JP2009073028A - ペレットの製造方法およびペレット製造装置 - Google Patents

ペレットの製造方法およびペレット製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】含水率0.1%以下のアルミ箔片混入樹脂のペレットを製造する。
【解決手段】押出機10内でアルミ箔を破砕しつつ混練してアルミ箔片と樹脂の混練物とする混練工程、得られた混練物をダイス13の孔より溶融状態のストランドとし、カットユニット20内で冷却用の温水を供給しつつ発生させたミストにストランドを接触させつつ溶融状態のストランドをカッターで切断して、内部に余熱を有するペレットとする造粒工程、余熱を有するペレットを温水とともに円筒状のスクリーン33内に送り込んで下方から上方へと搬送しつつ脱水する脱水工程、空気とともに筒体41内で回転させて下方に搬送しつつペレットの水分を除去する水分除去工程、ペレットのみを篩別装置50で篩別する篩別工程、ペレットを空気で撹拌機63に移送し空気を吹き込みつつ撹拌して乾燥する乾燥工程を、この順序で行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、含水率の低いアルミ箔片混入樹脂のペレットを製造するためのペレットの製造方法およびペレット製造装置に関する。
従来、アルミ箔(Al箔)入り多層フィルムを加工して包装袋等のプラスチックフィルム製品を製造する過程で生じるフィルム屑(耳ロス品)や、不要となったプラスチックフィルム製品などは、そのまま埋め立て等により廃棄するか、環境に配慮した特別な焼却炉で焼却していた。特に、アルミ箔を含む包装用のプラスチックフィルムは数十μm程度の異なる材質の薄い層を強固に積層して製造されるので、材質別に分離してから処理することは難しく、埋め立てられるか焼却される場合が多かった。
アルミ箔入り多層フィルムのリサイクル率を向上させるため、本発明者らは、アルミ箔入り多層フィルムを押出機内で破断及び混練を行うことにより、アルミ箔とフィルムを分離することなく、直接リペレット化する技術を提案している(特許文献1を参照)。
従来、押出機から押し出されるストランドを切断してペレットを製造する方法としては、ストランドを水冷しながら押出機のダイス上で直ちにカットするウォータリングカット方式と、ストランドをコンベア上で空冷または水槽中で水冷したのちカットするストランドカット方式とが知られている。アルミ箔片を含むストランドは強度が低いため、ストランドカット方式では、カッターまで到達する前にストランドの切れが発生しやすい。このため、ウォータリングカット方式のほうが好ましい。
特許文献2には、ストランドの切断工程を霧状の水が噴霧された水雰囲気中で行い、得られたペレットを流水中で冷却後、遠心分離式の脱水機等を用いて水を分離することが記載されている。
特許文献3には、合成樹脂コンパウンドストランドをウォータリングホットカットユニット内で冷却水の噴霧により冷却してから冷却合成樹脂コンパウンドストランドを切断、造粒してペレットとし、次に、遠心脱水装置、定流量化振動装置、乾燥機で順次処理するペレットの連続式乾燥方法が記載されている。
特許文献4には、押出機から押し出された溶融再生合成樹脂ストランドをペレットとして切断すると共に、ダイスの小孔に向け冷媒を吹付け、このストランドの外表面に接触させ、気化の潜熱作用によりこのストランドの外表面を急冷固化させた後、小孔と可動カッターの周囲に生起される空気流によりこの切断された内部が高温のペレットを冷却固化しながら搬送する再生合成樹脂製ペレットの製造方法が記載されている。
特開2006−192748号公報 特開2003−200422号公報 特開2003−311738号公報 特開平7−214548号公報
アルミ箔片混入樹脂においては、アルミ箔片は樹脂にとって一般的には異物であり、ストランドの切断面に凹凸や空洞が生じると、この凹凸や空洞に水分が浸入し、ペレットの含水率が高くなる傾向にある。含水率の高い(例えば1%近く)ペレットは、再溶融させたときに水蒸気が生じ、成形品が発泡してしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、含水率0.1%以下のアルミ箔片混入樹脂のペレットを製造するためのペレットの製造方法およびペレット製造装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、
