JP2009082605A - 遊技機の電源電圧監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の止まった原因を容易かつ迅速に特定することのできる遊技機の電源電圧監視装置を提供する。
【解決手段】台電源スイッチ28が落ち、スロットマシン1(遊技機)の動作が止まると、まず1次電源電圧の電圧を監視し、1次電源電圧の電圧に異常があれば報知手段83の異常用LED830aまたは830bによって報知し、1次電源電圧の電圧が正常であれば、台電源スイッチ28が復帰した後、2次電源電圧の電圧を監視し、2次電源電圧の何れかの電圧に異常があれば報知手段83の異常用LED831a,832a,833aの何れかによって報知し、1次及び2次電源電圧が正常、すなわちスロットマシン1自体の故障があれば報知手段の正常用LED830c,831b,832b,833bによって報知する電源電圧監視装置80をスロットマシン1(遊技機)に設ける。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えばスロットマシン等の遊技機の電源電圧監視装置に関する。
従来、スロットマシン等の遊技機にあっては、遊技島から供給される1次電源電圧(AC24V)を各種の制御基板や駆動装置、音響、照明用の駆動電源として2次電源電圧(例えばDC24V,DC18V,DC12V等)に変換する電源装置を備えたものがある。このような電源装置は、定格の1次電源電圧によって安定した2次電源電圧を生成するようにはなっているが、例えば稼働台が増加した状態で台が大当たり、つまり1次電源電圧が低下した状態で急激に大電力が必要になると、動作が不安定となり、台の電源が落ち、遊技機が止まってしまうことがあった。
そこで、例えば、特許文献1には、電源の電圧低下を検知する電源監視回路と、電源の電圧低下時に遊技状態を記憶する不揮発性の書換可能記憶装置とを備え、電源電圧が予め設定された所定の電圧以下になると、電源が低下する前の状態から遊技を再開するように構成された遊技機が提案されている。
特開2004−121285号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明にあっては、遊技機が止まった原因が、1次または2次電源電圧のうちどちらが低下したためなのか、遊技機自体の故障によるものなのか、判断が容易につかないという問題があった。そのため、止まった遊技機を復旧させる際に時間がかかってしまうことがあった。
そこで、この発明は、遊技機の止まった原因を容易かつ迅速に特定することのできる遊技機の電源電圧監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、遊技島から供給される1次電源電圧を2次電源電圧に変換する出力電源生成手段を備えた遊技機の電源電圧監視装置において、
前記電源電圧監視手段は、所定の電源電圧の電圧を検出するための電源電圧検出手段と、該電源電圧検出手段で検出した検出値が正常か否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果を報知する報知手段と、を有し、前記電源電圧検出手段は、前記所定の電源電圧の一つである前記1次電源電圧の電圧を検出するための入力電源電圧検出手段を、有し、前記判定手段は、前記入力電源電圧検出手段が検出した検出値と予め設定された所定値とに基づいて前記入力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常か否かを判定し、前記入力電源電圧検出手段が検出した検出値が異常と判定した場合には、前記報知手段の第1の報知態様によって報知する、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記電源電圧検出手段は、前記所定の電源電圧の一つである前記2次電源電圧の電圧を検出するための出力電源電圧検出手段を、さらに有し、前記判定手段は、前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値と予め設定された所定値とに基づいて前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常か否かを判定する機能をさらに有し、前記入力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常と判定した場合には、前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値と予め設定された所定値とに基づいて前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常か否かを判定し、前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値が異常と判定した場合には、前記報知手段の第2の報知態様によって報知し、前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常と判定した場合には、前記報知手段の第3の報知態様によって報知する、ことを特徴とする。
