JP2009085285A - 無段変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】トロイダル部を小型化することができ、トロイダル部の耐久性を高くすることができるようにする。
【解決手段】駆動源から伝達された回転を受けて増速させ、増速した回転を出力する増速装置14と、入力ディスク23、出力ディスク24、及び入力ディスク23と出力ディスク24との間に配設されたパワーローラ25を備え、増速装置14から伝達された回転を受けて、無段に変速して出力軸に出力するトロイダル部15とを有する。トロイダル部15は、増速装置14から伝達された回転を受けて、無段に変速して出力するので、トロイダル部15に入力されるトルクを小さくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無段変速機に関するものである。
従来、トロイダル式の無段変速機においては、トロイダル部と前後進切換装置とを組み合わせることによって形成され、前後進切換装置から出力された回転が、トロイダル部によって変速されて出力軸に伝達されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、前記トロイダル部において変速を行う場合、伝達ロスが大きい。そこで、トロイダル部より出力軸側に増速装置を配設し、トロイダル部を介さない伝達経路を形成するようにした無段変速機が提供されている。この場合、例えば、高速道路等における変速を必要としない定常走行時においては、トロイダル部を介さない伝達経路によって回転が伝達されることによってエンジンからのトルクの損失が小さくされ、それに伴って、燃費が向上させられる(例えば、特許文献2参照。)。
特開平5−39833号公報 特開2003−4117号公報
しかしながら、前記従来の無段変速機においては、発生させられるトルクが大きいエンジンにトロイダル部を連結すると、エンジンによって発生させられた大きいトルクがトロイダル部に伝達されることになるので、トロイダル部に加わる負荷が大きくなり、トロイダル部においてパワーローラの挟持圧を高くする必要が生じる。そして、パワーローラの狭持圧を高くするための油圧が必要となる。したがって、トロイダル部が大型化するだけでなく、トロイダル部の耐久性が低くなり、また、高い油圧を発生させることによって、燃費が悪くなってしまう。
そして、前記従来の無段変速機においては、増速装置がトロイダル部へのトルクの伝達方向における上流側に配設されていたとしても、増速装置は、トロイダル部の配設位置より変速機の出力軸側である後段に配設されているので、中心中間シャフトを別途配設する必要があるので、無段変速機の構造が複雑になるだけでなく、中心中間シャフトの剛性、及び無段変速機全体の剛性を高くする必要が生じる。そのために、例えば、中心中間シャフトの径を大きくしたり、中心中間シャフトを多くの支持部材によって支持する必要が生じるので、無段変速機の寸法が径方向だけでなく軸方向にも大きくなってしまう。
さらに、発進装置としてトルクコンバータを使用した場合、トルクコンバータによって増幅されたトルクがトロイダル部に入力されるので、トロイダル部が一層大型化するとともに、トロイダル部の耐久性が一層低くなってしまう。
本発明は、前記従来の無段変速機の問題点を解決して、トロイダル部を小型化することができ、トロイダル部の耐久性を高くすることができる無段変速機を提供することを目的とする。
そのために、本発明の無段変速機においては、駆動源から伝達された回転を受けて増速させ、増速した回転を出力する増速装置と、入力ディスク、出力ディスク、及び前記入力ディスクと出力ディスクとの間に配設されたパワーローラを備え、前記増速装置から伝達された回転を受けて、無段に変速して出力軸に出力するトロイダル部とを有する。
本発明によれば、無段変速機においては、駆動源から伝達された回転を受けて増速させ、増速した回転を出力する増速装置と、入力ディスク、出力ディスク、及び前記入力ディスクと出力ディスクとの間に配設されたパワーローラを備え、前記増速装置から伝達された回転を受けて、無段に変速して出力軸に出力するトロイダル部とを有する。
この場合、トロイダル部は、増速装置から伝達された回転を受けて、無段に変速して出力軸に出力するので、トロイダル部に入力されるトルクを小さくすることができる。したがって、トロイダル部に加わる負荷を小さくすることができるので、パワーローラの挟持圧を高くする必要がなくなる。
