JP2009079489A - 水中ポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液漕の底部への設置と液漕内からの引き上げとが可能にされた水中ポンプ2が、液漕内に配設された固定排出管6に対し支持される水中ポンプ装置Aにおいて、水中ポンプ2の固定排出管6に対して相対変位することに起因する種々の不都合を防止する。
【解決手段】水中ポンプ2を液漕の底部に設置したときに固定排出管6の基端面に対し、その先端面が当接する着脱用連結管4を備え、その着脱用連結管4における中間位置に弾性連結部5を介設させる。この弾性連結部5によって、着脱用連結管4における接続機構部13側と水中ポンプ2側とを弾性的に連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液漕内に設置される水中ポンプ装置に関する。
従来より、液漕内に設置される水中ポンプ装置として、その水中ポンプを液漕の底部へ設置することと、液漕内から引き上げることとが可能にされた装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
この水中ポンプ装置では、羽根車等を含む水中ポンプが、液漕内の上部開口から底部までを上下方向に延びて配設されたガイドパイプに沿って昇降されるようになっており、水中ポンプを液漕の底部に設置した状態においては、その水中ポンプが、液漕内に固定された固定排出管に対し接続されるようになっている。
つまり、水中ポンプには、その基端部が水中ポンプの吐出口に連通すると共に、その先端部が固定排出管に連通し得る着脱用連結管が設けられており、その着脱用連結管における先端部に、前記ガイドパイプに摺動自在に係合するガイドと、当該先端部と固定排出管の基端部とを自動的に係合接続させる接続機構部とが設けられている。これにより、ガイドがガイドパイプに係合した状態で水中ポンプを下降させたときには、接続機構部により着脱用連結管と固定排出管とが自動的に係合して接続されるようになる。そうして、水中ポンプを液漕内に設置した状態では、水中ポンプの駆動により、液漕内の汚水が着脱用連結管及び固定排出管を通じて液漕外に排出されるようになっている。
ここで、前記接続機構部は、着脱用連結管において、水平方向を向いた先端面を有する着脱フランジと、固定排出管において前記着脱用連結管の先端面が当接する、同じく水平方向を向いた基端面を有する基端フランジと、着脱用連結管に設けられて、基端フランジに嵌合するフックと、によって構成されており、水中ポンプをガイドパイプに沿って下降させたときには、着脱フランジの先端面が基端フランジの基端面に対して上下方向に摺動して両端面が互いに当接した状態になると共に、その状態でフックが基端フランジに嵌合することになる。そうして、着脱用連結管の先端部と固定排出管の基端部とが自動的に係合するようになっている。また、フックと基端フランジとの嵌合によって、水中ポンプは固定排出管に対し片持ちで支持された状態となり、水中ポンプの自重によって着脱フランジを基端フランジに押し当てるモーメントが働いて、前記先端面と基端面との両端面が隙間なく当接するようになっている。
特許第3332647号公報
しかしながら、従来の水中ポンプ装置では、水中ポンプの吐出圧力やその羽根車に作用する不均一な圧力分布によって、水中ポンプが固定排出管に対して相対的に変位する場合がある。特に、水中ポンプが樹脂材料等により構成される軽量タイプのものであるときは、水中ポンプの自重によるモーメントが小さくなるため、水中ポンプが固定排出管に対して相対的に変位し易い。
そうした相対変位が生じると、着脱用連結管の先端面と固定排出管の基端面とが離間したり、互いに摺動したりすることになる。また、着脱用連結管の先端面と固定排出管の基端面との間にシール部材を介在させる場合もあるが、そうした場合には、両端面の摺動に伴いシール部材の損傷を招く虞もある。それらの結果、着脱用連結管の着脱フランジと固定排出管の基端フランジとの間に隙間が生じて吐出液体が漏れることになり、水中ポンプの体積効率が低下してしまうという問題がある。
