JP2009085121A - 車両用エンジンの燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料を加圧する燃料ポンプ30と燃料分配管9と燃料噴射弁8とを備えたエンジン100を、車両前部のエンジンルーム内に横置きで且つその上方側が車両後側に傾斜するようにスラント配置した車両において、部品点数の削減を図りつつ且つエンジン100の保守点検性の悪化を防止しながら、燃料ポンプ30及び燃料分配管9同士を接続する第1燃料供給管33の車両衝突時の破損を防止する。
【解決手段】エンジン100のエンジン前側端部に、エンジンマウントブラケット取付用の右側マウント取付部20をその車両前側端部が該エンジン100の吸気側側面よりも車両前側に突出するように設けるとともに、第1燃料供給管33を、燃料分配管9のエンジン前側端部に接続するとともに該接続部を含む全体が、該右側マウント取付部20の車両前側端部よりも車両後側に位置するようにする。
【選択図】図1
【解決手段】エンジン100のエンジン前側端部に、エンジンマウントブラケット取付用の右側マウント取付部20をその車両前側端部が該エンジン100の吸気側側面よりも車両前側に突出するように設けるとともに、第1燃料供給管33を、燃料分配管9のエンジン前側端部に接続するとともに該接続部を含む全体が、該右側マウント取付部20の車両前側端部よりも車両後側に位置するようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両前部のエンジンルーム内に横置き配置される車両用エンジンの燃料供給装置に関する技術分野に属する。
この種の車両用エンジンの燃料供給装置として、エンジンの各気筒内に燃料を噴射供給するべく先端部を吸気ポートの下側に臨ませて配設される燃料噴射弁と、エンジンのカムにより駆動されて燃料を高圧化する燃料ポンプと、エンジンの車両前側にエンジン前後方向(車幅方向)に延びるように配設されて各燃料噴射弁の基端部が接続される燃料分配管と、燃料ポンプから吐出される燃料を燃料分配管へと導く燃料供給管とを備えたものが知られている。このような車両用エンジンの燃料供給装置においては、車両前面衝突時に燃料供給管等が破損して車両が走行不能となるのを防止するべく現在までに様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1に示す燃料供給装置では、車両衝突時に特に破損し易い燃料分配管と燃料供給管との接続部を保護するべくプロテクタ部材を設けてシリンダヘッドにボルト締結するようにしている。
また、例えば、特許文献2に示す燃料供給装置では、比較的剛性の高い塊状のスロットルボディを、燃料分配管の車幅方向両端部よりも車幅方向外側に配設することで、車両衝突時にスロットルボディが燃料分配管に衝突するのを防止して、該燃料分配管の破損を防止するようにしている。
特開2005−113818号公報
特開2006−242045号公報
しかしながら、上述の特許文献1に示す燃料供給装置では、燃料分配管と燃料供給管との接続部を保護するためのプロテクタ部材をエンジン前側の比較的狭いスペースに設ける必要があるので、エンジンの保守点検時等における作業性の悪化という問題を招く。
また、近年、排気管のストレート化による排気抵抗の低減を図るべく、エンジンをその上方側が車両後側に傾斜するようにスラント配置した車両が開発されつつあり、このような車両においては、該エンジンの占める車両前後方向のスペースが大きくなってエンジンルーム内のスペース効率が悪化するので、プロテクタ部材を配置するためのスペースを確保し難く、また仮に該スペースを確保できてプロテクタ部材を配置し得たとしてもスペース効率の低下による上記保守点検時の作業性の悪化という問題がより一層顕著になる。
また、上述の特許文献2に示す燃料供給装置では、プロテクタ部材を設けない分だけ部品点数を削減してコスト低減を図ることができるものの、上記特許文献1に示す如く積極的にプロテクタ部材を設けて燃料供給管を保護しようとするものではないので、例えば他の補機類等との干渉衝突により塑性変形し難い一方で簡単に破損する部分である燃料供給管と燃料分配管との接続部を確実に保護することができないという問題がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両前部のエンジンルーム内に横置きで且つ上方側が車両後側に傾斜するようにスラント配置された車両用エンジンの燃料供給装置に対して、その構成に工夫を凝らすことで、部品点数の削減を図りつつ、エンジンの保守点検性の悪化を防止しながら、車両衝突時における燃料供給管の破損、特に燃料供給管と燃料分配管との接続部の破損を防止しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、車両前部のエンジンルーム内に横置きでスラント配置されたエンジンのエンジン前側端部に、エンジンマウントブラケット取付用のマウント取付部をその車両前側端部が該エンジンの吸気側側面よりも車両前側に突出するように設けるとともに、燃料供給配管を、燃料分配管のエンジン前側端部に接続するとともに該接続部を含む全体が、該マウント取付部の車両前側端部よりも車両後側に位置するようにした。
具体的には、請求項1の発明では、車両前部のエンジンルーム内に配設され、車幅方向に列状に並ぶ複数の気筒を有するとともに該各気筒の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射弁をその先端が該各燃焼室内の吸気ポートの下側に臨むように配設してなる車両用エンジンの燃料供給装置を対象とする。
そして、上記エンジンは、その吸気側を車両前側に向けた状態でその上方側が車両後側に傾斜するように配設され、上記エンジンのエンジン前側端部には、エンジンマウントブラケットを取付けるためのマウント取付部がその車両前側端部を該エンジンの吸気側側面よりも車両前側に突出させた状態で配設されており、上記エンジンのカム軸により駆動されて燃料を加圧する燃料ポンプと、上記エンジンの車両前側にエンジン前後方向に延びるように配設され、上記各燃料噴射弁に燃料を分配するべくそれぞれの基端部と接続される燃料分配管と、上記燃料ポンプから吐出される燃料を上記燃料分配管に供給するべく該燃料ポンプと該燃料分配管とを接続する燃料供給管とを備え、上記燃料供給管は、上記燃料分配管におけるエンジン前側端部に接続されていて、該接続部を含む全体が上記マウント取付部の車両前側端部よりも車両後側に配設されているものとする。
上記の構成によれば、燃料分配管(コモンレール)を有する直噴エンジンやディーゼルエンジンを、その上方側が車両後側に傾斜する状態で車両前部のエンジンルーム内に横置配置した車両において、エンジンの保守点検時の作業性の悪化を防止しつつ、車両衝突時における燃料供給管の破損、特に燃料供給管と燃料分配管との接続部の破損を防止することが可能となる。
すなわち、エンジンルーム内にエンジンを横置き配置した車両においては、一般的に、安全性の観点から、該エンジンを含むパワートレイン全体を、エンジン前後方向の両端部の2箇所と車両後側端部の1箇所との合計3箇所のマウント取付部にて車体に支持するようになっている。そして、本発明ではこれと同様にマウント取付部の1つがエンジン前側端部に設けられており、燃料供給管は、その燃料分配管との接続部を含む全体が該マウント取付部よりも車両後側に位置するように配設されている。このため、例えば車両衝突時の衝撃でエンジンよりも車両前側に位置する機器類や車体構成部材等が車両後側に変位(移動)した場合に、これらを燃料供給管に衝突するよりも先に該マウント取付部に衝突させて受止めることができる。つまり、エンジンを支持するために必要なマウント取付部を利用して、該取付部を燃料供給管のプロテクタ部材として作用させることで、別途、プロテクタ部材を設けることなく、車両衝突時における燃料供給管の破損を確実に防止することが可能となる。従って、プロテクタ部材を別途設けることによる部品点数の増加を抑制してコスト低減を図ることができる。
また、燃料供給管を燃料分配管のエンジン前側端部、つまりマウント取付部側の端部に接続するようにしたことで、燃料供給管のうち特に破損し易い部分である燃料分配管との接続部分(付け根部分)を、プロテクタ部材としてのマウント取付部に極力近づけることができる。従って、車両衝突時に燃料供給管の付け根部分を確実に保護してその破損をより一層確実に防止することができる。
また、マウント取付部はエンジンを含むパワートレイン全体を支持するものであるためその剛性が高く、従って、このマウント取付部を燃料供給管のプロテクタ部材として利用するようにしたことで車両衝突時における燃料供給管の破損を確実に防止することが可能となる。
