JP2017158792A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、かかる遊技機では、モニターランプ毎に、各スイッチ類やセンサー類の別を表示するため、「A〜R」までの文字を記載しており、例えば、「A」の箇所にあるモニターランプは、メダルセレクター第1センサーをモニターしている。
また、モニターランプの点灯状況だけでは、そのモニターランプがいずれのスイッチ類やセンサー類に対応しているか分かり難いという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
また、モニターランプがいずれのスイッチ類やセンサー類に対応しているかを分かりやすくすることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明に係る遊技機は、基板ケース(100)に収納されたメイン基板(210)と、前記メイン基板(210)上に配置され、遊技機(10)の各種のセンサーが有効に機能しているか否かを点灯状態により表示するためのモニターランプ(140)と、前記メイン基板(210)に接続され、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段が遊技の進行において、操作が有効な状態であることを点灯状態により報知する発光手段と、を備え、前記発光手段は、所定の切り替え契機により、当該操作手段を操作することにより当該操作手段のセンサーが有効に機能しているか否かを当該発光手段の点灯状態により報知するようにしていることを特徴とする。
また、「所定の切り替え契機」には、前扉の開放が検出された場合、エラーが検出されている場合、設定値を変更している場合などが含まれるが、これに限定されない。
これにより、メイン基板上のモニターランプの数を減らし、メイン基板の小型化を図ることが可能な遊技機を提供することができる。
また、モニターランプがいずれのスイッチ類やセンサー類に対応しているかを分かりやすくすることが可能な遊技機を提供することができる。
ここで、「遊技の進行が不可状態である場合」には、前扉の開放が検出された場合、エラーが検出されている場合、設定値を変更している場合などが含まれるが、これに限定されない。
これにより、特にスイッチ類やセンサー類の確認が必要な状態である遊技の進行が不可状態である場合に、操作手段の発光手段を用いて当該操作手段のセンサーが有効に機能しているか否かを判断することが可能な遊技機を提供することができる。
これにより、特に遊技店の店員による確認が必要な状態である前扉が開放された場合に、操作手段の発光手段を用いて当該操作手段のセンサーが有効に機能しているか否かを判断することが可能な遊技機を提供することができる。
ここで、「基板ケースの側面」には、基板ケースが遊技機に設置された状態で左側面、右側面、上側面、下側面が含まれる。
すなわち、基板自体にモニターランプが対応するセンサーの名称を印刷することで、モニターランプが対応するセンサーの名称を確認することは容易になるが、モニターランプが対応するセンサーが変わった場合などでは、基板自体を修正する必要が生じ、非効率である。
このため、基板よりも修正が容易な基板ケースにセンサーの名称を印刷などにより表示することで、モニターランプ140が対応するセンサーの名称を確認しやすくすることが可能な遊技機を提供することができる。
ここで、「基板ケースの側面」には、基板ケースが遊技機に設置された状態で左側面、右側面、上側面、下側面が含まれる。
すなわち、基板自体にモニターランプが対応するセンサーの名称を印刷することで、モニターランプが対応するセンサーの名称を確認することは容易になるが、モニターランプが対応するセンサーが変わった場合などでは、基板自体を修正する必要が生じ、非効率である。
このため、基板よりも修正が容易な名称表示手段にセンサーの名称を印刷などにより表示することで、モニターランプが対応するセンサーの名称を確認しやすくすることが可能な遊技機を提供することができる。
これにより、モニターランプが対応するセンサーの名称が表示されている隣の名称を照射することを防止し、モニターランプが対応するセンサーの名称を確認しやすくすることが可能な遊技機を提供することができる。
これにより、点灯しているモニターランプに対応するセンサーの名称のみが視認可能となり、モニターランプが対応するセンサーの名称を確認しやすくすることが可能な遊技機を提供することができる。
また、基板自体にモニターランプが対応するセンサーの名称を印刷することで、モニターランプが対応するセンサーの名称を確認することは容易になるが、モニターランプが対応するセンサーが変わった場合などでは、基板自体を修正する必要が生じ、非効率である。
このため、基板よりも修正が容易な名称表示手段にセンサーの名称を印刷することで、モニターランプが対応するセンサーの名称を確認しやすくすることが可能な遊技機を提供することができる。
(遊技機10)
本明細書では、各説明箇所において、方向についての定義等が示されていない場合には、遊技機10の方を向いて位置している遊技者から見て、遊技機10から遊技者の手前側に向かう方向を「前」方向とし、その逆方向を「後」方向とする。また、同様に、「左」や「右」等の左右方向及び「上」や「下」等の上下方向も、遊技者から見た場合の左方向や右方向、又は上方向や下方向を意味する。同様に、各部材の説明においても、方向についての定義等が示されていない場合には、各部材を、遊技機10の所定位置に固定した場合における遊技者から見た方向を意味する。
ドアセンサー19は、遊技の進行の可否状態を検出する検出手段の一例であって、前扉14の開放を検出するためのものである。このドアセンサー19は、前扉14が閉じている場合に、前扉14の背面により押圧されることでONとなり、前扉14が開放されることにより、前扉14の背面が離間して押圧が解除されることでOFFとなる。