請求項1、2に記載の遊技機の電源電圧監視装置によれば、台電源が落ち、遊技機の動作が止まると、まず1次電源電圧の電圧を監視し、1次電源電圧の電圧に異常があれば報知手段の第1の報知態様によって報知する。また、1次電源電圧の電圧が正常であれば、台電源が復帰した後、2次電源電圧の電圧を監視し、2次電源電圧の電圧に異常があれば報知手段の第2の報知態様によって報知する。また、1次及び2次電源電圧が正常であれば報知手段の第3の報知態様によって報知する。第3の報知態様がなされたということは、遊技機が止まった原因は遊技機自体の故障にある、ということを示している。したがって、報知手段の第1〜第3の報知態様によって、遊技機が止まった原因を容易かつ迅速に特定することができるようになり、遊技機の復旧、再起動を短時間で行うことができるようになる。
本発明の遊技機の電源電圧監視装置によれば、1次電源電圧の電圧及び2次電源電圧の電圧を監視し、1次電源電圧の電圧に異常があれば報知手段の第1の報知態様によって、2次電源電圧の電圧に異常があれば報知手段の第2の報知態様によって、遊技機自体に故障があれば報知手段の第3の報知態様によって報知する。したがって、遊技機の止まった原因が、1次電源電圧または2次電源電圧の低下によるものか、遊技機自体の故障によるものなのかを、報知手段の報知態様から簡単に判断することができ、遊技機の復旧、再起動を短時間で行うことができるようになる。
以下、本発明の好適な一実施形態を、スロットマシン(パチスロ機)を例に図面を参照して説明する。図1は、スロットマシンの正面図、図2は、前扉を開放した状態におけるスロットマシンの内部構造を示した図である。なお、「左」、「右」は、遊技者から見た方向に従うものとする。
まず、スロットマシンの構成について説明する。図1,2に示されるように、スロットマシン1は、前面が開放した矩形状箱体の筐体(所謂キャビネット、図2に図示)2と、この筐体2にスライドヒンジ3,3を介して開閉可能に取り付けられた右開き(左ヒンジ)の前扉(所謂フロントマスク)4と、を備えている。
筐体2は、図2に示されるように、いずれも木製の上板部2a、左右側板部2b,2c、底板部2d、背板部2eを備えている。
筐体2内の背板部2eの上部には、スロットマシン1の主要動作を集中制御するCPU(マイコン)、ROM、RAMなどの電子部品を搭載した主制御基板20が基板ケース21内に内部封止された状態で取り付けられている。
また、筐体2内の右側板部2cの上部には、スロットマシン1からホールコンピュータ(図示せず)に向かって所定の情報データ(例えば、大当たり、払い戻し数等)を出力するための外部出力端子を備えた外部集中端子基板22が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール101a,101b,101cを備えた可変表示装置を構成するリールユニット100が配設されている。このリールユニット100は、左右側板部2b,2c、背板部2eによって支持された金属製のフレーム板部2fの上面に載置されているものであって、前扉4が筐体2側に閉じられると、前扉4のパネル面50の表示窓51に、複数種類の図柄や数字等による識別情報が描かれたリール101a,101b,101cが位置するようになっている。
リール101a,101b,101cは、リール毎に内蔵されたステッピングモータによって回転駆動されるものであって、リールユニット100の上面には、ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板23が取り付け固定されている。そして、主制御基板20が回胴装置基板23に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、リールl01a,101b,101cの回転、制動及び停止の制御が行われるようになっている。
リールユニット100の下方側、つまり筐体2内の底板部2dの上面中央には、筐体2内に投入されたメダル等の遊技媒体(以下、メダルという)を一時的に貯留し、必要に応じて払い出すメダル払出装置としてのホッパー装置24が取り付けられている。このホッパー装置24の右側には、このホッパー装置24から溢れたメダルを収容するためのサブタンク25が配設されていると共に、ホッパー装置24の左側には、遊技島の電源コンセント(AC24V)に接続された出力電源生成手段としての電源装置26がアースされた状態で配設されている。