また、排気管のストレート化を図るべくエンジンの上部を下部に対して車両後側に傾斜させるようにした車両においては、エンジンルーム内におけるエンジンの占める車両前後方向のスペースが増大することによりエンジンの車両前側(及び後側)のスペース効率が低下する。このため、例えば燃料供給管を保護するためのプロテクタ部材を別途設けてエンジンの車両前側のスペースに配置したとすると、そのスペース効率が著しく低下してエンジンの保守点検時の作業性を悪化させることとなるが、本発明によれば、既存のマウント取付部をプロテクタ部材として利用することで、このスペース効率の低下を防止して保守点検時の作業性の悪化を防止することが可能となる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記燃料供給管は、上記燃料分配管と上記マウント取付部との間を通るように配設されているものとする。
このことにより、請求項1と同様の作用効果をより一層確実に得ることが可能となる。
すなわち、燃料分配管は通常、金属製の鋳造部品からなるものであって比較的高い剛性を有している。このため、例えば、比較的破損し易い燃料供給管の付け根部分(燃料分配管との接続部分)及びその近傍部がこの高剛性の燃料分配管とマウント取付部との間を通るように燃料供給管を配設することで、マウント取付部のみならず燃料分配管をもプロテクタ部材として作用させることができ、このため、上記燃料供給管の付け根部分の破損をより一層確実に防止することができる。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、上記エンジンの吸気側側面には、上記各気筒内に吸入空気を供給するための吸気マニホールドが接続され、上記吸気マニホールド内への吸入空気の流入量を調整するためのスロットルボディが、車両前方視において該吸気マニホールドよりもエンジン後側に配設されているものとする。
このことにより、塊状で高剛性のスロットルボディを、エンジン前後方向における燃料供給管と燃料分配管との接続部が位置する側(エンジン前側)とは反対側(エンジン後側)に配設することができ、このため、車両衝突時にスロットルボディが燃料供給管(特に燃料分配管との接続部)に衝突して、該燃料供給管が破損するのを確実に防止することが可能となる。
また、スロットルボディと燃料供給管とをエンジン前後方向の同じ側に配設するようにした場合に比べて、車両衝突時のスロットルボディ及び燃料供給管同士の衝突回避のために必要なスロットルボディの配置位置制限を緩和することができ、このため、スロットルボディと吸気マニホールドとを接続する吸気配管系の取回し自由度を高めることができる。
請求項4の発明では、請求項1乃至3のいずれかの発明において、上記エンジンはその上部に、エンジン前後方向に延びる吸気用カム軸と排気用カム軸とを有し、上記燃料ポンプは、上記排気用カム軸の軸方向の中間部に配設されて、該カム軸により駆動されるように構成され、上記排気用カム軸の軸方向のエンジン後側端部には、バキュームポンプが動力伝達可能に接続されているものとする。
こうすることで、エンジンをその上方側が車両後方に傾斜するようにスラント配置することによって生じる、該エンジン上面の排気側寄りの面とボンネットフードとの間のエンジン上方空間内に、バキュームポンプに比べて大サイズの燃料ポンプを配置することができて、該エンジン上方空間の有効利用を図ることができるとともに、燃料ポンプに比べて小サイズのバキュームポンプを排気用カム軸のエンジン後端部に設けることができて、エンジン側面の張り出しを抑制してエンジンルーム内のスペース効率の向上を図ることが可能となる。また、燃料ポンプを吸気用カム軸の軸方向の中間部に配設するようにした場合に比べて、燃料ポンプとボンネットフードとの間のスペースを十分に確保することができ、このため、歩行者のボンネットフードへの2次衝突時における該歩行者への衝撃を確実に低減することが可能となる。
請求項5の発明では、請求項4の発明において、上記エンジンの上部における上記燃料ポンプの車両後側には、遮熱板が設けられているものとする。
このことにより、燃料ポンプをエンジン上部の排気用カム軸の中間部に配設した場合に、燃料ポンプに伝わる排気系の輻射熱を遮熱板によって確実に遮断することができる。従って、燃料温度が必要以上に上昇するのを防止してエンジン性能の低下を防止することが可能となる。
以上説明したように、本発明の車両用エンジンの燃料供給装置によると、燃料ポンプと燃料分配管と該燃料ポンプ及び燃料分配管同士を接続する燃料供給管とを有する直噴エンジンやディーゼルエンジンを、その上方側が車両後側に傾斜する状態で車両前部のエンジンルーム内に横置配置した車両において、部品点数の削減を図りつつ、エンジンの保守点検時の作業性の悪化を防止しながら、車両衝突時における燃料供給管の破損、特に燃料供給管と燃料分配管との接続部の破損を防止することが可能となる。従って、車両衝突時に燃料供給管が破損することによりエンジンへの燃料供給が停止して車両が走行不能となるような致命的な車両故障を確実に防止することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図3は、本発明の実施形態に係る燃料供給装置を備えた車両用エンジン100(以下、エンジン100と呼ぶ)を示し、このエンジン100は、直列4気筒のDOHC直噴ガソリンエンジンとされている。
