JP2009084059A - 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 - Google Patents
光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009084059A JP2009084059A JP2007251498A JP2007251498A JP2009084059A JP 2009084059 A JP2009084059 A JP 2009084059A JP 2007251498 A JP2007251498 A JP 2007251498A JP 2007251498 A JP2007251498 A JP 2007251498A JP 2009084059 A JP2009084059 A JP 2009084059A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- optical
- precision press
- preform
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
- C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
- C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
- C03C3/068—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing rare earths
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
- C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
- C03C3/066—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing zinc
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
【解決手段】屈折率ndが1.70以上、アッベ数νdが50以上の光学ガラス。モル%表示にて、B2O3を40〜75%、SiO2を0%を超え15%以下、Li2Oを1〜10%、ZnOを0〜15%、La2O3を5〜22%、Gd2O3を3〜20%、Y2O3を0%以上1%未満、ZrO2を0〜10%、MgOを0〜5%、CaO を0〜5%、SrOを0〜5%、または、モル%表示にて、B2O3を40〜75%、SiO2を0%を超え15%以下、Li2Oを1〜10%、ZnOを0〜15%、La2O3を5〜22%、Gd2O3を3〜20%、ZrO2を5%を超え10%以下、MgOを0〜5%、CaOを0〜5%、SrOを0〜5%含む。
【選択図】なし
Description
アッベ数νdが50以上であって、低温軟化性を有するとともに優れたガラス安定性を示す光学ガラス、前記ガラスからなる精密プレス成形用プリフォームとその製造方法、および前記ガラスからなる光学素子とその製造方法を提供することを目的とする。
精密プレス成形時、ガラスは、一般に、ガラス転移温度Tg以上かつ(Tg+120℃)以下の温度域に保持される。このとき結晶を析出するガラスでは、結晶化に伴い発熱する。即ち、この温度域に発熱ピークを有するガラスは、精密プレス成形時に結晶を析出することとなる。そこで本発明者は、高いガラス安定性を有する光学ガラスを得るために、ガラス転移温度Tg以上かつ(Tg+120℃)以下の温度域に発熱ピークが存在しない(上記温度域における走査で、試料からの発熱量が極大値をとらない)ガラスを得ることを第一の課題とした。
A=nd−2.25−0.01×νd
と定義したとき、指数Aが同水準、ガラス転移温度Tgが同等であり、かつ(LT−100℃)以上かつ液相温度LT以下の温度域に複数の吸熱ピークを有するガラスにおいては、それぞれの吸熱ピーク温度差が減少するにつれて、液相温度LTが低下する傾向が見られた。この傾向は、ガラスの高屈折率成分の含有量および含有比率によって変化するため、吸熱ピークを一つにするように高屈折率成分の組成を最適化することによって、熔融ガラスの流出時、同一の流出温度で比較した際により結晶析出傾向の少ないガラスを実現できることが分かった。
また、指数Aが同水準、ガラス転移温度Tgが同等のガラスの熱特性を比較すると、ガラス転移温度Tg以上かつ(Tg+120℃)以下の温度域に発熱ピークが存在しない性質、かつ望ましくは結晶化の発熱ピーク強度が小さい性質(低温における安定性という。)と、(LT−100℃)以上かつ液相温度LT以下の温度域に吸熱ピークが1つのみ存在するという性質(高温における安定性という。)とは互いに関連性があり、高温または低温における安定性の一方を高めることにより、他方の安定性も高めることができることを見出した。
本発明者は以上の知見に基づき更に検討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
[1]屈折率ndが1.70以上、アッベ数νdが50以上であって、
モル%表示にて、
B2O3 40〜75%、
SiO2 0%を超え15%以下、
Li2O 1〜10%、
ZnO 0〜15%、
La2O3 5〜22%、
Gd2O3 3〜20%、
Y2O3 0%以上1%未満、
ZrO2 0〜10%、
MgO 0〜5%、
CaO 0〜5%、
SrO 0〜5%、
を含む光学ガラス。
[2]モル比(La2O3+Gd2O3+Y2O3)/(B2O3+SiO2)が0.365以下である[1]に記載の光学ガラス。
[3]モル比Y2O3/(La2O3+Gd2O3+Y2O3)が0〜0.2である[1]または[2]に記載の光学ガラス。
[4]屈折率ndが1.70以上、アッベ数νdが50以上であって、
モル%表示にて、
B2O3 40〜75%、
SiO2 0%を超え15%以下、
