JP2009085230A - ベルトクリップの着脱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネジを使わずにベルトクリップを直接機器本体に取り付けられるようにするとともに、着脱時に要するスペースを少なくし、かつ、簡単な構造で壊れ難くする。
【解決手段】取り付け面23に、凹部25を設け、この凹部25の同心円上に扇形のツメ部26を上下に設けて、ツメ部26の周方向にストッパー用の突起27を設ける。一方、クリップ部材22には、嵌合用の軸に、扇形部33と凹部28を設けた着脱板31を取り付けた簡単な構造とし、壊れ難くする。また、前記取り付け面23と着脱板31を対向させて、着脱板31の軸24を取り付け面23の凹部25に嵌めて回し、ツメ部26に着脱板31の扇形部33を嵌め、同時に、着脱板31の凹部28を取り付け面の前記突起27に嵌めて係止することで、ネジを使わずにクリップ部材22を取り付ける。このとき、クリップ部材22を回して取り付けるので、着脱時のスペースを少なくできる。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば携帯電話やトランシーバーなどの携帯用品に着脱自在に取り付けるベルトクリップの着脱構造に関するものである。
例えば、携帯電話やトランシーバーなどの携帯用品を携行するためにベルトに装着する方法の一つとして、例えば、図12(a)の(特許文献1)に示すようなものがある。
このものは、トランシーバー本体に取り付ける係合突起1と、ベルトに付けるホルダー部材2とで構成するもので、ホルダー部材2に図12(a)のような溝3を設けて、その溝に係合突起1を嵌めるようにしたものである。
ところで、このものは、ホルダー部材2に取り付けた係合突起1が左右に回動してしまうので、ベルトに装着して歩く際に、ブラブラして邪魔にならないようにするため、係合突起1に係止用の鍔部4を形成し、その鍔部4に凹部5を設けて、その凹部5をホルダー部材2に形成した突起6に係合させる構成による固定機構を有しているため、係合突起1が比較的大きな形状となってしまう。
また、機器本体から係合突起1が脱落しないように、かつ、係合突起1の取り付け面積を必要以上に大きくすることを避けるため、図12(b)のように、機器本体にネジ止めするようにしてある。
そのため、機器にネジ止め用のネジを同梱する必要がある。このような小さな部品を同梱すると、梱包ミスや開封後に失う問題も発生する。一方、機器本体には、ネジ穴を形成しなければならないが、ネジ穴の精度が悪いと使用者がネジ止めを上手くできないと困るので、金型の精度も上げなければならず、コストも上昇する。
このような問題を解決する方法の一つとして、(特許文献2)には、例えば、図13のように、樹脂製のクリップ7を直接機器本体8に着脱自在に取り付けるようにしたものが記載されている。
このものでは、図14(a)のように、クリップ7の中程に係合用の突起9を設けるとともに、クリップ7の上部に切欠を設けて、ストッパー片A、Bを形成している。一方、機器本体8には、図13のように凹部11を形成し、その凹部11の中に支軸11aを設けて、前記クリップ7の係合用の突起9に設けた軸穴と嵌合するようにしてある。さらに、凹部11と同心円上にストッパー片用のガイド溝a、bとロック穴cを設けて、クリップ7のストッパー片Aに設けた突片12、13と係止するようにしてある。
すなわち、図14(a)のように、クリップ7の係合用の突起9を機器本体8の凹部11に嵌め、クリップ7のストッパー片Aの突片12、13を、機器本体8のガイド溝a、bに嵌めて、矢印のように回すと、図14(b)の矢印のようにクリップ7が回動し、突片12、13が、それぞれのガイド溝a、bの端部に当る。この状態で、さらに、クリップを回すと、クリップ7の切欠10がストッパー片Bのスライドによって縮小し、その縮小によってストッパー片Aが持ち上げられて、図14(c)、(d)のように、突片12がロック穴cに嵌まり、クリップ7が固定される。
このように取り付けられたクリップ7は、図14(e)の矢印のように両側から抓むと、ストッパー片Bのスライドによって、切欠10が縮小してストッパー片Aがロック穴cから持ち上げられて固定が解除されるので、取り付け時と逆に回せば取り外すことができる。
