JP2009081414A - 透過イメージセンシングのためのデバイスおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リソグラフィ露光装置内で空間像を検知するための透過イメージセンシングのためのデバイスを提供する。
【解決手段】デバイスは、オブジェクトマークの空間像を投影システムのイメージ側に形成する投影システムを備える。このデバイスはさらに、空間像の少なくとも一部に対応するフィーチャを有するスリットパターンを含むディテクタを備える。スリットパターンは空間像に露光される。ディテクタはさらに、スリットパターンにより送られた検出放射を検出する。
ここで、d<0.85・λ/NAであって、
dはスリットパターンの最小フィーチャの寸法を表し、
λは意図する検出放射の波長を表し、
NAは1より大きく、イメージ側の開口数を表す。
【選択図】図3

Description

[0001] 本発明は、透過イメージセンシングのためのデバイス、および透過イメージセンシングのための方法に関する。
[0002] リソグラフィ装置は、所望のパターンを基板上、通常は基板のターゲット部分上に与える機械である。リソグラフィ装置は、例えば、集積回路(IC)の製造に使用されることができる。この場合、パターニングデバイス、あるいはマスクまたはレチクルと呼ばれることがあるデバイスが、ICの個別の層に形成される回路パターンを生成するために使用され得る。このパターンは、基板(例えば、シリコンウェーハ)上のターゲット部分(例えば、1つまたはいくつかのダイの部分を含む)に、転写され得る。パターンの転写は、典型的には基板に設けられた放射感応性材料(レジスト)の層へのイメージングを介する。一般に単一基板は隣接するターゲット部分のネットワークを含み、それは引き続いてパターン化される。既知のリソグラフィ装置は、全パターンをターゲット部分上に一回で露光することにより各ターゲット部分が照射される、いわゆるステッパと、与えられた方向(「スキャンニング」方向)の放射ビームを通してパターンをスキャンし、一方、この方向に対して基板を平行または逆平行に同期スキャンすることによって各ターゲット部分が照射される、いわゆるスキャナとを含む。基板上にパターンをインプリントすることにより、パターンニングデバイスから基板にパターンを転写することも可能である。
[0003] リソグラフィ装置を使用したデバイス製造方法において、歩留まり、すなわち正確に製造されたデバイスの百分率、の主要な要因はそれまでに形成された層に対する印刷された層の正確度である。これはオーバーレイとして知られており、オーバーレイエラーバジェットは多くの場合10nm以下である。このような正確度を達成するために、基板は、転写されるレチクルパターンに対して極めて正確に位置合わせされなければならない。
[0004] 結像性能を評価し、最適化するために、基板のレベルで多数のセンサが使用されている。これらには、透過イメージセンサ(TIS)が含まれ得る。TISは、マスク(レチクル)のレベルで投影されたマークパターンの空間像の位置を、基板のレベルで測定するために使用されるセンサである。基板のレベルに投影されたイメージは、露光放射の波長と同程度の線幅を持つラインパターンであってよい。TISは、その底部の光電セルで、透過パターンを用いて前述のマークパターンを測定する。このセンサデータは、レチクルの基板テーブルに対する位置を6自由度で、すなわち平行移動に関する3自由度と回転に関する3自由度で、測定するために使用することができる。さらに、投影されたマークパターンの倍率および縮尺も測定できる。線幅が狭い場合、このセンサは、いくつかのマスクタイプ(例えばバイナリマスク、位相シフトマスク)に対して、パターン位置、およびいくつかの照明設定、例えば環状、双極状の設定、の影響を測定できる。TISは、リソグラフィ投影装置のような機器の光学的性能を測定するためにも使用される。異なる投影イメージと組み合わせた異なる照明設定を使用することにより、瞳形状、コマ、球面収差、収差、および像面湾曲などの特性が測定可能となる。
[0005] より高密度な構成要素のデバイスを創造するために、さらに小さいパターンを結像することに対する要求が常にあり、オーバーレイエラー低減に対する圧力があり、それは改良されたセンサを求める要求となっている。
[0006] 高NAシステムすなわち液浸リソグラフィ装置で使用可能な、基板レベルで高感度なセンサを提供することが望ましい。
[0007] この目的のために本発明は、リソグラフィ露光装置内で空間像を検知する透過イメージセンシングのためのデバイスを提供するものであり、このデバイスは、
開口数が1より大きい投影システムのイメージ側に、オブジェクトマークの空間像を形成する投影システムと、
空間像の少なくとも一部に対応するフィーチャを持ち且つ空間像に露光されるスリットパターン(G1)を含ディテクタであって、スリットパターンにより送られた検出放射を検出するディテクタとを備え、
ここで、d<0.85・λ/NAであって、
dはスリットパターン内の最小フィーチャの寸法を表し、
λは意図する検出放射の波長を表し、
NAはイメージ側の開口数を表す。
本発明はさらに、空間像の透過イメージセンシングのための方法を提供するものであり、
検出放射を供給するステップと、
1より大きい開口数を有する投影システムのイメージ側に、投影システムと検出放射を使用してオブジェクトマークの空間像を形成するステップと、
少なくとも空間像の一部に対応するフィーチャを有するスリットパターンをイメージに露光するステップと、
スリットパターンにより送られた検出放射を検出するステップとを含み、
ここで、d<0.85・λ/NAであって、
dは空間像内の任意のフィーチャの最小寸法を表し、
λは検出放射の波長を表し、
NAはイメージ側の開口数を表す。
