JP2005505087A - 垂直に配向されたサーボトラック書き込み機及びその方法 - Google Patents

垂直に配向されたサーボトラック書き込み機及びその方法 Download PDF

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Abstract

垂直に配向されたサーボトラック書き込みアセンブリ及びサーボパターンをディスク表面に記録する方法は、ほぼ垂直の面内で1つまたは複数のディスクを回転させるスピンドルハブアセンブリと、ほぼ水平の軸線の周りでEブロックを回転させるアクチュエータアセンブリとを含む。 Eブロックは、1つまたは複数のアクチュエータアーム及びそれに関連するフレクスチャ部材を含み、各フレクスチャ部材は、サーボ記録ヘッドを含む。Eブロックの枢動により、関連するディスクの表面に隣接するほぼ垂直の面内で各サーボ記録ヘッドを移動させ、ディスク表面にサーボパターン情報を記録する。またこの方法は、スピンドルハブアセンブリに対するディスクの装填及び除荷を簡単にするために、アクチュエータアセンブリを側方に移動させて、スピンドルハブアセンブリに対して係合及び係合解除させることを含む。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に磁気ディスクドライブに関し、特に垂直の多ディスクサーボトラック書き込みアセンブリ及び情報記憶ディスクにサーボパターンを記録する方法に関する。
【0002】
(発明の背景)
ディスクドライブは、回転するディスクに磁気形態でディジタルデータを記憶するデータ記憶装置である。最近のディスクドライブは、磁化可能な媒体でコーティングされ一定の高速で回転可能であるようにスピンドルモーターのハブに取り付けられている1つまたは複数の情報記憶ディスクを含む。情報は、トランスジューサ(ヘッド)の配列によってディスクの同心円的な円形の複数の軌道に記憶され、ヘッドは、ディスクに対してヘッドが移動できるように半径方向のアクチュエータに取り付けられている。書き込み動作中、連続データがディスクトラックに書き込まれ、読み取り動作中、ヘッドが前にディスクトラックに書き込まれたデータを検出し、この情報を外部環境に移送する。これらの動作の双方にとって重要なのは、ディスクの所望のトラックの中心に対してヘッドを正確に効率よく位置決めすることである。所望のトラック内へのヘッドの位置決めは、ヘッド位置決めサーボパターン、すなわち、ディスク表面に記録され、最適なトラックの間隔及びセクタータイミングを維持するために使用されるデータビットのパターンに依存する。サーボパターン又は情報は、ディスクの各トラックのデータセクターの間に配置される(埋め込み型サーボ)か、又はディスクドライブ内の1つのディスクの1つの表面にのみ配置される(専用型サーボ)。メーカーが、「埋め込み型」を使用するか「専用型」を使用するかに拘わらず、サーボパターンは、典型的にはディスクドライブの製造工程の間に目標ディスクに記録される。
【0003】
ディスクドライブ産業における最近の努力は、既存の小さい寸法のディスクにより多くのデータを記憶することができる費用効果のよいディスクドライブを開発することに焦点が置かれている。ディスクの表面へのデータの記憶を増大する1つの可能な方法は、トラック密度(すなわち、1ミリメートル毎のトラックの数)を増大することによって磁化可能な媒体の記録密度を増大させることである。増大したトラック密度は、さらに間隔の接近した狭いトラック、したがって、目標ディスク表面へのサーボパターンの記録精度の向上を必要とする。この向上した精度は、費用効果を維持しつつ、増大した公差内でサーボトラックの記録が達成されることを必要とする。
【0004】
サーボパターンは、典型的にはディスクドライブの製造中に、サーボトラック書き込み(STW)アセンブリによって目標ディスクの磁化可能な媒体に記録される。1つの従来のSTWアセンブリは、ディスクドライブを組立てた後にディスクにサーボパターンを記録する。この例において、STWアセンブリは、ディスクパックを有するディスクドライブに直接取り付けられ、ディスクパックに取り付けられたディスクには、サーボパターンが予め記録されていない。基本的には、STWは、取り付けられたディスクに必要なサーボパターンを直接記録するためにドライバ自身のリード/ライトヘッドを使用する。サーボパターン記録の他の方法は、サーボパターンを1つ又はそれ以上のディスクに記録するために専用サーボ記録トランスジューサ又はヘッドを有する別の装置を使用することである。専用サーボ記録ヘッドは、使用するディスクドライブに連続的に装填される多数のディスクに同時にサーボ情報を記録するために使用することができる。高いトラック密度に向かう傾向の観点から、高密度のディスクドライブのための複数のディスクにサーボパターンを同時に記録することができる専用STWアセンブリに対する要求がある。
