JP2009087516A - 乱流抑制プレートを有するディスクドライブ - Google Patents

乱流抑制プレートを有するディスクドライブ Download PDF

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Abstract

【課題】新規且つ改善された、乱流抑制プレートを有するディスクドライブの提供。
【解決手段】ディスクドライブを組み立てる方法は、複数のディスクをスピンドル上に設置すること(710)と、乱流抑制プレートを、スピンドル上の複数のディスク間の位置に枢動させること(712)を備える。乱流抑制プレートは、ハウジングに関するピボット上に設置され(714)、所定の位置に回転される。乱流抑制プレートはハウジングに取り付けられ、カバーがハウジング上に設置されて、ディスクエンクロージャが形成され、乱流抑制プレートが封入される(716)。
【選択図】 図7

Description

本明細書中に述べられる様々な実施形態は、乱流抑制プレートを有するディスクドライブに関連する装置、システム、方法に関する。
ディスクドライブは、情報記憶装置である。ディスクドライブは回転スピンドルに固定された1枚以上のディスクと、それぞれのディスクの表面からデータを表す情報を読み出すための、及び/又は、それぞれのディスクの表面にデータを書き込むための、少なくとも一つのヘッドを含む。ディスクドライブはまた、1又は複数のディスクの選択されたデータトラック上で1又は複数のトランスデューシングヘッド(transducing head)の位置決めのために、直線運動又は回転運動を用いるアクチュエータを含む。回転アクチュエータは、トランスデューシングヘッドに回転しているディスクの表面をスウィープ(sweep)させるピボットポイント(pivot point)に、スライダを連結し、スライダ上には、トランスデューシングヘッドが取り付けられているか、又は一体形成されている。回転アクチュエータは、ボイスコイルモータ(voice coil motor)によって駆動される。データの記憶は、ディスク上のトラックの各部への、データを表す情報の書き込みを含む。データの検索は、データを表す情報が記憶されたトラックの部分からの、データを表す情報の読み出しを含む。
ディスクドライブに関する多様な性能パラメータ(performance parameter)を向上させるため、産業界では常に競争的な努力が行われている。一性能パラメータ製造者は、ディスクドライブから情報を読み出し、ドライブに書き込まれるデータへと情報を変換するスピードを増大させるよう、常に試みている。このスピードは、多くの場合、アクセススピード(access speed)と称される。アクセススピードを増大させる一つの方法は、スピンドル(spindle)上の1又は複数のディスクがドライブ内で回転するレートを増大させることである。スピンドルがディスクドライブを速く回転させるほど、ディスク上のトラックからのデータを表す情報の読み取りが速くなる。現在のところ、ディスク又はディスクドライブを支えるスピンドルは、毎分5400から7200回転(RPM)で回転できる。ディスクとハウジングとの間の相対運動は、このようなスピードで、あるいはより速いスピードでも同様に、ハウジング内における乱流風をもたらし得る。ただし、当該より速いスピードとは将来のドライブで予期されているスピードである。ディスクドライブ内の乱流風は、ディスクドライブ内の様々なコンポーネントを刺激し得る。刺激され、あるいは共鳴し得るコンポーネントのうちのいくつかには、ディスクやアクチュエータアームが含まれる。当然ながら、他のハードウェアもまた、様々な周波数で共鳴してもよい。ディスクやアクチュエータアーム、又は他のハードウェアが刺激され、あるいは共鳴すると、トランスデューシングヘッド(transducing head)を特定のトラック上に保つのが難しくなり、信頼性の高いトラックからの読み出し又はトラックへの書き込みも、同様に難しくなる。現行のディスクドライブは1インチあたりに多数のトラックを有するため、この問題は悪化する。結果として、トラックの幅が非常に小さく、たとえ振動による小さな動きであっても、読み出し動作および書き込み動作の信頼性を低下させ得る。
そこで、本発明は、新規且つ改善された、乱流抑制プレートを有するディスクドライブを提供することを目的とする。
本発明は以下の態様を含む。
(1)複数のディスクをスピンドル上に設置することと、
乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記複数のディスク間の位置に枢動させることと、