Li2O 1〜10%、
ZnO 0〜15%、
La2O3 5〜22%、
Gd2O3 3〜20%、
ZrO2 5%を超え10%以下、
MgO 0〜5%、
CaO 0〜5%、
SrO 0〜5%、
を含む光学ガラス。
[5]モル比B2O3/SiO2が5.5超である[1]〜[4]のいずれかに記載の光学ガラス。
[6]B2O3、SiO2、Li2O、ZnO、La2O3、Gd2O3、ZrO2、MgO、CaOおよびSrOの合計量が97モル%以上であり、Ta2O5を任意成分として含み、モル比ZnO/(La2O3+Gd2O3)が0.5以下、モル比(CaO+SrO+BaO)/(La2O3+Gd2O3)が0.2以下、かつモル比(ZrO2+Ta2O5)/(La2O3+Gd2O3)が0.4以下である[1]〜[5]のいずれか1項に記載の光学ガラス。
[7]Li2OおよびZnOの合計量が5〜15モル%であり、かつモル比(ZnO/Li2O)が3以下である[1]〜[6]のいずれかに記載の光学ガラス。
[8]ガラス転移温度Tgが635℃以下であり、かつ液相温度LTが1100℃以下である[1]〜[7]のいずれかに記載の光学ガラス。
[9]示差走査熱量計により測定した熱特性が、下記(a)および(b)を満たす[1]〜[8]のいずれかに記載の光学ガラス。
(a)ガラス転移温度Tg以上かつガラス転移温度より120℃高い温度(Tg+120℃)以下の温度域において発熱ピークが存在しない。
(b)液相温度LTより100℃低い温度(LT−100℃)以上かつ液相温度LT以下の温度域において吸熱ピークが1つのみ存在する。
[10]屈折率ndとアッベ数νdが下記式(1)を満たす[1]〜[9]のいずれかに記載の光学ガラス。
nd≧2.25−0.01×νd ・・・ (1)
[11][1]〜[10]のいずれかに記載の光学ガラスからなる精密プレス成形用プリフォーム。
[12][1]〜[10]のいずれかに記載の光学ガラスからなる光学素子。
[13]流出する熔融ガラスから熔融ガラス塊を分離し、前記熔融ガラス塊が冷却する過程で精密プレス成形用プリフォームに成形する精密プレス成形用プリフォームの製造方法において、
[1]〜[10]のいずれかに記載の光学ガラスからなる精密プレス成形用プリフォームを成形することを特徴とする精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[14][11]に記載の精密プレス成形用プリフォームまたは[13]に記載の方法により作製した精密プレス成形用プリフォームを加熱して精密プレス成形する光学素子の製造方法。
[15]精密プレス成形用プリフォームをプレス成形型に導入して、前記プリフォームと成形型を一緒に加熱して精密プレス成形する[14]に記載の光学素子の製造方法。
[16]精密プレス成形用プリフォームを加熱し、次いで予熱したプレス成形型に導入して精密プレス成形する[14]に記載の光学素子の製造方法。
本発明の光学ガラスは、屈折率ndが1.70以上、アッベ数νdが50以上の光学ガラスであって、2つの態様を含む。
本発明の第一の態様の光学ガラス(以下、「ガラスI」という)は、モル%表示にて、
B2O3 40〜75%、
SiO2 0%を超え15%以下、
Li2O 1〜10%、
ZnO 0〜15%、
La2O3 5〜22%、
Gd2O3 3〜20%、
Y2O3 0%以上1%未満、
ZrO2 0〜10%、
MgO 0〜5%、
CaO 0〜5%、
SrO 0〜5%、
を含む。
本発明の第二の態様の光学ガラス(以下、「ガラスII」という)は、モル%表示にて、
B2O3 40〜75%、
SiO2 0%を超え15%以下、
Li2O 1〜10%、
ZnO 0〜15%、
La2O3 5〜22%、
Gd2O3 3〜20%、
ZrO2 5%を超え10%以下、
MgO 0〜5%、
CaO 0〜5%、
SrO 0〜5%、
を含む光学ガラス(以下、「ガラスII」という)。
以下、本発明の光学ガラスについて、更に詳細に説明する。
また、本発明において、モル比(La2O3+Gd2O3+Y2O3)/(B2O3+SiO2)とは、B2O3およびSiO2の合計含有量に対するLa2O3とGd2O3とY2O3の合計含有量の比率、モル比Y2O3/(La2O3+Gd2O3+Y2O3)とは、La2O3とGd2O3とY2O3の合計含有量に対するY2O3の比率、モル比[(CaO+SrO+BaO)/(La2O3+Gd2O3)]とは、La2O3およびGd2O3の合計含有量に対するCaOとSrOとBaOの合計含有量の比率、モル比[ZnO/(La2O3+Gd2O3)]とは、La2O3およびGd2O3の合計含有量に対するZnOの含有量の比率、モル比[(ZrO2+Ta2O5)/(La2O3+Gd2O3)]とは、La2O3およびGd2O3の合計含有量に対するZrO2とTa2O5の合計含有量の比率、モル比(ZnO/Li2O)とは、Li2Oの含有量に対するZnOの含有量の比率、モル比[Li2O/(B2O3+SiO2)]とは、B2O3とSiO2の合計含有量に対するLi2Oの含有量の比率、モル比(La2O3/Gd2O3)とは、Gd2O3の含有量に対するLa2O3の含有量の比率、モル比[Y2O3/(La2O3+Gd2O3+Y2O3)]とは、La2O3、Gd2O3及びY2O3の合計含有量に対するY2O3の含有量の比率、をそれぞれ意味する。
Ta2O5は屈折率を高める働きをするが、分散を大きくする働きをするため、その導入量を控えるべきである。本発明の光学ガラスでは、高屈折率付与成分であるLa2O3、Gd2O3、ZrO2、Ta2O5を、低分散特性を維持するグループ(La2O3、Gd2O3)と分散を高めるグループ(ZrO2、Ta2O5)に分け、それぞれのグループの合計量の比を最適化することにより任意成分であるTa2O5の導入量を制限することが好ましい。すなわち、本発明の光学ガラスにおいて、モル比[(ZrO2+Ta2O5)/(La2O3+Gd2O3)]は0〜0.4とすることが好ましい。前記モル比が0.4以下であれば、低分散特性を維持することができる。前記モル比は、より好ましくは0〜0.35、更に好ましくは0〜0.30、一層好ましくは0〜0.1、より一層好ましくは0〜0.05、なお一層好ましくは0〜0.02、特に好ましくは0とする。