【0005】
従来の専用STWアセンブリは、水平面内に取り付けられたディスクを備え、水平方向を向いている。このような専用STWアセンブリは、各アームに1つまたは複数のトランスジューサ即ちヘッドを有する1つまたは複数のアクチュエータアームを使用し、アクチュエータアームは目標ディスクの磁化可能媒体の半径に沿う水平面内で移動する。すなわち、従来の専用STWは、ディスクとアクチュエータアーム有し、ディスク及びアクチュエータアームの双方は、各アクチュエータアームの先端のヘッドをディスク表面を横切る水平経路内で移動させるように、垂直なSTW支持軸の周りで、水平面内で回転する。
【0006】
従来技術の水平に配向されたSTWアセンブリの欠点は、ディスク及びアクチュエータの水平方向の向き並びにサーボ書き込みヘッドをアクチュエータアームに接続する可撓性「サスペンション」から生じる記録装置のディスク整合エラー及び不完全性を含む。特に、ディスクは比較的かたい金属材料から形成されるが、それにもかかわらず、ディスクには、ディスクの外周に沿って重力により誘導されるゆがみが生じる。重量により誘導されるきわめて小さいゆがみであっても、特に、現在のディスクドライブユーザによって要求される高いトラック密度の観点から、許容しがたいサーボ書き込みエラーを生ぜしめる恐れがある。
【0007】
したがって、サーボパターン記録精度の改良が専用STWアセンブリに要求され、同時に適切なサーボパターンを有するディスクをつくるために要する時間の改良が要求される。本発明は、この問題及び他の問題に対する解決法を提供し、従来技術に対する他の利点をも提供する。
【0008】
(発明の概要)
本発明は、ディスクドライブ内で使用するディスクにサーボパターン情報を記録するための、垂直に配向されたサーボトラック書き込みアセンブリに関する。
【0009】
本発明の1つの実施形態によれば、サーボトラック書き込みアセンブリは、ディスクをほぼ垂直の面内で所定の速度で回転させるように支持するハブを有するスピンドルハブアセンブリを含む。アクチュエータアセンブリは、Eブロックと、ほぼ水平な軸線の周りでEブロックを回転させるモーターとを有し、Eブロックは、アクチュエータアーム及びフレクスチャ部材をほぼ垂直の面内で回転させる。ヘッドがディスク表面に沿ってほぼ垂直の面内で移動してディスク表面にサーボパターン情報を記録するように、フレクスチャ部材の先端にサーボ記録ヘッドが取り付けられている。
【0010】
好ましくは、サーボトラック書き込みアセンブリは、スピンドルハブアセンブリに積み重ねられた複数のディスクを支持しており、Eブロックは、垂直に配向されたディスクの各々にサーボパターン情報を同時に記録するために複数のアクチュエータアーム及びそれに取り付けられたフレクスチャ部材を含む。サーボトラック書き込みアセンブリは、プラットフォームと、サーボパターン情報を書き込むためにアクチュエータアームがディスクに係合する第1の位置と複数のアクチュエータアームが複数のディスクから側方に離れている第2の位置との間でのアクチュエータアセンブリの側方移動を可能にするようにアクチュエータアセンブリを前記プラットフォームに接続するスライド機構とを有する
【0011】
また、本発明は、垂直に配向されたサーボトラック書き込みアセンブリのディスクにサーボパターン情報を記録する方法として実施することができる。この方法は、ほぼ水平に配向されたスピンドルハブアセンブリにディスクを配置するステップと、ディスクをほぼ垂直の面内で回転させるために前記スピンドルハブアセンブリを作動するステップとを含む。他のステップは、ほぼ水平な軸線の周りにアクチュエータアセンブリのEブロックを枢動させ、ディスクの表面に隣接するほぼ水平な面内の弧状の経路に沿ってアクチュエータアーム及びそれに取り付けられたフレクスチャ部材を回転させるステップを含む。サーボ記録ヘッドに信号が送られ、垂直方向を向いたディスク表面にサーボパターン情報が記録される。
【0012】
本発明は、ほぼ垂直方向にディスクを回転させながらほぼ垂直の面内でサーボ記録ヘッドを移動させてディスク表面にサーボパターン情報を記録する手段を有するサーボトラック書き込みアセンブリとして実施されることができる。サーボトラック書き込みアセンブリは、ほぼ垂直の向きで回転する複数のディスクにサーボパターン情報を同時に記録する手段を含んでいてもよい。1つの好ましい実施形態において、サーボトラック書き込みアセンブリは、垂直方向を向いたディスクが回転する間に複数のディスクに対して複数のサーボ記録ヘッドを選択的に係合及び係合解除させる手段を有する。
【0013】
本発明を特徴づけるこれらの特徴及び他の特徴並びに利点は、次の詳細な説明を読み、関連する図面を見ることによって明らかになるであろう。
【0014】
(好適な実施形態の説明)