特開2003−110451号公報
特開平9−198857号公報
しかしながら、上記のクリップを直接機器本体に取り付けるものでは、ストッパー片Aとストッパー片Bを有する構造であるため、その着脱のための操作を行なうためには、クリップ自体にある程度の幅を持たせる必要がある。そのため、クリップの寸法が大きくなってしまう問題がある。
また、突片とロック穴との係合(係り)が浅いと直ぐに外れてしまう。このとき、係りを深くするために、突片を長くすれば外れ難くできる。しかし、突片を長くすると、長くした突片をロック穴の外へ持ち上げるためには、切欠を大きくして、切欠が縮小した際のストロークを大きくしなければならない。そのため、クリップ7の寸法が大きくなってしまい、小型の機器には適用し難い問題がある。
さらに、このような樹脂同士の嵌め合わせの方法を採った場合、機器本体には、クリップのスライド幅と同じ取り付けスペースを必要とする。そのため、専有する面積が大きいと、その部分には形状・構造(デザインも含む)の処理できなくなり、制約を受ける問題がある。
また、ストッパー片には、切欠を縮小したり開放したりしてストッパー片を持ち上げる上下方向の動作をさせるため、クリップは複雑な構造のものとなり、例えば、切欠部分から破断するなど、壊れやすい問題も考えられる。
そこで、この発明の課題は、クリップをネジなどの部品を使わずに直接機器本体に取り付けられるようにするとともに、小型で着脱の際の専有スペースを少なく、かつ、簡単な構造で壊れ難くすることである。
上記の課題を解決するため、この発明では、携帯用品とその携帯用品に着脱自在に取り付けるクリップ部材とからなり、前記携帯用品は、取り付け面にクリップ部材の嵌合用の軸を嵌める凹部を設けるとともに、前記凹部を中心としてその同心円上に扇形で、かつ、逆L形の断面の開口を凹部側にしたツメ部を凹部の周囲に設け、そのツメ部と周方向に一列にストッパー用の突起を設け、一方、クリップ部材は、中心に嵌合用の軸を設け、周縁に前記取り付け面のツメ部と嵌合する扇形部を設けて、その扇形部と周方向に一列な前記ストッパー用の突起と嵌合する凹部あるいは孔を設けた着脱板を取り付けた構成を採用したのである。
このような構成を採用することにより、着脱板の嵌合用の軸を携帯用品の凹部に嵌めて回すと、凹部の同心円上に設けたツメ部に、軸を中心としてその周縁に設けた着脱板の扇形部が嵌まり、着脱板の凹部が同心円上に設けたストッパー用の突起に嵌まる。このとき、着脱板は、逆L型のツメ部によって係止され、上下あるいは前後への抜け落ちが防止される。また、左右(回転)方向への回動は、ストッパー用の突起と係合した凹部あるいは孔によって防止される。こうして取り付けたクリップ部材は、ストッパー用の突起に抗して回転させて、ツメ部との係合を解除すれば、簡単に取り外すことができる。このように、軸を中心として回転させるだけで着脱ができるので壊れ難く、着脱の際の専有面積も着脱板の寸法と同じでよい。さらに、外す際は、回転させながら外さなければならないので外れ難い。
このとき、携帯用品の取り付け面に、凹部、ツメ部、ストッパー用の突起に換えて、嵌合用の軸、扇形部、その扇形部と周方向に一列な凹部あるいは孔を設けた着脱板を設け、一方、クリップ部材には、着脱板に換えて、凹部、ツメ部、ストッパー用の突起を設けた取り付け板を取り付けた構成を採用することによっても、クリップを取り付けることができる。
また、このとき、着脱板の扇形部と凹部あるいは扇形部と孔との間に軸方向のスリットを設け、そのスリットと前記凹部あるいは孔に連通する周方向の溝を設けた構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、取り付け面に着脱板を取り付ける際、あるいは、取外す際に、取り付け面の突起を着脱板のスリットを介して凹部あるいは孔へ導入したり、導出したりすることで、前記突起が着脱時に邪魔にならないようにできる。
このとき、着脱板の扇形部と凹部あるいは扇形部と孔との間に、凹部あるいは孔に換えて切欠を設けて、その切欠端でストッパー用の突起と係合するようにした構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、左右(回転)方向への回動は、ストッパー用の突起と切欠端が係合することで防止できる。