レンズの光学機能面の曲率の絶対値を小さくし、精密プレス成形に使用する成形型の成形面の加工を容易にしたり、光学系をコンパクト化する上から、ガラスの屈折率をより高めることは有効である。また、色収差を小さくしたり、色収差の補正などの面でガラスを低分散化することは有効である。こうしたことから、ガラスの高屈折率低分散化は、非常に有意義なことである。以上の観点から、本発明の光学ガラスは、下記式(1)を満たすことが好ましく、下記式(2)を満たすことがより好ましく、下記式(3)を満たすことが一層好ましく、下記式(4)を満たすことがより一層好ましい。
nd≧2.25−0.01×νd ・・・ (1)
nd≧2.2600−0.01×νd ・・・ (2)
nd≧2.2650−0.01×νd ・・・ (3)
nd≧2.2675−0.01×νd ・・・ (4)
ただし、屈折率nd1.70以上かつアッベ数νd50以上という光学特性範囲において高屈折率低分散化を一層進めると、ガラス安定性が低下する傾向が生じる。精密プレス成形用プリフォームを熔融ガラス塊から直接成形するような場合には、ガラスの安定性を良好な状態に維持する上から、過度な高屈折率化、低分散化は好ましくなく、下記式(5)を満たす範囲に光学特性を設定することが好ましく、下記式(6)を満たす範囲に光学特性を設定することがより好ましい。但し、これらの場合でも、式(1)〜(4)を満たす範囲に光学特性を設定することが更に好ましい。
nd≦2.2850−0.01×νd ・・・ (5)
nd≦2.2750−0.01×νd ・・・ (6)
上記特性を有するガラスを得るためには、本発明の光学ガラスの組成内において、ガラス形成成分であるB2O3、SiO2と、高屈折率付与成分であるLa2O3、Gd2O3、Y2O3との比率を、例えば前述の好ましい範囲に調整すること、B2O3とSiO2との比率を、例えば前述の好ましい範囲に調整することが有効である。
(a)ガラス転移温度Tg以上かつガラス転移温度より120℃高い温度(Tg+120℃)以下の温度域において発熱ピークが存在しない。
(b)液相温度LTより100℃低い温度(LT−100℃)以上かつ液相温度LT以下の温度域において吸熱ピークが1つのみ存在する。
上記(a)、(b)を満たすガラスは、ガラス安定性および低温軟化性を兼ね備えた精密プレス成形に好適なガラスである。本発明によれば、前述のように、B2O3をガラスネットワーク形成成分とし、希土類成分の中でLa2O3とGd2O3を必須成分として導入するなどして高屈折率低分散特性を付与し、Li2Oを導入して高屈折率低分散特性を損なうことなくガラス転移温度を低下させることにより、高屈折率低分散ガラスにおいて、上記熱特性を実現できる。上記熱特性は、示差走査熱量計(例えばBruker axs社製DSC 3300SA)により、例えば昇温速度10℃/分で測定することができる。なお、示差走査熱量計から得られるガラスの安定性は、一般的に結晶化の発熱ピーク強度によっても評価される。具体的には、結晶化の発熱ピークが小さいほど、ガラスが結晶に変化する傾向が小さいことから、ガラスの安定性が高く本発明のガラスにとって好ましい。
例えばガラス転移に伴う吸熱ピークに比べ結晶化の発熱ピークの高さあるいは面積が10倍以下、好ましくは5倍以下、より好ましくは3倍以下、いっそう好ましくは1倍以下が好ましく、発熱ピークが明瞭に観察されないことが最も好ましい。
更に本発明は、
本発明の光学ガラスからなる精密プレス成形用プリフォーム;および、
流出する熔融ガラスから熔融ガラス塊を分離し、前記熔融ガラス塊が冷却する過程で精密プレス成形用プリフォームに成形する精密プレス成形用プリフォームの製造方法において、本発明の光学ガラスからなる精密プレス成形用プリフォームを成形することを特徴とする精密プレス成形用プリフォームの製造方法
に関する。以下に、本発明の精密プレス成形用プリフォームおよび本発明の精密プレス成形用プリフォームの製造方法について説明する。
本発明の光学素子は、前述の本発明の光学ガラスからなるものである。本発明の光学素子は、光学素子を構成する本発明の光学ガラスと同様、高屈折率低分散であるという特徴を有する。
なお、この光学素子には必要に応じて、反射防止膜、全反射膜、部分反射膜、分光特性を有する膜などの光学薄膜を設けることもできる。
本発明の光学素子の製造方法は、本発明のプリフォームまたは本発明のプリフォームの製造方法により作製した精密プレス成形用プリフォームを加熱して精密プレス成形して光学素子を製造するものである。
光学素子の光線を透過したり、屈折させたり、回折させたり、反射させたりする面を光学機能面と呼ぶ。例えばレンズを例にとると非球面レンズの非球面や球面レンズの球面などのレンズ面が光学機能面に相当する。精密プレス成形法はプレス成形型の成形面を精密にガラスに転写することにより、プレス成形で光学機能面を形成する方法である。つまり光学機能面を仕上げるために研削や研磨などの機械加工を加える必要がない。
したがって、本発明の光学素子の製造方法は、レンズ、レンズアレイ、回折格子、プリズムなどの光学素子の製造に好適であり、特に非球面レンズを高生産性のもとに製造する際に最適である。
(精密プレス成形法1)
この方法は、プレス成形型にプリフォームを導入し、プレス成形型とプリフォームを一緒に加熱して精密プレス成形するというものである(精密プレス成形法1という)。
精密プレス成形法1において、プレス成形型と前記プリフォームの温度をともに、プリフォームを構成するガラスが106〜1012dPa・sの粘度を示す温度に加熱して精密プレス成形を行うことが好ましい。
また前記ガラスが1012dPa・s以上、より好ましくは1014dPa・s以上、さらに好ましくは1016dPa・s以上の粘度を示す温度にまで冷却してから精密プレス成形品をプレス成形型から取り出すことが望ましい。