本発明の実施形態によって製造されたディスクドライブ100が図1に示されている。ディスクドライブ100は、ディスクドライブの種々の部品が取り付けられている基台102を有する。一部を破断して示しているトップカバー104が、基台102と協働して従来の態様でディスクドライブ100のために内側が密封された環境を形成する。これらの部品は、スピンドルモーター106を有し、このモーター106は、一定の高速で1つまたは複数のディスク108を回転させる。ディスクに隣接して配置された支持軸アセンブリ112の周りで回転するアクチュエータアセンブリ110を使用して、ディスク108の破線109で示すトラックに情報が書き込まれ読みとられる。アクチュエータアセンブリ110は、複数のアクチュエータアーム114を含み、このアクチュエータアーム114は、ディスク108に向かって延びており、1つまたは複数のフレクスチャ部材116がアクチュエータアーム114の各々から延びている。フレクスチャ部材116の遠位端(即ち先端)には、ヘッド118が取り付けられており、このヘッド118は、関連するディスク108の対応する表面上に近接してヘッド118を浮上させることができるようにするエア支持スライダ(図示せず)を含む。
【0015】
ヘッド118の半径方向の位置決めは、ボイスコイルモーター120を使用して制御され、このボイスコイルモーター120は、典型的には、アクチュエータアセンブリ110に取り付けられたコイル122と、磁界を形成する1つまたは複数の永久磁石124とを含む。コイル122に制御された電流を流すことによって永久磁石124とコイル122との間に磁気的相互作用が生じ、コイル122は、公知のローレンツ(Lorenz)の関係によって移動する。コイル122が移動すると、アクチュエータアセンブリ110は、支持軸アセンブリ112の周りを枢動し、ヘッド118は、ディスク108の表面を横切るように移動される。
【0016】
ディスク表面上のヘッド118の動きと位置決めは、ディスクの予め記録されたサーボ情報又は「サーボパターン」に依存する。サーボパターンは、ヘッドの半径方向の位置を特定する情報を提供し、この情報は、所望のヘッド位置と比較され、それに応じて適当な信号をヘッド118に送ることができるようにする。従来のディスクドライブに共通して使用される2つのタイプのサーボパターンがある。専用型サーボ、すなわち、サーボ情報のために専用的に使用される専用ディスク又はサーボディスクと、埋め込み型サーボ、すなわち、ディスクトラックに追随するヘッドがその位置を制御するために規則的に読みとる、ディスク上のスペースの間に規則的に配置されたているサーボ情報とである。以下の説明からさらに明らかになるように、サーボパターンのいずれのタイプも、本発明の方法及び装置を使用して目標ディスクに記録することができる。
【0017】
本発明は、ディスク上にサーボパターンを記録する間、サーボ記録ヘッドの正確な位置決めと動きのために専用の垂直方向を向いた多ディスクサーボトラックライタ(STW)、及びディスク上にサーボパターンを記録する方法を提供する。図2乃至図4は、本発明の1つの実施形態による多ディスクSTW200を示す。垂直方向に配向されたSTW200は、目標ディスク108にサーボパターンを記録するために必要な回転サーボ記録ヘッド204(図4参照)を提供するためのアクチュエータアセンブリ202と、サーボパターンを記録する1つまたは複数の目標ディスク108を垂直方向に位置決めするためのスピンドルモーターハブアセンブリ206と、サーボトラック書き込みのための所望の位置にアクチュエータアセンブリ202を剛固に固定するための真空チャック208と、サーボパターンの記録のためのアクチュエータアセンブリ202のサーボ記録ヘッド204の角度方向の変位及びその結果としての位置を測定するためのレーザー干渉計210とを有する。
【0018】
図2は、実質的に動かない水平方向に位置決めされたプラットフォーム又は基台212上に配置されている多ディスクサーボライター200を示している。プラットフォーム212は、衝撃型の衝突による移動に対して十分な抵抗を有し、STW200の部品全体を支持するのに十分な寸法を有する花崗岩スラブ(granite slab)又は他の類似の材料であることが好ましい。アクチュエータアセンブリ202は、以下にさらに詳細に記載するように、サーボ記録位置218とディスク装填(loading)及び除荷(unloading)位置220との間でプラットフォーム212上で矢印216で示すような側方の動きが可能なようにスライド機構214を介してプラットフォーム212に連結される。スピンドルモーターハブアセンブリ206及び真空チャック208は、プラットフォーム212に直接的に移動しないように固定されている。
【0019】