その結果、トロイダル部を小型化することができるだけでなく、トロイダル部の耐久性を高くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における無段変速機の概念図である。
図において、11はトロイダル式の無段変速機(CVT)であり、該無段変速機11は、トルクコンバータ等の発進装置(T/C)13、増速装置14、トロイダル部(バリエータ)15、前後進切換装置16、モード切換装置17等を備える。なお、前記トロイダル部15には、ハーフトロイダル式及びフルトロイダル式があり、本実施の形態においては、フルトロイダル式のトロイダル部15について説明する。また、増速装置14、トロイダル部15、前後進切換装置16及びモード切換装置17によって変速機構が構成される。
前記発進装置13は、駆動源としての図示されないエンジンとトロイダル部15との間に連結され、エンジンからの回転を受けてトルクを増幅し、増速装置14に伝達する。そのために、発進装置13は、ポンプインペラ、タービンランナ、ステータ等を備え、エンジンから伝達された回転はポンプインペラに伝達される。そして、該ポンプインペラが回転すると、発進装置13内の油は、遠心力によってポンプインペラ、タービンランナ及びステータ間を循環し、タービンランナを回転させる。また、該タービンランナには入力軸21が連結されていて、発進装置13から伝達された回転が入力軸21を介して増速装置14に入力される。そして、前記ステータは、ポンプインペラとタービンランナとの間に配設され、車両の発進時において、両者の回転速度の差が大きいときは、油の流れをポンプインペラの回転を助ける方向に変換し、発進装置13によって伝達されるトルクを大きくする。なお、前記駆動源としてモータ等の電動装置を使用することができる。
また、車速が高くなるのに伴って前記回転速度の差が小さくなると、発進装置13は、流体継手として作用し、トルクを増幅することができなくなり、単に回転を伝達するだけになるので、油の攪拌(かくはん)等による損失の分だけ伝達されるトルクが小さくなる。
そこで、発進装置13に図示されないロックアップ装置が配設され、車速が設定値に達すると、前記ロックアップ装置が係合させられ、エンジンから伝達された回転が直接タービンランナに伝達され、入力軸21に伝達される。
また、前記増速装置14は、増速用の差動装置としてのプラネタリギヤユニット51、ブレーキB0及びクラッチC0を備え、発進装置13から伝達された回転を受けて増速し、増速された回転を第1の伝動軸22に出力する。前記ブレーキB0及びクラッチC0によって増速用の係合要素(摩擦係合要素)が構成され、クラッチC0によって増速装置14とトロイダル部15とを直接連結する直接連結用の係合要素(摩擦係合要素)が構成され、これらの係合要素を介して、入力軸21とトロイダル部15とが係脱自在に連結される。特に、エンジンを始動する際には、これらの係合要素が解放状態となっているので、エンジンによって発生させられたトルクがトロイダル部15に伝達されることがない。
したがって、仮に、これらの係合要素がない場合、エンジンを始動する際に、該エンジンによって発生させられたトルクがトロイダル部15に伝達されたときに、入力ディスク23と出力ディスク24との間で滑りが発生するのを防止するために、油圧を発生させたり、スプリング等によって入力ディスク23と出力ディスク24とを狭持したりする必要が生じる。これに対して、本実施の形態においては、トロイダル部15にエンジンによって発生させられたトルクが伝達されることがないので、トロイダル部15の構造を簡素化することができる。しかも、前記スプリングが配設されていると、トロイダル部15に伝達されるトルクが小さい場合、すなわち、トロイダル部15への負荷が小さい場合にもスプリングによる荷重の分だけ入力ディスク23と出力ディスク24とを狭持する力、すなわち、狭持力が大きくなり、過剰になるので、無段変速機11の効率が低下することになるが、本実施の形態においては、前記スプリングを配設する必要がないので、無段変速機11の効率が低下するのを防止することができる。
なお、本実施の形態において、前記クラッチC0は、入力側の回転部材と出力側の回転部材を一体的に回転させ、入力側の回転部材から入力された回転速度を変化させることなく出力側の回転部材に伝達するので、直接連結用の係合要素として機能する。後述されるクラッチC3は、前記クラッチC0によって構成される直接連結用の係合要素とは異なり、直結用の係合要素を構成する。
また、前記ブレーキB0は、入力側の回転部材から入力された回転速度を、所定の回転速度だけ増速させて出力側の回転部材に伝達するので、前述されたように、増速用の係合要素として機能する。
