JP2009079448A - 建築物とこの建築物の施工方法 - Google Patents

建築物とこの建築物の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、天候に左右されることなく、折半板7を用いた折半屋根の下方に真空断熱材6を設置する作業を実施できるというものである。
【解決手段】折半板7からなる折半屋根を載置する基台101において、この基台101を構成する第1の支持部材2のうち、相対する位置に配された第1の支持部材2a、2b間を連絡する取付部材4を折半板7の山部8に沿って設け、この取付部材4に真空断熱材6を取付ける取付具5を設けるというものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根板の下方に断熱材を用いた建築物に関するものである。
従来より、工場や倉庫、体育館などの大型施設や家庭用の駐車場などの屋根に、折半板を用いて折半屋根を構成することが広く行われている。
この折半屋根が、太陽からの日射を受けて高温となった場合、その輻射熱によって前述した大型施設や駐車場などの建築物内部の温度が上昇することになる。
そこで、この建築物内部の温度の上昇を防ぐために、さまざまな断熱手段が提案されている。
一般に、広く用いられている手法としては、次のようなものがある。
まず、建築物の梁で基台を構成し、この基台上に第1の折半屋根を設置する。
次に、この第1の折半屋根上にグラスウールなどの断熱材を敷設する。
そして、この断熱材の上部に第2の折半屋根を設置するという、いわゆるサンドイッチ構造をなすものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−296570号公報
しかしながら、上記従来技術には、つぎのような課題があった。
まず、第1の折半屋根と第2の折半屋根との間に断熱材を敷設するサンドイッチ構造の場合、敷設作業が天候の影響を受け、工期が長くなるという課題があった。
つまり、このサンドイッチ構造施工時の注意点として、断熱材が雨水などに濡れた場合、断熱材の断熱性能が低下するという課題や、断熱材が腐食するという課題を有していた。
従って、断熱材を濡らすことなく敷設する必要があり、第1の折半屋根完成後、断熱材を敷設する工程、および、断熱材の上に第2の折半屋根を設置する工程においては、防水シートを施す必要があるなど、作業が非常に煩雑になっていた。
しかも、雨天時に作業を中止するのはもちろんのこと、降水確率が高い日の作業見合わせや、雨上がり後に除水作業を要するなど、雨天の前後を通じて屋根の施工が遅々として進まず、建築物全体の工期が長くなるという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、第1の折半屋根設置後、天候に左右されることなく断熱材を設置することが可能となり、工期を短縮することができる。
本発明は、上記目的を達成するために、筐体と、この筐体の上部開口を覆う屋根板とを具備し、この屋根板の下方に、真空断熱材を取付部材にて取付けるというものである。
本構成とすることで、筐体の上部開口を覆う屋根板を設置後、この屋根板の下方にて真空断熱材を取付具に取付ける作業を行うことが可能となる。
その結果、雨天時において、真空断熱材を雨水に濡らすことなく作業を行うことができる。
本発明の建築物は、筐体と、この筐体の上部開口を覆う屋根板とを具備し、この屋根板の下方に、真空断熱材を取付部材にて取付けることにより、筐体の上部開口を覆う屋根板を設置後、この屋根板の下方にて真空断熱材を取付具に取付ける作業を行うことが可能となる。
その結果、雨天時においても真空断熱材を雨水に濡らすことなく作業を行うことができるので、建築物の工期が天候に左右されなくなる。
よって、従来、雨対策として確保していた作業日程の予備や、雨天後の除水作業が不要となり、建築物、特に屋根板施工の工期を従来よりも短縮することが可能となる。
なお、本発明を従来のサンドイッチ構造と比較した場合、サンドイッチ構造が有していた以下の課題も解決することができる。