このとき、携帯用品の取り付け面あるいはクリップ部材の取り付け板の嵌合用の軸を嵌める凹部に換えて嵌合用の軸となる突起とし、上記クリップ部材あるいは携帯用品に取り付けられる着脱板の嵌合用の軸に換えて嵌合用の凹部とした構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、クリップ部材の軸の飛び出しを無くすことができる。
この発明は、上記のように構成したことにより、ネジなどの部品を使わずにクリップ部材を直接機器本体に取り付けられる。また、着脱の際の専有スペースを少なくできるので、形状やデザインの制約を少なくできる。また、簡単な構造で壊れ難くできる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、携帯用品であるハンディタイプのトランシーバー20に、本願のベルトクリップの着脱構造を適用したものである。
前記トランシーバー20は、機器本体21とその機器本体21に着脱自在に取り付けるクリップ部材22とからなっている。
前記機器本体21は、図2のように、取り付け面23にクリップ部材22の嵌合用の軸24を嵌める凹部25が設けられている。前記凹部25は、円形で後述のクリップ部材22の軸24を嵌めるようになっており、前記凹部25を中心としてその同心円上にツメ部26が設けられている。
ツメ部26は、図1のように、扇形をしており、扇形のツメ部26は凹部25を中心として対称に(対向して)設けられている。また、その扇形のツメ部26は、取り付け面23から突出した逆L形の断面を有し、図2のように、開口を凹部25側にして形成されている。このように、ツメ部26を上下に設けて、取り付け面23の左右を開放することで、クリップ部材22を嵌められるようにしてある。
このツメ部26の周方向には、ストッパー用の突起27を一列に設けることで、後述のクリップ部材22の凹部28と嵌合するようにしてある。
一方、クリップ部材22は、図2のように、クリップ本体29に軸受け部30を設けて着脱板31をピン32でもって矢印のように上下に回動自在に取り付けた構造となっている。また、クリップ本体29は、下端を折曲しフック状にしてベルトに引っ掛けられるようにしてある。
着脱板31は、図1のように、円板の中心に嵌合用の軸24となる突起を形成し、その円板の周に、扇形部33と凹部28が形成された突片とを、それぞれ対向する位置に1対、設けた形状となっている。この各扇形部33は、扇形に形成して前記機器本体21のツメ部26と嵌合するようにしてある。このとき、扇形部33の円周側端部は、後述する機器本体21へのクリップ部材22の取り付けにおいて、扇形部33が突起27の上を移動するため、移動を妨げないように厚みを薄くした薄肉部とし、また、扇形部33の前記薄肉部より軸24方向を厚くすることで、ツメ部26の開口との間にガタを生じないようにしてある。
一方、前記凹部28は、図1のように、前記扇形部33とスリット34によって分離され、扇形部33より幅を狭く、かつ、軸24からの距離を長くした突片の中心に設けている。また、前記突片のスリット側の側辺から凹部28へ連通する溝35を設けて、スリット34を介して凹部28に取り付け面23のストッパー用の突起27を嵌入する際のガイドとなるようにしてある。
なお、この形態では、凹部28は、貫通しない凹みとしたが、貫通した孔であっても同様の効果を奏することができる。
この形態は以上のように構成され、機器本体21へのクリップ部材22の取り付けは、図2のように、機器本体21の取り付け面23とクリップ部材22の着脱板31とを対向させて、着脱板31の扇形部33と凹部28の形成された突片を、取り付け面23のツメ部26とツメ部26の間の開放部分に配置して、図3(a)のように、着脱板31の嵌合用の軸24を機器本体21の取り付け面23の凹部25に嵌める。このとき、図3(a)のように、取り付け面23の突起27の上側に扇形部33が重なった状態となるが、前述の通り、扇形部33の円周側端部を薄肉部とすることで、突起27と扇形部33の間に無理な力がかかることなく、容易にクリップ部材22を図3(a)の矢印のように回すことができる。