電源装置26の前面には、透明な開閉扉27によって保護されたロッカースイッチ式の台電源スイッチ28が設けられている。この台電源スイッチ28をONすると、電源装置26は遊技島から供給される1次源電圧(AC24V)を3種類の2次電源電圧(DC24V,DC18V,DC12V)に変換して内部装置に供給するようになっている。また、この台電源スイッチ28は、1次電源電圧または2次電源電圧が予め設定された所定電圧よりも低下したり、スロットマシン1自体に故障が発生すると電源が落ちるようになっている。
次に、前扉4の外部構成について説明する。
前扉4の前面側は、図1に示されるように、遊技者に面する「前面パネル部」として視覚効果を高めるようにデザインされた所謂化粧板として硬質プラスチックにより一体形成されているものであって、上部パネル部5、下部パネル部6、操作卓7にほぼ区分されるようになっている。
上部パネル部5の中央には、パネル面50が設けられている。このパネル面50のほぼ中央には、略矩形状の透明な表示窓51が設けられており、遊技者は、この表示窓51を通して、筐体2内に設けられたリールユニット100の3個のリール101a,101b,101cを目視できるようになっている。
上部パネル部5の上部や左右側部には、レンズパネルの内部に蛍光灯や高輝度発光ダイオード等の光源を内蔵する照明手段としての照明演出装置52、演出用照明部53a〜53hが配設されている。これら照明演出装置52、演出用照明部53a〜53hは、ゲームの進行に応じて点灯或いは点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるようになっている。また、照明手段としての照明演出装置52は、スロットマシン1の遊技状態を報知する手段としても機能するようになっている。
照明演出装置52の下方には、ゲームに係る効果音を発生するスピーカ42a,42b(図2に図示)を内蔵した左右一対の演出用放音部54a,54bと、液晶表示演出装置55とが配設されている。液晶表示演出装置55は、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれることによって形成されたスロットマシン1の演出装置であって、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示するようになっている。
下部パネル部6には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの意匠等を表示するパネル61が設けられている。このパネル61の下方には、受皿ユニット62、入賞時にメダルを排出するメダル払出口63、演出効果音を発生するスピーカ49a,49b(図2に図示)を内蔵した演出用放音部64a,64b等が配設されている。さらに、受皿ユニット62には、メダル払出口63から払い出されたメダルを貯留する受皿部62aが一体形成されていると共に灰皿65が設けられている。
また、パネル61の左右両側には、レンズパネルの内部に高輝度発光ダイオード等の光源を内蔵する演出用照明部66a,66bが配設されている。これら演出用照明部66a,66bは、照明演出装置52、演出用照明部53a〜53hと同様に、ゲームの進行に応じて点灯或いは点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるようになっている。
操作卓7は、その上面側に、メダル投入部71、ベットボタン72,73が配設されていると共に、前面側に、スタートレバー74、ストップボタン75a,75b,75c、精算ボタン76、イジェクトボタン77、鍵穴78が配設されている。
メダル投入部71には、ゲームに賭けるメダルを筐体2内に投入するためのメダル投入口が一体的に形成されている。
ベットボタン72,73は、スロットマシン1の1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。すなわち、ゲームを開始する際に、ベットボタン72を1回押圧操作すると、貯留されているメダルのなかから1枚のメダルがゲームに対して賭けられ、また、ベットボタン73を1回押圧操作すると、3枚のメダルが当該ゲームに賭けられる。このため、ベットボタン72は、「1ベットボタン」、ベットボタン73は、最大枚数のメダルを賭けることができるので、「マックスベットボタン」と呼ばれている。
スタートレバー74は、リール101a〜101cの回転開始を指示するためのレバースイッチである。
ストップボタン75a,75b,75cは、スタートレバー74によって回転動しているリール101a,101b,101cの回転停止をそれぞれ指示するためのボタンスイッチであって、各リールの配列に対応して並設されている。
精算ボタン76は、ゲームに賭けたメダルの払い出しを指示すると共に、メダルクレジット手段(図示せず)が内部保留したメダルの払い出しを指示するためのボタンスイッチである。
イジェクトボタン77は、メダル投入後に詰まったメダルを排出するボタンスイッチである。
