JP2009075679A - 情報再生システム、データ生成装置、データ再生装置、データ生成方法、プログラム - Google Patents

情報再生システム、データ生成装置、データ再生装置、データ生成方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】イメージデバイスのデバイスドライバや専用のアプリケーションを使用せずにイメージデバイスの機能を利用することができる情報再生システム等を提供すること。
【解決手段】第1の情報処理装置200がデジタルデータを第2の情報処理装置300に転送する情報再生システムにおいて、映像又は音声をデジタルデータに変換するエンコード手段13と、記憶装置15と、第2の情報処理装置と接続するハードウェアインターフェイス17と、イメージクラスソフトウェアインターフェイスでなく、第2の情報処理装置に記憶装置15へのアクセスを許可するストレージクラスソフトウェアインターフェイス16と、第1の情報処理装置と接続するハードウェアインターフェイス18と、記憶装置15をファイルシステム21にマウントする第1のソフトウェアインターフェイス19と、デジタルデータを再生する再生手段22と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の情報処理装置が所定のインターフェイスで接続された情報再生システム等に関し、特に、映像や音声などのイメージデータを一方から他方の情報処理装置に転送する情報再生システム、データ生成装置、データ再生装置、データ生成方法及びプログラムに関する。
コンピュータには種々の周辺機器が接続可能になっているが、接続を容易にするため規格等によるデバイスクラスが提案されている。例えば、周辺機器であるCCDカメラやTVチューナは、映像音声を扱うイメージデバイスであるが、イメージデバイスをコンピュータに接続するための最低限のデバイスクラスとしてイメージクラスデバイスドライバが知られている。
図1は、イメージデバイスとコンピュータが接続されたコンピュータシステムの従来図を示す。イメージデバイス200はカメラやマイクを有し、カメラが撮影した映像及びマイクが集音した音声は映像音声エンコーダによりデジタル化され、イメージクラスインターフェイス(I/F)により所定の送信方法に従い物理層である周辺I/Fを介してコンピュータに送信される。コンピュータを主、イメージデバイス200を従とすれば、ここではコンピュータはホストシステムとなる。そして、コンピュータは周辺I/Fを介してイメージクラスデバイスドライバによりデジタルデータを受信し、それをアプリケーションソフトにより使用する。
このようなイメージデバイス200とコンピュータの接続について、種々の技術が提案されている(特許文献1〜2参照。)。特許文献1には、イメージデバイス200をスタンドアローンで使用して映像・音声ファイルを記憶部に保存しておき、コンピュータ300と接続した時に、イメージデバイス200側からコンピュータ300にコマンドを送信することを可能にした画像出力システムが記載されている。
また、特許文献2には、イメージデバイス200と接続する上で、コンピュータ300側にイメージクラスデバイスドライバとストレージクラスデバイスドライバを設け、イメージデバイス200から、動画像・音声の転送と静止画像の転送を可能としたコンピュータシステムが記載されている。
特許第3636358号公報 特開2001−177746号公報
しかしながら、特許文献1記載の画像出力システムでは、ストレージデバイスにデジタルデータを記憶しておくだけであり、動画像などをリアルタイムにコンピュータに送信することはできない(ストレージデバイスがイメージデバイス200のインターフェイスの代替を行うものではない。)。
また、特許文献2記載のコンピュータシステムでは、イメージクラスデバイスドライバにより動画像を取り扱い、ストレージクラスデバイスドライバにより静止画を扱うことができるが、イメージクラスデバイスドライバを用いてコンピュータと接続することは、次述するように不都合が多い。
図1に示したように、アプリケーションソフトがイメージデバイス200の映像音声を使用する際には、イメージデバイス200用のイメージクラスデバイスドライバのサービスを介する必要がある。しかし、このイメージクラスデバイスドライバではイメージデバイス200の機能の全てを扱えない場合が多いため、イメージクラスデバイスドライバは周辺機器毎に作成しなければならない。
同様に、イメージデバイス200を操作する(例:TVチューナのチャンネルを変える)場合には、イメージデバイス200用のイメージクラスデバイスドライバのサービスを介する必要がある。
さらに、イメージデバイス200がシステムに接続・認識されたときにその映像音声を自動再生することはできない。それを実現するためには、コンピュータシステムによる接続・認識を検知するための専用の常駐ソフトウェアを起動しておく必要がある。
また、ストレージデバイスに映像画像ファイルを常時書き込み、常に同じ領域に上書きされるため、ストレージデバイスに大きな負担が掛かる。
本発明は、上記課題に鑑み、イメージデバイス200のイメージクラスデバイスドライバや専用のアプリケーションソフトを使用せずにイメージデバイス200の機能を利用することができる情報再生システム、データ生成装置、データ再生装置、データ生成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
また、イメージデバイス200がストレージデバイスとして認識されても、ストレージデバイスの機能を利用して、イメージデバイス200を操作することを可能とすることを目的とする。
また、このようなイメージクラス200をよりユーザに分かりやすいヒューマンインターフェイスを介して操作することを可能とすること目的とする。
また、コストを抑制しながらストレージデバイスの信頼性を向上させることを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、第1の情報処理装置が映像又は音声の少なくともいずれかから生成したデジタルデータを第2の情報処理装置が再生する情報再生システムにおいて、前記第1の情報処理装置は、映像又は音声を前記デジタルデータに変換するエンコード手段と、前記デジタルデータを記憶する記憶装置と、前記第2の情報処理装置と接続するハードウェアインターフェイスと、イメージクラスソフトウェアインターフェイスを用いずに、前記第2の情報処理装置に前記記憶装置へのアクセスを許可するストレージクラスソフトウェアインターフェイスと、を有し、前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置と接続するハードウェアインターフェイスと、前記記憶装置をファイルシステムにマウントする第1のソフトウェアインターフェイスと、前記デジタルデータを再生する再生手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、イメージデバイスをストレージデバイスとして扱うことで、イメージデバイスに専用のデバイスドライバをインストールしなくても第2の情報処理装置で映像を表示することができる。
また、本発明の一形態において、エンコード手段は、所定時間のデジタルデータを1つのファイルとして記憶装置に記憶する、ことを特徴とする。
本発明によれば、デジタルデータを1つの電子ファイルとすることで、イメージデバイスの映像や音声を録画することができる。
また、本発明の一形態において、記憶装置は読み出し専用である、ことを特徴とする。
本発明によれば、読み出し専用とすることで、デジタルデータの誤操作による削除を防止できる。
また、本発明の一形態において、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置に、再生手段の起動を要求する自動再生要求情報を記憶装置に記憶しており、第2の情報処理装置は、記憶装置をファイルシステムにマウントした場合、自動再生要求情報を検出し、再生手段を起動する、ことを特徴とする。
本発明によれば、自動再生要求情報を記憶しておくことで、イメージデバイスと情報処理装置を接続すると自動的にデジタルデータを再生することができる。
また、本発明の一形態において、記憶装置は、操作内容に応じて予め定められたアドレスに記憶された、第1の情報処理装置の操作方法を登録した複数の操作設定ファイルと、
アドレスに対応づけて操作設定ファイルの識別情報を登録したアドレス比較テーブルと、を記憶しており、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置が操作設定ファイルにアクセスした場合、アクセスしたアドレスに基づきアドレス比較テーブルを参照し、該アドレスに対応付けられた操作設定ファイルを記憶装置から抽出するアドレス比較器と、検出された操作設定ファイルに基づき当該第1の情報処理装置を制御する操作設定手段と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、操作設定ファイルへのアクセスを検出してその操作設定ファイルの物理アドレスから操作内容を特定することで、イメージデバイスをストレージデバイスとして認識しても、イメージデバイスを操作することを可能にできる。
また、本発明の一形態において、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置にデジタルデータを送信する前記イメージクラスソフトウェアインターフェイスと、第2の情報処理装置が操作設定ファイルにアクセスした場合、イメージクラスソフトウェアインターフェイス又は前記ストレージクラスソフトウェアインターフェイスの有効と無効をそれぞれ切り替える有効・無効設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、操作設定手段によりイメージクラスソフトウェアインターフェイス又はストレージクラスソフトウェアインターフェイスを切り換えるので、情報再生システムの使い勝手を向上させることができる。