そのため、図3(a)の状態からクリップ部材22を同図矢印方向へ回転させると、まず、突起27の上を扇形部33が通過し、次に、スリット34が通過する。さらに、前記矢印方向へ回転させると、突起27は溝35に案内されて凹部28に嵌り、これによって、クリップ部材22の回転動作が阻止される。ここで、扇形部33と突片との間にはスリット34が設けられ、突片の幅は狭く構成されているため、突片は適当な弾性力を有している。よって、溝35が突起27の上を通過する際、突起27と溝35が接触していたとしても、突起27によって反り返り可能であるため、回転動作を妨げることはない。このとき、突片が突起27によって反り返った状態で、突起27の上を溝35を通過させると、突起27が凹部28に嵌るときに適当なクリック感を得られるので、使用者は、クリップ部材22の機器本体21への取り付けを完了したことが分かりやすくなる。クリップ部材22の取り付けが完了した状態が図3(b)及び図4である。クリップ部材22の取り付けが完了すると、着脱板31は、逆L型のツメ部26によって係止され、上下あるいは前後への抜け落ちが防止される。また、左右(回転)方向への回動は、ストッパー用の突起27と係合した凹部28によって防止される。
こうして取り付けたクリップ部材22は、ストッパー用の突起27に抗して回転させて(取り付時と逆に)、扇形部33とツメ部26との係合を解除して、扇形部33と凹部28が設けられた突片を取り付け面23の開放部分(ツメ部26とツメ部26の間)まで回すと、機器本体21とクリップ部材22との係合が解除されるので、取り外すことができる。したがって、回転させながら外さなければならないので、容易に外れることはない。また、クリップ部材22を機器本体21に取り付けた状態でベルトに装着した場合、機器本体21には下向きに重力がかかるが、上述の通り、機器本体21の取り付け面23の上下にツメ部26を設け、このツメ部26に扇形部33を係合させているため、クリップ部材22から機器本体21が脱落することはなく、このような状態において、扇形部33と凹部28が設けられた突片を取り付け面23の開放部分まで回転させるほどの力はかからないため、クリップ部材22からの機器本体21の脱落防止は確実なものとなる。
このように、クリップ部材22をネジなどの部品を使わずに直接機器本体21に取り付けることができる。また、軸を中心として回転させるだけで着脱ができる。そのため、着脱に要するスペースが固定スペースと同じ着脱板31の大きさ(寸法)でよいので、コンパクトである。このため、形状・構造(デザインも含む)の制約も従来のものに比べて受けない。しかも、取り付けのために可動する部分もなく、簡単な構造で壊れ難くい。
なお、この形態では、ツメ部26の両端部を開放した構造を開示したが、扇形部33の挿入方向とは反対側の端部を開放せず、ここに扇形部33の端部が接触するように構成することによってクリップ部材22の取り付け方向(図3(a)矢印の方向)への回転を防止することも可能である。また、図3(b)において、突片と、ツメ部26の扇形部33の挿入側の端部の間に隙間が開いているが、突片は、扇形部33よりも軸24からの距離を長く形成されているため、突片とツメ部26とが接触するように構成することでもクリップ部材22の取り付け方向(図3(a)矢印方向)への回転を防止することが可能である。前述のいずれか、または、両方の回転防止構造と、突起27と凹部28による回転防止とを併せて利用することも可能である。
また、この形態では、機器本体21の取り付け面23の上下にツメ部26を設けたが、これに限定されるものではない。例えば図5に示すように、ツメ部26を120度間隔で設けるようにしてもよい。この場合、クリップ部材22の着脱板31の形状は、ツメ部26とツメ部26の間隔に合わせて縮小した形状とすれば良い。なお、ツメ部26の間隔や数は、これらに限定されるものではなく、本願のベルトクリップの着脱構造を適用する機器に合わせて適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、この形態では、機器本体21の取り付け面23に凹部25を設け、その凹部25に嵌合する軸24をクリップ部材22の着脱板31に設けたが、これ限定されるものではない。これ以外に、取り付け面23の凹部25に替えて突起を形成し、クリップ部材22の着脱板31の軸24に替えて凹部を設けるようにすることもできる。このようにすると、着脱板31の軸の飛び出しを無くすことができる。