前扉14の上部には、薄板樹脂からなる上パネル20を備えている。この上パネル20の略中央には、3個の回転リール62(正面から向かって左側の左回転リール64、中央の中回転リール66、右側の右回転リール68)の円周上の図柄61を見ることができる透過可能な図柄表示窓部16が形成されている。この図柄表示窓部16は、3個全ての回転リール62の回転が停止した際には、縦3列横3行に配置した合計9個の図柄61を遊技者に見せるように形成されている。この図柄表示窓部16は、回転リール62の正面側に設けられて、回転リール62の回転が停止した際、後述する有効ライン86上に停止している複数の図柄61を視認するためのものである。回転リール62は、複数の図柄61を図柄表示窓部16を介して変動表示可能なものである。
前記図柄表示窓部16の後方向(奥方向)には、3個のリール駆動モータ65(図示せず)と、この各リール駆動モータ65によってそれぞれ回転させられる合計3個の前記回転リール62と、前記リール駆動モータ65及び前記回転リール62を保持するユニットホルダ(図示せず)とを有するリールユニット60が配置されている。また、リールユニット60には、回転リール62の回転位置が基準となる位置(基準位置)であることを検出するためリール位置センサー63(図示せず)が設けられている。このリール駆動モータ65は、メイン制御手段200から出力されるリール駆動モータ65を駆動するための駆動信号に基づき駆動する。さらに、リールユニット60には、回転リール62上の図柄61を照らすためのバックランプ67(図示せず)が設けられている。
前記図柄表示窓部16の下方には、クレジットメダルの貯留枚数を表示するクレジット表示器87と、このクレジット表示器87の左側に配置され、遊技機10から払い出されたメダルの総数を表示する払出枚数表示器88とが設けられている。これらの表示器は、例えば2個の7セグメントLEDで構成されており、クレジット表示器87は2桁の貯留枚数、払出枚数表示器88は2桁の払出枚数が表示可能になっている。
前記前扉14の下部には下パネル22が設けられている。そして、前扉14には下パネル22の上部に位置して前扉14の前方向へ向けて突出する操作部30を備えている。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として投入するためのメダルを後述するメダル投入口38からあらかじめ投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
前記操作部30の上面右側には、遊技媒体としてのメダルを投入するためのメダル投入口38が設けられている。
前記前扉14の裏側であって、前記メダル投入口38の近傍には、メダル投入口38に投入されたメダルが正規のものか否かを選別して、正規のメダルのみをホッパーユニット24に導くメダルセレクター17(図示せず)が設けられている。このメダルセレクター17には、図示しないが後述するメダル投入口38に投入されたメダルを1枚ずつ検出するセレクターセンサーAとセレクターセンサーBとが設けられている。
前記操作部30の上面左側には、クレジット機能によりクレジットしたメダルの全てを払い出すための精算スイッチ36が設けられている。
前記操作部30の中央には、操作により対応する回転リール62の回転を停止させるため、3個の回転リール62のそれぞれに対応する3個のストップスイッチ50が設けられている。このストップスイッチ50は、左回転リール64を停止させるための左ストップスイッチLと、中回転リール66を停止させるための中ストップスイッチCと、右回転リール68を停止させるための右ストップスイッチRとを有している。すなわち、これらのストップスイッチ50は、複数の回転リール62それぞれに対応して設けられ、複数の回転リール62の図柄61の変動表示の開始後、遊技者の操作により回転リール62の図柄61の変動表示を個別に停止させるためのものである。
そして、いずれかのストップスイッチ50が操作されると、当該操作されたストップスイッチ50のランプ50a,b,cが消灯し、他の操作されていないストップスイッチ50のランプ50a,b,cの点灯は維持される。
また、前扉14が開いている状態で、ストップスイッチ50、例えば左ストップスイッチLが操作された場合は、当該左ストップスイッチLのセンサーが有効に機能している場合はランプ50aが消灯から点灯になり、有効に機能していない場合はランプ50aが消灯のままとなる。
なお、所定の切り替え契機は、前扉14が開いた場合に限定されず、遊技の進行が不可状態である場合、例えば、エラーが検出されている場合、設定値を変更している場合などであっても良い。
このストップスイッチ50の左側には、メダルの投入又は後述するベットスイッチ32の操作を条件に回転リール62の回転を開始させるためのスタートスイッチ40が設けられている。すなわち、このスタートスイッチ40は、遊技者の操作により回転リール62の図柄61の変動表示を開始させるためのものである。
すなわち、後述するベットスイッチ32操作後、規定の賭け数(3枚)が設定されていることを条件に、スタートスイッチ40の操作が有効な状態となり、この状態となるとランプ40aが点灯する。
また、前扉14が開いている状態で、スタートスイッチ40が操作された場合は、当該スタートスイッチ40のセンサーが有効に機能している場合はランプ40aが消灯から点灯になり、有効に機能していない場合はランプ40aが消灯のままとなる。
なお、所定の切り替え契機は、前扉14が開いた場合に限定されず、遊技の進行が不可状態である場合、例えば、エラーが検出されている場合、設定値を変更している場合などであっても良い。
このスタートスイッチ40の上方には、貯留されたクレジットメダルから投入されたメダル数(クレジットされたメダル数)から最大投入枚数(具体的には3枚)に達するまで投入可能なメダル数を減じて3枚のメダル投入に代えるマックスベットスイッチ34と、クレジットしたメダル数から1枚のメダル数を減じて1枚のメダル投入に代えるシングルベットスイッチ35とが設けられている。
すなわち、前回の遊技の終了後、規定の賭け数(3枚)分のクレジットメダルが貯留されていることを条件に、マックスベットスイッチ34の操作が有効な状態となり、この状態となるとランプ34aが点灯する。