A.押出機に、アルミ箔片を含む合成樹脂混和物および/またはアルミ箔を含む合成樹脂の積層体、ならびに必要に応じて、アルミ箔片を含まない合成樹脂混和物および/またはアルミ箔を含まない合成樹脂の積層体を供給しながら、前記押出機内でアルミ箔を破砕しつつ混練してアルミ箔片と樹脂の混練物とする混練工程、
B.得られた前記混練物を前記押出機の先端に設けられたダイスの孔より溶融状態のストランドとしてカットユニット内へ送り出し、前記カットユニット内で冷却用の温水を供給しつつ発生させたミストに前記ストランドを接触させつつ溶融状態のストランドをカッターで切断して、内部に余熱を有するペレットとする造粒工程、
C.前記余熱を有するペレットを前記温水とともに前記カットユニットから排出し、円筒状のスクリーン内に送り込んで下方から上方へと搬送しつつ前記ペレットを脱水する脱水工程、
D.脱水された前記ペレットを、空気とともに筒体内で回転させて下方に搬送しつつ前記ペレットの水分を除去する水分除去工程、
E.水分が除去された前記ペレットを、少なくとも天面に篩を有する篩別装置へ送り込んでペレットのみを篩別する篩別工程、
F.篩別されたペレットを、空気を用いて撹拌機に移送し、前記撹拌機内で空気を吹き込みつつ撹拌して前記ペレットを乾燥する乾燥工程を、
AからFの順序で有することで含水率0.1%以下のアルミ箔片混入樹脂のペレットを製造することを特徴とするペレットの製造方法を提供する。
本発明のペレットの製造方法においては、前記造粒工程における前記冷却用の温水の温度が35〜55℃であることが好ましい。
前記造粒工程における前記冷却用の温水の供給量が、前記ダイスからの押出量100kg/時に対して1〜10m/時の割合であることが好ましい。
前記乾燥工程における空気の温度が60〜70℃であることが好ましい。
また、本発明は、上述のペレットの製造方法により含水率0.1%以下のアルミ箔片混入樹脂のペレットを製造するペレット製造装置であって、スクリーンメッシュを除去したベントを備える二軸押出機と、前記二軸押出機と同方向に向けられて該押出機の先端に設けられたダイスと、前記ダイスに設けられた孔より押し出されるストランドに冷却用の温水を供給する給水口および溶融状態のストランドを切断してペレットとするカッターを備えるカットユニットと、下部にペレットを供給する供給口が設けられ、上部にペレットを排出する排出口が設けられ、円筒状のスクリーンおよび該スクリーンの上部から該スクリーンを洗浄するシャワーを備える遠心脱水装置と、前記遠心脱水装置で脱水されたペレットを上部から供給して空気を用いて筒体内で回転させながら下方に搬送しつつ前記ペレットの水分を除去するサイクロンと、少なくとも天面に篩を備える篩別装置と、篩別されたペレットに空気を吹き込みつつ撹拌して前記ペレットを乾燥する撹拌機とを有することを特徴とするペレット製造装置を提供する。
本発明のペレット製造装置においては、さらに前記撹拌機で乾燥されたペレットを密封された容器内で撹拌して、比重の異なるペレット同士を均一に分散させるタンブラーを有することが好ましい。
前記タンブラーは、空気を循環させるための吸気口および排気口を有することが好ましい。
本発明によれば、造粒工程において、溶融状態のストランドをカッターで切断して、内部に余熱を有するペレットとするので、ストランドの切断面に凹凸や空洞が生じることがなく、あるいは、生じた凹凸や空洞が溶融樹脂の流動により塞がるので、ペレットへの水分の浸入を低減することができる。これにより、アルミ箔片を含む樹脂という、従来技術では含水率の低いペレットを製造することが困難である材料であっても、含水率0.1%以下のアルミ箔片混入樹脂のペレットを製造することが可能になる。