つまり、従来のサンドイッチ構造において、日射によって断熱材上部に設置された第2の折半屋根が焼けた場合、鉄板などからなる第2の折半屋根に延びが発生する。
一方、断熱材で第2の折半屋根からの輻射熱を遮断された第1の折半屋根には延びが発生しないため、断熱材に歪みが生じていた。
その結果、例えばグラスウールなどの繊維材料で構成された断熱材などにおいて、この歪みによる「鳴き」音が発生することになる。
例えば、上述した折半屋根を用いた工場において、このような「鳴き」音が発生したとする。
工場内に設けた製造ラインで、部材または製品の良否判定に音センサーを用いていた場合、折半屋根に配した断熱材から生じる「鳴き」音は、前述した音センサーの誤動作を招く要因となる。
その結果、当該製造ラインには、次のような不具合が発生することになる。
つまり、上述した「鳴き」音を音センサーが異常と判断し、頻繁に製造ラインを停止する。
あるいは、音センサーのご検知を防止するために、この音センサーの検出感度を鈍く設定すると、部材、あるいは製品の不具合を見落とすことになるという課題があった。
本発明は、屋根板と真空断熱材とを直接、接することなく屋根板の下方に取付けるため、第1の折半屋根が日射を受けることで発生していた断熱材の「鳴き」音の発生を抑制することが可能となり、使用空間内にて音センサーを用いていたとしても、音センサーの誤動作を招くことを防止することができる。
本発明の実施の形態は、筐体と、この筐体の上部開口を覆う屋根板とを具備し、前記屋根板の下方に、真空断熱材を取付部材にて取付けるというものである。
本構成とすることにより、筐体の上部開口を覆う屋根板を設置後、この屋根板の下方にて真空断熱材を取付具に取付ける作業を行うことが可能となる。
その結果、雨天時において、真空断熱材を雨水に濡らすことなく作業を行うことができる。
また本発明の実施の形態は、屋根板として、複数の山部と谷部とが交互に形成される折半板と、筐体の上部開口に、第1の支持部材を枠状に組合せて折半板を載置する基台とを備え、この基台を成し、相対する位置に配された第1の支持部材間を橋架する取付部材を山部下に沿って設け、取付部材に真空断熱材を取付ける取付具を設けるというものである。
本構成とすることにより、上述した作用効果に加え、取付部材を折半板の山部内に配置することが可能となる。
その結果、取付部材に真空断熱材を取付ける位置を高くすることができるため、建築物の天井高さを高くすることが可能となるので、居室空間を広く感じることができる。
また本発明の実施の形態は、折半板と基台との間に、取付部材とは交差する方向に第2の支持部材を設け、取付部材が、相対する第1の支持部材間を第2の支持部材を介して連絡するというものである。
本構成とすることにより、相対する第1の支持部材間の間隔が長い場合、第2の支持部材を介して取付部材を取り付けることができるようになる。
その結果、設置する建築物の規模に係わらず、折半屋根の下方に真空断熱材を設置することができるようになる。
さらに本発明の実施の形態は、支柱の上部に、第1の支持部材を枠状に組合せて基台を形成した後、基台上に屋根板を設置し、この屋根板を設置した後、屋根板の下方に、真空断熱材を取付けるというものである。
この手順で作業を行えば、屋根板で雨が防げるので、雨天時でも雨に濡れることなく真空断熱材を取り付けることが可能となる。
その結果、建築物の工期を短くすることができる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
(実施例1)
まず、本発明の建築物、および施工方法について、図1を用いて説明する。
図1は、屋根板として折半屋根を備えた建築物の基本構造を示す、概念図である。
なお、本概念図では、説明をわかり易くするため、筐体を構成する壁面は表示していない。
図に示すように、基礎となる土台100上に、脚1を複数本設けて支柱を立てる。
つぎに、脚1の上端間に第1の支持部材2を渡して梁を設け、この第1の支持部材2を組合わせて枠状の一例である方形状の基台101を作る。