備える、ディスクドライブを組み立てる方法。
(2)前記乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記複数のディスク間の位置に枢動させることは、前記乱流抑制プレートをハウジングに関するピボット上に設置することを含む、(1)に記載の方法。
(3)前記乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記複数のディスク間の位置に枢動させることは、前記乱流抑制プレートを、前記ディスクドライブのハウジングの取り付けエリアに部分的に取り付けることを含む、(1)に記載の方法。
(4)前記乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記複数のディスク間の位置に枢動させることは、前記乱流抑制プレートを前記ディスクドライブのハウジングの第1の取り付け開口部に軸支して取り付けることを含む、(1)に記載の方法。
(5)前記乱流抑制プレートを前記ハウジングの第2の取り付け開口部に取り付けることを更に備える、(4)に記載の方法。
(6)前記乱流抑制プレートを前記ハウジングの第2の取り付け開口部に取り付けることは、
前記乱流抑制プレート内の開口部を前記第2の取り付け開口部と揃えることと、
留め具を、前記乱流抑制プレート内の開口部と前記第2の取り付け開口部を通して取り付けることと、
を含む、(5)に記載の方法。
(7)前記乱流抑制プレートを、前記ディスクドライブのハウジングに取り付けることを更に備える、(1)に記載の方法。
(8)前記乱流抑制プレートを、前記ディスクドライブのハウジングに取り付けることは、前記乱流抑制プレート内の複数の開口部を通して、前記ハウジング内の対応する複数の取り付け開口部に複数の留め具を取り付けることを含む、(7)に記載の方法。
(9)前記ハウジングの前記複数の取り付け開口部は、前記ハウジングの外周内にある、(8)に記載の方法。
(10)前記複数のディスク及び前記乱流抑制プレートを封入することを更に含む、(7)に記載の方法。
(11)前記複数のディスク及び前記乱流抑制プレートを封入することは、カバーを前記ハウジング上に設置することを含む、(10)に記載の方法。
(12)ハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられたスピンドルと、
前記スピンドルに取り付けられた第1のディスクと、
前記スピンドルに取り付けられた第2のディスクと、
前記ハウジング内で、前記スピンドルに取り付けられた前記第1のディスク及び前記第2のディスクの外周近くに設置された取り付け開口部のセットと、
前記ハウジングに取り付けられたピボットと、
前記第1のディスクと前記第2のディスクの間に位置する乱流抑制プレートであって、前記取り付け開口部のセットに取り付けられ、前記ピボット上に位置する乱流抑制プレートと、
前記ハウジングに取り付けられたカバーと、
を備えるディスクドライブ。
(13)前記ハウジング及び前記カバーは、クラムシェルヘッドディスクエンクロージャを形成する、(12)に記載のディスクドライブ。
(14)前記ピボットは、前記ハウジングに対する取り付けエリア内の留め具である、(12)に記載のディスクドライブ。
(15)前記乱流抑制プレートは、前記第1のディスクと前記第2のディスクとの間の位置へ、前記第1のディスク、前記第2のディスク、及び前記スピンドルに接触しないように回転するような形状をとる、(12)に記載のディスクドライブ。
(16)第1のディスクをディスクドライブのスピンドル上に設置することと、
第2のディスクを、前記第1のディスクから一定の間隔を空けて、前記ディスクドライブの前記スピンドル上に設置することと、
前記第1のディスク及び前記第2のディスクを、前記スピンドルに固定することと、
乱流抑制プレートを、ハウジングに関するピボット上に設置することと、
前記乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記第1のディスクと前記第2のディスクの間の位置まで回転させることと、
を備える、ディスクドライブを組み立てる方法。
(17)前記ピボットは、前記第1のディスク及び前記第2のディスクの外周外に位置している、(16)に記載の方法。
(18)前記乱流抑制プレートを前記ハウジングに取り付けることと、
カバーを前記ハウジングに取り付けること、
を更に備える、(16)に記載の方法。