[0008] 本発明の実施形態を、単なる実施例として、添付概略図面を参照してここで説明する。図面では対応する参照番号は対応する部品を示す。
[0017] 図1は本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置の概略を示す図である。
この装置は、
・放射ビームB(例えばUV放射またはEUV放射)を調節ように構成された照明システム(イルミネータ)IL、
・パターニングデバイス(例えばマスク)MAを支持するように構築され、パターニングデバイスを特定のパラメータに従って正確に位置決めするように構成された第1のポジショナPMに連結された支持構造(例えばマスクテーブル)MT、
・基板(例えばレジストコートウェーハ)Wを保持するように構築され、基板を特定のパラメータに従って正確に位置決めするように構成された第2のポジショナPWに連結された基板テーブル(例えばウェーハテーブル)WT、
・パターニングデバイスMAによって放射ビームBに付与されたパターンを、基板Wのターゲット部分C(例えば1つまたは複数のダイで構成される)に投影するように構築された投影システム(例えば屈折投影レンズシステム)PS、を備える。
[0018] 放射を誘導し、整形し、または制御するために、照明システムは、屈折型、反射型、磁気型、電磁型、静電型あるいは他のタイプの光学コンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせなどの、様々なタイプの光学コンポーネントを含み得る。
[0019] 支持構造MTは、パターニングデバイスMAを支持、すなわち荷重を負担する。それは、パターニングデバイスMAの方向、リソグラフィ装置の設計、および例えばパターニングデバイスMAが真空雰囲気内に保持されているか否か、などのその他の条件に依存する態様で、パターニングデバイスMAを保持する。支持構造MTは、パターニングデバイスMAを保持するために、機械式、真空式、静電式、または他のクランプ技術を使用することができる。支持構造MTは、例えばフレームまたはテーブルであってよく、必要に応じて固定、または可動であってよい。支持構造MTは、例えば投影システムPSに関して、パターニングデバイスMAが確実に所望の位置にあるようにすることができる。本明細書で任意に用いる用語「レチクル」または「マスク」は、より一般的な用語「パターニングデバイス」と同義と判断されてよい。
[0020] 本明細書で用いられる用語「パターニングデバイス」は、放射ビームの断面にパターンを付与して、基板Wのターゲット部分Cにパターンを生成するために使用可能な、任意のデバイスを称するものとして、広く解釈されるべきである。放射ビームBに付与されたパターンは、例えばそのパターンが位相シフトフィーチャ、またはいわゆるアシストフィーチャを含んでいる場合は、基板Wのターゲット部分Cにおける所望のパターンには正確に対応しないことがあることに注意すべきである。一般に、放射ビームBに付与されたパターンは、ターゲット部分Cに生成される集積回路などのデバイス内のある特定の機能層に対応する。
[0021] パターニングデバイスMAは、透過性または反射性であってよい。パターニングデバイスMAの例としては、マスク、プログラマブルミラーアレイ、およびプログラマブルLCDパネルを含む。マスクはリソグラフィィにおいてよく知られており、バイナリ、レベンソン型(alternating)位相シフト、およびハーフトーン型(attenuated)位相シフト、さらに様々なハイブリッドマスクタイプ、などのマスクタイプを含む。プログラマブルミラーアレイの一例では、マトリックス状に構成した小ミラーを使用しており、そのそれぞれが入射放射ビームを異なる方向に反射するように、個別に傾斜され得る。傾斜ミラーは、ミラーマトリックスで反射される放射ビーム中にパターンを付与する。
[0022] 本明細書で使用される用語「投影システム(」は、任意のタイプの投影システムを包含するものとして、広く解釈されるべきであり、使用される露光放射に適した、または液浸法の使用あるいは真空の使用などの他の要因に適した、屈折型、反射型、反射屈折型、磁気型、電磁型、および静電型の光学系、またはそれらの任意の組み合わせを含む。本明細書において任意に使用する用語「投影レンズ」は、より一般的な用語「投影システム」と同義であると判断されるべきである。
[0023] 本明細書に示すように、この装置は透過型(例えば透過マスクを使用)である。代替として、この装置は反射型(例えば、上で言及したタイプのプログラマブルミラーアレイ、または反射マスクを使用)であってもよい。
[0024] リソグラフィ装置は、2つ(デュアルステージ)、またはより多くの基板テーブル(および/または2つ以上のマスクテーブル)を有するタイプであってもよい。このような「マルチステージ」機械では、追加のテーブルが並列的に使用されてもよいし、または1つまたは複数のテーブルでは予備ステップが実行され別の1つまたは複数のテーブルが露光に使用されてよい。
[0025] リソグラフィ装置は、少なくとも基板Wの一部が、例えば水などの比較的高い屈折率を有する液体で覆われ、投影システムPSと基板Wの間の空間を満たすようにされたタイプであってもよい。液浸液浸液はリソグラフィ装置内の他の空間、例えばマスクMAと投影システムPSとの間、に適用することもできる。液浸技術は、投影システムの開口数を増加させる技術においてよく知られている。本明細書で使用する用語「液浸」は、基板などの構造物が液中に沈められなければならないことは意味せず、単に、露光の間に投影システムPSと基板Wとの間に液体が配置されることを意味する。