前記プラネタリギヤユニット51は、シングルプラネタリギヤ(シンプルプラネタリギヤ)から成り、第1のサンギヤS1、該第1のサンギヤS1と対向させて配設された第1のリングギヤR1、前記第1のサンギヤS1及び第1のリングギヤR1と噛(し)合する第1のピニオンP1、及び該第1のピニオンP1を回転自在に支持する第1のキャリヤCR1の各要素を備える。なお、前記第1のサンギヤS1によって第1の回転要素が、第1のリングギヤR1によって第2の回転要素が、第1のキャリヤCR1によって第3の回転要素が構成される。
そして、第1のサンギヤS1がブレーキB0を介して無段変速機11のケース10に連結され、第1のリングギヤR1が第1の伝動軸22に連結され、第1のキャリヤCR1が入力軸21に連結される。
前記増速装置14において、ブレーキB0を係合させ、クラッチC0を解放すると、第1のサンギヤS1が固定された状態で第1のキャリヤCR1に回転が入力され、第1のリングギヤR1から増速された回転が出力される。
このとき、第1のキャリヤCR1に入力される回転の回転速度をNIとし、第1のリングギヤR1から第1の伝動軸22に出力され、トロイダル部15に送られる回転の回転速度を入力速度niとし、第1のサンギヤS1の歯数をzs1とし、第1のリングギヤR1の歯数をzr1とすると、入力速度niは、
ni=((zs1+zr1)/zr1)NI
になる。
また、ブレーキB0を解放し、クラッチC0を係合させると、プラネタリギヤユニット51が一体的に回転させられ、第1のキャリヤCR1に入力された回転がそのまま第1のリングギヤR1から出力される。
前記トロイダル部15は、回転自在に、かつ、互いに対向させて配設されるとともに、第1の伝動軸22と連結され、前方(図において左方)及び後方(図において右方)に配設された第1のディスクとしての二つの入力ディスク23、該各入力ディスク23間において、各入力ディスク23と対向させて回転自在に配設され、第2の伝動軸32と連結された第2のディスクとしての出力ディスク24、並びに前記各入力ディスク23及び出力ディスク24によって挟持された中間転動体としての2列のパワーローラ25を備える。
そして、前記第1の伝動軸22は、前記増速装置14と連結され、増速装置14から伝達された回転を受け、入力ディスク23に送る。
該各入力ディスク23及び出力ディスク24は、それぞれ対向する円の一部を構成する円弧状の凹溝a、bを備え、前記各パワーローラ25を挟むことによって、二つのキャビティを備えたダブルキャビティを形成する。したがって、入力ディスク23同士のスラスト力を打ち消すことができる。なお、本実施の形態においては、フルトロイダル式の無段変速装置11が使用されるので、各パワーローラ25の傾転中心が各キャビティの中心に置かれる。
前記パワーローラ25は、トロイダル部15の中心軸に対して直角の方向にシフトさせることによって傾斜させられ、パワーローラ25と入力ディスク23及び出力ディスク24との各接触半径を変更する。これにより、トロイダル部15は、第1の伝動軸22を介して入力ディスク23に入力された回転を、無段に連続して変速し、出力ディスク24から第2の伝動軸32に出力する。本実施の形態においては、第1の伝動軸22の回転速度を入力速度niとし、第2の伝動軸32の回転速度を出力速度noとしたとき、入力速度niに対する出力速度noの比は変速比γとされる。なお、入力ディスク23に正方向の回転が入力されると、出力ディスク24が反転させられ、出力ディスク24から逆方向の回転が出力されるので、前記変速比γは負の値を採る。
前記前後進切換装置16は、車両を前進させたり、後進させたりするために、互いに逆方向の回転を出力する。そのために、前後進切換装置16は、前後進切換え用の差動装置としてのプラネタリギヤユニット52及びクラッチC1、C2を備え、該クラッチC1、C2によって前後進切換え用の係合要素(摩擦係合要素)が構成される。前記プラネタリギヤユニット52は、シングルプラネタリギヤから成り、第2のサンギヤS2、該第2のサンギヤS2と対向させて配設された第2のリングギヤR2、前記第2のサンギヤS2及び第2のリングギヤR2と噛合する第2のピニオンP2、及び該第2のピニオンP2を回転自在に支持する第2のキャリヤCR2の各要素を備える。なお、前記第2のサンギヤS2によって第1の回転要素が、第2のリングギヤR2によって第2の回転要素が、第2のキャリヤCR2によって第3の回転要素が構成される。