本実施例では、向い合う第1の支持部材2a、2b間の間隔が広いため、取付部材4を向い合う第1の支持部材2a、2b間に設置するにあたり、補助の梁を設ける必要がある。
そこで、図に示すように、第2の支持部材3を補助の梁として所定の間隔で設置し、取付部材4を設けている。
なお、第2の支持部材3同士の間隔は、設置する取付部材4の長さに合せたものとすれば、取付部材4を設置する作業がし易くなり、作業効率がよくなる。
また、建てる建築物が小規模なもので第1の支持部材2a、2b間の間隔が狭く、取付部材4を十分に渡せるようであれば、第2の支持部材3を設けることなく、直接、第1の支持部材2a、2b間に取付部材4を設置してもよい。
そして、上述した部材の具体例として、脚1には、H形鋼、I形鋼、L形鋼を、第1の支持部材2にはH形鋼やI形鋼などを用いればよい。
また、補助の梁を構成する第2の支持部材3には、H形鋼やI形鋼などを用いてやればよい。
さらに、取付部材4にリップル溝鋼管を用いてやれば、開口部分からの作業が容易となり、具合がよい。また、取付部材4に強度が必要となる場合、リップル溝鋼管を背中合わせに用いてやればよい。
つぎに、この建築物の屋根板として折半板7を、上部開口102を成す第2の支持部材3上に設置する。
図2に示すように、山部8と谷部9とを交互に有する折半板7の設置は、あらかじめ位置決めして設置された取付部材4を、折半板7の山部8が跨ぐように行われる。
この状態を構築すれば、雨が降っても折半板7が屋根として機能し、折半板7の下で作業を行っても雨に濡れることがなくなる。
その結果、以下の作業は雨天においても継続して実施することが可能となる。
まず、図1に示すように、取付部材4に対して、所定の間隔で取付具5を設ける。そして、この取付具5を用いて真空断熱材6を設置するという作業である。
なお、取付具5を設ける間隔は、真空断熱材6に対応した間隔であれば、真空断熱材6の取付作業が行い易い。
以下、図3から図6を用いて詳細に説明する。
図3は、真空断熱材6の縦断面図である。
この真空断熱材6は、芯材11を上下(図3中)からフィルム材12a、12bで挟んだ構成となっている。
この真空断熱材6の製造方法は、フィルム材12a、12bで芯材11を挟みながら、芯材11内部を含むフィルム材12内部の空気を排除し、空隙率を高めながらフィルム材端部12cを貼り合わせるというものである。
なお、本発明の施工方法には、芯材11をシリカ粉末、あるいは、繊維方向を所定の方向に配列することで熱抵抗を高くした、グラスウールを用いた真空断熱材6を使用することが好ましい(図3(c)参照)。
その理由としては、熱抵抗が高くなることで、従来よりも薄型化が可能となった真空断熱材6を用いれば、後述する取付具5の小型化が可能となり、真空断熱材6と取付具5の取扱いがしやすくなり、作業性が向上するというものである。
特に、高所で作業するにあたり、真空断熱材6と取付具5を小型化すれば、作業者が一度に携帯可能な部材の数が増え、作業効率を向上することができる。
また、図2に示すように、第2の支持部材3の上部で、かつ、山部8の下内部に取付部材4を設けた場合、建築物内にて上方を見上げた場合、少しでも高い位置に真空断熱材6を配した天井が存在するようになり、居室内をより広く感じることができる。
さらに、高断熱性能を有する真空断熱材6を用いた場合、同等の断熱効果を得るために必要となる真空断熱材6の量が従来品より少量で済むため、折半板7からなる折半屋根からの輻射熱を遮断するための真空断熱材6の量を少なくすることが可能となる。
その結果、取付具5や、取付部材4、および梁を構成する第1、第2の支持部材2、3に加わる重量負荷を少しでも軽減することが可能となる。
つぎに、図3(b)と図4を用いて、真空断熱材6取付作業時の注意点について説明する。
上述したように、真空断熱材6は断熱性能を向上させるために、その内部の真空度を高い状態に保つ必要がある。
換言すれば、真空断熱材6を取付具5に取付ける作業において、フィルム材12に傷をつけない工夫が必要となる。
以下、その一例について、詳細に説明する。
まず、図3(b)に示すように、真空断熱材6のフィルム材端部12cを、上側のフィルム材12aの端部を覆うように、上方へと折り曲げておく。