また、本発明の一形態において、有効・無効設定手段は、第2の情報処理装置がイメージクラスソフトウェアインターフェイス又はストレージクラスソフトウェアインターフェイスのいずれをインターフェイスに要求するかにより、イメージクラスソフトウェアインターフェイス又はストレージクラスソフトウェアインターフェイスの有効と無効をそれぞれ切り替える、ことを特徴とする。
本発明によれば、第2の情報処理手段の利用形態に応じて、イメージクラスソフトウェアインターフェイス又はストレージクラスソフトウェアインターフェイスを切り換えるので、情報再生システムの使い勝手を向上させることができる。
また、本発明の一形態において、記憶装置は、操作設定ファイルの識別情報にリンクを張った操作メニューを、マークアップ言語により記述したマークアップ言語ファイル、を記憶している、ことを特徴とする。
本発明によれば、第2の情報処理装置が接続されると、第2の情報処理装置がマークアップ言語ファイルを読み出すことができるので、マークアップ言語ファイルのリンクを系有して操作設定手段が操作内容を取得できる。
また、本発明の一形態において、第2の情報処理装置は、再生手段に関連付けられ、マークアップ言語ファイルを解釈して生成したユーザインターフェイスを表示装置に表示するユーザインターフェイス表示手段を有し、ユーザインターフェイス表示手段は、記憶装置からマークアップ言語ファイルを読み出して、ユーザインターフェイスに操作メニューを表示すると共に、ユーザインターフェイス内で再生手段を起動させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、再生手段によるデジタルデータの再生内容と操作メニューを1つの画面に表示することができる。
また、本発明の一形態において、再生手段に関連付けられ、マークアップ言語ファイルを解釈して生成したユーザインターフェイスを表示装置に表示するユーザインターフェイス表示手段を有し、ユーザインターフェイス表示手段は、第1のユーザインターフェイスに操作メニューを表示し、第1のユーザインターフェイスと異なる第2のユーザインターフェイス内で再生手段を起動させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、再生手段によるデジタルデータの再生内容と操作メニューを別々のウィンドウに表示するので、操作メニューを操作した際にウィンドウが切り替わりその間、デジタルデータの再生が途切れることが防止できる。
また、本発明の一形態において、記憶装置は複数の記憶領域を有し、デジタルデータを、該記憶装置の他の記憶領域より、信頼性の高い、書き込み可能回数の多い、より消費電力の低い、又は、アクセス速度の速い、再生用記憶領域に記憶する、ことを特徴とする。
本発明によれば、デジタルデータを再生用記憶領域に記憶することで、デジタルデータを信頼性の高い記憶領域に記憶することができる。
また、本発明の一形態において、記憶装置は、複数の記憶領域に区画に区切られているか、又は、別体の記憶領域を有し、区画のいずれか又は記憶部のいずれかを再生用記憶領域に設定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、記憶装置の一部を再生用記憶領域に設定し、デジタルデータは信頼性の高い記憶領域に記憶し、その他のファイルは通常の記憶領域に記憶するので、コスト増を抑制しながらデジタルデータの信頼性を向上できる。
また、本発明の一形態において、再生用記憶領域には、デジタルデータのみ、又は、デジタルデータ及び前記操作設定ファイルのみを記憶する、ことを特徴とする。
本発明によれば、さらに操作設定ファイルを再生用記憶領域に記憶するので、操作設定ファイルの信頼性を向上できる。
また、本発明の一形態において、再生用記憶領域は、読み出し専用に設定され、その他の記憶領域は読み書き可能に設定される、ことを特徴とする。
本発明によれば、デジタルデータ又は操作設定ファイルを読み出し専用にできるので、誤操作等により削除してしまうことを防止できる。
イメージデバイスのイメージクラスデバイスドライバや専用のアプリケーションソフトを使用せずにイメージデバイスの機能を利用することができる情報再生システム、データ生成装置、データ再生装置、データ生成方法及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
本実施形態のコンピュータシステム100は、イメージデバイス200をストレージデバイスとして扱うことで、イメージクラスデバイスドライバを周辺機器毎に作成することを回避し、イメージデバイス200がコンピュータ300に接続・認識されたときにその映像音声を自動再生することが可能で、OS(Operating System)によりサポートされたストレージクラスデバイスドライバの機能を利用して、イメージデバイス200を操作することを可能にする。
コンピュータ300のストレージクラスデバイスドライバは、イメージデバイス200のストレージクラスI/Fと対に接続され、ストレージクラスI/Fによりイメージデバイス200は次のように扱われる。
・ドライブとして認識される。
・ドライブ文字が割り当てられる。
・ファイルシステムが利用できる(マウントされる)。
これに対し、イメージクラスデバイスドライバは、イメージクラスI/Fと対に接続され、イメージクラスI/Fによりイメージデバイス200は次のように扱われる。
・映像(エンコーダ、デコーダ)・音声(スピーカー、マイク)などのAPI(Application Interface)が利用できる。
したがって、ストレージクラスI/Fではイメージデバイス200がハードディスクなどのドライブとして扱われ、イメージクラスI/Fではカメラなどの映像音声関係のデバイスとして扱われる。
図2は、本実施形態のコンピュータシステム100の構成図を示す。コンピュータシステム100は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ(ホストシステム)300に、USB(Universal Serial Bus) 、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers)などの高速シリアルインターフェイスを介してイメージデバイス200が接続して構成される。なお、有線・無線のいずれで接続してもよい。
コンピュータ300は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等である。イメージデバイス200とコンピュータ300は着脱可能に接続されて、イメージデバイス200が有するカメラ11で撮影した映像,マイク12が集音した音声(以下、単にイメージデバイス200が生成した映像音声という)をコンピュータ300で表示等することができる。例えば、USBのデータ転送方式は、コントロール転送、バルク転送、インターラプト転送、アイソクロナス転送等があるが、これから適切な転送方法を選択して適用する。
なお、コンピュータ300とイメージデバイス200は、いずれも、CPU、ROM、RAM及び入出力装置等がバスで接続された情報処理装置を有し、CPUが各種のプログラム30を実行することで後述する機能を実現する。
コンピュータ300は、例えば、USBのインターフェイスを提供する周辺I/F18、周辺I/F18を制御してデータを送受信するストレージクラスデバイスドライバ19、映像音声ファイル15の記憶場所等を管理するファイルシステム21、映像音声を再生する映像音声再生アプリケーション22を有する。
周辺I/F18は物理層及びデータリンク層に相当し、物理的なケーブルの接続、電源供給、接続されたイメージデバイス200の検出等を行い、また、ホストコントローラとして、ストレージクラスデバイスドライバ19との間で映像音声の転送制御を実行する。
ストレージクラスデバイスドライバ19は、周辺I/F18を介してイメージデバイス200を制御するドライバソフトウェアであり、例えば、Linux(登録商標)OSと共に動作する。コンピュータ300のOSは、Linux(登録商標)、Windows(登録商標)(登録商標)、MACOS等、いずれであってもよいが、本実施形態ではイメージデバイス200をストレージデバイスとして扱うことを可能とするので、比較的市場シェアが低いことからイメージデバイス200のメーカが対応しきれないLinux(登録商標)やMACOSを実行するコンピュータ300であっても、標準的なストレージクラスデバイスドライバ(例えばUSBマスストレージクラスデバイスドライバ)19を利用でき、新たにイメージクラスデバイスドライバを開発することなくイメージデバイス200と接続することができる。
本実施形態のストレージクラスデバイスドライバ19はその名の通り、ストレージクラスのドライバ機能を提供する。USBで接続した場合であれば、USBマスストレージクラスのドライバに相当し、イメージデバイス200のような周辺機器をHDD等のストレージデバイスと同様にドライブとして認識する。ストレージクラスデバイスドライバ19はOSに含まれているので、新たにソフトをインストールしなくてもコンピュータ300は、ディスク14及び映像音声ファイル15を認識することができる。
映像音声再生アプリケーション22が映像音声ファイル15を再生しようとすると、ストレージクラスデバイスドライバ19は読出しコマンドを送出して、ディスク14にアクセスする。映像音声ファイル15をイメージデバイス200からコンピュータ300に送信する際は、フレーム毎に所定の容量の映像音声データを転送するアイソクロナス転送又はバルク転送を適用する。
イメージデバイス200は、例えばUSBのハード的なインターフェイスを提供する周辺I/F17、ストレージクラスデバイスドライバ19に対応したストレージクラスI/F16、記憶装置であるディスク14、映像音声をデジタルデータに変換する映像音声エンコーダ13、を有する。イメージデバイス200は、例えば、USBワンセグチューナ、USBカメラ等であり、映像や音声等のイメージ情報をデジタルデータに変換するものであればよい。