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本発明で用いられるペレット製造装置の一例を示す概略構成図である。図2は、カットユニットの一例を示す概略構成図である。図3は、遠心脱水装置およびサイクロンの一例を示す概略構成図である。
図1,図2に示すペレット製造装置1は、スクリーンメッシュを除去したベント11を備える二軸押出機10と、二軸押出機10と同方向に向けられて該押出機10の先端に設けられたダイス13と、ダイス13に設けられた孔14より押し出されるストランドに冷却用の温水を供給する給水口21および溶融状態のストランドを切断してペレットとするカッター23を備えるカットユニット20と、下部にペレットを供給する供給口31が設けられ、上部にペレットを排出する排出口32が設けられ、円筒状のスクリーン33および該スクリーン33の上部から該スクリーン33を洗浄するシャワー34を備える遠心脱水装置30と、遠心脱水装置30で脱水されたペレットを上部から供給して空気を用いて筒体41内で回転させながら下方に搬送しつつ前記ペレットの水分を除去するサイクロン40と、少なくとも天面に篩を備える篩別装置50と、篩別されたペレットに空気を吹き込みつつ撹拌してペレットを乾燥する撹拌機63を備えた乾燥装置60を有する。
(混練工程)
二軸押出機10には、ペレット原料の少なくとも一部として、アルミ箔またはアルミ箔片を含む材料が供給される。アルミ箔またはアルミ箔片を含む材料としては、アルミ箔片を含む合成樹脂混和物、アルミ箔を含む合成樹脂の積層体、あるいはこれら両方が挙げられる。また、必要に応じて、アルミ箔およびアルミ箔片を含まない材料として、アルミ箔片を含まない合成樹脂混和物、アルミ箔を含まない合成樹脂の積層体、あるいはこれら両方を、前記アルミ箔またはアルミ箔片を含む材料と合わせて供給することができる。アルミ箔を含む合成樹脂の積層体とは、例えばアルミ箔の片面または両面に一層以上のフィルムが積層されたラミネートフィルム、その耳ロスや打ち抜き屑が挙げられる。また、アルミ箔片を含む合成樹脂混和物とは、アルミ箔片を含む合成樹脂成形品など、あるいは所望の寸法の断片として破砕したものが挙げられる。
ここで、プラスチック層を構成するプラスチックとしては特に制限はないが、包装材料に多用される低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン樹脂、それらがカルボキシル基で変性された酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステル樹脂、ナイロン(Ny)などのポリアミド樹脂、エチレン−ビニルアルコール(EVOH)などを好ましく用いることができる。プラスチック層の層数は特に限定されるものではなく、1層でも複数層でも良く、ウレタン、エポキシその他の接着剤からなる接着剤層を有するものでも良い。
上記材料中のアルミ箔の厚さは、好ましくは3〜40μmである。また、アルミ箔入り多層フィルム中のAl含有率は、好ましくは2〜25%である。ペレット化や成形加工性の点では、2〜10%の範囲内がより好ましい。アルミ箔およびアルミ箔片を含まない材料を、アルミ箔またはアルミ箔片を含む材料とともに用いることで、Al含有率の調整のために併用しても良い。また、分散剤としてオレフィン系樹脂を、上記材料中に含まれていたオレフィン系樹脂とは別に、5〜30%添加することにより、樹脂中でアルミ箔片の分散性が向上し、ペレット表面の凹凸や空隙が生じにくくなり、ペレット表面に水分が付着しにくくすることができる。
材料は、断片に破砕して供給してもよいが、破砕することなくそのまま供給してもよい。その場合、材料の幅は、押出機に投入が可能であれば特に限定されず、例えば、幅数mmの耳ロスであっても、幅1200mmのフィルムであっても処理が可能である。材料を長尺のまま、粉砕等をせずに投入した場合、スクリュの回転駆動に伴ってフィルムがバレル内へと自然に引き込まれていくので、強制フィーダー等が不要であり、しかも、アルミ箔入り多層フィルムを粉砕する工程を省略できるとともに、粉砕品を貯留するタンクも不要となり、設備や工程をより単純にすることができる。