そして、第2のサンギヤS2が、第2の伝動軸32に連結されるとともに、クラッチC2を介して出力軸33に連結され、第2のリングギヤR2が、クラッチC1を介して出力軸33に連結され、第2のキャリヤCR2が、ケース10に固定される。
前記前後進切換装置16において、クラッチC1を係合させ、クラッチC2を解放すると、第2のキャリヤCR2が固定された状態で、第2のサンギヤS2に入力された逆方向の回転が反転させられ、前進用の正方向の回転になって出力軸33に出力される。また、クラッチC1を解放し、クラッチC2を係合させると、第2の伝動軸32に出力された回転がそのまま後進用の逆方向の回転として出力軸33に出力される。
前記モード切換装置17は、直結用の連結軸としての第3の伝動軸31、及び直結用の係合要素(摩擦係合要素)としてのクラッチC3を備え、第3の伝動軸31が、クラッチC3を介して出力軸33と連結され、増速装置14と出力軸33とが直結される。
なお、出力軸33に出力された回転は、図示されないディファレンシャル装置に伝達され、更に図示されない駆動輪に伝達される。
次に、前記構成の無段変速機11の動作について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における変速機構の作動表を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態における前進モード時の無段変速機の動作を示す概念図、図4は本発明の第1の実施の形態における前進モード時の無段変速機の動作を示す速度線図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるオーバドライブモード時の無段変速機の動作を示す概念図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるオーバドライブモード時の無段変速機の動作を示す速度線図、図7は本発明の第1の実施の形態における後進モード時の無段変速機の動作を示す概念図、図8は本発明の第1の実施の形態における後進モード時の無段変速機の動作を示す速度線図である。なお、各速度線図は、第1のサンギヤS1、第1のキャリヤCR1、第1のリングギヤR1、第2のサンギヤS2、第2のキャリヤCR2及び第2のリングギヤR2の各回転速度を表す。また、図3〜8において、太線は回転が伝達される伝達経路を、細線は回転が伝達されない経路を表す。そして、図2において、○はブレーキB0及びクラッチC0〜C3が係合させられた状態を、×はブレーキB0及びクラッチC0〜C3が解放された状態を示す。
本実施の形態においては、各ブレーキB0及びクラッチC0〜C3を係脱するために、制御部が配設される。そして、各ブレーキB0及びクラッチC0〜C3は、それぞれ油圧サーボを備える。したがって、前記制御部において、ソレノイド信号を発生させ、該ソレノイド信号によってソレノイドバルブを作動させ、各油圧サーボに油圧を供給することによって、各ブレーキB0及びクラッチC0〜C3を係合させ、油圧サーボから油圧をドレーンすることによって、各ブレーキB0及びクラッチC0〜C3を解放することができるようになっている。
この場合、操作者としての運転者は、操作部としてのシフトレバーを操作し、無段変速機11をニュートラル(N)状態に置いたり、前進モード、オーバドライブ(O/D)モード及び後進モードを選択したりすることができる。また、運転者によるスロットルペダルの踏込みに応じて、アンダードライブ側からオーバドライブ側までの変速比γを変更して変速を行うことができる。
まず、無段変速機11がニュートラル状態に置かれると、ブレーキB0及びクラッチC0〜C3が解放される。したがって、発進装置13からの回転は出力軸33に伝達されない。
また、前進モードが選択されると、ブレーキB0及びクラッチC1が係合させられ、クラッチC0、C2、C3が解放される。この場合、図3及び4に示されるように、増速装置14は増速状態に置かれ、発進装置13から伝達され、第1のキャリヤCR1に入力される回転速度NIの回転は、増速装置14において増速させられ、第1のリングギヤR1から第1の伝動軸22に出力され、トロイダル部15に入力速度niとして入力される。
そして、トロイダル部15において、入力ディスク23に入力された回転は、パワーローラ25の傾斜角度によって決まる変速比γで変速され、変速された回転は、出力速度noとして第2の伝動軸32に出力され、前後進切換装置16に入力される。
前記前後進切換装置16の出力速度noは、変速比γに応じて変化し、負の方向における最小値noLと負の方向における最大値noHとの間の負の値を採り、