つぎに、図4に示す、取付具5について説明する。
取付具5は、一例としてのリップル溝鋼管を用いた取付部材4内に保持するための留め部14と、この留め部14から延びた軸15と、真空断熱材6を保持する保持板16と、この保持板16を固定するための締め部17を主要部材としている。
具体的には、ボルトで留め部14と軸15を構成し、取付部材4に設けた孔4aを軸15が貫通している。
この軸15には、シャーリング加工で形成した金属板を保持板16として設けてあり、ナットを締め部17として取付けてある。
これらの部材は、汎用性が高いことから入手が容易であり、特段の在庫を保有するという新たな課題を生じることはない。
上述した部材を、図4(a)に示すようにして取り付ける。
まず、フィルム材端部12cをフィルム材12a端部へと折り曲げた真空断熱材6を、保持板16上に載せる。
そして、保持板16の下にある締め部17を締め付けることで、取付部材4と保持板16とで真空断熱材6を保持する。
この結果、真空断熱材6のフィルム材端部12cを用いて真空断熱材6の上部、すなわち、フィルム材12aを取付部材4から保護するとともに、シャーリング加工を施して形成した曲面16aをフィルム材12bへと配することで、フィルム材12bを保持板16から保護することができる(図4(b))。
なお、上述した保持板16は、図4(b)において、図中、上方から下方へとシャーリング加工で裁断したものである。
当然のことながら、保持板16の加工方法については、同様の構成を得るものであれば、シャーリング加工以外の加工方法でもよい。
以上の説明から明らかなように、真空断熱材6のフィルム材12が傷つく可能性が著しく低下することになり、真空断熱材6の空隙率は高い状態を維持することができる。
また、真空断熱材6のフィルム材端部12cを、フィルム材12aの端部を覆うように織り込んでいるため、真空断熱材6を一面に取付けた天井を居室内から見上げた場合、フィルム材端部12cが真空断熱材6に隠れるため、見栄えがよい。
なお、留め部14と軸15とを構成するボルトは、作業環境や取付部材4を構成するリップル溝鋼管の径寸法に合せて、その種類や大きさを適宜選択すればよく、同様の作用効果を得るものであれば、特にこだわらない。
また、図4(a)に示すように、締め部17を構成するナット17aの下側に、更にナット17bを追加してダブルナットとすれば、その保持力が向上する。
さらに、必要に応じて座金を設けてもよい。
このようにして取付具5に真空断熱材6を取付けた状態を、図5、6に示す。
図5は、真空断熱材6を、折半板(図示せず)からなる折半屋根方向から見た斜視図、図6は、真空断熱材6を建築物の天井一面に取り付けた状態を、建築物の居室内から見上げた状態を示している。
図6において、取付具5は、真空断熱材6の四隅を保持するように配してある。
図に示すように、ひとつの保持板16は、両側にひとつずつ真空断熱材6を保持しているため、取付具5の保持バランスが取れ、安定感が増すことになる。
上述した作業は、対象となる建築物の規模が大きくなれば大きくなるほど、従来の施工方法に比べて顕著な効果を得ることができる。
つまり、先に述べたように、本作業は、あらかじめ設置した折半板7からなる折半屋根の下で作業を進めることが可能となるので、天候に左右されることがなくなり、作業を予定通りに実施することが可能となる。
しかも、真空断熱材6を取付る作業を数個の区画に分け、並行に作業を進めることもできるようになるため、一層、工期を短縮することが可能になる。
また、軽量で、適正な大きさに成形した真空断熱材6を用いることにより、高所での作業が行いやすくなる。そのため、作業者に対する安全性も向上するという作用効果を奏する。
さらに、もし、真空断熱材6の一部に不具合が発生した場合、現在、広く行われているサンドイッチ構造のものに比べて、つぎの効果がある。
すなわち、従来からのサンドイッチ構造の場合、まず、天候と相談して作業日程を調整しなければならない。
そして、雨の心配がない日に、断熱材上部に配された第2の折半屋根を取り除いた後、断熱材を補修することになる。