すなわち、前扉14が開いている状態で、マックスベットスイッチ34が操作されていない場合は、当該マックスベットスイッチ34のセンサーが有効に機能している場合はランプ34aが消灯しており、有効に機能していない場合はランプ34aが点灯することがある。
また、前扉14が開いている状態で、マックスベットスイッチ34が操作された場合は、当該マックスベットスイッチ34のセンサーが有効に機能している場合はランプ34aが消灯から点灯になり、有効に機能していない場合はランプ34aが消灯のままとなる。
なお、所定の切り替え契機は、前扉14が開いた場合に限定されず、遊技の進行が不可状態である場合、例えば、エラーが検出されている場合、設定値を変更している場合などであっても良い。
また、シングルベットスイッチ35にはランプを備えず、シングルベットスイッチ35のセンサーが有効に機能しているか否かは、後述するメイン基板210上に配置されるモニターランプ140が点灯するか否かにより判断される。
マックスベットスイッチ34の右側には、所定の演出において遊技者が操作可能な演出用ボタンスイッチ42が設けられている。
前記前扉14の裏側には、図示しないが、後述する設定変更スイッチ46、設定表示器89などが配置されている。
ドアセンサー19は、遊技の進行の可否状態を検出する検出手段の一例であって、前扉14の開放を検出するためのものである。このドアセンサー19は、前扉14が閉じている場合に、前扉14の背面により押圧されることでONとなり、前扉14が開放されることにより、前扉14の背面が離間して押圧が解除されることでOFFとなる。
設定変更スイッチ46は、後述する電源ユニット43の設定キースイッチ45と共に設定変更を行うためのものである。
なお、ドアセンサー19がOFF状態でも遊技の進行が可能であっても良い。
設定表示器89は、例えば7セグメントの小型のLEDにより、大当り確率の設定値を表示するものである。設定表示器89には、当該遊技機10の設定値が表示されるが、外部から視認できないようにすべく、設定後一定時間が経過するとその表示は解除される。
このホッパーユニット24には、その駆動によりメダルをメダル払出口28に向けて払い出すホッパーモータ95(図示せず)と、ホッパーユニット24の出口に設けられ、メダル払出口28に払い出されたメダルを1枚ずつ検出する払出センサー94(図示せず)と、ホッパーユニット24のメダルタンクから溢れたメダルを収納するための補助タンクの近傍に設けられ、補助タンク内のメダルが満杯になったことを検出してメイン制御手段200へ信号を出力するオーバーフローセンサー96(図示せず)とが設けられている。
この電源ユニット43には、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチ44と、設定変更処理のための設定キースイッチ45とが設けられている。
前記前扉14の下部には、所定の場合にホッパーユニット24からメダルが払い出されるメダル払出口28が形成されている。このメダル払出口28の下方には、メダル払出口28から払い出されたメダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状のメダル受け皿26が形成されている。なお、クレジットされているメダル数が最大クレジットメダル数である50枚未満の場合は、50枚に到達するまで、獲得したメダルはメダル払出口28から払い出されずにクレジットメダルの枚数に加算される。
本実施の形態に係る遊技機10は、ベットスイッチ32の操作又はメダル投入により所定枚数のメダルを投入することにより遊技の開始を可能とするものである。そして、スタートスイッチ40の押下操作により、回転リール62の回転を開始させて遊技が開始されるとともに、後述するメイン制御手段200の各遊技状態に対応した抽選テーブルを用いて役抽選が行われる。そして、当該遊技機10は、各回転リール62に対応するストップスイッチ50の操作タイミング及び役抽選の結果に基づいて、回転リール62の回転を役抽選の結果に適合するように停止させる。当該遊技機10は、停止時の図柄61の組合せによって、当選した役を構成する図柄61の組合せが所定の有効なライン(所定の役の図柄61の組合せが当該ライン上に揃ったときに所定の利益が付与されるラインのことであり、以下、有効ライン86とする。)上に停止した場合に、入賞等となり、所定枚数のメダルを払い出す等の所定の利益を遊技者に付与する。これにより、1回の遊技が終了するものである。
図8に示すように、遊技機10の内部には、遊技の進行の可否状態を検出する検出手段の一例であって遊技を進行させて遊技状態を制御するメイン制御手段200と、このメイン制御手段200からの情報(コマンド)を受けて、遊技の進行に応じた演出を制御し、主に遊技内容に関する情報を遊技者に報知する演出を行うために演出状態を制御するサブ制御手段300とを備えている。
なお、本実施の形態では、マックスベットスイッチ34、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50については、メイン制御手段200のCPUから各スイッチのランプ(34a,40a,50a,50b,50c)を用いて、各スイッチの操作が有効な状態であることを点灯状態(点灯/消灯)で報知するようにしている。
サブ制御手段300は、メイン制御手段200から信号を入力し、表示装置84等の演出装置70の作動を制御する。サブ制御手段300の出力側には、演出装置70としてのスピーカー72、表示装置84、演出用ランプ78の各パーツが接続されている。
ここで、図4及び図5を用いて、メイン基板ケース100についてより具体的に説明する。
メイン基板ケース100は、図4及び図5に示すように、いずれも透明樹脂製のベース体110とカバー体120とから構成され、メイン基板ケース100内にメイン基板210が収納された後、封印される。
そして、メイン基板ケース100は、図3に示すように、基板ホルダー130によって筐体12の後面側に固定される。
ベース体110は、図5に示すように上面側が開口した箱状に形成される。
そして、図4及び図5に示すように、ベース体110の左側には、メイン基板ケース100の外周縁から外方に向けて突出し、基板ホルダー130と接合されるフランジ部111を備える。