noH≦no≦noL
になる。
そして、前記前後進切換装置16においては、第2の伝動軸32に出力された出力速度noの回転が第2のサンギヤS2に入力されるが、第2のキャリヤCR2がケース10に固定され、クラッチC1が係合させられているので、前記出力速度noの回転は、前後進切換装置16において反転させられ、減速させられて、第2のリングギヤR2に出力され、回転速度NOとして出力軸33に出力される。このとき、回転速度NOは、前記出力速度noに比例し、変動範囲AR1内で変化し、
NO=k1・no
で表すことができる。すなわち、回転速度NOは、正の方向における最小値NOLと正の方向における最大値NOHとの間の正の値を採り、
NOL≦NO≦NOH
k1・|noL|≦NO≦k1・|noH|
になる。なお、k1は比例定数であり、第2のサンギヤS2の歯数をzs2とし、第2のリングギヤR2の歯数をzr2としたとき、
k1=zs2/zr2
になる。
また、オーバドライブモードが選択されると、ブレーキB0及びクラッチC1、C3が係合させられ、クラッチC0、C2が解放される。この場合、図5及び6に示されるように、増速装置14は増速状態に置かれ、発進装置13から伝達され、第1のキャリヤCR1に入力される回転速度NIの回転は、増速装置14において増速させられ、第1のリングギヤR1から入力速度niになって第1の伝動軸22に出力される。
ところで、モード切換装置17において、クラッチC3が係合させられるので、第1の伝動軸22に出力された入力速度niの回転は、そのまま第3の伝動軸31に伝達され、回転速度NOとして出力軸33に出力される。
この場合、トロイダル部15におけるトルクの伝達は行われないので、トルクの損失が小さくなり、燃費を向上させることができる。
なお、オーバドライブモードにおいて、トロイダル部15におけるトルクの伝達は行われないが、第1の伝動軸22に出力された入力速度niの回転が、入力ディスク23に入力され、変速比γで変速され、変速された回転が、出力速度noとなり、第2の伝動軸32に出力され、第2のサンギヤS2に伝達される。そして、前述されたように、クラッチC1は係合させられるので、出力速度noの値をno1とし、回転速度NOの値をNO1とすると、
NO1=k1・no1
=ni
になる。
ところで、プラネタリギヤユニット51及びトロイダル部15は、無段変速機11が前進モードからオーバドライブモードに移行する場合、図6に示されるように、移行後の回転速度NOの値NO1が、前進モード時における回転速度NOの変動範囲AR1内の値を採り、しかも、最大値NOH(オーバドライブ側の値)とほぼ等しくなるように設計される。そして、前進モードからオーバドライブモードに移行する際に、回転速度NOの変化量ΔNOを零(0)にすることができるので、無段変速機11において変速ショックが発生するのを防止することができる。
また、オーバドライブモードから前進モードに移行する際も、前述されたように、トロイダル部15において変速が行われているので、第2のリングギヤR2に値NO1の回転速度NOの回転が出力されている。したがって、前記回転速度NOの変化量ΔNOを零にすることができるので、無段変速機11において変速ショックが発生するのを防止することができる。
次に、後進モードが選択されると、クラッチC0、C2が係合させられ、ブレーキB0及びクラッチC1、C3が解放される。この場合、図7及び8に示されるように、増速装置14は直結状態に置かれ、発進装置13から伝達され、第1のキャリヤCR1に入力される回転速度NIの回転は、そのまま第1のリングギヤR1から第1の伝動軸22に出力され、トロイダル部15に入力速度niとして入力される。
このとき、入力ディスク23に入力された回転は、パワーローラ25の傾斜角度によって決まる変速比γで変速され、変速された回転は、出力速度noとして第2の伝動軸32に出力され、前後進切換装置16に入力される。
前記前後進切換装置16の出力速度noは、変速比γに応じて変化し、負の方向における最小値noL′
noL′=(NI/ni)noL
と負の方向における最大値noH′
noH′=(NI/ni)noH
との間の負の値を採り、
noH′≦no≦noL′
になる。
そして、クラッチC1、C3が解放され、クラッチC2が係合させられているので、前記出力速度noの回転は、そのまま出力軸33に出力される。
なお、前記クラッチC0は後進モード時に係合させられるようになっているが、後進モード時にはエンジンブレーキをかける必要はない。そこで、クラッチC0に代えて、増速用の係合要素(一方向係合要素)としてワンウェイクラッチを使用することができる。