また、従来の水中ポンプ装置では、水中ポンプと固定排出管やガイドパイプとが、着脱用連結管を介して剛体的に連結されていることから、水中ポンプの振動が、その着脱用連結管を介して、固定排出管やガイドパイプに伝達してしまうことになる。そのため、固定排出管やガイドパイプを介して液漕の外に騒音が発生したり、固定排出管やガイドパイプを液漕に対し固定する固定部分の破損を招いたりする虞もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、液漕の底部への設置と液漕内からの引き上げとが可能にされた水中ポンプが、液漕内に配設された固定排出管に対し支持される水中ポンプ装置において、水中ポンプが固定排出管に対して相対変位することに起因する種々の不都合を防止することにある。
本発明の一側面によると、水中ポンプ装置は、液漕内を昇降させることによって、当該液漕の底部への設置と液漕内からの引き上げとが可能にされた水中ポンプ、その基端部が前記水中ポンプの吐出口に連通するように当該水中ポンプに設けられると共に、前記水中ポンプを前記液漕の底部に設置したときには、当該液漕内で固定された固定排出管の基端面に対し、その先端面が当接する着脱用連結管、前記水中ポンプを設置状態にしたときには、前記着脱用連結管の先端部と前記固定排出管の基端部とを自動的に係合接続させ、それによって、前記着脱用連結管と固定排出管とを互いに連通させつつ、前記水中ポンプを当該固定排出管に対し支持させる接続機構部、及び、前記着脱用連結管における中間位置に介設され、それによって当該着脱用連結管における前記接続機構部側と前記水中ポンプ側とを弾性的に連結する弾性連結部、を備えている。
この構成によると、水中ポンプを下降させて、液漕の底部に設置状態にしたときには、水中ポンプに設けられた着脱用連結管の先端部と前記固定排出管の基端部とが、接続機構部によって自動的に係合接続する。そうして、水中ポンプが固定排出管に対し着脱用連結管を介して互いに連結された状態になると共に、その水中ポンプが固定排出管に対し支持されることになる。
そして前記の構成では、その着脱用連結管における中間位置に弾性連結部が介設されており、その弾性連結部によって、接続機構部側(換言すれば、固定排出管側)と水中ポンプ側とが弾性的に連結されている。これによって、水中ポンプが固定排出管に対して相対変位したとしても、弾性連結部が弾性変形することによってその変位が吸収され、着脱用連結管の先端面と固定排出管の基端面とは、互いに当接した状態のままに維持される。その結果、着脱用連結管の先端部と固定排出管の基端部との間に隙間が生じることが未然に防止され、それにより、その隙間の発生に起因する水中ポンプの体積効率の低下等が確実に防止される。
また、着脱連結管を介して伝達する水中ポンプの振動が、弾性連結部において減衰されることで、その振動は固定排出管側まで伝達しなくなる。そのため、固定排出管が振動することに起因して液漕外で騒音が発生したり、その固定排出管を液漕に固定する固定部分が破損したりすることが防止される。
ここで、前記水中ポンプ装置は、前記接続機構部に設けられると共に、前記液漕内に配設されたガイド部材に対し摺動自在に係合することで、前記水中ポンプを前記ガイド部材に沿って昇降可能にするガイドをさらに備えてもよい。
こうすることで、ガイド部材は着脱用連結管を介して水中ポンプに連結されることになるが、前述したように、着脱連結管を介して伝達する水中ポンプの振動は、その途中の弾性連結部によって減衰されることで、ガイド部材側まで伝達しなくなるため、ガイド部材が振動することに起因して液漕外で騒音が発生したり、そのガイド部材を液漕に固定する固定部分が破損したりすることが防止される。