[0026] 図1を参照すると、イルミネータILは、放射源SOからの放射ビームBを受光する。放射源SOとリソグラフィ装置とは、例えば放射源SOがエキシマレーザのとき、分離した構成体としてよい。このような場合、放射源SOはリソグラフィ装置の一部を構成していないと考えられ、放射ビームBは、例えば、適切な誘導ミラー、および/またはビームエキスパンダを備える、ビームデリバリシステムBDに支援されて、放射源SOからイルミネータILに伝えられる。別の場合、例えば放射源SOが水銀ランプであるとき、放射源SOはリソグラフィ装置と一体化された部品とすることが可能である。必要ならば、放射源SOおよびイルミネータILは、ビームデリバリシステムBDと合わせて、放射システムと称してもよい。
[0027] イルミネータILは、放射ビームBの角強度分布を調節するために、アジャスタADを備えてもよい。一般に、イルミネータILの瞳面内における強度分布の、少なくとも外側および/または内側の半径方向範囲(一般に、それぞれσ−outerおよびσ−innerと称される)が調節可能である。さらにイルミネータILは、インテグレータINおよびコンデンサCOなどの種々の構成要素を備えてよい。イルミネータILは、放射ビームBを調整して、その断面における所望の均一性および強度分布を得るように使用されてよい。
[0028] 放射ビームBは、支持構造(例えばマスクテーブルMT)に保持されたパターニングデバイス(例えばマスクMA)に入射し、パターニングデバイスMAによってパターニングされる。マスクMAをトラバースした後、放射ビームBは投影システムPSを通過し、基板Wのターゲット部分C上にビームBの焦点を合わせる。基板テーブルWTは、第2のポジショナPWおよび位置センサIF(例えば、干渉計デバイス、リニアエンコーダ、または容量センサ)に支援されて、例えば放射ビームBの光路内の別のターゲット部分Cに位置決めするように、正確に移動させられる。同様に、第1のポジショナPM、およびその他の位置センサ(これは図1に、明示的には示されていない)は、例えばマスクライブラリの機械的検索の後に、またはスキャンの間に、放射ビームBの光路に対してマスクMAを正確に位置決めするために使用できる。一般的に、マスクテーブルMTの移動は、第1のポジショナPMの部品を構成する、ロングストロークモジュール(粗動位置決め)、およびショートストロークモジュール(微動位置決め)の支援のもとに、実現され得る。同様に、基板テーブルWTの移動は、第2のポジショナPWの部品を構成する、ロングストロークモジュールおよびショートストロークモジュールを使用して、実現され得る。ステッパの場合(スキャナとは反対に)、マスクテーブルMTはショートストローク駆動装置のみに連結されているか、または固定されていてよい。マスクMAおよび基板Wは、マスクアライメントマークM1、M2、および基板アライメントマークP1、P2を使用して位置合わせされることが可能である。基板アライメントマークP1、P2は例示されているように、専用のターゲット部分を占めているが、ターゲット部分の間の間隙に配置されてもよい(これらは、スクライブラインアライメントマークとして知られている)。同様に、マスクMAに1個を超すダイが与えられる状況では、マスクアライメントマークM1、M2はダイの間に配置されてもよい。
[0029] 図示された装置は、次のモードの少なくとも1つに使用できる。
[0030] 1.ステップモードでは、マスクテーブルMTおよび基板テーブルWTは本質的に固定されており、放射ビームBに付与された全パターンは、ターゲット部分Cに1回で投影される(すなわち、単一静的露光)。次いで基板テーブルWTは、別のターゲット部分Cが露光されるように、X方向、および/またはY方向に移動される。ステップモードでは、露光フィールドの最大寸法が、単一静的露光で結像されるターゲット部分Cの寸法を制限する。
[0031] 2.スキャンモードでは、マスクテーブルMTおよび基板テーブルWTは同期してスキャンされ、一方、放射ビームに付与されたパターンはターゲット部分Cに投影される(すなわち、単一動的露光)。基板テーブルWTのマスクテーブルMTに対する相対的な速度と方向は、投影システムPSの拡大(縮小)率、およびイメージ反転特性で決定され得る。スキャンモードでは単一動的露光において、露光フィールドの最大寸法がターゲット部分の幅(非スキャニング方向の)を制限し、一方スキャニング動作の長さ(スキャニング方向の)がターゲット部分の高さを決定する。
[0032] 3.別のモードでは、マスクテーブルMTはプログラマブルパターニングデバイスを保持して本質的に静止させられ、基板テーブルWTが移動またはスキャンされ、そして放射ビームBに付与されたパターンがターゲット部分Cに投影される。このモードでは、一般にパルス化された放射源が使用され、プログラマブルパターニングデバイスは、基板テーブルWTが移動した後に、またはスキャン期間中の遂次放射パルスの間に、必要に応じて更新される。この運転モードは、上記で参照した型式のプログラマブルミラーアレイなどの、プログラマブルパターニングデバイスを使用するマスクレスリソグラフィに容易に適用可能である。
[0033] 上記で説明したモードの使用の組み合わせ、および/または変形、または全く異なるモードの使用も、やはり用いることが可能である。
[0034] 図2は、図1のリソグラフィ装置に示された基板テーブルWTの構成を概略的に示す。基板テーブルWT上に、2つの固定されたマークTIS1およびTIS2が設けられている。固定されたマークTIS1およびTIS2は、イメージセンサをそれらの中に一体化しており、空間像を通してイメージセンサをスキャンすることによって、マスクMA上のオブジェクトマークの空間像の位置を決定するために使用することができる。