なお、ベース体110に備える場合に限定されず、カバー体120にフランジ部111を備えカバー体120が基板ホルダー130と接合するようにしても良いし、又、ベース体110とカバー体120の両方にフランジ部111を備え両方が基板ホルダー130と接合するようにしても良い。
カバー体120は、図4及び図5に示すように、ベース体110の開口を覆うものである。
基板ホルダー130は、図4及び図5に示すように、ベース体110のフランジ部111とネジなどにより接合され、メイン基板ケース100を筐体に固定するものである。
メイン基板210の一方面には、図5及び図6に示すように、外部接続用の複数のコネクタが実装されるとともに、モニターランプ140や、CPU、ROM、RAM等のチップ部品が実装されている。
モニターランプ140は、図5、図6に示すように、メイン基板210上に配置され、遊技機の各種のセンサーに接続されることで、遊技機の各種のセンサーが有効に機能しているか否かを点灯状態により表示するためのものである。
例えば、左側にあるモニターランプ140には「セレクターセンサーA」が割り当てられており、中央にあるモニターランプ140には「セレクターセンサーB」が割り当てられており、右側にあるモニターランプ140には「シングルベットスイッチ」が割り当てられている。
具体的には、遊技機の各種のセンサーが発光素子及び受光素子で構成されており、セレクターセンサーA、Bの場合、メダルがセレクターセンサーA、Bを通過中に発光素子からの光を遮断するように構成されており、発光素子からの光を受光素子が受光している状態(メダルで光が遮断されていない状態)では、セレクターセンサーA、Bに対応するモニターランプ140は消灯しており、受光していない状態(メダルで光が遮断されている状態)では、セレクターセンサーA、Bに対応するモニターランプ140は、点灯する。
そのため、例えば左側にあるモニターランプ140(図6のA)が、メダル投入口38から投入されたメダルがセレクターセンサーAを通過中ではない状態(メダルにより、発光素子からの光が遮断されていない状態)で点灯である場合、メダル投入口38から投入されたメダルがセレクターセンサーAを通過中の状態(メダルにより、発光素子からの光が遮断されている状態)で消灯である場合は、「セレクターセンサーA」が有効に機能していないことを示している。
また、センサーの構成については、限定されず、例えば、スイッチが操作されていない状態で発光素子からの光を遮断する構成にしても良い。
例えば、図6に示すように、左側にあるモニターランプ140には「A」、中央にあるモニターランプ140には「B」、右側にあるモニターランプ140には「C」が振られている。
そして、遊技機内部の前扉を開放した場合に視認可能となるいずれかの箇所に貼り付けられ、図7に示すようなモニターランプ140の対応関係を示す対応表により、モニターランプ140がどのセンサーに対応しているかが判断される。
メイン制御手段200は、役の抽選を行い、回転リール62の回転及び停止を制御し、回転リール62がすべて停止したときに停止図柄61の判定を行い、遊技の進行を行う手段として機能することとなる。
メイン制御手段200は、遊技を制御するためのものであって、遊技を進行させるためのものである。以下、本実施の形態における遊技について説明する。
回転リール62の回転開始後、所定の条件(本実施の形態では、回転リール62を加速する処理を実行した後、所定のセンサーにより回転リール62の回転位置が基準位置であることを検出すること)が成立すると、ストップスイッチ50の操作が可能な状態(停止操作可能状態)となる。この状態となるとランプ50a,50b,50cが点灯する。
このとき、有効ライン86上に所定の図柄61の組合せが揃うと、当該図柄61の組合せに対応した処理が行われる。本実施の形態に係る遊技機10は、有効ライン86上に予め定められた図柄61の組合せが揃うと遊技者に利益が付与されるように形成されている。例えば小役に対応した図柄61の組合せが有効ライン86上に揃うと、小役に対応した枚数のメダルが遊技者に対して付与される。
サブ制御手段300は、メイン制御手段200からの信号を受けて、遊技の進行に伴う演出を行うものである。
具体的には、サブ制御手段300は、ランプ78を駆動するためのLED駆動回路に対してLEDの点灯や消灯を規定するデータを出力したり、スピーカー72から音を出力するための音声出力回路に対して出力する音声を規定するデータを出力したり、表示装置84を駆動するための液晶制御基板に対して出力する映像データを規定するデータを出力したりする。
動作確認用ランプ制御回路Kの概略について、図8〜図9を用いて説明する。
図8〜図9に示すように、動作確認用ランプ制御回路Kは、メイン制御手段200のCPUとスイッチ(マックスベットスイッチ34、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50)との間に設けられ、所定の切り替え契機、本実施の形態では、ドアセンサー19により前扉14の開放が検出された場合などに、スイッチ(マックスベットスイッチ34、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50)の入力に基づいて、ランプ(ランプ34a、ランプ40a、ランプ50a,b,c)の点灯状態(点灯/消灯)を制御するものである。
なお、マックスベットスイッチ34、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50に設けられたセンサーは、前述のシングルベットスイッチ34と同様、発光素子及び受光素子から構成されており、マックスベットスイッチ34、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50が操作されると、当該操作により移動する部材により、発光素子からの光が遮断され、当該遮断を検出して、ランプ34a、ランプ40a、ランプ50a,b,cを点灯させられる。
図9(a)に示すように、前扉14が閉まっており、且つ遊技進行可能時、スタートスイッチ40操作により回転リール62の回転開始後、ストップスイッチ50の操作が有効な状態となった場合は、この状態を報知するため、メイン制御手段200のCPUからランプ50aに遊技進行用ランプ制御信号を出力し、ランプ50aを点灯させる制御が行われる。