このように、本実施の形態においては、発進装置13とトロイダル部15との間に増速装置14が配設され、増速装置14によって増速させられた回転がトロイダル部15に入力されるようになっているので、トロイダル部15に入力されるトルクを小さくすることができる。したがって、トロイダル部15に加わる負荷を小さくすることができるので、パワーローラ25の挟持圧を高くする必要がなくなる。
その結果、トロイダル部15を小型化することができるだけでなく、トロイダル部15の耐久性を高くすることができる。
更に、本実施の形態のように、発進装置13としてトルクコンバータを使用した場合、トルクコンバータによって増幅されたトルクがそのままトロイダル部15に入力されることがなくなるので、トロイダル部15を一層小型化することができるだけでなく、トロイダル部15の耐久性を一層高くすることができる。
なお、本実施の形態においては、増速装置14が直結状態になると、トルクがそのままトロイダル部15に入力されることになるが、増速装置14が直結状態になるのは後進モード時に限られ、頻度が低い。したがって、トロイダル部15を十分に小型化することができるだけでなく、トロイダル部15の耐久性を十分に高くすることができる。
また、オーバドライブモード時に、クラッチC3が係合させられ、第1の伝動軸22に出力された入力速度niの回転は、そのまま第3の伝動軸31に伝達され、出力軸33に出力されるので、トロイダル部15を介することなくトルクを伝達することができる。したがって、トルクの伝達効率を高くすることができる。
ところで、本実施の形態においては、前後進切換装置16を構成するプラネタリギヤユニット52としてシングルプラネタリギヤが使用されるようになっている。したがって、プラネタリギヤユニット52としてダブルプラネタリギヤを使用する場合より部品点数を少なくすることができるとともに、トルクを伝達する際の損失を小さくすることができる。この場合、プラネタリギヤユニット52としてシングルプラネタリギヤを使用すると、前進モード時に、第2のリングギヤR2に発生させられるトルクが大きいのに対して、後進モード時に、第2のサンギヤS2に発生させられるトルクは小さくなり、走行に伴って違和感が発生する。そこで、本実施の形態においては、前述されたように、増速装置14において、第1の伝動軸22に出力されるトルクは、前進モード時に小さく、後進モード時に大きくされる。したがって、出力軸33に出力されるトルクを、前進モード時と後進モード時とで大きく異ならないようにすることができるので、走行に伴って違和感が発生することはない。また、後進モード時に駆動力が不足することがなくなる。
次に、プラネタリギヤユニット52としてダブルプラネタリギヤを使用するようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図9は本発明の第2の実施の形態における無段変速機の概念図である。
この場合、前後進切換え用の差動装置としての前記プラネタリギヤユニット52は、ダブルプラネタリギヤから成り、第2のサンギヤS2、該第2のサンギヤS2と対向させて配設された第2のリングギヤR2、前記第2のサンギヤS2と噛合する第2のピニオンPa2、第2のリングギヤR2と噛合する第2のピニオンPb2、及び前記各第2のピニオンPa2、Pb2を回転自在に支持する第2のキャリヤCR2の各要素を備える。なお、前記第2のサンギヤS2によって第1の回転要素が、第2のリングギヤR2によって第2の回転要素が、第2のキャリヤCR2によって第3の回転要素が構成される。
そして、第2のサンギヤS2が、第2の伝動軸32に連結されるとともに、クラッチC2を介して出力軸33に連結され、第2のリングギヤR2が、クラッチC1を介して出力軸33に連結され、第2のキャリヤCR2が、ケース10に固定される。
次に、前記構成の無段変速機11の動作について説明する。なお、変速機構の作動表は、第1の実施の形態における作動表と同じであるので、図2を援用する。
図10は本発明の第2の実施の形態における前進モード時の無段変速機の動作を示す概念図、図11は本発明の第2の実施の形態における前進モード時の無段変速機の動作を示す速度線図、図12は本発明の第2の実施の形態におけるオーバドライブモード時の無段変速機の動作を示す概念図、図13は本発明の第2の実施の形態におけるオーバドライブモード時の無段変速機の動作を示す速度線図、図14は本発明の第2の実施の形態における後進モード時の無段変速機の動作を示す概念図、図15は本発明の第2の実施の形態における後進モード時の無段変速機の動作を示す速度線図である。なお、各速度線図は、第1のサンギヤS1、第1のキャリヤCR1、第1のリングギヤR1、第2のサンギヤS2、第2のリングギヤR2及び第2のキャリヤCR2の各回転速度を表す。また、図10〜15において、太線は回転が伝達される伝達経路を、細線は回転が伝達されない経路を表す。