押出機10としては、二本のスクリュがバレルの内部に互いに噛み合いつつ回転可能に設けられてなる二軸押出機が用いられる。二軸押出機は混練性に優れるので、ホッパー12から上記材料を投入し、バレル内で材料を加熱しながら二本のスクリュを回転させることにより、強いせん断力を与えてアルミ箔を破砕しつつ樹脂と混練することができる。これにより、アルミ箔片と樹脂の混練物が得られる。溶融樹脂の温度は、230℃程度が好ましい。
押出機10のバレルには、材料中に含まれる水分を混練中になるべく排出するため、1箇所または複数個所にベント11を有することが好ましい。また、バレルとダイスとの間には、スクリーンメッシュを除去し、ブレーカープレートのみが溶融樹脂流路に設けられるようにして、メッシュによる目詰まりを避けるようにすることが望ましい。
(造粒工程)
造粒工程においては、混練工程で得られたアルミ箔片と樹脂の混練物を、図2に示すように押出機10の先端に設けられた複数の孔14からなるダイス13のそれぞれの孔14より溶融状態のストランド(図示略)としてカットユニット20内へ送り出し、カットユニット20内で冷却用の温水22を噴出して発生させたミストにストランドを接触させつつ溶融状態で押し出されてくるストランドの表層のみを固化させ、カッター23で順次切断して、内部に余熱を有するペレットとする。
図2に示す例において、カッター23は、二本の刃がシャフト24の回転中心を基準として点対称となるようにダイス13のプレート表面に接して設けられ、シャフト24を介して接続された駆動モータ(図示略)によりプレート表面を摺動回転するように駆動される。これにより、カッター23が巡回してくるまでの間、ダイス13の孔14より溶融状態で押し出されたストランドは、表層のみが固化され、カッター23で切断される。したがって、ストランドとしてカットユニット20内を引き回すことがないので、アルミ箔片という異物を含む樹脂のストランドの切れを防止することができる。なお、カッター23は、二本の刃がシャフト24の回転中心を基準として点対称となるように設けられることが好ましいが、刃が一本であってもよいし、三本以上の刃が均等な角度で設けられてもよい。
また、カットユニット20のダイス13と同じ側の内壁に設けられて冷却用の温水22を噴出する給水口21は、温水22が直接ダイス13やストランドに触れないよう、ダイス13から遠ざかる方向(図2の右向き)に冷却用の温水22を噴出するように向けられている。具体的には、ダイス13およびカッター23の径方向(図2の上下方向)における外側に設けられ、ダイス13およびカッター23の径方向内側となるよう、斜め向きに温水22を噴出する。給水口21から温水22を噴出する向きは、ダイス13から溶融樹脂が押し出される方向(図2の右向き)に対する角度θとして30〜60°程度が好ましい。このように構成することにより、後述するように大量の温水を供給することができるとともに、給水口21から噴出された温水22は、カットユニット20の反対側の壁やカッター23のシャフト24に激突して霧状やミスト状の細かい水滴(以下、ミストという場合がある。)となる。
本発明においては、給水の際に温水22がミストとなって、ミストがカットユニット20内に充満する。温水22が直接ダイス13やストランドに触れないので、押出機10の先端部(ヘッド)15やペレット内部の温度の低下が抑制される。このため、押出機10の押し出し圧力の上昇を抑制し、ヘッド15内の溶融樹脂流路16における混練物の詰まりや、押出機10の駆動モータやスクリュ等の損傷を防ぐことができる。ペレットが、内部に余熱を有するペレットとして得られることにより、脱水工程以降の工程において、水分が蒸気として飛びやすくなる。造粒工程における冷却用の温水22の温度は、カットユニット20内に供給されるときの温度で、35〜55℃が好ましい。より好ましくは、40〜45℃である。本形態例においては、溶融樹脂流路16はヘッド15内で先端に向けテーパ状に拡径したコーン17の周りに円錐状に広がっており、孔14が円周に沿って複数個設けられている。