従来のSTWとは異なり、STW200のアクチュエータアセンブリ202及びスピンドルハブアセンブリ206は、双方が垂直に配向されている。したがって、スピンドルハブアセンブリ206に固定された複数のディスク108は、プラットフォーム212に対して垂直方向に配置されている。ディスク108のほぼ垂直の配向は、以下に詳細に説明するようにSTW200によってディスクの各々に書かれたサーボパターンの精度を改良する。同様に、アクチュエータアセンブリ202は、Eブロック222を含み、このEブロック222は、プラットフォーム212に対してほぼ垂直の平面内で移動することができるように配置された複数のアクチュエータアーム224(図4参照)を有する。各アクチュエータアーム224は、アクチュエータアームの先端を対応する1つのサーボライティングヘッド204に接続する1つまたは複数のフレクスチャ部材226を含む。アクチュエータアーム224の垂直方向の配向(即ち向き決め)は、以下に示すようにサーボ書き込み工程の精度を増大する。
【0020】
図3は、アクチュエータアセンブリ202がスピンドルアセンブリ206からスライド機構214を介して離れるように移動する装填/除荷位置220のSTW200を示す。この位置において、サーボ書き込み工程を始めるためにディスク108の積重体がスピンドルハブアセンブリ206に装填される。本発明の好ましい実施形態において、スピンドルハブアセンブリ206は、スピンドルハブ228に対するディスク108の装填及び除荷を容易にするためにスピンドルモーター(図4には示さない)からハブ228及びディスク108の積重体を取り外すことができるように着脱可能なスピンドルハブ228(図4参照)を含む。しかしながら、本発明は、着脱可能なスピンドルハブ228を使用することに制限されないことに留意すべきである。
【0021】
ディスク108が隣接するディスクの間に所定の空隙を有するようにスピンドルハブアセンブリに装填されると、ディスク108は、クランプリング230(図3参照)によってスピンドルハブアセンブリ206に固定される。その後アクチュエータアセンブリ202は、スピンドルハブアセンブリ206に向かって矢印216の方向にプラットフォーム212に沿って側方に好適に移動される。アクチュエータアーム224の各々のフレクスチャ部材226は、当業者に公知のようにそれらの対応するヘッド204を偏倚する傾向があるが、アクチュエータアセンブリ202及びスピンドルアセンブリ206のディスク積重体がヘッド204とディスク108との間の意図しない接触なしに協働することができるように、コーム(comb)部材232(図4参照)がヘッド204の間に適当な分離を維持するために使用されることが好ましい。コーム部材232は、図4に示すようにアクチュエータアセンブリ202と共に好適に移動し、フレクスチャ部材226の偏倚力に抗してヘッド204を分離するように作用する。ヘッド204が隣接するディスク108の間の空隙内に位置するようにアクチュエータアセンブリ202がサーボ書き込み位置218に固定されると、コーム部材232はEブロック222から離れるように回転され、フレクスチャ部材226によって提供される偏倚力によってヘッド204が各ディスクに係合することができるようにする。もちろん、ヘッド204は、各ディスク表面のデータ領域と物理的には接触しない。スピンドルハブアセンブリ206は、コーム部材232を離脱させる前に所定の速度でディスク108を回転させるように作動される。上述したように、ディスク108の回転運動は、ヘッド204が実際にディスク表面に接触する代わりに空気ベアリングに乗るように風を発生する。この空気ベアリングは、フレクスチャ部材226によって加えられる偏倚力に対抗し、ディスク表面のもろい磁気コーティングを保護する。
【0022】
コーム部材232が除かれてヘッド204がそれらの各ディスク108に完全に係合すると、サーボ書き込み信号がヘッド204に加えられてサーボパターンを記録する工程が始まる。記録処理工程の間、Eブロック222は、ヘッド204がそれらの各ディスク108の表面を半径方向に横切るように移動するように、アクチュエータアセンブリ202内のモーター及び軸受アセンブリによって水平方向軸線の周りで回転される。ヘッド204の位置は、ディスクの半径に沿うヘッドの動きを追跡するための干渉計の技術を使用するレーザー干渉計210によって検出され、干渉計210は、アクチュエータアセンブリ202の動作、したがって、ヘッドの半径方向位置を制御するために位置信号を送る。
【0023】
サーボ書き込み工程が完了すると、Eブロック222は、ヘッド204をディスク108の外周に隣接した位置に位置決めするために後方に回転し、コーム部材232はフレクスチャ部材226と接触するように回転されて、ヘッド204をディスク232から離すようにする。アクチュエータアセンブリ202は、新しく書き込まれたサーボパターンを備えたディスク108がスピンドルハブアセンブリ206から取り外されて最終的にディスクドライブ100に設置されることができるように、スピンドルハブアセンブリ206から側方に離れるように装填/除荷位置220へ向けて移動される。