この場合には、動作確認用ランプ制御回路Kは遊技進行不可信号が入力されていないので無効となっている。
具体例の一例について、ストップスイッチ50(左ストップスイッチL)の場合を例に、図10を用いて説明する。
遊技進行可能時は、遊技進行不可信号は遊技進行可能を示すLowであり、動作確認用ランプ制御回路Kは非導通状態であることから、ストップスイッチ50(左ストップスイッチL)が操作可能な状態になった場合は、メイン制御手段200のCPUから左ストップスイッチLのランプ50aを点灯させる信号が出力され、ランプ50aが点灯する。
そして、左ストップスイッチLのセンサーがON(発光素子からの光が遮断された状態)になった場合は、CPUに左ストップスイッチLの信号(左ストップスイッチL入力信号)が入力され、CPUにより左回転リール64が停止制御される。
また、CPUから左ストップスイッチLのランプ50aを点灯させる信号の出力が制限される。
また、CPUにも左ストップスイッチLの信号(左ストップスイッチL入力信号)が入力されるが、CPUは、前扉14の開放などによる遊技進行不可能時に、左ストップスイッチLのランプ50aを点灯させる信号の出力を制限するため、CPUによりランプ50aの点灯は制御されることはない。
また、遊技進行不可信号がHiの場合にも、CPUにスイッチの操作信号が入力されなる構成としているが、これに限定されず、入力されないようにしても良いし、前扉14が開放されても、遊技進行可能状態を継続しても良いし、CPUにスイッチの操作信号が入力されるが、ランプ34a、ランプ40a、ランプ50a,b,cの点灯を動作確認用ランプ制御回路Kが制御するようにしても良い。
つぎに、図11〜図14を用いて、第2の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態では、モニターランプ140の対応表を遊技機内部に貼り付けるものであるが(図7参照)、第2の実施の形態では、モニターランプ140の対応表を備えることなく、モニターランプ140が対応するセンサーの名称を当該モニターランプ140の光で照射するものである。
以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
モニターランプ140は、図11〜図14に示すように、当該モニターランプ140の光を基板ケースの側面側、本実施の形態では、左側面に向くように設定されている。
反射手段150は、図11〜図14に示すように、メイン基板ケース100内の内側端部に設けられ、遊技機正面側が開口した箱状に形成され、モニターランプ140の光を遊技機正面側に反射させるものである。
なお、反射手段150は、箱状に形成されるものに限定されない。
また、反射手段150は、光透過性が低い材質により構成されることが望ましいが、これに限定されない。
なお、反射手段150の各部は、(1)〜(3)に限定されない。例えば、特にモニターランプ140に指向性の高いLEDを採用した場合には、レンズ部151を備えないようにしても良い。
レンズ部151は、図11〜図14に示すように、反射手段150のモニターランプ140の光が照射される部分に備えられ、モニターランプ140の光を集光するものである。
反射部152は、図14に示すように、レンズ部151により集光されたモニターランプ140の光を後述する表示部160に反射させるもの、例えば鏡である。
仕切り部153は、図11〜図13に示すように、反射手段150の内側で、各反射部152をモニターランプ140毎に仕切る透光性のない材料により構成されるものである。
これにより、モニターランプ140の光が、後述する表示部160の対応するセンサーの名称以外の名称に反射することを防止している。
表示部160は、図11〜図14に示すように、ベース体110の反射部152により反射されたモニターランプ140の光が照射される部分に設けられ、当該モニターランプ140が対応するセンサーの名称が表示されているものである。
すなわち、点灯しているモニターランプ140に対応するセンサーの名称が表示されている部分が明るく照らされることで、対応表を見ることなくセンサーが有効に機能しているか否かを判断できるようにしている。
また、遊技店の店員がスタートスイッチ40を操作していないにも関わらず、図13に示すようにスタートスイッチ40に対応する「START」が照射されればスタートスイッチ40のセンサーが有効に機能していないことが分かる。
なお、表示部160に表示されているセンサーの名称や数は図に示すものに限定されず、他のセンサーが有効に機能しているか否かを判断することができるようにしても良い。
つぎに、図15〜図18を用いて、第3の実施の形態について説明する。
上述した第2の実施の形態では、反射手段150をメイン基板ケース100内に設けたが、第3の実施の形態では、メイン基板ケース100外の、例えば基板ホルダー130に設けたものである。
以下、第2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
モニターランプ140は、図15〜図18に示すように、当該モニターランプ140の光を基板ケースの側面側、本実施の形態では、左側面に向くように設定されている。
名称表示手段170は、図15〜図18に示すように、モニターランプ140の光を遊技機正面側に反射させるとともに、反射された光によって、モニターランプ140が対応するセンサーの名称を表示するものである。
そして、後述するように、名称表示手段170の、レンズ部171はカバー体120、ベース体110と基板ホルダー130とに設けられ、反射部172は基板ホルダー130に設けられ、表示部173はベース体110に設けられるが、これに限定されず、名称表示手段170をベース体110や基板ホルダー130とは別に設けても良い。
なお、名称表示手段170の各部は、(1)〜(4)に限定されない。例えば、特にモニターランプ140に指向性の高いLEDを採用した場合には、レンズ部171を備えないようにしても良い。