(19)前記カバーと前記ハウジングの間にシールを取り付けることを更に備える、(18)に記載の方法。
本発明によれば、新規且つ改善された、乱流抑制プレートを有するディスクドライブを提供することができる。
図1は、本明細書において説明される実施形態の一例による、ディスクドライブ100の斜視図であり、第1のディスク120と第2のディスク120’との間に乱流抑制プレート(turbulence reduction plate)200が設置される前に、ハウジングカバー(housing cover)が外された状態を示している。また、図2は、本明細書において説明される実施形態の一例による、ディスクドライブ100の上面図であり、第1のディスク120及び第2のディスク120’との間に乱流抑制プレート200が設置される前に、ハウジングカバーが外された状態を示している。図1及び図2を参照して、ディスクドライブ100をより詳細に説明する。ディスクドライブ100は、ハウジングベース(housing base)104及びハウジングカバー106(図5に示す)を含むハウジング(housing)102を含む。図示されたハウジングベース104はベースキャスティング(base casting)であるが、他の実施形態においては、ハウジングベース104は、ディスクドライブ100の組み立てに先立って、あるいは組み立て中に組み立てられる別個の要素を備えてもよい。第1のディスク120及び第2のディスク120’は、スピンドルモータ(spindle motor)によって回転されるハブ(hub)すなわちスピンドル(spindle)122に取り付けられ得る。ディスク120及びディスク120’は、クランプ(clamp)121によってハブあるいはスピンドル122に取り付け可能である。ディスクは、一定の、もしくは毎分3600未満から15000回転より大きい値にわたる範囲の可変レートで回転させられてもよい。より高速な回転速度も将来には予想されている。スピンドルモータはハウジングベース104に接続される。ディスク120、120’のそれぞれは、軽アルミ合金、セラミック/ガラス又は他の適当な基板から製造可能で、ディスク120、120’の片面又は両面に磁性材料が沈着されている。磁性層は、トランスデューシングヘッド(transducing head)146を介して転送されるデータを記憶するための磁化の小領域を含む。トランスデューシングヘッド146は、ディスク120からデータを読み出し、ディスク120にデータを書き込むよう構成された磁気トランスデューサ(magnetic transducer)を含む。他の実施形態では、トランスデューシングヘッド146は、別個の読み出し素子と書き込み素子を含む。例えば、この別個の読み出し素子は、MRヘッドとして知られる磁気抵抗ヘッドであってもよい。多数のヘッド146による構成も用いられ得ることも理解される。
回転アクチュエータ130は、ベアリング132によってハウジングベース104に軸支されて取り付けられ、ディスク120の内径(ID)と、ディスク120、120’の外径(OD)付近に配置されたランプ(ramp)150との間を、弧を描いてスウィープする。ハウジング104に取り付けられるのは、少なくとも1つの磁石113であり、ボイスコイルモータ(voice coil motor)(VCM)112の静止部の少なくとも一部を形成する。ボイスコイル(voice coil)134は、回転アクチュエータ130に取り付けられ、VCM112のエアギャップ(air gap)に配置される。回転アクチュエータ130は、ボイスコイル134に電流が流されるとベアリング132を軸にして回転し、電流の向きが逆転すると逆方向に回転して、アクチュエータ130及び取り付けられたトランスデューシングヘッド146のディスク120に対する位置の制御を可能とする。VCM112は、サーボシステム(servo system)に連結され、サーボシステムは、トランスデューシングヘッド146によってディスク120、120’の表面のうちの一つから読み出された位置決めデータを用いて、ディスク120、120’のうちの一つ上の複数のトラックのうちの一つに対するトランスデューシングヘッド146の位置を決定する。サーボシステムは、ボイスコイル134に流すのに適切な電流を決定し、電流ドライバ及び関連する回路を用いて、ボイスコイル134に電流を流す。実施形態によっては、二つの別個の素子を有するトランスデューシングヘッドもあるということには、留意が必要である。一つの素子は、データを表す情報の読み出しと位置情報すなわちサーボ情報(servo information)の読み出しのためのものである。この素子は読み出し素子として知られる。他方の素子は、これらの実施形態においては、データを表す情報の書き込みのためのものであり、書き込み素子として知られている。このようなトランスデューシングヘッドの一例として、磁気抵抗(MR)トランスデューシングヘッドがある。