上記の条件により、プレス成形型成形面の形状をガラスにより精密に転写することができるとともに、精密プレス成形品を変形することなく取り出すこともできる。
この方法は、精密プレス成形用プリフォームを加熱し、次いで予熱したプレス成形型に導入して精密プレス成形することを特徴とするものである(精密プレス成形法2という)。この方法によれば、プリフォームをプレス成形型に導入する前に予め加熱するので、サイクルタイムを短縮化しつつ、表面欠陥のない良好な面精度の光学素子を製造することができる。
また、前記プリフォームを浮上しながら予熱することが好ましく、さらに前記プリフォームを構成するガラスが105.5〜109dPa・s、より好ましくは105.5dPa・s以上109dPa・s未満の粘度を示す温度に予熱することがさらに好ましい。
また、プレス開始と同時またはプレスの途中からガラスの冷却を開始することが好ましい。
なお、プレス成形型の温度は、前記プリフォームの予熱温度よりも低い温度に調温することが好ましく、前記ガラスが109〜1012dPa・sの粘度を示す温度を目安にすればよい。
この方法において、プレス成形後、前記ガラスの粘度が1012dPa・s以上にまで冷却してから離型することが好ましい。
表1に例1〜17、比較例1、2のガラスの組成を示す。いずれのガラスとも、各成分の原料として各々相当する酸化物、水酸化物、炭酸塩、および硝酸塩を使用し、ガラス化した後に表1に示す組成となるように前記原料を秤量し、十分混合した後、白金坩堝に投入して電気炉で1200〜1300℃の温度範囲で熔融し、攪拌して均質化を図り、清澄してから適当な温度に予熱した金型に鋳込んだ。鋳込んだガラスを転移温度まで冷却してから直ちにアニール炉に入れ、室温まで徐冷して各光学ガラスを得た。
(1)屈折率(nd)およびアッベ数(νd)
徐冷降温速度を−30℃/時にして得られた光学ガラスについて測定した。
(2)ガラス転移温度(Tg)
理学電機株式会社の熱機械分析装置により昇温速度を4℃/分にして測定した。
(3)比重
アルキメデス法を用いて算出した。
(4)液相温度(LT)
白金ルツボにガラス試料約50gを入れ、約1200℃〜1300℃にて約15〜60分熔融後、それぞれ980℃、990℃、1000℃、1010℃、1020℃、1030℃、1040℃、1050℃、1060℃、1070℃、1080℃、1090℃、1100℃にて2時間保温したものを冷却して結晶析出の有無を顕微鏡により観察し、結晶の認められない最低温度を液相温度(LT)とした。
例2、11、13の光学ガラスについて、示差走査熱量計(Bruker axs社製DSC 3300SA))により、昇温速度10℃/分で測定を行った。により、示差熱量と温度との関係を測定した。得られた示差熱分析曲線を図2〜4に示す。
得られた他の実施例の光学ガラスについても同様に、ガラス転移温度Tg以上かつガラス転移温度より120℃高い温度(Tg+120℃)以下の温度域における発熱ピークの有無、液相温度LTより100℃低い温度(LT−100℃)以上かつ液相温度LT以下の温度域における吸熱ピークの有無を調べた。結果を表1に示す。
比較例1,2はいずれもLi2Oを含まない組成である。Li2Oを含まず、ZnOを大量に含むガラスは安定性が劣る。図4から明らかなように、比較例2のガラスでは結晶化ピークが鮮明になり、安定性が悪化している。
また、比較例1の場合、SiO2を含まない組成となっている。このような場合は、粘性が低下し、成形性が著しく悪化する。
次に例1〜17に相当する清澄、均質化した熔融ガラスを、ガラスが失透することなく、安定した流出が可能な温度域に温度調整された白金合金製のパイプから一定流量で流出し、滴下または降下切断法にて目的とするプリフォームの質量の熔融ガラス塊を分離し、熔融ガラス塊をガス噴出口を底部に有する受け型に受け、ガス噴出口からガスを噴出してガラス塊を浮上しながら精密プレス成形用プリフォームを成形した。熔融ガラスの分離間隔を調整、設定することにより球状プリフォームと、扁平球状プリフォームを得た。
上記方法で得られたプリフォームを、図1に示すプレス装置を用いて精密プレス成形して非球面レンズを得た。具体的にはプリフォームを、プレス成形型を構成する下型2および上型1の間に設置した後、石英管11内を窒素雰囲気としてヒーター(図示せず)に通電して石英管11内を加熱した。プレス成形型内部の温度を成形されるガラスが106〜1010dPa・sの粘度を示す温度に設定し、同温度を維持しつつ、押し棒13を降下させて上型1を押して成形型内にセットされたプリフォームをプレスした。プレスの圧力は8MPa、プレス時間は30秒とした。プレスの後、プレスの圧力を解除し、プレス成形されたガラス成形品を下型2および上型1と接触させたままの状態で前記ガラスの粘度が1012dPa・s以上になる温度まで徐冷し、次いで室温まで急冷してガラス成形品を成形型から取り出し非球面レンズを得た。なお、図1において、保持部材10が下型2と胴型3を保持し、支持棒9が上型1、下型2、胴型3、保持部材10を支持するとともに、押し棒13によるプレスの圧力を受け止める。下型2の内部には熱電対14が挿入されプレス成形型内部の温度をモニターしている。
上記レンズは撮像光学系を構成するレンズとして好適なものであった。更に、プレス成形型およびプリフォームを適当なものに変えて、開口数0.85のDVD用の対物レンズを作製した。
2:下型
3:胴型
4:精密プレス成形用プリフォーム
9:支持棒
10:保持部材
11:石英管
13:押し棒
14:熱電対
Claims (16)
- 屈折率ndが1.70以上、アッベ数νdが50以上であって、
モル%表示にて、
B2O3 40〜75%、
SiO2 0%を超え15%以下、
Li2O 1〜10%、
ZnO 0〜15%、
La2O3 5〜22%、
Gd2O3 3〜20%、
Y2O3 0%以上1%未満、
ZrO2 0〜10%、