レンズ部171は、図15〜図18に示すように、モニターランプ140の光が照射される部分に備えられ、モニターランプ140の光を集光するものである。
具体的には、レンズ部171は、モニターランプ140の光が照射されるベース体110の左側面と、当該ベース体110の左側面と重なる基板ホルダー130の右側面とにそれぞれ設けられる。
これにより、モニターランプ140の光がベース体110と基板ホルダー130とに阻害されることなく、反射部に照射させることができる。
反射部172は、図18に示すように、基板ホルダー130に設けられ、レンズ部171により集光されたモニターランプ140の光を表示部に反射させるもの、例えば鏡である。
表示部173は、図15〜図18に示すように、反射部172により反射されたモニターランプ140の光が照射される部分、本実施の形態では、ベース体110のフランジ部111に設けられ、当該モニターランプ140が対応するセンサーの名称が表示されているものである。
すなわち、点灯しているモニターランプ140に対応するセンサーの名称が表示されている部分が明るく照らされることで、対応表を見ることなくセンサーが有効に機能しているか否かを判断できるようにしている。
また、遊技店の店員がスタートスイッチ40を操作していないにも関わらず、図13に示すようにスタートスイッチ40に対応する「START」が照射されればスタートスイッチ40のセンサーが有効に機能していないことが分かる。
なお、表示部173に表示されているセンサーの名称や数は図に示すものに限定されず、他のセンサーが有効に機能しているか否かを判断することができるようにしても良い。
仕切り部175は、図15〜図17に示すように、基板ホルダー130の内側で、各反射部172をモニターランプ140毎に仕切る透光性のない材料により構成されるものである。
これにより、モニターランプ140の光が、表示部173の対応するセンサーの名称以外の名称に反射することを防止している。
つぎに、図19〜図22を用いて、第4の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態では、モニターランプ140の対応表を遊技機内部に貼り付けるものであるが、第4の実施の形態では、モニターランプ140の対応表を備えることなく、モニターランプ140が対応するセンサーの名称を当該モニターランプ140の光で照射するものである。
以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
モニターランプ140は、図19、図22に示すように、当該モニターランプ140の光を基板ケースの遊技機正面側に向くように設定されている。
また、モニターランプ140は、紫外線LEDにより構成される。
表示部180は、図19〜図22に示すように、モニターランプ140の光が照射されるメイン基板ケース100の遊技機正面側に設けられ、モニターランプ140が対応するセンサーの名称を当該モニターランプ140の紫外線に反応するインクにより印刷している。
これにより、モニターランプ140の光が照射されているセンサーの名称のみがはっきりと視認可能となる。
また、遊技店の店員がスタートスイッチ40を操作していないにも関わらず、図13に示すようにスタートスイッチ40に対応する「START」が照射されればスタートスイッチ40のセンサーが有効に機能していないことが分かる。
なお、表示部180に表示されているセンサーの名称や数は図に示すものに限定されず、他のセンサーが有効に機能しているか否かを判断することができるようにしても良い。
つぎに、第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に第2の実施の形態を加えたものである。
すなわち、遊技者が操作可能な操作手段のうち、発光手段としてのランプを備えている場合(マックスベットスイッチ34、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50)は、モニターランプ140として当該ランプを用い(第1の実施の形態)、発光手段としてのランプを備えていない操作手段や、その他のセンサーについては、モニターランプ140をメイン基板210上に設けるようにしている(第2の実施の形態)。
これにより、メイン基板210上のモニターランプ140の数を減らすことが可能となり、メイン基板210を小さくすることが可能となる。
また、モニターランプ140の対応表を見ることなく、各種のセンサーの動作状況を確認することが可能となる。
つぎに、第6の実施の形態について説明する。
第6の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に第3の実施の形態を加えたものである。
すなわち、遊技者が操作可能な操作手段のうち、発光手段としてのランプを備えている場合(マックスベットスイッチ34、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50)は、モニターランプ140として当該ランプを用い(第1の実施の形態)、発光手段としてのランプを備えていない操作手段や、その他のセンサーについては、モニターランプ140をメイン基板210上に設けるようにしている(第3の実施の形態)。
これにより、メイン基板210上のモニターランプ140の数を減らすことが可能となり、メイン基板210を小さくすることが可能となる。
また、モニターランプ140の対応表を見ることなく、各種のセンサーの動作状況を確認することが可能となる。
つぎに、第7の実施の形態について説明する。
第7の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に第4の実施の形態を加えたものである。
すなわち、遊技者が操作可能な操作手段のうち、発光手段としてのランプを備えている場合(マックスベットスイッチ34、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50)は、モニターランプ140として当該ランプを用い(第1の実施の形態)、発光手段としてのランプを備えていない操作手段や、その他のセンサーについては、モニターランプ140をメイン基板210上に設けるようにしている(第4の実施の形態)。