しかし、本発明の施工方法の場合、天候に左右されることなく、対象となった真空断熱材6のみを容易に交換するだけで補修作業を完了することができる。
なお、上記実施例において、取付部材4の取付作業と折半板7の設置作業との手順を入れ替えてもよい。
すなわち、脚1の上部に第1の支持部材2を設置した後、場合によっては、必要に応じて第2の支持部材3を設置した後、折半板7を折半屋根として設置する。
その後、図2に示すように、折半板7の山部8に対して、取付部材4を配置してもよい。
このような作業手順とした場合、上述した作業手順に比べて一工程早く折半屋根を設置することが可能となり、より早く折半屋根による雨よけの効果を発揮することができる。
よって、天候が工期に与える影響を少しでも減らすことが可能となる。
しかも、本発明を用いれば、従来のサンドイッチ構造が有していた、いわゆる「鳴き」音を防止することができる。
つまり、従来のサンドイッチ構造では、日射によって断熱材上部に設置された第2の折半屋根が焼けた場合、鉄板などからなる第2の折半屋根に延びが発生する。
一方、断熱材で第2の折半屋根からの輻射熱を遮断された第1の折半屋根には延びが発生しないため、断熱材に歪みが生じていた。
その結果、例えばグラスウールなどの繊維材料で構成された断熱材などにおいて、この歪みによる「鳴き」音が発生することになる。
同様に、第1の折半屋根の谷部に断熱材を嵌合する手法においても、鉄板などからなる第1の折半屋根と断熱材との素材の違い、つまり熱膨張係数の違いから、日射による第1の折半屋根に延びが生じた場合、断熱材に歪みが発生し、「鳴き」音が発生することになる。
例えば、上述した折半屋根を用いた工場において、このような「鳴き」音が発生したとする。
工場内に設けた製造ラインで、部材または製品の良否判定に音センサーを用いていた場合、折半屋根に配した断熱材から生じる「鳴き」音は、前述した音センサーの誤動作を招く要因となる。
その結果、当該製造ラインには、次のような不具合が発生することになる。
つまり、上述した「鳴き」音を音センサーが異常と判断し、頻繁に製造ラインを停止する。
あるいは、音センサーのご検知を防止するために、この音センサーの検出感度を鈍く設定すると、部材、あるいは製品の不具合を見落とすことになるという課題があった。
これに対して上記本発明の建築物、あるいは施工方法では、折半板7からなる屋根部の下方に、取付部材4を介して真空断熱材6を取付ける、好ましくは、山部8の下内部に取付部材4を設けるというものであり、直接、真空断熱材6を折半板7に取付けることはしない。
従って、本発明は、第1の折半屋根が日射を受けることで発生していた断熱材の「鳴き」音の発生を抑制することが可能となり、使用空間内にて音センサーを用いていたとしても、音センサーの誤動作を招くことを防止することができるというものである。
以下、本発明の他の実施例について説明する。
なお、実施例1と同じものについえは、同じ符号を付し、その援用を活用する。
(実施例2)
まず、図7に示したものは、取付部材4を第1の支持部材2、あるいは第2の支持部材3の下方に取付けるというものである。
本実施例は、以下に示すように、特に既存の建築物に本発明を適用する場合に有効である。
例えば、既存の建築物に本発明を適用するにあたり、折半板7の山部8と第1の支持部材2、あるいは第2の支持部材3とで構成する空間内に、取付部材4を配置できない場合である。
つまり、既存の建築物施工時には、山部8と第1の支持部材2、あるいは第2の支持部材3とで構成する空間内に、取付部材4を配置するという考えはなく、何らかの部材が配置されていることが考えられる。
または、山部8の高さが、取付部材4を設置できる十分な高さが確保されていないこともありうる。
場合によっては、図7で示したような折半板7を用いた屋根ではなく、山谷の小さな波板で屋根を構成していることもありうる。
このような場合においても、本実施例のように、取付部材4を第1の支持部材2、あるいは第2の支持部材3の下方に取付けることで、実施例1に示した真空断熱材6を設置することが可能となる。