MgO 0〜5%、
CaO 0〜5%、
SrO 0〜5%、
を含む光学ガラス。 - モル比(La2O3+Gd2O3+Y2O3)/(B2O3+SiO2)が0.365以下である請求項1に記載の光学ガラス。
- モル比Y2O3/(La2O3+Gd2O3+Y2O3)が0〜0.2である請求項1または2に記載の光学ガラス。
- 屈折率ndが1.70以上、アッベ数νdが50以上であって、
モル%表示にて、
B2O3 40〜75%、
SiO2 0%を超え15%以下、
Li2O 1〜10%、
ZnO 0〜15%、
La2O3 5〜22%、
Gd2O3 3〜20%、
ZrO2 5%を超え10%以下、
MgO 0〜5%、
CaO 0〜5%、
SrO 0〜5%、
を含む光学ガラス。 - モル比B2O3/SiO2が5.5超である請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学ガラス。
- B2O3、SiO2、Li2O、ZnO、La2O3、Gd2O3、ZrO2、MgO、CaOおよびSrOの合計量が97モル%以上であり、Ta2O5を任意成分として含み、モル比ZnO/(La2O3+Gd2O3)が0.5以下、モル比(CaO+SrO+BaO)/(La2O3+Gd2O3)が0.2以下、かつモル比(ZrO2+Ta2O5)/(La2O3+Gd2O3)が0.4以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学ガラス。
- Li2OおよびZnOの合計量が5〜15モル%であり、かつモル比(ZnO/Li2O)が3以下である請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学ガラス。
- ガラス転移温度Tgが635℃以下であり、かつ液相温度LTが1100℃以下である請求項1〜7のいずれか1項に記載の光学ガラス。
- 示差走査熱量計により測定した熱特性が、下記(a)および(b)を満たす請求項1〜8のいずれか1項に記載の光学ガラス。
(a)ガラス転移温度Tg以上かつガラス転移温度より120℃高い温度(Tg+120℃)以下の温度域において発熱ピークが存在しない。
(b)液相温度LTより100℃低い温度(LT−100℃)以上かつ液相温度LT以下の温度域において吸熱ピークが1つのみ存在する。 - 屈折率ndとアッベ数νdが下記式(1)を満たす請求項1〜9のいずれか1項に記載の光学ガラス。
nd≧2.25−0.01×νd ・・・ (1) - 請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学ガラスからなる精密プレス成形用プリフォーム。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学ガラスからなる光学素子。
- 流出する熔融ガラスから熔融ガラス塊を分離し、前記熔融ガラス塊が冷却する過程で精密プレス成形用プリフォームに成形する精密プレス成形用プリフォームの製造方法において、
請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学ガラスからなる精密プレス成形用プリフォームを成形することを特徴とする精密プレス成形用プリフォームの製造方法。 - 請求項11に記載の精密プレス成形用プリフォームまたは請求項13に記載の方法により作製した精密プレス成形用プリフォームを加熱して精密プレス成形する光学素子の製造方法。
- 精密プレス成形用プリフォームをプレス成形型に導入して、前記プリフォームと成形型を一緒に加熱して精密プレス成形する請求項14に記載の光学素子の製造方法。
- 精密プレス成形用プリフォームを加熱し、次いで予熱したプレス成形型に導入して精密プレス成形する請求項14に記載の光学素子の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007251498A JP2009084059A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 |
US12/238,771 US8012896B2 (en) | 2007-09-27 | 2008-09-26 | Optical glass, preform for precision press molding, method for manufacturing preform for precision press molding, optical element, and method for manufacturing optical element |
KR20080094422A KR101508781B1 (ko) | 2007-09-27 | 2008-09-26 | 광학 글래스, 정밀 프레스 성형용 프리폼 및 그 제조 방법,광학 소자 및 그 제조 방법 |
CNA2008101659701A CN101397188A (zh) | 2007-09-27 | 2008-09-27 | 光学玻璃、精密模压成形用预成形件、光学元件及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007251498A JP2009084059A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012242818A Division JP5945495B2 (ja) | 2012-11-02 | 2012-11-02 | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009084059A true JP2009084059A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40516058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007251498A Pending JP2009084059A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8012896B2 (ja) |