周辺I/F17についてはコンピュータ300の周辺I/F18と同様である。ストレージクラスI/F16は、コンピュータ300からのインタラプト転送およびコントロール転送に含まれるコマンドの検出ならびにアイソクロナス転送およびバルク転送に応じたデータ変換を制御するインターフェイスである。検出したコマンドは、後述する各種の手段に提供される。
イメージデバイス200とコンピュータ300が接続され、ユーザが映像音声再生アプリケーション22を介し映像音声ファイル15の再生を要求すると、ストレージクラスI/F16は例えばアイソクロナス転送により映像音声ファイル15をコンピュータ300に転送する。
ディスク14は、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブなどの不揮発メモリ、DRAMなどのRAM、DVD−RAMなどの書き換え可能な光ディスク、であるが、これらは着脱可能であってもイメージデバイス200に固定されていてもよい。
また、ディスク14は、プログラム30を記憶している。このプログラム30は、図3のブロック図を構成するもので、メモリーカード等の記憶媒体8に記憶された状態で配布されたり、コンピュータ300から送信され、ディスク14にインストールされる。
映像音声エンコーダ13は、映像及び音声をそれぞれ圧縮し、MPEG4(Moving Picture Experts Group phase 4)、ASF(Advanced Systems Format)ファイルなどのストリーミングに適したファイル形式で映像音声ファイル15を生成する。
図3は、コンピュータシステム100のブロック図の一例を示す。イメージデバイス200は、CPUがプログラム30を実行することで実現される転送要求取得手段31、バッファリング手段32、転送手段34を有する。
転送要求取得手段31は、コンピュータ300の映像音声再生アプリケーション22から要求される映像音声ファイル15の転送要求を受信する。本実施形態では、コンピュータ300がストレージクラスデバイスドライバ19を有し、イメージデバイス200がストレージクラスI/F16を有するように、映像音声ファイル15をストレージとして扱うので、この配信要求は例えばファイルシステム21によるファイル名の指定である。映像音声ファイル15を所定のファイル名に定めておけば、ファイル名を指定するだけで映像音声ファイル15の転送要求となる。
バッファリング手段32は、映像音声ファイル15をバッファメモリ33にバッファリングする。映像音声エンコーダ13は、処理能力やビットレートに応じて次々に映像音声ファイル15を生成していく。そして、コンピュータ300に転送した部分から上書きしたり所定以上のファイルサイズになると古い部分から上書きするなどの処理を繰り返す。
バッファリング手段32は、映像音声ファイル15から可能な限りリアルタイムな映像音声ファイル15のバッファリングを繰り返す。バッファリングの速度は、転送手段34がアイソクロナス転送する場合の転送速度に応じたものとすれば、転送手段34が映像音声ファイル15を転送する速度とバッファリングの速度が同期するので、コマ落ちを最小限にして転送することができる。
図4は、コンピュータ300がイメージデバイス200から転送された映像音声ファイル15を再生するシーケンス図の一例を示す。
イメージデバイス200がLinux(登録商標)が搭載されたコンピュータ300に接続すると、コンピュータ300はイメージデバイス200をUSBマスストレージデバイスとして認識する(S10)。
イメージデバイス200はストレージデバイスとして認識されるので、コンピュータ300がドライブをマウントすると(S20)、OSからドライブ文字が付与されたドライブとして機能する。
イメージデバイス200の映像音声エンコーダ13は、カメラ11及びマイク12を経由して入力された映像および音声を例えばMPEG4でエンコードし、ディスク14に映像音声ファイル15を生成する(S30)。このファイル名を例えばUSBTV.ASFとすれば、コンピュータ300のファイルシステム21にはマウントしたドライブ上にUSBTV.ASFというファイルが存在することになる。
そして、ユーザが、ドライブ上のUSBTV.ASFファイルを汎用のMPEG4対応の映像音声再生アプリケーション22(メディア再生アプリケーション)などで閲覧することによって、映像音声ファイル15がイメージデバイス200から転送され(S60)、映像音声再生アプリケーション22により再生・表示することができる(S70)。
すなわち、(USB)カメラ11専用のデバイスドライバやカメラ映像閲覧アプリケーションをインストールすることなく、カメラ11が撮影した映像を観賞することが可能となる。
<実施例1の変形例1>
実施例1では、コンピュータ300で映像音声ファイル15を再生したが、さらにネットワーク9を介して接続されたコンピュータ400で再生してもよい。これにより、カメラ11にて撮影した映像及びマイク12で収録した音声をネットワーク9で接続されたコンピュータ400,例えば、遠隔地ビデオ会議のコンピュータ400に転送することができる。
図5は、本変形例のコンピュータシステム100のシステム図を示す。なお、図5のコンピュータ300とイメージデバイス200の構造は図2と同様であるが、図5のコンピュータ300は、USBTV.ASFファイルをネットワーク9上に公開する。したがって、コンピュータ300は、例えばサーバとして機能し、HTMLファイルにUSBTV.ASFファイルを埋め込んで記憶していると共に、クライアント(コンピュータ400)からの要求に応じて、USBTV.ASFファイルを送信する。
図5では、クライアントはコンピュータ400である。コンピュータ400は、WEBブラウザなどのクライアントソフトウェアを実行して、コンピュータ300にUSBTV.ASFの送信を要求する。なお、クライアント−サーバシステムでなく、USBTV.ASFファイルを、コンピュータ300と400で共有するファイル共有型のシステムとしてもよい。
コンピュータ400はWebブラウザに加え、MPEG4対応の映像音声再生アプリケーション22を有しているので、ネットワーク9にUSBTV.ASFファイルを公開又は共有することで、コンピュータ400はUSBTV.ASFファイルにアクセスし、閲覧することができる。
したがって、カメラ11専用のデバイスドライバやビデオ会議用アプリケーションをインストールすることなく、ネットワーク9を介して接続されたコンピュータ400により遠隔地ビデオ会議を行うことができる。
<実施例1の変形例2>
これまでは、カメラ11とマイク12により生成された映像音声ファイル15を生成したが、TVチューナが受信する映像や音声についても、イメージデバイス200として扱うと同様の課題が生じる。例えば、USBなどのインターフェイスを有するTVチューナをWindows(登録商標)(登録商標)が搭載されたコンピュータ300に接続しても、それだけではテレビ映像を観賞するとはできず、鑑賞するためには、イメージクラスデバイスドライバのインストールと専用のテレビ閲覧アプリケーションが必要になるためである。
この点、実施例1と同様に、TVチューナが受信した映像や音声から映像音声ファイル15を生成すれば、イメージクラスデバイスドライバや専用のテレビ閲覧アプリケーションなしに映像や音声再生可能となる。
図6は、本変形例のコンピュータシステム100の構成図の一例を示す。なお、図6において図3と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図6では、カメラ11及びマイク12でなく、TVチューナ23を有する。
イメージデバイス200をWindows(登録商標)(登録商標)が搭載されたコンピュータ300に接続すると、コンピュータ300はイメージデバイス200をUSBマスストレージデバイスとして認識し、OSがドライブ文字を付与してドライブとして機能する。
このとき、USBマスストレージのストレージクラスデバイスドライバ19は自動的にインストールされ、ユーザはストレージクラスデバイスドライバ19をインストールする必要がない。
そして、イメージデバイス200はTVチューナ23を経由して入力された映像および音声を例えばMPEG4でエンコードし、ディスク14にUSBTV.ASFファイルとして保存する。
ユーザはファイルシステム21でドライブ上のUSBTV.ASFファイルを選択するだけで、Windows(登録商標)(登録商標)メディアプレイヤなどの映像音声再生アプリケーション22で閲覧することができる。
したがって、イメージデバイス200のTVチューナ23が生成する映像や音声を、TVチューナ専用のテレビ閲覧アプリケーションをインストールすることなく、観賞することが可能となる。
<実施例1の変形例3>
TVチューナ23の受信した映像や音声を、ネットワーク9を介して遠隔地から観賞する場合のコンピュータシステム100について説明する。
TVチューナ23は、Windows(登録商標)(登録商標)が搭載されたコンピュータ300に接続しても、また、ネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage、以下NASという)機能を有したルータなどに接続しても、そのままではコンピュータ300又はNAS等ではテレビ映像を観賞するとはできない。
例えば、コンピュータ300で映像や音声を鑑賞するためにはイメージクラスデバイスドライバ、及び、専用のテレビ閲覧アプリケーションが必要になる。また、NAS経由で映像や音声を鑑賞するためには、ルータのOSとイメージクラスデバイスドライバのインストールと専用のテレビ閲覧アプリケーションが必要になる。
これに対し、本変形例のイメージデバイス200を、NAS機能を搭載したルータ500に接続すると、イメージデバイス200は例えばUSBマスストレージデバイスとして認識され、ルータのOSがファイル共有されたフォルダとして認識する。
図7は、本変形例のコンピュータシステム100のシステム図を示す。なお、図7のNAS500とイメージデバイス200の構造は図2、図6と同様であるが、図7ではネットワーク9にNAS500が接続されている点で異なる。