上記エンジン100は、車両前部のエンジンルーム内に、吸気側が車両前側を向くように且つ気筒列方向が車幅方向となるように横置き配置されており、エンジン100のエンジン後側(車幅方向左側)には、マニュアルトランスミッション(MT)110(図4参照)が連結され、該トランスミッション110とエンジン100とからなるパワートレインユニット150全体が、その左右と後側との3点で(3つのマウント取付部18乃至20のそれぞれに取付けられる図示しないエンジンマウントブラケットを介して)車体120に支持されている。
また、エンジン100は、図3に示すように、その上方側が車両後側に傾斜してスラント配置されており、これにより、該エンジン100の排気側(車両後側)に設けられる排気系管路のストレート化を図って排気抵抗の低減を図るようにしている。
図2に示すように、上記エンジン100は、列状に並ぶ4つの気筒(図示省略)を有するシリンダブロック1と、該シリンダブロック1の上部に締結され、各気筒の上部の燃料室を形成するシリンダヘッド2と、該シリンダヘッド2の上部に組付けられるヘッドカバー3と、該エンジン100の車幅方向右側側面を覆うチェーンカバー4(フロントカバー4)とを備え、該シリンダブロック1、シリンダヘッド2、及びチェーンカバー4はアルミ性の鋳造品とされている。
シリンダヘッド2の吸気側側面(車両前側側面)には、各燃焼室の天井部の吸気ポート(図示省略)に連通する4つの吸気口5が形成されていて、該各吸気口5に吸入空気を導く吸気マニホールド6が取付固定されている。吸気マニホールド6のエンジン後側(車幅方向左側端部)には、該吸気マニホールド6内への吸入空気の流入量を調整するためのスロットルボディ7が取付けられており、スロットルボディ7は、車両前方視において該吸気マニホールド6よりもエンジン後側(車幅方向左側)に位置している。
また、シリンダヘッド2の吸気側側面(車両前側側面)における各吸気口5の下側にはそれぞれ、各燃焼室内の吸気ポートの下側に先端部を臨ませてなる燃料噴射弁8が取付けられている。
また、シリンダヘッド2の車両前側側面には、各燃料噴射弁8に燃料を分配供給するべく、各燃料噴射弁8の基端部が接続された一本の燃料分配管9がエンジン前後方向(車幅方向)に延びるように配設されている。該燃料分配管9は、上記シリンダブロック1及びシリンダヘッド2と同様に、アルミ鋳造により成形されて、該シリンダヘッド2の車両前側側面にボルト11により締結されている。
また、シリンダヘッド2の上面には、車幅方向に互いに平行に延びる排気用カム軸15(図1参照)と吸気用カム軸16とを回動可能に支持するカムホルダ(図示省略)が形成されている。排気用カム軸15は、吸気用カム軸16に対してエンジン100の排気側つまり車両後側に配設されており、該両カム軸15,16は共に、それぞれの端部に設けられた図示しないスプロケットと該各スプロケットに掛け回されたチェーンを介してエンジンクランク軸に動力伝達可能に連結されている。そして、エンジンクランク軸の回転に伴う各カム軸15,16の回転によってそれぞれ、各燃料室の吸気バルブ及び排気バルブが開閉駆動される。
上記チェーンカバー4は、このチェーンやスプロケットを外側から覆うようにして、シリンダブロック1及びシリンダヘッド2の車幅方向右側側部(エンジン前側部)に取付固定されている。チェーンカバー4の車幅方向右側側面4a(エンジン前側側面)には、上述の如くエンジン100を含むパワートレインユニット150の車幅方向右側端部を車体120に支持するための右側マウント取付部20が一体形成されている。ここで、右側マウント取付部20は、燃料分配管9と略同じ高さ位置となるように形成されている。尚、この右側マウント取付部20は、チェーンカバー4と別体であってもよい。
右側マウント取付部20は、チェーンカバー4の右側側面4aに設けられた圧肉の座部21と、該座部21に連設されて車両前後方向に延びるマウント取付面22aを有する板状の上側取付部22と、該上側取付部22の車両前側端部から下側に向かって延びる板状の前側取付部23とを有している。ここで、上側取付部22の車両前側端部は、エンジン100の吸気側側面100a(車両前側側面)よりも車両前側に位置している。換言すると、右側マウント取付部20は、その車両前側端部をエンジン100の吸気側側面100aよりも車両前側に突出させるように形成されているとも言える。