以上説明したように、本発明によると、着脱用連結管の中間位置に弾性連結部を介設し、接続機構部側と水中ポンプ側とを弾性的に連結したため、水中ポンプが固定排出管に対して相対変位したとしても、着脱用連結管の先端面と固定排出管の基端面とを当接した状態のままにすることができ、着脱用連結管の先端部と固定排出管の基端部との間に隙間が生じることを未然に防止することができる。その結果、水中ポンプの体積効率の低下等を確実に防止することができる。また、固定排出管やガイド部材に、水中ポンプの振動が伝達することを防止することもできるため、騒音の発生や固定設備の破損を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る水中ポンプ装置Aを示し、ここでは液漕としての下水中継ポンプ漕の底部に水中ポンプ2が設置された状態を示している。この水中ポンプ装置Aは、ポンプ槽内に流入した下水の水位が所定の運転レベル以上になったときに水中ポンプ2を運転させることにより、ポンプ槽内に予め固定された固定排出管6を介して漕外に下水を排出させるように構成されている。こうした水中ポンプ2の自動運転制御のために、図示は省略するが、ポンプ槽内には、運転用フロートスイッチ、停止用フロートスイッチ及び異常水位警報用フロートスイッチが設けられると共に、ポンプ槽の上方には、それらのフロートスイッチの検出信号が入力される制御盤が設けられている。
下水中継ポンプ漕内には、その上部から底部にまで上下方向に延びるガイドパイプ12が予め配設されており、水中ポンプ2はこのガイドパイプ12を伝って槽内底部に降ろされ、接続機構部13により固定排出管6に自動的に接続されることで、該下水中継ポンプ槽に着脱自在に設置される。水中ポンプ2の昇降のために、図示省略のマンホールの蓋と水中ポンプ2とは昇降用チェーン15によって連結されている。昇降用チェーン15は水中ポンプ2の重心を通る垂直線上で水中ポンプ2の上面部に接続されている。
水中ポンプ2は、羽根車25を有するポンプ部21と、該羽根車25を駆動するモータ3を有するモータ部22と、を備えている。水中ポンプ2は、オイルケーシング23を挟んだ下側にポンプ部21を、その上側にモータ部22をそれぞれ配置することによって、ポンプ部21及びモータ部22が上下方向に並んで配置されて構成されている。尚、この水中ポンプ2は、後述するヘッドカバー34やポンプケーシング24が、所定の樹脂材料によって形成された軽量タイプとなっている。
モータ部22は、ステータ31及びロータ32からなる前記モータ3と、該モータ3のステータ31を覆うステータケーシング33と、ステータケーシング33の上端に取り付けられるヘッドカバー34と、を備えている。モータ3の駆動軸35は、上下方向に延びて配設されており、その下端部に羽根車25が取り付けられている。
ヘッドカバー34は、ステータケーシング33の上端に対して取り付けられて、その上端開口を閉塞している。このヘッドカバー34の上壁の下面には、駆動軸35の上端部を回転可能に支持する軸受が取り付けられている。また、ヘッドカバー34の上壁上面の外周縁近傍には、モータ3に給電する給電ケーブルが接続されていると共に、その中央部には、前記昇降用チェーン15の下端が係止される係止部36が取り付けられている。
オイルケーシング23は、断面略逆U字形の有蓋円筒状であり、その上壁には、モータ3の駆動軸35が内挿される貫通孔が形成されていると共に、上壁の上面側には、駆動軸35の中間部を回転可能に支持する軸受が取り付けられている。このオイルケーシング23は、その下面に、後述するポンプケーシング24が取り付けられることによって密閉空間を形成しており、この密閉空間内には、駆動軸35の周囲を覆うメカニカルシール37が配置されている。
ポンプ部21は、上述したように、モータ3の駆動軸35の下端に取り付けられた羽根車25を備えると共に、ポンプケーシング24を備えている。
この水中ポンプ2は遠心ポンプからなり、そのポンプケーシング24は、羽根車25を収容するポンプ室27を内有する渦巻き型ポンプケーシングからなる。このポンプケーシング24の下部には吸込口28が開口されている。