また、カット後のペレット温度が高いと、ペレット同士の融着が起こり、満足な造粒はできない、というのが従来の常識であるが、本発明においては、温水の温度を高めに設定しつつ、温水の供給量を多くすることで、ペレット同士の融着を回避するようにした。具体的には、ダイスからの混練物の押出量100kg/時に対して冷却用の温水22の供給量が1〜10m/時とする割合にて温水22をカットユニット20内に供給するのが好ましい。ここで、押出量に対する温水供給量の割合とは、例えばダイスからの混練物の押出量を200kg/時としたとき、温水22の供給量は2〜20m/時とする意味である。このように、カット直後のペレットを、比較的温度が高いミストや霧の雰囲気下に置き、ペレット内部の温度を高温に維持することにより、脱水工程以降の工程においてペレット表面の凹部や空隙内部の水分の残留を避けることができる。また、ペレットの表面あるいは内部に生じた凹凸や空洞が溶融ないし軟化状態にある樹脂の流動により塞がり、もしくは縮小することにより、ペレットへの水分の浸入や付着を抑制することができる。
(脱水工程)
造粒工程後、余熱を有するペレットを冷却に用いた温水とともにカットユニット20から排出し、筒状スクリーン33内に送り込んで、筒状スクリーン33の内部に備えられた羽部材36が螺旋状に取り付けられた筒体35を回転させて、下方から上方へと搬送しつつペレットを脱水する。図2に示すように、カットユニット20の下部の側面(図2の手前側、図1の下側に対応する方向)には、ペレット排出口25が設けられており、造粒ペレット移送管26を通じてペレットおよび温水が移送され、図3に示す遠心脱水装置30の下部に設けられた供給口31より遠心脱水装置30内に導入される。なお、本発明においては、充分な量の温水が供給されているので、移送には、冷却に用いた温水だけで充分であるが、移送用の温水を追加してもよい。
遠心脱水装置30の内部には、羽部材36が螺旋状に取り付けられた回転可能な筒体35を内部に備える円筒状のスクリーン33が設けられている。筒体35は、その周面に複数の羽部材36が螺旋状に取り付けられ、不図示の回転軸により、その中心軸線35a周りで回転可能に支持されている。静止したスクリーン33の中で、この筒体35を駆動モータ等(図示略)によって回転させると、筒体35に取り付けられた羽部材36の回転に伴い上昇気流が生じて、ペレットがスクリーン33の内側で筒体35との間を通って下方から上方へと搬送される。遠心脱水装置30内のペレットとともに供給された温水は、遠心脱水装置30の下部に設けられた排水口(図示略)から排出される。また、スクリーン33はペレットを通さないメッシュ状となっているので、ペレットに付着している水分は、遠心力によりスクリーン33の外側へと通り抜け、ペレットから分離される。遠心脱水装置30内で上方へと搬送されたペレットは、遠心脱水装置30の上部に設けられた排出口32より排出される。
さらに遠心脱水装置30の内部には、スクリーン33の上部から水を供給してスクリーン33を洗浄するシャワー34を備えており、ペレット製造中、定期的(例えば1時間おき)にスクリーン33に冷水または温水を外側から噴射して洗浄することにより、より小さい粒となったペレット破片などを除去してスクリーン33の目詰まりを防ぎ、連続生産を容易に行うことができる。
(水分除去工程)
脱水工程で脱水されたペレットは、空気とともに筒体41内で回転させて下方に搬送しつつペレットの水分を除去する。
本形態例のペレット製造装置1は、遠心脱水装置30で脱水されたペレットを上部から供給して空気を用いて筒体41内で回転させながら下方に搬送しつつ、ペレットの水分を除去するサイクロン40を備えており、ペレットがサイクロン40の下部に設けられたペレット排出口42から排出される。また、ペレット内部に温存された熱によりペレットの表面の水分が蒸発して出来た水蒸気や水分を含む空気がサイクロン40の上部に設けられた排気口43から排出される。なお、本発明においては、サイクロン40の天面を開放しておき、メッシュからなる筒体を付設した。この筒体により、ペレットがサイクロン40の外に飛び出すことなく、水蒸気や水分と効率よく分離され、ペレットの水分が除去される。また、本発明においては、ペレット内部に温存された熱によりペレットの表面の水分が蒸発するので、通常の空気を用いることができるが、加熱空気を用いてもよい。