【0024】
アクチュエータアセンブリ202の垂直方向の配向は、従来技術のSTW(水平方向の配向)に比較して重要な利点を提供する。なぜなら、重力がヘッドを下方に引くように作用しないからである。このことは、ヘッド204の装填(ローディング)及び除荷(アンロードィング)の間及びサーボ書き込み工程の間の双方において重要である。例えば、コーム部材232は、装填工程の前にヘッド204を分離するように作用するが、コーム部材232は、典型的にはフレクスチャ部材226の先端に配置されたもろいヘッド204ではなくフレクスチャ部材226に接触することに留意すべきである。水平方向を向いたSTWにおいては、重力が個々のコーム部材のアーム又は枝部のレベルの下方までヘッド204を下方に引き、コーム部材232がフレクスチャ部材226から離れる前に垂下しているヘッド204とディスク108とが不慮に接触する傾向がある。この危険性は、本発明によって回避される。なぜならば、重力がヘッド204をディスクの方向に引く傾向がないからである。さらに、本発明を使用するサーボ書き込み工程の間、従来技術のように重力がヘッド204を各ディスク表面に向かわせるように、またはそこから離すように、引く傾向がない。すなわち、水平方向を向いたSTWの場合、ヘッドの半分は、典型的にはディスクの上面に隣接して配置されているが、ヘッドの他の半分はディスクの下面に隣接して配置されている。それぞれのディスクの上方に配置されたヘッドの場合には、フレクスチャ部材226及びヘッド204の重力は、フレクスチャ部材226によって発生される予負荷力と組み合わされるが、各ディスクの下方に配置されたヘッドの場合には、重力は、予負荷力に抗して作用する。この差異は、STW内の異なるヘッドに対する予負荷力の変化を生じ、この変化は、最終的にディスク表面上でのヘッドの「浮上高さ(fly height)」の差異を生じる。フレクスチャ部材によって提供される予負荷力は、典型的にはフレクスチャ部材とヘッドとが組み合わされた重量よりかなり大きいが、サーボ書き込み工程中のヘッドの浮上高さのわずかな矛盾があってもサーボパターンのエラーを生じるおそれがある。
【0025】
アクチュエータアセンブリ202のほぼ垂直方向の配向(すなわち、アクチュエータアーム224、フレクスチャ部材226及びヘッド204が垂直面内にある)に関して上述した利点に加えて、スピンドルハブアセンブリ206のディスク108のほぼ垂直な配向が従来技術の水平方向に配向されたSTWに対する利点を提供する。特に、ディスク108は、アルミニウムのような比較的堅い材料から形成されるが、それにもかかわらず、ディスクには、特にディスクの外周に沿って重力誘導性のゆがみが生じる。上述したように、きわめてわずかな量のディスクのゆがみでも、特にディスクについて大きなトラック密度が使用される場合、許容しがたいサーボ書き込みエラーが生じるおそれがある。しかしながら、サーボ書き込み工程の間にディスク108を垂直に維持することによって、重力は、その通常の垂直面からディスク表面を引くようには作用しない。このように、本発明のSTW200の垂直方向の配向(すなわち、アクチュエータアセンブリ202及びディスク108の双方のほぼ垂直方向の配向)は、従来技術の水平方向に配向したSTWに比較して多くの利点を有する。
【0026】
本発明の一実施形態によるディスクドライブに使用される1つの目標ディスクへのサーボパターンの記録に関連する工程を示すフローチャートが図5に示されている。動作500において、各ディスク108がほぼ垂直面内に延びるように1つまたは複数のディスク108が水平に配向されたスピンドルハブアセンブリ206に装填される。動作502において、スピンドルハブアセンブリ206は、サーボトラック書き込みのためにディスク108を回転させるように作動される。動作504において、アクチュエータアセンブリ202は、サーボトラック書き込みのためにスピンドルハブアセンブリ206に対して所定の位置に移動される。そのアクチュエータアセンブリ202は、ほぼ垂直面内で運動するように配向された複数のアクチュエータアーム224を含む。動作506において、アクチュエータアーム224の各々の先端に位置するサーボ書き込みヘッドヘッド204は、前にヘッド204を互いに分離するために使用されたコーム部材232を除くこと等によって各ディスク108のところに配置される。動作508において、アクチュエータアセンブリ202は、アクチュエータアーム224の各々の末端に取り付けられたEブロック222を水平軸線の周りで回転させることによってディスク108の表面上の垂直面内でアクチュエータアームを移動させる。動作510において、ヘッド204は、公知の態様で、ディスク表面の各々にサーボパターンを書き込むための公知のトラック書き込み回路によって信号を受ける。