上記上側取付部22と座部21とは互いに、車両前後方向に並ぶ2枚の板状の補強リブ24により結合され、また、前側取付部23と上側取付部22とは互いに、車幅方向に並ぶ2枚の補強リブ25により結合されている。
上記上側取付部22のマウント取付面22aには、植込みボルト26が立設されていて、このボルト26及びこれに螺合するナットにより上記エンジンマウントブラケットがインシュレータを介して取付固定されている。尚、エンジンマウントブラケットは車体120に取付固定されており、エンジン100は、該ブラケットを介して車体120に支持されることとなる。
上記ヘッドカバー3は、上記2つのカム軸15,16を上側から覆うようにして、シリンダヘッド2に取付固定されており、ヘッドカバー3の排気側の車幅方向中央部には、燃料を高圧化するためのプランジャ式の燃料ポンプ30がそのプランジャ部を排気用カム軸15のカム山に当接させた状態で取付けられている。該燃料ポンプ30は、車両平面視において排気用カム軸15の軸方向の中央部に配設されていて、該排気用カム軸の回転に伴ってプランジャ部が往復駆動されることにより作動するようになっている。尚、30a(図1参照)は、燃料ポンプ30にて加圧された燃料を吐出す吐出口であり、30bは、燃料ポンプ30内に加圧前の燃料を吸込むための吸込口である。
また、上記ヘッドカバー3の上面における燃料ポンプ30の車両後側には遮熱板31が設けられており、ヘッドカバー3の上面における車両前後方向の中央部には、各燃焼室毎に設けられた点火プラグを放電させるためのイグニッションユニット32が車幅方向に並んで配設されている。
上記燃料ポンプ30と燃料分配管9とは互いに第1燃料供給管33を介して接続されており、該燃料ポンプ30から吐出される高圧化された燃料は、該第1燃料供給管33を通って燃料分配管9へと導かれる。また、燃料ポンプ30と燃料タンク(図示省略)とは互いに第2燃料供給管34を介して接続されており、燃料タンクからの燃料(昇圧前の燃料)は該第2燃料供給管34を通って燃料ポンプ30内へと導かれる。
上記第1燃料供給管33は、燃料分配管9におけるエンジン前側端部(車幅方向右側端部)に接続されていて、該接続部を含む全体が右側マウント取付部20の車両前側端部よりも車両後側に配設されている。すなわち、第1燃料供給管と燃料分配管9との接続部は右側マウント取付部20の車両前側端部よりも車両後側に位置しており、第1燃料供給管33は、燃料分配管9のエンジン前側端部(車幅方向右側端部)から一旦、車幅方向の右側マウント取付部20側に向かって延びた後、車両後方に向かって湾曲し、その後、エンジン100の車両前側側面100aに沿って後方斜め上側に向かって延びている。そして更に、第1燃料供給管33は、ヘッドカバー3の上面に達した後に屈曲して車幅方向左側に向かって延びて燃料ポンプ30の吐出口30aに接続されている(図1及び図2参照)。一方、上記第2燃料供給管34は、燃料ポンプ30の吸入口30bから車幅方向左側に向かって延びた後に図示しない燃料タンクに接続されている。
上記シリンダヘッド2のエンジン後側側面(車幅方向左側側面)における排気側(車両後側)寄りの部分にはバキュームポンプ40が取付けられており、バキュームポンプ40は、排気用カム軸15の軸方向のエンジン後側端部(車幅方向左側端部)に動力伝達可能に接続されている。また、該バキュームポンプ40の車両前側には、吸気弁のリフト量を変更する可変リフト機構を構成する調整用モータ41が取付けられている。
以上の如く上記実施形態では、エンジン100のエンジン前側側面を覆うチェーンカバー4には、エンジンマウントブラケットを取付けるための右側マウント取付部20が一体形成されており、該右側マウント取付部20は、その車両前側端部を該エンジン100の吸気側側面(車両前側側面)100aよりも車両前側に突出させるように形成されている。そして、第1燃料供給管33は、上記燃料分配管9におけるエンジン前側端部つまり右側マウント取付部20側端部に接続されていて、該接続部を含む全体が該右側マウント取付部20の車両前側端部よりも車両後側に配設されている。