(篩別工程)
水分除去工程において水分が除去されたペレットは、少なくとも天面に篩を有する篩別装置50へ送り込まれ、ペレットのみを篩別して篩別装置50に貯留される。篩別装置50が、例えば、2層の篩を有する場合は、篩別装置50の天面側の篩はペレットを通すものであり、篩別装置50の底面側の篩はペレットを通さないものとしておき、篩を振動させて篩別することにより、ペレットのみが天面側の篩と底面側の篩との間に貯留される。そして、例えば複数個のペレットが融着して粗大化した粒は天面側の篩上に残り、また、より小さい粒となったペレット破片などは底面側の篩の下に落下して、分離される。
あるいは、本発明においては、充分な量の温水が供給されて冷却されているので、複数個のペレットが融着して粗大化した粒がほとんど存在しないので、篩別装置50の篩を天面のみとすることができる。この場合は、篩別装置50の天面の篩はペレットを通さないものとしておけば、ペレットのみが天面の篩上に残り、より小さい粒となったペレット破片などは底面に落下して、分離される。そして、上流から下流に向けて順次低くなるように篩を傾斜させておけば、篩の下端でペレットを回収することができる。
篩別装置50の上面は、水分や水蒸気が飛散しやすいようにカバーなどをなくして開放することが好ましい。また、ペレット等の飛散を防ぐため、篩別装置50の上部に金網などを設けておくことが好ましい。なお、篩は、複数層設けて、ペレットのサイズ別に篩別してもよい。
(乾燥工程)
篩別工程において篩別されたペレットは、篩別装置50に貯留して、または、貯留することなく空気を吹き込み、空気流とともに容器61に移送し、容器61内で空気を排気し、撹拌機63に集積してペレットを乾燥する。
ここで用いられる乾燥装置60は、篩別装置50より配管51を通して空気流で内部に移送されたペレットを受け止める容器61を備える。この容器61は、天面に排気口62を備えるので、水分が水蒸気として吹き込まれた空気とともに容器61外へと排出され、ペレットの粗い乾燥が行われる。容器61で受け止められたペレットは、撹拌機63に集積され、撹拌機63内で加熱空気が吹き込まれ4〜5分程度撹拌される。この乾燥工程において、撹拌機63に吹き込む空気は、通常の空気でもよいが、加熱空気であることが好ましい。加熱空気の温度は、60〜70℃であることが好ましい。
(均一分散工程)
さらに、このペレット製造装置1は、乾燥装置60で乾燥されたペレットを密封された容器71内で撹拌して、比重の異なるペレット同士を均一に分散させるタンブラー70を有する。アルミ箔片混入樹脂のペレットでは、Al含有率および比重が大きい粒ほど下方に溜まりやすく、また、Al含有率および比重が小さい粒は上方に浮き上がりやすいので、袋などの容器に小分けしたとき、容器ごとに平均Al含有率のばらつきが大きくなるおそれがある。このため、タンブラー70を用いた撹拌により均一分散しておくと、製造したペレットの品質のばらつきを抑制することができる。均一分散されたペレットは、タンブラー70の側部に設けられたペレット排出口74から取り出すことができる。空気を循環させるための吸気口72および排気口73を有するタンブラー70を用いると、ペレットの均一分散の際にも、通常の、または、加熱された空気を循環させることにより、ペレットから水分の除去を行うことができる。
本発明は、包装袋の製造中で生じるアルミ箔入りフィルムのロス品や裁断くず、規格外の包装袋など、アルミ箔入りフィルムからなる廃棄物を再生ペレット化することに利用することができる。本発明によって得られた再生ペレットは、ブロック、レンガ、杭や柵、板材、シート、射出成形品、多層容器など、種々の成形品の製造に利用することができる。
本発明で用いられるペレット製造装置の一例を示す概略構成図である。 カットユニットの一例を示す概略構成図である。 遠心脱水装置およびサイクロンの一例を示す概略構成図である。
符号の説明