ポンプケーシング24にはまた、その側面から水平方向に突出する着脱用連結管4が一体に形成されており、この着脱用連結管4は、その基端が前記ポンプ室27のポンプ吐出口27aに連通している。このポンプ吐出口27aは、後述するように、水中ポンプ2が着脱用連結管4を介して固定排出管6に連結されたときに、その固定排出管6内と連通する。
着脱用連結管4は、水中ポンプ側である基端側部分42と、その逆側である先端側部分41とに分割されており、分割された2つの部分の内の先端側部分41に、前記接続機構部13が設けられている。先端側部分41にはまた、前記ガイドパイプ12に摺動自在に係合するガイド19が設けられている。
接続機構部13は、前述したように、水中ポンプ2を固定排出管6に自動的に接続させる機構であり、この接続により水中ポンプ2が固定排出管6に支持されるようになっている。接続機構部13は、先端側部分41の先端部に設けられた着脱フランジ16及びフック17と、固定排出管6の基端部に設けられた基端フランジ18とによって構成されている。フック17は、着脱フランジ16の上部との間に下方に開口した係合凹部を形成し、固定排出管6の基端フランジ18の上部には当該係合凹部に嵌る係合部18aが形成されている。水中ポンプ2がガイドパイプ12を伝って下降したときには、着脱フランジ16が基端フランジ18に対して相対的に下方に摺動しつつ、係合凹部と係合部18aとが自動的に嵌合する。この嵌合により、水中ポンプ2は固定排出管6に支持され、該水中ポンプ2の自重により着脱フランジ16を固定排出管6の基端フランジ18に押し当てるモーメントが働いて、両者は隙間なく接続される。フック17及び係合部18aの互いの当接面には、前記嵌合を案内するとともに、前記フランジ16,18同士を密に接続するためのテーパが形成されている。
そうして、着脱用連結管4における基端側部分42と先端側部分41との間には、弾性連結部5が介設されており、この弾性連結部5によって両者41,42が互いに連結されている。
弾性連結部5は、水中ポンプ2が、固定排出管6に対して相対的に変位したときに弾性変形することによって、その変位を吸収するための部材であると共に、水中ポンプ2の振動を減衰させて、その振動が固定排出管6側に伝達することを防止するための部材である。弾性連結部5は、その内部に吐出流路を形成するための貫通孔5aが形成された筒状の部材であって、その筒軸方向に所定の厚み、つまり、弾性変形によって変位量の吸収や、振動の伝達防止をし得る厚みを有している。
着脱用連結管4における先端側部分41の端部と基端側部分42の端部とにはそれぞれ、挟持フランジ41a,42aが形成されており、弾性連結部5は、この両フランジ41a,42aが図示省略のボルト・ナットにより結合されることによってこの両フランジ41a,42aに挟持されて固定されている。
この構成の水中ポンプ装置Aによると、着脱用連結管4における先端側部分41と基端側部分42との間に、弾性連結部5が介設されているため、ポンプの吐出圧力や羽根車25にかかる不均一な圧力分布によって、水中ポンプ2が固定排出管6に対して相対変位したとしても、弾性連結部5が弾性変形することによりその変位が吸収される。その結果、着脱用連結管4の着脱フランジ16と固定排出管6の基端フランジ18とを当接した状態のままに維持することが可能になる。
特に、この実施形態に係る水中ポンプ2は、ケーシング等が樹脂材料により構成された軽量タイプであり、水中ポンプ2の自重によるモーメントが小さいため、水中ポンプ2が固定排出管6に対して相対的に変位し易いが、前述したように、弾性連結部5によって、着脱用連結管4の着脱フランジ16と固定排出管6の基端フランジ18との間に隙間が生じることを効果的に防止することができる。その結果、水中ポンプ2の体積効率が低下することが防止される。
また、水中ポンプ2の駆動等に伴う振動は、弾性連結部5において減衰されるため、着脱用連結管4の先端側部分41まで伝達しない。このため、固定排出管6やガイドパイプ12に振動が伝達することに起因してポンプ漕の外で騒音が発生したり、固定排出管6やガイドパイプ12をポンプ漕に固定する固定部分が破損したりすることを防止することができる。
(実施形態2)
