して平行に突出する必要がないので、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52の断面積を大きくする必要がない。
このため、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52には、爪部112が弾性変形した場合に基部112Aで破損するという現象が生じない。
左嵌合凹部41は、左壁部26においてカバー左端面31Cに対面する左壁部内面26Bのうち上側に設けられている。
右嵌合凹部42は、右壁部27においてカバー右端面31Dに対面する右壁部内面27Bのうち上下側にそれぞれ設けられている(図3参照)。
これにより、ボディ16に対するカバー31の取付方向に対して交差する方向に延びる左嵌合爪部51および右嵌合爪部52により嵌合が維持される。
したがって、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52の断面積を大きくすることなく良好な嵌合力が得られ、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52の破損の虞をなくすことができる。
また、ボディ16にボディ嵌合手段(嵌合爪部)39を有することで、ボディ16に対する他のボディ16の取付方向に対して交差する方向に延びるボディ嵌合手段(嵌合爪部)39により嵌合が維持される。
これにより、ボディ嵌合手段(嵌合爪部)39の断面積を大きくすることなく、ボディ16に対する他のボディ16の嵌合力を良好に得られ、ボディ嵌合手段(嵌合爪部)39の破損の虞をなくすことができる。
さらに、カバー左端面31cおよびカバー右端面 に左嵌合爪部51および右嵌合爪部を設けることで、左壁部26に左嵌合凹部41を設けるとともに、右壁部27に右嵌合凹部42を設けることができる。
左壁部26の左壁部内面26Bおよび右壁部27の右壁部内面27Bに出っ張りがないため、収容部22に連結端子18を収容する際に干渉する虞がない。
なお、左嵌合凹部41および右嵌合凹部42は、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52が嵌合する貫通孔である。
実施の形態では左嵌合凹部41および右嵌合凹部42を貫通孔として例示するが、貫通孔に限らないで凹部とすることも可能である。
また、左嵌合凹部41および左嵌合爪部51をそれぞれ1ずつ設けた例について説明するが、左嵌合凹部41および左嵌合爪部51を右嵌合凹部42および右嵌合爪部52と同様に2ずつ設けることも可能である。
左嵌合凹部41および左嵌合爪部51や右嵌合凹部42および右嵌合爪部52を、それぞれ複数設けることで、嵌合力を増すことができる。
さらに、左嵌合凹部41および左嵌合爪部51や右嵌合凹部42および右嵌合爪部52を、それぞれ複数設けることで、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52の高さを抑えて、左嵌合爪部51および右嵌合爪部52の強度を確保することも可能である。
また、前述したように、ボディ16にボス36を設けるとともに、カバー31にボス凹部47を設けた。よって、ボス36がボス凹部47に嵌合することで、ボディ16に対するカバー31のガタをなくして、左係合爪部51および左係合爪部52のそれぞれの係り代が左係合凹部41および左係合凹部41に頻繁に当接して摩耗することを防止でき、より嵌合力を高くできる。
さらに、ボス36を左壁部26および右壁部27の近傍(すなわち、嵌合手段33の近傍)に設けることで、ボディ16に対するカバー31のガタを一層確実になくすことができる。
図10〜図12に示すように、連結端子18は、帯状の導電部材20が略三角形に屈曲され、導電部材20における長手方向一端側に設けられた第1接触部55と、導電部材20における長手方向他端側に設けられた第2接触部56と、第2接触部56の基端部56Aおよび第1接触部55の基端部55Aを連結する連結部57と、連結部57の一部を切り曲げることにより形成されたリード部24とを備える。
この連結端子18は、第1接触部55における長手方向に沿った接触面55Bと、第2接触部56の先端面56Bとの間に電線19の芯線19Aを弾性的に挟持可能に構成されている。
図13(A)に示すように、連結端子18は、第1接触部55および第2接触部56間の挟み角度θが、芯線19Aを挟持しない初期状態において60度以上に設定されている。
以下、芯線19Aを挟持しない初期状態の角度を「初期状態挟み角度」という。
なお、図13(A)に示すように、芯線19Aを挟持しない状態において、ボディ16の電気検査穴65から電気検査ピン66を挿入して、電気検査ピン66の先端部66Aを第2接触部56の先端部56Eに当接することで導通試験をおこなう。