[0035] その結果、マスクMA上のオブジェクトマークのイメージと、固定マークTIS1、TIS2の相対位置が決定できる。基板テーブルWTに、例えば図2に示される基板マークP1、P2、P3、P4のような基板マークを有する基板Wが供給されるとき、アライメントセンサ(図示せず)は基板マークP1、P2、P3、P4の相対位置をそれまでに決定していることが可能である。アライメントセンサによって取得された基板マークP1、P2、P3d、P4の相対位置に関する知識を、マスクMA上のオブジェクトマークのイメージと、TIS1、T1S2内のイメージセンサによって測定された固定マークTIS1、T1S2との相対位置に関する知識と、組み合わせることによって、基板Wを、マスクMAの投影イメージに相対的な任意の所望の位置に、極めて正確に位置決めすることができる。
[0036] 図3は、透過イメージ検出のためのデバイスTISの一実施形態、例えば図2に示された透過イメージセンサTIS1、TIS2、を概略的に示す。このようなデバイスは、本技術分野では知られているものである。透過イメージ検出のためのデバイスTISは、スリットパターンG1とフォトセンサデバイスPDとを備えている。透過イメージ検出のためのデバイスTISは、1側面を基板テーブルWTに対面させて、投影システムPSの底部に配置される。透過イメージ検出のためのデバイスTISは、例えば第1格子のようなオブジェクトマークG0を使用する。図3では、オブジェクトマークG0がマスクMAに設けられている。代替として、オブジェクトマークG0はマスクテーブルMTに設けられてもよい。
[0037] オブジェクトマークG0は、照明されると投影ビームPBによって、パターンを投影ビームの断面内に形成するように構成される。オブジェクトマークG0によって生じ、投影ビームPBの断面にあるこのパターンは、例えば投影システムPS内のレンズを通り、1つまたは複数のレンズ1を通過する。このような投影システムPSは、オブジェクトマークG0の空間像が形成されるような光学特性を有する。
[0038] 透過イメージ検出のためのデバイスTISは、オブジェクトマークG0の空間像を検出するように構成される。透過イメージ検出のためのデバイスTISは、投影システムPSおよびマスクMAの位置に対して、例えば3直交方向X、Y、およびZの少なくとも3方向内で、相対的に移動可能である。これらの3方向に沿ってスキャンすることにより、透過イメージ検出のためのデバイスTISのX、Y、およびZ位置の関数として、空間像の強度をマップ化できる。生成されるマップは、サンプル位置の座標と、各サンプル位置におけるサンプル強度とを含む、イメージマップ(3Dマップ)とすることが可能である。この手順の間、空間像は、マスクMA内のパターンを基板W上に露光する間の焦点深度とは異なる、比較的深い焦点深度を用いて投影され得る。
[0039] オブジェクトマークG0のクリティカルディメンションの方向は、対応するスリットパターンG1のクリティカルディメンションの方向と同様である。したがって、オブジェクトマークが第1の方向、例えばX方向に延在し、クリティカルディメンションを第1の方向に直交する第2の方向、例えばY方向、に有するならば、対応するスリットパターンG1も、第1の方向に延在し、やはり第2の方向にクリティカルディメンションを有する。
[0040] 一般に、スリットパターンG1は投影システムPSのイメージ平面に近接した平面に配置される。最も簡単な実施形態では、スリットパターンG1は、フォトセンサデバイスPD上の開口であり、スリットまたは四角形の形状であってよい。さらに別の実施形態では、この開口は明確に決められたエッジを有する。
[0041] より複雑な実施形態では、スリットパターンG1はオブジェクトマークG0と同様の形状である。さらに、スリットパターンG1のフィーチャ寸法は、オブジェクトマークG0のフィーチャ寸法に投影システムPSの拡大率Mを乗じた値と実質的に等しくしてよい。フォトセンサデバイスPD上の開口にパターンを与えると、エッジ数が増加し、フォトセンサPDの感度が改善される。
[0042] さらに別の実施形態では、透過イメージ検出のためのデバイスTISは、少なくとも2つのスリットパターンG1を備えることが可能であり、1つは第1の方向、例えばX方向のイメージ検出のために構成され、1つは第1の方向に直交する第2の方向、例えばY方向のイメージ検出のために構成される。この実施形態において、空間像はXおよびY方向の両方向で、同時に検出されることができる。この実施形態では、マスクMA内のオブジェクトマークG0は少なくとも2つのマーク要素、例えば格子、孤立ライン、または孤立スリット、を備える。第1のマーク要素は、第1の方向、例えばX方向のイメージ作成のために構成されてよく、第1の方向のイメージ検出のために構成されたスリットパターンG1の一部によってそのイメージが受光される。第2のマーク要素は、上記に直交する第2の方向、例えばY方向のイメージ作成のために構成されてよく、第2の方向のイメージ検出のために構成されたスリットパターンG1の一部によってそのイメージが受光される。オブジェクトマークG0の2つのマーク要素によって作成されるイメージは、同時に作成される。
[0043] 上述の、例えば3Dマップの形式による、マッピングを使用することにより、透過イメージ検出のためのデバイスTISに接続されたプロセッサまたはマイクロプロセッサのような計算デバイスは、例えば、最小二乗フィッティング法を用いた放物線フィットを用いることにより、空間像の位置を算出することができる。それらのコンピュータデバイスは、例えば、制御システム、あるいは汎用コンピュータシステム、または他のコンピュータシステムのような専用のプロセッッシングデバイス内のプロセッサまたはマイクロプロセッサであって、マッピングおよび関連する計算を実行するように、プログラマブルに指示を受けることができる、プロセッサであってよい。
[0044] 図8は、空間像の位置を決定するために、および本発明に従った方法を実行するために構成されたコンピュータデバイス、例えばプロセッサ、の一実施例を提供する。