これにより、衝突時(特に車両前面衝突時)の衝撃でエンジン100よりも車両前側に位置する機器類や車体構成部材等が車両後側に変位した場合に、これらを第1燃料供給管33に衝突するよりも前に右側マウント取付部20に衝突させて受止めることができる。つまり、エンジン100を支持するために必要な右側マウント取付部20を利用して、該取付部20を第1燃料供給管33のプロテクタ部材として作用させることで、別途、プロテクタ部材を設けることなく、車両衝突時における第1燃料供給管33の破損を確実に防止することが可能となる。従って、部品点数の増加を抑制してコスト低減を図りつつ第1燃料供給管33の破損を防止することができる。
また、上記実施形態では、排気管のストレート化を図るべくエンジン100の上方側が車両後側に傾斜しており、このため、エンジンルーム内においてエンジン100の占める車両前後方向のスペースが大きくなってスペース効率が低下する。従って、プロテクタ部材を別途設けてエンジン100の車両前側に設けた場合、そのスペース効率の低下によりエンジン100の保守点検時の作業性が著しく悪化することとなるが、上記実施形態の如く、右側マウント取付部20をプロテクタ部材として利用するようにしたことで、エンジン100の保守点検時の作業性の悪化を防止しつつ車両衝突時における第1燃料供給管33の破損を防止することが可能となる。
また、上記実施形態では、第1燃料供給管33は、燃料分配管9と右側マウント取付部20との間を通るように配設されている。より具体的には、第1燃料供給管33は、その燃料分配管9との接続部及びその近傍部が、該燃料分配管9及び右側マウント取付部20間を通るように配設されている。
これにより、右側マウント取付部20と、アルミ鋳造品で比較的剛性の高い燃料分配管9との両方でもって、第1燃料供給管33の付け根部分(燃料分配管9との接続部分)を両側から囲うようにして保護することができる。従って、車両衝突時における第1燃料供給管33の破損をより一層確実防止することが可能となる。
また、上記実施形態では、エンジン100(シリンダヘッド2)の吸気側側面100aには、上記各気筒内に吸気を供給するための吸気マニホールド6が接続され、上記吸気マニホールド内への流入空気量を調整するためのスロットルボディ7が、車両前方視において該吸気マニホールド6よりもエンジン後側に配設されている。
これにより、塊状で高剛性のスロットルボディ7を、エンジン前後方向における第1燃料供給管33と燃料分配管9との接続部が位置する側(エンジン前側)とは反対側(エンジン後側)に配設することができ、このため、車両衝突時にスロットルボディ7が第1燃料供給管33(特に燃料分配管9との接続部)に衝突して、該第1燃料供給管33が破損するのを確実に防止することが可能となる。また、例えばスロットルボディ7と第1燃料供給管33とをエンジン前後方向の同じ側に配設するようにした場合に比べて、車両衝突時のスロットルボディ7及び第1燃料供給管33同士の衝突回避のためのスロットルボディの配置位置制限を緩和することができ、このため、スロットルボディ7と吸気マニホールド6とを接続する吸気配管系の取回し自由度を高めることができる。
また、上記実施形態では、エンジン100はその上部のシリンダヘッド2とヘッドカバー3との間に、車幅方向に延びる吸気用カム軸16と排気用カム軸15とを有し、燃料ポンプ30は、排気用カム軸15の軸方向の中間部に配設されて、該カム軸15により駆動されるプランジャ式ポンプとされ、排気用カム軸15の軸方向のエンジン後側端部には、バキュームポンプ40が動力伝達可能に接続されている。
これにより、エンジン100を上述のようにスラント配置することによって生じる、該エンジン上面の排気側寄りの面とボンネットフード(図示省略)との間のエンジン上方空間内に、バキュームポンプ40に比べて大サイズの燃料ポンプ30を配置することができて、該エンジン上方空間の有効利用を図ることができるとともに、燃料ポンプに比べて小サイズのバキュームポンプ40を排気用カム軸15のエンジン後端部に配設することができて、エンジン側面の張り出しを抑制してエンジンルーム内のスペース効率の向上を図ることが可能となる。また、燃料ポンプ30を吸気用カム軸16の軸方向の中間部に配設するようにした場合に比べて、燃料ポンプ30とボンネットフードとの間のスペースを十分に確保することができ、このため、歩行者のボンネットフードへの2次衝突時における該歩行者への衝撃を確実に低減することが可能となる。
また、上記実施形態では、上記エンジン100のヘッドカバー3の上面における燃料ポンプ30の車両後側には遮熱板31が設けられている。
これにより、燃料ポンプ30を上記実施形態の如くエンジン上部の排気側(排気用カム軸15の中間部)に配置するようにしたとしても、燃料ポンプ30に伝わる排気系の輻射熱を遮熱板によって確実に遮断することができ、従って、燃料温度が必要以上に上昇するのを防止してエンジン性能の低下を防止することが可能となる。