すなわち、上述した説明から明らかなように、本構成を用いれば、屋根板の形状に囚われることなく、屋根板の下側に真空断熱材6を設置することが可能となる。
特に、既存の建築物に対しても本発明の施工が可能となるため、従来の工法で建てられた建築物からの改築もできる。
よって、多くの既存の建築物においても、本発明の効果を享受することができる。
当然のことながら、既に設置された屋根の下で作業するため、天候に左右されることはない。
(実施例3)
つぎに、図8に示したものは、実施例1で用いた真空断熱材6に対して、フィルム材端部12dを下側のフィルム材12bの端部を覆うように折り曲げたものである。
このような折り曲げを行った真空断熱材6aを、図4に示す、取付部材4と取付具5の保持板16との間に取付け、保持する(図示せず)。
このとき、フィルム材端部12dが有する弾性力により、真空断熱材6aが取付部材4へと押し上げられるため、真空断熱材6aにおける折半屋根から建築物内へと伝わる輻射熱の断熱性能は高くなる。
つぎに、図9に示したものは、実施例1で用いた真空断熱材6に対して、真空断熱材20のフィルム材21の接着位置を変更したものである。
具体的には、フィルム材21a、21bをL字状とし、このL字状のフィルム材21a、21bで芯材11を包み込んでいる。
換言すれば、芯材11の左右(図9中)側面の被覆を21a、21bのいずれかで対応するというものである。
本実施例の利点は、図9(b)に示すように、複数の真空断熱材20を横方向に配置した場合、隣接する真空断熱材20同士を密に接することが可能となるため、この真空断熱材20同士が接する場所の断熱性能が低下することを抑制できる、というものである。
同様に、図10に示したものは、実施例1で用いた真空断熱材6に対して、板状のフィルム材23b上に芯材11を載せ、この芯材11を凹状のフィルム材23aで包み込んだものである。
換言すれば、芯材11の左右(図10中)側面の被覆を23aのみで対応したものである。
本実施例においても、前述した図9(b)に示すものと同様、真空断熱材22を図10(b)に示すように、互い違いに配することにより、隣接する真空断熱材22同士を密に接することが可能となるため、この真空断熱材22同士が接する場所の断熱性能が低下することを抑制できる、というものである。
(実施例4)
つぎに、図11から13を用いて、取付具の他の実施例を説明する。
まず、本発明の施工方法を用いて真空断熱材を取付けた施設において、外的要因による振動や、施設内の空調の対流など、取付けた真空断熱材を所定位置よりずらす方向へと作用する力が生じたとする。
このような場合に、以下の実施例が有効な手段となる。
まず、図11(a)に示した取付具24は、図4で示した取付具5に対して真空断熱材6の上面を保持する保持板16bを追加する、というものである。
保持板16bは、保持板16と同様、シャーリング加工で作成した金属板で構成できる。
なお、保持板16bを配する際の注意点は、図11(b)に示すように、シャーリング加工によって生じた曲面16cを真空断熱材6側に配することにある。
これは、保持板16作成と逆の方法、すなわち、金属板を下方から上方へ向けて裁断することで保持板16bを作成することができる。
最も現実的な方法は、重ね合わせた金属板を、例えば上方から下方へと裁断し、一方をひっくり返して用いることで、一対の保持板16、16bを得ることができる。
このように構成することにより、真空断熱材6を傷つけることなく、その保持力を向上することができる。
本実施例のように、真空断熱材6を積極的に保持することにより、上述した外的要因が発生した場合においても真空断熱材6の設置位置がずれることはない。
また、締め部25は、図11(a)に示すように、図4で示したナット17aに替え、Cリング25aを用いている。
本実施例のように、Cリング25aを用いても、締め部25の保持力を向上させることができる。
また、他の実施例としては、図12(b)に示すように、保持板16、16bと真空断熱材6との間に、フッ素樹脂などからなる潤滑シート26を介するというものである。