また、図13(B)に示すように、連結端子18は、第1接触部55および第2接触部56間の挟み角度が、芯線19Aを挟持した保持状態において20度以上に設定されている。
以下、芯線19Aを挟持した挟持状態の角度を「挟持状態挟み角度」という。
なお、図13(B)に示すように、第1接触部55および第2接触部56間に挟持した保持状態において、ボディ16の電線解除穴67から電線解除ピン68を挿入して、電線解除ピン68の先端部68Aで第2接触部56の先端部56Eを下方に弾性変形させることで第1接触部55および第2接触部56間から芯線19Aを外すことができる。
以下、芯線19Aを挟持しない初期状態の角度を「初期状態挟み角度」、芯線19Aを挟持した挟持状態の角度を「挟持状態挟み角度」という。
初期状態挟み角度を60度以上とすることで、電線19を挿通孔17から挿入する際に、芯線19Aに対する第2接触部56の先端面56Bの傾斜角度を大きく確保できる。
よって、最大径の電線19を挿通孔17から挿入した場合でも、第2接触部56の先端面56Bで芯線が抜け出すことを防止できる。
また、挟持状態挟み角度が20度以上とすることで、電線19を挿通孔17から挿入させた状態において、芯線19Aに対する第2接触部56の先端面56Aの傾斜角度を大きく確保できる。
よって、最大径の電線19を挿通孔17から挿入させた状態において、第2接触部56の先端面56Aを芯線19Aに十分に食い込ませることができる。
このように、最大径の電線19を挿通孔17から挿入する際に芯線19Aが抜け出すことを防止し、かつ、最大径の電線19を挿通孔17から挿入させた状態において、第2接触部56の先端面56Bを芯線に十分に食い込ませることができるので、電線19を確実に鎖錠できる。
図14(A)に示すように、第1接触部55は、先端55C側の幅寸法W1が第2接触部56の幅寸法よりも小さく形成され、一側端面55Dに対する反対側の他端側面55Eに連結された凸部59を有する。
凸部59は、第2接触部56の先端部56Eと干渉しない位置に設けられている。
また、凸部59の先端59Aから一側端面55Dまでの凸部幅寸法W3は、第2接触部56の幅寸法W2と同じに形成されている。
凸部幅寸法W3および第2接触部56の幅寸法W2を同じに形成することで、連結端子18を収容する筐体21の収容部22に、連結端子18を略隙間なく収容できるので、収容部22において連結端子18にガタや位置ずれが生じることを防止できる。
第2接触部56は、一側端面56Cが第1接触部55の一側端面55Cと同一平面に沿い、図10に示すように、先端面56Bが凹状となるような案内凹部56Dが先端部56Eに形成され、第2接触部56の長手方向に沿った案内凹部56Dの凹部中心線60が第2接触部56における幅方向中心61から一側端面56C側に偏芯している。
案内凹部56Dは、第2接触部56が、先端面56Bから一側端面56Cに向けて傾斜する一方の折線56Fと、先端面56Bから他側端面56Gに向けて傾斜する他方の折線56Hとでそれぞれ折り曲げられることで形成されている。
よって、案内凹部56Dは、第2接触部56の基端部56Aから先端面56Bに向かうに従って徐々に幅が狭くなっている。
この案内凹部56Dは、凹部中心線60が第2接触部56における幅方向中心61から一側端面56C側に偏芯している。
よって、案内凹部56Dの凹部中心線60を第1接触部55の一側端面55C側に寄せて、第1接触部55の接触面55B(図12参照)に確実に臨ませることができる。
これにより、第1接触部55および第2接触部56間の正規位置に電線19の芯線19Aを案内し、かつ、案内した芯線19Aを確実に保持できる。
また、第1接触部55の他端側面55Eに凸部59を有することで、図13(B)に示すように、万が一、電線19の芯線19Aが斜めに挿入された場合でも、第1接触部55の凸部59に芯線19Aを接触させることができる。
なお、実施形態では、先端面56Bが略V字状の凹状となるような案内凹部56Dを形成したが、これに限らないで、先端面56Bが略U字状の凹状となるような案内凹部56Dを形成することも可能である。
リード部24は、電線19から離れる方向に延びるとともにプリント基板(基板)11(図1参照)に接続可能な部位である。このリード部24は、連結部57の一部を切り曲げることにより一体に形成されている。
リード部24を連結部57(すなわち、連結端子18)と一体に形成することで、連結端子18の簡素化が図れる。
なお、前記実施形態で例示した連結端子台15、ボディ16、連結端子18、筐体21、収容部22、リード部24、左壁部26、右壁部27およびカバー31などの形状は適宜変更が可能である。
本発明は、基板に接続するとともに電線の芯線を弾性的に挟持することで、芯線を基板に接続可能な連結端子および連結端子台への適用に好適である。