鍵穴78は、前扉4を開錠する際に用いられる鍵穴であって、この鍵穴78に鍵を挿入して所定操作すると、前扉4を開くことができるようになっている。また、前扉4は、筐体2側に閉じると自動的に施錠されるようになっている。
次に、前扉4の裏面構造について説明する。
図2に示されるように、前扉4の裏面側上部、つまり、液晶表示演出装置55の裏面側にあたる位置には、電気回路基板によって形成されたサブ制御基板40が、透明な硬質合成樹脂製の基板ケース41によって封止された状態で配設されている。このサブ制御基板40は、液晶表示演出装置55による演出映像の表示制御、照明演出装置52及び演出用照明部53a〜53h、66a,66bを用いた演出効果照明制御、演出用放音部54a,54b,64a,64bを用いた演出効果音制御等、ゲームの演出に係る制御を主に行う。また、このサブ制御基板40の左右側、つまり演出用放音部54a,54bの裏面側にあたる位置には、左右一対のスピーカ42a,42bが配設されている。
サブ制御基板40の下方側、すなわち、パネル面50の裏面側にあたる位置には、リールl01a,101b,101cの外周面を照射して図柄を明るく表示するための冷陰極蛍光ランプ43と、冷陰極蛍光ランプ43を駆動するインバータ44と、透明な硬質合成樹脂製の中央制御基板カバー45によって封止された中央制御基板46とが、ユニット化された状態で取り付けられている。
操作卓7の裏面側の、メダル投入部71の下方側にあたる位置には、メダル選別装置47が配設されている。このメダル選別装置47は、メダル投入部71から投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。さらに、このメダル選別装置47は、メダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入されてメダルセンサがこのメダルを検出すると、メダル投入の受け付けを示す信号を中央制御基板46へ送出するようになっている。
また、メダル選別装置47には、メダル選別装置47の右側面から排出された正規のメダルを筐体2内に設けられたホッパー装置24へ案内する紙面奥側から手前側に延びた平面視J字状のガイド部材48aと、メダル選別装置47により排除されたメダル(或いは異物)を下方のメダル払出口63へ案内するガイド部材48bと、ホッパー装置24から排出されたメダルをメダル払出口63へ案内するガイド部材48cとが連なっている。
また、前扉4の裏面側下部、つまり、演出用放音部64a,64bの裏目側にあたる位置には、左右一対のスピーカ49a,49bが配設されている。
次に、本発明の遊技機の電源電圧監視装置について図3を用いて説明する。
図3は、本発明の遊技機の電源電圧監視装置の構成を示したブロック図である。
図3に示されるように、電源電圧監視装置80は、台電源スイッチ28が落ち、スロットマシン1の動作が止まると動作するように設定されているものであって、所定の電源電圧、すなわち、1次電源電圧及び2次電源電圧の電圧を検出するための電源電圧検出手段81と、電源電圧検出手段81で検出した検出値が正常か否かを判定する判定手段82と、判定手段82の判定結果を報知するための報知手段83と、を備えている。
詳述すると、電源電圧検出手段81は、所定の電源電圧の一つである1次電源電圧(AC24V)の電圧を検出する入力電源電圧検出手段810と、所定の電源電圧の一つとされる2次電源電圧(DC24V,DC18V,DC12V)の電圧を検出する第1〜第3出力電源電圧検出手段811〜813とを備えている。
入力電源電圧検出手段810は、電源装置26の台電源スイッチ28よりも上流側における1次電源電圧の電圧を検出するように配設されている。この入力電源電圧検出手段810が検出した検出値は、判定手段82の入力電圧判定手段820(詳しくは後述する。以下、同様)に入力されるようになっている。
第1〜第3出力電源電圧検出手段811〜813は、電源装置26から出力される3種類の2次電源電圧(DC24V,DC18V,DC12V)を検出するようにそれぞれ配設されている。そして、第1出力電源電圧検出手段811(DC24V)が検出した検出値は、判定手段82の第1出力電圧判定手段821、第2出力電源電圧検出手段812(DC18V)が検出した検出値は、判定手段82の第2出力電圧判定手段822、第3出力電源電圧検出手段813(DC12V)が検出した検出値は、判定手段82の第3出力電圧判定手段823にそれぞれ入力されるようになっている。
判定手段82は、入力電源電圧検出手段810が検出した検出値が入力される入力電圧判定手段820と、第1〜第3出力電源電圧検出手段811〜813が検出した検出値が入力されるように第1〜第3出力電源電圧検出手段811〜813毎に応じて設けられた第1〜第3出力電圧判定手段821〜823とを備えている。
入力電圧判定手段820は、入力電源電圧検出手段810(AC24V)が検出した検出値と、入力電源電圧用に予め設定された所定値(例えば、24V±α)と、に基づいて入力電源電圧検出手段810が検出した検出値が正常か否か(検出値が24V±α内に収まっているか否か)を判定し、その判定結果を報知手段83の第1報知手段830(詳しくは後述する。以下、同様)を用いて報知する。さらに、この入力電圧判定手段820が、入力電源電圧検出手段810が検出した検出値が正常と判断すると、第1〜第3出力電圧判定手段821〜823による2次電源電圧の電圧が正常か否かの判定が行われるようになっている。
第1出力電圧判定手段821は、第1出力電源電圧検出手段811(DC24V)が検出した検出値と、第1出力電源電圧用に予め設定された所定値(例えば、24V±β)と、に基づいて第1出力電源電圧検出手段811が検出した検出値が正常か否か(検出値が24V±β内に収まっているか否か)を判定し、その判定結果を報知手段83の第1出力報知手段831を用いて報知する。
第2出力電圧判定手段822は、第2出力電源電圧検出手段812(DC18V)が検出した検出値と、第2出力電源電圧用に予め設定された所定値(例えば18V±γ)と、に基づいて第1出力電源電圧検出手段812が検出した検出値が正常か否か(検出値が18V±γ内に収まっているか否か)を判定し、その判定結果を報知手段83の第2出力報知手段832を用いて報知する。
第3出力電圧判定手段823は、第3出力電圧判定手段823(DC12V)が検出した検出値と、第3出力電源電圧用に予め設定された所定値(例えば12V±δ)と、に基づいて第3出力電源電圧検出手段813が検出した検出値が正常か否か(検出値が12V±δ内に収まっているか否か)を判定し、その判定結果を報知手段83の第3出力報知手段833を用いて報知する。
報知手段83は、入力電圧判定手段820の判定結果を報知する第1報知手段830と、第1〜第3出力電圧判定手段821〜823の判定結果を報知するように第1〜第3出力電圧判定手段821〜823毎に応じて設けられた第1〜第3出力報知手段831〜833とを備えている。
第1報知手段830は、入力電圧判定手段820が異常と判定した場合と、正常と判定した場合とを区別して報知するための2つの異常用LED830a,830bと正常用LED830cとを備えている。2つの異常用LED830a,830bによる報知は、第1報知手段830による第1の報知態様であると共に、入力電源電圧が所定値よりも小である場合に異常用LED830aが報知し、入力電源電圧が所定値よりも大である場合に異常用LED830bが報知するようになっている。
第1出力報知手段831は、第1出力電圧判定手段821が異常と判定した場合と、正常と判定した場合とを区別して報知するための異常用LED831aと正常用LED831bとを備えている。異常用LED831aによる報知は、第1出力報知手段831の第2の報知態様であり、また、異常用LED831bによる報知は、第1出力報知手段831の第3の報知態様である。
これと同様にして、第2出力報知手段832は、異常用LED832aと正常用LED832bとを備えていると共に、第3出力報知手段833は、異常用LED833aと正常用LED833bとを備えている。
異常用LED832aによる報知は、第2出力報知手段832の第2の報知態様であり、異常用LED832bによる報知は、第2出力報知手段832の第3の報知態様である。
また、異常用LED833aによる報知は、第3出力報知手段833の第2の報知態様であり、異常用LED833bによる報知は、第3出力報知手段833の第3の報知態様である。
なお、報知手段83は、LEDのみに限定されるものではなく、他の照明手段、例えばバーグラフ・ディスプレイを備えたレベルメータを用いても良い。そして、バーグラフ・ディスプレイに表示されるバーのピーク時の長さによって、各判定手段820〜823が検出した検出値が正常か否かを判断するように構成してもよい。
ここで、上述した電源電圧監視装置80の動作について図4を用いて説明する。図4は、同例における電源電圧監視装置80の動作を示すフローチャートである。
まず、電源電圧監視装置80の動作について簡単に説明すると、台電源スイッチ28が落ち、スロットマシン1の動作が止まると、電源電圧監視装置80は、1次電源電圧が正常か否かを判断し、否定されるときは報知手段83の第1の報知態様によって報知し、肯定されるときは2次電源電圧が正常か否かを判断し、否定されるときは報知手段83の第2の報知態様によって報知し、肯定されるときは報知手段83の第3の報知態様によって報知するようになっている。