JP (1) | JP2009084059A (ja) |
KR (1) | KR101508781B1 (ja) |
CN (1) | CN101397188A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096645A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2009242210A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Ohara Inc | 光学ガラス、光学素子及び光学機器 |
JP2013056828A (ja) * | 2012-11-02 | 2013-03-28 | Hoya Corp | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 |
JPWO2019031095A1 (ja) * | 2017-08-11 | 2020-07-09 | 株式会社オハラ | 光学ガラス、光学素子及び光学機器 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4751225B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2011-08-17 | Hoya株式会社 | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム、光学素子およびそれらの製造方法 |
CN103449720B (zh) * | 2013-08-22 | 2016-08-17 | 成都尤利特光电科技股份有限公司 | 高折射、低色散光学玻璃及其制造方法 |
CN105645765B (zh) * | 2016-03-07 | 2019-01-22 | 成都光明光电股份有限公司 | 光学玻璃及光学元件 |
CN108698909B (zh) * | 2016-05-27 | 2022-07-12 | 康宁股份有限公司 | 耐破裂和耐划痕玻璃制品 |
CN107663011B (zh) * | 2017-10-25 | 2021-03-23 | 成都光明光电股份有限公司 | 光学玻璃 |
US11407673B2 (en) * | 2018-11-30 | 2022-08-09 | Corning Incorporated | High index glasses |
US11976004B2 (en) | 2020-09-10 | 2024-05-07 | Corning Incorporated | Silicoborate and borosilicate glasses having high refractive index and high transmittance to blue light |
US11802073B2 (en) | 2020-09-10 | 2023-10-31 | Corning Incorporated | Silicoborate and borosilicate glasses with high refractive index and low density |
US11999651B2 (en) | 2020-09-10 | 2024-06-04 | Corning Incorporated | Silicoborate and borosilicate glasses having high refractive index and low density |
Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56160340A (en) * | 1980-05-09 | 1981-12-10 | Ohara Inc | Optical glass |
JPS62100449A (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-09 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JPH0834635A (ja) * | 1994-07-27 | 1996-02-06 | Hoya Corp | マイクロチャンネルプレート用融着ガラス |
JPH0859282A (ja) * | 1994-08-24 | 1996-03-05 | Nikon Corp | 光学ガラス |
JPH08502468A (ja) * | 1992-10-19 | 1996-03-19 | ディーマット・インコーポレイテッド | 改良された熱応力特性を有する低温ガラスおよびその使用方法 |
JP2002249337A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-09-06 | Hoya Corp | 光学ガラス、プレス成形予備体および光学部品 |
JP2003020249A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-24 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2003034548A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-02-07 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology | バナジン酸塩ガラス及びバナジン酸塩ガラスの製造方法 |