図2は、実施形態2に係る水中ポンプ装置Bを示している。この水中ポンプ装置Bは、実施形態1の水中ポンプ装置Aと比較して、弾性連結部5の配置する向きが異なっている。尚、図2に示す水中ポンプ装置Bにおいて、図1に示す水中ポンプ装置Aと同様の構成については、同じ符号を付してその説明を適宜省略する。
この水中ポンプ装置Bにおける、着脱用連結管4は、ポンプケーシング24との接続部分から上方に向かって屈曲した後に、水平方向にさらに屈曲するように、2つの屈曲部分を有しており、この着脱用連結管4は、その2つの屈曲部分の間で、基端側部分42と先端側部分41とに分割されている。筒状の弾性連結部5は、2つの屈曲部分の間で、その筒軸が上下方向となる向きに配設されて、着脱用連結管4における基端側部分42と先端側部分41とを互いに連結している。
この構成の水中ポンプ装置Bにおいても、着脱用連結管4における先端側部分41と基端側部分42との間に弾性連結部5が介設されているため、前記と同様に、水中ポンプ2が固定排出管6に対して相対変位したとしても、弾性連結部5が弾性変形することによりその変位が吸収される。その結果、着脱用連結管4の着脱フランジ16と固定排出管6の基端フランジ18とを当接した状態のままに維持することが可能になり、水中ポンプ2の体積効率が低下することを防止することができる。
また、水中ポンプ2の振動も弾性連結部5において減衰されて、着脱用連結管4の先端側部分41まで伝達しないため、固定排出管6やガイドパイプ12に振動が伝達することに起因してポンプ漕の外で騒音が発生したり、固定排出管6やガイドパイプ12をポンプ漕に固定する固定部分が破損したりすることを防止することができる。
尚、本発明が適用可能な水中ポンプ装置(水中ポンプ)は、軽量タイプに限るものではない。
また、着脱フランジ16と基端フランジ18との間にシール部材を介在させるようにしてもよい。この場合、弾性連結部5によって、着脱フランジ16と基端フランジ18とを当接した状態のままに維持することが可能になることで、シール部材の損傷等を防止することができる。これは、水中ポンプ2の体積効率が低下することを防止する上で有利である。
以上説明したように、本発明は、水中ポンプが液漕内に配設された固定排出管に対し支持される水中ポンプ装置において、ポンプ効率の低下や騒音等の発生を防止することができる点で有用である。
実施形態1に係る水中ポンプ装置の液漕内での設置状態を示す図である。 実施形態2に係る水中ポンプ装置の液漕内での設置状態を示す図である。
符号の説明
12 ガイドパイプ(ガイド部材)
13 接続機構部
19 ガイド
2 水中ポンプ
27a 吐出口
4 着脱用連結管
5 弾性連結部
6 固定排出管
A 水中ポンプ装置
B 水中ポンプ装置

Claims (2)

  1. 液漕内を昇降させることによって、当該液漕の底部への設置と液漕内からの引き上げとが可能にされた水中ポンプ、
    その基端部が前記水中ポンプの吐出口に連通するように当該水中ポンプに設けられると共に、前記水中ポンプを前記液漕の底部に設置したときには、当該液漕内で固定された固定排出管の基端面に対し、その先端面が当接する着脱用連結管、
    前記水中ポンプを設置状態にしたときには、前記着脱用連結管の先端部と前記固定排出管の基端部とを自動的に係合接続させ、それによって、前記着脱用連結管と固定排出管とを互いに連通させつつ、前記水中ポンプを当該固定排出管に対し支持させる接続機構部、及び、
    前記着脱用連結管における中間位置に介設され、それによって当該着脱用連結管における前記接続機構部側と前記水中ポンプ側とを弾性的に連結する弾性連結部、を備えた水中ポンプ装置。
  2. 請求項1に記載の水中ポンプ装置において、
    前記接続機構部に設けられると共に、前記液漕内に配設されたガイド部材に対し摺動自在に係合することで、前記水中ポンプを前記ガイド部材に沿って昇降可能にするガイドをさらに備えた水中ポンプ装置。
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