この場合、USBマスストレージのファイル共有は自動的もしくはルータ上のユーザ設定にて行われ、ユーザはルータ自体にストレージクラスデバイスドライバ19をインストールする必要がない。
そして、イメージデバイス200はTVチューナ23を経由して入力された映像および音声を例えばMPEG4でエンコードし、そのフォルダにUSBTV.ASFファイルとして保存する。
このときユーザはコンピュータ400から、ルータによりネットワーク9上にファイル共有されたドライブ上のUSBTV.ASFファイルを、Windows(登録商標)(登録商標)メディアプレイヤなどで閲覧することができる。
したがって、TVチューナ23専用のテレビ閲覧アプリケーションをインストールすることなく、ネットワーク越しにテレビ映像を観賞することが可能となる。
TVチューナ23にて映像や音声を録画する場合でも、TVチューナ23をWindows(登録商標)(登録商標)が搭載されたコンピュータ300に接続しただけでは、映像や音声を録画することはできず、イメージクラスデバイスドライバのインストールと専用のテレビ録画アプリケーションが必要になる。
しかしながら、実施例1と同様の構成により、イメージデバイス200をストレージデバイスとして扱うことで、TVチューナ23で受信した映像や音声を録画することができる。本実施例の構成図は図6と同様である。すなわち、映像音声エンコーダ13によりエンコードされた映像音声ファイル15はディスク14に記憶される。実施例1では所定以上のファイルサイズになると上書きするとしたが、ディスク14は予め定められた録画時間の映像音声ファイル15を記録する容量を備える。
本実施例のイメージデバイス200は、Windows(登録商標)(登録商標)が搭載されたコンピュータ300に接続されると、コンピュータ300にUSBマスストレージデバイスとして認識され、OSからドライブ文字が付与される。
このとき、USBマスストレージのデバイスドライバは自動的にインストールされ、ユーザはストレージクラスデバイスドライバ19をインストールする必要がない。
そして、イメージデバイス200はTVチューナ23を経由して入力された映像および音声を例えばMPEGでエンコードし、ディスク14のそのドライブ上にUSBTV.ASFファイルとして保存する。
これにより、TVチューナ23専用のテレビ閲覧アプリケーションをインストールすることなく、テレビ映像を録画することが可能となる。記憶された映像音声ファイル15(USBTV.ASF)は、内容が変化しない1つのファイルなので、コンピュータ300から映像音声再生アプリケーション22で再生してもよいし、別のドライブやコンピュータ300でコピーした後に再生してもよい。
本実施例によれば、TVチューナ23専用のイメージクラスデバイスドライバやTV映像閲覧アプリケーションをインストールすることなく、TVチューナ23の受信する映像を録画して観賞することが可能となる。
実施例1及び2のように、イメージデバイス200をストレージデバイスとして扱うと自動的にディスク14がコンピュータ300にマウントされる反面、コンピュータ300から誤操作等により映像音声ファイル15を削除するおそれがある。特に、実施例2のように、TVチューナ23により番組を録画した後に映像音声ファイル15を削除すると映像や音声の全てが消去されてしまう。もし映像音声ファイル15が削除された場合、映像音声ファイル15の再生・保存などで誤動作が発生する可能性がある。
そのため、イメージデバイス200のドライブ自体を例えばCD−ROMのような読出し専用のドライブとして、コンピュータ300に認識させることが好適となる。これにより、ファイル削除・フォーマット処理など不要な操作を防止することができる。
Windows(登録商標)(登録商標)では、ファイル又はドライブのプロパティを「読み取り専用」とすることで読み取り専用のドライブとすることができる。
読み取り専用に設定しても、映像音声ファイル15の読出しは可能であるため、ユーザのテレビ映像の鑑賞に影響を与えることがない。
本実施例では、イメージデバイス200をコンピュータ300に接続すると、自動的に映像音声ファイル15を再生、表示するコンピュータシステム100について説明する。
上述したように、TVチューナ23を仮にイメージクラスデバイスドライバ及びテレビ閲覧アプリケーションがインストールされたコンピュータ300に接続しても、自動でテレビ映像を再生することはできない。
自動的に再生するには、TVチューナ23の接続認識を監視する常駐ソフトが必要となり、接続を認識した場合にその常駐ソフトがTVチューナ23専用のテレビ閲覧アプリケーションを起動する必要がある。
これまで説明したように、本実施形態のコンピュータシステム100は、Windows(登録商標)(登録商標)が搭載されたコンピュータ300に接続すると、USBマスストレージデバイスとして認識され、OSからドライブ文字が付与され、1個のドライブとして扱うことができる。
ところで、CD−ROMなどのメディアがドライブにセットされると、OSはAUTORUN.INF29の設定に従い自動的にアプリケーション等を起動させることができる。したがって、USBマスストレージのルートディレクトリにAUTORUN.INF29を記憶しておくことで、その設定内容によってアプリケーションソフトを実行したり、ファイルを開く、などの自動処理が可能となる。
図8は、本実施例のコンピュータシステム100の構成図を示す。図8では、ディスク14にAUTORUN.INF29が記憶されている。AUTORUN.INF29にドライブ上のUSBTV.ASFファイルをWindows(登録商標)メディアプレイヤなどで開く、という処理を記述しておけば、コンピュータ300はTVチューナ23の接続時に自動でテレビ映像を表示することができる。
例えば、AUTORUN.INF29には次のように記述する。
[Autorun]
open= wmplayer.exe usbtv.asf
本実施例のコンピュータシステム100では、TVチューナ23などイメージデバイス200の接続認識を監視する常駐ソフトを利用することなく、イメージデバイス200の接続時に自動で映像を表示・観賞することが可能となる。
本実施例では、イメージデバイス200、特にTVチューナ23をコンピュータ300から操作して、テレビのチャンネルを変更する場合について説明する。
実施例1の変形例2で説明したように、Windows(登録商標)(登録商標)が搭載されたコンピュータ300にUSBマスストレージとして認識されたドライブ上に、TVチューナ23のイメージデバイス200から保存されたUSBTV.ASFファイルを表示し、そのファイルを開くことによって、コンピュータ300で映像や音声を観賞することができる。
しかしながら、イメージデバイス200をUSBマスストレージとして認識すると、それに保存されているファイルの読み書きなどの操作しか行えないため、TVチューナ23のチャンネルを変更する方法がない。このため、チャンネルを変更することができず、固定されたあるチャンネルの映像や音声しか観賞することができない。
また、実施例2のように、Windows(登録商標)が搭載されたコンピュータ300にUSBマスストレージとして認識されたドライブ上に、TVチューナ23のイメージデバイス200がUSBTV.ASFとして映像・音声を録画する場合、録画の開始・停止などの操作ができないため、例えば、挿入から一定時間後の固定時間の録画しかできない、というような制限がある。
そこで、本実施例では以下の手順でチャンネル操作等を可能にする。
i.ストレージデバイス上のファイル読出しによるイメージデバイス200の操作設定では、各操作に関連した名前や内容の操作設定ファイル27を準備し、
ii.操作設定ファイル27のファイルアロケーションテーブル(以下FAT)や操作設定ファイル27の記憶されている物理アドレスと対応する操作内容を記載したアドレス比較テーブル24を準備しておき、
iii.操作設定ファイル27が読み出された時に、その物理アドレスとアドレス比較テーブル24の内容をアドレス比較器が比較し、
iv.それらの比較内容が一致した場合に、イメージデバイス操作設定装置26がアドレス比較テーブル24の対応する操作内容の操作および設定をイメージデバイス200に対して行う。
この方法によって、例えば、チャンネル番号2を選択する操作に対応した操作設定ファイル27を読み出すことによって、TVチューナ23のチャンネル番号を2に変更・設定することが可能となる。
図9は、本実施例のイメージデバイス200の構成図を示す。なお、コンピュータ300の構成図は図2等と同様なので省略した。本実施例のイメージデバイス200は、操作設定ファイル27、アドレス比較テーブル24をディスク14に記憶していると共に、アドレス比較器25、イメージデバイス操作設定装置26を有する。アドレス比較器25,イメージデバイス操作設定装置26は、CPUがプログラム30を実行することで実現されるか、所定の論理回路により実現される。
i〜ivの具体的な動作を説明する。
テレビのチャンネル(例えば1〜12まで)の各チャンネル番号に対応した操作設定ファイル27、具体的にはCN01.TXT、CN02.TXT、〜 CN12.TXTをイメージデバイス200のディスク14に記憶する。ここではディスク14は不揮発メモリであればよい。操作設定ファイル27はチャンネルの数だけ存在する。
そして、この操作設定ファイル27の記憶位置を、例えばディスク14の予約領域にそれぞれ固定することで、操作設定ファイル27の物理アドレスは固定となる。したがって、操作設定ファイル27の物理アドレスと各ファイルの対応を把握することができる。その対応関係をアドレス比較テーブル24に記憶しておく。アドレス比較テーブル24もディスク14に記憶されている。
物理アドレス 操作設定ファイル
1100, CN01.TXT
1200, CN02.TXT

1C00, CN12.TXT
ところで、操作設定ファイル27は、映像音声ファイル15と同じドライブに記憶されているのでコンピュータ300でファイル名等を表示することができる。なお、操作設定ファイル27が削除されるとチャンネルの変更ができないので、操作設定ファイル27は読み取り専用とすることが好ましい。また、アドレス比較テーブル24は、削除されたり変更されると不都合が生じるので、読み取り専用とするか不可視ファイルとする。したがって、ディスク14全体を読み出し専用にすることが非常に有効である。