[0045] 図4aおよび4bは、図2の透過イメージ検出のためのデバイスTISで検出された、空間像の強度分布の一実施例を、それぞれ等高線プロットおよび3Dプロットで示すものである。
[0046] 図4aの等高線プロットは、水平方向焦点面、例えばX−Z面またはY−Z面、における強度分布を示す。この等高線プロットがX−Z面に対するものであれば、強度分布は固定されたY位置に対して与えられ、もしこの等高線プロットがY−Z面に対するものであれば、強度分布は固定されたX位置に対して与えられる。等高線プロットは、X−Y面内の異なる位置における、多数の異なるZ−位置に対して、スリットパターンG1のイメージ強度をモデル化して編集される。スキャン経路は実線で示され、点が測定された基板テーブルの位置を示す。X、Y、およびZ位置は他の手段、例えば干渉法によって決定される。スキャン経路から分かるように、測定位置は直交格子になるように意図されており、いくぶんランダムのように見える。これはシステム内の振動に起因するものである。
[0047] 図4bの3Dプロットは、透過イメージ検出のためのデバイスTISで測定された強度を、プロットのz軸に沿った第3のパラメータとして、プロットすることによって図4aのデータを改変して表示したものである。
[0048] 図4aおよび4bに表示されたデータから、測定された空間像の形状をモデルにフィッティングすることによって、位置合わせされた位置が算出できる。典型的には、配列された位置は空間像のピークの頂上TOPに放物線フィットさせることによって算出される(図4bに示されるように)。ガウスフィット、または最小二乗フィットなどのデータフィッティングのための別の方法も、同様に使用されてよい。
[0049] オブジェクトマークG0の空間像に影響を与える1つの要因は、オブジェクトマークのいわゆる照明プロフィール、すなわち放射がオブジェクトマークG0上に入射する角度プロフィールである。最も広く使用されている「従来型」の照明構成では、瞳面PPと称される面(そして、しばしば複数の面である)が照明システムIL内にあり、それは投影システムPSのオブジェクト面のフーリエ変換であって、そこにマスクMAが配置される。よく知られているように、瞳面内の位置(正規化された変数σxおよびσyを用いて表わされる)はオブジェクト面における角度(θ,φ)に変換される。したがって、瞳面内の強度分布を決定することにより、オブジェクトマークG0の照明の角度分布が決定できる。
[0050] 照明プロフィールは、一般に瞳面内の強度分布の形状に応じて分類され、従来型の照明(しばしばσ-settingと称される瞳充てん率(pupil filling factor)によって定義される)と、環状照明(しばしばσおよびσと称される内側および外側半径で定義される)と、二重極照明、および四重極照明、さらにこれらの組み合わせ、およびより複雑な分布とを含む。リソグラフィ装置は、調整可能なパラメータの有るまたは無い、共通パターンをイメージングすることに適した、標準照明プロフィールを画成するデバイス、または特定パターン用のカスタム照明プロフィールを画成するデバイス、を備えることが可能である。本発明は、照明プロフィールを制御または調整する、1つまたは複数のデバイスを有する、任意のリソグラフィ装置で使用されることが可能である。
[0051] 図5a、5b、および5cは、透過イメージ検出のためのデバイスTISで検出された空間像を例示的にモデル化した強度分布を、異なる照明設定、すなわち従来型照明設定、二重極照明設定、および環状照明設定それぞれに対する等高線プロットとして示す。
[0052] 図5a、5b、および5cの等高線プロットは水平方向焦点面内、例えばX−Z面またはY−Z面内、の強度分布を示す。
[0053] 図示された位置依存としてモデル化された強度データから、基板テーブルWTの座標系に対して投影された空間像の最適位置が計算できる。1つの実施形態において、この目的のために、位置依存としてモデル化された強度データに関数がフィッティングされ、それから固有の位置が計算できる。この固有の位置は、測定またはモデル化された最大強度の位置に必ずしも一致する必要はなく、場合にもよるが、次に空間像の位置を代表するものとみなされる。
[0054] 一実施形態において、高速で安定な最適化を支援するために、フィッティング係数の数は限定される。一実施形態において、この関数はスケーラブルである。このような場合、同一の関数が異なる照明設定に使用されることが可能で、すなわち、その関数は異なる空間像の高さおよび幅を提示するが、実質的には同一の形状の空間像を提示する。
[0055] 容易に分かるように、図5aに示された等高線図によって、基板テーブルWTに対するマスクMAの位置を決定するフィッティングが可能となる。すなわち、位置合わせした場合(X,Y=0)は、強度最大は最大焦点(Z=0)に生じ、位置合わせしていない場合(X,Y≠0)は、強度は最大焦点(Z=0)ですみやかに減少し、または他のZ位置(Z≠0)ではそれよりも緩やかに減少する。さらに、それらのフィッティングは、基板テーブルWTに対するマスクテーブルMTの位置を決定するためにも使用され得る。
[0056] 二重極照明設定を使用する場合は、図5bに示されるように、フィッティングはより難しくなる。この設定では、空間像は実質的に異なる形状を有する。図5bに示されるケースでは−100から100の位置において、最大焦点(Z=0)で2つの強度最大がある。したがって、スケーリングによってフィッティング可能な関数を適用することは不適当である。事実、図5bに示された空間像は、適当なフィッティングを得るために、それ自体既に多数の係数を必要としている。