同様に、取り付け面23の突起27に替えて凹部を設け、クリップ部材22の着脱板31に凹部28に替えて突起を設けることもできる。
また、実施形態では、機器本体の取り付け面に、ツメ部26や突起27を突出させたが、これに限定されるものではない。図6(a)、(b)のように、取り付け面23を凹設してツメ部26を形成し、その凹設した取り付け面23に凹部25と突起27を形成するようにしても良い。このとき、凹設の深さを着脱板31に合わせれば、着脱板31を凹設部分に収容できるので、取り付け時の厚みを薄くして使い勝手を向上させることができる。
実施例1は、図7のように、着脱板31の凹部とスリット34間の溝35に換えて、切欠35´を設け、その切欠端をストッパー用の突起27と係合させることで、クリップ部材22の取り外し方向への回転を防止するものである。
ここでは、前述の実施形態で述べた凹部28を具えた突片を、図7のように、着脱板31から延設された略円弧状の片持ち梁とし、その扇形部33側の端部を台形状とすることにより切欠35´ とテーパー部を具えている。
この実施例1では、着脱板31を上記のように構成し、機器本体21へのクリップ部材22の取り付けは、実施形態と同様、図2のように、機器本体21の取り付け面23とクリップ部材22の着脱板31とを対向させて、着脱板31の扇形部33と片持ち梁とした突片を、取り付け面23のツメ部26とツメ部26の間の開放部分に配置する。そして、着脱板31の嵌合用の軸24を取り付け面23の凹部25に嵌め、クリップ部材22の取り付け方向へ回転させる。そうすると、まず、前記円弧状の片持ち梁とした突片が突起27に接触する。さらに、クリップ部材22を取り付け方向へ回転させると、前記突片のテーパー面が、突起27によって押されることによって、前記突片は、着脱板31の軸24側へ撓み、突起27の凹部25側を摺動しながら通過することになる。前記突片が突起27を通過した後、突片の撓みは解除されるので、切欠35´が突起27に係合される。
但し、この実施例1の場合、前述の実施形態で示したように、ツメ部26の着脱板31の挿入方向とは反対側の端部を開口せず、前記端部に着脱板31が接触するように構成して、取り付け時の回転方向に対する着脱板31の回転を防止する。
クリップ部材22を取り外す場合は、前記突片を着脱板31の軸24側へ押し下げることで、突起27と切欠35´を解除し、取り付け時の回転方向と反対に、クリップ部材22の扇形部33をツメ部26とツメ部26の間の開放部分まで回転させればよい。
このように、着脱板31を構成することで、クリップ部材22の取り外し方向への回転防止を強くできるメリットがある。
実施例2は、図8(a)、(b)のように、機器本体21の取り付け面23に着脱板31´を設け、一方、クリップ部材22に、着脱板31に換えて、図9(a)、(b)や図10(a)、(b)のような、取り付け板23´を取り付けたものである。
この着脱板31´は、実施形態でクリップ部材22に取り付けたものと、扇形部33、ストッパー用の凹部28は同じ構成のものであるが、図8(a)、(b)に示すように、図2の軸24に換えて凹部25としたものである。
一方、取り付け板23´は、図1の機器本体21の取り付け面23と同じ、ツメ部26、ストッパー用の突起27の構成を具えたものであるが、図9、10に示すように、図1の凹部25に換えて軸24としたものである。
この実施例2は、上記のように構成されており、図11のように、クリップ部材22の取り付け板23´と機器本体21の着脱板31´とを対向させて、着脱板31´の扇形部33と凹部28の形成された突片を、取り付け板23´のツメ部26とツメ部26の間の開放部分に配置する。そして、着脱板31´の凹部25に嵌合用の取り付け板23´に設けた嵌合用の軸24を嵌める。この状態で、クリップ部材22を回転すると、取り付け板23´のツメ部26に着脱板31´の扇形部33が嵌まり、着脱板31´の凹部28は、ストッパー用の突起27に嵌まって、左右(回転)方向への回動は、ストッパー用の突起27と係合した凹部28によって防止される。なお、機器本体21の着脱板31´を図7のように、突片を片持ち梁とした形状として構成することも可能である。