本発明に係る連結端子台ユニットをプリント基板に組み込んだ状態を示す斜視図である。 本発明に係る連結端子台ユニットを示す前方斜視図である。 本発明に係る連結端子台ユニットの一部を分解した状態を示す前方斜視図である。 本発明に係る連結端子台ユニットの全体を分解した状態を示す前方斜視図である。 本発明に係る連結端子台ユニットの全体を分解した状態を示す後方斜視図である。 本発明に係る連結端子台のボディに連結端子を組み込んだ状態を示す正面図である。 図2のA−A線断面図である。 (A)は本発明に係る連結端子台ユニットの断面図、(B)は(A)のA部拡大図である。 (A)は本発明に係る連結端子台の概略断面図、(B)は通常の連結端子台の概略断面図である。 本発明に係る連結端子を右側から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係る連結端子を左側から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係る連結端子を示す正面図である。 (A)は本発明に係る連結端子台に電線が未挿入の状態を示す正面図、(B)は本発明に係る連結端子台に電線が挿入された状態を示す正面図である。 (A)は図12のA矢視図、(B)は図12に示す第1接触部および第2接触部間に電線の芯線を挟持させた状態を示す平面図である。 従来の連結端子台ユニットの分解斜視図である。
符号の説明
15 連結端子台
16 ボディ
17 挿通孔
18 連結端子
19 電線
19A 芯線
20 導電部材
21 筐体
22 収容部
24 リード部
25 リード部引き出し孔
26 左壁部(壁部)
27 右壁部(壁部)
31 カバー
38 ボディにおける収容部とは反対側の側面
39 ボディ嵌合手段(閉鎖部)
55 第1接触部
55A 第1接触部の基端部
55B 接触面
55D 第1接触部の一側端面
55E 第1接触部の他端側面
56 第2接触部
56B 第2接触部の先端面
56C 第2接触部の一側端面
56D 案内凹部
56E 第2接触部の先端部
57 連結部
59 凸部
59A 凸部の先端
60 凹部中心線
61 幅方向中心
W1 第1接触部における先端側の幅寸法
W2 第2接触部の幅寸法
W3 凸部幅寸法
θ 第1接触部および前記第2接触部間の挟み角度

Claims (4)

  1. 連結端子と、前記連結端子を収容する筐体とを有し、
    連結端子は、
    帯状の導電部材における長手方向一端側に設けられた第1接触部における長手方向に沿った接触面が形成され
    前記第1接触部の基端部に連結部を介して連結され、前記導電部材における長手方向他端側に設けられた第2接触部の先端面との間に電線の芯線を弾性的に挟持可能とされ、
    前記第1接触部における先端側の幅寸法が前記第2接触部の幅寸法よりも小さいとともに、前記第1接触部の一側端面と前記第2接触部の一側端面とが同一平面に沿い、かつ、前記先端面が凹状となるような案内凹部が前記第2接触部の先端部に形成され、
    前記第2接触部の長手方向に沿った前記案内凹部の凹部中心線が前記第2接触部における幅方向中心から前記一側端面側に偏芯し
    前記連結部の一部を切り曲げることにより前記電線から離れる方向に延びるとともに基板に接続可能なリード部が設けられ、
    前記筐体は、
    前記導電部材の幅方向に沿って前記連結端子を収容する収容部が設けられたボディと、前記収容部を囲む壁部の内側に配置されて前記収容部を閉鎖するカバーと、前記ボディの外側から前記連結端子に前記電線を案内可能な挿通孔と、前記連結端子に設けられたリード部を前記ボディの外側に突出可能なリード部引き出し孔とを備えていることを特徴とする連結端子台。
  2. 前記第1接触部における前記一側端面に対する反対側の他端側面に連結された凸部を有し、
    前記凸部が、前記第2接触部の先端部と干渉しない位置であるとともに、前記第2接触部の先端部に対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の連結端子台
  3. 前記凸部の先端から前記一側端面までの凸部幅寸法と、前記第2接触部の幅寸法とが同じであることを特徴とする請求項2に記載の連結端子台
  4. 前記ボディにおける前記収容部とは反対側の側面に前記カバーと同じ形状の閉鎖部が形成され、
    前記閉鎖部を介して前記ボディが複数連結されているとともに、前記各ボディのうちの最端部の前記ボディに前記カバーが取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載の連結端子台。
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