そして、Windows(登録商標)にてイメージデバイス200のディスク14上のCN02.TXTを読み出すと、イメージデバイス200のフラッシュメモリコントローラはディスク14のCN02.TXTファイルにリードアクセスを行う。すなわち、フラッシュメモリコントローラはCN02.TXTファイルの物理アドレスである1200番地にアクセスすることになる。
アドレス比較機25は、フラッシュメモリコントローラからアクセスした物理アドレスを受け取るか、イメージデバイス200のフラッシュメモリコントローラがアクセスした物理アドレスを監視し、1200番という物理アドレスを取得する。そして、アドレス比較機25は、アドレス比較テーブル24を参照して、物理アドレスの一致する操作設定ファイル(ここではCN02.TXT)を抽出する。
CN02.TXTを抽出すると、アドレス比較器25はCN02.TXTの操作内容をイメージデバイス操作設定装置26に通知する。操作内容が判明したのでイメージデバイス操作設定装置26はイメージデバイス200のチャンネル番号を2に変更する。以上の構成により、TVチューナ23のチャンネルを操作・設定することができる。
なお、アドレス比較テーブル24の物理アドレスが開始アドレスか終了アドレスかを特に指定せず、ここでは比較に開始アドレスのみを利用したが、開始アドレスと終了アドレスをアドレス比較テーブル24の記録し、その範囲のアドレスに一致する操作設定ファイル27の操作内容をイメージデバイス操作設定装置26に通知する、という仕様にしてもよい。また、操作設定ファイル27のファイル名と操作内容と一致させているが、ファイル名はコンピュータ300を操作するユーザがチャンネル番号を把握できればよいので、例えば、テレビ局の名称とするなど、操作設定ファイル27のファイル名と操作内容を一致させなくてもよい。
チャンネル変更を例に説明したが、同様の構成により録画の開始・停止等をイメージデバイス200に対して操作することもできる。
例えば、操作設定ファイル27として、REC_ST.TXT、REC_END.TXTをディスク14に記憶しておく。REC_ST.TXTは録画の開始を指示する操作設定ファイル27であり、REC_END.TXTは録画の終了を指示する操作設定ファイル27である。
そして、アドレス比較テーブル24には、REC_ST.TXT、REC_END.TXTを物理アドレスに対応づけて記憶しておく。
ユーザがコンピュータ300からREC_ST.TXT又はREC_END.TXTを選択すると、フラッシュメモリコントローラがアクセスした物理アドレスをアドレス比較器25が取得して、アドレス比較器25はアドレス比較テーブル24からREC_ST.TXT又はREC_END.TXTを抽出し、イメージデバイス操作設定装置26にイメージデバイス200の録画の開始又は終了を要求できる。
本実施例によれば、イメージデバイス200をストレージデバイスとして扱っても、チャンネルの変更や録画の開始・終了など、コンピュータ300からイメージデバイス200を操作することを可能にできる。
本実施例では、イメージデバイス200をストレージデバイスとイメージデバイス200の両方として認識するコンピュータシステム100について説明する。
実施例1〜5では、イメージデバイス200をストレージデバイスとして認識するコンピュータシステム100について説明したが、イメージデバイス200をそのままイメージデバイスとして認識し、状況に応じてストレージデバイスとイメージデバイスのいずれかで、及び、その両方で認識できれば便利である。
図10は、本実施例におけるコンピュータシステム100の構成図の一例を示す。図10のコンピュータシステム100は、コンピュータ300が専用テレビ閲覧アプリケーション41、及び、イメージクラスデバイスドライバ42を有し、イメージデバイス200はイメージクラスI/F43及び有効・無効設定部44を有する。
専用テレビ閲覧アプリケーション41は、TVチューナ23に専用の閲覧アプリケーションである。イメージクラスデバイスドライバ42はTVチューナ23から映像・音声の読み出し制御、チャンネル操作、録画の開始・停止等の操作系の制御を実行するクラスドライバである。
イメージクラスI/F43は、コンピュータ300からのインタラプト転送およびコントロール転送に含まれるコマンドの検出ならびにアイソクロナス転送に応じたデータ変換を制御するインターフェイスである。ストレージクラスI/F16、イメージクラスI/F43が検出したコマンドは、有効・無効設定部44に送出される。
有効・無効設定部44は、操作設定ファイル27に従い、ストレージクラスI/F16とイメージクラスI/F43のそれぞれの機能を有効又は無効に設定する。すなわち、実施例5と同様に、ユーザが選択した操作設定ファイル(例えば、image−yuko.txt、image−muko.txt、strage−yuko.txt、strage−muko.txt)27の物理アドレスに基づき、アドレス比較器25が操作設定ファイル27を検出するので、イメージデバイス操作設定装置26が有効・無効設定部44にストレージクラスI/F16とイメージクラスI/F43のそれぞれの機能を有効又は無効に設定するよう指示する。
また、有効・無効設定部44は、コンピュータ300で使用されているアプリケーションが映像音声再生アプリケーション22の場合はストレージクラスI/F16を有効にし、専用テレビ閲覧アプリケーション41の場合はイメージクラスI/F43を有効にするなど、ユーザの操作状況に応じてそれぞれを設定できる。
これまで説明したように、イメージデバイス200をUSBマスストレージなど、コンピュータ300のOSがサポートするストレージデバイスとして認識すれば、イメージクラスデバイスドライバ42や専用テレビ閲覧アプリケーション41が無くても、イメージデバイス200が生成した映像音声を表示したり観賞することが可能となる。
例えば、コンピュータ300のWindows(登録商標)(登録商標)のOSにはイメージデバイス200のイメージクラスデバイスドライバ42や専用テレビ閲覧アプリケーション41を作成したが、他方のOSであるLinux(登録商標)にはそれらをインストールしていない場合でも、映像音声ファイル15を閲覧するができるので、TVチューナ23の最低限の機能を利用することができる。
しかしながら、TVチューナ23の録画予約などの高度な処理を行う場合、実施例5の構成を搭載していなければ、専用テレビ閲覧アプリケーション41を利用しイメージデバイス200のイメージクラスデバイスドライバ42を経由してイメージデバイス200をそのまま操作した方が、便利な場合もある。
コンピュータ300がストレージクラスデバイスドライバ19及びイメージクラスデバイスドライバ42を有し、イメージデバイス200がストレージクラスI/F16、イメージクラスI/F43、を有すれば、コンピュータ300はイメージデバイス200をイメージデバイス(広義の)とストレージデバイスの両方として認識することができる。
したがって、イメージデバイス200として専用のイメージクラスデバイスドライバ42と専用テレビ閲覧アプリケーション41による高度な利用方法と、ストレージデバイスとして最低限の機能を利用する方法の両方を提供することが可能となる。
さらに、有効・無効設定部44が、ディスク14の操作設定ファイル27を読み出すことで、ストレージクラスI/F16とイメージクラスI/F43を有効・無効に設定することで、イメージデバイス200をストレージ機能又はイメージ機能の単一機能のデバイスとしての利用が可能である。
また、専用テレビ閲覧アプリケーション41とイメージクラスデバイスドライバ42によって、イメージデバイス200とコンピュータ300間の周辺I/F18をストレージ機能とイメージ機能のいずれかに設定でき、単一機能のデバイスとしての利用が可能である。
実施例5では操作設定ファイル27によりチャネル操作や録画の開始・終了を操作可能としたが、操作設定ファイル27をテキスト形式にしていると以下のような不便さが発生する;
A.映像音声再生アプリケーション22とファイルフォルダ(操作設定ファイル27の選択用)の両方を開く必要がある。
B.操作設定ファイル27のファイル名から操作を推測する必要がある。
C.操作設定ファイル27のファイル名が閲覧者の使用する言語でない場合、正常に表示されない。例えば、操作設定ファイル27のファイル名が日本語の場合、英語しか表示できないシステムでは、操作設定ファイル名が文字化けして内容を理解できない。また、日本語しか理解できないユーザであれば英語のファイル名を理解できないこともある。
D.操作設定ファイル27が整列されないため、操作系統ごとにファイル表示をまとめる、というようなことができない。例えば、録画開始をA.TXT、録画終了をZ.TXTというファイル名にした場合、アルファベット順で整列させると、これらのファイルの間に他のファイルが挿入されるため、本来近くに表示されるべき操作が離れて表示されてしまう。
また、チャンネルは降順・昇順などで表示させると便利であるが、アルファベット順で整列させない場合や、時間などの他の属性で整列させた場合に、必ずしも降順・昇順とならない場合がある。
E.テキストファイルなどでは開いたファイルを閉じないといけない。
以上の問題は、例えば操作設定ファイル27の形式をテキスト形式からHTML形式(又はXML形式)にすることによって、解決することができる。
図11は、本実施例のイメージデバイス200の構成図を示す。なお、図11において図9と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図11では、操作設定ファイル27として、CH01.HTM CH02.HTM…が記憶されていると共に、アドレス比較テーブル24では物理アドレスにCH01.HTM CH02.HTM…が対応づけて記憶されている。