前述のように、ディスク120、120’は、複数のトラックをそれぞれのディスク表面上に有する。組み込みタイプのサーボディスクドライブでは、サーボウェッジは、複数のトラックを横切る。複数のトラックは、実施形態によっては、ほぼ同心の円のセットとして配置されてもよい。データは、埋め込まれたサーボウェッジ間のトラックに沿った固定セクタに記憶される。ディスク120、120’上のトラックはそれぞれ、複数のデータセクタ(data sector)を含む。ディスク120、120’の内側に近いトラックは、ディスク120、120’の外周に近いトラックほどの長さを有しない。結果として、ディスク120、120’の内側に近いトラックは、ディスク120、120’の外周に近いトラック程多くのデータセクタを保持できない。同数のデータセクタを保持可能なトラックは、xデータゾーン(x data zone)としてグループ化されてもよい。ベース104は、留め具(fastener)を受け入れる数個のねじ取り付け開口部(threaded mounting opening)201、202、203を含む。乱流抑制プレート200もまた対応するタブを含み、当該タブは、開口部211、212、213を有する。留め具は開口部211、212、213のそれぞれを通して設置されて、ベース104内の取り付け開口部201、202、203にねじ込まれ、乱流抑制プレート200が取り付けられる。図2に示すように、ベース104又は乱流抑制プレート200の一方が、ピボットピン(pivot pin)204を含む。乱流抑制プレート200は、ピボットピン204を軸にして旋回し、図1に示される矢印300の方向に回転する。他の実施形態では、留め具221は、開口部211を通して開口部201内に取り付けられる。留め具221は、乱流抑制プレート200が止め具221を軸にして旋回できる程度に締め付けられる。図1及び図2では、乱流抑制プレートは回転されておらず、ほぼ完全にディスク120、120’の外周外にある。
図3は、本明細書において説明される実施形態の一例による、ディスク間に乱流抑制プレートが設置された後の、ディスクドライブ100の斜視図であり、また、図4は、ディスク間に乱流抑制プレートが設置された後の、ディスクドライブ100の上面図である。乱流抑制プレート200は、図4では隠れ線(hidden line)によって示されている。図3及び図4は、ディスクドライブ100に関する中間アッセンブリ(intermediate assembly)を示す。中間アッセンブリは、乱流抑制プレート200を第1のディスク120と第2のディスク120’の間に設置した後の、ベース104への乱流抑制プレート200の留め付けを含む。これはまた、乱流抑制プレート200のディスクスタック(disk stack)への統合(merging)と称されてもよい。ディスクスタックは、スピンドル122に取り付けられた、第1のディスク120、ディスク間の中間スペーサ(intermediate spacer)、及び第2のディスク120’からなる。以下では、図1から図4を参照して、乱流抑制プレート200をディスク120、120’間の位置に回転させる方法と同様、中間アッセンブリについてもより詳細に説明する。図3及び図4に示すように、乱流抑制プレート200は、第1のディスク120と第2のディスク120’の間に位置する。乱流抑制プレート200の全ての部分が、ハウジング102のベース104のフットプリント(footprint)内にある。乱流抑制プレート200はまた、取り付けエリア(mounting area)すなわち取り付け開口部211、212、213で、ハウジング102のベース104に取り付けられている。留め具221、222、223は開口部201、202、203を通り、乱流抑制プレート200に達する。そして留め具221、222、223は、開口部211、212、213とかみ合う。一実施形態において、留め具221、222、223は、ねじ取り付け開口部211、212、213にねじ込まれてかみ合わされる。乱流抑制プレート200が有する厚さは、スピンドル122上に取り付けられた第1のディスク120と第2のディスク120’との間のスペースよりは薄い。乱流抑制プレート200は、第1のディスク120と乱流抑制プレート200との間に小さいスペースを残して、また第2のディスク120’と乱流抑制プレート200との間に小さいスペースを残して配置されている。これらのスペースは、ドライブ100内の空気の乱れた流れ(turbulent flow)を充分実質的に抑制あるいは防止できるほどに小さい。乱流抑制プレート200は、ピボットポイント204(図4に示す)を軸にして回転させられ得る。他の実施形態において、留め具のうちの一つ211は、ねじ取り付け開口部201に取り付けられ、ピボットポイントを形成する。