1…ペレット製造装置、10…二軸押出機、11…ベント、12…ホッパー、13…ダイス、14…孔、20…カットユニット、21…給水口、22…冷却用の温水、23…カッター、30…遠心脱水装置、31…供給口、32…排出口、33…円筒状のスクリーン、34…シャワー、35…筒体、36…羽部材、40…サイクロン、41…筒体、50…篩別装置、60…乾燥装置、61…容器、63…撹拌機、70…タンブラー、71…容器、72…吸気口、73…排気口。

Claims (7)

  1. A.押出機に、アルミ箔片を含む合成樹脂混和物および/またはアルミ箔を含む合成樹脂の積層体、ならびに必要に応じて、アルミ箔片を含まない合成樹脂混和物および/またはアルミ箔を含まない合成樹脂の積層体を供給しながら、前記押出機内でアルミ箔を破砕しつつ混練してアルミ箔片と樹脂の混練物とする混練工程、
    B.得られた前記混練物を前記押出機の先端に設けられたダイスの孔より溶融状態のストランドとしてカットユニット内へ送り出し、前記カットユニット内で冷却用の温水を供給しつつ発生させたミストに前記ストランドを接触させつつ溶融状態のストランドをカッターで切断して、内部に余熱を有するペレットとする造粒工程、
    C.前記余熱を有するペレットを前記温水とともに前記カットユニットから排出し、円筒状のスクリーン内に送り込んで下方から上方へと搬送しつつ前記ペレットを脱水する脱水工程、
    D.脱水された前記ペレットを、空気とともに筒体内で回転させて下方に搬送しつつ前記ペレットの水分を除去する水分除去工程、
    E.水分が除去された前記ペレットを、少なくとも天面に篩を有する篩別装置へ送り込んでペレットのみを篩別する篩別工程、
    F.篩別されたペレットを、空気を用いて撹拌機に移送し、前記撹拌機内で空気を吹き込みつつ撹拌して前記ペレットを乾燥する乾燥工程を、
    AからFの順序で有することで含水率0.1%以下のアルミ箔片混入樹脂のペレットを製造することを特徴とするペレットの製造方法。
  2. 前記造粒工程における前記冷却用の温水の温度が35〜55℃であることを特徴とする請求項1に記載のペレットの製造方法。
  3. 前記造粒工程における前記冷却用の温水の供給量が、前記ダイスからの押出量100kg/時に対して1〜10m/時の割合であることを特徴とする請求項1または2に記載のペレットの製造方法。
  4. 前記乾燥工程における空気の温度が60〜70℃であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のペレットの製造方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のペレットの製造方法により含水率0.1%以下のアルミ箔片混入樹脂のペレットを製造するペレット製造装置であって、
    スクリーンメッシュを除去したベントを備える二軸押出機と、
    前記二軸押出機と同方向に向けられて該押出機の先端に設けられたダイスと、
    前記ダイスに設けられた孔より押し出されるストランドに冷却用の温水を供給する給水口および溶融状態のストランドを切断してペレットとするカッターを備えるカットユニットと、
    下部にペレットを供給する供給口が設けられ、上部にペレットを排出する排出口が設けられ、円筒状のスクリーンおよび該スクリーンの上部から該スクリーンを洗浄するシャワーを備える遠心脱水装置と、
    前記遠心脱水装置で脱水されたペレットを上部から供給して空気を用いて筒体内で回転させながら下方に搬送しつつ前記ペレットの水分を除去するサイクロンと、
    少なくとも天面に篩を備える篩別装置と、
    篩別されたペレットに空気を吹き込みつつ撹拌して前記ペレットを乾燥する撹拌機と
    を有することを特徴とするペレット製造装置。
  6. さらに前記撹拌機で乾燥されたペレットを密封された容器内で撹拌して、比重の異なるペレット同士を均一に分散させるタンブラーを有することを特徴とする請求項5に記載のペレット製造装置。
  7. 前記タンブラーが空気を循環させるための吸気口および排気口を有することを特徴とする請求項6に記載のペレット製造装置。
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