(他の実施形態)
本発明の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、エンジン100は、直噴ガソリンエンジンとされているが、これに限ったものではなく、例えばディーゼルエンジンであってもよい。
本発明の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、エンジン100は、直噴ガソリンエンジンとされているが、これに限ったものではなく、例えばディーゼルエンジンであってもよい。
本発明は、車両用エンジンの燃料供給装置に有用であり、特にエンジンの上方側が車両後側に傾斜してスラント配置された車両用エンジンに対して有用である。
6 吸気マニホールド
7 スロットルボディ
8 燃料噴射弁
9 燃料分配管
15 排気用カム軸
16 吸気用カム軸
20 右側マウント取付部(マウント取付部)
30 燃料ポンプ
31 遮熱板
33 第1燃料供給管(燃料供給管)
40 バキュームポンプ
100 エンジン
7 スロットルボディ
8 燃料噴射弁
9 燃料分配管
15 排気用カム軸
16 吸気用カム軸
20 右側マウント取付部(マウント取付部)
30 燃料ポンプ
31 遮熱板
33 第1燃料供給管(燃料供給管)
40 バキュームポンプ
100 エンジン
Claims (5)
- 車両前部のエンジンルーム内に配設され、車幅方向に列状に並ぶ複数の気筒を有するとともに該各気筒の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射弁をその先端が該各燃焼室内の吸気ポートの下側に臨むように配設してなる車両用エンジンの燃料供給装置であって、
上記エンジンは、その吸気側を車両前側に向けた状態でその上方側が車両後側に傾斜するように配設され、
上記エンジンのエンジン前側端部には、エンジンマウントブラケットを取付けるためのマウント取付部がその車両前側端部を該エンジンの吸気側側面よりも車両前側に突出させた状態で配設されており、
上記エンジンのカム軸により駆動されて燃料を加圧する燃料ポンプと、
上記エンジンの車両前側にエンジン前後方向に延びるように配設され、上記各燃料噴射弁に燃料を分配するべくそれぞれの基端部と接続される燃料分配管と、
上記燃料ポンプから吐出される燃料を上記燃料分配管に供給するべく該燃料ポンプと該燃料分配管とを接続する燃料供給管とを備え、
上記燃料供給管は、上記燃料分配管におけるエンジン前側端部に接続されていて、該接続部を含む全体が上記マウント取付部の車両前側端部よりも車両後側に配設されていることを特徴とする車両用エンジンの燃料供給装置。 - 請求項1記載の車両用エンジンの燃料供給装置において、
上記燃料供給管は、上記燃料分配管と上記マウント取付部との間を通るように配設されていることを特徴とする車両用エンジンの燃料供給装置。 - 請求項1又は2記載の車両用エンジンの燃料供給装置において、
上記エンジンの吸気側側面には、上記各気筒内に吸入空気を供給するための吸気マニホールドが接続され、
上記吸気マニホールド内への吸入空気の流入量を調整するためのスロットルボディが、車両前方視において該吸気マニホールドよりもエンジン後側に配設されていることを特徴とする車両用エンジンの燃料供給装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用エンジンの燃料供給装置において、
上記エンジンはその上部に、エンジン前後方向に延びる吸気用カム軸と排気用カム軸とを有し、
上記燃料ポンプは、上記排気用カム軸の軸方向の中間部に配設されて、該カム軸により駆動されるように構成され、
上記排気用カム軸の軸方向のエンジン後側端部には、バキュームポンプが動力伝達可能に接続されていることを特徴とする車両用エンジンの燃料供給装置。 - 請求項4記載の車両用エンジンの燃料供給装置において、
上記エンジンの上部における上記燃料ポンプの車両後側には、遮熱板が設けられていることを特徴とする車両用エンジンの燃料供給装置。
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- 2007-10-01 JP JP2007257135A patent/JP2009085121A/ja active Pending
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