これにより、メイン基板210上のモニターランプ140の数を減らすことが可能となり、メイン基板210を小さくすることが可能となる。
また、モニターランプ140の対応表を見ることなく、各種のセンサーの動作状況を確認することが可能となる。
つぎに、図23、図24を用いて、第8の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態では、モニターランプ140をメイン基板210上に配置するものであったが、第8の実施の形態では、メイン基板210と接続された外部の装置である検査装置に配置するものである。
以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
検査装置190は、図23に示すように、メイン基板ケース100に隣接して、又は、図24に示すようにメイン基板ケース100の近傍する位置に設けられ、透明樹脂製の材料により構成される箱状のものである。
検査装置190は、内部にモニターランプ140を備える。
モニターランプ140は、図に示すように、メイン基板210とコネクタ191を介して接続されている。
これは、第1の実施の形態などでは、メイン基板210上にセンサーの名称を記載するスペースがないが、検査装置190としてモニターランプ140をメイン基板210とは分離することで、モニターランプ140の近くに名称を記載するスペースを確保することができるためである。
また、遊技店の店員が視認しやすい位置にモニターランプ140を配置することが可能となる。
すなわち、検査装置190とメイン基板ケース100とをコネクタ191以外のネジなどにより接合することにより、メイン基板ケース100を筐体に固定するように構成しても良い。
これにより、基板ホルダー130と検査装置190との両方を設ける必要がなくなり、筐体12内に配置するパーツを少なくすることが可能となり、筐体12内の設計を容易にすることが可能となる。
つぎに、第9の実施の形態について説明する。
第9の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に第8の実施の形態を加えたものである。
すなわち、遊技者が操作可能な操作手段のうち、発光手段としてのランプを備えている場合(マックスベットスイッチ34、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50)は、モニターランプ140として当該ランプを用い(第1の実施の形態)、発光手段としてのランプを備えていない操作手段や、その他のセンサーについては、モニターランプ140をメイン基板210と接続された外部の装置である検査装置190に設けるようにしている(第8の実施の形態)。
これにより、検査装置190に備えさせるモニターランプ140の数を減らすことが可能となり、検査装置190を小さくすることが可能となる。
13 開口部 14 前扉
16 図柄表示窓部 20 上パネル
22 下パネル 24 貯留払出手段
26 メダル受け皿 28 メダル払出口
30 操作部 34 マックスベットスイッチ
34a ランプ 35 シングルベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 40a ランプ
50 ストップスイッチ L 左ストップスイッチ
C 中ストップスイッチ R 右ストップスイッチ
50a,50b,50c ランプ
60 リールユニット 61 図柄
62 回転リール 64 左回転リール
66 中回転リール 68 右回転リール
70 演出装置
72 スピーカー 74 上部スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
80 上部ランプ 82 下部ランプ
84 表示装置 86 有効ライン
100 メイン基板ケース 110 ベース体
111 フランジ部 120 カバー体
130 基板ホルダー 140 モニターランプ
200 メイン制御基板 300 サブ制御基板
K 動作確認用ランプ制御回路
(第2の実施の形態)
150 反射手段 151 レンズ部
152 反射部 153 仕切り部
160 表示部
(第3の実施の形態)
170 名称表示手段 171 レンズ部
172 反射部 173 表示部
174 開口部 175 仕切り部
(第4の実施の形態)
180 表示部
(第8の実施の形態)
190 検査装置 191 コネクタ
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明に係る遊技機は、基板ケース(100)に収納されたメイン基板(210)と、前記メイン基板(210)上に配置され、遊技機(10)の各種のセンサーが有効に機能しているか否かを点灯状態により表示するためのモニターランプ(140)と、前記メイン基板(210)に接続され、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段が遊技の進行において、操作が有効な状態であることを点灯状態により報知する発光手段と、前記発光手段の点灯及び消灯の制御を行うとともに、遊技の進行の可否状態を検出する検出手段と、を備え、前記発光手段は、所定の切り替え契機により、前記検出手段の出力に基づく信号の入力を遮断するとともに、当該操作手段を操作することにより当該操作手段のセンサーが有効に機能しているか否かを当該発光手段の点灯状態により報知するようにしていることを特徴とする。
ここで、「遊技の進行が不可状態である場合」には、前扉の開放が検出された場合、エラーが検出されている場合、設定値を変更している場合などが含まれるが、これに限定されない。