a.操作設定ファイル27に、イメージデバイス200が保存した映像音声ファイル15と操作設定ファイル27を同時に表示するように記述することによって、単一のWEBブラウザ20にて、映像音声ファイル15と操作設定ファイル27を同時(1つのウィンドウに)に表示することが可能となる。
例えば、チャンネルを表示するにはHTMLファイル28には次のように記述する。
<A Href="CN01.HTM">チャンネル1</A>
<A Href="CN02.HTM">チャンネル2</A>

<A Href="CN12.HTM">チャンネル12</A>
これにより、「チャンネル1」等がWEBブラウザ20によって表示されると共に、「チャンネル1」は「CN01.HTM」にリンクされ、「チャンネル2」は「CN02.HTM」にリンクされ、…ので、WEBブラウザ20からチェンネルを操作することができる。
また、映像音声再生アプリケーション22によりUSBTV.ASFを再生するにはHTMLファイル28に次のように記述する。
<embed src="usbtv.asf" autostart="true" loop="true" width=70 height=25>
ここでは、WEBブラウザ20に映像音声再生アプリケーション22がプラグインのように予め対応づけられているとするが、「embed src="usbtv.asf"の記述により、映像音声ファイル15が映像音声再生アプリケーション22により再生される。また、autostart="true"により、WEBブラウザ20を起動すると自動的に映像音声ファイル15を再生することができる。 また、loop="true"により、映像音声再生アプリケーション22は"USBTV.ASF"を読出して再生し、また書き換わった"USBTV.ASF"を読み出すという作業を繰り返す。
b.HTML形式ファイルに操作の詳細を記述し、その記述された内容に対応する操作設定ファイル27にハイパーリンクすることによって、操作設定ファイル27のファイル名を意識することなく、任意の操作を行うことが可能となる。例えば、録画開始の操作を操作設定ファイルSX01335.HTMという録画開始が推測できないようなファイル名が割り当てられていても、WEBブラウザ20上でSX01335.HTMに「録画開始」というハイパーリンクに割り当ててておくことによって、ユーザは「録画開始」をクリックすれば、SX01335.HTMを読み出すことが可能になり、録画開始の操作の命令をイメージデバイス200に伝達することができる。
例えば、HTMLファイル28には次にように記述することができる。
<A Href="SX01335.HTM">録画開始/A>
c.WEBブラウザ20がOSの言語を判断し、その言語に対応したHTMLファイル28を開くことによって、例えば、日本語OSが使用されている場合は、日本語の表示を行うHTMLファイル28を開き、任意の操作の内容をハイパーリンクとして操作設定ファイル27に割り当てておくことで、言語や操作設定ファイル27のファイル名を意識することなく、任意の操作を行うことが可能となる。
d.例えばHTMLのテーブル機能を利用し、表として複数の領域に分割する。
第1の領域には、イメージデバイス200が保存した映像音声ファイル15を表示し、
第2の領域には、チャンネルの変更に対応した操作設定ファイル27のリンクを表示し、
第3の領域には、録画の開始および録画の終了に対応した操作設定ファイル27のリンクを表示する。
これにより、操作設定ファイル27のファイル名に依存せずに、関連した操作設定ファイル27を開くための表示を、それぞれの近傍に配置すること、および任意の順序で表示することが可能となる。
例えば、HTMLファイル28には次にように記述することができる。
<table border="5" cellspacing="15" cellpadding="10">
<tr>
<td>
<embed src="usbtv.asf" autostart="true" loop="true">
</td>
<td>
<table border="1">
<tr><td colspan="3">チャンネル<td></tr>
<tr><td>チャンネル1</td><td>チャンネル2</td><td>チャンネル3</td></tr>
<tr><td>チャンネル4</td><td>チャンネル5</td><td>チャンネル6</td></tr>
<tr><td>チャンネル7</td><td>チャンネル8</td><td>チャンネル9</td></tr>
<tr><td>チャンネル10</td><td>チャンネル11</td><td>チャンネル12</td></tr>
<tr><td colspan="3">
<input type="button" value="録画開始" onClick="location = './REC_ST.htm'"><br>
<input type="button" value="録画終了" onClick="location = './REC_END.htm'">
</td>
</tr>
</table>
</table>
このようなHTMLファイル28により指定した領域に「チャンネル1〜12」「録画開始」「録画終了」の文字が表示される。実際には、この表示に操作設定ファイル27をリンクしておくことで、操作メニューの配置、順序を自在に設定できる。
e.WEBブラウザ20にてHTMLファイル28のリンクを開く場合、同一のブラウザ上でハイパーリンクされたHTMLファイル28の内容が表示されるため、前回表示した画面を閉じることなく、操作設定ファイル27を開くことが可能となる。また、タブ式のWEBブラウザ20を使ってもよい。
なお、WEBブラウザ20のプログラムはコンピュータ300のHDD等に記憶されており、コンピュータ300にイメージデバイス200が接続されると、ディスク14に記憶されたAUTORUN.INF29の設定により自動的にWEBブラウザ20が立ち上がり、指定するHTMLファイル28を開く。これにより、イメージデバイス200の接続により自動的にTVチューナ23の表示及び操作が可能となる。
図12は、Webブラウザ20がHTMLファイル28を読み出してディスプレイに表示したイメージデバイス200の操作メニューの一例を示す。操作メニューは、映像音声ファイル15の再生欄54,チャンネル選択欄51,録画開始ボタン52、録画終了ボタン53を有する。チャンネル選択欄51の各チャンネル及びはチャンネル選択欄51,録画開始ボタン52はそれぞれ設定操作ファイル27にリンクが張られているので、ユーザがWebブラウザ20から入力した操作に応じて、イメージデバイス操作設定装置26がイメージデバイス200を制御する。
また、再生欄54では、Windows(登録商標)メディアプレイヤやFLASHプレイヤなどのWebブラウザ20に埋め込まれた映像音声再生アプリケーション22が映像音声ファイル15を再生する。
以上のように、操作設定ファイル27をHTML文書にリンクさせ、コンピュータ300がWEBブラウザ20を介して操作設定ファイル27を操作することで、使い勝手に優れたコンピュータシステム100とすることができる。
実施例7のa.にて説明したように、WEBブラウザ20の1つのウィンドウで映像音声ファイル15の再生およびイメージデバイス200の操作が可能になる。
しかしながら、実施例7のe.にあるように、WEBブラウザ20に表示されているHTMLファイル28上にリンクされた操作設定ファイル27は、リンクを開いた場合、同じWEBブラウザ20でリンクのファイルが表示される。このため、例えそのHTMLファイル28に映像音声ファイル15を再生するように記述していても、リンクにジャンプを開始した時点でWEBブラウザ20の画面表示がクリアされ、HTMLファイル28およびそこで記述されている操作設定ファイル27の読み込みが終了するまで、それらの内容が表示されない。
すなわち、単一のWEBブラウザ20で映像音声ファイル15の再生および操作設定ファイル27のリンクを表示している場合、例えば、イメージデバイス200の音量の変更などの操作であっても、イメージデバイス200の操作時に必ず映像音声ファイル15の再生が途切れることとなる。
この問題は、映像音声ファイル15と操作設定ファイル27のリンク表示をWEBブラウザ20の異なる画面(別のウィンドウ)で行うことで解決することが可能となる。
例えば、映像音声ファイル15を第1のWEBブラウザ20のウィンドウで表示し、操作設定ファイル27へのリンクを第2のウィンドウで表示する。したがって、HTMLファイル28も第1と第2の二つが用意される。
この場合、第2のウィンドウでチャンネル変更の操作を行うために、対応する操作設定ファイル27へのリンクをクリックする。このとき、画面がクリアされるのは第2のウィンドウのみである。
すなわち、映像音声ファイル15が再生されている第1のウィンドウに影響を与えることなく、チャンネル変更に対応した操作設定ファイル27を読み出すことが可能になる。
本実施例では、ディスク14の構成について説明する。ASFファイルのようなストリーム再生用のファイルの場合、一般的にはファイルサイズは小さく、送信側(イメージデバイス200)は映像音声ファイル15を連続して上書きし、受信側(コンピュータ300)は映像音声ファイル15を連続して読み込むことによって動作再生を行っている。
すなわち、ディスク14の小さな領域にファイルの書き込みが集中することとなり、その領域に対する負担は大きくなる。例えば、
・映像音声ファイル15の書き込み領域が、エラー発生率が高いなど、信頼性が低いと映像および音声が正常に再生できなくなり、
・書き込み可能回数が少ないものであると、書き込まれるメモリセルが破壊され、映像および音声が正常に再生できなくなり、
・消費電流が高いと、バッテリ動作の場合は駆動時間の低下や、発熱による誤動作などが発生し、
・アクセス速度が低いと、リアルタイムに映像音声ファイル15を読み出すことができない、
というような問題が発生する。
そのため、ストレージデバイスとして認識されるディスク14は、信頼性の高い、書き込み可能回数の多い、より消費電力の低い、よりアクセス速度の速い、などより性能の高い記憶媒体を利用した方が好ましい。