動作512において、アクチュエータアセンブリ202は、ディスクのためのサーボパターンが完了した信号を受けたときに、Eブロック222を回転させること等によってヘッド204をディスクから離すように移動させる。動作512の一部分として、コーム部材が、ヘッド204が互いに接触することを防止するように、アクチュエータアセンブリ202のアクチュエータアーム224又はフレクスチャ部材(たわみ部材)226と協働するようにしてもよい。動作514において、アクチュエータアセンブリ202はスピンドルハブアセンブリ206から離れるように移動され、ディスク108をスピンドルハブアセンブリ206から容易に取り外すことができるようにする。動作516において、新たに記録されたサーボパターンを有するディスク108は、スピンドルハブアセンブリ206から取り外され、ディスクドライブ100に任意選択的に設置される。
【0027】
要するに、本発明の例示的な好ましい実施形態によれば、(108のような)ディスクにサーボパターン情報を記録するための(200のような)サーボトラック書き込みアセンブリは、(206のような)スピンドルハブアセンブリを有し、このスピンドルハブアセンブリは、ほぼ垂直面内に(108のような)ディスクを支持する(228のような)ハブと、ハブ及びそれに取り付けられたディスクを所定の速度で回転させるモーターとを有する。(202のような)アクチュエータアセンブリは、(222のような)Eブロックと、ほぼ水平軸線の周りでEブロックを回転させるモーターとを有する。(222のような)Eブロックは、(224のような)アクチュエータアームと、垂直面内でアクチュエータアームの先端から延びる(226のような)フレクスチャ部材とを支持する。(206のような)スピンドルハブアセンブリが(108のような)ディスクを回転させ、(202のような)アクチュエータアセンブリが(222のような)Eブロックを回転させたときに、ディスク表面にサーボパターン情報を記録するために(204のような)ヘッドが(108のような)ディスクの表面に隣接した弧状の経路に沿ってほぼ垂直面内で移動するように(204のような)サーボ記録ヘッドが(226のような)フレクスチャ部材の先端に取り付けられている。
【0028】
本発明の好ましい実施形態において、(200のような)サーボトラック書き込みアセンブリは、(202のような)スピンドルハブアセンブリに積み重ねられた(108のような)複数のディスクを含み、(222のような)Eブロックは、(224のような)複数のアクチュエータアーム及びそれに取り付けられた(226のような)フレクスチャ部材を含む。各フレクスチャ部材は、垂直方向を向いたディスクにサーボパターン情報を同時に書き込むために(204のような)サーボ記録ヘッドを有する。(200のような)サーボトラック書き込みアセンブリの実施形態は、ほぼ水平面を形成する(212のような)プラットフォームと、(214のような)スライド機構とを有し、このスライド機構は、サーボパターン情報をディスクに書き込むために(224のような)アクチュエータアームがディスクに係合する第1の位置と、複数の(224のような)アクチュエータアームが複数の(204のような)ディスクから側方に離れた第2の位置との間でアクチュエータアセンブリがほぼ水平面に沿って側方に移動することができるように(202のような)アクチュエータアセンブリを(212のような)プラットフォームに結合する。一実施形態においては、サーボパターン書き込みのために(202のような)アクチュエータアセンブリを第1の位置に固定するための(208のような)真空チャックが使用される。本発明の他の実施形態において、(232のような)コーム部材は、(202のような)アクチュエータアセンブリが第2の位置にあるときに隣接する(204のような)サーボ記録ヘッドを分離した状態に維持するために複数の(226のような)フレクスチャ部材に係合するが、コーム部材は、アクチュエータアセンブリが第1の位置に移動されると、複数のフレクスチャ部材と接触しない状態になる。
【0029】
本発明の他の実施形態において、垂直方向を向いた(200のような)サーボトラック書き込みアセンブリの(108のような)ディスクにサーボパターン情報を記録する方法は、ほぼ水平方向を向いた(206のような)スピンドルハブアセンブリにディスクを位置決めする(500のような)ステップを含む。さらにこの方法は、(108のような)ディスクをほぼ垂直面内で回転させるために(206のような)スピンドルハブアセンブリを作動する(502のような)ステップを含む。さらなる(508のような)ステップは、(202のような)アクチュエータアセンブリの(222のような)Eブロックをほぼ水平の軸線の周りで枢動させて、Eブロックから延びる(224のような)アクチュエータアーム及びそれに取り付けられた(226のような)フレクスチャ部材を(108のような)ディスクの表面に隣接したほぼ垂直面内の弧状の経路に沿って回転させることを含む。さらに他の(510のような)ステップは、垂直方向を向いた(108のような)ディスクの表面にサーボパターン情報を記録するために(226のような)フレクスチャ部材の先端に取り付けられた(204のような)サーボ記録ヘッドに信号を送るステップを含む。