詳述すると、ステップ10において、入力電圧判定手段820は、入力電源電圧検出手段810(AC24V)が検出した検出値と、入力電源電圧用に予め設定された所定値(24V±α)と、に基づいて入力電源電圧検出手段810が検出した検出値が正常か否か(検出値が24V±α内に収まっているか否か)を判定し、否定されるときはステップ11において検出値が下限値(24V−α)よりも小さい場合には、ステップ12において異常用LED830aを点灯し(第1の報知態様)、上限値(24V+α)よりも大きい場合には、ステップ13において異常用LED830bを点灯し(第1の報知態様)、何れの場合にも該当しなければ、ステップ14において、台電源スイッチ28の切り替え(この場合はOFF→ONのこと)を無効化するようになっている。その後本ルーチンを終了する。
これに対し、ステップ10において肯定されるときは、ステップ15において正常用LED830cを点灯する(報知手段83の第3の報知態様)。それからステップ16以降の処理に移行する。
ステップ16において、例えばホール従業員などにより手動で台電源スイッチ28がONされたことを確認すると、ステップ17において2次電源電圧の監視を開始し、ステップ18,19,20の処理へ移る。
なお、台電源スイッチ28は、手動でONされる構成に代えて、入力電圧判定手段820が正常と判断すると自動的にONするように構成してもよい。
ステップ18においては、第1出力電圧判定手段821は、第1出力電源電圧検出手段811(DC24V)が検出した検出値と、第1出力電源電圧用に予め設定された所定値(24V±β)と、に基づいて第1出力電源電圧検出手段811が検出した検出値が正常か否か(検出値が24V±β内に収まっているか否か)を判定し、否定されるときはステップ21において異常用LED831a(報知手段83の第2の報知態様)によって報知し、肯定されるときはステップ22において正常用LED831b(報知手段83の第3の報知態様)によって報知する。その後本ルーチンを終了する。
ステップ19においては、第2出力電圧判定手段822は、第2出力電源電圧検出手段812(DC18V)が検出した検出値と、第2出力電源電圧用に予め設定された所定値(18V±γ)と、に基づいて第1出力電源電圧検出手段812が検出した検出値が正常か否か(検出値が18V±γ内に収まっているか否か)を判定し、否定されるときはステップ23において異常用LED832a(報知手段83の第2の報知態様)によって報知し、肯定されるときはステップ24において正常用LED832b(報知手段83の第3の報知態様)によって報知する。その後本ルーチンを終了する。
ステップ20においては、第3出力電圧判定手段823は、第3出力電圧判定手段823(DC12V)が検出した検出値と、第3出力電源電圧用に予め設定された所定値(12V±δ)と、に基づいて第3出力電源電圧検出手段813が検出した検出値が正常か否か(検出値が12V±δ内に収まっているか否か)を判定し、否定されるときはステップ25において異常用LED833a(報知手段83の第2の報知態様)によって報知し、肯定されるときはステップ26において正常用LED833b(報知手段83の第3の報知態様)によって報知する。その後本ルーチンを終了する。
なお、ステップ18,19,20を並列処理するのではなく、決まった順序で1つずつ処理してもよい。
また、点灯させた異常用LEDや正常用LEDは、所定時間が経過したり、所定操作すると消灯するようになっている。また、異常用LED及び正常用LEDにあっては、2色LEDや3色LEDを用いてもよい。さらにまた、報知手段83は、電球、蛍光灯等の発光体を用いてもよいし、スロットマシン1の照明手段52,53a〜53hや66a,66b等を用いてもよい。
また、判定手段82における判定結果を、演出用放音部53a,53bや64a,64bを用いて報知してもよいし、スロットマシン1からホールコンピュータ(図示せず)に向かって送出するようにしてもよい。
また、この電源電圧監視装置80は、1次または2次電源電圧によって繰り返し充電される充電池によって動作するようになっているが、これに限定されるものではない。
以上説明したように本発明の遊技機の電源電圧監視装置によれば、台電源スイッチ28が落ち、スロットマシン1の動作が止まると、まず1次電源電圧の電圧を監視し、1次電源電圧の電圧の異常があれば異常用LED830aまたは830bによって報知する(第1の報知態様)。また、1次電源電圧の電圧が正常であれば、台電源スイッチ28が復帰した後、2次電源電圧の電圧を監視し、2次電源電圧(DC24V)の電圧に異常があれば異常用LED831aによって、2次電源電圧(DC18V)の電圧に異常があれば異常用LED832aによって、2次電源電圧(DC12V)の電圧に異常があれば異常用LED833aによって報知する(第2の報知態様)。また、1次及び2次電源電圧が正常であれば、正常用LED830c,831b,832b,833bによって報知する(第3の報知態様)。正常用LED830c,831b,832b,833bによる第3の報知態様がなされたということは、スロットマシン1の動作が止まった原因はスロットマシン1自体の故障にある、ということを示している。したがって、報知手段83の第1〜第3の報知態様から、スロットマシン1の動作が止まった原因が、1次電源電圧または2次電源電圧の低下によるものか、スロットマシン1自体の故障によるものなのかを、容易かつ迅速に特定することができるようになり、スロットマシン1の復旧、再起動を短時間で行うことができるようになる。