つまり、この真空断熱材6を設置する施設によっては、その特性上、微小な振動が継続して発生する場合がある。
このような場合、単純に締め部25を締め上げ、保持板16、16bによる保持力を上げるのみでは、真空断熱材6のフィルム材12と保持板16、16bとの間に意図せぬ力が加わり、結果としてフィルム材12に傷が生じる恐れがある。
そこで、真空断熱材6を保持するに十分な保持力を有しながら、微小な振動などが要因として発生する意図せぬ力を逃がすために、潤滑シート26を設けるというものである。
このようにすれば、保持板16、16bからは真空断熱材6を保持するための上下(図12中)方向の保持力を得るとともに、潤滑シート26を介することで、振動などの左右(図12中)方向に発生する意図せぬ力を逃がすことが可能となる。
その結果、真空断熱材6のフィルム材12が傷つくことがなくなり、折半屋根からの輻射熱を断熱することができる。
次に、図13に示したものは、他の実施例の取付具24aであり、保持板26の形状を図のように凹型とすることで、ナット17aの締め付け力が凹部に集中し、より一層の保持力の増加を期待できる。
さらに、図中に示すピンなどからなる落下防止具27を用いることで、ナット17aが落下することを防止できる。
また、図14に示すように、断面形状がH状となる固定部材28を設けて隣接する真空断熱材6同士を保持する。
この固定部材28は、真空断熱材6を挟んで上下となる部材間で、周囲温度の影響による温度差が発生しないよう、シリコンなどの樹脂材料からなることが望ましい。
このように、隣接する真空断熱材6同士を連絡する固定部材28を設けることで、真空断熱材6にたわみなどが発生した場合でも、真空断熱材6同士が接する面の密着性を確保することが可能となり、断熱性能が低下することはない。
(実施例5)
さらに、図15から17に、取付具の他の実施例を示す。
これらは、図18以降に示すように、ひとつの取付具でより多くの真空断熱材6を保持できるようにしたものである。
まず、図15に示したものは、図4に示した取付具5に対して、更に保持板29を追加した取付具30である。
より具体的には、保持板16の上部に保持板29を追加している。
この保持板29は、保持板16に対して回動自在としてもよいし、所定の角度を保ったまま真空断熱材(図示せず)を保持する構成としてもよい。
場合によっては、保持板16と29とを重ね合わせ、保持板としての強度を強化することも可能である。
以下、本実施例においては、保持板16、29は各々回動自在としたものを取り上げて説明する。
この取付具30を、図4などと同様に、図示しない取付部材に取付け、締め部17を締め付けることにより、真空断熱材(図示せず)を固定することが可能となる。
なお、本実施例の応用例としては、図16、17に示した取付具31、34がある。
これらの取付具31、34は、それぞれ、真空断熱材を保持する面積を拡大するために、保持板32、33、35、36の先端面積を広げたものである。
まず、図16に示したものは、軸15、換言すれば、保持板中心から保持板先端部方向に向けて、保持板32、33が回動する方向に対して、その断面積が大きくなるというものである。
本実施例においては、保持板32、33の一方向にのみ、その断面積を大きくするようにしてある。
次に、図17に示したものは、保持板35、36の回動方向両側に、突起部を設けたものである。
なお、この突起部は、保持板35、36の先端部にこだわる必要はなく、保持板35、36の中央部に設けてもよい。
これらの取付具30、31、34のうち、取付具30を用いた場合を一例として図18に示す。
この実施例と図6に示した実施例1とを比較した場合、本実施例の方が取付具30の数が約半分になっていることがわかる。
すなわち、保持板29を追加し、保持板16と29とを直交させたことで、ひとつの取付具30で保持できる真空断熱材6の数が倍になったため、取付部材4に取付ける取付具30の員数をほぼ半減できる。
その結果、高所で行う作業が半減し、さらに工期を短縮することができる。
(実施例6)
次に、図19、20に、真空断熱材6の落下防止手段を示す。