[0057] 図5bの空間像の形状は、最良の焦点に位置合わせした位置において、弱め合う干渉によって生成したものである。したがって、スリットパターンG1のイメージのある特定の強度を決定する上で、マスクMA、またはその代わりのマスクテーブルMT、および基板テーブルWTが互いに対して、どのようにして位置合わせ不良になるかは明確でない。これは、Z位置がより最適でない場合、すなわちZ≠0の場合、さらに困難になる。
[0058] 図5cに概略的に示すように、環状照明設定を使用する場合も、基板テーブルWTに対してマスクMAの相対位置を決定することは容易ではない。この場合、ある範囲の相対位置(水平方向)は、スリットパターンG1を通して、すなわち水平方向軸に沿って、送られた空間像の測定強度にフィッティングできるが、同様の灰色影がある範囲の値に渡って存在する。さらに、たとえ相対位置が決定できても、ある範囲の焦点位置の値に対して、同じ強度値が見い出されるので、焦点位置(垂直方向)には不確かさが残る。
[0059] 開口数が1より大きい、特に1.2より大きい投影システムを有するリソグラフィシステムにおいて、オブジェクトマークG0の特性を変化させることにより、よりよい結果が得られることが判明した。本発明の実施形態において、投影システムPSのイメージ平面におけるオブジェクトマークの空間像のクリティカルディメンションは、dと呼ばれることがあり、0.85掛けるλ/NAより小さい値が選ばれる。ここで、λはオブジェクトマークマークG0を照明するために使用される波長、NAは投影システムPSの開口数を表す。
[0060] オブジェクトマークG0で形成される回折次数の大きさは、sinc関数に対応する。最適に位置合わせされた位置において、空間像の全強度は位相差を有さず加算される。
[0061] 照明の瞳内の点で、σ=1、およびクリティカルディメンションd>λ/(2・NA)のとき、投影システムのNA内で、負の大きさを有する回折次数が生じる。このため、弱め合う干渉が必要となる。上述の弱め合う干渉によって、強度の極大値は最適に位置合わせされた位置から離れた空間像内に生じ、一方最適に位置合わせされた位置に極小値が現れることがある。上述の極小値がさらに極端になれば、最適位置合わせされた位置を決定できるような方法で、空間像をフィットすることはさらに困難になる。
[0062] d=λ/(2・NA)以下の場合、たとえσ=1であっても弱め合う干渉は起こらない。したがって、d≦λ/(2・NA)において、最適に位置合わせされた位置で空間像内に極小値は生じない。
[0063] σ<1のとき、上述のクリティカルディメンションdに関する検討はやはり有効であり、さらに因数1/σavgの影響を受ける。ここで、σavgはオブジェクトマークG0に入射する光の平均角度分布である。代表的σinner、すなわちオブジェクトマークG0に入射する光の最小角度分布は、二重極照明設定に対して0.7であり、その結果二重極照明設定の代表的σavgは0.85となる。環状照明設定に対して代表的σinnerは0.85であり、一方代表的σouter、すなわちオブジェクトマークG0に入射する光の最大分布角度は、環状照明設定に対して0.97である。この結果、環状照明設定の代表的σavgは0.91となる。上述の値とは異なる値を使用してもよいことが理解されるべきである。例えば、環状照明設定においても、σinner=0.91およびσouter=0.98のような値が用いられる。
[0064] σavg<1のとき、弱め合う干渉が有効となるdの値は大きくなる。さらに、透過イメージ検出のためのデバイスTISで畳み込むことにより、空間像内の最適に位置合わせされた位置における小さな極小値が補償され得ることが判明した。その結果、0.85掛けるλ/NA未満で有効な結果を得られることが判明した。
[0065] イメージ平面におけるオブジェクトマークの空間像のクリティカルディメンションdは、マスクMA上、またはその代わりにマスクテーブルMT上のオブジェクトマークG0のクリティカルディメンションに相当し、これらは同様にDと呼ばれる。クリティカルディメンションDは、所定の測定方向のオブジェクトマークG0内に現れる最小寸法として定義される。Dとdの違いは拡大率Mで与えられ、その値はリソグラフィ投影装置で通常およそ4から5である。ゆえに、Dはd・Mに等しい。したがって、オブジェクトマークが少なくとも長さと幅を有する1つの長方形構造を含み、幅が長さより小さいとき、上述の条件は、D<0.85・(λ/NA)・Mとなり、ここで、
Dは長方形構造の幅を表し、
λはリソグラフィ投影システムで使用される波長を表し、
NAは投影システムPSの開口数を表し、
Mはリソグラフィ投影システムで使用される投影システムPSの拡大率を表す。
[0066] 本発明の実施形態に使用できるオブジェクトマークG0の典型的な形式には、孤立スリット(図6a)、孤立ライン(図6b)、および回折格子(図6c)が含まれる。
[0067] 実験により、およそd=0.85・λ/NAまでは、現在使用されているオブジェクトマークG0で得られる結果を上回る結果が得られることが示された。具体的には、二重極照明設定の、液浸リソグラフィ装置において、性能は約30%向上した。
[0068] 本発明の実施形態による、上述のdの寸法決定は、特に150nmから200nmの間の波長を、さらにとりわけ157nmから193nmの間の波長を、使用する場合に適している。
[0069] 本発明の実施形態に使用され得る典型的な形式のスリットパターンG1には、単一スリット(図7a)、および回折格子(図7b)が含まれる。