【0030】
本発明の他の例示的な好ましい実施形態においては、(108のような)ディスクにサーボパターン情報を記録するための(200のような)サーボトラック書き込みアセンブリは、(204のような)サーボ記録ヘッドと、ほぼ垂直方向の向きにディスクを回転させながら(108のような)ディスクの表面にサーボパターン情報を記録するためにほぼ垂直面内で(204のような)サーボ記録ヘッドを移動させる手段とを含む。1つの好ましい実施形態では、(200のような)サーボトラック書き込みアセンブリは、ほぼ垂直の向きで回転する複数のディスクにサーボパターン情報を同時に記録させるための手段を含む。他の好ましい実施形態では、(200のような)サーボトラック書き込みアセンブリは、ディスクがほぼ垂直の向きで回転する間に(108のような)複数のディスクに選択的に係合して、それらから複数の(204のような)サーボ記録ヘッドを取り外す手段を有する。
【0031】
本発明は、前述した目的と利点並びにそれらに内在する目的及び利点を得るために使用されることは明らかである。現在好ましい実施形態を開示の目的で説明したが、当業者が容易に提案できる種々の変形がなされてよい。例えば、図2乃至図4には12のディスク108が示されているが、スピンドルハブアセンブリ206は、12のディスクより少ない数のディスク又はそれより多い数のディスクを保持することができ、ある実施形態においては、1枚だけのディスク108を保持していてもよい。同様に、STWは、ディスク108に埋め込み型及び専用型のサーボ情報の双方を書き込むために使用することができる。さらに、STW200の好ましい実施形態では、静止スピンドルハブアセンブリ206及び可動のアクチュエータアセンブリ202を形成するが、本発明は、静止アクチュエータアセンブリと可動スピンドルハブアセンブリとを有するものや、又は静止プラットフォーム212に対して双方が可動のアセンブリを有するものも包含する。さらに、コーム部材232及び干渉計210の特定の実施形態を説明したが、本発明は、アクチュエータアセンブリ202のヘッド204を分離するため、及びサーボ書き込み工程中にヘッド204の位置を検出するための、当業者に公知の代替手段をも包含する。したがって、開示されかつ特許請求の範囲に記載された本発明の精神には、そのような全ての修正、変更及び代替が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の実施形態を使用して製造されたディスクドライブアセンブリの平面図である。
【図2】
本発明の実施形態によって複数の垂直に配向されたディスクを回転可能に支持するアクチュエータアセンブリ及びスピンドルモーターを示す垂直に配向されたサーボトラックライタの平面図である。
【図3】
図2に示した垂直に配向された多ディスクサーボトラックライタにおける、ディスクの装填/除荷位置のアクチュエータアセンブリ及びスピンドルモーターを示す斜視図である。
【図4】
スピンドルモーターハブアセンブリの垂直に配向され複数のディスクに係合している図2のアクチュエータアセンブリを、明瞭にする目的でスピンドルモーターを除去して示す斜視図である。
【図5】
本発明の好ましい実施形態による垂直に配向されたサーボトラックライタのディスクにサーボパターンを書き込むステップを示すフローチャートである。

Claims (15)

  1. ディスクをほぼ垂直の面内に支持するハブ及び水平軸線の周りで所定の速度で前記ハブ及び前記支持されたディスクを回転させるためのモーターを備えたスピンドルハブアセンブリと、
    アクチュエータアーム及びそのアクチュエータアームの先端から延びるフレクスチャ部材をほぼ垂直の面内に支持するEブロックと、そのEブロックを他のほぼ水平な軸線の周りで回転させるモーターとを有するアクチュエータアセンブリと、
    前記フレクスチャ部材の先端に取り付けられ、前記スピンドルハブアセンブリが前記ディスクを回転させかつ前記アクチュエータアセンブリが前記Eブロックを回転させたときに前記ディスクの表面に隣接した弧状の経路に沿ってほぼ垂直の面内で移動して、前記ディスクの表面にサーボパターン情報を記録するサーボ記録ヘッドと、
    を具備するサーボパターン情報をディスクに記録するサーボトラック書き込みアセンブリ。
  2. 複数のディスクが、隣接するディスクの間に所定の空隙を設けてスピンドルハブアセンブリに重ねて配置され、