従来、特にサンドイッチ構造で断熱材を用いていた場合、第1の折半屋根を破って、断熱材が建築物内部に落下することは考えられなかった。
しかしながら、本発明の施工方法を用いた場合、真空断熱材6は建築物、すなわち折半板7からなる折半屋根の下方に真空断熱材6を配することになる。
従って、万が一、真空断熱材6が落下するようなことが発生したとしても、事故が発生しないような対応を施す必要がある。
そこで、図19、20に示すように、真空断熱材6が何らかの要因で取付具30から落下した場合に、真空断熱材6を受け止める手段として、ビート材、あるいは、ネットからなる落下防止手段37、38を施す。
本構成とすることにより、万が一、真空断熱材6が落下するような事態となっても、落下防止手段37、38が、落下した真空断熱材を受け止めるため、2次災害を引き起こすことはない。
特に、図19に示す、落下防止手段37を用いた場合、取付具30に設けた回動自在の保持板16、29を落下防止手段37が所定位置へと固定することになり、保持板16、29の位置を安定させるという効果も得ることが可能となる。
本発明の建築物は、一般家庭の駐車場等にも利用することが可能である。
本発明の一実施例における屋根部を備えた建築物の基本構造を示す概念図 同本発明の一実施例における折半板の設置位置を説明する要部拡大図 同本発明の一実施例における真空断熱材の縦断面図 同本発明の一実施例における取付具を説明する説明図 同本発明の一実施例における真空断熱材の設置状況を説明する要部斜視図 同本発明の一実施例における真空断熱材の設置状況を説明する平面図 同本発明の他の実施例における取付部材の設置位置を説明する要部拡大図 同本発明の他の実施例における真空断熱材の縦断面図 同本発明の他の実施例における真空断熱材の縦断面図 同本発明の他の実施例における真空断熱材の縦断面図 同本発明の他の実施例における取付具を説明する説明図 同本発明の他の実施例における取付具を説明する説明図 同本発明の他の実施例における取付具を説明する説明図 同本発明の他の実施例における取付部材の設置位置を説明する説明図 同本発明の他の実施例における取付具を説明する斜視図 同本発明の他の実施例における取付具を説明する斜視図 同本発明の他の実施例における取付具を説明する斜視図 同本発明の他の実施例における取付部材の設置位置を説明する説明図 同本発明の他の実施例における取付部材の設置位置を説明する説明図 同本発明の他の実施例における取付部材の設置位置を説明する説明図
符号の説明
1 脚(支柱)
2、2a、2b 第1の支持部材
3 第2の支持部材
4 取付部材
5、24、24a、30、31、34 取付具
6、6a、20、22 真空断熱材
7 折半板(屋根板)
8 山部
9 谷部
101 基台
102 上部開口

Claims (4)

  1. 筐体と、この筐体の上部開口を覆う屋根板とを具備し、前記屋根板の下方に、真空断熱材を取付部材にて取付けたことを特徴とする建築物。
  2. 前記屋根板として、複数の山部と谷部とが交互に形成される折半板と、前記筐体の上部開口に、第1の支持部材を枠状に組合せて前記折半板を載置する基台とを備え、この基台を成し、相対する位置に配された前記第1の支持部材間を橋架する前記取付部材を前記山部下に沿って設け、前記取付部材に前記真空断熱材を取付ける取付具を設けたことを特徴とする請求項1に記載の建築物。
  3. 前記折半板と前記基台との間に、前記取付部材とは交差する方向に第2の支持部材を設け、前記取付部材が、相対する前記第1の支持部材間を前記第2の支持部材を介して連絡することを特徴とする請求項2に記載の建築物。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載した建築物の施工方法であって、支柱の上部に、第1の支持部材を枠状に組合せて基台を形成した後、前記基台上に屋根板を設置し、この屋根板を設置した後、前記屋根板の下方に、真空断熱材を取付けることを特徴とする建築物の施工方法。
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