しかしながら、性能の高い記憶媒体は、低いものと比べると高価である。そこで、映像音声ファイル15が記録される領域のみ、性能の高い記憶媒体(例えば、SRAM、DRAM)を利用することで、コストを最小限に抑え、ディスク14の信頼性を向上させることができる。以下、この記憶媒体を高性能記憶領域14aという。
図13は、本実施例のディスク14の構造の一例を示す。図13では、1つのディスク14が通常の記憶領域と高性能記憶領域14aから構成されている。
したがって、ディスク14は単体ではなく、性能の異なる複数の記憶媒体で構成されることになる。なお、イメージデバイス200が生成する映像音声ファイル15の最大サイズは予め決まっているか又は設定することができる。
映像音声ファイル15が書き込まれるディスク14の高性能記憶領域14aを予め決めておき、高性能記憶領域14aに性能の高い記憶媒体を利用することによって、コストの上昇を抑えながらも、信頼性の高いストレージデバイスを提供することが可能となる。
実施例9では、ディスク14に性能の異なる記憶媒体が存在するイメージデバイス200を説明した。また、これまでの実施例で説明したように、ディスク14には、イメージデバイス200が記憶する再生表示用の映像音声ファイル15A、イメージデバイス200を操作する操作設定ファイル27、イメージデバイス200が録画する映像音声ファイル15Bを配置しているが、イメージデバイス200が保存する映像音声ファイル15Aをより性能の高い高性能記憶領域14aに記憶するために、ディスク14上の位置を考慮する必要がある。すなわち、再生表示用の映像音声ファイル15Aを記憶する領域が、意図しない位置に配置された場合、高性能記憶領域14aを、映像音声ファイル15Aを記録するために利用することが出来ない。
なお、映像音声ファイル15Aは上書きが繰り返される再生表示用の映像音声ファイル15で、映像音声ファイル15Bは所定時間は書き込みだけされる録画用の映像音声ファイル15である。
そこで、本実施例では、ディスク14をパーティションに分割し、2つの区画を用意する。図14(a)は、ディスク14の構成図の一例を示す。第1の区画には、より性能の高い記憶媒体を利用し、再生表示用の映像音声ファイル15Aを配置し、第2の区画には、通常の記憶媒体を利用し、その他のファイルを配置する。
これにより、再生表示用の映像音声ファイル15Aは確実により性能の高い記憶媒体の領域に保存されることが可能になる。
また、図14(b)に示すように、第1の区画に再生表示用の映像音声ファイル15Aおよび操作設定ファイル27を配置して読取専用に設定し、第2の区画は読み書き可能とし、録画用の映像音声ファイル15Bを保存してもよい。
これにより、映像音声ファイル15A及び操作設定ファイル27を保護しながら、録画用の映像音声ファイル15Bは削除及びその他のファイルの読み書きが可能となる。
また、図15(a)に示すように、ストレージデバイスを2つ用意し、第1のストレージデバイスには、より性能の高い記憶媒体を利用し、再生表示用の映像音声ファイル15Aを配置し、第2のストレージデバイスには、通常の記憶媒体を利用し、その他のファイルを配置してもよい。
記憶領域をパーティションで区切る必要がないので、これによって同様に、再生用の映像音声ファイル15Aは確実により性能の高い記憶媒体の領域に保存されることが可能となる。
さらに、図15(b)に示すように、第1のストレージデバイスに再生用の映像音声ファイル15A及び操作設定ファイル27を配置して読取専用に設定し、第2のストレージデバイスは読み書き可能とし、録画用の映像音声ファイル15Bを保存してもよい。
これにより、映像音声ファイル15A及び操作設定ファイル27を保護しながら、録画用の映像音声ファイル15Bの削除及びその他のファイルの読み書きが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のコンピュータシステム100は、映像音声再生アプリケーション22を準備するだけで、イメージデバイス200が生成する映像音声ファイル15をコンピュータ300で再生することができるようになる。イメージデバイス200をストレージデバイスとして認識するが、一般的に、ストレージデバイスのデバイスドライバはOSによってサポートされ、映像音声ファイル15がMPEGなどの規格に準じたものであれば、映像音声再生アプリケーション22も容易に入手することが可能であるため、ユーザはソフトの購入やインストールすることなくコンピュータシステム100を実現できる。
また、イメージデバイス200をストレージデバイスとして認識し、映像音声ファイル15を記録することによって、NASのようにストレージデバイスを有さない機器によっても映像音声ファイル15を録画することが可能になる(例えば、ルータのNAS機能によって動作している場合など)。
また、映像音声ファイル15を読出し専用とすることで、イメージデバイス200をストレージデバイスと認識しても、コンピュータ300から映像音声ファイル15を削除、物理・論理フォーマットすることができず、ファイルが失われることがない。
また、CD−ROMなどの光ディスクとして認識させ、その自動再生機能を利用し、AUTORUN.INF29などの設定ファイルに記載された手順を実行することによって、コンピュータ300がイメージデバイス200の接続を検出すると、自動再生することが可能となる。すなわち、イメージデバイス200の自動再生に必要な専用の常駐ソフトウェアを起動する必要がない。
また、操作設定ファイル27をディスク14に記憶させ、アクセスされた物理アドレスを検出することで、イメージデバイス200を操作することができる。すなわち、イメージデバイス200を操作するために必要な、専用の操作プログラム、Webサーバ機能、CGIのようなシステムのプログラムを実行させることなく、イメージデバイス200を操作することが可能となる。なお、かかる構成はイメージデバイス200以外のデバイスにも適用できる。
また、HTMLファイル28に操作内容と操作設定ファイル27をリンクさせることで、ファイルの階層化およびファイル同士のリンクが可能となり、WEBブラウザ20による閲覧および操作、および、操作メニューの配置が可能となる。
また、映像再生ファイル15が配置される領域に揮発性メモリ(SRAM、DRAM)を利用することによって、より多くの書き込み回数に対応することが可能となる。
再生用の映像音声ファイル15Aと録画用の映像音声ファイル15Bで異なるパーティションを有することによって、再生用の映像音声ファイル15や操作用のHTMLファイル28を書き込み禁止、録画用の映像音声ファイル15Bは消去可能と設定することが可能になる。
イメージデバイス200を、ストレージデバイスとイメージデバイスの両方として認識させることによって、専用アプリケーションによってイメージデバイス200を直接操作することができる。
イメージデバイスとコンピュータが接続されたコンピュータシステムの従来図である。 コンピュータシステムの構成図である。 コンピュータシステムのブロック図の一例である。 コンピュータがイメージデバイスから転送された映像音声ファイルを再生するシーケンス図の一例である。 コンピュータシステムのシステム図である(実施例1の変形例1)。 コンピュータシステムの構成図である(実施例1の変形例2)。 コンピュータシステムのシステム図である(実施例1の変形例2)。 コンピュータシステムの構成図である(実施例4)。 イメージデバイスの構成図である(実施例5)。 コンピュータシステムの構成図である(実施例6)。 イメージデバイスの構成図である(実施例7)。 イメージデバイスの操作メニューの一例である。 ディスクの構造の一例を示す図である(実施例9)。 ディスクの構造の一例を示す図である(実施例10)。 ディスクの構造の一例を示す図である(実施例10)。
符号の説明
8 記憶媒体
9 ネットワーク
11 カメラ
12 マイク
13 映像音声エンコーダ
14 ディスク
14a 高性能記憶領域
15 映像音声ファイル
15A 再生表示用の映像音声ファイル
15B 録画用の映像音声ファイル
16 ストレージクラスI/F
17、18 周辺I/F
19 ストレージクラスデバイスドライバ
20 Webブラウザ
21 ファイルシステム
22 映像音声再生アプリケーション
23 TVチューナ
24 アドレス比較テーブル
25 アドレス比較器
26 イメージデバイス操作設定装置
27 操作設定ファイル
28 HTMLファイル
29 AUTORUN.INF
30 プログラム
41 専用テレビ閲覧アプリケーション
42 イメージクラスデバイスドライバ
43 イメージクラスI/F
44 有効・無効設定部
100 コンピュータシステム
200 イメージデバイス
300 コンピュータ(ホストシステム)
400 コンピュータ

Claims (25)

  1. 第1の情報処理装置が映像又は音声の少なくともいずれかから生成したデジタルデータを第2の情報処理装置が再生する情報再生システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、映像又は音声を前記デジタルデータに変換するエンコード手段と、前記デジタルデータを記憶する記憶装置と、
    前記第2の情報処理装置と接続するハードウェアインターフェイスと、
    イメージクラスソフトウェアインターフェイスを用いずに、前記第2の情報処理装置に前記記憶装置へのアクセスを許可するストレージクラスソフトウェアインターフェイスと、を有し、
    前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置と接続するハードウェアインターフェイスと、前記記憶装置をファイルシステムにマウントする第1のソフトウェアインターフェイスと、前記デジタルデータを再生する再生手段と、
    を有することを特徴とする情報再生システム。
  2. 前記エンコード手段は、所定時間の前記デジタルデータを1つのファイルとして前記記憶装置に記憶する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報再生システム。