    前記Eブロックが、複数のアクチュエータアーム及びそれに取り付けられたフレクスチャ部材を含み、各前記フレクスチャ部材が、垂直に配向された各ディスクの表面にサーボパターン情報を同時に記録するサーボ記録ヘッドを含む請求項1に記載のサーボトラック書き込みアセンブリ。
  3. ほぼ水平の表面を形成するプラットフォームと、
    サーボパターン情報をディスクに書き込むために前記複数のアクチュエータアームが複数のディスクに係合する第1の位置と前記複数のアクチュエータアームが複数のディスクから側方に離れている第2の位置との間でほぼ水平の面に沿って前記アクチュエータアセンブリを側方へ移動させ得るようにアクチュエータアセンブリを前記プラットフォームに結合するスライド機構とを有する請求項2に記載のサーボトラック書き込みアセンブリ。
  4. サーボパターン書き込みのために第1の位置にアクチュエータアセンブリを堅固に固定するためにプラットフォームに固定された真空チャックを含む請求項3に記載のサーボトラック書き込みアセンブリ。
  5. 前記アクチュエータアセンブリが第2の位置にあるときに、隣接するサーボ記録ヘッドの間の分離を維持するために複数のフレクスチャ部材に係合するコーム部材を含み、前記アクチュエータアセンブリが前記第1の位置に移動したときに、前記コーム部材が前記複数のフレクスチャ部材との接触を解除される請求項3に記載のサーボトラック書き込みアセンブリ。
  6. 前記アクチュエータアセンブリの前記第2の位置が、前記スピンドルハブアセンブリへの複数のディスクの装填及びそこからのディスクの除荷のために十分な空間を提供する請求項5に記載のサーボトラック書き込みアセンブリ。
  7. (a)ほぼ水平に配向されたスピンドルハブアセンブリにディスクを配置するステップと、
    (b)前記ディスクをほぼ垂直の面内で回転させるために前記スピンドルハブアセンブリを作動するステップと、
    (c)ほぼ水平の軸線の周りにアクチュエータアセンブリのEブロックを枢動させ、前記ディスクの表面に隣接するほぼ水平な面内の弧状の経路に沿ってEブロックから延びているアクチュエータアーム及それに取り付けられたフレクスチャ部材を回転させるステップと、
    (d)前記フレクスチャ部材の先端に取り付けられたサーボ記録ヘッドに信号を送り、垂直に配向されたディスク表面にサーボパターン情報を記録するステップとを有する、垂直に配向されたサーボトラック書き込みアセンブリのディスクにサーボパターン情報を記録する方法。
  8. 前記配置ステップ(a)は、ほぼ水平に配向されたスピンドルハブアセンブリに複数のディスクを配置するステップを含み、
    前記回転ステップ(c)は、複数のディスク表面に隣接したほぼ垂直な面内で複数のアクチュエータアーム及びそれに取り付けられたフレクスチャ部材を回転させるステップを含み、
    前記信号ステップ(d)は、複数の垂直に配向されたディスク表面にサーボパターン情報を記録するために各フレクスチャ部材に取り付けられた複数のサーボ記録ヘッドに信号を送るステップを含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記ディスクにサーボパターン情報を書き込むために複数のアクチュエータアームが複数のディスクに係合する第1の位置と複数のアクチュエータアームが複数のディスクから側方に間隔を置いている第2の位置との間で支持プラットフォーム上のアクチュエータアセンブリを側方に移動させるステップを含む請求項8に記載の方法。
  10. サーボパターンを書き込むための第1の位置にアクチュエータアセンブリを固定するステップ(f)を有する請求項9に記載の方法。
  11. 信号を送る前記ステップ(d)に続いて水平に配向された前記スピンドルハブアセンブリから複数のディスクを取り外すステップ(f)を含む請求項9に記載の方法。
  12. サーボ記録ヘッドと、
    前記サーボ記録ヘッドをほぼ垂直の面内で移動させて、ディスクをほぼ垂直の向きで回転させながら前記ディスクの表面にサーボパターン情報を記録する手段とを含む、ディスク上にサーボパターン情報を記録するためのサーボトラック書き込みアセンブリ。
  13. 複数のディスクにサーボパターン情報を同時に記録する手段を含む請求項12に記載のサーボトラック書き込みアセンブリ。
  14. 複数のディスクにサーボパターン情報を同時に記録する前記手段は、
    前記複数のディスクをほぼ垂直の向きで回転させる手段と、
    前記複数のディスクに隣接してほぼ垂直の面内で複数のサーボ記録ヘッドを回転させる手段とを含む請求項13に記載のサーボトラック書き込みアセンブリ。
  15. 前記ディスクがほぼ垂直の向きで回転する間に、前記複数のサーボ記録ヘッドを複数のディスクに対して選択的に係合及び係合解除させる請求項14に記載のサーボトラック書き込みアセンブリ。
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