JP2005097102A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-04-14 | Hoya Corp | 精密プレス成形用ガラスプリフォーム、光学素子およよびそれらの製造方法 |
JP2005170782A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-06-30 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2006117506A (ja) * | 2004-04-26 | 2006-05-11 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2006117502A (ja) * | 2004-04-26 | 2006-05-11 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2006117503A (ja) * | 2004-03-08 | 2006-05-11 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2007254197A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Hoya Corp | 光学ガラス、光学素子およびその製造方法 |
JP2007261877A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Hoya Corp | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム、光学素子およびそれらの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4854958A (en) * | 1981-10-30 | 1989-08-08 | Corning Glass Works | Process to mold precision glass articles |
-
2007
- 2007-09-27 JP JP2007251498A patent/JP2009084059A/ja active Pending
-
2008
- 2008-09-26 KR KR20080094422A patent/KR101508781B1/ko active IP Right Grant
- 2008-09-26 US US12/238,771 patent/US8012896B2/en active Active
- 2008-09-27 CN CNA2008101659701A patent/CN101397188A/zh active Pending
Patent Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56160340A (en) * | 1980-05-09 | 1981-12-10 | Ohara Inc | Optical glass |
JPS62100449A (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-09 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JPH08502468A (ja) * | 1992-10-19 | 1996-03-19 | ディーマット・インコーポレイテッド | 改良された熱応力特性を有する低温ガラスおよびその使用方法 |
JPH0834635A (ja) * | 1994-07-27 | 1996-02-06 | Hoya Corp | マイクロチャンネルプレート用融着ガラス |
JPH0859282A (ja) * | 1994-08-24 | 1996-03-05 | Nikon Corp | 光学ガラス |
JP2002249337A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-09-06 | Hoya Corp | 光学ガラス、プレス成形予備体および光学部品 |
JP2003020249A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-24 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2003034548A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-02-07 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology | バナジン酸塩ガラス及びバナジン酸塩ガラスの製造方法 |
JP2005097102A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-04-14 | Hoya Corp | 精密プレス成形用ガラスプリフォーム、光学素子およよびそれらの製造方法 |
JP2005170782A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-06-30 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2006117503A (ja) * | 2004-03-08 | 2006-05-11 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2006117506A (ja) * | 2004-04-26 | 2006-05-11 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2006117502A (ja) * | 2004-04-26 | 2006-05-11 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2007254197A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Hoya Corp | 光学ガラス、光学素子およびその製造方法 |