乱流抑制プレート200は、アルミニウムや工業用ナイロン(industrial grade nylon)等の非磁性材料から形成されている。乱流抑制プレート200上への静電気の蓄積をおおむね防止するために、乱流抑制プレート200もまた、ハウジング102に接地されている。結果として、第1のディスク120又は第2のディスク120’のうちの一つ、あるいはその両方と、乱流抑制プレート200の間での静電放電の発生が低減、あるいは実質的に排除される。
図5は、本明細書中で説明される実施形態の一例による、乱流抑制プレート200がディスク120、120’の間に設置された後、カバー106が取り付けられようとしているディスクドライブの斜視図である。カバー106をハウジング102のベース104に取り付けると、ディスク120、120’、アクチュエータ130、トランスデューシングヘッド146(一般的に、ディスク120の主要な表面ごと、ディスク120’の主要な表面ごとに1つのトランスデューシングヘッドがある)も封入される。図示のように、カバーの取り付けは、留め具221、222、223及びハウジングベース104に対する取り付けエリア211、212、213と同様、乱流抑制プレート200の封入をも含む。カバー106のベース104への取り付けはまた、ヘッドディスクエンクロージャ形成(forming head disk enclosure)と称される。
図6は、実施形態の一例による、ディスクドライブを組み立てる方法600のフローチャートである。ディスクドライブを組み立てる方法600は、第1のディスクをディスクドライブのスピンドル上に設置すること610、ディスクスペーサ(disk spacer)をディスクドライブのスピンドル上に設置すること611、第2のディスクをディスクドライブのスピンドル上に設置すること612、及び第1のディスク及び第2のディスクをスピンドルに固定すること614を含む。第2のディスクは、第1のディスクから一定の間隔を空けている。方法600はまた、乱流抑制プレートをハウジングに関するピボット上に設置すること616、及び乱流抑制プレートを、スピンドル上の第1のディスクと第2のディスクの間の位置まで回転させること618を含む。ピボットは、第1のディスク及び第2のディスクの外周外に位置している。当該方法はまた、乱流抑制プレートをハウジングに取り付けること620、アクチュエータアッセンブリをハウジング内に据え付けること621、カバーをハウジングに取り付けること622、及びカバーとハウジングの間にシール(seal)を取り付けること624を含む。
図7は、実施形態の他の例による、ディスクドライブを組み立てる方法700のフローチャートである。ディスクドライブを組み立てる方法700は、スピンドル上に複数のディスク及びスペーサ(spacer)を設置すること710、及び乱流抑制プレートをスピンドル上のディスク間の位置に枢動させること712を含む。乱流抑制プレートをスピンドル上のディスク間の位置に枢動させること712は、乱流抑制プレートをハウジングに対するピボット上に設置することを含む。一実施形態において、乱流抑制プレートをスピンドル上のディスク間の位置に枢動させること712は、乱流抑制プレートを、ディスクドライブのハウジングの取り付けエリアに部分的に取り付けることを含む。他の実施形態においては、乱流抑制プレートをスピンドル上のディスク間の位置に枢動させること712は、乱流抑制プレートをディスクドライブのハウジングの第1の取り付け開口部に軸支して取り付けることを含む。方法700は、乱流抑制プレートをハウジングの第2の取り付け開口部に取り付けること714を更に含む。乱流抑制プレートをハウジングの第2の取り付け開口部に取り付けること714は、乱流抑制プレート内の開口部を第2の取り付け開口部と揃えること、及び留め具を乱流抑制プレート内の開口部と第2の取り付け開口部を通して取り付けることを含む。方法700はまた、乱流抑制プレートをディスクドライブのハウジングに取り付けること714を含んでもよく、この乱流抑制プレートをディスクドライブのハウジングに取り付けること714は、乱流抑制プレート内の複数の開口部を通して、ハウジング内の対応する複数の取り付け開口部に複数の留め具を取り付けることを含む。ハウジングの複数の取り付け開口部は、ハウジングの外周内にある。当該方法はまた、ディスク及び乱流抑制プレートを封入すること716を含む。これは、カバーをハウジング内に設置することを含んでもよい。