[0070] 前述したように、異なる方向のイメージを検出する能力を備えるために、異なるオブジェクトマークG0およびスリットパターンG1が互いに隣接するように構成することが可能である。一実施形態では、第1のオブジェクトマークG0は第1の方向、例えばX方向、の孤立ラインであり、第2のオブジェクトマークG0は第1の方向に直交する第2の方向、例えばY方向、の孤立ラインである。適当なスリットパターンG1に対し、2つの異なる方向に空間像が得られる。すなわち、オブジェクトマークG0が、それぞれ第1の方向または第2の方向に構成されるとき、スリットパターンG1もまた、それぞれ第1の方向または第2の方向に構成される。これによって、異なる二重極照明方向、すなわちX方向の二重極、およびY方向の二重極のフィッティングが、単一の構成で可能となる。
[0071] 透過イメージ検出のためのTISデバイスは、基板Wのレベルに配置されてよく、具体的にはスリットパターンG1は、投影システムPSの最終要素から基板Wと実質的に同じ距離になるようにしてよい。
[0072] 図8に示すように、コンピュータアセンブリ100内で、透過イメージ検出のためのデバイスTISの実施形態を使用して取得した情報を用いて、基板Wの有るまたは無い基板テーブルWTを、マスクMAまたはその代わりにマスクテーブルMTに対して位置決めするために、プロセッサ101が使用され得ることが理解されるべきである。コンピュータアセンブリ100は、本発明による実施形態のアセンブリ内の制御ユニット形式の専用コンピュータであってもよいし、代わりにリソグラフィ投影装置を制御する中央コンピュータであってもよい。プロセッサ101に接続されたメモリ105は、ハードディスク111、読み取り専用メモリ(ROM)112、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)113、および/またはランダムアクセスメモリ(RAM)114などの多数のメモリ要素を備えることができる。前述のメモリ要素の全てを備える必要はない。さらに、前述のメモリ要素が、プロセッサ101にまたは相互に、物理的に近接することは本質的ではない。それらは、離れて配置されてもよい。
[0073] プロセッサ101はまた、何らかのユーザインターフェイス、例えばキーボード115またはマウス116に接続可能である。当業者に知られているタッチスクリーン、トラックボール、音声変換器、またはその他のインターフェイスもまた使用可能である。
[0074] プロセッサ101は、フロッピー(登録商標)ディスク118またはCDROM119のようなデータ記憶媒体からデータを読み取り、または、ある種の状況下ではそれらにデータを保存するように構成された、読取りユニット117に接続可能である。当業者に知られているDVD、またはその他のデータ記憶媒体も使用可能である。
[0075] プロセッサ101はまた、出力データを紙にプリントアウトするプリンタ120に接続可能であり、および/またはディスプレイ121上に、例えばモニタまたはLCD(液晶ディスプレイ)、または当業者に知られている他の任意の形式のディスプレイ上に、出力データを表示するように構成してもよい。
[0076] プロセッサ101は、入力/出力(I/O)を分担する送信機/受信機123を用いて、例えば、公衆交換電話網(PSTN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)等の通信ネットワーク122に接続されてよい。プロセッサ101は、通信ネットワーク122を介して他の通信システムと通信するように構成されてよい。本発明の一実施形態において、外部コンピュータ(図示せず)、例えばパーソナルコンピュータのオペレータは通信ネットワーク122を介してプロセッサ101にログイン可能である。
[0077] プロセッサ101は、独立システム、または並列的に稼働する多数のプロセッシングユニットとして実装することが可能であり、このとき各プロセッシングユニットはより大きなプログラムのサブタスクを実行するように構成される。このプロセッシングユニットもまた、いくつかのサブプロセッシングユニットを有する1つまたは複数の主プロセッシングユニットに分割可能である。プロセッサ101のプロセッシングユニットには、他のプロセッシングユニットから離れて配置され、通信ネットワーク122を介して通信することが可能なものがあってよい。
[0078] 本明細書ではIC製造におけるリソグラフィ装置の使用に対して特に言及しているかもしれないが、本明細書で説明したリソグラフィ装置は、集積光学システム、磁気ドメインメモリの誘導および検出パターン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッド、等の製造者などによる、他への応用ができ得ることを理解すべきである。当業者は、そのような代替応用の文脈において、本明細書で任意に使用される用語「ウェーハ」または「ダイ」は、それぞれ、より一般的な用語「基板」および「ターゲット部分」と同義であると考えてよいことを認めるであろう。本明細書で参照される基板は露光の前後に、例えばトラック(典型的には基板にレジスト層を塗付し、露光したレジストを現像する機器)で、メトロロジーツールで、および/またはインスペクションツールで、処理されてよい。本明細書に開示された事項は、可能ならば、それらの、およびその他の、基板処理機器に応用されることができる。さらに、例えば多層ICを製造するために、基板は1回を超えて処理されることがあるので、本明細書で使用される基板という用語は、既に複数回処理された層を有する基板も意味する。
[0079] 本明細書で使用される用語「放射」および「ビーム」は、紫外光(UV)放射(例えば365、355、248、193、157もしくは126nm、またはそれらの近辺の波長を持つ)を含む全ての型式の電磁放射を包含する。
[0080] 用語「レンズ」は、文脈において可能ならば、屈折型、反射型、磁気型、電磁型、および静電型の光学コンポーネントを含む任意の1つの、または様々なタイプの光学コンポーネントの組み合わせを称することができる。