これにより、特にスイッチ類やセンサー類の確認が必要な状態である遊技の進行が不可状態である場合に、操作手段の発光手段を用いて当該操作手段のセンサーが有効に機能しているか否かを判断することが可能な遊技機を提供することができる。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明に係る遊技機は、基板ケース(100)に収納されたメイン基板(210)と、前記メイン基板(210)上に配置され、遊技機(10)の各種のセンサーが有効に機能しているか否かを点灯状態により表示するためのモニターランプ(140)と、前記メイン基板(210)に接続され、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段が遊技の進行において、操作が有効な状態であることを点灯状態により報知する発光手段と、前記発光手段の点灯及び消灯の制御を行うとともに、遊技の進行の可否状態を検出する検出手段と、所定の切り替え契機により、前記検出手段による前記発光手段の制御に代わって、前記発光手段の点灯及び消灯の制御を行う発光制御手段と、を備え、前記発光手段は、前記所定の切り替え契機により、前記検出手段の出力に基づく信号の入力を遮断して当該検出手段による点灯及び消灯の制御から前記発光制御手段による点灯及び消灯の制御に切り替わり、当該操作手段を操作することにより、当該発光制御手段による点灯及び消灯の制御に基づいて、当該操作手段のセンサーが有効に機能しているか否かを当該発光手段の点灯状態により報知するようにしていることを特徴とする。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明に係る遊技機は、基板ケース(100)に収納されたメイン基板(210)と、前記メイン基板(210)上に配置され、遊技機(10)の各種のセンサーが有効に機能しているか否かを点灯状態により表示するためのモニターランプ(140)と、前記メイン基板(210)に接続され、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段が遊技の進行において、操作が有効な状態であることを点灯状態により報知する発光手段と、遊技の進行を制御するとともに、前記発光手段に接続され、前記発光手段を点灯させる信号を出力するメイン制御手段と、を備え、前記メイン制御手段は、遊技の進行の可否状態を検出可能であり、前記発光手段に接続され、所定の切り替え契機により、前記メイン制御手段による前記発光手段の制御に代わって、前記発光手段を点灯させる信号を出力する動作確認用ランプ制御手段を備え、前記所定の切り替え契機により、前記メイン制御手段から出力される前記発光手段を点灯させる信号が前記発光手段に入力されることを制限した状態となり、当該制限した状態で、前記操作手段が操作され、前記操作手段からの信号が前記動作確認用ランプ制御手段に入力された場合には、前記動作確認用ランプ制御手段から出力される前記発光手段を点灯させる信号が前記発光手段に出力されることにより、当該操作手段のセンサーが有効に機能しているか否かを当該発光手段の点灯状態により報知するようにしていることを特徴とする。
ここで、「遊技の進行が不可状態である場合」には、前扉の開放が検出された場合、エラーが検出されている場合、設定値を変更している場合などが含まれるが、これに限定されない。
これにより、特にスイッチ類やセンサー類の確認が必要な状態である遊技の進行が不可状態である場合に、操作手段の発光手段を用いて当該操作手段のセンサーが有効に機能しているか否かを判断することが可能な遊技機を提供することができる。
Claims (7)
- 基板ケースに収納されたメイン基板と、
前記メイン基板上に配置され、遊技機の各種のセンサーが有効に機能しているか否かを点灯状態により表示するためのモニターランプと、
前記メイン基板に接続され、遊技者が操作可能な操作手段と、
前記操作手段が遊技の進行において、操作が有効な状態であることを点灯状態により報知する発光手段と、を備え、
前記発光手段は、
所定の切り替え契機により、当該操作手段を操作することにより当該操作手段のセンサーが有効に機能しているか否かを当該発光手段の点灯状態により報知するようにしていることを特徴とする遊技機。 - 遊技の進行の可否状態を検出する検出手段を備え、
前記所定の切り替え契機は、前記検出手段により遊技の進行が不可状態であることが検出された場合であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前面側に開口部を有する筐体と、
前記開口部を塞ぐ前扉と、
前記前扉の開放を検出するドアセンサーと、を備え、
前記所定の切り替え契機は、前記ドアセンサーにより前記前扉が開放されたことが検出された場合であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。 - 前記モニターランプの光を前記基板ケースの側面側に向くように設定し、
前記基板ケースの内側端部に設けられ、前記モニターランプの光を遊技機正面側に反射させる反射手段と、
前記基板ケースの前記反射手段により反射された光が照射される部分に設けられ、前記モニターランプが対応する前記センサーの名称が表示されている表示部とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。 - 前記モニターランプの光を前記基板ケースの側面側に向くように設定し、
前記基板ケースの前記側面側に設けられ、前記モニターランプの光を遊技機正面側に反射させる反射部と、前記反射部により反射された光が照射される部分に前記モニターランプが対応する前記センサーの名称が表示されている表示部と、を有する名称表示手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。 - 各反射部は、前記モニターランプ毎に透光性のない仕切り部によって分けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の遊技機。
- 前記モニターランプを紫外線LEDにより構成し、
前記モニターランプの光が照射される前記基板ケースの遊技機正面側は、前記モニターランプが対応する前記センサーの名称を当該モニターランプの紫外線に反応するインクにより印刷していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。
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