図8は、実施形態の一例による、組み立てられたディスクドライブ800の部分断面図である。ディスクドライブ800は、ハウジング802のベース804、及びハウジング802に取り付けられたスピンドル822を含む。第1のディスク820及び第2のディスク820’は、スピンドル822に取り付けられている。取り付け開口部のセットは、そのうちの一つが取り付け開口部812として図示されているが、ハウジング内で、スピンドル822に取り付けられている第1のディスク820及び第2のディスク820’の外周近くに設置されている。ディスクドライブ800はまた、第1のディスク820と第2のディスク820’の間に位置する乱流抑制プレート200を含む。ディスクドライブはまた、ハウジングに取り付けられるカバー806を含む。一実施形態において、ハウジング804とカバー806は、クラムシェルヘッドディスクエンクロージャ(clam shell head disk enclosure)を形成する。ディスクドライブ800のハウジング802は、ハウジング802に取り付けられたピボットを含み、一実施形態において、当該ピボットは、ハウジング802に対する取り付けエリア内の留め具である。乱流抑制プレート200は、ディスク820、820’間の位置へピボット周りに回転し、回転中及び最終的な組み立て位置において第1のディスク、第2のディスク820’及びスピンドル822に接触しないような形状をとる。シール(seal)840は、カバー806とハウジング802のベース804の間に取り付けられる。シール840は、カバー806とベース804の間の接触部分(interface)を実質的にふさぐ。
プリント基板(図示せず)が、シャシー(chassis)すなわちハウジングベース804の外側に取り付けられていてもよい。プリント基板(PCB)は、4つの主要な電気的コンポーネント、いわゆるシステムLSIを含んでもよい。当該LSIは、プリント基板(PCB)上に取り付けられる。システムLSIは、ヘッドディスクコントローラ(head disk controller)、読み出し/書き込みチャネルIC(read/write channel IC)、マイクロプロセッサユニット(microprocessor unit)(MPU)、及びモータドライバIC(motor driver IC)である。これらは、ディスクドライブ800の動作の多くの側面を制御する。
MPUは、駆動システムの制御ユニットであり、ROM、RAM、CPU、及び論理処理ユニット(logic processing unit)を含む。論理処理回路のためのファームウェア(FW)は、ROMに保存されている。ファームウェアは、ディスクドライブの各部を制御するためにMPUによって実行可能な命令のセットを含む。
上述の特定の実施形態の説明は、本発明の一般的な性質を効果的に明らかにしており、現在の知識の適用により、包括的な概念から逸脱することなく、様々な応用のために容易に修正及び/又は適合が可能である。従って、このような適合及び修正は、開示された実施形態の等価物の意義及び範囲内に包括されることが意図されている。
本明細書において採用された語法や用語は、説明を目的とするものであり、限定のためではないということが理解される。従って本発明は、添付の請求項の精神と範囲内に含まれるこのような代替物、修正、等価物、及び変形全てを包含することが意図されている。
本明細書において説明される実施形態の一例による、ディスク間への乱流抑制プレートの設置前に、ハウジングカバーが外されているディスクドライブの斜視図。 本明細書において説明される実施形態の一例による、ディスク間への乱流抑制プレートの設置前に、ハウジングカバーが外されているディスクドライブの上面図。 本明細書において説明される実施形態の一例による、ディスク間に乱流抑制プレートが設置された後のディスクドライブの斜視図 本明細書において説明される実施形態の一例による、ディスク間に乱流抑制プレートが設置された後のディスクドライブの上面図。 本明細書において説明される実施形態の一例による、ディスク間に乱流抑制プレートが設置された後、カバーが取り付けられようとしているディスクドライブの斜視図。 実施形態の一例による、ディスクドライブを組み立てる方法のフローチャート。 実施形態の一例による、ディスクドライブを組み立てる方法のフローチャート。 実施形態の一例による、組み立てられたディスクドライブの部分断面図。