[0081] 上記において本発明の具体的な実施形態について説明してきたが、本発明は開示した以外の形態でも実施可能であることが、認識されるであろう。例えば本発明は、上記で開示したような方法を記述した機械読取可能な指示の1つまたは複数のシーケンスを含むコンピュータプログラム、またはそのようなコンピュータプログラムを記憶して保有するデータ記憶媒体(例えば、半導体メモリ、磁気または光ディスク)の形を取ることができる。
[0082] 上述の説明は例示することを意図したものであり、限定するものではない。したがって、添付された特許請求の範囲から離れることなく記述された本発明の改変を行い得ることは、当業者において明らかであろう。
[0009]本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置を示す図である。 [0010]図1のリソグラフィ装置内に示された基板テーブルの構成の概略を示す図である。 [0011]透過イメージ検出のためのデバイスの概略を示す図である。 [0012]図4aおよび4bは、図2の透過イメージ検出用デバイスで検出された空間像の例示的強度分布を、それぞれ等高線プロットと3Dプロットで示す図である。 [0013]図5a、5b、および5cは、図3の透過イメージ検出用デバイスによって検出される空間像を例示的にモデル化した強度分布を示す図である。 [0014]図6a、6b、および6cは、それぞれ第1、第2、および第3の本発明の実施形態による透過イメージ検出のためのデバイスに使用されることができる、オブジェクトマークを概略的に示す図である。 [0015]図7および7bは、本発明の実施形態による透過イメージ検出デバイスに使用されるスリットパターンを概略的に示す図である。 [0016]図8は、本発明の実施形態による組立体に使用され得る、コンピュータ組立体の実施形態を示す図である。

Claims (12)

  1. リソグラフィ露光装置にて空間像を検知する透過イメージセンシングのためのデバイス(TIS、TIS1、TIS2)であって、
    オブジェクトマーク(M1、M2、G0)の空間像を投影システムのイメージ側に形成する投影システムであって、前記イメージ側が1より大きい開口数を有する、投影システムと、
    前記空間像の少なくとも一部に対応するフィーチャ(D)を持つスリットパターン(G1)を含むディテクタであって、前記スリットパターンが空間像に露光され、前記ディテクタがさらに前記スリットパターンにより送られた検出放射(PB)を検出する、ディテクタとを備え、
    ここで、d<0.85・λ/NAであって、
    dは前記スリットパターンの最小フィーチャの寸法を表し、
    λは前記検出放射の波長を表し、
    NAは前記イメージ側の開口数を表す、
    デバイス。
  2. 前記波長(λ)が150と200nmの間の波長である、請求項1または2に記載のデバイス。
  3. 前記スリットパターン(G1)が、単一スリットパターン、孤立ラインパターン、および回折格子を含むパターンの群から選択されたパターンを有する、先の請求項のいずれかに記載のデバイス。
  4. 前記オブジェクトマーク(M1、M2、G0)が、単一スリットパターン、孤立ラインパターン、および回折格子を含むパターンの群から選択されたパターンを有する、請求項1または2に記載のデバイス。
  5. 前記投影システム(PS)が、パターン付与されたビームの露光放射(B)を基板(W)上に投影して、前記基板を露光する、先の請求項のいずれかに記載のデバイス。
  6. 前記露光放射をパターニングするためのパターニング手段(MA)を支持する支持構造(MT)を備え、前記オブジェクトマークが前記支持構造または前記パターニング手段に設けられる、請求項6に記載のデバイス。
  7. 空間像の透過イメージセンシングのための方法であって、
    検出放射(PB)を供給すること、
    投影システム(PS)と前記検出放射を使用して、1より大きい開口数を有する前記投影システムの前記イメージ側に、オブジェクトマーク(M1、M2、G0)の空間像を形成すること、
    少なくとも前記空間像の一部に対応するフィーチャ(D)を有する前記スリットパターン(G1)を前記イメージに露光すること、および
    前記スリットパターンにより送られた前記検出放射を検出することを含み、
    ここで、d<0.85・λ/NAであって、
    dは前記空間像内の任意のフィーチャの最小寸法を表し、
    λは前記検出放射の波長を表し、
    NAは前記イメージ側の開口数を表す、
    方法。
  8. 検出放射(PB)の供給が、150と200nmの間の波長を有する検出放射を供給することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記スリットパターン(G1)に、単一スリットパターン、孤立ラインパターン、および回折格子を含むパターンの群から選択されたパターンを供給することを含む、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記オブジェクトマーク(M1、M2、G0)が、単一スリットパターン、孤立ラインパターン、および回折格子を含むパターンの群から選択されたパターンを含む、請求項7または8に記載の方法。
  11. パターン付与されたビームの露光放射(PB)を基板(W)上に投影して前記基板を露光するために、前記投影システム(PS)を使用することを含む、請求項7から10のいずれかに記載の方法。
  12. 支持構造上に支持されたパターニング手段で前記露光放射をパターニングすること、および前記支持構造または前記パターニング手段の上に前記オブジェクトマークを供給することを含む、
    請求項7に記載の方法。
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