なお、本実施形態にあっては、2次電源電圧を3種類として説明したが、これに限定されるものではなく、2次電源電圧の種類はこれよりも多くても少なくてもよい。また、2次電源電圧の種類に応じて電源電圧検出手段81の出力電源電圧検出手段の数、判定手段82の出力電圧判定手段の数、報知手段83の出力報知手段の数を増減することが可能である。
スロットマシンの正面図である。 前扉を開放した状態におけるスロットマシンの内部構造を示した正面図である。 本発明の遊技機の電源電圧監視装置の構成を示したブロック図である。 同例における電源電圧監視装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…スロットマシン(遊技機)
26…電源装置(出力電源生成手段)
28…台電源スイッチ
80…電源電圧監視装置
81…電源電圧検出手段
810…入力電源電圧検出手段
811…第1出力電源電圧検出手段
812…第2出力電源電圧検出手段
813…第3出力電源電圧検出手段
82…判定手段
820…入力電圧判定手段
821…第1出力電圧判定手段
822…第2出力電圧判定手段
823…第3出力電圧判定手段
83…報知手段
830…第1報知手段
830a…異常用LED(第1の報知態様)
830b…異常用LED(第1の報知態様)
830c…正常用LED(第3の報知態様)
831…第1出力報知手段
831a…異常用LED(第2の報知態様)
831b…正常用LED(第3の報知態様)
832…第2出力報知手段
832a…異常用LED(第2の報知態様)
832b…正常用LED(第3の報知態様)
833…第3出力報知手段
833a…異常用LED(第2の報知態様)
833b…正常用LED(第3の報知態様)

Claims (2)

  1. 遊技島から供給される1次電源電圧を2次電源電圧に変換する出力電源生成手段を備えた遊技機の電源電圧監視装置において、
    前記電源電圧監視手段は、
    所定の電源電圧の電圧を検出するための電源電圧検出手段と、
    該電源電圧検出手段で検出した検出値が正常か否かを判定する判定手段と、
    該判定手段の判定結果を報知する報知手段と、を有し、
    前記電源電圧検出手段は、
    前記所定の電源電圧の一つである前記1次電源電圧の電圧を検出するための入力電源電圧検出手段を、有し、
    前記判定手段は、
    前記入力電源電圧検出手段が検出した検出値と予め設定された所定値とに基づいて前記入力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常か否かを判定し、前記入力電源電圧検出手段が検出した検出値が異常と判定した場合には、前記報知手段の第1の報知態様によって報知する、
    ことを特徴とする遊技機の電源電圧監視装置。
  2. 前記電源電圧検出手段は、
    前記所定の電源電圧の一つである前記2次電源電圧の電圧を検出するための出力電源電圧検出手段を、さらに有し、
    前記判定手段は、
    前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値と予め設定された所定値とに基づいて前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常か否かを判定する機能をさらに有し、
    前記入力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常と判定した場合には、前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値と予め設定された所定値とに基づいて前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常か否かを判定し、
    前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値が異常と判定した場合には、前記報知手段の第2の報知態様によって報知し、
    前記出力電源電圧検出手段が検出した検出値が正常と判定した場合には、前記報知手段の第3の報知態様によって報知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の電源電圧監視装置。
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