まず、無段変速機11がニュートラル状態に置かれると、ブレーキB0及びクラッチC0〜C3が解放される。したがって、発進装置13からの回転は出力軸33に伝達されない。
また、前進モードが選択されると、ブレーキB0及びクラッチC1が係合させられ、クラッチC0、C2、C3が解放される。この場合、図10及び11に示されるように、増速装置14は増速状態に置かれ、発進装置13から伝達され、第1のキャリヤCR1に入力される回転速度NIの回転は、増速装置14において増速させられ、第1のリングギヤR1から第1の伝動軸22に出力され、トロイダル部15に入力速度niとして入力される。
そして、トロイダル部15において、第1のディスクとしての入力ディスク23に入力された回転は、中間転動体としてのパワーローラ25の傾斜角度によって決まる変速比γで変速され、変速された回転は、出力速度noとして第2の伝動軸32に出力され、前後進切換装置16に入力される。
前記前後進切換装置16の出力速度noは、変速比γに応じて変化し、負の方向における最小値noLと負の方向における最大値noHとの間の負の値を採り、
noH≦no≦noL
になる。
そして、前記前後進切換装置16においては、第2の伝動軸32に出力された出力速度noの回転が第2のサンギヤS2に入力されるが、第2のリングギヤR2がケース10に固定され、クラッチC1が係合させられているので、前記出力速度noの回転は、前後進切換装置16において反転させられ、減速させられて、第2のキャリヤCR2に出力され、回転速度NOとして出力軸33に出力される。このとき、回転速度NOは、前記出力速度noに比例し、変動範囲AR1内で変化し、
NO=k2・no
で表すことができる。すなわち、回転速度NOは、正の方向における最小値NOLと正の方向における最大値NOHとの間の正の値を採り、
NOL≦NO≦NOH
k2・|noL|≦NO≦k2・|noH|
になる。なお、k2は比例定数であり、第2のサンギヤS2の歯数をzs2とし、第2のリングギヤR2の歯数をzr2としたとき、
k2=(zr2−zs2)/zs2
になる。
また、オーバドライブモードが選択されると、ブレーキB0及びクラッチC1、C3が係合させられ、クラッチC0、C2が解放される。この場合、図12及び13に示されるように、増速装置14は増速状態に置かれ、発進装置13から伝達され、第1のキャリヤCR1に入力される回転速度NIの回転は、増速装置14において増速させられ、第1のリングギヤR1から入力速度niになって第1の伝動軸22に出力される。
ところで、モード切換装置17において、クラッチC3が係合させられるので、第1の伝動軸22に出力された入力速度niの回転は、そのまま第3の伝動軸31に伝達され、回転速度NOとして出力軸33に出力される。
なお、オーバドライブモードにおいて、トロイダル部15におけるトルクの伝達は行われないが、第1の伝動軸22に出力された入力速度niの回転が、入力ディスク23に入力され、変速比γで変速され、変速された回転が、出力速度noとなり、第2の伝動軸32に出力され、第2のサンギヤS2に伝達される。そして、前述されたように、クラッチC1は係合させられるので、出力速度noの値をno1とし、回転速度NOの値をNO1とすると、
NO1=k2・no1
=ni
になる。
ところで、増速用の差動装置としてのプラネタリギヤユニット51及びトロイダル部15は、無段変速機11が前進モードからオーバドライブモードに移行する場合、図13に示されるように、移行後の回転速度NOの値NO1が、前進モード時における回転速度NOの変動範囲AR1内の値を採り、しかも、最大値NOH(オーバドライブ側の値)とほぼ等しくなるように設計される。そして、前進モードからオーバドライブモードに移行する際に、回転速度NOの変化量ΔNOを零にすることができるので、無段変速機11において変速ショックが発生するのを防止することができる。
また、オーバドライブモードから前進モードに移行する際も、前述されたように、トロイダル部15において変速が行われているので、第2のリングギヤR2に値NO1の回転速度NOの回転が出力されている。したがって、回転速度NOの変化量ΔNOを零にすることができるので、無段変速機11において変速ショックが発生するのを防止することができる。