JP2007261877A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Hoya Corp | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム、光学素子およびそれらの製造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096645A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Ohara Inc | 光学ガラス |
JP2009242210A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Ohara Inc | 光学ガラス、光学素子及び光学機器 |
JP2013056828A (ja) * | 2012-11-02 | 2013-03-28 | Hoya Corp | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 |
JPWO2019031095A1 (ja) * | 2017-08-11 | 2020-07-09 | 株式会社オハラ | 光学ガラス、光学素子及び光学機器 |
JP7126505B2 (ja) | 2017-08-11 | 2022-08-26 | 株式会社オハラ | 光学ガラス、光学素子及び光学機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8012896B2 (en) | 2011-09-06 |
KR101508781B1 (ko) | 2015-04-03 |
CN101397188A (zh) | 2009-04-01 |
KR20090033068A (ko) | 2009-04-01 |
US20090099002A1 (en) | 2009-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4751225B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム、光学素子およびそれらの製造方法 | |
JP4567713B2 (ja) | 光学ガラスおよび光学素子 | |
JP4448003B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム及びその製造方法、光学素子及びその製造方法 | |
JP4140775B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、ならびに光学素子およびその製造方法 | |
KR101508781B1 (ko) | 광학 글래스, 정밀 프레스 성형용 프리폼 및 그 제조 방법,광학 소자 및 그 제조 방법 | |
JP4925562B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム、光学素子ならびにそれぞれの製造方法 | |
JP2009173543A (ja) | 光学ガラス、プレス成形用プリフォーム及びその製造方法、光学素子及びその製造方法 | |
JP4410733B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームとその製造方法、光学素子とその製造方法 | |
JP5276288B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよび光学素子 | |
JP4533069B2 (ja) | リン酸塩光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 | |
JP2004099428A (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム及びその製造方法、光学素子及びその製造方法 | |
JP5014323B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム及びその製造方法、光学素子及びその製造方法 | |
JP5945495B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 | |
JP5419910B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム、光学素子およびそれらの製造方法 | |
JP5265603B2 (ja) | リン酸塩光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法、光学素子およびその製造方法 | |
JP4691056B2 (ja) | 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム及びその製造方法、光学素子及びその製造方法 | |
EP1950186A1 (en) | Optical glass, preform for precision press-molding, optical element, and methods for manufacturing the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100520 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120904 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130108 |