  3. 前記デジタルデータは読み出し専用である、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報再生システム。
  4. 前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置に、前記再生手段の起動を要求する自動再生要求情報を前記記憶装置に記憶しており、
    前記第2の情報処理装置は、前記記憶装置をファイルシステムにマウントした場合、前記自動再生要求情報を検出し、前記再生手段を起動する、
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の情報再生システム。
  5. 前記記憶装置は、
    操作内容に応じて予め定められたアドレスに記憶された、前記第1の情報処理装置の操作方法を登録した複数の操作設定ファイルと、
    前記アドレスに対応づけて前記操作設定ファイルの識別情報を登録したアドレス比較テーブルと、を記憶しており、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置が前記操作設定ファイルにアクセスした場合、アクセスした前記アドレスに基づき前記アドレス比較テーブルを参照し、該アドレスに対応付けられた前記操作設定ファイルを前記記憶装置から抽出するアドレス比較器と、
    検出された前記操作設定ファイルに基づき当該第1の情報処理装置を制御する操作設定手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の情報再生システム。
  6. 前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置に前記デジタルデータを送信する前記イメージクラスソフトウェアインターフェイスと、
    前記第2の情報処理装置が前記操作設定ファイルにアクセスした場合、前記イメージクラスソフトウェアインターフェイス又は前記ストレージクラスソフトウェアインターフェイスの有効と無効をそれぞれ切り替える有効・無効設定手段と、
    を有することを特徴とする請求項5記載の情報再生システム。
  7. 前記有効・無効設定手段は、前記第2の情報処理装置が前記イメージクラスソフトウェアインターフェイス又は前記ストレージクラスソフトウェアインターフェイスのいずれをインターフェイスに要求するかにより、前記イメージクラスソフトウェアインターフェイス又は前記ストレージクラスソフトウェアインターフェイスの有効と無効をそれぞれ切り替える、
    ことを特徴とする請求項6記載の情報再生システム。
  8. 前記記憶装置は、
    前記操作設定ファイルの識別情報にリンクを張った操作メニューを、マークアップ言語により記述したマークアップ言語ファイル、を記憶している、
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の情報再生システム。
  9. 前記第2の情報処理装置は、
    前記再生手段に関連付けられ、前記マークアップ言語ファイルを解釈して生成したユーザインターフェイスを表示装置に表示するユーザインターフェイス表示手段を有し、
    前記ユーザインターフェイス表示手段は、前記記憶装置から前記マークアップ言語ファイルを読み出して、前記ユーザインターフェイスに前記操作メニューを表示すると共に、前記ユーザインターフェイス内で前記再生手段を起動させる、
    ことを特徴とする請求項8記載の情報再生システム。
  10. 前記第2の情報処理装置は、
    前記再生手段に関連付けられ、前記マークアップ言語ファイルを解釈して生成したユーザインターフェイスを表示装置に表示するユーザインターフェイス表示手段を有し、
    前記ユーザインターフェイス表示手段は、第1のユーザインターフェイスに前記操作メニューを表示し、前記第1のユーザインターフェイスと異なる第2のユーザインターフェイス内で前記再生手段を起動させる、
    ことを特徴とする請求項8記載の情報再生システム。
  11. 前記記憶装置は、複数の記憶領域を有し、
    前記デジタルデータを、該記憶装置の他の記憶領域より、信頼性の高い、書き込み可能回数の多い、より消費電力の低い、又は、アクセス速度の速い、再生用記憶領域に記憶する、
    ことを特徴とする請求項1〜10いずれか記載の情報再生システム。
  12. 前記記憶装置は、複数の記憶領域に区画に区切られているか、又は、別体の記憶領域を有し、
    前記区画のいずれか又は前記別体の記憶領域のいずれかを前記再生用記憶領域に設定する、
    ことを特徴とする請求項11記載の情報再生システム。
  13. 前記再生用記憶領域には、前記デジタルデータのみ、又は、前記デジタルデータ及び前記操作設定ファイルのみを記憶する、
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の情報再生システム。
  14. 前記再生用記憶領域は、読み出し専用に設定され、その他の記憶領域は読み書き可能に設定される、
    ことを特徴とする請求項11〜13いずれか1項記載の情報再生システム。
  15. 映像又は音声の少なくともいずれかからデジタルデータを生成するデータ生成装置において、
    映像又は音声を前記デジタルデータに変換するエンコード手段と、
    前記デジタルデータを記憶する記憶装置と、
    情報処理装置と接続するハードウェアインターフェイスと、
    イメージクラスソフトウェアインターフェイスを用いずに、前記情報処理装置に前記記憶装置へのアクセスを許可するストレージクラスソフトウェアインターフェイスと、
    を有することを特徴とするデータ生成装置。
  16. 前記デジタルデータは読み出し専用である、
    ことを特徴とする請求項15記載のデータ生成装置。
  17. 前記情報処理装置に、前記デジタルデータを再生する再生手段の起動を要求する自動再生要求情報を前記記憶装置に記憶している、
    ことを特徴とする請求項15又は16記載のデータ生成装置。
  18. 前記記憶装置は、
    操作内容に応じて予め定められた前記記憶装置のアドレスに記憶された複数の操作設定ファイルと、
    前記アドレスに対応づけて前記操作設定ファイルの識別情報を登録したアドレス比較テーブルと、を記憶しており、
    前記情報処理装置が前記操作設定ファイルにアクセスした場合、アクセスした前記アドレスに基づき前記アドレス比較テーブルを参照し、該アドレスに対応付けられた前記操作設定ファイルを抽出するアドレス比較器と、
    抽出された前記操作設定ファイルに基づき当該データ生成装置を制御する操作設定手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項15〜17いずれか1項記載のデータ生成装置。
  19. 前記情報処理装置に前記デジタルデータを送信する前記イメージクラスソフトウェアインターフェイスと、
    前記情報処理装置が前記操作設定ファイルにアクセスした場合、前記イメージクラスソフトウェアインターフェイス又は前記ストレージクラスソフトウェアインターフェイスの有効と無効をそれぞれ切り替える有効・無効設定手段と、
    を有することを特徴とする請求項18記載のデータ生成装置。
  20. 前記有効・無効設定手段は、前記情報処理装置が前記イメージクラスソフトウェアインターフェイス又は前記ストレージクラスソフトウェアインターフェイスのいずれをインターフェイスに要求するかにより、前記イメージクラスソフトウェアインターフェイス又は前記ストレージクラスソフトウェアインターフェイスの有効と無効をそれぞれ切り替える、
    ことを特徴とする請求項19記載のデータ生成装置。
  21. 前記記憶装置は、
    前記操作設定ファイルの識別情報にリンクを張った操作メニューを、マークアップ言語により記述したマークアップ言語ファイル、を記憶している、
    ことを特徴とする請求項19又は20記載のデータ生成装置。
  22. 請求項15〜21いずれか1項記載のデータ生成装置を有するUSBワンセグチューナ。
  23. 映像又は音声を前記デジタルデータに変換するエンコード手段と、前記デジタルデータを記憶する記憶装置と、当該データ再生装置と接続するハードウェアインターフェイスと、イメージクラスソフトウェアインターフェイスでなく、当該データ再生装置に前記記憶装置へのアクセスを許可するストレージクラスソフトウェアインターフェイスと、を有する情報処理装置が、映像又は音声の少なくともいずれかから生成したデジタルデータを再生するデータ再生装置において、
    前記情報処理装置と接続するハードウェアインターフェイスと、
    前記記憶装置をファイルシステムにマウントするソフトウェアインターフェイスと、
    前記デジタルデータを再生する再生手段と、
    を有することを特徴とするデータ再生装置。
  24. 映像又は音声の少なくともいずれかからデジタルデータを生成するデータ生成方法において、
    エンコード手段が、映像又は音声を前記デジタルデータに変換するステップと、
    前記エンコード手段が、前記デジタルデータを記憶装置に記憶するステップと、
    ハードウェアインターフェイスを介して情報処理装置と接続した場合、イメージクラスソフトウェアインターフェイスを用いずに、ストレージクラスソフトウェアインターフェイスが、前記情報処理装置に前記記憶装置へのアクセスを許可するステップと、
    を有することを特徴とするデータ生成方法。
  25. 映像又は音声が変換されたデジタルデータを記憶装置に記憶し、ハードウェアインターフェイスを介して情報処理装置と接続するコンピュータに、
    イメージクラスソフトウェアインターフェイスを用いずに、前記情報処理装置に前記記憶装置へのアクセスを許可するステップ、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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