次に、後進モードが選択されると、クラッチC0、C2が係合させられ、ブレーキB0及びクラッチC1、C3が解放される。この場合、図14及び15に示されるように、増速装置14は直結状態に置かれ、発進装置13から伝達され、第1のキャリヤCR1に入力される回転速度NIの回転は、そのまま第1のリングギヤR1から第1の伝動軸22に出力され、トロイダル部15に入力速度niとして入力される。
このとき、入力ディスク23に入力された回転は、パワーローラ25の傾斜角度によって決まる変速比γで変速され、変速された回転は、出力速度noとして第2の伝動軸32に出力され、前後進切換装置16に入力される。
前記前後進切換装置16の出力速度noは、変速比γに応じて変化し、負の方向における最小値noL′
noL′=(NI/ni)noL
と負の方向における最大値noH′
noH′=(NI/ni)noH
との間の負の値を採り、
noH′≦no≦noL′
になる。
そして、クラッチC1、C3が解放され、クラッチC2が係合させられているので、前記出力速度noの回転は、そのまま出力軸33に出力される。
このように、本実施の形態においては、プラネタリギヤユニット52としてダブルプラネタリギヤが使用されるので、第2のサンギヤS2の歯数zs2及び第2のリングギヤR2の歯数zr2を適宜変更することによって、出力軸33に出力されるトルクを、前進モード時及び後進モード時において任意に設定することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における無段変速機の概念図である。 本発明の第1の実施の形態における変速機構の作動表を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における前進モード時の無段変速機の動作を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態における前進モード時の無段変速機の動作を示す速度線図である。 本発明の第1の実施の形態におけるオーバドライブモード時の無段変速機の動作を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるオーバドライブモード時の無段変速機の動作を示す速度線図である。 本発明の第1の実施の形態における後進モード時の無段変速機の動作を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態における後進モード時の無段変速機の動作を示す速度線図である。 本発明の第2の実施の形態における無段変速機の概念図である。 本発明の第2の実施の形態における前進モード時の無段変速機の動作を示す概念図である。 本発明の第2の実施の形態における前進モード時の無段変速機の動作を示す速度線図である。 本発明の第2の実施の形態におけるオーバドライブモード時の無段変速機の動作を示す概念図である。 本発明の第2の実施の形態におけるオーバドライブモード時の無段変速機の動作を示す速度線図である。 本発明の第2の実施の形態における後進モード時の無段変速機の動作を示す概念図である。 本発明の第2の実施の形態における後進モード時の無段変速機の動作を示す速度線図である。
符号の説明
11 無段変速機
13 発進装置
14 増速装置
15 トロイダル部
16 前後進切換装置
23 入力ディスク
24 出力ディスク
25 パワーローラ
33 出力軸
B0 ブレーキ
C0 クラッチ

Claims (5)

  1. 駆動源から伝達された回転を受けて増速させ、増速した回転を出力する増速装置と、入力ディスク、出力ディスク、及び前記入力ディスクと出力ディスクとの間に配設されたパワーローラを備え、前記増速装置から伝達された回転を受けて、無段に変速して出力軸に出力するトロイダル部とを有することを特徴とする無段変速機。
  2. 前記駆動源とトロイダル部との間に発進装置が連結される請求項1に記載の無段変速機。
  3. 係脱自在に配設された係合要素を備え、該係合要素は、係合に伴って、前記増速装置と出力軸とを直結する請求項1に記載の無段変速機。
  4. 前記トロイダル部から伝達された回転を受けて、前進用及び後進用の回転を出力軸に出力する前後進切換装置を有する請求項1に記載の無段変速機。
  5. 前記前後進切換装置はシングルプラネタリギヤを備える請求項4に記載の無段変速機。
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