符号の説明
100…ディスクドライブ、102…ハウジング、104…ハウジングベース、106…ハウジングカバー、112…ボイスコイルモータ、113…磁石、120…第1のディスク、120’…第2のディスク、121…クランプ、122…スピンドル、130…回転アクチュエータ、132…ベアリング、134…ボイスコイル、146…トランスデューシングヘッド、150…ランプ、200…乱流抑制プレート、201、202、203…ねじ取り付け開口部、204…ピボットピン、211、212、213…開口部、221、222、223…留め具。

Claims (12)

  1. 複数のディスクをスピンドル上に設置することと、
    乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記複数のディスク間の位置に枢動させることと、
    を備える、ディスクドライブを組み立てる方法。
  2. 前記乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記複数のディスク間の位置に枢動させることは、前記乱流抑制プレートをハウジングに関するピボット上に設置することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記複数のディスク間の位置に枢動させることは、前記乱流抑制プレートを、前記ディスクドライブのハウジングの取り付けエリアに部分的に取り付けることを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記複数のディスク間の位置に枢動させることは、前記乱流抑制プレートを前記ディスクドライブのハウジングの第1の取り付け開口部に軸支して取り付けることを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記乱流抑制プレートを、前記ディスクドライブのハウジングに取り付けることを更に備える、請求項1に記載の方法。
  6. ハウジングと、
    前記ハウジングに取り付けられたスピンドルと、
    前記スピンドルに取り付けられた第1のディスクと、
    前記スピンドルに取り付けられた第2のディスクと、
    前記ハウジング内で、前記スピンドルに取り付けられた前記第1のディスク及び前記第2のディスクの外周近くに設置された取り付け開口部のセットと、
    前記ハウジングに取り付けられたピボットと、
    前記第1のディスクと前記第2のディスクの間に位置する乱流抑制プレートであって、前記取り付け開口部のセットに取り付けられ、前記ピボット上に位置する乱流抑制プレートと、
    前記ハウジングに取り付けられたカバーと、
    を備えるディスクドライブ。
  7. 前記ハウジング及び前記カバーは、クラムシェルヘッドディスクエンクロージャを形成する、請求項6に記載のディスクドライブ。
  8. 前記ピボットは、前記ハウジングに対する取り付けエリア内の留め具である、請求項6に記載のディスクドライブ。
  9. 前記乱流抑制プレートは、前記第1のディスクと前記第2のディスクとの間の位置へ、前記第1のディスク、前記第2のディスク、及び前記スピンドルに接触しないように回転するような形状をとる、請求項6に記載のディスクドライブ。
  10. 第1のディスクをディスクドライブのスピンドル上に設置することと、
    第2のディスクを、前記第1のディスクから一定の間隔を空けて、前記ディスクドライブの前記スピンドル上に設置することと、
    前記第1のディスク及び前記第2のディスクを、前記スピンドルに固定することと、
    乱流抑制プレートを、ハウジングに関するピボット上に設置することと、
    前記乱流抑制プレートを、前記スピンドル上の前記第1のディスクと前記第2のディスクの間の位置まで回転させることと、
    を備える、ディスクドライブを組み立てる方法。
  11. 前記ピボットは、前記第1のディスク及び前記第2のディスクの外周外に位置している、請求項10に記載の方法。
  12. 前記乱流抑制プレートを前記ハウジングに取り付けることと、
    カバーを前記ハウジングに取り付けること、
    を更に備える、請求項10に記載の方法。
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