このようにネジなどの部品を使わずに直接機器本体に取り付けられる。また、小型で着脱の際の専有スペースを少なく、かつ、簡単な構造で壊れ難くできる。
こうして取り付けたクリップ部材22は、取り付時と逆に、ストッパー用の突起27に抗して回転させて扇形部33とツメ部26との係合を解除し、扇形部33と凹部28が設けられた突片を取り付け板23´の開放部分(ツメ部26とツメ部26の間)まで回すと、機器本体21とクリップ部材22との係合を解除することができる。このように、回転させながら外さなければならないので、容易に外れることはない
なお、この実施例2では、機器本体21の取り付け面23に設けた着脱板31´に凹部25を設け、クリップ部材22に軸24を設けたが、これに限定されるものではない。例えば、実施形態と同じように機器本体21の取り付け面23の着脱板31´に軸24を形成し、クリップ部材22に設けた取り付け板23´に凹部25を設けるようにしても良いことは当然である。
このように、簡単な構成で、着脱に要するスペースも小さくできるので、着脱スペースのとり辛い、例えばトランシーバー、携帯電話、携帯オーディオ、工具、名札などの小型の携帯機器や道具などの携帯用品に適用可能である。
実施形態の平面図 実施形態の側面図 (a)、(b)実施形態の作用説明図 実施形態の要部の断面図 ツメ部の他の態様を示す平面図 (a)、(b)取り付け面の他の態様を示す図 実施例1の着脱板の平面図 (a)実施例2の正面図、(b)実施例2の断面図 (a)実施例2の取り付け板の他の態様を示す平面図、(b)(a)の断面図 (a)実施例2の取り付け板の他の態様を示す平面図、(b)(a)の断面図 実施例2の作用説明図 (a)従来例の斜視図、(b)従来例の一部切欠側面図 他の従来例の断面図 (a)(b)(c)(d)(e)従来例の作用説明図
符号の説明
21 機器本体
22 クリップ部材
23 取り付け面
23´ 取り付け板
24 軸
25 凹部
26 ツメ部
27 突起
28 凹部
31 着脱板
31´ 着脱板
32 軸
33 扇形部
34 スリット
35 溝
35´ 切欠

Claims (5)

  1. 携帯用品とその携帯用品に着脱自在に取り付けるクリップ部材とからなり、
    前記携帯用品は、クリップ部材の取り付け面にクリップ部材に設けた嵌合用の軸を嵌める凹部を設けるとともに、前記凹部を中心としてその同心円上に扇形で、かつ、逆L形の断面の開口を凹部側にしたツメ部を凹部の周囲に設け、そのツメ部と周方向に一列にストッパー用の突起を設け、
    一方、クリップ部材は、中心に嵌合用の軸を設け、周縁に前記取り付け面のツメ部と嵌合する扇形部を設けて、その扇形部と周方向に一列な前記ストッパー用の突起と嵌合する凹部あるいは孔を設けた着脱板を取り付けたベルトクリップの着脱構造。
  2. 上記携帯用品の取り付け面に設けた、凹部、ツメ部、ストッパー用の突起に換えて、嵌合用の軸、扇形部、その扇形部と周方向に一列な凹部あるいは孔を設けた着脱板を設け、
    一方、クリップ部材には、着脱板に換えて、凹部、ツメ部、ストッパー用の突起を設けた取り付け板を取り付けた請求項1に記載のベルトクリップの着脱構造。
  3. 上記着脱板の扇形部と凹部あるいは扇形部と孔との間に軸方向のスリットを設け、そのスリットと前記凹部あるいは孔に連通する周方向の溝を設けた請求項1または2に記載のベルトクリップの着脱構造。
  4. 上記着脱板の扇形部と凹部あるいは扇形部と孔との間に、凹部あるいは孔に換えて切欠を設け、その切欠端でストッパー用の突起と係合するようにした請求項1乃至3のいずれかに記載のベルトクリップの着脱構造。
  5. 上記携帯用品の取り付け面あるいはクリップ部材の取り付け板の嵌合用の軸を嵌める凹部に換えて嵌合用の軸となる突起とし、上記クリップ部材あるいは携帯用品に取り付けられる着脱板の嵌合用の軸に換えて嵌合用の凹部とした請求項1乃至4のいずれかに記載のベルトクリップの着脱構造。
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